JPH11270278A - 推進工法用推進体 - Google Patents

推進工法用推進体

Info

Publication number
JPH11270278A
JPH11270278A JP7562198A JP7562198A JPH11270278A JP H11270278 A JPH11270278 A JP H11270278A JP 7562198 A JP7562198 A JP 7562198A JP 7562198 A JP7562198 A JP 7562198A JP H11270278 A JPH11270278 A JP H11270278A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
propulsion
propulsion member
end side
members
jacking
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP7562198A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3163280B2 (ja
Inventor
Teruo Kabeuchi
輝夫 壁内
Masaya Hattori
正也 服部
Takashi Sogawa
孝志 十川
Yukishige Yamada
幸重 山田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kubota Corp filed Critical Kubota Corp
Priority to JP7562198A priority Critical patent/JP3163280B2/ja
Publication of JPH11270278A publication Critical patent/JPH11270278A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3163280B2 publication Critical patent/JP3163280B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Excavating Of Shafts Or Tunnels (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 屈曲点間隔が長短異なる推進工法用推進体を
種類の少ない推進部材で得られるようにする。 【解決手段】 推進ヘッド1の後側に連設する推進部材
群Aを第1推進部材10と第2推進部材20とによって
構成する。第1推進部材10を非屈曲型で、第2推進部
材20を屈曲自在に構成して、第2推進部材20が推進
部材群Aの屈曲点Yを形成するように構成してある。隣
接し合う一対の第2推進部材20どうしの間に入る第1
推進部材10の数量が変化するように第1推進部材10
と第2推進部材20の連結配列を変更できるように構成
して、屈曲点Yどうしの間隔Dを変更できるようにして
ある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ガス管、ケーブル
管、水道管などを地中に敷設する地中穴を形成するため
の推進工法用推進体、詳しくは、推進ヘッド、及び、こ
の推進ヘッドの後側に連設される推進部材群によって構
成される推進工法用推進体に関する。
【0002】
【従来の技術】上記した推進工法用推進体として、従
来、たとえば特開平8−326472号公報に示される
ものがあった。すなわち、先端側に雄ネジ部を有する前
側推進管の後端部に備えられた球面嵌合部と、後端側に
雌ネジ部を有する後側推進管の前端部に備えられた球状
嵌合部と、球面嵌合部に螺着するとともに先端側が球状
嵌合部に入り込むように構成した連結ピンとにより、前
記前側推進管と後側推進管とをこれらの軸芯に直行する
方向の軸芯まわりで相対揺動するように連結して一つの
推進部材を構成し、前側推進管及び後側推進管の軸芯方
向に並ぶ複数個の推進部材の隣接し合う推進部材どうし
を前記雄ネジ部と雌ネジ部とによって連結して推進体を
構成するようになったものがあった。つまり、前記推進
部材の複数個を連結して推進部材群を構成する。各推進
部材において前側推進管と後側推進管とが相対揺動する
軸芯により、推進部材群が推進計画線に沿って屈曲して
いくことを可能にするための屈曲点を形成するようにな
ったものであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】推進体を大半径で屈曲
する推進計画線に沿わせて推進させていく際には、推進
部材群における屈曲点どうしの間隔いわゆる屈曲点間隔
が比較的長くても、推進体を推進計画線に比較的精度よ
く沿わせて屈曲させられるが、推進体を小半径で屈曲す
る推進計画線に沿わせて推進させていく際には、推進部
材群における屈曲点間隔が短い方が推進体を推進計画線
に精度よく沿わせて屈曲させられる。また、推進部材群
における屈曲点間隔が短い場合よりも長い場合の方が、
推進体の推進反力などに起因する蛇行を発生しにくくし
たり、少なく抑制したりしながら推進体を推進させてい
ける。また、推進計画線の屈曲半径に適応した屈曲点間
隔を備える推進部材群を採用すれば、推進ヘッドに作用
する推進反力で推進部材群が限界まで屈曲するようにし
ながら推進体を推進させていく推進工法を採用しても、
推進体を推進計画線に精度よく沿わせて屈曲させながら
推進させられる。すなわち、推進ヘッドの向き調節な
ど、推進部材群の屈曲半径を調節するための制御を行わ
なくとも、推進体に単に押し込み力を付与するだけで操
作簡単に推進部材群が所望の屈曲半径で屈曲していく。
ところが、上記した従来の推進体の場合、推進部材群に
おける前記屈曲点間隔は、一つの推進部材が備える長さ
によって決まっていた。このため、推進計画線の屈曲半
径が異なる場合、この屈曲半径に適応した前記屈曲点間
隔を備える推進体を採用し、推進計画線の屈曲半径の大
小いかんにかかわらず、推進体を推進計画線に精度よく
沿わせて屈曲させながら、蛇行しにくくしながら推進さ
せていくとか、推進体に単に押し込み力を付与するだけ
で操作簡単に推進体を推進計画線に精度よく沿わせなが
ら推進させていくには、長さが異なる各種の推進部材を
準備する必要があった。本発明の目的は、比較的数少な
い種類の推進部材を準備するだけで屈曲半径が異なる各
種の推進計画線に精度よく沿う地中穴を形成したり、そ
の地中穴を操作簡単に形成したりできる推進工法用推進
体を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1による発明の構
成、作用、効果はつぎのとおりである。
【0005】〔構成〕推進ヘッド、及び、この推進ヘッ
ドの後側に連設される推進部材群によって構成される推
進工法用推進体において、前記推進部材群を構成する推
進部材として、非屈曲型の第1推進部材と、屈曲自在な
第2推進部材とを備えさせ、前記第1推進部材の先端側
及び後端側に連結部を、かつ、前記第2推進部材の先端
側及び後端側に連結部をそれぞれ備えさせ、第1推進部
材の先端側の連結部を、別の第1推進部材の後端側の連
結部にも、第2推進部材の後端側の連結部にも分離自在
に連結できるように、かつ、第1推進部材の後端側の連
結部を、別の第1推進部材の先端側の連結部にも、第2
推進部材の先端側の連結部にも分離自在に連結できるよ
うに、第1推進部材の連結部と、第2推進部材の連結部
とを構成してある。
【0006】〔作用〕複数個の第1推進部材と第2推進
部材とを、隣接し合う一対の第2推進部材どうしの間に
第1推進部材が1個ずつ入る配列にして並べ、隣接し合
う第2推進部材の先端側と第1推進部材の後端側とを連
結し、隣接し合う第2推進部材の後端側と第1推進部材
の先端側とを連結することにより、推進部材群を構成で
きる。この推進部材群の場合、隣接し合う一対の第1推
進部材どうしが第2推進部材の屈曲によって相対揺動す
る状態に連結し、各第1推進部材の前側と後側とに第2
推進部材によって屈曲点が形成されてこの屈曲点で推進
計画線に沿って屈曲していく。
【0007】また、複数個の第1推進部材と第2推進部
材とを、隣接し合う一対の第2推進部材どうしの間に第
1推進部材が2個ずつ入る配列にして並べ、隣接し合う
一対の第1推進部材の一方の後端側と他方の先端側とを
連結し、隣接し合う第2推進部材の先端側と第1推進部
材の後端側とを連結し、隣接し合う第2推進部材の後端
側と第1推進部材の先端側とを連結することにより、推
進部材群を構成できる。この推進部材群の場合、複数個
の第1推進部材のうちの2個ずつが相対揺動しないよう
に直結して1個の第1推進部材よりも長尺の非屈曲型推
進部材を形成するとともに、隣接し合う長尺非屈曲型推
進部材どうしが第2推進部材の屈曲によって相対揺動す
る状態に連結し、各長尺非屈曲型推進部材の前側と後側
とに第2推進部材によって屈曲点が形成されてこの屈曲
点で推進計画線に沿って屈曲していく。すなわち、複数
個の第1推進部材と第2推進部材とを連結することによ
って推進部材群を構成できる。そして、隣接し合う一対
の第2推進部材どうしの間に入れる第1推進部材の数量
を調節することにより、推進部材群における屈曲点間隔
が長短異なるものになる。
【0008】〔効果〕屈曲半径が異なる推進計画線に沿
わせて地中穴を形成する場合でも、第1推進部材と第2
推進部材とを連結配列が適切になるように調節して連結
することにより、推進計画線の屈曲半径に極力適応した
屈曲点間隔を備える推進部材群が得られ、推進体を推進
計画線に精度よく沿わせながら、蛇行しにくくしながら
推進させたり、推進体に押し込み力を与えるだけで操作
簡単に推進体を推進計画線に精度よく沿わせながら推進
させたりして推進計画線に極力合致する仕上がり精度の
よい地中穴を形成できる。しかも、推進部材として第1
推進部材と第2推進部材との2種類を準備するだけで済
み、経済面で有利にできる。
【0009】請求項2による発明の構成、作用、効果は
つぎのとおりである。
【0010】〔構成〕請求項1による発明の構成におい
て、前記第1推進部材の先端側の連結部、前記第1推進
部材の後端側の連結部、前記第2推進部材の先端側の連
結部、及び、前記第2推進部材の後端側の連結部それぞ
れの連結仕様を同一にしてある。
【0011】〔作用〕第1推進部材の連結部と第2推進
部材の連結部とを直接に連結したり、第1推進部材の連
結部どうしを直接に連結して1個の第1推進部材よりも
長尺の非屈曲型推進部材を形成したりするものである。
すなわち、第1推進部材と第2推進部材も、第1推進部
材どうしも連結専用の部材を使用しないで連結して推進
部材群を構成するものである。
【0012】〔効果〕連結専用の部材を要しないで第1
推進部材と第2推進部材との2種類の推進部材を準備す
るだけで安価に屈曲点間隔が異なる推進部材群を構成
し、屈曲半径が異なる推進計画線に精度よく沿った地中
穴を操作簡単に形成できる。
【0013】
【発明の実施の形態】図1及び図3に示すように、先導
体2を先端側に備える推進ヘッド1と、この推進ヘッド
1の後端側に連設するとともに複数本の第1推進部材1
0と第2推進部材20とで成る推進部材群Aとにより、
推進体を構成してある。この推進体は、ガス管、ケーブ
ル管、水道管などを地中に敷設するための地中穴を図1
及び図3に示す推進工法によって形成するものであり、
詳しくはつぎの如く構成してある。
【0014】図5に示すように、前記推進ヘッド1は、
前記先導体2が一端側に連結している筒状の推進ヘッド
本体3の他端側に、メねじ筒体で成る連結部4を備えさ
せるとともに、先導体2を推進ヘッド本体3の軸芯Xま
わりで推進ヘッド本体3に対して回動操作する油圧シリ
ンダ装置5を推進ヘッド本体3の内部に設けることによ
って構成してある。前記連結部4は、推進ヘッド本体3
に同芯状に連結している筒型ねじホルダー6に前記軸芯
Xまわりで回動自在に支持させて、推進ヘッド本体3に
対して回転操作できるようにしてある。
【0015】図6に示すように、前記第1推進部材10
は、先端側にオねじ筒体で成る第1連結部11を備える
筒型の推進部材本体12の後端側にメネジ筒体で成る第
2連結部13を備えさせて構成してある。前記第1連結
部11を構成するオねじ筒体のねじのピッチ、山径、谷
径などの仕様を、推進ヘッド1の前記連結部4を構成す
るメねじ筒体のねじの仕様と同一にしてある。前記第2
連結部13を推進部材本体12に同芯状に連結している
筒型ねじホルダー14に回動自在に支持させて、推進部
材本体12に対して回転操作できるように構成するとと
もに、この第2連結部13を構成するメねじ筒体のねじ
のピッチ、山径、谷径などの仕様を、第1連結部11を
構成するオねじ筒体のねじの仕様と同一にしてある。
【0016】すなわち、第1推進部材10は、推進反力
が作用しても容易には屈曲しないように非屈曲型に構成
するとともに、推進ヘッド1の前記油圧シリンダ装置5
に接続する油圧配管を内部に通せるように筒型に構成し
てある。また、先端側の第1連結部11を別の第1推進
部材10の後端側の第2連結部13に分離自在に連結す
るとか、後端側の第2連結部13を別の第1推進部材1
0の先端側の第1連結部11に分離自在に連結すること
により、複数個の第1推進部材10どうしを連結して1
個の第1推進部材10よりも長尺の非屈曲型推進部材を
形成できるように構成してある。
【0017】図7に示すように、前記第2推進部材20
は、先端側にオねじ筒体で成る第1連結部21を備える
前側筒体22の後端側と、後端側にメねじ筒体で成る第
2連結部23を備える後側筒体24の先端側とを、前側
筒体22に螺合するとともに止めねじ25によって外れ
止めされた継ぎ手26で連結することによって構成して
ある。
【0018】前記第1連結部21を構成するオねじ筒体
のねじのピッチ、山径、谷径などの仕様を、推進ヘッド
1の前記連結部4を構成するメねじ筒体、及び、第1推
進部材10の後端側の第2連結部13を構成するメねじ
筒体のねじの仕様と同一にしてある。前記第2連結部2
3を後側筒体24に同芯状に連結している筒型ねじホル
ダー27に回動自在に支持させて、後側筒体24に対し
て回転操作できるように構成するとともに、この第2連
結部23を構成するメねじ筒体のねじのピッチ、山径、
谷径などの仕様を、第1推進部材10の先端側の第1連
結部11を構成するオねじ筒体の仕様と同一にしてあ
る。
【0019】前記継ぎ手26を、前側筒体22から突出
する端部に外周面が球面状の球状嵌合部26aを有する
球面継ぎ手に作成するとともに、後側筒体24の内周面
側に備えさせた球面嵌合部24aに前記球状嵌合部26
aによって回動自在に内嵌係合するように構成してあ
る。前記継ぎ手26の前記球状嵌合部26aの両横側で
前記後側筒体24に螺着してある連結ピン28の先端側
を前記球状嵌合部26aに相対回動自在に係入させてあ
る。これにより、前側筒体22と後側筒体24とは継ぎ
手26によっては両筒体22,24の軸芯に対して直行
する方向の全ての軸芯まわりで相対揺動するように連結
するが、連結ピン28が両筒体22,24に対する揺動
規制手段となり、前側筒体22と後側筒体24との相対
揺動を、両筒体22,24の軸芯に直行する方向の軸芯
のうちの両連結ピン28,28の軸芯上に位置する軸芯
Yのみのまわりで相対揺動するものに規制するようにし
てある。
【0020】すなわち、第2推進部材20は、推進ヘッ
ド1の前記油圧シリンダ装置5に接続する油圧配管を内
部に通せるように筒型に構成してある。さらに、先端側
の第1連結部21と後端側の第2連結部23との間で軸
芯Yまわりで折れ曲がるように屈曲自在型に構成し、先
端側の第1連結部21を第1推進部材10の後端側の第
2連結部13に分離自在に連結するとか、後端側の第2
連結部23を第1推進部材10の先端側の第1連結部1
1に分離自在に連結することにより、第1推進部材10
どうしを連結して推進部材群Aを構成するとともに、推
進部材群Aに前記軸芯Yで成る屈曲点を形成するように
構成してある。また、先端側の第1連結部21を推進ヘ
ッド1の前記連結部4に連結することにより、推進部材
群Aを推進ヘッド1に連結するように構成してある。
【0021】要するに、図1〜図4に示す如くして前記
地中穴を形成するように構成してある。すなわち、複数
個の第1推進部材10と第2推進部材20とを連結して
推進部材群Aを構成するとともに、この推進部材群Aを
推進ヘッド1の後側に連設して推進体を構成する。この
とき、図1及び図2に示すように、推進計画線Zの曲線
部分における屈曲半径Rが小である場合、たとえば複数
個の第1推進部材10と第2推進部材20とを、隣接し
合う一対の第2推進部材20どうしの間に第1推進部材
10が1個ずつ入る配列にして並べ、隣接し合う第2推
進部材20の先端側と第1推進部材10の後端側とをそ
れらの連結部21,13によって連結し、隣接し合う第
2推進部材20の後端側と第1推進部材10の先端側と
をそれらの連結部23,11によって連結し、推進部材
群Aの屈曲点間隔Dを短くする。図3及び図4に示すよ
うに、推進計画線Zの曲線部分における屈曲半径Rが大
である場合、たとえば複数個の第1推進部材10と第2
推進部材20とを、隣接し合う一対の第2推進部材20
どうしの間に第1推進部材10が2個ずつ入る配列にし
て並べ、隣接し合う一対の第1推進部材10の一方の後
端側と他方の先端側とをそれらの連結部13,11によ
って連結し、隣接し合う第2推進部材20の先端側と第
1推進部材10の後端側とをそれらの連結部21,13
によって連結し、隣接し合う第2推進部材20の後端側
と第1推進部材10の先端側とをそれらの連結部23,
11によって連結し、推進部材群Aの屈曲点間隔Dを長
くする。推進計画線Zの曲線部分における屈曲半径Rが
さらに大である場合には、隣接し合う一対の第2推進部
材20どうしの間に直結状態で入れる第1推進部材10
の数量を多くし、推進部材群Aの屈曲点間隔Dをさらに
長くする。つまり、推進計画線Zの曲線部分の屈曲半径
Rが大小異なる場合、第1推進部材10と第2推進部材
20の連結配列を調節し、推進部材群Aの屈曲点間隔D
を、推進計画線Zの屈曲半径Rに適応した長さに調節す
る。
【0022】そして、図1及び図2に示すように、道路
などの配管対象地30に形成したピット31から推進装
置32によって推進体の後端側に押し込み操作力を与え
ることにより、推進体を推進計画線Zの推進開始位置S
に位置合わせした推進ヘッド1の方から配管対象地30
に突入させるとともに推進させる。このとき、推進装置
32から各第1推進部材10及び第2推進部材20の内
部を通って前記油圧シリンダ装置5に接続している油圧
配管を介してこの油圧シリンダ装置5を推進装置32に
よって操作し、油圧シリンダ装置5の駆動力によって先
導体2を推進ヘッド本体3に対して回動操作して、先導
体2が有する傾斜面2aに作用する推進反力のために推
進ヘッド1の推進方向が所望方向になるように傾斜面2
aの向き調節を行うことにより、推進体を推進計画線Z
の直線部分や曲線部分に沿わせて推進させる。推進ヘッ
ド1が推進計画線Zの推進終了位置Eに到達すると、推
進体を配管対象地30からピット31の方に抜き出すこ
とにより、地中穴を完成する。
【0023】〔別実施形態〕第2推進部材20として、
上記実施形態に示した如く先端側部分22と後端側部分
24とを相対回動自在に連結する球面継ぎ手26と、こ
の球面継ぎ手26による先端側部分22と後端側部分2
4との相対揺動を規制する連結ピン28とによって一つ
の軸芯まわり腰折れするように屈曲自在に構成したもの
を採用する他に、先端側部分22と後端側部分24とを
コイルスプリングなどの螺旋連結部材によって連結する
ことによって屈曲自在に構成したものを採用したり、先
端側部分22と後端側部分24とを連結ピンのみによっ
て枢着することによって一つの軸芯まわり腰折れするよ
うに屈曲自在に構成したものを採用して実施してもよ
い。
【0024】推進ヘッド1、第1推進部材10、第2推
進部材20として、上記実施形態に示した如く筒型に構
成したものを採用する他、中実型に構成したものを採用
して実施してもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】地中穴形成要領の説明図
【図2】屈曲点間隔を短くした状態の推進体の一部の側
面図
【図3】地中穴形成要領の説明図
【図4】屈曲点間隔を長くした状態の推進体の一部の側
面図
【図5】推進ヘッドの一部断面状態での側面図
【図6】第1推進部材の断面図
【図7】第2推進部材の断面図
【符号の説明】
1 推進ヘッド 10 第1推進部材 11 第1推進部材の先端側の連結部 13 第1推進部材の後端側の連結部 20 第2推進部材 21 第2推進部材の先端側の連結部 23 第2推進部材の先端側の連結部 A 推進部材群
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山田 幸重 兵庫県尼崎市浜1丁目1番1号 株式会社 クボタ技術開発研究所内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 推進ヘッド(1)、及び、この推進ヘッ
    ド(1)の後側に連設される推進部材群(A)によって
    構成される推進工法用推進体であって、 前記推進部材群(A)を構成する推進部材として、非屈
    曲型の第1推進部材(10)と、屈曲自在な第2推進部
    材(20)とを備えさせ、 前記第1推進部材(10)の先端側及び後端側に連結部
    (11),(13)を、かつ、前記第2推進部材(20)
    の先端側及び後端側に連結部(21),(23)をそれぞ
    れ備えさせ、 第1推進部材(10)の先端側の連結部(11)を、別
    の第1推進部材(10)の後端側の連結部(13)に
    も、第2推進部材(20)の後端側の連結部(23)に
    も分離自在に連結できるように、かつ、第1推進部材
    (10)の後端側の連結部(13)を、別の第1推進部
    材(10)の先端側の連結部(11)にも、第2推進部
    材(20)の先端側の連結部(21)にも分離自在に連
    結できるように、第1推進部材(10)の連結部(1
    1),(13)と、第2推進部材(20)の連結部(2
    1),(23)とを構成してある推進工法用推進体。
  2. 【請求項2】 前記第1推進部材(10)の先端側の連
    結部(11)、前記第1推進部材(10)の後端側の連
    結部(13)、前記第2推進部材(20)の先端側の連
    結部(21)、及び、前記第2推進部材(10)の後端
    側の連結部(23)それぞれの連結仕様を同一にしてあ
    る請求項1記載の推進工法用推進体。
JP7562198A 1998-03-24 1998-03-24 推進工法用推進体 Expired - Fee Related JP3163280B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7562198A JP3163280B2 (ja) 1998-03-24 1998-03-24 推進工法用推進体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7562198A JP3163280B2 (ja) 1998-03-24 1998-03-24 推進工法用推進体

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH11270278A true JPH11270278A (ja) 1999-10-05
JP3163280B2 JP3163280B2 (ja) 2001-05-08

Family

ID=13581474

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7562198A Expired - Fee Related JP3163280B2 (ja) 1998-03-24 1998-03-24 推進工法用推進体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3163280B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016160727A (ja) * 2015-03-05 2016-09-05 株式会社関電工 ターゲット着脱装置及びターゲット着脱方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016160727A (ja) * 2015-03-05 2016-09-05 株式会社関電工 ターゲット着脱装置及びターゲット着脱方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP3163280B2 (ja) 2001-05-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3153128B2 (ja) 推進体
JP3163280B2 (ja) 推進工法用推進体
CN112120652A (zh) 一种定向弯曲的内窥镜导管结构
AU600250B2 (en) Method and apparatus for determining bends in a pipeline
US5159849A (en) Serpentine tube inspection positioning spine
CN214157255U (zh) 一种定向弯曲的内窥镜导管
US3315516A (en) Flexible mandril for pipe or tube bending
JP5933238B2 (ja) 孔軌跡の計測装置及び計測方法
JP7220820B1 (ja) 地中推進体およびそれを用いた敷設方法。
US4914973A (en) Serpentine tube inspection positioning spine
CN213940669U (zh) 一种定向弯曲的内窥镜导管结构
JP3708839B2 (ja) 小口径推進工法用推進体
JPH03470Y2 (ja)
JPH10191524A (ja) 管路内誘導通線器
US4896555A (en) Serpentine tube inspection positioning spine
JP3142243B2 (ja) 推進方法
JP2619267B2 (ja) 推進管の滑材注入配管方法
JPH11270279A (ja) 推進工法用推進体
US4914974A (en) Serpentine tube inspection positioning spine
CN101558988A (zh) 具有可挠转向结构的消化道内视镜及其可挠转向管
JP3151407B2 (ja) 推進方法
US11351581B2 (en) Drop head attachment for toilet auger
JPH0668351B2 (ja) 管内通線具
JP2719284B2 (ja) 推進工法用推進管
JP3197461B2 (ja) 推進工法用推進体

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees