JPH11273403A - 頭部装着型物体保持装置 - Google Patents

頭部装着型物体保持装置

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JPH11273403A
JPH11273403A JP8001698A JP8001698A JPH11273403A JP H11273403 A JPH11273403 A JP H11273403A JP 8001698 A JP8001698 A JP 8001698A JP 8001698 A JP8001698 A JP 8001698A JP H11273403 A JPH11273403 A JP H11273403A
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JP
Japan
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head
holding
mounting arm
user
mounting
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Withdrawn
Application number
JP8001698A
Other languages
English (en)
Inventor
Emi Koyama
恵美 小山
Hozumi Matsubara
穂澄 松原
Hiroyuki Nishimura
博行 西村
Norio Nakano
紀夫 中野
Yoshimasa Tanaka
義昌 田中
Suehiro Morita
末廣 森田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
Priority to JP8001698A priority Critical patent/JPH11273403A/ja
Publication of JPH11273403A publication Critical patent/JPH11273403A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 頭部装着の装着感を良好なものとする。 【解決手段】 人体頭部に装着されて頭部周辺に物体を
保持するものである。人体頭部の側頭部を挟持する挟持
部2,2を備えた装着部と、該装着部から延出されて物
体を所定位置に位置させる支持手段3とからなる。頭部
周囲を締め付けたり、額部分に物体の荷重を加えてしま
うことなく物体を頭部周辺に位置させることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、人体頭部の周辺に
小物体を保持固定するための頭部装着型物体保持装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】小型スピーカを耳周辺に固定するヘッド
フォンや、ヘッドマウントディスプレー、ヘッドセット
マイク、頭部装着型照明機器、目に光刺激を与える光治
療用の携帯型光照射装置といったものでは、目的とする
小物体を頭部周辺に保持固定することになる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のこの種
の頭部装着型物体保持装置は、良好な装着感を有するも
のとは言えなかった。本発明は上記の点に鑑みてなされ
たもので、頭部装着の装着感が良好である頭部装着型物
体保持装置を提供するにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】しかして本発明は、人体
頭部に装着されて頭部周辺に物体を保持するものであっ
て、人体頭部の側頭部を挟持する挟持部を備えた装着部
と、該装着部から延出されて物体を所定位置に位置させ
る支持手段とからなることに特徴を有している。頭部周
囲を締め付けたり、額部分に物体の荷重を加えてしまう
ことなく物体を頭部周辺に位置させることができる。
【0005】上記物体が照明手段である場合、支持手段
は該照明手段を人体の顔面の前方に位置させるものが好
適である。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態の図1に示す
一例について説明すると、図示の頭部装着型物体保持装
置は、頭頂部から両側頭部にかけて装着されることにな
る装着部1と、該装着部1に対してスライド自在とされ
た挟持部2,2と、一対の挟持部2,2に夫々基端が連
結された一対の支持アーム3,3と、各支持アーム3,
3の先端間に設けられた物体取付部37とからなるもの
として形成されている。
【0007】ここにおける装着部1は、弾性を有する円
弧状装着アーム11と、同じく弾性を有する円弧状補助
装着アーム13との各端部を保持部10に連結したもの
で、パッド状の挟持部2の外面に取り付けられた保持部
10に対して装着アーム11はスライド自在に、補助装
着アーム13は図6に示すように軸12の回りに回転自
在に取り付けられている。また、補助装着アーム13は
図7にも示すように、一対の補助装着アーム13a,1
3bと、両補助装着アーム13a,13bの先端が共に
スライド自在に差し込まれた筒状の接続部13cとで形
成されて、長さ調節自在となっている。
【0008】装着アーム11の後方側に配された上記補
助装着アーム13は、支持アーム3の先端に物体が装着
される該物体保持装置の前後バランスを良くするととも
に、後頭部に接するように装着されることによって、装
着時の安定性を高くする。この時、補助装着アーム13
は上記のように長さ調節自在である上に、装着アーム1
1とのなす角度が可変となるように設けられていること
から、補助装着アーム13を後頭部に接触させることが
確実に行えるものであり、安定した装着を確実に得るこ
とができる。なお、補助装着アーム13は装着アーム1
1とのなす角度が大きくなる方向に回動付勢されたもの
としておくのも好ましい。補助装着アーム13が装着ア
ーム11と並んだ状態で装着されてしまうという不安定
な装着状態を招くおそれが少なくなる。もちろん、補助
装着アーム13と装着アーム11とのなす角度が大きく
なりすぎても不安定となることから、補助装着アーム1
3が装着アーム11に対してなす角度は特定の角度以下
となるようにストッパ(図示せず)を設けて、補助装着
アーム13の回動範囲を規制しておくのがよい。
【0009】なお、補助装着アーム13の回転中心とな
る軸12は、図6に示すように、装着アーム11からず
らした位置としておくのが好ましい。頭部に装着した状
態で補助装着アーム13を回動させても、装着アーム1
1と補助装着アーム13との間で髪の毛が挟まることが
ない。また、補助装着手段は補助装着アーム13に限る
ものではない。たとえば人体の後頭部を挟持することに
なる対のパッドで補助装着手段を構成するようにしても
よい。該パッド13は後頭部に接する方向に付勢された
ものとなっているのが好ましいのはもちろんである。
【0010】挟持部2は上記装着部1を頭に被せた時、
側頭部に装着アーム11及び補助装着アーム13の弾性
によって接するパッド状のものであり、保持部10は図
2に示すように挟持部2の外面に形成されたはめ込み凹
所2aにはめ込み装着されることが固定される。図中2
bは凹所2aの開口縁に形成されてばね弾性によって保
持部10に係合する係止リブである。
【0011】挟持部2の外面に固定される保持部10
は、中央のねじ孔15の回りに円弧状のクリック溝16
が設けられたものとなっている。また上記ねじ孔15に
ねじ込まれるねじ軸25の頭部と、保持部10との間に
支持アーム3が挟持されるのであるが、この時、支持ア
ーム3の基端側には長手方向に沿う長孔30を設けてお
り、ねじ軸25を緩めることによって、保持部10に対
して支持アーム3をスライドさせるとともにねじ軸25
の回りに回転させることができるようになっている。
【0012】ここにおいて、上記長孔30はその長手方
向の複数箇所において上下にクリック発生用凹部が設け
られたものとして形成されており、保持部10には上述
のようにクリック溝16が設けられて、上記保持部10
に対する支持アーム3のスライド及び回転の両者につい
てクリックを発生させることができるようになっている
のであるが、長孔30及びクリック溝16との係合でク
リックを発生させるばね部材として、合成樹脂成形品
(たとえばPOM製)であって両者に係合するクリック
ばね26を用いている。ねじ軸25が中央に挿通される
偏平筒状のクリックばね26は、図4に示すようにその
長手方向が長孔30の方向と一致するように長孔30内
に収められて、図5に示すように上下の凸部27,27
を長孔30におけるクリック発生用凹部に係合させるこ
とで、上記長手方向スライドについてのクリックを発生
させる。また左右両端から保持部10側に向けて突出す
る中空の突起部28,28が図3に示すようにクリック
溝26に係合することで、保持部10に対する支持アー
ム3の回転についてのクリックを発生させる。
【0013】単一のクリックばね26によってスライド
と回転との両動作についてのクリックを発生させること
ができるものであり、しかもスライド方向についてのク
リックばね26の撓み方向と、回転方向についてのクリ
ックばね26の撓み方向とが直交する関係にあり、単一
のクリックばね26で上記両動作についてのクリックを
発生させているにもかかわらず、両動作に対するクリッ
クについて相互に影響が生じることがほとんどないもの
である。
【0014】先端に物体取付部37を備えた各支持アー
ム3は、その中程が図8に示す棒状の軟質部材9で形成
されている。この軟質部材9は、変形自在な金属製(た
とえば銅)からなる芯材90と、この芯材90に一体成
形されたゴムや軟質合成樹脂からなる軟質材91とから
なるもので、芯材90を包んでいる軟質材91の部分に
光反射手段4に至る電源線5が挿通されており、また軟
質材91の外面にはその撓み変形を容易とするための多
数の凹部92を設けている。この時、凹部92が設けら
れていない部分として形成されるリブ93は、軟質部材
9の長手方向に連続するものが周方向において4つ等間
隔に形成されている。
【0015】この軟質部材9においては、その成形に際
して、芯材90と軟質材91及び電源線5と軟質材91
とが接着しないように、つまりは相互にスライド自在と
なるようにしていることから、該軟質部材9は、図9に
示すように任意の方向に曲げたり捩ったりすることがで
きるとともに曲げられた状態や捩られた状態を自身で維
持するものとなっている。
【0016】従って、人体頭部に装着部1を装着する
時、両支持アーム3,3の物体取付部37,37間に物
体を取り付けて、該物体によって両支持アーム3,3間
を連結した状態となってる場合も、挟持部2,2の間隔
に合わせて軟質部材9が変形することで、物体取付部3
7や物体に負荷(歪み等)がかからない。また、軟質部
材9を積極的に曲げたり捩ったりすることによって、物
体取付部37に取り付けた物体の向きの調整を行うこと
ができる。ここで、軟質部材9の断面形状を円形ではな
く楕円形となるようにしているのは、上下方向よりも左
右方向に曲げやすくなる方向依存性を持たせるためであ
る。つまり短径(左右)方向の変形が長径(上下)方向
の変形よりも小さな外力で可能となるようにしているわ
けであり、このような方向依存性が不要である場合には
断面円形としておけばよい。
【0017】物体取付部37に装着する物体はどのよう
なものであってもよい。各支持アーム3,3の先端に異
なる物体を夫々取り付けてもよいし、上述のように物体
の両端を両支持アーム3,3に取り付けるようにしても
よい。図10に他例を示す。これは照明器材4の左右両
端部を一対の支持アーム3,3に一体的に連結したもの
を示している。偏平に形成された該照明器材4は、手元
の照明や、眼球に光刺激を与える光治療などに用いるこ
とができる。
【0018】
【発明の効果】以上のように本発明の請求項1記載の発
明は、人体頭部の側頭部を挟持する挟持部で頭部への装
着を行うために、頭部周囲を締め付けたり、額部分に物
体の荷重を加えてしまうことなく物体を頭部周辺に位置
させることができるものであって良好な装着感を備えて
おり、長時間にわたる着用時にも圧迫感や不快感を着用
者に与えることがないものである。
【0019】上記物体が照明手段である場合、支持手段
は該照明手段を人体の顔面の前方に位置させるものが好
適であり、この場合、手元照明や光治療のための眼球へ
の光刺激付与を良好に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態の一例の斜視図である。
【図2】同上の挟持部付近の分解斜視図である。
【図3】同上のクリック発生についての動作説明図であ
る。
【図4】同上の支持アーム根元部の斜視図である。
【図5】同上のクリック発生についての動作説明図であ
る。
【図6】同上の側面図である。
【図7】同上の補助装着アームの破断正面図である。
【図8】同上の支持アームにおける軟質部の斜視図であ
る。
【図9】同上の支持アームの斜視図である。
【図10】同上の他例の斜視図である。
【符号の説明】 1 装着部 2 挟持部 3 支持アーム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中野 紀夫 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 (72)発明者 田中 義昌 滋賀県彦根市大薮町2050 (72)発明者 森田 末廣 福井県武生市塚町54−6近江化工株式会社 福井工場内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 人体頭部に装着されて頭部周辺に物体を
    保持するものであって、人体頭部の側頭部を挟持する挟
    持部を備えた装着部と、該装着部から延出されて物体を
    所定位置に位置させる支持手段とからなることを特徴と
    する頭部装着型物体保持装置。
  2. 【請求項2】 物体が照明手段であり、支持手段は該照
    明手段を人体の顔面の前方に位置させるものであること
    を特徴とする請求項1記載の頭部装着型物体保持装置。
JP8001698A 1998-03-26 1998-03-26 頭部装着型物体保持装置 Withdrawn JPH11273403A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8001698A JPH11273403A (ja) 1998-03-26 1998-03-26 頭部装着型物体保持装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8001698A JPH11273403A (ja) 1998-03-26 1998-03-26 頭部装着型物体保持装置

Publications (1)

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JPH11273403A true JPH11273403A (ja) 1999-10-08

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ID=13706521

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JP8001698A Withdrawn JPH11273403A (ja) 1998-03-26 1998-03-26 頭部装着型物体保持装置

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