JPH11275463A - 部分映像抽出システム及び方法並びに記憶媒体 - Google Patents

部分映像抽出システム及び方法並びに記憶媒体

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JPH11275463A
JPH11275463A JP10079209A JP7920998A JPH11275463A JP H11275463 A JPH11275463 A JP H11275463A JP 10079209 A JP10079209 A JP 10079209A JP 7920998 A JP7920998 A JP 7920998A JP H11275463 A JPH11275463 A JP H11275463A
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image
focus
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distance
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JP10079209A
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English (en)
Inventor
Tsuneyoshi Takagi
常好 高木
Yoshihiro Ishida
良弘 石田
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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Publication of JPH11275463A publication Critical patent/JPH11275463A/ja
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N9/00Details of colour television systems
    • H04N9/11Scanning of colour motion picture films, e.g. for telecine

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  • Color Television Image Signal Generators (AREA)
  • Processing Of Color Television Signals (AREA)
  • Image Input (AREA)
  • Image Processing (AREA)
  • Studio Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 特別なセット無しでブルー・バックの画像を
得る。 【解決手段】 出力用画像データを格納する領域を青色
で初期化する(S21)。合焦検出領域の横方向位置変
数Y及び縦方向位置変数Xを1で初期化する(S22,
S23)。変数X,Yに基づいて合焦検出領域を移動
し、焦点を調節する(S24)。焦点調節動作が完了し
(S24,25)、合焦距離が指定距離範囲内であれば
(S27)、現在の合焦検出領域の部分の画像を出力用
映像バッファにコピーする(S28)。それ以外の場合
には、青色のままにしておく。X,Yをインクリメント
して、撮影画面の全体について以上の処理を終了した
ら、出力用映像バッファに記憶される画像データを出力
する(S33)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、部分映像抽出シス
テム及方法並びに記憶媒体に関し、より具体的には、撮
影範囲内の部分映像を切り出したり除外したりする部分
映像抽出システム及び方法、並びに、その方法を実行す
るプログラム・ソフトウエアを記憶する記憶媒体に関す
る。
【0002】
【従来の技術】カメラ映像から所望の部分映像を切り出
す技術として、クロマキーと呼ばれる技術が広く使用さ
れている。これは、ブルーバックと呼ばれる青い(又は
単色の)スクリーンの前に異なる色の被写体を置いて撮
影して、映像中の青色以外の部分を切り出す技術であ
る。また、映像のスナップショットを画像処理して切り
出す方法もある。
【0003】一方、カメラをRSシリアルケーブル及び
/又はネットワークを介してコンピュータ端末と接続
し、コンピュータ端末からカメラを遠隔操作(パン、チ
ルト、ズーム)するシステムが提案されている。このよ
うなカメラ遠隔制御システムでは、コンピュータ端末に
カメラを操作するためのソフトウエアが組み込まれてお
り、キーボード又はマウスなどを用いて制御指令をカメ
ラに送信することにより、コンピュータ端末からカメラ
を遠隔操作する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】クロマキー法では、被
写体がブルーバックなどの特定のセットに位置する必要
があり、どこでも利用できるものではないし、事前に面
倒な作業が必要になる。また、一定の距離にある被写体
を切り出すには、撮影範囲内の物体の距離を知る必要が
あり、そのためには、赤外線などを利用した距離測定装
置を用意しなければならない。
【0005】また、画像処理によって指定距離の映像を
切り出す方法は、指定距離にある物体の映っている部分
を全て一つ一つ指定しなければならず面倒であった。ま
た、カメラの合焦距離を指定距離に固定して、はっきり
映っている部分だけを切り出す方法もあるが、この方法
は、切り出しに時間がかかったり、切り出しのアルゴリ
ズムの作成が困難であったりで、いまだ実用的ではな
い。
【0006】本発明は、このような問題点を解決し、特
殊なセットを用いなくても、指定距離又は指定距離範囲
内の物体の映像を効率よく抽出又は除外できる部分映像
抽出システム及方法を提示することを目的とする。
【0007】本発明はまた、その部分映像抽出システム
及び方法に使用するプログラム・ソフトウエアを格納し
た記憶媒体を提示することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明に係る部分映像抽
出システムは、撮像手段と、前記撮像手段の撮影画面内
の合焦検出領域を管理する合焦検出領域管理手段と、前
記合焦検出領域管理手段によって管理される合焦検出領
域の画像信号に基づいて前記撮像手段の焦点を調節する
焦点調節手段と、所望の指定距離を入力する距離指定手
段と、画像メモリと、前記距離指定手段により入力され
た前記指定距離及び前記焦点調節手段による焦点距離に
基づいて、撮影画像中の、前記指定距離に焦点が合った
部分とそれ以外とで、その一方に対して前記画像メモリ
に撮影画像を格納し、他方に対して前記画像メモリに所
定色を格納する画像抽出手段とからなることを特徴とす
る。
【0009】本発明に係る部分映像抽出方法は、撮影画
面内の合焦検出領域を逐次移動する合焦検出領域移動ス
テップと、前記合焦検出領域移動ステップによる前記合
焦検出領域の各移動に対して、前記合焦検出領域の画像
信号に基づいて焦点調節を実行する焦点調節ステップ
と、指定距離を入力する指定距離入力ステップと、前記
指定距離入力ステップによって入力された指定距離及
び、前記焦点調節ステップによる焦点距離に基づいて、
撮影画像中の、前記指定距離に焦点が合った部分とそれ
以外とで、その一方に対して画像メモリに撮影画像を格
納し、他方に対して前記画像メモリに所定色を格納する
画像抽出ステップとを備えることを特徴とする。
【0010】本発明の記憶媒体には、上記部分映像抽出
方法の各ステップに対応するモジュールをを有するプロ
グラムが格納される。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施例を詳細に説明する。
【0012】図1は、本発明の一実施例の概略構成ブロ
ック図を示す。カメラ10は、全体を制御するCPU1
2、ROM14、RAM16、映像入力装置18、自動
合焦調節(AF)装置20、合焦検出領域管理装置2
2、映像出力インターフェース24及び制御入出力イン
ターフェース26からなる。また、コンピュータ端末3
0は、全体を制御するCPU32、ROM34、RAM
36、ハードディスク装置などの外部記憶装置38、キ
ーボード及びマウスなどの入力デバイス40、映像入力
インターフェース42、制御入出力インターフェース4
4、並びに、CRT又は液晶表示パネルなどからなる映
像ディスプレイ46からなる。
【0013】カメラ10の映像入力装置18は、焦点調
節用レンズ及び絞りを具備するレンズユニット、並び
に、レンズユニットによる光学像を電気信号に変換する
