JPH11275199A - 多段階サイズ変更機構 - Google Patents

多段階サイズ変更機構

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Publication number
JPH11275199A
JPH11275199A JP7794198A JP7794198A JPH11275199A JP H11275199 A JPH11275199 A JP H11275199A JP 7794198 A JP7794198 A JP 7794198A JP 7794198 A JP7794198 A JP 7794198A JP H11275199 A JPH11275199 A JP H11275199A
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JP
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size changing
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plates
stage
plate
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Withdrawn
Application number
JP7794198A
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English (en)
Inventor
Tatsuya Ogawa
達也 小川
Yoshifumi Takeuchi
栄史 竹内
Hirochika Furuta
博睦 古田
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Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 情報機器の多段階スタンドに適用して、情報
機器の設置角度を大きくする。設置角度を調節範囲の途
中に固定する場合にも、十分な固定強度を確保する。操
作性の悪化を回避する。 【解決手段】 底キャビネット10の表面上に長さが順
番に小さくなる複数枚のサイズ変更板20,30,40
を重ねる。サイズ変更板20,30,40の一方の縁部
をシャフト50により裏キャビネット10に回動自在に
結合して、回動中心から他方の縁部までの距離をサイズ
変更板20,30,40の順に小さくする。サイズ変更
板20,30,40を選択的に起立させることにより、
情報機器の設置角度が複数段階に変更される。サイズ変
更板30を起立させるときには、表面側に位置するサイ
ズ変更板40がサイズ変更板30と一体となって回動す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、情報機器等の多段
階スタンドに使用して、その設置角度を多段階に変更し
たり、情報機器等の操作面を覆う収納蓋に使用して、操
作面の露出範囲を多段階に変更するために、機器ケース
の特定の面上に、複数枚のサイズが異なる回動式のサイ
ズ変更板を重ね合わせて構成される多段階サイズ変更機
構に関する。
【0002】
【従来の技術】卓上で操作が可能な各種の情報機器にお
いては、その操作性を高めるために、機器本体の設置角
度を調整可能にすることが望まれる。また、情報機器が
表示画面を有する場合には、その画面の視認性を高める
点からも、機器本体の設置角度を調整可能にすることが
望まれる。このような要望を満たす機構が多段階スタン
ドであり、その従来例を以下に説明する。
【0003】特開平3−73065号公報には、図12
に示すように、電話機1の底面にスタンド2を回動可能
に取り付けたスタンド構造が開示されている。スタンド
2は、使用しないときには、電話機2の底面に形成され
た収納部に収納され、使用時には収納部から引き出さ
れ、予め設定された複数の角度位置に選択的に固定され
ることにより、電話機2の設置角度を複数段階に調節す
る。
【0004】実開昭63−124278号公報には、図
13に示すように、表示画面を有する機器のケース3の
底面に回動可能に取り付けられたスタンド4を、ケース
3の底面に沿ってスライド可能とすることにより、設置
角度の調節を可能としたスタンド構造が開示されてい
る。
【0005】特開平9−171356号公報には、図1
4に示すように、設置面に載置されるベース部材5に、
機器を異なる角度に支持する複数組の受板6a,6a、
6b,6b及び6c,6cを取り付けたスタンド装置が
開示されている。複数組の受板6a,6a、6b,6b
及び6c,6cは、着脱式であって、基部を支点にして
内側へ倒して収納し、必要なものを起立させることによ
り使用される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、これら
の従来の多段階スタンドには、以下のような問題があ
る。
【0007】図12に示すスタンド構造では、回動式の
スタンド2が複数の角度位置に選択的に固定されること
により、電話機2の設置角度が複数段階に調節される
が、スタンド2を回動範囲の途中に固定する場合、電話
