JPH1127024A - 情報端末用アンテナ装置 - Google Patents

情報端末用アンテナ装置

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JPH1127024A
JPH1127024A JP18896497A JP18896497A JPH1127024A JP H1127024 A JPH1127024 A JP H1127024A JP 18896497 A JP18896497 A JP 18896497A JP 18896497 A JP18896497 A JP 18896497A JP H1127024 A JPH1127024 A JP H1127024A
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JP
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antenna
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antenna device
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rom
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JP18896497A
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English (en)
Inventor
Tamami Maruyama
珠美 丸山
Kazuhiro Uehara
一浩 上原
Kenichi Kagoshima
憲一 鹿子嶋
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 一定のアンテナの開口面積を有するけれど
も、携帯性に優れ、小型で且つアンテナ特性に影響を与
えにくい、高速無線LANシステムに用いられる情報端
末用アンテナ装置を提供する。 【解決手段】 CD−ROMディスクと実質的に同一の
径を有するアンテナがCD−ROM装置上に装着されて
おり、該アンテナの中心軸と、該CD−ROM装置の駆
動軸とが実質的に同一軸であって、該CD−ROMディ
スクを搭載するための蓋の上に配置されている情報端末
用アンテナ装置である。また、アンテナはセクタアンテ
ナであって、該アンテナは裏内側が金属で蒸着されたレ
ドームで覆われているものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、携帯型情報端末に
用いられるアンテナに関し、特に、高速無線LANに用
いられる小型アンテナ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】国内における、高速無線LANシステム
は、RCR標準規格(財団法人 電波システム開発セン
ター:”構内無線局19GHz帯データ伝送用無線設備
標準規格”:RCR STD-34, March,1993. )に基づいて、
モトローラ社のAltairシステム(James E.Mitzlaff: "R
adio Propagation and Anti-Multipath Techniques int
he WIN Environment," IEEE Network Magazine, vol.5,
No.6, pp.21-26, Nov.1991. )と、NTTの19GH
z帯高速無線LANシステム;VJ25方式([1] 白土正、
花澤徹朗、岡田隆、丸山珠美:“高速無線LAN装置の
開発“:NTT R&D、Vol.45, No.8, pp.95-104, Aug.,199
6. 、[2]T.Okada、T.Shirato 、H.Hara、M.Iki 、“VJ2
5 System: 19GHz High-speed WirelessLAN System
、”NTT REVIEW、Vol.9 、pp.86-92、Jan.1997. )と
がある。Altairシステムの端末装置の場合は、装置全体
の大きさは約4000ccであり、VJシステムの端末装置
の場合は3000ccであり、主に、机の上や机の上のパ
ーソナルコンピュータやワークステーションあるいはパ
ーティションの上などに設置されており、いずれも情報
端末とともに携帯するには不便となる大きさであった。
【0003】高速無線LANシステムに用いられる従来
のアンテナ装置について以下に説明する。
【0004】高速無線通信を行うためには、多重波環境
によって生じる遅延を抑圧するため、指向性を鋭くした
利得の高いアンテナが必要である。 Altair の場合は、
基地局(CM;Control module)に60°ビーム6セク
タ、端末局(UM;User Module )に60°ビーム6セ
クタのアンテナを用いて伝送速度10Mbpsを実現してい
る。またVJシステムの場合は、CMにオムニアンテ
ナ、UMに30°ビーム12セクタアンテナを用いて伝
送速度25Mbpsを実現している。
【0005】図19(a)〜(c)は、これらセクタア
ンテナについて説明している。図19(a)は、セクタ
数が12の場合のセクタアンテナを示している。本アン
テナは水平面内放射指向性(または円錐面内放射指向
性)の半値幅30°となるアンテナを12個並べ、中央
のアンテナ切り替えスイッチで、使用するアンテナを切
り替え、水平面内のどの方向にもビームを向けられるよ
うにしている。図19(b)は、セクタ数を6とし、半