撮像素子からなる。
【0014】AF装置20は、映像入力装置18の撮像
素子から出力される画像信号の高周波成分を抽出し、最
も先鋭度の高い部分にレンズ・ユニットの焦点を合わせ
るように焦点調節用レンズを駆動する。本実施例では、
焦点調節用レンズをステッピング・モータで駆動してお
り、焦点調節用レンズの移動量は、そのステッピング・
モータに印加されるパルス数で算定される。例えば、あ
る基準の合焦距離(例えば、1m)からのレンズ移動の
パルス数から被写体までの合焦距離を算出できるように
なっている。
【0015】合焦検出領域管理装置22は、撮影画面内
における合焦検出領域の位置を管理する。合焦検出領域
管理装置22は、CPU12からの指令に従って合焦検
出領域を移動できる。本実施例では、合焦検出領域は、
図2に示すようにカメラ10の撮影範囲を水平方向にm
分割(C1〜Cm)、垂直方向にn分割(R1〜Rn)
したときの、1つの部分領域からなる。合焦検出領域
は、(C1,R1)から(Cm,Rn)の範囲で自由に
設定及び移動できる。一般的には、合焦検出領域はカメ
ラ10の仕様によって異なる。
【0016】カメラ10のCPU12は、カメラ10の
全体を統括制御する。具体的には、CPU12は、映像
入力装置18、AF装置20及び合焦検出領域管理装置
22に指令を出したり、コンピュータ端末30からの制
御指令に応じて各部に適切な処理を実行させたりする。
【0017】ROM14は、CPU12で実行する処理
の各種プログラム及び固定データを記憶する。RAM1
6は、CPU12の主記憶となって、CPU12で実行
される処理のプログラムを格納する。RAM16はま
た、CPU12で実行されるプログラムの一時変数など
を記憶する作業領域、並びに、映像入力装置18から入
力された映像データ及びコンピュータ端末30からの指
令に関するデータの一時記憶領域となる。
【0018】カメラ10の映像出力インターフェース2
4は、コンピュータ端末30の映像入力インターフェー
ス42と接続し、圧縮などの所定の処理を施した画像デ
ータをコンピュータ端末30に出力する。カメラ10の
制御入出力インターフェース26は、コンピュータ端未
30の制御入出力インターフェース44に例えばRS2
32Cケーブルを介して接続し、カメラ10とコンピュ
ータ端末30との間の制御指令及びカメラパラメータ等
の種々の情報の送受信に使用される。
【0019】コンピュータ端末30のCPU32は、R
OM24に格納されたプログラムをRAM36に読み出
し、その読み出したプログラムに基づいて各種動作処理
を実行して、コンピュータ端末30を統括制御する。R
OM24には、入力デバイス40から入力されるデータ
を処理するプログラム及びCPU32の処理を実行する
各種プログラムが格納されている。RAM36は、各種
プログラムの作業領域を提供すると共に、入力デバイス
40から入力されるデータの一時記憶領域となる。
【0020】外部記憶装置38は、フロッピーディスク
駆動装置、ハードディスク装置及びCD−ROM駆動装
置などからなる。これらにも、コンピュータ端末30で
実行されるべき処理プログラム及びそれに必要うなデー
タが格納され、必要時にRAM46に読み出される。
【0021】本実施例では、外部記憶装置38に、カメ
ラ10の仕様に対応する合焦検出領域の大きさ及び形な
どのデータが格納されている。
【0022】次に、本実施例の動作を説明する。図3
は、本実施例のシステム起動後のメインループの動作フ
ローチャートを示す。先ず、システム全体を初期化する
(S1)。具体的には、RAM16及びRAM36への
プログラムの読み込みと、各処理に対する作業領域の割
り当てなどである。
【0023】次に、部分領域を抽出して映像を出力する
モード(以下、切り出しモードという。)かどうかを判
定する(S2)。切り出しモードの場合には(S2)、
映像の切り出し処理(図5)を実行してS2に戻る(S
3)。切出し処理の内容は、図5を参照して後で詳細に
説明する。切り出しモードでない場合(S2)、映像入
力装置18により入力される画像データをRAM16の
入力画像退避領域に格納し(S4)、RAM16に格納
された画像データを映像出力インターフェース24から
コンピュータ端末30の映像入力インターフェース42
に出力する(S5)。コンピュータ端末30では、カメ
ラ10からの画像データを映像入力インターフェース4
