JPH11268719A - 液体用容器 - Google Patents
液体用容器Info
- Publication number
- JPH11268719A JPH11268719A JP7223098A JP7223098A JPH11268719A JP H11268719 A JPH11268719 A JP H11268719A JP 7223098 A JP7223098 A JP 7223098A JP 7223098 A JP7223098 A JP 7223098A JP H11268719 A JPH11268719 A JP H11268719A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- spout
- container body
- liquid
- container
- top part
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65D—CONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
- B65D1/00—Containers having bodies formed in one piece, e.g. by casting metallic material, by moulding plastics, by blowing vitreous material, by throwing ceramic material, by moulding pulped fibrous material, by deep-drawing operations performed on sheet material
- B65D1/02—Bottles or similar containers with necks or like restricted apertures, designed for pouring contents
- B65D1/0223—Bottles or similar containers with necks or like restricted apertures, designed for pouring contents characterised by shape
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Ceramic Engineering (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Containers Having Bodies Formed In One Piece (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 絶えず、一様の流れ状態を保ち、脈流を伴う
ことなく給液できるようにした液体容器の提供。 【解決手段】 所望の液体を収容する容器本体1の頂部
3に突出して形成される注ぎ口2を、容器本体1の一側
ないしその近くに中心軸c−cより偏倚して設けると共
に、この注ぎ口2より一様の流れ状態を保持して傾倒給
液できるようにしたことを特徴とする液体用容器。
ことなく給液できるようにした液体容器の提供。 【解決手段】 所望の液体を収容する容器本体1の頂部
3に突出して形成される注ぎ口2を、容器本体1の一側
ないしその近くに中心軸c−cより偏倚して設けると共
に、この注ぎ口2より一様の流れ状態を保持して傾倒給
液できるようにしたことを特徴とする液体用容器。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、流出給液が脈流
を伴わないで一様でスムーズな液体用容器に関する。
を伴わないで一様でスムーズな液体用容器に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の液体容器は、例えば図7に示す
PETボトルが知られている。
PETボトルが知られている。
【0003】このPETボトルは、飲料水、ジュースな
ど好みの液体が収容され、容器本体1aの頂部中央に突
設した注ぎ口2aより給液注出されるようになってい
る。そして液体を封入収容する他の液体容器も、このP
ETボトルと同じように容器本体の頂部中央位置に注ぎ
口を設けているのが一般的である。
ど好みの液体が収容され、容器本体1aの頂部中央に突
設した注ぎ口2aより給液注出されるようになってい
る。そして液体を封入収容する他の液体容器も、このP
ETボトルと同じように容器本体の頂部中央位置に注ぎ
口を設けているのが一般的である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、この種の構
造の液体容器は、容器本体1aを傾斜させて注ぎ口2b
より液体を給出すると、外気が注ぎ口2bより容器本体
1a内に流入する前に流出する液体が間欠的に注ぎ口2
bを塞ぎ、その結果、外気は大小の気泡Bとなって間欠
的に容器本体1a内に流入して液体L上に達することと
なり、したがって、液体はゴボッ,ゴボッと音をたてな
がら脈流状態となって流出してしまうという不都合があ
った。
造の液体容器は、容器本体1aを傾斜させて注ぎ口2b
より液体を給出すると、外気が注ぎ口2bより容器本体
1a内に流入する前に流出する液体が間欠的に注ぎ口2
bを塞ぎ、その結果、外気は大小の気泡Bとなって間欠
的に容器本体1a内に流入して液体L上に達することと
なり、したがって、液体はゴボッ,ゴボッと音をたてな
がら脈流状態となって流出してしまうという不都合があ
った。
【0005】したがって、給液の際、コップ、椀などへ
の静かに一様な流れ状態で給液できないので往々にして
卓上にこぼしたり、衣服を汚したりするという不都合が
あった。そしてこの不都合な傾向は主として容器本体内
の液体が満タン状態の時に多く生じるという問題があっ
た。
の静かに一様な流れ状態で給液できないので往々にして
卓上にこぼしたり、衣服を汚したりするという不都合が
あった。そしてこの不都合な傾向は主として容器本体内
の液体が満タン状態の時に多く生じるという問題があっ
た。
【0006】この発明は、叙上の点に着目して成された
もので、絶えず、一様の流れ状態を保ち、脈流を伴うこ
となく給液できるようにした液体容器を提供することに
ある。
もので、絶えず、一様の流れ状態を保ち、脈流を伴うこ
となく給液できるようにした液体容器を提供することに
ある。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明は以下の構成と
することにより上記課題を解決できるものである。
することにより上記課題を解決できるものである。
【0008】(1)所望の液体を収容する容器本体の頂
部に突出して形成される注ぎ口を、容器本体の一側ない
しその近くに中心軸より偏倚して設けると共に、この注
ぎ口より一様の流れ状態を保持して傾倒給液できるよう
にしたことを特徴とする液体用容器。
部に突出して形成される注ぎ口を、容器本体の一側ない
しその近くに中心軸より偏倚して設けると共に、この注
ぎ口より一様の流れ状態を保持して傾倒給液できるよう
にしたことを特徴とする液体用容器。
【0009】(2)容器本体の注ぎ口と反対側の頂部か
ら側部に向って緩やかな切欠部を形成して成ることをと
特徴とする前記(1)記載の液体用容器。
ら側部に向って緩やかな切欠部を形成して成ることをと
特徴とする前記(1)記載の液体用容器。
【0010】
【発明の実施の形態】以下に、この発明の実施の形態を
説明する。
説明する。
【0011】各図において、1はPETボトルのような
所望の液体、例えば水、ジュースなどを収容できる容器
本体、2は頂部3の一側に突出させた注ぎ口を示し、中
心軸c−cより偏倚して容器本体1の1側面1Xに沿っ
て頂部3より突出して形成してある。4は注ぎ口2と反
対側の頂部3より容器本体1の他側面1Yに沿って緩や
かに形成される切欠部を示す。
所望の液体、例えば水、ジュースなどを収容できる容器
本体、2は頂部3の一側に突出させた注ぎ口を示し、中
心軸c−cより偏倚して容器本体1の1側面1Xに沿っ
て頂部3より突出して形成してある。4は注ぎ口2と反
対側の頂部3より容器本体1の他側面1Yに沿って緩や
かに形成される切欠部を示す。
【0012】なお、図示の注ぎ口2は、単に開口しただ
けの筒状部として示してあるが、必要に応じ、ネジ構造
を備えさせてネジキャップを取付けられるように構成し
たり、又は既存の王冠やめくら栓など好みの栓構造を備
えさせることができることは勿論である。
けの筒状部として示してあるが、必要に応じ、ネジ構造
を備えさせてネジキャップを取付けられるように構成し
たり、又は既存の王冠やめくら栓など好みの栓構造を備
えさせることができることは勿論である。
【0013】さらに、図示していないが、容器本体1の
傾倒方向を示すために矢印を表示したり、或は容器本体
1の注ぎ口2側の側面1X側に半環状の取手を付設する
ことができる。
傾倒方向を示すために矢印を表示したり、或は容器本体
1の注ぎ口2側の側面1X側に半環状の取手を付設する
ことができる。
【0014】叙上の構成に基づいて作用を説明する。
【0015】図3に示すように栓体を外し、注ぎ口2の
開口側と反対方向の側に傾斜させて注ぎ口2より容器本
体1内の液体を流出させる。
開口側と反対方向の側に傾斜させて注ぎ口2より容器本
体1内の液体を流出させる。
【0016】すると、容器本体1の可傾過程で図3
(イ)ないし(ヘ)に示すように外部の空気は常に注ぎ
口2を通り、無理なく容器本体1内に流入する。換言す
れば注ぎ口2より流出しようとする液体は、注ぎ口2全
域を覆って塞ぎ、遮蔽することなく常に外気と連通状態
を保持できるので、容器本体1内の液体は、無理なく一
様の流れ状態を保持して流出し、コップや椀内に確実に
給液できる。
(イ)ないし(ヘ)に示すように外部の空気は常に注ぎ
口2を通り、無理なく容器本体1内に流入する。換言す
れば注ぎ口2より流出しようとする液体は、注ぎ口2全
域を覆って塞ぎ、遮蔽することなく常に外気と連通状態
を保持できるので、容器本体1内の液体は、無理なく一
様の流れ状態を保持して流出し、コップや椀内に確実に
給液できる。
【0017】以上、この発明について一実施の形態を説
明したが、図4(イ),(ロ)の2例に示すように、容
器本体1に設けられる注ぎ口2は、要は、容器本体1の
中心軸c−cより離れて容器本体1の1側面1Xとの間
に偏倚させてあれば良く、注ぎ口2の開口径Rおよび高
さHにより最適位置を決定できる。
明したが、図4(イ),(ロ)の2例に示すように、容
器本体1に設けられる注ぎ口2は、要は、容器本体1の
中心軸c−cより離れて容器本体1の1側面1Xとの間
に偏倚させてあれば良く、注ぎ口2の開口径Rおよび高
さHにより最適位置を決定できる。
【0018】この実施例は、PETボトルについて記述
したが、他のプラスチック容器、ガラス壜などすべての
液体用容器に適用できることは勿論である。
したが、他のプラスチック容器、ガラス壜などすべての
液体用容器に適用できることは勿論である。
【0019】次に、図5(a),(b)および図6
(a),(b)の他例について説明する。
(a),(b)の他例について説明する。
【0020】図5に示す実施の形態は、図1に示す前記
実施の形態に比し僅かに容器本体1Aが断面長方形から
断面正方形に近くなった程度であり、その他の形状、構
造は実質前記した例と同一である。したがって同一符号
を付し説明の詳細は省く。また図6(a),(b)に示
す実施の形態も容器本体1Bが断面円形になっただけで
他の構成は前記した実施の形態と同一であるので、同一
符号を付し、説明の詳細を省く。
実施の形態に比し僅かに容器本体1Aが断面長方形から
断面正方形に近くなった程度であり、その他の形状、構
造は実質前記した例と同一である。したがって同一符号
を付し説明の詳細は省く。また図6(a),(b)に示
す実施の形態も容器本体1Bが断面円形になっただけで
他の構成は前記した実施の形態と同一であるので、同一
符号を付し、説明の詳細を省く。
【0021】いづれにしろ各図に示すこのような容器本
体1の注ぎ口2が中心軸c−cより偏倚した箇所に設け
てあっても、B方向からではなくA方向からでも、また
C方向、D方向からでも従来と同様に傾けて使用でき
る。
体1の注ぎ口2が中心軸c−cより偏倚した箇所に設け
てあっても、B方向からではなくA方向からでも、また
C方向、D方向からでも従来と同様に傾けて使用でき
る。
【0022】さらに、容器本体の形状構造も、横断面が
多角形、楕円形などすべての構成のものに実施できる。
多角形、楕円形などすべての構成のものに実施できる。
【0023】
【発明の効果】この発明によれば、注ぎ口が容器本体の
中心軸より偏倚して側方に設けられるので、これを可傾
注液する時は、常に外気が注ぎ口より容器本体内に流入
連通した状態を呈して注ぎ口を液体が塞ぐことがない。
したがって、注ぎ口より給出される液体は一様にスムー
ズな流出状態を呈し、脈流などの不都合を伴わないで給
液できると共に、容器本体内に収容できる液体は、飲料
用は勿論のこと、化粧水、化学薬品など広く利用できる
ものであって小型のものから大形のものまで広範囲に実
施可能である。
中心軸より偏倚して側方に設けられるので、これを可傾
注液する時は、常に外気が注ぎ口より容器本体内に流入
連通した状態を呈して注ぎ口を液体が塞ぐことがない。
したがって、注ぎ口より給出される液体は一様にスムー
ズな流出状態を呈し、脈流などの不都合を伴わないで給
液できると共に、容器本体内に収容できる液体は、飲料
用は勿論のこと、化粧水、化学薬品など広く利用できる
ものであって小型のものから大形のものまで広範囲に実
施可能である。
【図1】 この発明に係る液体用容器の一実施例の形態
を示す正面説明図
を示す正面説明図
【図2】 図1の平面説明図
【図3】(イ),(ロ),(ハ),(ニ),(ホ),
(ヘ) 図1の容器本体を順次と傾斜させて異なった傾
斜位置での注液状態を示す側面説明図
(ヘ) 図1の容器本体を順次と傾斜させて異なった傾
斜位置での注液状態を示す側面説明図
【図4】(イ),(ロ) この発明の実施に係る他の2
例の液体用容器の側面説明図
例の液体用容器の側面説明図
【図5】(a),(b) 他の実施の形態を示す上面図
と側面図
と側面図
【図6】(a),(b) さらに他の実施の形態示す上
面図と側面図
面図と側面図
【図7】(イ),(ロ),(ハ),(ニ) 従来例の液
体用容器の正面説明図で正立状態より可傾位置を順次と
異ならせて示している。
体用容器の正面説明図で正立状態より可傾位置を順次と
異ならせて示している。
1,1a,1A,1B 容器本体 2,2a 注ぎ口 3 頂部 4 切欠部 1X 1側面 L 液体 R 注ぎ口の開口径 H 注ぎ口の高さ
Claims (2)
- 【請求項1】 所望の液体を収容する容器本体の頂部に
突出して形成される注ぎ口を、容器本体の一側ないしそ
の近くに中心軸より偏倚して設けると共に、この注ぎ口
より一様の流れ状態を保持して傾倒給液できるようにし
たことを特徴とする液体用容器。 - 【請求項2】 容器本体の注ぎ口と反対側の頂部から側
部に向って緩やかな切欠部を形成して成ることをと特徴
とする請求項1記載の液体用容器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7223098A JPH11268719A (ja) | 1998-03-20 | 1998-03-20 | 液体用容器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7223098A JPH11268719A (ja) | 1998-03-20 | 1998-03-20 | 液体用容器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11268719A true JPH11268719A (ja) | 1999-10-05 |
Family
ID=13483269
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7223098A Pending JPH11268719A (ja) | 1998-03-20 | 1998-03-20 | 液体用容器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11268719A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101245441B1 (ko) | 2012-04-26 | 2013-03-19 | 윤성호 | 내용물 과도 배출 방지용 담금 병 용기 |
-
1998
- 1998-03-20 JP JP7223098A patent/JPH11268719A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101245441B1 (ko) | 2012-04-26 | 2013-03-19 | 윤성호 | 내용물 과도 배출 방지용 담금 병 용기 |
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