機2の本体側に形成された凹部にスタンド2の一部が嵌
合する嵌合構造が使用されるため、大きな外力が付加さ
れたときに凹部からスタンド2の一部が外れ易い。この
ため、スタンド2が中間位置に固定されるときの固定強
度が十分に確保されないという問題がある。
【0008】図13に示すスタンド構造では、回動式ス
タンド4のスライド操作により、機器のケース3の設置
角度が調節されるが、ケース3の設置角度の調節範囲を
大きくするためには、スタンド4を小さく設計してその
スライド量を大きくする必要がある。そして、スタンド
4を小さく設計した場合、ケース3の設置角度を大きく
すると、そのケース3は非常に不安定な状態になる。こ
のため、実際の設計では、ケース3の設置角度を大きく
することが困難である。
【0009】加えて、スタンド2をスライド範囲の途中
に固定する場合、図12のスタンド構造と同様の嵌合構
造が使用されるため、その固定強度が十分に確保されな
いという問題もある。
【0010】これらに対し、図14に示すスタンド装置
では、機器の設置角度に対応した複数組の受板6a,6
a、6b,6b及び6c,6cが使用されるので、安定
性を損なうことなく設置角度を大きくでき、設置角度を
調節範囲の途中に固定する場合にも十分な固定強度を確
保できる。
【0011】しかし、このスタンド装置は、機器から独
立したものであるため、角度調節を行うときには一旦ス
タンド装置の受板上から機器を取り外す必要がある。し
かも、左右の受板が着脱式であるため、これらを別々に
起こして取り付け、ストッパー等により固定する必要が
ある。これらのため、設置角度の調節作業が容易である
とは言い難い。
【0012】本発明は上記従来の問題点を解決するもの
であり、その目的は、情報機器等の多段階スタンド等に
使用して、設置角度を大きくできると共に、設置角度を
調節範囲の途中に固定する場合にも十分な固定強度を確
保でき、しかも、操作性の悪化を回避できる多段階サイ
ズ変更機構を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明の多段階サイズ変
更機構は、機器ケースの特定の面上に重ね合わされ、そ
れぞれが一方の縁部を中心として表面側へ回動するよう
に該機器ケースに取り付けられると共に、回動中心から
他方の縁部までの距離が異なる複数枚のサイズ変更板を
具備しており、該複数枚のサイズ変更板は、回動中心か
ら他方の縁部までの距離が、裏面側から表面側へ段階的
に小さくなる順番に配置された構成であり、そのことに
より上記目的が達成される。
【0014】好ましくは、前記複数枚のサイズ変更板の
裏面側にそれぞれ位置する各部材の表面に、それぞれの
表面側に位置するサイズ変更板が嵌合する凹状の収納部
を形成する。
【0015】また、好ましくは、前記複数枚のサイズ変
更板の裏面側にそれぞれ位置する各部材の表面に、それ
ぞれの表面側に位置するサイズ変更板を指先で識別する
ために、該縁部に接して凹状の識別部を形成する。
【0016】また、好ましくは、前記複数枚のサイズ変
更板のそれぞれの回動中心を同一線上に位置させる。
【0017】そして、前記複数枚のサイズ変更板は、機
器ケースの下面に取り付けられる角度調節用の多段階ス
タンドとすることができる。また、前記機器ケースの上
面を覆う収納蓋とすることができる。
【0018】前記複数枚のサイズ変更板が多段階スタン
ドである場合は、その複数枚のサイズ変更板を、表面側
に位置するものほど大きい回動角度に固定するのが好ま
しい。
【0019】前記複数枚のサイズ変更板が収納蓋である
場合は、その複数枚のサイズ変更板の裏面に、各サイズ
変更板に固有の説明文を表記するのが好ましい。
【0020】以下に本発明の作用を、本発明の実施形態
を示す図1〜図3、図10及び図11を参照して説明す
る。
【0021】図1〜図3においては、本発明の多段階サ
イズ変更機構が情報機器の多段階スタンドに適用されて
いる。情報機器の底面である底キャビネット10の表面
上には、縦横の寸法が異なる複数枚のサイズ変更板2
0,30,40が、大きいものから順番に重ね合わされ
ている。サイズ変更板20,30,40は、情報機器の
背面側に位置する縁部が、共通のシャフト50によって
底キャビネット10に回動自在に結合されている。これ
により、サイズ変更板20,30,40の回動中心から
先端部までの距離は、表面側に位置するものほど小さく
なっている。
【0022】回動中心から先端部までの距離が小さい表
面側のサイズ変更板40を起立させることにより、情報
機器は小さい傾斜角度で卓上等に設置される(図6参
照)。中間のサイズ変更板30を起立させると、表面側
の小さいサイズ変更板40も一体となって起立する。こ
れにより、情報機器は中間の傾斜角度で卓上等に設置さ
れる(図7参照)。回動中心から先端部までの距離が大
きい裏面側のサイズ変更板20を起立させると、中間の
サイズ変更板30及び表面側の小さいサイズ変更板40
も一体となって起立する。これにより、情報機器は大き
い傾斜角度で卓上等に設置される(図8参照)。
【0023】このように、本発明の多段階サイズ変更機
構を情報機器の多段階スタンドに適用した場合には、面