2から取り込み、RAM36に格納し、その内容をディ
スプレイ46に表示する。
【0024】S2〜S5の処理をシステム終了まで繰り
返す。
【0025】次に、コンピュータ端末30側における操
作の処理プログラムを説明する。図4は、入力デバイス
40から入力された指令を実行処理のフローチャートを
示す。入力デバイスの操作が検知されると、図4に示す
割り込み処理が起動される。先ず、入力された指令がモ
ード切り換えコマンドかどうかが判定される(S1
1)。モード切り換えコマンドである場合(S11)、
モード切り換え処理を実行する(S12)。例えば、R
AM36内に現在のモードを示す変数領域があり、その
変数の値によってモードを表わす。例えば、0の場合は
通常モード、1の場合は切り出しモードとする。
【0026】モード切り換えコマンドでない場合(S1
1)、入力された指令が距離指定コマンドかどうかが判
定される(S13)。距離指定コマンドの場合(S1
3)、入力された距離指定コマンドを制御入出力インタ
ーフェース44からカメラ10の制御入出力インターフ
ェース26に送出する(S14)。カメラ10は、コン
ピュータ端末30により指定された距離情報をRAM1
6の距離格納領域に格納する。
【0027】距離指定コマンドでない場合(S13)、
入力された指令はシステム終了コマンドであるので、所
定の後処理を実行した後、システムを終了する。
【0028】図5は、切り出し処理(S3)のフローチ
ャートを示す。図5を参照して、切り出しモードにおけ
るカメラ10の動作を説明する。
【0029】先ず、RAM16の出力用画像データを格
納する領域を初期化する(S21)。初期化の内容は、
カメラ10が撮影している映像全体のうち、切り出した
部分以外をどのように扱うかによって異なる。本実施例
では、出力用映像領域の全領域を青色で塗りつぶしてお
く。これによって、最終的には、ブルーバック(青色の
スクリーンの前にあるものを撮影し、クロマキー合成器
などによって所望の部分画像を切り出す)方式と同様の
画像が得られる。
【0030】次に、合焦検出領域の横(水平)方向の位
置を示す変数Yを1で初期化し(S22)、合焦検出領
域の縦(垂直)方向の位置を示す変数Xを1で初期化す
る(S23)。これらの変数X,Yは、RAM16に格
納される。
【0031】合焦検出領域管理装置22が、変数X,Y
に基づいて合焦検出領域を移動する(S24)。合焦検
出領域の位置(左上角)は、下記式により算出できる。
即ち、 (合焦検出領域のX座標)=(合焦検出領域のX方向の
長さa)×(X−1) (合焦検出領域のy座標)=(合焦検出領域のy方向の
長さb)×(Y−1) 本実施例では、合焦検出領域はa×bの長方形であり、
その長方形の左上角の座標が合焦検出領域の位置を示
す。合焦検出領域を移動すると、AF回路20が、新し
い位置の合焦検出領域に対して焦点調節し、焦点調節が
完了したかどうかを示すフラグ(AF完了フラグ)とそ
の時点の合焦距離をRAM16に格納する。
【0032】RAM16のAF完了フラグを参照して、
焦点調節動作が完了しているかどうかを確認する(S2
5)。AF完了フラグがONの場合(S26)、合焦距
離が指定距離範囲内かどうかを判定する(S27)。図
6を参照して、距離判定の方法を説明する。図6におい
て、dは指定距離であり、この距離でぴったり合焦した
ものだけを切り出すのでは、撮影対象の物体面が平面で
なければ正しく対象を切り取ることができない。従っ
て、指定距離dの前後にΔdだけの幅を与え、その範囲
内で合焦した場合を指定距離で合焦したものとする。図
6では、撮影対象50がこの範囲に入っているので、撮
影画像中のこの部分が切り出されることになる。Δd
は、システムの用途及びカメラの性能によって異なるの
で、それぞれの場合において適切な値に設定される。こ
の値Δdは、ROM14、ROM34又は外部記憶記装
置38に格納しておく。または、ユーザが2つの指定距
離を入力し、その間を対象範囲としてもよい。
【0033】合焦距離が指定距離範囲内であった場合
(S27)、現在の合焦検出領域の部分の画像を出力用
映像バッファにコピーする(S28)。具体的には、青
く塗られた部分に上書きする。他方、合焦していない場
合(S26)、及び、合焦していても(S26)、指定
距離内に無い場合(S27)、出力用映像バッファへの
コピーを行なわない。こうすることによって、指定距離
