JPH11274022A - 生産装置管理システム - Google Patents

生産装置管理システム

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JPH11274022A
JPH11274022A JP16834398A JP16834398A JPH11274022A JP H11274022 A JPH11274022 A JP H11274022A JP 16834398 A JP16834398 A JP 16834398A JP 16834398 A JP16834398 A JP 16834398A JP H11274022 A JPH11274022 A JP H11274022A
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JP
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production
signal
output
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collection unit
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JP16834398A
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Shinei Ko
振栄 黄
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NODAICHI DENSHI KK
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NODAICHI DENSHI KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】多種多様の生産装置の稼働状況や生産数量等を
リアルタイムに一括して収集することができる生産装置
管理システムを提供する。 【解決手段】少なくとも、各種の生産装置から出力され
る種々の信号を入力するインターフェースユニットと、
インターフェースから出力される信号に基づいて管理情
報を求めるデータ収集ユニットと、その管理情報を解析
する解析装置とから構成されるシステムを構成し、イン
ターフェースユニットにおいて、生産装置から出力され
る信号をデータ収集ユニットが認識できる一定の形式に
変換して出力するようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の生産装置に
接続して使用され、各生産装置の稼働率や生産数量等を
リアルタイムに解析して把握し、その状況を表示及び/
またはデータとして蓄積することができる生産装置管理
システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】生産工場等において、コストの削減、工
期の短縮を行うためには、多種多様で高価な生産装置の
個々の稼働率を高めていくことが必要不可欠であり、そ
のためには生産装置の稼働状況や生産数量等の情報を的
確に集計して把握する必要がある。
【0003】このような稼働率集計システムとしては、
例えば、特開平6−325993号公報に開示された発
明が従来例として公知になっている。この従来例は、制
御装置に対して複数の半導体製造装置が並列に接続され
ると共に、各半導体製造装置毎に稼働状態検知部、稼働
内容検知部及び操作盤が設けられており、その操作盤に
稼働状態及び稼働内容が表示されるシステムである。
【0004】そして、制御部には操作盤と稼働率管理部
とが設けられており、半導体製造装置からの稼働内容及
びその遷移等の信号を受けて稼働率を計算し、予め設定
された稼働率よりも低い値となったときに、前記操作盤
に警報表示をさせると共に、各半導体製造装置毎に設け
てある操作盤に稼働状態と稼働内容とが表示されるとい
うものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来例の発明
においては、各半導体製造装置毎に操作盤が設けられて
いて、個別に稼働状態と稼働内容とが表示されるため、
作業者は適宜巡回しながら各半導体製造装置の操作盤を
順次チェックしなければならず、チェックのための時間
的な制約を受けて作業性が悪くなるばかりでなく、制御
装置側にも操作盤が接続されていることから、余分な操
作盤が必要であって、システムとして高価になるという
問題点を有している。
【0006】また、制御装置側においては、各半導体製
造装置からの信号によって稼働状態及び稼働内容を集計
して演算し、稼働率を算出して稼働率が所定値を下回っ
た場合に警報信号を発し、操作盤にそれを表示するもの
であるが、各半導体製造装置毎におけるリアルタイムの