倒な部材の取り外しや付け直しを行うことなく簡単に、
情報機器の設置角度が複数段階に切り換えられる。
【0024】また、角度調節を行うために、独立した3
枚のサイズ変更板20,30,40を使用するので、情
報機器の設置角度を大きくしても機器が不安定にならな
い上に、各調節角度では、サイズ変更板20,30,4
0は回動範囲の終端位置に固定されるので、情報機器の
設置角度を調節範囲の途中に固定する場合にも、十分な
固定強度が確保される。
【0025】図10及び図11においては、本発明の多
段階サイズ変更機構が情報機器の収納蓋に適用されてい
る。情報機器の操作面である上キャビネットの表面上に
は、縦横の寸法が異なる複数枚のサイズ変更板80,9
0が、大きいものから順番に重ね合わされている。サイ
ズ変更板80,90は、情報機器の背面側に位置する縁
部が、共通のシャフトによって上キャビネットに回動自
在に結合されている。これにより、サイズ変更板80,
90の回動中心から先端部までの距離は、表面側に位置
するものほど小さくなっている。
【0026】ここで、下側のサイズ変更板80は、サー
ビス員などの特殊な人が使う蓋体であり、長方形の開口
部81を有する。サイズ変更板80の裏面には、サービ
ス員等を対象とした説明文82が表記されている。上側
のサイズ変更板90は、一般の人、即ちユーザーが使う
蓋体であり、サイズ変更板80の開口部81を閉じる。
サイズ変更板90の裏面には、一般向けの操作説明文9
2が表記されている。
【0027】一般の人が上側のサイズ変更板90を開く
と、操作面の一部が露出して一般向けの操作部が現れる
と共に、サイズ変更板90の裏面に表記された一般向け
の操作説明文92が現れる。サービス員などの特殊な人
は下側のサイズ変更板80を開ける。そうすると、操作
面の全体が露出し、サービス員等の特殊な人が操作する
操作部が、一般向けの操作部と共に現れる。また、サイ
ズ変更板80の裏面に表記された、サービス員等を対象
とした説明文82が、一般向けの操作説明文92と共に
現れる。
【0028】このように、本発明の多段階サイズ変更機
構を情報機器の収納蓋に適用した場合は、情報機器の操
作面の露出範囲が多段階に変更される。また、サイズ変
更板80,90の裏面にそれぞれの使用目的に合致した
説明文82,92を別けて表記しておくことにより、そ
れぞれの使用時に使いやすい情報が提供される。
【0029】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を、図
面に基づいて詳細に説明する。
【0030】(実施形態1)図1〜図8は本発明多段階
サイズ変更機構の実施形態1を示す。実施形態1の多段
階サイズ変更機構は、本発明多段階サイズ変更機構を情
報機器の多段階スタンドに適用したものである。
【0031】この多段階スタンドは、図1〜図3に示す
ように、情報機器の底面である底キャビネット10の表
面上に重ね合わされる3枚のサイズ変更板20,30,
40を備えている。3枚のサイズ変更板20,30,4
0は、裏面側のものから表面側のものにかけて縦横の寸
法が順番に小さくなった長方形の薄板である。各サイズ
変更板は、情報機器の背面側の縁部を中心として表面側
へ単独で起立できるように、背面側の縁部が底キャビネ
ット10の背面側の縁部に共通のシャフト50にて回動
自在に結合されている。
【0032】底キャビネット10の表面には、裏面側の
最も大きなサイズ変更板20が嵌合する凹状の収納部1
1が形成されている。収納部11の深さは、サイズ変更
板20の厚みとほぼ同じである。このため、収納部11
に嵌合したサイズ変更板20の表面は、底キャビネット
10の表面とほぼ面一となる。
【0033】収納部11の両側の立ち上げ面には、収納
部11内にサイズ変更板20を固定するための突起1
3,13が設けられている。一方、サイズ変更板20の
両側の側縁部には、突起13,13に嵌合する突起2
6,26が設けられている。
【0034】収納部11の正面側には、収納部11に嵌
合するサイズ変更板20を指先で識別して正面側へ引き
出すために、凹状の識別部12が収納部11に連続して
形成されている。
【0035】一方、収納部11の背面側には、複数の凹
部14,14、15,15及び16,16が、収納部1
1に連続して設けられている。これらの凹部は、サイズ
変更板20,30,40を起立位置に固定する際に、各
サイズ変更板の背面側の縁部に設けられた凸部が通過す
る逃げ穴であるが、その詳細構造はサイズ変更板20,
30,40の各構造を説明した後に説明する。なお、両
側の凹部14,14の外側の立ち上げ面には、シャフト
50の両端部が嵌合する嵌合孔17,17が設けられて
いる。
【0036】3枚のサイズ変更板20,30,40は、
ヒンジ部である背面側の縁部同士を位置合わせし、正面
側の縁部をずらせた状態に重ね合わされている。
【0037】裏面側の最も大きなサイズ変更板20の表
面には、中間のサイズ変更板30が嵌合する凹状の収納
部21が設けられている。収納部21の深さは、サイズ
変更板30の厚みとほぼ同じである。このため、収納部
21に嵌合したサイズ変更板30の表面は、サイズ変更
板20の表面とほぼ面一となる。収納部21以外の部分
は、その裏面に設けられたリブにより補強されている。
【0038】収納部21の両側の立ち上げ面には、収納
部21内にサイズ変更板30を固定するための突起2
3,23が設けられている。一方、サイズ変更板30の
両側の側縁部には、突起23,23に嵌合する突起3
6,36が設けられている。
【0039】収納部21の正面側には、収納部21に嵌
合するサイズ変更板30を指先で識別して正面側へ引き
出すために、凹状の識別部22が収納部21に連続して
形成されている。
【0040】サイズ変更板20の背面側の縁部には、そ
の両側部分から背面側に突出する一対の凸部24,24
が設けられている。一対の凸部24,24は、サイズ変
更板20を起立位置に固定するためのストッパである。
凸部24,24の付け根の部分には、シャフト50が貫
通する貫通孔25,25が設けられている。
【0041】中間のサイズ変更板30の表面には、表面
側のサイズ変更板40が嵌合する凹状の収納部31が設
けられている。収納部31の深さは、サイズ変更板40
の厚みとほぼ同じである。このため、収納部31に嵌合
したサイズ変更板40の表面は、サイズ変更板30の表
面とほぼ面一となる。収納部31以外の部分は、その裏
面に設けられたリブにより補強されている。
【0042】収納部31の両側の立ち上げ面には、収納
部31内にサイズ変更板40を固定するための突起3
3,33が設けられている。一方、サイズ変更板40の
両側の側縁部には、突起33,33に係合する突起4
6,46が設けられている(図4参照)。
【0043】収納部31の正面側には、収納部31に嵌
合するサイズ変更板40を指先で識別して正面側へ引き
出すために、凹状の識別部32が収納部31に連続して
形成されている。
【0044】サイズ変更板30の背面側の縁部には、そ
の両側部分から背面側に突出する一対の凸部34,34
が設けられている。一対の凸部34,34は、サイズ変
更板30を起立位置に固定するためのストッパである。
凸部34,34の付け根の部分には、シャフト50が貫
通する貫通孔35,35が設けられている。
【0045】表面側の最も小さなサイズ変更板40は、
その背面側の縁部に、縁部の両側部分から背面側に突出
する一対の凸部44,44を有している。一対の凸部4
4,44は、サイズ変更板40を起立位置に固定するた
めのストッパである。凸部44,44の付け根の部分に
は、シャフト50が貫通する貫通孔45,45が設けら
れている。
【0046】3枚のサイズ変更板20,30,40を定
位置に重ね合わせた状態で、サイズ変更板30の凸部3
4,34はサイズ変更板20の凸部24,24の内側に
位置し、サイズ変更板40の凸部44,44はサイズ変
更板30の凸部34,34の内側に位置する。また、シ
ャフト50が貫通する貫通孔25,25、35,35及
び45,45は、直線上に並んで底キャビネット10の
嵌合孔17,17に連続する。
【0047】これにより、サイズ変更板20,30,4
0は、共通のシャフト50によって背面側の縁部を中心
として回動可能に支持されることになり、この支持によ
り、サイズ変更板20,30,40は収納部11,2
2,31からそれぞれ独立に引き出される。そして、収
納部11,22,31から引き出されたサイズ変更板2
0,30,40は、それぞれ異なる角度に起立して固定
される。
【0048】なお、サイズ変更板20,30,40は、
機械的な強度を確保するために、組み合わせ状態で回動
中心部が厚く、先端部に向かうに連れて厚みが薄くなる
楔形の断面形状になっている。
【0049】次に、サイズ変更板20,30,40を起
立位置に固定する固定構造について説明する。
【0050】底キャビネット10の表面には、収納部1
1の背面側に位置して、左右一対の凹部14,14が形
成されている。凹部14,14は、サイズ変更板20の
回動時にその凸部24,24が通過する逃げ穴であり、
収納部11に連続して設けられている。各凹部14の正
面側の立ち上げ面は、サイズ変更板20が所定角度に起
立した状態で凸部24が当接する係止面14aである。
各凹部14の底面には、係止面14aに当接した凸部2
4が係合する爪部14bが設けられており、この係合よ
り、サイズ変更板20は所定角度の起立状態に固定され
る(図8参照)。
【0051】凹部14,14の内側には、左右一対の凹
部15,15が、収納部11及び凹部14,14に連続
して設けられている。凹部15,15は、サイズ変更板
30の回動時にその凸部34,34が通過する逃げ穴で
ある。各凹部15の正面側の立ち上げ面は、サイズ変更
板30が所定角度に起立した状態で凸部34が当接する
係止面15aである。各凹部15の底面には、係止面1
5aに当接した凸部34が係合する爪部15bが設けら
れており、この係合より、サイズ変更板30は所定角度
の起立状態に固定される(図7参照)。
【0052】凹部15,15の更に内側には、左右一対
の凹部16,16が、収納部11及び凹部15,15に
連続して設けられている。凹部16,16は、サイズ変
更板40の回動時にその凸部44,44が通過する逃げ
穴である。各凹部16の正面側の立ち上げ面は、サイズ
変更板40が所定角度に起立した状態で凸部44が当接
する係止面16aである。各凹部16の底面には、係止
面16aに当接した凸部44が係合する爪部16bが設
けられており、この係合より、サイズ変更板40は所定
角度の起立状態に固定される(図6参照)。
【0053】ここで、凹部14の係止面14a、凹部1
5の係止面15a及び凹部16の係止面16aは、この
順序で正面側へ変位している(図5参照)。従って、サ
イズ変更板20の起立固定時の回動角度、サイズ変更板
30の起立固定時の回動角度及びサイズ変更板40の起
立固定時の回動角度は、この順序で大きくなる(図6〜
図8参照)。
【0054】次に、この多段階スタンドの使用方法につ
き、図5〜図8を参照して説明する。
【0055】この多段階スタンドは、情報機器の底面に
取り付けられ、回動中心から正面側の縁部までの距離が
異なる3枚のサイズ変更板20,30,40を選択的に
使用することにより、情報機器の設置角度を、スタンド
を使用しない状態に対して3段階に切り換えることがで
きる。
【0056】スタンドを使用しないときは、図5に示す
ように、裏面側の最も大きいサイズ変更板20は、情報
機器の底面である底キャビネット10の表面に形成され
た収納部11内に嵌合する。また、中間のサイズ変更板
30は、サイズ変更板20の表面に形成された収納部2
1内に嵌合し、表面側の最も小さいサイズ変更板40
は、サイズ変更板30の表面に形成された収納部31内
に嵌合する。
【0057】これにより、サイズ変更板20,30,4
0の表面は、底キャビネット10の表面と共にほぼ面一
となり、その結果、底キャビネット10は、卓上等に直
接載置される。この状態での情報機器の操作面である上
面の傾斜角度は、例えば8°である。
【0058】卓上等における情報機器の安定性を高める
ために、底キャビネット10の表面には、ゴム等からな
る滑り止め18が、正面側の縁部に位置して取り付けら
れている。
【0059】情報機器の設置角度を1段目に設定すると
きは、図6に示すように、サイズ変更板30の表面に形
成された収納部31から、表面側の最も小さいサイズ変
更板40を引き出し、その凸部44,44が、底キャビ
ネット10の凹部16,16に設けられた係止面16
a,16aに当接するまで、サイズ変更板40を表面側
へ回動させる。これにより、サイズ変更板40は所定角
度の起立状態に固定される。
【0060】このとき、他のサイズ変更板20,30は
それぞれの収納部に嵌合している。従って、底キャビネ
ット10は、サイズ変更板40と滑り止め18により、
正面側へ傾斜して支持される。
【0061】この状態での情報機器の上面の傾斜角度
は、例えば20°である。また、サイズ変更板40の起
立固定時の回動角度、即ち開き角は、例えば87°であ
る。
【0062】情報機器の設置角度を2段目に設定すると
きは、図7に示すように、サイズ変更板20の表面に形
成された収納部21から、中間のサイズ変更板30を引
き出し、その凸部34,34が、底キャビネット10の
凹部15,15に設けられた係止面15a,15aに当
接するまで、サイズ変更板30を表面側へ回動させる。
これにより、サイズ変更板30は所定角度の起立状態に
固定される。
【0063】このとき、表面側の最も小さいサイズ変更
板40は、サイズ変更板30の収納部31に嵌合してお
り、サイズ変更板30の引き出しに伴ってサイズ変更板
30と共に回動する。一方、裏面側の最も大きいサイズ
変更板20は、底キャビネット10の収納部11に嵌合
している。従って、底キャビネット10は、中間のサイ
ズ変更板30と、底キャビネット10の正面側の立ち上
げ面に取り付けられたゴム等からなる滑り止め19とに
より、正面側へ更に大きく傾斜して支持される。
【0064】この状態での情報機器の上面の傾斜角度
は、例えば40°である。また、サイズ変更板30の起
立固定時の回動角度、即ち開き角は、サイズ変更板40
の場合よりも小さい、例えば80°である。
【0065】情報機器の設置角度を3段目に設定すると
きは、図8に示すように、底キャビネット10の表面に
形成された収納部11から、裏面側の最も大きなサイズ
変更板20を引き出し、その凸部24,24が、底キャ
ビネット10の凹部14,14に設けられた係止面14
a,14aに当接するまで、サイズ変更板20を表面側
へ回動させる。これにより、サイズ変更板20は所定角
度の起立状態に固定される。
【0066】このとき、表面側の最も小さいサイズ変更
板40は、中間のサイズ変更板30の収納部31に嵌合
しており、中間のサイズ変更板30はサイズ変更板20
の収納部21に嵌合している。このため、サイズ変更板
40,30は、引き出されるサイズ変更板20と共に回
動する。従って、底キャビネット10は、裏面側の最も
大きいサイズ変更板20と滑り止め19により、正面側
へ更に大きく傾斜して支持される。
【0067】この状態での情報機器の上面の傾斜角度
は、例えば60°である。また、サイズ変更板30の起
立固定時の回動角度、即ち開き角は、サイズ変更板40
の場合よりも小さい、例えば66°である。
【0068】このように、上記多段階サイズ変更機構
は、情報機器の底面に取り付けられ、回動中心から正面
側の縁部(先端部)までの距離が異なる3枚のサイズ変
更板20,30,40を選択的に使用することにより、
