JPH11270456A - 軽量風力発電装置 - Google Patents

軽量風力発電装置

Info

Publication number
JPH11270456A
JPH11270456A JP10095262A JP9526298A JPH11270456A JP H11270456 A JPH11270456 A JP H11270456A JP 10095262 A JP10095262 A JP 10095262A JP 9526298 A JP9526298 A JP 9526298A JP H11270456 A JPH11270456 A JP H11270456A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wind
elasticity
generator
column
type
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP10095262A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4204661B2 (ja
Inventor
Hiroshi Okada
弘 岡田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEW POWER KK
Original Assignee
NEW POWER KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEW POWER KK filed Critical NEW POWER KK
Priority to JP09526298A priority Critical patent/JP4204661B2/ja
Publication of JPH11270456A publication Critical patent/JPH11270456A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4204661B2 publication Critical patent/JP4204661B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E10/00Energy generation through renewable energy sources
    • Y02E10/70Wind energy
    • Y02E10/72Wind turbines with rotation axis in wind direction

Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の水平軸型風力発電機の回転数制御、出
力制御および強風時の風逃がし機構として、従来知られ
ている機構は構造が複雑で、部品点数も多く支柱も含め
た風力発電装置全体の重量が大きかった。 【解決の手段】 風力発電機を支える支柱および支線の
撓みを多くとり、材料の弾性を利用し回転数制御、出力
制御および強風時の風逃がし機構の一部として利用し、
部品点数を減らすとともに風力発電装置全体の軽量化を
はかる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は風力発電装置の軽量
化技術における、回転数制御、出力制御および強風時の
風逃がし機構に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、アップウインド型水平軸風車型風
力発電機の回転数制御、出力制御および強風時の風逃が
し機構として受風面積を減らすために、側方または上方
に回転面をずらせるようにしている機構はよく知られて
いる。図18に示すように側方偏向式は風車羽根5の回
転軸66の中心と風車支持の支柱の中心67とが偏心
(Eで示す)しており、強風時には風車羽根回転面が側
方に偏向し、風速が減少するとばね69の力により復元
するようになっている。図18は微風のときを示し、図
19は風がやや強くなったときを示す。尾翼70は風向
に追従する。強風のときは風車羽根5の回転面と尾翼7
0は平行になり完全に風を逃がして風力発電機の破損を
防ぐ。
【0003】一方、上方偏向式は図20に示すように、
風速が大きくなると風車羽根71の回転面が発電機72
と共に支点74を中心にして上向きに偏向し、風速が減
少するとカウンターウエイト77またはばね76の作用