値幅が60°となるアンテナを6個並べて水平面内全て
を覆っている。図19(c)は、セクタ数を4とし、半
値幅が90°となるアンテナを4個並べて水平面内全て
を覆っている。
【0006】このようなセクタアンテナは、先ず、狭い
ビーム幅が要求されるにつれて高い利得を確保するため
の、大きな実効開口面積が必要となるため、各セクタ毎
のアンテナ単体の大きさが大きくなる。次に、ビーム幅
が狭くなるにつれて、周方向を覆うために必要となるア
ンテナの個数も増える。このため、セクタ数が増えるに
つれて、セクタアンテナ全体の大きさはセクタ数の約2
乗に比例すように大きくなってしまうという性質があ
る。
【0007】従来の12セクタアンテナ装置には、3次
元コーナーリフレクタ(内川潔,橋本安世,菊間信良、
稲垣直樹:“3次元コーナーリフレクタアンテナとその
UTDによる解析, ”:信学技報,AP93-104,pp.31-38,D
ec.(1993). )がある。これで12セクタアンテナを作
成すると、19GHzでは地板直径160mm、高さ20
mmとなる。本アンテナ装置の場合は、基本的に反射板の
大きさと開口面積に従ってアンテナの利得やビーム幅が
決定されるため、これ以上アンテナ装置を小さくするこ
とは困難であった。このため重量を軽くできないという
欠点もあった。
【0008】また少しでも小さいアンテナを実現するた
めに誘電体を装荷した3次元コーナリフレクタ(白土
正,花澤徹朗,岡田隆,丸山珠美:“高速無線LAN装
置の開発, ”:NTT R&D ,Vol.45, No.8, pp.95-104 ,
Aug.,1996.)がある。しかし、この場合も19GHz帯
で高さ10mm、直径150mmでありこれ以上小さくする
ことはできない。
【0009】一方、この3次元コーナーリフレクタアン
テナよりも小さい容積でこれを実現する平面パッチアン
テナ(上原一浩,関智弘,鹿子嶋憲一: “平面マルチビ
ームアレーアンテナを用いた20GHz帯12セクタア
ンテナ”信学' 96春大 B-107 ,1996.、及び 関智弘,
上原一浩,鹿子嶋憲一: “20GHz帯円柱フェーズド
アレーアンテナの移相器量子化の影響”信学`96ソサイ
エティ大会 B-114, 1996.)が考えられている。しか
し、これらのアンテナは、前述の文献(白土正,花澤徹
朗,岡田隆,丸山珠美:“高速無線LAN装置の開発,
”:NTT R&D ,Vol.45, No.8, pp.95-104 , Aug.,1996
. )中にある設計条件、即ち、垂直面指向性のビーム
幅30°、指向性利得15dBiを満たすために、縦方
向に約半波長のアンテナを2段または3段の構成にする
ため、その高さは50mmから70mm程度となり、薄型化
の実現は困難であった。また、複雑な給電回路を必要と
するため、回路からの不要な放射や損失が問題となると
いう欠点も生じていた。
【0010】また高さ6mmを実現する薄型アンテナとし
て、円形の地板の上にモノポール八木・宇田アンテナを
12個並べたマルチセクタモノポール八木・宇田アレー
アンテナ(MS-MPYA )(丸山珠美,上原一浩,鹿子嶋憲
一:“モノポール八木・宇田アレーアンテナを用いた無
線LAN用小型マルチセクタアンテナの解析と設
計,”:信学論B-II,Vol.J-80-B-II, No.5 , pp.424-43
3, 5 月.,1997. )が報告されている。
【0011】図20は、従来のMS-MPYA を用いたアンテ
ナ装置の構造を説明している。
【0012】図20において、21は地板、23はモノ
ポール八木・宇田アンテナ、24はリフレクタとしてい
る円筒、27は中央の円筒の内径の直径2s、29は円
筒および仕切り板の高さ、31は仕切り板、47は地板
の直径2rである。本アンテナはアレー長だけでなく、
地板や、隣接アレーとの相互結合の影響も有効に利用し
て、高さを低くすることが可能になっている。しかし、
リターンロスを抑えて帯域を確保するためには、放射素
子をアレー間に設置してある仕切り板31からある程度
離さなくてはいけない必要があり、27の中央の円筒の
直径2s は2λ程度必要となり、この結果地板直径は1
50mm以下にできないという欠点があった。またこの仕
切り板31は放射指向性を制御するために必要不可欠で
あった。即ち、従来の技術では、CD−ROMとほぼ同
じ大きさの直径120mmΦ以下の薄型の12セクタアン
テナは存在しなかった。
【0013】図21は、これら、従来の無線LANシス
テムで用いられたアンテナ装置を使用するときの様子を
説明している。
【0014】図21において、アンテナ1、該アンテナ
に接続されるRF部7、及び該RF部に接続されるモデ
ム部8から構成されるアンテナ装置2と、情報端末4
と、アンテナ装置2と情報端末4とを接続するインタフ
ェース3と、PC−CARD5と、該PC−CARDを
介して情報端末4に接続されるCD−ROM装置6とが
示されている。このように、従来の高速無線LAN用の
アンテナ装置は大きくてかさばるため携帯に不便である
という欠点があった。またCD−ROMやプリンタなど
を情報カードなどを介して接続すると、情報端末に複数
の機器が接続されてかさばるため、移動や携帯の際には
不便が生じていた。
【0015】図22は、携帯用に、情報端末に直接、ア
ンテナ装置を装着する従来の方法を説明している。
【0016】図22において、図21と同一の参照符号
は、同一の対象を示している。セクタアンテナ1はセク
タ間のばらつきを防ぐためには、円形又は正多角形にす
るのが望ましい。一方、RF部やモデム部は基板を用い
るため直方体であることが装置の小型化や低コスト化に
望ましい。即ち、直方体であるほうが規格品や市販品を
用いやすく、プリントも容易であること、円形や変則的
な形状にプリントする場合に比較して余分なスペースを
作りにくいなどの利点がある。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の高速
無線LAN用のアンテナ装置は、円形が望ましいアンテ
ナと、直方体が望ましいRF部及びモデム部との間で、
装置の小型化や携帯性の向上に対して不都合が生じてい
た。また、従来のアンテナ装置は、小型化に対して、コ
ーナリフレクタ型の場合は直径と高さをともに小さくで
きない、平面アンテナの場合は高さを低くできない、モ
ノポール八木・宇田アンテナの場合は直径を小さくでき
ないという不都合が生じていた。このため、例えRF部
やモデム部をどんなに小さくすることが可能になって
も、アンテナの小型化に限界があり、形状も円形が望ま
しいために、アンテナがアンテナ装置の小型化の妨げに
なってしまうという欠点があった。
【0018】また、従来のアンテナを電波の遮蔽を防ぐ
ために高いところや端末から離れたところに設置しよう
とすると情報端末にいろいろなものがぶらさがり携帯に
不便であるという欠点も生じていた。しかし、円形のア
ンテナを直方体の筐体の上に乗せると、RF部やモデム
部を小さく製造できても、アンテナの形状と合わずアン
テナ部だけ突起してじゃまになるなどの欠点が生じる。
【0019】また、アンテナが図22のように低いとこ
ろにあると、情報端末を使用する人間が、基地局(C
M)からの電波を遮るなどの問題も生じる。
【0020】図23は、この基地局(CM)からの電波
を遮ってしまうのを防ぐため、アンテナ装置1を、情報
端末4のディスプレイの上に設置した従来のアンテナ装
置の一例である。
【0021】図23において、図21と同一の参照符号
は同一の対象を示しているが、更に、RF部とアンテナ
装置を接続する高周波ケーブル9が示されている。この
ように、アンテナを筐体から離して高いところに設置し
ようとすると、情報端末に個別に接続されるものが増え
て不便でありまた小型にできないという欠点が生じる。
またアンテナ装置とRF部を接続する高周波ケーブルか
らのロスも問題になる。
【0022】更に、従来のセクタアンテナは、図21の
ように直方体の装置(筐体)の上におくと、筐体の角か
らの回折が問題になったり、筐体の端までが長い場合と
短い場合でチルト角や垂直面内放射指向性が異なる(An
tenna Engineering handbookp.12-20、特願平7- 31
4884)などの、問題があった。
【0023】本発明は前述のような問題点を解決するた
めになされたもので、利得、ビーム幅、パターン形状な
ど従来のアンテナ特性を損なわずに高さとアンテナ直径
とを小さくした小型のマルチセクタアンテナ装置を実現
することを目的としている。
【0024】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、記録デ
ィスクと実質的に同一の径を有するアンテナが記録ディ
スク駆動装置上に装着されており、該アンテナの中心軸
と、該記録ディスク駆動装置の駆動軸とが実質的に同一
軸となるように配置されている情報端末用アンテナ装置
が提供される。また、情報端末の記録ディスク駆動装置
としては、CD−ROM装置であるのが好ましい。更
に、記録ディスク駆動装置において記録ディスクを搭載
するための蓋の上に装着されているのが好ましい。この
ように、本来円形の薄型の形状であるCD−ROM装置
と円形の薄型のアンテナ装置とを一体とするために、通
常の方形の筐体(基板の形に従った)と比較してアンテ
ナ用の特別な空間を必要とせずに、一定の径のアンテナ
の開口面積を確保することができる。更に、円形状のア
ンテナと一体化される装置が、薄い円形状のディスクを
駆動する装置であるために、アンテナ特性に方形の筐体
からの影響を与えることがなく、指向特性の優れたアン
テナ装置を実現することができる。
【0025】前記アンテナが、1つ以上のアンテナを有
するセクタアンテナであり、また、少なくとも1つの表
面が金属の地板と、複数の励振器と、該複数の励振器の
それぞれに対する複数の導波器と、隣り合う励振器間を
覆う金属フィンと、側面が筒状の反射板とを有する地板
付マルチセクタモノポール八木・宇田アレーアンテナ装
置であり、更に、該各励振器が整合回路を有しているの
が好ましい。導波器を利用しており、アレー長で特性が
決まるアンテナであるために、従来困難であった12セ
クタ以上の狭ビームマルチセクタアンテナも薄型な構成
を実現できる。また、モノポール・八木・宇田アンテナ
が低姿勢であるために、小型・薄型12セクタアンテナ
装置を実現できる。更に、整合回路を用いることによっ
て整合できるので、アンテナ素子を反射板に近接させ
て、直径を小さくすることが可能になる。これにより、
薄型12セクタアンテナの径を小型にしCD−ROMと
ほぼ同じ径を有するのアンテナを実現することが可能と
なる。
【0026】アンテナがレドームで覆われており、該レ
ドームの裏内側に金属が蒸着されているのが好ましい。
これにより、製造方法及びアンテナ特性を変えることな
く利得を高くし、アンテナ特性を改善することができ
る。
【0027】アンテナ用のRF部が一体として更に備え
ており、情報端末に備えられたモデム部とケーブルで接
続されているのが好ましい。また、アンテナ用のRF部
と、該RF部に接続されるモデム部とを一体として更に
備えており、情報端末とケーブルで接続されているのも
好ましい。このように、RF部をアンテナ装置に近接し
ておくことにより、ロスが問題になりやすい高価で硬質
の高周波ケーブルを不要とすることができる。
【0028】情報端末に着脱可能であり、該情報端末の
使用時に前記アンテナが水平となるように配置されてい
るのが好ましい。また、前記情報端末は、重畳する上側
プレートと下側プレートとが、1つの辺を枢軸に開閉可
能なノート型であって、重畳する情報端末の上側プレー
トの上面とアンテナ装置とが、該枢軸となる辺と反対の
辺を枢軸に開閉可能であり、情報端末の上側プレートと
下側プレートとを閉じた状態において、該上側プレート
の上面とアンテナ装置とが閉じた状態となり、該アンテ
ナ装置が該下側プレートと平行になるように配置されて
おり、情報端末の上側プレートと下側プレートとを開い
た状態において、該上側プレートの上面とアンテナ装置
とが開いた状態となり、該アンテナ装置が該下側プレー
トと平行になるように配置されているのが好ましい。ア
ンテナ装置を装着したCD−ROM装置は薄型にできる
ため、収納時には、情報端末全体がほぼ従来の形状と同
様の大きさとなり十分なコンパクト性を実現でき、鞄な
どへの収納も便利である。更に、使用時には、アンテナ
が情報端末のディスプレイの背後であって人間の体や頭
の反対側に開くようになるので、電波の遮蔽による通信
の切断をふせぐことも可能になる。
【0029】
【発明の実施の形態】以下、図面を用いて本発明の実施
形態をより詳細に説明する。また、同一の参照符号は、
複数の図面に渡って同一の対象物を示している。
【0030】図1は、高速無線LANに用いられる本発
明による携帯型情報端末用アンテナの第1の実施形態を
表している。
【0031】図1において、CD−ROM装置6と、該
CD−ROM装置6上に装着したアンテナ1と、該アン
テナ1に接続されるRF部7と、該RF部7に接続され
るモデム部2と、該RF装置7と該モデム部2とを接続
する手段である140MHz 同軸ケーブル13と、情報端
末4と、該CD−ROM装置6を該情報端末4に接続す
る情報カード10と、無線LAN用端末装置のモデム部
2を情報端末4に接続する情報カード11と、該CD−
ROM装置6と該情報カード10を接続するケーブル1
4とが示されている。
【0032】このように、本来、円形のCD−ROMを
収納するためのCD−ROM装置と、円形にすることが
電波の不感地とかつセクタ間のばらつきをなくすのにふ
さわしいセクタアンテナを1つの装置とすることによ
り、図22のようにアンテナ装置が小型化のじゃまにな
ったり、図23のように、情報端末に複数の装置が取り
付けられて使いにくくなるのを防ぐことが可能になる。
またアンテナ装置1を装着したCD−ROM装置6は、
ケーブル13とケーブル14とで接続されており、情報
端末を使用する者の人体や人頭などによる電波の遮蔽を
ふせげるように、任意の場所に設置することができる。
またケーブル13とケーブル14とは同じカバーに収納
することで、ケーブルがじゃまになるのをふせぐことが
できる。
【0033】図2は、高速無線LANに用いられる本発
明による携帯型情報端末用アンテナの第2の実施形態を
表している。
【0034】図2において、アンテナ装置のモデム部2
に、予めCD−ROM装置6とアンテナ1とを接続でき
るケーブルの口を設けて置き、ここにCD−ROM装置
が接続できるようにしている例である。
【0035】図3は、高速無線LANに用いられる本発
明による携帯型情報端末用アンテナの第3の実施形態を
表している。
【0036】図3において、更に、CD−ROM装置6
を情報端末4へ接続するケーブルの口43、モデム部2
を情報端末4へ接続するケーブル44、モデム部2を情
報端末4へ接続するケーブルの口45が示されている。
図3は、アンテナ装置をCD−ROM装置6に一体とし
て取り付けて、情報端末4に接続する例である。ケーブ
ル13はそれぞれCD−ROM装置の中に収納されてい
る。ケーブル44はモデム部2からケーブル14の接続
口までは装置の中に収納し、装置の外はケーブル14と
同じカバー内に収納している。
【0037】図4は、高速無線LANに用いられる本発
明による携帯型情報端末用アンテナの第4の実施形態を
表している。
【0038】図4(a)は情報端末を収納(閉じた)時
の、図4(b)は情報端末を使用(開いた)時の一実施
形態を示している。図4(c)は図4(a)の収納時に
情報端末を上から見た平面図である。CD−ROM装置
6に装着したアンテナ装置は高い位置にあって、情報端
末4と共に収納でき、又は折り畳んだりできる構造であ
るのが望ましい。図4はこれを実現する一実施形態を示
している。また、情報端末4のディスプレイと反対側で
あって水平にアンテナ装置が配置されることで、電波を
遮蔽する心配もなくなる。
【0039】図5は、本発明による携帯型情報端末用ア
ンテナの収納時のケーブル13及びケーブル14の全て
が装置全体に組み込まれている一実施形態を表してい
る。
【0040】図5(a)は収納時の側面図であり、図5
(b)は図5(a)の上から見た平面図である。これに
より収納時の利便性が向上する。
【0041】図6は、本発明によるアンテナ装置をCD
−ROM装置に装着する方法の詳細を示す概略図であ
る。図6(a)は側面図、図6(b)は上から見た平面
図である。
【0042】図6において、更に、CD−ROM装置6
の蓋15と、該蓋15へ装着するアンテナ装置のレドー
ム16と、CD−ROM装置6内に収納されるCD−R
OMディスク46とが示されている。CD−ROM装置
6を、予め円形状にすることによって、アンテナのセク
タ間の性能にばらつきが生じるのを防いでいる。
【0043】図7は、本発明によるアンテナ装置をCD
−ROM装置に装着する方法の詳細を示す概略図であ
る。図7(a)は側面図、図7(b)は上から見た平面
図である。
【0044】図7において、更に、アンテナ装置取り付
け金具18が示されている。このように本発明は、既存
の情報端末の上においてCD−ROM装置の面積をほと
んど変えずにアンテナ装置を装着することが可能であ
る。
【0045】図8は、CD−ROMディスクの出し入れ
部分が蓋状になっている、開閉式CD−ROM装置の一
実施形態を表している。CD−ROMの蓋の中にアンテ
ナとRF部が内蔵されており、該蓋と一体となって開閉
するものである。
【0046】図9は、CD−ROMディスクの出し入れ
部分が水平に移動するトレーを有する引き出し式CD−
ROM装置の一実施形態を表している。
【0047】図9において、更に、CD−ROMディス
クを出し入れするための引き出しトレー17が示されて
いる。アンテナ装置の部分はCD−ROMディスクの出
し入れの際にも定位置にある。
【0048】図8の開閉式及び図9の引き出し式のいず
れの場合も、前述の図1から図7まで示したいずれの実
施形態も用いることができる。但し、アンテナ特性に影
響を与えにくく、且つアンテナ装置を機械的に消耗させ
ないのは図9の引き出し式の方である。
【0049】次に、高速無線LANシステムに適し且つ
CD−ROMディスクとほぼ同一の径を有する本発明の
12セクタアンテナについて説明する。
【0050】図10は、CD−ROMディスクとほぼ同
一の径を有する本発明の12セクタアンテナの一実施形
態を表している。図10(a)はアンテナの全体構造、
図10(b)はアンテナの部分詳細構造、図10(c)
はアンテナの全体を裏から構造、図10(d)はアンテ
ナ装置のモノポール八木・宇田アンテナの、1セクタ分
の構造の断面図を表している。
【0051】図10において、更に、地板21、モノポ
ール八木・宇田アンテナの各々23−1から23−1
2、リフレクタとしている円筒24、中央の円筒の内径
の直径27、アレー長28、リフレクタとしている円筒
と仕切り板の高さ29、仕切り板の長さ30、仕切り板
31、給電素子32、導波器33、金属コーティング3
4、誘電体35、整合回路36、50Ωストリップライ
ン38、セクタ切り替えスイッチ49を示している。本
アンテナ装置は表面が金属であれば動作するので、35
の材質は誘電体でも金属でも構わないが、誘電体にする
と、38のストリップラインが作りやすく、整合回路3
6もこの誘電体に同時にプリントできるという利点があ
る。このような、地板付モノポール八木・宇田アンテナ
を金型を用いて成形しアンテナの調整に必要な製造工数
を減らす方法(特願平:9- 119385)が考案され
ているが、本発明のアンテナ装置は、図10に示すよう
な整合回路を設置した場合も、この金型成形製造を適用
することが可能である。
【0052】図11は、セクタアンテナ装置の整合回路
の他の実施形態を表している。
【0053】図11において、更に、50Ωコネクタ3
7、セミリジッドケーブル39、50Ω同軸線路40を
示している。このように、給電素子32は図10のよう
な構造の他に、図11のようにセミリジッドケーブル3
9を差し込みそのコネクタ37の先に整合回路36を接
続し50Ω同軸40へ接続する方法もある。
【0054】図12は、図10において、地板21の直
径47を120mmΦ、円筒及び仕切り板の高さ29を6
mm、円筒の内径の直径27を15mmΦ、アレー長28を
36. 8mm、仕切り板の長さ30を8mmにした際の放射
指向性を表す特性図である。ここで放射指向特性はモー
メント法を用いた計算で求めている。本アンテナ装置の
円錐面内放射指向性の−3dBビーム幅は29°、垂直
面内放射指向性の−3dBビーム幅は35°、チルト角
18°、バックローブはほぼ−20dB、第1サイドロ
ーブはほぼ−15dBとなっており、指向性について
は、アンテナ直径を150mmΦから120mmΦに小さく
しても問題が生じることなく、円錐面半値幅約30°の
セクタビーム、垂直面は半値幅約30°、チルト角約2
0°のチルトビームとなり、従来の、19GHz帯高速
無線LAN装置(白土正,花澤徹朗,岡田隆,丸山珠
美:“高速無線LAN装置の開発, “:NTT R&D ,Vol.
45, No.8, pp.95-104 , Aug.,1996 . )で要求されるア
ンテナ指向性に関する条件をほぼ満たしていることがわ
かる。
【0055】図13は、この地板直径47を120mmΦ
としたとき、アンテナ装置に図10の36の整合回路を
用いない場合の周波数特性図である。図13(a)はリ
ターンロスの周波数特性図である。周波数19. 5の近
くでリターンロスは最も小さくなっているが、それでも
−10dB以下にはならない。図13(b)はこのとき
のインピーダンス周波数特性である。リアクタンスXは
19. 5GHzの付近で0Ωになっており、またレジス
タンスRは19. 5GHzの付近で最も高く20Ω程度
である。図13の周波数特性は、図10のようにアンテ
ナ装置に整合回路36を設置することで容易に解決でき
る。
【0056】図13(b)は、1/4波長整合回路を用
いたインピーダンスの周波数特性図である。即ち、理論
(オーム社、電子通信学会編“アンテナ工学ハンドブッ
ク、pp.239〜224.”)に基づいて、20Ωのインピーダ
ンスを50Ωに整合させ、図10(c)の整合回路36
を19GHzで動作させるには、幅7. 3mm、長さ3.
8mm程度、50Ωストリップライン37を幅4. 3mm、
長さ3. 8mm程度とすればよい。
【0057】図14は、インピーダンス整合回路の他の
実施形態を表している。
【0058】高周波の場合は、整合回路には分布定数回
路を用いるが(オーム社、電子通信学会編“アンテナ工
学ハンドブック、pp.239〜224.”)、図14(a)のよ
うにスタブ整合回路を用いる場合、インピーダンス20
+0j Ωは線路の特性インピーダンス50Ωよりも小さ
いから、スタブから抵抗までの長さl1とスタブの長さl2
は図14(b)に示した式でほぼ決定できる。即ち、図
13のようなインピーダンス特性のアンテナ装置を、図
14のようなスタブ整合回路で整合する場合は、l1を約
0. 095波長(1. 4mm)、l2を約0. 36波長
(5. 4mm)とする。
【0059】図15は、他のインピーダンス整合回路の
一実施形態であって、集中定数整合回路素子を用いた整
合回路の一例である。
【0060】ここで、図12において、線路の特性イン
ピーダンスZo は50Ω、アンテナのインピーダンスR
は20+0j Ωであるから、L及びCの値は図12にお
ける1及び2式から求められる。ここでωは角周波数で
ある。
【0061】図16は、本発明のアンテナ装置のレドー
ムの裏内側に金属を蒸着したときのアンテナ装置を表し
ている。
【0062】図16において、更に、レドームの裏に蒸
着される金属41、該金属41の直径42、中央の円筒
の内径の直径27、リフレクタとしている円筒や仕切り
板の高さ29、仕切り板の長さ30、レドーム16を示
している。このように金属を蓋の裏に蒸着する形にすれ
ば、金型成形可能なマルチセクタモノポール八木・宇田
アンテナの利点を損なうことなくアンテナ装置を製造す
ることができる。
【0063】図17は、図12の特性が得られたときと
同じ寸法の図10のアンテナ装置に、図16の42の直
径が25mmΦとなる金属41をレドーム16の裏内側に
蒸着したときのアンテナ特性図である。
【0064】図17(a)はレドームの裏内側に金属を
蒸着した場合と蒸着しない場合との利得の変化を示す図
である。導波器数が9でも8でもいずれも、金属蓋の設
置によって、約0. 1dB利得が増加することがわか
る。特に、素子数9のときに金属蓋を設置することで、
従来の、19GHz帯高速無線LAN装置(白土正,花
澤徹朗,岡田隆,丸山珠美:“高速無線LAN装置の開
発, “:NTT R&D ,Vol45 , No.8, pp.95-104 , Aug.,1
996.)と同じ利得が得られることがわかる。即ち、金属
蓋の設置は、高さや半径に制限があって、限られたスペ
ースしか使用できないようなセクタアンテナにおいて、
有効となる技術であることがわかる。
【0065】図17(b)は、図17(a)の場合の放
射指向性を示す図である。これにより、図12で示した
放射指向性とほとんど同じセクタビームが得られてお
り、蓋の設置は放射指向性に対してパターン形状を変え
るような悪い影響を与えないことがわかる。このマルチ
セクタモノポール八木・宇田アンテナに金属蓋を設置す
る効果はこのアンテナの大きさによらずに有効である。
【0066】図18は、図16の円筒リフレクタの直径
27を30mmΦ及びアンテナ装置1の地板の直径を15
0mmにした際の利得を、金属蓋の直径をパラメータとし
て測定した値である。蓋を用いることにより、利得が
0. 3dB上昇することがわかる。
【0067】
【発明の効果】本発明の情報端末用アンテナ装置によれ
ば、CD−ROMディスクと実質的に同一の径を有する
アンテナがCD−ROM駆動装置上に装着されており、
該アンテナの中心軸と、該CD−ROMディスク駆動装
置の駆動軸とが実質的に同一軸となるように、該CD−
ROM装置の蓋の上に配置されているために、アンテナ
用の特別な空間を必要とせずに、一定の径のアンテナの
開口面積を確保することができる。つまり、携帯型の情
報端末に最も必要な小型化を実現することができる。更
に、円形状のアンテナと一体化される装置が、薄い円形
状のディスクを駆動する装置であるために、方形の筐体
の角部の影響によってアンテナの指向性がセクタ毎に異
なることがないアンテナ装置を実現することができる。
【0068】前記アンテナが、1つ以上のアンテナを有
するセクタアンテナであり、地板付マルチセクタモノポ
ール八木・宇田アレーアンテナ装置であるために、小型
・薄型12セクタアンテナ装置を実現できる。更に、整
合回路を用いることによってリターンロスが増加して整
合がとれなくなることを防ぐので、アンテナ素子を反射
板に近接させて、直径を小さくすることが可能になる。
これにより、薄型12セクタアンテナの径を小型にしC
D−ROMとほぼ同じ径を有するのアンテナを実現する
ことが可能となる。この結果、本発明のアンテナは、1
9GHz帯高速無線LANシステムに要求される設計条
件を満たす、12セクタアンテナをCD−ROMとほぼ
同じ大きさ、即ち、直径120mmΦ、高さ6mmで実現で
きる。
【0069】アンテナは、裏内側が金属で蒸着されてい
るレドームで覆われているので、利得が高くなり、アン
テナ特性を改善することができる。この結果、指向性形
状などに影響を与えることなく、利得を0. 1dBから
0. 3dB程度大きくすることができる。更に、安価に
製造することが可能である。
【0070】アンテナ装置において、アンテナとRF部
とが一体として備えることによって、RF部をアンテナ
装置に近接しておくことにより、ロスが問題になりやす
い高価で硬質の高周波ケーブルを不要とすることができ
る。また、アンテナ装置において、アンテナとRF部と
モデム部とを一体として備えることによって、情報端末
に特別にモデムを備える必要もなくなる。
【0071】ノート型情報端末の使用時に該端末のディ
スプレイの背後にアンテナ装置が水平に配置されるの
で、人間の体や頭の反対側に開くようになり、電波の遮
蔽による通信の切断をふせぐことも可能になる。また、
収納時に該端末と該アンテナ装置とが重畳して一体とな
るために、十分なコンパクト性を実現でき、鞄などへの
収納も便利である。
【0072】以上、前述したように、本発明は、CD−
ROMディスクと実質的に同一の径を有するアンテナが
CD−ROM装置上に装着されており、該アンテナの中
心軸と、該CD−ROM装置の駆動軸とが実質的に同一
軸となるように配置されるという特別の構成によって、
一定のアンテナの開口面積を有するけれども携帯性に優
れ、小型で且つアンテナ特性に影響を与えにくい、高速
無線LANシステムに用いられる情報端末用アンテナ装
置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のアンテナ装置の第1の実施形態を示す
構成図である。
【図2】本発明のアンテナ装置の第2の実施形態を示す
構成図である。
【図3】本発明のアンテナ装置の第3の実施形態を示す
構成図である。
【図4】本発明のアンテナ装置と情報端末とが一体とな
った実施形態を表す構成図である。(a)は収納時の側
面図であり、(b)は使用時の側面図であり、(c)は
収納時の上から見た平面図である。
【図5】図4の場合のアンテナ装置と情報端末とを接続
するケーブルの実施形態を表す構成図である。(a)は
収納時の側面図であり、(b)は収納時の上から見た平
面図である。
【図6】本発明のアンテナ装置を専用のCD−ROM装
置上に装着した構成図である。(a)は側面図であり、
(b)は上から見た平面図である。
【図7】本発明のアンテナ装置を既存のCD−ROM装
置上に装着した構成図である。(a)は側面図であり、
(b)は上から見た平面図である。
【図8】本発明のアンテナ装置を装着した開閉式のCD
−ROM装置の構成図である。(a)は側面図であり、
(b)は上から見た平面図である。
【図9】本発明のアンテナ装置を装着した引き出しトレ
ー式のCD−ROM装置の構成の側面図である。
【図10】本発明のアンテナの実施形態の構造図であ
る。(a)はアンテナ全体の構造図であり、(b)はア
ンテナの部分詳細構造図であり、(c)はアンテナ全体
を裏から見た構造図であり、(d)はアンテナのモノポ
ール八木・宇田アレーの部分の断面図である。
【図11】本発明のセクタアンテナ装置の整合回路の他
の実施形態の構造図である。
【図12】図10のアンテナにおける、円錐面内放射指
向性及び垂直面内放射指向性を示す図である。
【図13】図10のアンテナにおいて整合回路を備えな
い場合の周波数特性図である。(a)はリターンロスの
周波数特性図であり、(b)はインピーダンスの周波数
特性図である。
【図14】本発明の整合回路の実施形態の理論図であ
る。(a)は等価回路図であり、(b)は理論式であ
る。
【図15】本発明の集中定数回路を用いた整合回路の等
価回路図及び理論式である。
【図16】本発明のアンテナの上部において、裏内側に
金属を蒸着したレドームの構成図である。(a)はレド
ームをかぶせた場合の構成図であり、(b)はレドーム
を開いた場合の構成図である。
【図17】図12の特性が得られた図10のアンテナ装
置において、金属で蒸着されたレドームをかぶせた場合
の指向特性図である。(a)は金属蓋と指向性利得の関
係を表すグラフであり、(b)は放射特性図である。
【図18】本発明によるアンテナ装置の金属蓋の半径と
利得との関係を表すグラフである。
【図19】従来のセクタアンテナの概念図である。
(a)はセクタ数12であり、(b)はセクタ数6であ
り、(c)はセクタ数4である。
【図20】従来のセクタアンテナの構成図である。
【図21】従来の高速無線LANシステムにおけるアン
テナ装置の一例である。
【図22】従来の高速無線LANシステムにおけるアン
テナ装置の他の一例である。
【図23】従来の高速無線LANシステムにおけるアン
テナ装置の他の一例である。
【符号の説明】
1 アンテナ 2 アンテナ装置 3 アンテナ装置と情報端末とを接続するインタフェー
ス 4 情報端末 5 PC−CARD 6 CD−ROM装置 7 RF部 8 モデム部 9 RF部7とアンテナ装置2とを接続する高周波ケー
ブル 10、11 情報カードの差し込み口 12 アンテナ装置を蓋の部分に装着したCD−ROM
装置 13 RF部とモデム部とを接続する140MHz同軸
ケーブル 14 CD−ROM装置と情報端末とを接続するケーブ
ル 15 CD−ROM装置用の蓋 16 CD−ROM装置の蓋へ装着するアンテナ装置の
レドーム 17 CD−ROM出し入れ用引き出しトレー 18 アンテナ装置取り付け金具 21 地板 23−1〜23−12 モノポール八木・宇田アンテナ 24 リフレクタとしている円筒 27 中央の円筒の内径の直径 28 アレー長 29 円筒および仕切り板の高さ 30 仕切り板の長さ 31 仕切り板 32 給電素子 33 導波器 34 金属コーティング 35 誘電体 36 整合回路 37 50Ωコネクタ 38 50Ωストリップライン 39 セミリジッドケーブル 40 50Ω同軸 41 アンテナ装置の上部の位置するレドームの裏内側
に蒸着された金属 42 蒸着された金属の半径 43 CD−ROM装置を情報端末へ接続する口 44 モデム部と情報端末とを接続するケーブル 45 モデム部と情報端末とを接続口 46 CD−ROM装置に収納されるCD−ROM 47 地板の直径 48 CD−ROM装置とアンテナ装置とを接続する口 49 セクタ切り替えスイッチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H01Q 19/30 H01Q 19/30 21/06 21/06

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録ディスクと実質的に同一の径を有す
    るアンテナが記録ディスク駆動装置上に装着されてお
    り、該アンテナの中心軸と、該記録ディスク駆動装置の
    駆動軸とが実質的に同一軸となるように配置されている
    ことを特徴とする情報端末用アンテナ装置。
  2. 【請求項2】 前記記録ディスク駆動装置は、CD−R
    OM装置であることを特徴とする請求項1に記載の情報
    端末用アンテナ装置。
  3. 【請求項3】 前記アンテナが、前記記録ディスク駆動
    装置において前記記録ディスクを搭載するための蓋の上
    に装着されていることを特徴とする請求項1又は2に記
    載の情報端末用アンテナ装置。
  4. 【請求項4】 前記アンテナが、1つ以上のアンテナを
    有するセクタアンテナであることを特徴とする請求項1
    から3のいずれか1項に記載の情報端末用アンテナ装
    置。
  5. 【請求項5】 前記アンテナが、少なくとも1つの表面
    が金属の地板と、複数の励振器と、該複数の励振器のそ
    れぞれに対する複数の導波器と、隣り合う該励振器間を
    覆う金属フィンと、側面が筒状の反射板とを有する地板
    付マルチセクタモノポール八木・宇田アレーアンテナ装
    置であることを特徴とする請求項4に記載の情報端末用
    アンテナ装置。
  6. 【請求項6】 前記地板付マルチセクタモノポール八木
    ・宇田アレーアンテナ装置の前記各励振器が、整合回路
    を有していることを特徴とする請求項5に記載の情報端
    末用アンテナ装置。
  7. 【請求項7】 前記アンテナがレドームで覆われてお
    り、該レドームの裏内側に金属が蒸着されていることを
    特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載の情報
    端末用アンテナ装置。
  8. 【請求項8】 前記アンテナ用のRF部が一体として更
    に備えており、情報端末に備えられたモデム部とケーブ
    ルで接続されていることを特徴とする請求項1から7の
    いずれか1項に記載の情報端末用アンテナ装置。
  9. 【請求項9】 前記アンテナ用のRF部と、該RF部に
    接続されるモデム部とを一体として更に備えており、情
    報端末とケーブルで接続されていることを特徴とする請
    求項1から7のいずれか1項に記載の情報端末用アンテ
    ナ装置。
  10. 【請求項10】 情報端末に着脱可能であり、該情報端
    末の使用時に前記アンテナが水平となるように配置され
    ていることを特徴とする請求項1から9のいずれか1項
    に記載の情報端末用アンテナ装置。
  11. 【請求項11】 前記情報端末は、重畳する上側プレー
    トと下側プレートとが、1つの辺を枢軸に開閉可能なノ
    ート型であって、 重畳する前記情報端末の前記上側プレートの上面と前記
    アンテナ装置とが、前記枢軸となる辺と反対の辺を枢軸
    に開閉可能であり、 前記情報端末の前記上側プレートと前記下側プレートと
    を閉じた状態において、該上側プレートの上面と前記ア
    ンテナ装置とが閉じた状態となり、該アンテナ装置が該
    下側プレートと平行になるように配置されており、 前記情報端末の前記上側プレートと前記下側プレートと
    を開いた状態において、該上側プレートの上面と前記ア
    ンテナ装置とが開いた状態となり、該アンテナ装置が該
    下側プレートと平行になるように配置されていることを
    特徴とする請求項10に記載の情報端末用アンテナ装
    置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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