稼働状況や生産数量等は表示しないものであるので、各
半導体製造装置におけるリアルタイムの表示等は、前記
した各半導体製造装置に設けられている操作盤に頼る以
外になく、一箇所での集中管理ができないという問題点
を有している。
【0007】更に、個々の生産装置の稼働状況や生産数
量等をリアルタイムに一箇所で収集して解析できるよう
な市販のシステムは一般にホストコンピュータが使用さ
れていて配線等も複雑で高価であるため、実際にはこの
種の半導体製造装置のような生産装置の稼働状況等を把
握することは行われておらず、コストの増大を伴わずに
生産管理を行うことは困難であった。
【0008】従って、従来技術においては、同種または
異種の多数の生産装置における稼働状況や生産数量等を
リアルタイムに一箇所で集中管理し、且つその状態をリ
アルタイムで表示すると共に、安価で提供できるシステ
ムの開発に解決しなければならない課題を有している。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めの具体的手段として本発明は、少なくとも、各種の生
産装置に接続されて該生産装置から出力される種々の信
号を入力するインターフェースユニットと、該インター
フェースユニットに接続されて該インターフェースユニ
ットから出力される信号に基づいて管理情報を求めるデ
ータ収集ユニットと、該データ収集ユニットと接続され
て該データ収集ユニットから出力される管理情報を解析
するデータ解析装置とを含み、インターフェースユニッ
トは、生産装置から出力される信号をデータ収集ユニッ
トが認識できる一定の形式の信号に変換して出力するよ
うにした生産装置管理システムを提供する。
【0010】そして、インターフェースユニットは、生
産装置の内部に収容するようにしたこと、解析装置には
解析結果を表示するようにしたこと、解析装置は、ネッ
トワークを介してデータ収集ユニットに接続したこと、
複数の解析装置をネットワークを介して接続したことを
付加的要件とするものである。
【0011】このような生産装置管理システムによれ
ば、同種または異種の生産装置からランダムに出力され
る種々の情報をひとつの解析装置によって扱うことがで
き、リアルタイムに数百台以上の装置の稼働状況や生産
数量等を把握し、一括して管理することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態として、半導
体製造装置における半導体デバイスの生産状況を管理す
るシステムを例に挙げて説明する。図1に示すシステム
は、本発明に係る生産装置管理システム10を各種の半
導体製造装置に接続することにより半導体デバイスの生
産状況を管理できるようにしたシステムの構成の一例を
示したものである。ここで接続される半導体製造装置と
しては、例えば、ウェーハをチップごとに切断(ダイシ
ング)するダイシング装置、ダイシングしてできたチッ
プをリードフレームに位置決めして装着するダイボン
ダ、装着したチップとリードフレームの電極とをワイヤ
ボンディングするワイヤボンダ等の様々な装置があり、
これらはメーカーによってそれぞれ機能が異なるもので
ある。
【0013】まず、生産装置管理システム10の概要に
ついて説明する。生産装置管理システム10は、多数の
半導体製造装置20、21、22、23、24……Nに
対して、各一台毎に取り付けられるインターフェースユ
ニット11と、インターフェースユニット11から出力
される信号を収集するデータ収集ユニット12と、デー
タ収集ユニット12から出力される信号を解析する解析
装置13とから概ね構成されている。
【0014】インターフェースユニット11は、最大で
5点の入力チャンネルを有しており、各半導体製造装置
から出力される種々の信号を一定の形式の信号に変換し
て出力するものである。データ収集ユニット12は、イ
ンターフェースユニット11から出力された信号に基づ
いて各半導体製造装置の稼働状況を判断してその結果を
出力するものである。
【0015】各種の半導体製造装置からは、通常は装置
毎にそれぞれ異なる形式の種々の信号が出力されてお
り、インターフェースユニット11においては、これら
同種または異種の半導体製造装置から出力される稼働状
況や故障を知らせるあらゆる信号をデータ収集ユニット
12が認識できる形式の信号に変換して出力することが
できる。なお、インターフェースユニット11は半導体
製造装置の内部に収容してもよいし、外部に取り付ける
ようにしてもよい。
【0016】そして、データ収集ユニット12は、イン
ターフェースユニット11から出力された信号に基づい
て半導体製造装置の稼働状況や生産数量等からなる管理
情報を求めて解析装置13へと出力する。例えば、故障
を示す信号が出力された場合には、その旨を解析装置1
3に伝える。
【0017】データ収集ユニット12は、二つのネット
ワーク接続端子14a、14bを有しており、これによ
っていわゆるリング型のネットワーク接続が可能となっ
ている。また、データ収集ユニット12には、少なくと
も4個の手動スイッチ15、16、17、18が設けら
れており、これらの手動スイッチは、例えば、各半導体
製造装置毎の製品切れ、人員不足、調整中(故障等)の
信号を出力させるべく設定させるものであり、そのうち
の一つがこれらの設定をキャンセルするためのスイッチ
であって、作業者により選択的に切り替えることができ
る。手動スイッチ15〜18の操作によって発生する信
号に基づき、インターフェースユニット11からの信号
と同様に管理情報を求めて解析装置13に送ることがで
きる。
【0018】また、これら手動スイッチは、前記の機能
の他に、例えば、作業の段取りまたは生産予定数等の設
定にも使用することができる。即ち、個別の半導体製造
装置において、管理者が予定している生産数量の設定を
しておけば、作業者が個別にそのスイッチを押すことで
その生産予定数を知ることができ、生産すべき製品が少
なくなったときに、すぐに補給して各装置を停止させる
ことなく、スムーズに生産を続けて生産の効率アップを
図ることができる。
【0019】解析装置13は、例えばパーソナルコンピ
ュータであり、データ収集ユニット12から送られてく
る管理情報を蓄積したり、図2に示したように、各半導
体製造装置の稼働率等をユーザー(管理者、作業者等)
に分かり易い形で表示したり、ネットワークを介して他
のコンピュータへその情報を転送したりすることができ
る。
【0020】図1に示したシステムにおいては、各デー
タ収集ユニット12から出力された種々の情報またはデ
ータは、適宜のネットワークを経由して解析装置13に
集められ、解析装置13において一括して管理される。
なお、ネットワークは数百メートルまで延長することが
でき、データ収集ユニットは数百個まで接続可能で、ト
ラフィックの予測も可能である。
【0021】また、システムを図3に示したような異な
るトポロジが混在する構成とすることもできる(フリー
トポロジ)。図3に示した例においては、リング型とバ
ス型とスター型のネットワークが三台の解析装置13、
LAN19aを介してサーバー19と接続された構成と
なっている。この構成によれば、サーバー19におい
て、各半導体製造装置の稼働状況を一括して管理するこ
とができる。また、各解析装置に蓄積された情報は、ネ
ットワークを介して他の解析装置からも利用することが
できる。
【0022】次に、上記のように構成される生産装置管
理システム10の構成及び動作の詳細について説明す
る。
【0023】インターフェースユニット11は、例え
ば、図4に示すような変換回路30を入力信号ごとに有
し、この変換回路30は、比較部31と、表示部32
と、伝達部33と、タイマー部34とから構成される。
【0024】比較部31は、変換の対象となる入力信号
の電圧と、所要範囲の任意の値に調整可能な電圧との比
較を行い、比較結果に基づいて一定の信号を出力するも
ので、具体的には、演算増幅器35からなるコンパレー
タからなる。なお、図4の変換回路30においては、入
力信号としてDC5V以下を想定している。
【0025】演算増幅器35の非反転入力端子(+端
子)36には、半導体製造装置から出力される入力信号
が入力され、反転入力端子(−端子)37には、可変抵
抗器38の可動端子39が接続されている。そして可変
抵抗器38の固定端子のうち、一方の端子は5Vの電源
へ、他方の端子はアースへと接続されている。
【0026】可動端子39は、可変抵抗器38上を所定
範囲移動可能であり、移動により抵抗値が変化する。可
変抵抗器38としては、例えば最大で5kΩ程度の抵抗
値を有するものを使用する。可動端子39の移動は、例
えば図5に示すトリマ46のような適宜の調整スイッチ
の調整により行われる。
【0027】演算増幅器35の出力端子41は、伝達部
33を構成するフォトカプラ42における発光ダイオー
ド(LED)43のカソードに接続されている。また、
LED43のアノードは、表示部32を構成するLED
44のカソードに接続される。更に、LED44のアノ
ードは、抵抗R1を介して5Vの電源に接続される。
【0028】フォトカプラ42を構成するフォトトラン
ジスタ45のエミッタ端子はアースへ、コレクタ端子は
抵抗R2を介して5Vの電源に接続されると共に、コン
デンサC1を介してアースへと接続されている。また、
コレクタ端子は、抵抗R3を介してタイマー部34へと
接続されている。タイマー部34においては、伝達部3
3から出力される信号を、データ収集ユニット12が認
識できるようタイミングの調整をする。
【0029】データ収集ユニット12の内部は、図6に
示すように、インターフェースユニット11及びネット
ワークとの間でデータの送受信を行うトランシーバ51
と、データ収集ユニット12全体の制御を行うプロセッ
サ52と、ファームウェア等を記憶したROM53と、
ファームウェアが主としてワークエリアとして使用する
RAM54と、ネットワークにおけるアドレスを設定可
能なDIPスイッチ55と、これらをアクセスするため
の信号を発生するアドレスデコーダ56とから構成され
る。
【0030】トランシーバ51としては、フリートポロ
ジーに対応した製品を用いる。また、これに伴い、プロ
セッサ52としては、フリートポロジーに対応したトラ
ンシーバ51との接続が可能な製品を使用する。そし
て、トランシーバ51とプロセッサ52とはシリアル信
号線によって接続されている。
【0031】ROM53には、プロセッサ52のメーカ
ーが提供するファームウェア及びユーザーが作成するプ
ログラムが格納されており、ROM53からプログラム
が読み出され、プロセッサ52において実行されて各種
の処理が行われる。
【0032】アドレスデコーダ56においては、プロセ
ッサ52から出力されるアドレス信号に基づいて、RO
M53、RAM54、DIPスイッチ55をアクセスす
るための選択信号が出力される。また、ネットワークア
ドレスをDIPスイッチ55に設定しておくことによ
り、随時その値を読み出すことができる。
【0033】手動スイッチ15〜18は、プロセッサ5
2に接続されており、各スイッチのオン/オフに関する
情報は、プロセッサ52へと伝えられ、インターフェー
スユニット11からの信号と同様に解析装置13に送る
ことができる。
【0034】解析装置13においては、図2に示したよ
うに、各半導体製造装置の稼働率等をユーザー(作業者
または経営者)に分かり易い形で表示したり、LANを
介して他のコンピュータへその情報を転送したりするこ
とができる。
【0035】各種の半導体製造装置からは、通常は装置
毎にそれぞれ異なる形式で、稼働状況や故障の発生等を
知らせるための種々の信号が出力されており、これらの
信号は、図4における演算増幅器35の+端子36に入
力される。演算増幅器35においては、+端子36に入
力される入力信号の電圧と可変抵抗器38の可動端子3
9に接続されている−端子37における電圧とが比較さ
れ、入力信号の電圧の方が高いときは、演算増幅器35
の仕様に基づき、出力端子41から一定の電圧を有する
ハイレベルの信号が出力される。一方、−端子37にか
かる電圧の方が高いときは、ロウレベルの信号が出力さ
れる。
【0036】演算増幅器35の出力端子41からハイレ
ベルの信号が出力されたときは、LED44には電流が
流れないため、LED44は消灯状態である。一方、出
力端子41からロウレベルの信号が出力されたときは、
LED44に電流が流れてLED44が点灯する。
【0037】電圧の不明な入力信号を演算増幅器35の
出力端子41から出力される一定の電圧の信号に変換し
ようする場合は、入力信号がオンかオフかを判断するた
めの電圧の境界値である閾値を決定する必要があり、こ
の閾値は、可変抵抗器38の抵抗値の調整による−端子
37の電位によって決定される。
【0038】可変抵抗器38の抵抗値を設定しようとす
るときは、まず最初に、入力信号が常にオンとなるよう
に、信号の発生源となる半導体装置側を設定しておく。
具体的には、例えば、その入力信号が、装置の故障を意
味する信号である場合は、その装置に何らかの故障を発
生させることによって入力信号を常時オンにしておく。
【0039】また、トリマ46の回転部47の回転によ
り可動端子39をアース側よりに位置させて、即ち、抵
抗値を高めに設定して−端子37の電位を予め低い値に
設定し、出力端子41からの出力をハイレベルとし、L
ED44を消灯状態としておく。例えば、−端子の電位
が0.2V程度となるようにしておく。但し、トリマ4
6の調整をする者は、−端子37の電位が何ボルトであ
るかを意識する必要はない。
【0040】この状態からトリマ46の回転部47をゆ
っくりと回転させ、可動端子39を電源側に向けて移動
させることにより、抵抗値を徐々に上げて−端子37の
電位を高くしていく。このとき操作者は、回転部47を
回転させる作業を行うと同時に、LED44が点灯する
か否かを監視する。
【0041】−端子37の電位が高くなっていき、やが
て−端子37の電位が+端子36の電位よりも高くなる
と、出力端子41から出力される信号はロウレベルとな
り、これによりLED44が点灯する。トリマ46の調
整を行う者は、LED44の点灯によって、−端子37
の電位が+端子36の電位より高くなったことを知るこ
とができる。即ち、LED44が消灯状態から点灯状態
へと切り替わった時の−端子37の電位は、+端子36
の電位、即ち入力信号の電圧と等しい。なお、LED4
4が消灯状態から点灯状態へと切り替わる時の電圧には
3〜10%程の幅があることが実験により確認された。
【0042】上記のようにして入力信号の電圧を判断で
きるため、LED44が消灯状態から点灯状態へと切り
替わったときよりも−端子37の電位が若干低くなるよ
うにトリマ46の回転部47を設定しておき、そのとき
の−端子37の電位を閾値とすれば、その閾値と入力信
号の電圧との大小関係に基づいて出力端子41からの出
力が決定される。即ち、入力信号の発生源である半導体
製造装置の仕様上、入力信号がオンのときには出力端子
41からの出力信号がロウレベルとなり、逆に入力信号
がオフのときには出力信号がハイレベルとなり、入力信
号は、当該入力信号の発生源におけるオン/オフに対応
した一定の電圧の信号に変換される。
【0043】こうして変換された信号は、伝達部33を
構成するフォトカプラ42を介してタイマー部34へと
伝達される。
【0044】なお、上記の例では、入力信号としてDC
5V以下を想定した回路構成としたが、DC5V以上で
あっても、例えば図7のように入力信号と+端子36と
の間に適宜の抵抗R4、R5を介在させて電圧が降下す
るようにしておけば、5V以上の電圧の信号にも対応す
ることができると共に、5V以下の信号にも対応でき
る。
【0045】また、入力信号にノイズが混入しているこ
とが予想される場合には、図8のように、R5と並列に
ノイズ除去用のコンデンサC2を接続することにより対
応することができる。
【0046】更に、入力信号が交流信号の場合は、電圧
に応じて個別に図9のように回路を構成し、その電圧に
対応してそれぞれ固有の抵抗値を持つR6、R7を用い
ることにより、一定の電圧の信号に変換することができ
る。この場合は、演算増幅器や可変抵抗器は用いない。
【0047】なお、半導体製造装置から稼働状況を示す
信号が出力されない場合であっても、故障時に作動する
パトライトなどの表示装置から信号を取り出したり、装
置内部における特定の部位の動作を監視するセンサを設
けてセンサから一定の信号が出力されるようにしたりす
ることにより、上記と同様に一定レベルの電圧に変換す
ることができる。
【0048】また、トリマ46には抵抗値や電圧を示す
目盛りが付いている必要はない。即ち、トリマ46の調
整を行う者は、抵抗値や電圧等の値を意識することな
く、単に表示部32の表示内容、つまりLED44が点
灯したかどうかについての情報のみに基づいて閾値を設
定することができる。従って、トリマ46の調整は、電
気的知識がない者であっても容易に行うことができ、閾
値が結果的に何ボルトとなったのかを知る必要もない。
【0049】変換された信号のタイミングは半導体製造
装置によりそれぞれ異なり、場合によってはそのままの
タイミングではデータ収集ユニット12が認識すること
ができないこともあり得るため、タイマー部34におい
て信号のタイミングの調整を行い、タイミング調整後の
信号をデータ収集ユニット12に出力する。
【0050】以上のようにしてインターフェースユニッ
ト11から出力された信号に基づき、データ収集ユニッ
ト12においては、半導体製造装置の稼働状況や生産数
量等からなる管理情報を求めて出力する。例えば、半導
体製造装置において、ひとつの生産が行われる毎にその
旨を示す信号が出力される場合には、プロセッサ52に
おいてその信号の数をカウントアップすることによって
生産数を求めて解析装置13に送信すると共に、RAM
54にも記憶させておく。そして、生産数の情報を受信
した解析装置13においては、その生産数を画面表示す
ることにより、管理者、使用者は生産状況を的確に把握
することができる。
【0051】また、手動スイッチ15〜18のいずれか
が押された場合、例えば、製品切れや故障を示すスイッ
チが押された場合は、直ちにその旨を知らせる信号を解
析装置13に出力し、解析装置13においてはその旨を
表示する。このようにすることにより、管理者、作業者
等は、製品切れや故障が発生したことをいち早く知るこ
とができる。
【0052】また、トランシーバ51、プロセッサ52
として、フリートポロジーに対応した製品を用いたた
め、システムを図3に示したような異なるトポロジが混
在する構成とすることもできる。従って、ネットワーク
の自由度が増し、工場における生産計画の変更に伴う装
置のレイアウト変更等があった場合においても、システ
ム稼働中の接続変更などのメンテナンスが可能となる。
【0053】なお、本発明に係る生産装置管理システム
は、本実施の形態で示した半導体製造装置の管理だけで
なく、様々な分野における生産装置の管理に適用するこ
とができる。
【0054】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る生産
装置管理システムは、同種または異種の生産装置から出
力される種々の情報をひとつの解析装置によって扱うこ
とができ、リアルタイムに数百台以上の装置の稼働状況
や生産数量等を把握し、一括して管理することができる
ため、生産装置の能力の比較、機械部品の交換時期の予
測、人員と装置の最適な配置の決定等により工程を低コ
ストで容易に改善することができ、工期を短縮できるよ
うになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る生産装置管理システムの実施の形
態の一例の構成を示す説明図である。
【図2】同システムの解析装置の画面表示例を示す説明
図である。
【図3】同システムの第二の実施の形態の構成を示す説
明図である。
【図4】インターフェースユニットにおける変換回路を
示す回路図である。
【図5】インターフェースユニットに配設されるトリマ
の一例を示す正面図である。
【図6】データ収集ユニットの構成を示すブロック図で
ある。
【図7】インターフェースユニットにおける変換回路の
変形例を示す回路図である。
【図8】インターフェースユニットにおける変換回路の
変形例を示す回路図である。
【図9】インターフェースユニットにおける変換回路の
変形例を示す回路図である。
【符号の説明】
10……生産装置管理システム、 11……インターフ
ェースユニット12……データ収集ユニット、 13…
…解析装置、14a、14b……ネットワーク接続端
子、15、16、17、18……手動スイッチ、19…
…サーバー、 19a…… LAN、20、21、2
2、23、24……半導体製造装置、30……変換回
路、 31……比較部、 32……表示部、 33……
伝達部、34……タイマー部、 35……演算増幅器、
36……+端子、37……−端子、 38……可変抵
抗器、 39……可動端子、41……出力端子、 42
……フォトカプラ、 43、44……LED、45……
フォトトランジスタ、46……トリマ、 47……回転
部、51……トランシーバ、 52……プロセッサ、
53……ROM、54……RAM、 55……ディップ
スイッチ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも、各種の生産装置に接続され
    て該生産装置から出力される種々の信号を入力するイン
    ターフェースユニットと、該インターフェースユニット
    に接続されて該インターフェースユニットから出力され
    る信号に基づいて管理情報を求めるデータ収集ユニット
    と、該データ収集ユニットと接続されて該データ収集ユ
    ニットから出力される管理情報を解析する解析装置とを
    含み、該インターフェースユニットは、前記生産装置か
    ら出力される信号をデータ収集ユニットが認識できる一
    定の形式の信号に変換して出力するようにした生産装置
    管理システム。
  2. 【請求項2】インターフェースユニットは、生産装置の
    内部に収容するようにした請求項1に記載の生産装置管
    理システム。
  3. 【請求項3】解析装置には解析結果を表示するようにし
    た請求項1または2に記載の生産装置管理システム。
  4. 【請求項4】解析装置は、ネットワークを介してデータ
    収集ユニットに接続した請求項1乃至3に記載の生産装
    置管理システム。
  5. 【請求項5】複数の解析装置をネットワークを介して接
    続した請求項1乃至4に記載の生産装置管理システム。
JP16834398A 1998-01-26 1998-06-16 生産装置管理システム Pending JPH11274022A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2002027769A1 (fr) * 2000-09-28 2002-04-04 Kabushiki Kaisha Toshiba Appareil de fabrication, procede et systeme de commande de l'appareil de fabrication et programme de commande de stockage d'un support lisible par ordinateur s'appliquant a l'appareil
KR20190031385A (ko) * 2017-09-15 2019-03-26 에스케이하이닉스 주식회사 인터페이스 장치와, 이를 이용한 반도체 제조 시스템 및 관리 방법

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WO2002027769A1 (fr) * 2000-09-28 2002-04-04 Kabushiki Kaisha Toshiba Appareil de fabrication, procede et systeme de commande de l'appareil de fabrication et programme de commande de stockage d'un support lisible par ordinateur s'appliquant a l'appareil
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