内でない画像部分は青いままになる。
【0034】変数Xをインクリメントし(S29)、X
がmより大きくなるまで(S30)、S24以降を繰り
返す。mは、合焦検出領域が撮影画面内で水平方向に移
動し得る数である。Xがmより大きくなると(S3
0)、変数Yをインクリメントし(S31)、Yがnよ
り大きいかどうかを調べる(S32)。nは、合焦検出
領域が撮影画面の垂直方向に移動し得る数である。Yが
nより大きくなるまで(S32)、S23以降を繰り返
し、Yがnより大きくなると(S32)、出力用映像バ
ッファに記憶される画像データを読み出して映像出力イ
ンターフェース24からコンピュータ端末30に出力す
る(S33)。コンピュータ端末30では、カメラ10
の映像出力インターフェース24からの画像データを映
像入力インターフェース42から取り込み、先に説明し
たようにしてディスプレイ46に表示する。
【0035】例えば、図2において、その出力イメージ
を図5を用いて説明する。52が、指定距離範囲内にあ
る物体が映っている画像部分であるとする。図5に示す
フローチャートでは、斜線を施した(C3〜C5,R
2)、(C3〜C6,R3)及び(C3〜C5,R4)
の部分に撮影画像の対応する部分がはめ込まれ、その他
の部分は青色になっている。説明を簡単にするために、
合焦検出領域を大きくしているので、粗い切り出しにな
っているが、合焦検出領域を小さくすることでより滑ら
かな切り出しが可能になることは言うまでもない。
【0036】上記実施例では、カメラ10とコンピュー
タ端末30をケーブルで接続したが、両者を一体化して
もよいことは勿論であり、一体化は容易である。図7
は、その変更実施例の概略構成ブロック図を示す。60
はCPU12、32の機能を兼備し、全体を制御するC
PU、62はROM14,34の機能を兼備するRO
M、64はRAM16,36の機能を兼備するRAM、
66は外部記憶装置38と同様の外部記憶装置、68は
映像入力装置18と同様の映像入力装置、70はAF装
置20と同様のAF装置、72は、合焦検出領域管理装
置22と同様の合焦検出領域管理装置、74は、入力デ
バイス40と同様の入力デバイス、76は、映像ディス
プレイ46と同様の映像ディスプレイである。
【0037】図7に示す実施例は、画像データを映像出
力インターフェース24、接続ケーブル及び映像出力イ
ンターフェース42を介してRAM16からRAM36
に転送する処理が不要になる点を除いては、図1に示す
実施例と同じである。
【0038】上述した実施例では、合焦検出領域を撮影
画面内で逐次移動し、移動した合焦検出領域の焦点距離
情報を参照することによって、指定距離範囲内になる画
像のみを分離抽出できる。
【0039】勿論、指定距離範囲外にある画像を分離抽
出することもできる。これは、指定距離範囲内につい
て、ブルーのままとし、指定距離範囲外を撮影画像デー
タとすればよい。
【0040】本発明は、上記実施例の機能を実現するソ
フトウエアのプログラムコードを記録した記憶媒体を、
システム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコ
ンピュータ(CPU又はMPU)が記憶媒体に格納され
たプログラムコードを読み出し実行することによっても
実現され得る。
【0041】この場合、記憶媒体から読み出されたプロ
グラムコード自体が前述した実施例の機能を実現するこ
とになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は
本発明を構成する。
【0042】プログラムコードを供給するための記憶媒
体としては、例えば、フロッピーディスク、ハードディ
スク、光ディスク、光磁気ディスク、CDーROM、C
DーR、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM
などを用いることができる。
【0043】また、コンピュータが読み出したプログラ
ムコードを実行することにより、前述した実施例の機能
が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示
に基づき、コンピュータ上で稼動しているOS(オペレ
ーティングシステム)などが実際の処理の一部または全
部を行い、その処理によって前述した実施例の機能が実
現される場合も含まれる。
【0044】更に、記憶媒体から読み出されたプログラ
ムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボード
やコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わる
メモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指示
に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備
わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、
その処理によって前述した実施例の機能が実現される。
【0045】本発明を上記記憶媒体に適用する場合、そ
の記憶媒体には、先に説明したフローチャートに対応す
るプログラムコードを格納することになるが、簡単に説
明すると、撮像された画像信号内の合焦検出領域を管理
するモジュールと、合焦検出領域の画像信号に基づいて
焦点調節を実行するモジュールと、焦点調節に関する情
報を管理するモジュールと、指定距離を管理するモジュ
ールと、指定距離および焦点調節に関する情報に基づい
て、撮影画像中から指定距離に焦点が合った、又は焦点
が合わなかった部分を切り出して表示するモジュールと
を、記憶媒体に格納することになる。
【0046】
【発明の効果】以上の説明から容易に理解できるよう
に、本発明によれば、撮影画像から、指定距離範囲内外
の物体の画像を効率よく抽出できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施例の概略構成ブロック図で
ある。
【図2】 撮影画面内での合焦検出領域の位置と移動の
説明図である。
【図3】 本実施例のメインループの動作フローチャー
トである。
【図4】 本実施例の、入力指令に対する動作のフロー
チャートである。
【図5】 切り出し処理のフローチャートである。
【図6】 指定距離範囲を示す図である。
【図7】 変更実施例の概略構成ブロック図である。
【符号の説明】
10:カメラ 12:CPU 14:ROM 16:RAM 18:映像入力装置 20:自動合焦調節(AF)装置 22:合焦検出領域管理装置 24:映像出力インターフェース 26:制御入出力インターフェース 30:コンピュータ端末 32:CPU 34:ROM 36:RAM 38:外部記憶装置 40:入力デバイス 42:映像入力インターフェース 44:制御入出力インターフェース 46:映像ディスプレイ 50:撮影対象 52:指定距離範囲内にある物体が映っている画像部分 60:CPU 62:ROM 64:RAM 66:外部記憶装置 68:映像入力装置 70:AF装置 72:合焦検出領域管理装置 74:入力デバイス 76:映像ディスプレイ

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 撮像手段と、 前記撮像手段の撮影画面内の合焦検出領域を管理する合
    焦検出領域管理手段と、 前記合焦検出領域管理手段によって管理される合焦検出
    領域の画像信号に基づいて前記撮像手段の焦点を調節す
    る焦点調節手段と、 所望の指定距離を入力する距離指定手段と、 画像メモリと、 前記距離指定手段により入力された前記指定距離及び前
    記焦点調節手段による焦点距離に基づいて、撮影画像中
    の、前記指定距離に焦点が合った部分とそれ以外とで、
    その一方に対して前記画像メモリに撮影画像を格納し、
    他方に対して前記画像メモリに所定色を格納する画像抽
    出手段とからなることを特徴とする部分映像抽出システ
    ム。
  2. 【請求項2】 前記合焦検出領域管理手段が前記合焦検
    出領域を前記撮影画面内を逐次移動することにより、撮
    影画像の全部分に前記焦点調節手段に焦点調節を行なわ
    せる請求項1に記載の部分映像抽出システム。
  3. 【請求項3】 前記画像抽出手段は、撮影画像中の、前
    記指定距離に焦点が合った部分に対して前記画像メモリ
    に撮影画像を格納し、それ以外の部分に対して前記画像
    メモリに所定色を格納する請求項1又は2に記載の部分
    映像抽出システム。
  4. 【請求項4】 前記画像抽出手段は、撮影画像中の、前
    記指定距離に焦点が合わない部分に対して前記画像メモ
    リに撮影画像を格納し、それ以外の部分に対して前記画
    像メモリに所定色を格納する請求項1又は2に記載の部
    分映像抽出システム。
  5. 【請求項5】 前記指定距離に焦点が合った部分が、前
    記指定距離に対して所定の誤差範囲を含んだ部分である
    請求項3又は4に記載の部分映像抽出システム。
  6. 【請求項6】 撮影画面内の合焦検出領域を逐次移動す
    る合焦検出領域移動ステップと、 前記合焦検出領域移動ステップによる前記合焦検出領域
    の各移動に対して、前記合焦検出領域の画像信号に基づ
    いて焦点調節を実行する焦点調節ステップと、 指定距離を入力する指定距離入力ステップと、 前記指定距離入力ステップによって入力された指定距離
    及び、前記焦点調節ステップによる焦点距離に基づい
    て、撮影画像中の、前記指定距離に焦点が合った部分と
    それ以外とで、その一方に対して画像メモリに撮影画像
    を格納し、他方に対して前記画像メモリに所定色を格納
    する画像抽出ステップとを備えることを特徴とする部分
    映像抽出方法。
  7. 【請求項7】 前記画像抽出ステップは、撮影画像中
    の、前記指定距離に焦点が合った部分に対して前記画像
    メモリに撮影画像を格納し、それ以外の部分に対して前
    記画像メモリに所定色を格納する請求項6に記載の部分
    映像抽出方法。
  8. 【請求項8】 前記画像抽出ステップは、撮影画像中
    の、前記指定距離に焦点が合わない部分に対して前記画
    像メモリに撮影画像を格納し、それ以外の部分に対して
    前記画像メモリに所定色を格納する請求項6に記載の部
    分映像抽出方法。
  9. 【請求項9】 前記指定距離に焦点が合った部分が、前
    記指定距離に対して所定の誤差範囲を含んだ部分である
    請求項7又は8に記載の部分映像抽出方法。
  10. 【請求項10】 撮影画像中から部分画像を切り出す部
    分映像抽出システムの処理プログラムを記憶する記憶媒
    体であって、前記処理プログラムが、 撮影画面内の合焦検出領域を逐次移動する合焦検出領域
    移動モジュールと、 前記合焦検出領域移動モジュールによる前記合焦検出領
    域の各移動に対して、前記合焦検出領域の画像信号に基
    づいて焦点調節を実行する焦点調節モジュールと、 指定距離を入力する指定距離入力モジュールと、 前記指定距離入力モジュールによって入力された指定距
    離及び、前記焦点調節モジュールによる焦点距離に基づ
    いて、撮影画像中の、前記指定距離に焦点が合った部分
    とそれ以外とで、その一方に対して画像メモリに撮影画
    像を格納し、他方に対して前記画像メモリに所定色を格
    納する画像抽出ステップとを備えることを特徴とする記
    憶媒体。
  11. 【請求項11】 前記画像抽出モジュールは、撮影画像
    中の、前記指定距離に焦点が合った部分に対して前記画
    像メモリに撮影画像を格納し、それ以外の部分に対して
    前記画像メモリに所定色を格納する請求項10に記載の
    記憶媒体。
  12. 【請求項12】 前記画像抽出ステップは、撮影画像中
    の、前記指定距離に焦点が合わない部分に対して前記画
    像メモリに撮影画像を格納し、それ以外の部分に対して
    前記画像メモリに所定色を格納する請求項10に記載の
    記憶媒体。
  13. 【請求項13】 前記指定距離に焦点が合った部分が、
    前記指定距離に対して所定の誤差範囲を含んだ部分であ
    る請求項11又は12に記載の記憶媒体。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003046854A (ja) * 2001-08-01 2003-02-14 Olympus Optical Co Ltd 撮像装置

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JP2003046854A (ja) * 2001-08-01 2003-02-14 Olympus Optical Co Ltd 撮像装置

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