により復元するものである。なお、尾翼73は支柱75
を中心にして常に風車羽根71を風上に向けている。ば
ね76またはカウンターウエイト77で引き戻す方式は
強い風から急に風が弱くなった時、強制的な引き戻しで
急激な荷重がゴムなどのストッパーに加わる。また、風
力発電機全体に大きな衝撃を与え易く、甚だしいときは
破損したり寿命を短める。これを避けるため、ばね76
やカウンターウエイト77を用いない風力発電機も製品
化されているが、上方から戻るとき支点から上の風力発
電機の重心と支点との長さが小さく、元に戻る回転モー
メント小さいので、風が弱くなった時に元に戻って受風
面積を増す作動の応答性が悪く風エネルギーを無駄にし
ている。具体例として図21はばねやカウンターウエイ
トのない上方偏向式水平軸風車型の風力発電機を示し、
風車羽根71、発電機78および尾翼79が支点80に
よって支えられ、支柱75に風向に追従するように装着
されている。実線で表したものが強風で上方に傾き風を
逃がしているところである。この状態で風が急に弱くな
ると、風力発電機の重心Cに加わる重力Wと支点80と
の水平距離S1と乗算した反時計回りの回転モーメント
により、風力発電機は点線で示す微風の状態に戻ろうと
する。しかし、点線で示す位置の重心Cと支点までの水
平距離S0と乗算した回転モーメントに比べはるかに小
さいため、実線で示した上方偏向した位置から点線で示
した位置に戻る応答性が悪く時間がかかる。
【0004】また、ダウンウインド型では図22に示す
ように、コーニング式といって強風時には後流側に風車
羽根81aが円錐状を形成するようにして、図22に点
線で示す風車羽根81bのように風車の受風面積を減少
させ、回転数を抑えるものである。風車羽根81aはヒ
ンジ82、87を用いて回転軸84に取り付けられ、起
動時にはばね83の力で風車羽根を保持して受風面積を
大きくし、回転時には遠心力により回転面が形成され
る。強風時には風の抗力が増大し円錐状になる。図22
の風車羽根81aは発電機86の出力軸84に直結され
ている。発電機86は支柱85を中心に風向に追従して
回転するように取り付けられている。
【0005】以上、何れの従来の方式も風力発電機を支
える支柱は、剛性のある堅固なもので製作されていて重
量が大きかった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来の風力発電機を支
えるため強固に作られた太い支柱はどうしても重量が大
きくなり携帯用としては不向きであった。また、据え付
けと撤去を容易にしようとするとき支柱を含めた発電装
置全体として非常に重く、作業に人手と時間を要した。
【0007】
【課題を解決するための手段】従来、剛性のある支柱を
強固に固定しなければならない、としていた支柱および
それを固定する支線を撓み易い材料で構成し、風力発電
機の回転数制御、出力制御および強風時の風逃がしの機
能要素として使用する。
【0008】本発明はこの支柱および支線を細くて撓み
易いものを使用して重量の軽減をはかる。支柱および支
線は本来の目的である風力発電機を支えることのほか、
それぞれのもつ弾性を利用して、回転数制御、出力制御
および強風時の風逃がし機構にも利用する。
【0009】この発明は回転面の受風面積を減らすアッ
プウインド型の上方偏向式水平軸風車型風力発電機に
も、側方偏向式の水平軸風車型風力発電機にも適用する
ことができる。また、ダウンウインド型の水平軸風車型
風力発電機にも適用することができる。一方、前記の公
知の回転数制御、出力制御および強風時の風逃がし機構
との併用も可能である。併用する場合は従来の方式だけ
では解決が困難であった後述の本発明の効果にあるよう
に種々の問題点が解決される。
【0010】
【発明の実施の形態】発明の実施の形態を実施例にもと
ずき図面を参照して説明する。図1はアップウインド型
の上方偏向式水平軸風車型風力発電機に本発明を適用し
た一実施例である。図1は微風の状態を表す。
【0011】図1において風車羽根5、発電機10およ
び尾翼13を備えた風車回転軸2の下方に距離Yだけオ
フセットした水平の支点軸18を設けるとともに、風向
きに追従する図2に示すヨーチューブ22、ベアリング
24、24およびヨーシャフト25で構成するヨー装置
を設け、無風時に垂直の支柱28に取り付けるアップウ
インド型上方偏向式の水平軸風車型風力発電機におい
て、回転数制御、出力制御および強風時の風逃がし機構
として支柱28の全体または一部を撓み易くし、その弾
性を利用するとともに支柱28を支える支線33、33
の持つ弾性も併用するか、もしくは支柱28または支線
33、33のどちらかの弾性のみを利用する軽量風力発
電装置を提供するものである。図1において風車羽根5
は発電機10に直結されている。支持金具14には発電
機10と尾翼13が取り付けられて一体となっている。
この風力発電機全体の重心Gにかかる重力Pと支点18
までの水平距離Xと乗算した反時計回りのモーメントが
風車羽根5の風車回転軸2の中心線と支点18までのオ
フセットYと風車羽根5の抗力によって生じる時計回り
のモーメントより大きくなっている。
【0012】支柱28まわりを詳しく述べると、図1に
示すように、風力発電機全体は支柱28によって支えら
れ、支柱28は分配金具31によって少なくとも3本の
支線33、33によって地上36にアンカーボルト3
4、34などで無風時は垂直に固定されている。なお、
固定金具32は分配金具31を支柱28に固定するため
のものである。また、支柱の下端は図のように先の尖っ
た物で構成し、凹形のくぼみを設けた支持板35で地上
36に固定する。支柱28は撓み易い材料で製作され
る。図1は微風のときの状態で、風力発電機全体の自重
により、風車羽根5に直結されている風車回転軸2はほ
ぼ水平に保たれている。尾翼13が上方に位置している
ひとつの理由は風車羽根5の回転中心より離れるため、
空気の流れが安定しているので風車回転面を正確に風向
に向け易いからである。他の理由は後述の強風時に支柱
28が撓んだ時に尾翼13が下がり、支線33、33や
支柱28と干渉しないためである。なお、尾翼13はヨ
ーチューブ22に取り付けても本発明は同様の効果を発
揮する。また、風車回転軸と電動機の間に増速機を入れ
る場合も同様の作用をする。
【0013】図2は図1の主要部分を説明するための拡
大部分断面図である。図3は図2のA−Aに沿った支点
軸18まわりの断面図である。図4は図2のB矢視図で
風力発電機主要部を示す背面図ある。支持金具14には
風力発電機10がボルト11、11およびナット8、8
によって取り付け座9、9を介して取り付けられてい
る。同じく支持金具14には尾翼13がビス12、12
およびナット38、38によって取り付けられている。
発電機10と直結の風車回転軸2にはフランジ1および
フランジ6がはめ込まれ、止めネジ3によって固定され
ている。フランジ1およびフランジ6の間には風車羽根
5がボルト7、7およびナット4、4によって取り付け
られている。風車羽根5の回転軸と発電機の回転軸は一
致するが、この風車回転軸2とオフセットした位置に支
点受け30、30が支持金具14に形成され、支点軸1
8が図3のようにヨーチューブ22と共にはめこまれて
いる。支点軸18はスプリングピン19によって抜けな
いように固定されている。これで、ヨーチューブ22は
支点軸18を中心にして、ストッパー29とストッパー
17に規制される角度の範囲内は自由に回転することが
できる。ヨーチューブ22には玉軸受24、24を介し
てヨーシャフト25が取り付けられ、止め輪23、止め
輪26によって軸方向に動かないように固定されてい
る。ヨーチューブ22の動きを規定するため、支持金具
14にはストッパー29が固定されている。これは風が
弱くなったとき元の位置に戻るとき緩衝材としての機能
も果たすようゴムなどで作られる。一方支持金具とヨー
チューブの角度を規定するためストッパー17がバンド
20によって固定されている。このストッパー17の位
置はバンド20のビス21とナット39を緩めることに
よって自由に設定できる。発電機10の電気出力ケーブ
ル15は図2のように発電機10からキャップ16を通
してヨーシャフト25に導かれる。ヨーシャフト25は
ボルト27によって支柱28に固定される。この構成で
風力発電機全体は尾翼13の作用で常に風車羽根5が風
の向かってくる方向に向くことになる。なお、キャップ
16、ヨーチューブ22、支点軸18およびスプリング
ピン19の接合面には、シール剤が充填され防水されて
いる。
【0014】図5は風がやや強くなった時のアップウイ
ンド型上方偏向式の水平軸風車型風力発電機を備えた風
力発電装置の実施例を示す側面図である。風の力によっ
て撓み易く製作された支柱28は風の吹く方向に弓なり
に湾曲して傾く。次に風力発電機本体が支点軸18を中
心にして、上方に偏向する。この状態のときは風の強さ
に応じて風車の回転面の傾き角度を予め設定した回転数
制御や出力制御ができるよう、支点軸18の位置、支柱
28の撓み代および支線33、33の伸び代を設定す
る。
【0015】図6は強風時のアップウインド型上方偏向
式の水平軸風車型風力発電機を備えた風力発電装置であ
る。支柱28はさらに弓なりに大きくしなって強風を逃
がし、風力発電機10の支持板14はストッパー17の
当たる位置まで支点軸18を中心に傾斜し、風力発電装
置全体が破損するのを防いでいる。
【0016】図7は微風時の支点を持たないアップウイ
ンド型水平軸風車型風力発電機を備えた風力発電装置の
実施例を示す側面図である。風車羽根5、発電機10お
よび尾翼13を備え、風向きに追従するヨー装置37を
設け、垂直の支柱に取り付けるアップウインド型水平軸
風車型風力発電機において、回転数制御、出力制御およ
び強風時の風逃がし機構に支柱28の全体または一部を
撓み易くし、その弾性を利用するとともに支柱28を支
える支線33、33の持つ弾性も併用するか、もしくは
支柱28または支線33の、33どちらかの弾性のみを
利用する軽量風力発電装置の一実施例を示す。すなわ
ち、図1の支点軸18を持たないタイプで、微風の状態
を表している。この形式は支柱28のより多い撓み量を
要求する。風向に追従するヨー装置は37で表す。図7
の主要部の詳細は図2の支点軸18を無くし、支持板1
4とヨーチュブ22を動かないよう固定したもので、図
2のヨーチューブ22、ベアリング24、24およびヨ
ーシャフト25で構成する風向に追従するヨー機能は全
く同様である。
【0017】図8は強風時の支点を持たないアップウイ
ンド型水平軸風車型風力発電機を備えた風力発電装置を
示す側面図である。支柱28は弓なりに大きくしなって
強風を逃がし、風力発電装置全体が破損するのを防いで
いる。なお図示していないが回転数制御や出力制御をし
ているときは図7と図8の中間の支柱の撓みであること
は容易に解る。
【0018】図9は微風時のダウンウインド型水平軸風
車型風力発電機を備えた風力発電装置の実施例を示す側
面図である。風車羽根5および発電機10を備え風向き
に追従するヨー装置37を設け、無風時には垂直の支柱
28に取り付けるダウンウインド型水平軸風車型風力発
電機において、回転数制御、出力制御および強風時の風
逃がし機構に支柱28の全体または一部を撓み易くし、
その弾性を利用するとともに支柱を支える支線33、3
3の持つ弾性も併用するか、もしくは支柱28または支
線33、33のどちらかの弾性のみを利用する軽量風力
発電装置の一実施例を示す。尾翼はなく風向安定板38
が付いている。図9の主要部の詳細は図2の支点軸18
を無くし、支持板14とヨーチュブ22を動かないよう
固定したもので、図2のヨーチューブ22、ベアリング
24、24およびヨーシャフト25で構成する風向に追
従するヨー機構は全く同様である。
【0019】図10は強風時のダウンウインド型水平軸
風車型風力発電機を備えた風力発電装置の状態である。
支柱28は弓なりに大きくしなって強風を逃がし、風力
発電装置全体が破損するのを防いでいる。なお図示して
いないが回転数制御や出力制御をしているときは図9と
図10の中間の支柱の撓みであることは容易に解る。
【0020】図11はアップウインド型上方偏向式の水
平軸風車型風力発電機を備え撓まない支柱に取り付けた
風力発電装置の実施例を示す側面図である。支柱がほと
んど撓まない従来から使われている支柱39、44を使
用し、支線42がよく撓むもの、ないしは伸びない支線
40a、40a、40b、40b引張ばね41、41な
どを用いたときの一実施例を表す。作動は前記の図2に
準ずる。この例は支柱39と支柱44に分かれて伸縮式
に形成し、持ち運ぶ長さが短くなるようにしている。支
柱全体の長さはバンド43によって長さが自由に調節で
きる。この伸縮式の支柱はこれまで述べてきた撓み易い
支柱28にも適用可能で、つなぐ本数は何段でもかまわ
ない。また、撓み易い支柱28と伸び易い支線との組合
せでも本発明は成り立つ。図11は伸びない支線40
a、40a,40b、40bと引張ばね41、41で支
線を形成しているが、点線で示す支線42を伸び縮みす
る線で作ることも可能である。実用的には撓み易い支柱
28と伸び縮みする支線42の組合せで本発明を実施す
ることが経済的に得策となろう。
【0021】図12はアップウインド型上方偏向式の水
平軸風車型風力発電機を備え、固定台45に支線のない
撓む支柱47aに取り付けた風力発電装置の実施例を示
す側面図である。支柱の下部を堅固なもので固定し支線
を使わない形式である。固定台45を使わず、支柱47
aを長くして地上に埋め込み、自立型支柱とし支線を使
わないようにしても同様の作用をする。また、図13は
支柱46は撓まないものを使用し、一部のみより撓みや
すい支柱47bを入れたものであるが、前記図12と同
様の作動をする。
【0022】図14は発電機が下部にあるアップウイン
ド型の水平軸風車を備え、支柱に取り付けた風力発電装
置の実施例を示す側面図である。風車羽根5、尾翼1
3、歯車51、50の動力伝達装置および下部に発電機
56を備え、風向きに追従するヨー装置52を設け無風
時は垂直の支柱に取り付けるアップウインド型水平軸風
車型風力発電機において、回転数制御、出力制御および
強風時の風逃がし機構に支柱58の全体または一部を撓
み易くし、その弾性を利用するとともに支線33、33
の持つ弾性も併用するか、もしくは支柱58または支線
33、33のどちらかの弾性のみを利用する軽量風力発
電装置の一実施例を示す。図14に示すように撓み易い
支柱58を用いる場合は風車羽根5の回転はフレキシブ
ルシャフト57で発電機56に伝達される。なお、48
は風車軸、59は取付台、49、53、60は軸受であ
る。
【0023】図15は発電機が下部にあるダウンウイン
ド型の水平軸風車を備え、支柱に取り付けた風力発電装
置の実施例を示す側面図である。風車羽根5、歯車5
1、50の動力伝達装置および下部に発電機56を備
え、風向きに追従するヨー装置52を設け無風時は垂直
の支柱に取り付けるダウンウインド型水平軸風車型風力
発電機において、回転数制御、出力制御および強風時の
風逃がし機構に支柱58の全体または一部を撓み易く
し、その弾性を利用するとともに支線33、33の持つ
弾性も併用するか、もしくは支柱58または支線33、
33のどちらかの弾性のみを利用する軽量風力発電装置
の一実施例を示す。図15に示すように撓み易い支柱5
8を用いる場合は風車羽根5の回転はフレキシブルシャ
フト57で発電機56に伝達される。
【0024】図16はアップウインド型上方偏向式の水
平軸風車型風力発電機を備え、支柱が長い場合の風力発
電装置の実施例を示す側面図である。支柱62が長い場
合、2箇所以上の分配金具31、65から支線63、6
3、64、64を張った場合を示す一実施例である。
【0025】図17は風がやや強くなった時のアップウ
インド型側方偏向式水平軸風車型風力発電機を備えた風
力発電装置の実施例を示す斜視図である。風車羽根5、
発電機67、尾翼70および戻しばね69を備え、風車
回転軸66を支柱の風向きに追従するヨー装置につなが
る支柱の中心67と偏心させた図18に示すアップウイ
ンド型側方偏向式の水平軸風車型風力発電機において、
回転数制御、出力制御および強風時の風逃がし機構とし
て支柱28の全体または一部を撓み易くし、その弾性を
利用するとともに支柱28を支える支線33、33の持
つ弾性も併用するか、もしくは支柱28または支線3
3、33のどちらかの弾性のみを利用する軽量風力発電
装置の一実施例である。従来の側方偏向式は、風向が偏
向する方向に変化し、同時に強くなった場合には制御が
困難であった。強風が偏向しようとする方向に急に変化
して吹くと、逃げがなくて風力発電装置の弱い箇所が破
損する場合がある。その点、図17に示すものは、強風
になったとき、まず支柱28や支線33、33が撓み、
風車羽根5の回転面を上に向け受風面積を減らし、回転
数制御、出力制御および強風時の風逃がし機構として作
用し応答性が良い。
【0026】なお、この発明の発電機を油圧ポンプなど
に置き換え、風のエネルギーを油圧エネルギーに変換し
たり、直接水をかくはんして風のエネルギーを熱エネル
ギーに変換することも可能である。
【0027】
【発明の効果】
【0028】本発明は以上に説明したように構成されて
いるので、以下に記載されるような効果を奏する。
【0029】簡単な構造で風力発電機の回転数制御、出
力制御および強風時の風逃がしをすることができる。従
来のような戻しばねやカウンターウエイトが不要になり
軽量化できる。
【0030】風力発電機本体とともに、これを支える支
柱や支線も大幅に軽量化できる。
【0031】運搬、据え付けおよび撤去が容易である。
【0032】従来の支柱には剛性が要求されていたの
で、その材料は金属材料や鉄筋コンクリートなどに限ら
れていた。しかし、本発明では支柱の「撓み」を大きく
とる必要があるので、「撓み」が大きなFRPやプラス
チック材料も使用でき、材料選択の幅が広がる。
【0033】従来、ダウンウインド型の回転数制御、出
力制御および強風時の風逃がし機構は風車羽根が固定ピ
ッチ型ではコーニング方式が主体であったが、本発明を
適用すると複雑な機構が不要となり、部品点数の削減、
重量軽減、信頼性の向上および製造コストの低下が可能
となる。
【0034】支線も伸び易い材料でも使用可能となり、
材料選択の幅が大きくなる。
【0035】風力発電機の回転による振動がしなやかな
支柱や支線の使用で、据え付けられた地上や建物に伝わ
り難くなり、防振効果がある。
【0036】本発明では風力発電機の自重による復帰力
と支柱や支線の復元力を利用しているので、ストッパー
のゴムに加わる衝撃も小さい。また、急に風が弱くなっ
ても支柱や支線の弾性によって、まず元に戻ろうとする
ので、応答性も適度に早く風のエネルギーを無駄にしな
い。
【0037】側方偏向式に適用すると、強風が偏向しよ
うとする方向に急に変化して吹くと、まず支柱や支線が
撓み、回転数制御、出力制御および強風時の風逃がし機
構として作用し応答性が良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】微風時のアップウインド型上方偏向式の水平軸
風車型風力発電機を備えた風力発電装置の実施例を示す
側面図である。
【図2】図1のアップウインド型上方偏向式の水平軸風
車型風力発電機の主要部の説明をするための拡大部分断
面図である。
【図3】図2のA-Aに沿った支点軸回りの実施例を示
す断面図である。
【図4】図2のB矢視図で風力発電機主要部の実施例を
示す背面図である。
【図5】風がやや強くなった時のアップウインド型上方
偏向式の水平軸風車型風力発電機を備えた風力発電装置
の実施例を示す側面図である。
【図6】強風時のアップウインド型上方偏向式の水平軸
風車型風力発電機を備えた風力発電装置の実施例を示す
側面図である。
【図7】微風時の支点を持たないアップウインド型水平
軸風車型風力発電機を備えた風力発電装置の実施例を示
す側面図である。
【図8】強風時の支点を持たないアップウインド型水平
軸風車型風力発電機を備えた風力発電装置の実施例を示
す側面図である。
【図9】微風時のダウンウインド型水平軸風車型風力発
電機を備えた風力発電装置の実施例を示す側面図であ
る。
【図10】強風時のダウンウインド型水平軸風車型風力
発電機を備えた風力発電装置の実施例を示す側面図であ
る。
【図11】アップウインド型上方偏向式の水平軸風車型
風力発電機を備え、撓まない支柱に取り付けた風力発電
装置の実施例を示す側面図である。
【図12】アップウインド型上方偏向式の水平軸風車型
風力発電機を備え、支線のない撓む支柱に取り付けた風
力発電装置の実施例を示す側面図である。
【図13】支線のない支柱の部分を示す実施例である。
【図14】発電機が下部にあるアップウインド型の水平
軸風車を備え、支柱に取り付けた風力発電装置の実施例
を示す側面図である。
【図15】発電機が下部にあるダウンウインド型の水平
軸風車を備え、支柱に取り付けた風力発電装置の実施例
を示す側面図である。
【図16】アップウインド型上方偏向式の水平軸風車型
風力発電機を備え、支柱が長い場合の風力発電装置の実
施例を示す側面図である。
【図17】風がやや強くなった時のアップウインド型側
方偏向式水平軸風車型風力発電機を備えた風力発電装置
の実施例を示す斜視図である。
【図18】微風時の従来の側方偏向式アップウインド型
水平軸風車型風力発電機の実施例を示す上面図である。
【図19】やや強い風の時の従来の側方偏向式アップウ
インド型水平軸風車型風力発電機の上面図である。
【図20】従来の上方偏向式アップウインド型水平軸風
車型風力発電機を示す側面図である。
【図21】ばねやカウンターウエイトを持たない、従来
の上方偏向式アップウインド型水平軸風車型風力発電機
の側面図である。
【図22】従来のダウンウインド型水平軸風車型風力発
電機の側面図である。
【符号の説明】
2、66 風車回転軸 5、 風車羽根 10、56、68 発電機 13、70 尾翼 17、29 ストッパー 18 支点軸 22 ヨーチューブ 28、39、44、46、47a、47b、58、62
支柱 31、53、65、 分配金具 33、40a、40b、42、63、64 支線 34 アンカーボルト 35 支持板 38、61 風向安定板 45、55 固定台 49、53、60 軸受 57 フレキシブル軸

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】風車羽根、発電機および尾翼を備えた風車
    回転軸の下方にオフセットした水平の支点軸を設けると
    ともに、風向きに追従するヨー装置を設け、無風時に垂
    直の支柱に取り付けるアップウインド型上方偏向式の水
    平軸風車型風力発電機において、回転数制御、出力制御
    および強風時の風逃がし機構として支柱の全体または一
    部を撓み易くし、その弾性を利用するとともに支柱を支
    える支線の持つ弾性も併用するか、もしくは支柱または
    支線のどちらかの弾性のみを利用する軽量風力発電装
    置。
  2. 【請求項2】風車羽根、発電機および尾翼を備え、風向
    きに追従するヨー装置を設け、無風時に垂直の支柱に取
    り付けるアップウインド型水平軸風車型風力発電機にお
    いて、回転数制御、出力制御および強風時の風逃がし機
    構として支柱の全体または一部を撓み易くし、その弾性
    を利用するとともに支柱を支える支線の持つ弾性も併用
    するか、もしくは支柱または支線のどちらかの弾性のみ
    を利用する軽量風力発電装置。
  3. 【請求項3】風車羽根および発電機を備え風向きに追従
    するヨー装置を設け無風時は垂直の支柱に取り付けるダ
    ウンウインド型水平軸風車型風力発電機において、回転
    数制御、出力制御および強風時の風逃がし機構として支
    柱の全体または一部を撓み易くし、その弾性を利用する
    とともに支柱を支える支線の持つ弾性も併用するか、も
    しくは支柱または支線のどちらかの弾性のみを利用する
    軽量風力発電装置。
  4. 【請求項4】風車羽根、尾翼、歯車等の動力伝達装置お
    よび下部に発電機を備え、風向きに追従するヨー装置を
    設け無風時は垂直の支柱に取り付けるアップウインド型
    水平軸風車型風力発電機において、回転数制御、出力制
    御および強風時の風逃がし機構として支柱の全体または
    一部を撓み易くし、その弾性を利用するとともに支柱を
    支える支線の持つ弾性も併用するか、もしくは支柱また
    は支線のどちらかの弾性のみを利用する軽量風力発電装
    置。
  5. 【請求項5】風車羽根、歯車等の動力伝達装置および下
    部に発電機を備え、風向きに追従するヨー装置を設け、
    無風時は垂直の支柱に取り付けるダウンウインド型水平
    軸風車型風力発電機において、回転数制御、出力制御お
    よび強風時の風逃がし機構として支柱の全体または一部
    を撓み易くし、その弾性を利用するとともに支柱を支え
    る支線の持つ弾性も併用するか、もしくは支柱または支
    線のどちらかの弾性のみを利用する軽量風力発電装置。
  6. 【請求項6】風車羽根、発電機、尾翼および戻しばねを
    備え、風車回転軸を支柱の風向きに追従するヨー装置と
    偏心させたアップウインド型側方偏向式の水平軸風車型
    風力発電機において、回転数制御、出力制御および強風
    時の風逃がし機構として支柱の全体または一部を撓み易
    くし、その弾性を利用するとともに支柱を支える支線の
    持つ弾性も併用するか、もしくは支柱または支線のどち
    らかの弾性のみを利用する軽量風力発電装置。
JP09526298A 1998-03-23 1998-03-23 軽量風力発電装置 Expired - Fee Related JP4204661B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP09526298A JP4204661B2 (ja) 1998-03-23 1998-03-23 軽量風力発電装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP09526298A JP4204661B2 (ja) 1998-03-23 1998-03-23 軽量風力発電装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH11270456A true JPH11270456A (ja) 1999-10-05
JP4204661B2 JP4204661B2 (ja) 2009-01-07

Family

ID=14132861

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP09526298A Expired - Fee Related JP4204661B2 (ja) 1998-03-23 1998-03-23 軽量風力発電装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4204661B2 (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100815865B1 (ko) 2007-09-05 2008-03-24 (주)에스에스상사 풍력발전기
JP2011522167A (ja) * 2008-06-04 2011-07-28 イッポリート,マッシーモ 対流圏風力発生装置用のエアフォイルの駆動及び補助離昇のための基礎構造
KR101180743B1 (ko) * 2010-12-30 2012-09-07 주식회사서영테크 수평축 풍력발전기의 과풍속 제어 장치
CN103410679A (zh) * 2013-08-28 2013-11-27 苏州萤火虫贸易有限公司 家用风力发电装置
KR101540207B1 (ko) * 2014-08-06 2015-07-30 영남대학교 산학협력단 소형 풍력 발전 유닛의 지지장치
WO2017009943A1 (ja) * 2015-07-14 2017-01-19 株式会社日立製作所 ダウンウィンド型風力発電装置およびダウンウィンド型風力発電装置の制御方法
CN112922784A (zh) * 2021-04-20 2021-06-08 裘苗全 一种磁悬浮风力增速发电装置

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101284529B1 (ko) 2012-05-20 2013-07-16 권현기 풍력을 이용한 소형 led 조명장치

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100815865B1 (ko) 2007-09-05 2008-03-24 (주)에스에스상사 풍력발전기
JP2011522167A (ja) * 2008-06-04 2011-07-28 イッポリート,マッシーモ 対流圏風力発生装置用のエアフォイルの駆動及び補助離昇のための基礎構造
KR101180743B1 (ko) * 2010-12-30 2012-09-07 주식회사서영테크 수평축 풍력발전기의 과풍속 제어 장치
CN103410679A (zh) * 2013-08-28 2013-11-27 苏州萤火虫贸易有限公司 家用风力发电装置
KR101540207B1 (ko) * 2014-08-06 2015-07-30 영남대학교 산학협력단 소형 풍력 발전 유닛의 지지장치
WO2017009943A1 (ja) * 2015-07-14 2017-01-19 株式会社日立製作所 ダウンウィンド型風力発電装置およびダウンウィンド型風力発電装置の制御方法
JPWO2017009943A1 (ja) * 2015-07-14 2018-03-29 株式会社日立製作所 ダウンウィンド型風力発電装置およびダウンウィンド型風力発電装置の制御方法
CN112922784A (zh) * 2021-04-20 2021-06-08 裘苗全 一种磁悬浮风力增速发电装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP4204661B2 (ja) 2009-01-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5531567A (en) Vertical axis wind turbine with blade tensioner
US4456429A (en) Wind turbine
JP4651614B2 (ja) 風力発電所
EP2142795B1 (en) Wind turbine rotor
EP2473688B1 (en) Hybrid multi- element tapered rotating tower
CN109219701B (zh) 多转子风轮机
US20080253892A1 (en) Tension Wheel Hub in a Rotor System for Wind and Water Turbines
US20120051914A1 (en) Cable-stayed rotor for wind and water turbines
US8061964B2 (en) Hybrid multi-element tapered rotating tower
CN101449054B (zh) 水平轴线风力发电机
EP2577054B1 (en) Wind turbine with a centrifugal force driven adjustable pitch angle and blades retained by cables
US8137052B1 (en) Wind turbine generator
US20100221101A1 (en) Support of flow deflection devices in wind turbines
JP2006046306A (ja) 風力発電用の風車及び発電機駆動方式
US4439105A (en) Offset-axis windmill having inclined power shaft
US20070269311A1 (en) Wind turbine and support structure and method of controlling the rotational speed of such wind turbine
JPH11270456A (ja) 軽量風力発電装置
JP2011256862A (ja) 風洞体を備える水平軸型風力発電装置
JP2005226588A (ja) 風力発電装置
JP4875770B2 (ja) 風車の半可撓架台
US11421650B2 (en) Towerless vertical-axis wind turbine
JP3766845B2 (ja) 風力発電装置
WO2004022968A1 (en) Apparatus with an inclined carrying pillar for anchoring an axial turbine for the production of electric energy from water currents
JP2005291185A (ja) 風力発電装置
JP4533991B1 (ja) 小型プロペラ風車

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 19980518

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050304

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050318

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050609

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20071126

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20071204

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080131

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080131

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080617

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080716

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080716

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20081007

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20081015

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111024

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121024

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121024

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20141024

Year of fee payment: 6

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees