JPH11271114A - 超音波渦流量計 - Google Patents
超音波渦流量計Info
- Publication number
- JPH11271114A JPH11271114A JP10075325A JP7532598A JPH11271114A JP H11271114 A JPH11271114 A JP H11271114A JP 10075325 A JP10075325 A JP 10075325A JP 7532598 A JP7532598 A JP 7532598A JP H11271114 A JPH11271114 A JP H11271114A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cable
- ultrasonic
- vortex flowmeter
- impedance
- detector
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Measuring Volume Flow (AREA)
- Arrangements For Transmission Of Measured Signals (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 検出器と変換器の距離が増大しても、受信器
から送られる受信信号の振幅がほぼ一定に保持される超
音波渦流量計を提供すること。 【解決手段】 測定流体を流す管路12に設けられた渦
発生体14の下流側に配置された送信器16と受信器1
8の間で超音波を送受する検出器10と、この送信器に
駆動信号を送る送信回路22とこの受信器から受信波を
受け取る受信回路24を有する変換器20と、この検出
器と変換器との間で受信信号を授受するケーブル40と
を有する超音波渦流量計において、前記ケーブルの線間
容量を補償するインピーダンス補償手段を設けることを
特徴としている。
から送られる受信信号の振幅がほぼ一定に保持される超
音波渦流量計を提供すること。 【解決手段】 測定流体を流す管路12に設けられた渦
発生体14の下流側に配置された送信器16と受信器1
8の間で超音波を送受する検出器10と、この送信器に
駆動信号を送る送信回路22とこの受信器から受信波を
受け取る受信回路24を有する変換器20と、この検出
器と変換器との間で受信信号を授受するケーブル40と
を有する超音波渦流量計において、前記ケーブルの線間
容量を補償するインピーダンス補償手段を設けることを
特徴としている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、流体流速に比例す
る渦周波数を超音波信号を用いて検出する超音波渦流量
計に関し、特に検出器と変換器との距離が離れている場
合でも、超音波の受信振幅の安定を確保する改良に関す
る。
る渦周波数を超音波信号を用いて検出する超音波渦流量
計に関し、特に検出器と変換器との距離が離れている場
合でも、超音波の受信振幅の安定を確保する改良に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来の超音波渦流量計は、例えば、本出
願人の提案にかかる特開平7−71987号公報に開示
されている。図8は超音波渦流量計の構成図で、検出器
と変換器が離れている場合を示している。図において、
検出器10は管路12、渦発生体14、送信器16並び
に受信器18を有している。送信器16と受信器18に
は、例えば電気信号を機械振動に変換する圧電素子が用
いられている。変換器20は送信回路22と受信回路2
4を有している。
願人の提案にかかる特開平7−71987号公報に開示
されている。図8は超音波渦流量計の構成図で、検出器
と変換器が離れている場合を示している。図において、
検出器10は管路12、渦発生体14、送信器16並び
に受信器18を有している。送信器16と受信器18に
は、例えば電気信号を機械振動に変換する圧電素子が用
いられている。変換器20は送信回路22と受信回路2
4を有している。
【0003】管路12は水・石油・蒸気等の測定流体を
流すもので、例えば鋳鉄やステンレス鋼が用いられる。
渦発生体14は管路12の直径方向に固定されたもの
で、安定したカルマン渦が発生するように等脚台形に類
似した断面形状をしている。送信器16は渦発生体14
の下流側であって、管路12の外壁に測定流体に非接触
状態で固定されている。受信器18は受信器16に対向
して配置されている。
流すもので、例えば鋳鉄やステンレス鋼が用いられる。
渦発生体14は管路12の直径方向に固定されたもの
で、安定したカルマン渦が発生するように等脚台形に類
似した断面形状をしている。送信器16は渦発生体14
の下流側であって、管路12の外壁に測定流体に非接触
状態で固定されている。受信器18は受信器16に対向
して配置されている。
【0004】送信回路22は、送信ケーブル30を介し
て送信器16と接続されており、送信周期T毎に送信器
16に駆動パルス信号を送る。受信回路24は、受信器
18と受信ケーブル40を介して接続されており、受信
器18の渦信号を含む受信信号を信号処理して、渦周波
数信号や流速信号として出力する。
て送信器16と接続されており、送信周期T毎に送信器
16に駆動パルス信号を送る。受信回路24は、受信器
18と受信ケーブル40を介して接続されており、受信
器18の渦信号を含む受信信号を信号処理して、渦周波
数信号や流速信号として出力する。
【0005】図9は図8の装置の信号波形図で、(A)
は送信回路22、(B)は受信回路24、(C)はウィ
ンドゥを示している。ウィンドゥは受信回路24に設け
られたゲート回路で、受信波に含まれる信号成分たる流
体を透過した超音波を抽出し、管路12を伝わった超音
波や多重反射波はノイズとして除去するものである。ウ
ィンドゥは受信波の振幅が、一定のトリガレベルを越え
る透過超音波を取り出すように定められている。
は送信回路22、(B)は受信回路24、(C)はウィ
ンドゥを示している。ウィンドゥは受信回路24に設け
られたゲート回路で、受信波に含まれる信号成分たる流
体を透過した超音波を抽出し、管路12を伝わった超音
波や多重反射波はノイズとして除去するものである。ウ
ィンドゥは受信波の振幅が、一定のトリガレベルを越え
る透過超音波を取り出すように定められている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、検出器と変換
器の距離が増大すると、受信ケーブル40の距離も長く
なって線間容量も増えて、受信器18からみたインピー
ダンスが小さくなる。すると、受信回路24の処理する
受信波の振幅が減衰して、信号処理が困難になるという
課題があった。
器の距離が増大すると、受信ケーブル40の距離も長く
なって線間容量も増えて、受信器18からみたインピー
ダンスが小さくなる。すると、受信回路24の処理する
受信波の振幅が減衰して、信号処理が困難になるという
課題があった。
【0007】図10は受信波振幅とケーブル長の説明図
である。受信ケーブル40の線間容量は、例えば50
[pF/m]であり、受信波の周波数が1.2MHzと
する。すると、ケーブル長が20mのとき、ケーブルの
インピーダンスは130Ωになり、受信波の振幅はケー
ブル長が0mのときと比較して1/3程度になってしま
う。
である。受信ケーブル40の線間容量は、例えば50
[pF/m]であり、受信波の周波数が1.2MHzと
する。すると、ケーブル長が20mのとき、ケーブルの
インピーダンスは130Ωになり、受信波の振幅はケー
ブル長が0mのときと比較して1/3程度になってしま
う。
【0008】本発明は上述の課題を解決したもので、検
出器と変換器の距離が増大しても、受信器から送られる
受信信号の振幅がほぼ一定に保持される超音波渦流量計
を提供することにある。
出器と変換器の距離が増大しても、受信器から送られる
受信信号の振幅がほぼ一定に保持される超音波渦流量計
を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1記載の超音波渦流量計は、測定流体を流
す管路12に設けられた渦発生体14の下流側に配置さ
れた送信器16と受信器18の間で超音波を送受する検
出器10と、この送信器に駆動信号を送る送信回路22
とこの受信器から受信波を受け取る受信回路24を有す
る変換器20と、この検出器と変換器との間で受信信号
を授受するケーブル40とを有する超音波渦流量計にお
いて、前記ケーブルの線間容量を補償するインピーダン
ス補償手段を設けることを特徴としている。
めに、請求項1記載の超音波渦流量計は、測定流体を流
す管路12に設けられた渦発生体14の下流側に配置さ
れた送信器16と受信器18の間で超音波を送受する検
出器10と、この送信器に駆動信号を送る送信回路22
とこの受信器から受信波を受け取る受信回路24を有す
る変換器20と、この検出器と変換器との間で受信信号
を授受するケーブル40とを有する超音波渦流量計にお
いて、前記ケーブルの線間容量を補償するインピーダン
ス補償手段を設けることを特徴としている。
【0010】これによると、インピーダンス補償手段に
よりケーブルの線間容量を補償しているので、検出器と
変換器との距離が増大してケーブルが長くなっても、受
信回路24の受信波振幅の減衰が少なくて済む。
よりケーブルの線間容量を補償しているので、検出器と
変換器との距離が増大してケーブルが長くなっても、受
信回路24の受信波振幅の減衰が少なくて済む。
【0011】
【発明の実施の形態】以下図面を用いて、本発明を説明
する。図1は本発明の一実施例を示す構成ブロック図で
ある。尚、図1において前記図8と同一作用をするもの
には同一符号を付して説明を省略する。インピーダンス
補償部42は、受信ケーブル40に挿入されたもので、
受信波の周波数と受信器18のインピーダンスを考慮し
て、ケーブルの線間容量を補償する。
する。図1は本発明の一実施例を示す構成ブロック図で
ある。尚、図1において前記図8と同一作用をするもの
には同一符号を付して説明を省略する。インピーダンス
補償部42は、受信ケーブル40に挿入されたもので、
受信波の周波数と受信器18のインピーダンスを考慮し
て、ケーブルの線間容量を補償する。
【0012】図2はインピーダンス補償部42の第1の
具体例を示す要部回路図である。インピーダンス補償部
42は、インダクタLと直列に接続される第1の抵抗R
1と、線間容量Coと並列に接続された第2の抵抗R2
を有している。インダクタLは、受信ケーブルの最大長
maxにおける線間容量Cmaxの半分の容量値で、受信波の
角周波数ωに対して共振する値に選定する。 L={ω2x(Cmax/2)}-1 (1)
具体例を示す要部回路図である。インピーダンス補償部
42は、インダクタLと直列に接続される第1の抵抗R
1と、線間容量Coと並列に接続された第2の抵抗R2
を有している。インダクタLは、受信ケーブルの最大長
maxにおける線間容量Cmaxの半分の容量値で、受信波の
角周波数ωに対して共振する値に選定する。 L={ω2x(Cmax/2)}-1 (1)
【0013】抵抗R1,R2は、線間容量Coとインダ
クタLの共振Qを小さくするために挿入される。図3は
図2の回路の入力インピーダンスZinとケーブル長の説
明図である。図中、破線は従来例(図8)の特性、の
実線はインダクタLのみを実装している場合の特性、
は抵抗R1とインダクタLを実装している場合の特性、
は抵抗R1,R2とインダクタLを実装している場合
の特性図である。
クタLの共振Qを小さくするために挿入される。図3は
図2の回路の入力インピーダンスZinとケーブル長の説
明図である。図中、破線は従来例(図8)の特性、の
実線はインダクタLのみを実装している場合の特性、
は抵抗R1とインダクタLを実装している場合の特性、
は抵抗R1,R2とインダクタLを実装している場合
の特性図である。
【0014】入力インピーダンスZinは、発振器18か
らみたインピーダンス補償部42のインピーダンスであ
る。破線では、ケーブル長が増加すると、入力インピー
ダンスZinは単純減少する。実線では、受信ケーブル
の最大長maxの半分の長さで、入力インピーダンスZin
は最大値をとる。実線では、LC共振による入力イン
ピーダンスZinの変動が小さくなる。実線では、並列
抵抗R2の働きで、実線に比較してさらに入力インピ
ーダンスZinの変動が小さくなる。
らみたインピーダンス補償部42のインピーダンスであ
る。破線では、ケーブル長が増加すると、入力インピー
ダンスZinは単純減少する。実線では、受信ケーブル
の最大長maxの半分の長さで、入力インピーダンスZin
は最大値をとる。実線では、LC共振による入力イン
ピーダンスZinの変動が小さくなる。実線では、並列
抵抗R2の働きで、実線に比較してさらに入力インピ
ーダンスZinの変動が小さくなる。
【0015】図4はインピーダンス補償部42の第2の
具体例を示す要部回路図である。インピーダンス補償部
42は、線間容量Coと並列に接続された第3の抵抗R
3を有している。この抵抗値R3は、次のように定め
る。 R3<<(ωCmax)-1 (2)
具体例を示す要部回路図である。インピーダンス補償部
42は、線間容量Coと並列に接続された第3の抵抗R
3を有している。この抵抗値R3は、次のように定め
る。 R3<<(ωCmax)-1 (2)
【0016】図5は図4の回路の入力インピーダンスZ
inとケーブル長の説明図である。発振器18からみた抵
抗R3側の入力インピーダンスZinは、次式で与えられ
る。 Zin=(jωC+R-1)-1 (3) 抵抗R3の抵抗値を(2)式のように選定することで、ケ
ーブル長が長くなっても入力インピーダンスZinの変動
が小さくなる。
inとケーブル長の説明図である。発振器18からみた抵
抗R3側の入力インピーダンスZinは、次式で与えられ
る。 Zin=(jωC+R-1)-1 (3) 抵抗R3の抵抗値を(2)式のように選定することで、ケ
ーブル長が長くなっても入力インピーダンスZinの変動
が小さくなる。
【0017】図6はインピーダンス補償部42の第3の
具体例を示す要部回路図である。インピーダンス補償部
42は、線間容量Coと並列に接続されたインダクタL
2を有している。このインダクタンスL2は、次のよう
に定める。 ωL2<<(ωCmax)-1 (4)
具体例を示す要部回路図である。インピーダンス補償部
42は、線間容量Coと並列に接続されたインダクタL
2を有している。このインダクタンスL2は、次のよう
に定める。 ωL2<<(ωCmax)-1 (4)
【0018】図7は図6の回路の入力インピーダンスZ
inとケーブル長の説明図である。発振器18からみた抵
抗R3側の入力インピーダンスZinは、次式で与えられ
る。 Zin={jωC+(jωL2)-1}-1 (5) インダクタンスL2を(4)式のように選定することで、
ケーブル長が長くなっても入力インピーダンスZinの変
動が小さくなる。ここでは、LC共振の周波数は、受信
ケーブルの最大長maxよりも長いときの線間容量Cで生
じるように選定されている。
inとケーブル長の説明図である。発振器18からみた抵
抗R3側の入力インピーダンスZinは、次式で与えられ
る。 Zin={jωC+(jωL2)-1}-1 (5) インダクタンスL2を(4)式のように選定することで、
ケーブル長が長くなっても入力インピーダンスZinの変
動が小さくなる。ここでは、LC共振の周波数は、受信
ケーブルの最大長maxよりも長いときの線間容量Cで生
じるように選定されている。
【0019】尚、上記実施例において、インピーダンス
補償部42はインダクタや抵抗を用いるものを示した
が、本発明はこれに限定されるものではなく、ようする
に受信ケーブルが長くなって線間容量が増大しても、受
信回路24で送信波の振幅が減衰しないようなものであ
ればよい。例えば、能動アンプ等を用いて、受信器18
をローインピーダンス化してもよい。
補償部42はインダクタや抵抗を用いるものを示した
が、本発明はこれに限定されるものではなく、ようする
に受信ケーブルが長くなって線間容量が増大しても、受
信回路24で送信波の振幅が減衰しないようなものであ
ればよい。例えば、能動アンプ等を用いて、受信器18
をローインピーダンス化してもよい。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の超
音波渦流量計は、インピーダンス補償手段によりケーブ
ルの線間容量を補償しているので、検出器と変換器との
距離が増大してケーブルが長くなっても、受信回路24
の受信波振幅の減衰が少なくて済む。
音波渦流量計は、インピーダンス補償手段によりケーブ
ルの線間容量を補償しているので、検出器と変換器との
距離が増大してケーブルが長くなっても、受信回路24
の受信波振幅の減衰が少なくて済む。
【0021】ここで、請求項2〜5のようにインピーダ
ンス補償手段をインダクタや抵抗等の受動素子を用いて
構成すると、能動アンプの場合に必要とされる電源ライ
ンが不要となり、受信ケーブル40の芯数が少なくてす
み、構造が簡単になる。
ンス補償手段をインダクタや抵抗等の受動素子を用いて
構成すると、能動アンプの場合に必要とされる電源ライ
ンが不要となり、受信ケーブル40の芯数が少なくてす
み、構造が簡単になる。
【0022】請求項2記載の超音波渦流量計では、イン
ピーダンス補償手段は、前記ケーブルの最大長における
線間容量Cmaxの半分の容量値で、前記受信波の角周波
数ωに対して共振するインダクタLとしているので、ケ
ーブルの最大長の範囲で入力インピーダンスが大きくと
れる。好ましくは、請求項3のように、インダクタと直
列に接続される第1の抵抗R1と、前記線間容量と並列
に接続された第2の抵抗R2を有する構成とすると、L
C共振の影響を少なくして、入力インピーダンスの変動
を小さくできる。
ピーダンス補償手段は、前記ケーブルの最大長における
線間容量Cmaxの半分の容量値で、前記受信波の角周波
数ωに対して共振するインダクタLとしているので、ケ
ーブルの最大長の範囲で入力インピーダンスが大きくと
れる。好ましくは、請求項3のように、インダクタと直
列に接続される第1の抵抗R1と、前記線間容量と並列
に接続された第2の抵抗R2を有する構成とすると、L
C共振の影響を少なくして、入力インピーダンスの変動
を小さくできる。
【0023】請求項4記載の超音波渦流量計は、インピ
ーダンス補償手段は、前記線間容量と並列に接続される
第3の抵抗R3であって、この抵抗値を(2)式を満たす
ように構成したので、ケーブル長さが最大長までの範囲
で変化しても、入力インピーダンスの変動を小さくでき
る。
ーダンス補償手段は、前記線間容量と並列に接続される
第3の抵抗R3であって、この抵抗値を(2)式を満たす
ように構成したので、ケーブル長さが最大長までの範囲
で変化しても、入力インピーダンスの変動を小さくでき
る。
【0024】請求項5記載の超音波渦流量計は、インピ
ーダンス補償手段は、前記線間容量と並列に接続される
第2のインダクL2であって、このインダクタンスを
(4)式を満たすように構成したので、ケーブル長さが最
大長までの範囲で変化しても、入力インピーダンスの変
動を小さくできる。
ーダンス補償手段は、前記線間容量と並列に接続される
第2のインダクL2であって、このインダクタンスを
(4)式を満たすように構成したので、ケーブル長さが最
大長までの範囲で変化しても、入力インピーダンスの変
動を小さくできる。
【図1】本発明の一実施例を示す構成ブロック図であ
る。
る。
【図2】インピーダンス補償部42の第1の具体例を示
す要部回路図である。
す要部回路図である。
【図3】図2の回路の入力インピーダンスZinとケーブ
ル長の説明図である。
ル長の説明図である。
【図4】インピーダンス補償部42の第2の具体例を示
す要部回路図である。
す要部回路図である。
【図5】図4の回路の入力インピーダンスZinとケーブ
ル長の説明図である。
ル長の説明図である。
【図6】インピーダンス補償部42の第3の具体例を示
す要部回路図である。
す要部回路図である。
【図7】図6の回路の入力インピーダンスZinとケーブ
ル長の説明図である。
ル長の説明図である。
【図8】超音波渦流量計の構成図である。
【図9】図8の装置の波形図である。
【図10】受信波振幅とケーブル長の説明図である。
10 検出器 12 管路 14 渦発生体 16 送信器 18 受信器 20 変換器 22 送信回路 24 受信回路 30 送信ケーブル 40 受信ケーブル 42 インピーダンス補償手段
Claims (5)
- 【請求項1】測定流体を流す管路(12)に設けられた
渦発生体(14)の下流側に配置された送信器(16)
と受信器(18)の間で超音波を送受する検出器(1
0)と、 この送信器に駆動信号を送る送信回路(22)とこの受
信器から受信波を受け取る受信回路(24)を有する変
換器(20)と、 この検出器と変換器との間で受信信号を授受するケーブ
ル(40)と、を有する超音波渦流量計において、 前記ケーブルの線間容量を補償するインピーダンス補償
手段を設けることを特徴とする超音波渦流量計。 - 【請求項2】前記インピーダンス補償手段は、前記ケー
ブルの最大長における線間容量(Cmax)の半分の容量値
で、前記受信波の角周波数(ω)に対して共振するイン
ダクタ(L)を有することを特徴とする請求項1記載の
超音波渦流量計。 - 【請求項3】前記インダクタと直列に接続される第1の
抵抗(R1)と、前記線間容量と並列に接続された第2
の抵抗(R2)を有することを特徴とする請求項2記載
の超音波渦流量計。 - 【請求項4】前記インピーダンス補償手段は、前記線間
容量と並列に接続される第3の抵抗(R3)であって、
この抵抗値を次式: R3<<(ωCmax)-1 を満たすことを特徴とする請求項1記載の超音波渦流量
計。 - 【請求項5】前記インピーダンス補償手段は、前記線間
容量と並列に接続される第2のインダク(L2)であっ
て、このインダクタンスを次式: ωL2<<(ωCmax)-1 を満たすことを特徴とする請求項1記載の超音波渦流量
計。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10075325A JPH11271114A (ja) | 1998-03-24 | 1998-03-24 | 超音波渦流量計 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10075325A JPH11271114A (ja) | 1998-03-24 | 1998-03-24 | 超音波渦流量計 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11271114A true JPH11271114A (ja) | 1999-10-05 |
Family
ID=13573012
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10075325A Pending JPH11271114A (ja) | 1998-03-24 | 1998-03-24 | 超音波渦流量計 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11271114A (ja) |
-
1998
- 1998-03-24 JP JP10075325A patent/JPH11271114A/ja active Pending
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