情報機器の設置角度を、スタンドを使用しない状態に対
して3段階に切り換えることができる。
【0069】これに加えて、上記多段階スタンドには、
以下のような特徴がある。
【0070】3枚のサイズ変更板20,30,40は、
情報機器の底キャビネット10の裏面に直接取り付けら
れているので、角度調節を行う際に機器を取り外す必要
がなく、サイズ変更板20,30,40を起立位置に固
定するために部材の取り外しや付け直しといった面倒な
作業を行う必要もない。更に、サイズ変更板20,30
を引き出すときに、表面側に位置するサイズ変更板が、
その引き出しに追従して回動する。これらのため、操作
性に優れる。
【0071】角度調節を行うために、独立した3枚のサ
イズ変更板20,30,40を使用するので、情報機器
の設置角度を大きくしても機器が不安定にならない。従
って、その設置角度を大きくできる。
【0072】それぞれの調節角度では、サイズ変更板2
0,30,40は回動範囲の終端位置に固定される。具
体的には、サイズ変更板20の凸部24が係止面14a
に当接し、サイズ変更板30の凸部34が係止面15a
に当接し、サイズ変更板40の凸部44が係止面16a
に当接する。このため、情報機器の設置角度を調節範囲
の途中に固定する場合にも十分な固定強度が確保され
る。
【0073】サイズ変更板20,30,40は、裏面側
に形成された凹状の収納部11,21,31にそれぞれ
嵌合するので、重なりあった状態での厚みの増大が回避
される。
【0074】サイズ変更板30は、表面側に位置するサ
イズ変更板40が収納部31に嵌合することにより、補
強されている。サイズ変更板20は、表面側に位置する
サイズ変更板30,40が収納部21,31に嵌合する
ことにより、補強されている。しかも、サイズ変更板2
0,30の収納部21,31以外の部分は、その裏面に
設けられたリブによって補強されている。これらのた
め、サイズ変更板20,30,40が重なり合ったとき
の厚みの増大が回避されるにもかかわらず、サイズ変更
板20,30の使用時の強度低下が回避される。
【0075】サイズ変更板20,30,40は、それぞ
れの回動中心を同一直線上に位置させ、共通のシャフト
50により支持されている。このため、3枚の独立した
回動式のサイズ変更板20,30,40を使用するにも
かかわらず、部品点数が少ない。
【0076】サイズ変更板20,30,40を収納部1
1,21,31から引き出すときには、収納部11,2
1,31に連続して設けられた凹状の識別部12,2
2,32に指先を挿入して、サイズ変更板20,30,
40の縁部に指先を掛ける。こうすることにより、特定
のサイズ変更板が他のサイズ変更板から区別されて簡単
かつ確実に引き出される。
【0077】サイズ変更板20,30,40の起立固定
時の回動角度、即ち開き角は、この順番で小さくなって
いる。即ち、情報機器の設置角度が大きくなるに従っ
て、この開き角が小さくなっている。これにより、情報
機器の設置角度を大きくした場合、即ち回動中心から先
端部までの距離が大きいサイズ変更板を使用する場合
に、そのサイズ変更板の開き角度が小さくなることによ
り、サイズ変更板の迫り出しや、情報機器が荷重を受け
たときにサイズ変更板に掛かる負荷が軽減される。一
方、情報機器の設置角度を小さくした場合、即ち回動中
心から先端部までの距離が小さいサイズ変更板を使用す
る場合は、そのサイズ変更板の開き角度が大きくなるこ
とにより、サイズ変更板の裏面側への倒れ込みが防止さ
れる。
【0078】(実施形態2)図9は本発明多段階サイズ
変更機構の実施形態2を示す。実施形態2の多段階サイ
ズ変更機構は、前記した実施形態1と同様に、本発明多
段階サイズ変更機構を情報機器の多段階スタンドに適用
したものである。
【0079】この多段階スタンドは、サイズ変更板2
0,30の各表面に、サイズ変更板30,40が嵌合す
る収納部を設けず、収納部以外の部分の裏面にリブを設
けていない点が、前記多段階スタンドと異なる。
【0080】この多段階スタンドでは、サイズ変更板2
0,30,40を重ね合わせたときの厚みは前記多段階
スタンドと同じであるが、サイズ変更板20,30は表
面側に重ねられるサイズ変更板や、裏面に設けられるリ
ブによる補強を受けないので、その使用時の強度は前記
多段階スタンドの場合と比べて劣る。但し、これ以外の
点については、前記多段階スタンドと同様に優れたスタ
ンドとなる。
【0081】なお、実施形態1,2では、サイズ変更板
の枚数は3枚とされているが、2枚でも4枚以上でもよ
く、その枚数を限定するものではない。
【0082】(実施形態3)図10及び図11は本発明
多段階サイズ変更機構の実施形態3を示す。実施形態3
の多段階サイズ変更機構は、本発明多段階サイズ変更機
構を情報機器の収納蓋に適用したものである。
【0083】この収納蓋は、情報機器の操作面である上
キャビネットの表面上に重ね合わされる2枚のサイズ変
更板80,90を備えている。
【0084】下側に位置する裏面側のサイズ変更板80
は、上キャビネットの平面形状とぼほ同じ外形の薄板で
ある。このサイズ変更板80には、情報機器の正面側及
び両側の縁部を残して長方形の開口部81が設けられて
いる。従って、このサイズ変更板80は、上記操作面の
正面側の縁部及び両側の縁部を覆う。
【0085】一方、上側に位置する表面側のサイズ変更
板90は、サイズ変更板80より縦横の寸法が小さい長
方形の薄板からなり、サイズ変更板80の開口部81を
閉じることで、情報機器の操作面の上記縁部以外の部分
を覆う。
【0086】そして、サイズ変更板80,90の背面側
の縁部は、図示されない共通のシャフトによって、上キ
ャビネットの背面側の縁部に回動自在に連結されてい
る。
【0087】この収納蓋では、上側のサイズ変更板90
が、一般の人が使う蓋体として使用され、下側のサイズ
変更板80が、サービス員などの特殊な人が使う蓋体と
して使用される。上側のサイズ変更板90の裏面には、
一般向けの操作説明文92が表記されている。下側のサ
イズ変更板80の裏面には、サービス員等を対象とした
説明文82が表記されている。
【0088】また、情報機器上面の両側の縁部及び正面
側の縁部を除く部分には、一般向けの第1操作部100
が設けられている。情報機器上面の両側の縁部及び正面
側の縁部には、サービス員等の特殊な人が操作する第2
操作部110が設けられている。
【0089】この収納蓋の使用方法及び機能は以下の通
りである。
【0090】サイズ変更板80,90を上キャビネット
の表面上に重ね合わせることにより、情報機器の上面全
体が収納蓋によりカバーされる。
【0091】この情報機器を一般の人が使用する場合
は、図10に示すように、上側のサイズ変更板90を開
く。そうすると、情報機器上面の両側の縁部及び正面側
の縁部を除く部分が露出し、一般向けの第1操作部10
0が現れる。また、サイズ変更板90の裏面に表記され
た一般向けの操作説明文92が現れる。
【0092】このとき、下側のサイズ変更板80は閉じ
られているので、情報機器上面の両側の縁部及び正面側
の縁部に設けられた第2操作部110は隠されており、
サイズ変更板80の裏面に表記された説明文82も一般
の人には見えない。
【0093】この情報機器をサービス員などの特殊な人
が使う場合は、図11に示すように、下側のサイズ変更
板80を開ける。そうすると、上側のサイズ変更板90
は、下側のサイズ変更板80と共に回動する。従って、
情報機器の上面全体が露出し、サービス員等の特殊な人
が操作する第2操作部110が、一般向けの第1操作部
100と共に現れる。また、サイズ変更板80の裏面に
表記された、サービス員等を対象とした説明文82が、
一般向けの操作説明文92と共に現れる。
【0094】このように、本発明多段階サイズ変更機構
を情報機器の収納蓋に適用した場合は、情報機器の操作
面を選択的に露出させることができ、一般の人が使用す
るときには、サービス員等の特殊な人が操作する操作部
が現れないようにすることができる。従って、サービス
員等の特殊な人が操作する操作部を、一般向けの操作部
と同じ面に設けても、一般の使用者に支障を来すことが
ない。しかも、この収納蓋は薄くコンパクトである。
【0095】従って、複数の異なる使用目的をもつ蓋構
造がコンパクトに実現される。
【0096】また、サイズ変更板80,90の裏面にそ
れぞれの使用目的に合致した説明文82,92を別けて
表記することにより、それぞれの使用時に使いやすい情
報を提供することが可能となる。
【0097】なお、実施形態3では、サイズ変更板の枚
数は2枚とされているが、3枚以上でもよく、その枚数
を限定するものではない。
【0098】
【発明の効果】以上のとおり、本発明多段階サイズ変更
機構は、回動中心から先端部までの距離が段階的に小さ
くなる複数枚の回動式のサイズ変更板を、機器ケースの
表面上に順番に重ね合わせた構成をとることにより、表
面側にサイズ変更板が重ねられているサイズ変更板につ
いては、これを表面側のサイズ変更板と一体となって回
動させることができる。このため、例えば情報機器等の
多段階スタンドに使用して、設置角度を多段階に変更で
きるだけでなく、良好な操作性を確保でき、しかも、設
置角度を大きくできると共に、設置角度を調節範囲の途
中に固定する場合にも、十分な固定強度を確保できる。
【0099】また、機器ケースの上面を覆う収納蓋に適
用した場合には、その上面を使用目的に応じて選択的に
露出させることができので、複数の異なる使用目的をも
つ蓋構造をコンパクトに実現でき、良好な操作性も確保
できる。
【0100】特に、請求項2記載の本発明多段階サイズ
変更機構は、複数枚のサイズ変更板を、裏面側の部材表
面に形成された凹状の収納部に嵌合させることにより、
厚みの増大を抑制できるので、省スペースを実現でき
る。
【0101】また、特に、請求項3記載の本発明多段階
サイズ変更機構は、凹状の識別部により複数枚のサイズ
変更板を指先で識別できるようにしたので、引き出すべ
きサイズ変更板を簡単に特定でき、しかも、そのサイズ
変更板を容易に引き出することができる。
【0102】また、特に、請求項4記載の本発明多段階
サイズ変更機構は、複数枚のサイズ変更板の各回動中心
を同一線上に位置させることにより、共通のシャフトで
各サイズ変更板を支持できるので、部品点数を削減でき
る。
【0103】また、特に、請求項7記載の本発明多段階
サイズ変更機構は、情報機器等の多段階スタンドに使用
する場合に、複数枚のサイズ変更板を異なる回動角度に
固定することにより、スタンド使用時の安定性を高める
ことができる。
【0104】また、特に、請求項8記載の本発明多段階
サイズ変更機構は、機器ケースの上面を覆う収納蓋に使
用する場合に、収納蓋を構成する複数枚のサイズ変更板
の各裏面に固有の説明分を表記することにより、各サイ
ズ変更板の使用目的に合わせた情報を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明多段階サイズ変更機構の実施形態1を示
す多段階スタンド付き情報機器の斜視図。
【図2】実施形態1の多段階スタンド付き情報機器の底
面図。
【図3】図2のA−A線による断面図。
【図4】図2のB−B線による断面図。
【図5】図2のA−A線による断面図。
【図6】図2のC−C線による断面図。
【図7】図2のD−D線による断面図。
【図8】図2のE−E線による断面図。
【図9】本発明多段階サイズ変更機構の実施形態2を示
す多段階スタンド付き情報機器の縦断側面図。
【図10】本発明多段階サイズ変更機構の実施形態3を
示す収納蓋付き情報機器の斜視図。
【図11】実施形態3の収納蓋付き情報機器の斜視図。
【図12】従来の多段階スタンドの構造を示す側面図。
【図13】従来の別の多段階スタンドの構造を示す側面
図。
【図14】従来の更に別の多段階スタンドの構造を示す
斜視図。
【符号の説明】
10 底キャビネット 11 収納部 12 識別部 14a,15a,16a 係止面 14b,15b,16b 爪部 20 多段階スタンドを構成するサイズ変更板 21 収納部 22 識別部 24 固定用の凸部 30 多段階スタンドを構成するサイズ変更板 31 収納部 32 識別部 34 固定用の凸部 40 多段階スタンドを構成するサイズ変更板 44 固定用の凸部 50 シャフト 80,90 収納蓋を構成するサイズ変更板 82,92 説明文 100 第1操作部 110 第2操作部

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 機器ケースの特定の面上に重ね合わさ
    れ、それぞれが同じ側の一方の縁部を中心として表面側
    へ回動するよう該機器ケースに取り付けられると共に、
    回動中心から他方の縁部までの距離が異なる複数枚のサ
    イズ変更板を具備しており、該複数枚のサイズ変更板
    は、回動中心から他方の縁部までの距離が、裏面側から
    表面側へ段階的に小さくなる順番に配置された構成であ
    る多段階サイズ変更機構。
  2. 【請求項2】 前記複数枚のサイズ変更板の裏面側にそ
    れぞれ位置する各部材の表面には、それぞれの表面側に
    位置するサイズ変更板が嵌合する凹状の収納部が形成さ
    れている請求項1記載の多段階サイズ変更機構。
  3. 【請求項3】 前記複数枚のサイズ変更板の裏面側にそ
    れぞれ位置する各部材の表面には、それぞれの表面側に
    位置するサイズ変更板を指先で識別するために、該縁部
    に接して凹状の識別部が形成されている請求項1又は請
    求項2記載の多段階サイズ変更機構。
  4. 【請求項4】 前記複数枚のサイズ変更板は、それぞれ
    の回動中心が同一線上に位置する請求項1〜請求項3の
    いずれかに記載の多段階サイズ変更機構。
  5. 【請求項5】 前記複数枚のサイズ変更板は、前記機器
    ケースの下面に取り付けられる角度調節用の多段階スタ
    ンドである請求項1〜請求項5のいずれかに記載の多段
    階サイズ変更機構。
  6. 【請求項6】 前記多段階スタンドを構成する複数枚の
    サイズ変更板は、表面側に位置するものほど大きい回動
    角度に固定される請求項5記載の多段階サイズ変更機
    構。
  7. 【請求項7】 前記複数枚のサイズ変更板は、前記機器
    ケースの操作面を覆う収納蓋である請求項1〜請求項5
    のいずれかに記載の多段階サイズ変更機構。
  8. 【請求項8】 前記収納蓋を構成する前記複数枚のサイ
    ズ変更板の各裏面には、各サイズ変更板に固有の説明文
    が表記されている請求項7記載の多段階サイズ変更機
    構。
JP7794198A 1998-03-25 1998-03-25 多段階サイズ変更機構 Withdrawn JPH11275199A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014183113A (ja) * 2013-03-18 2014-09-29 Wacom Co Ltd 電子機器用のスタンド
JP2017092495A (ja) * 2017-01-27 2017-05-25 株式会社ワコム 電子機器用のスタンド

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JP2014183113A (ja) * 2013-03-18 2014-09-29 Wacom Co Ltd 電子機器用のスタンド
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