JPH11266536A - 需要家用複合電力管理装置 - Google Patents
需要家用複合電力管理装置Info
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- JPH11266536A JPH11266536A JP10082455A JP8245598A JPH11266536A JP H11266536 A JPH11266536 A JP H11266536A JP 10082455 A JP10082455 A JP 10082455A JP 8245598 A JP8245598 A JP 8245598A JP H11266536 A JPH11266536 A JP H11266536A
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- Japan
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- signal
- power
- suppression
- coupling
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E40/00—Technologies for an efficient electrical power generation, transmission or distribution
- Y02E40/40—Arrangements for reducing harmonics
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- Supply And Distribution Of Alternating Current (AREA)
- Cable Transmission Systems, Equalization Of Radio And Reduction Of Echo (AREA)
- Selective Calling Equipment (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 高調波抑制の機能に加えて、電力線搬送信号
の発信・注入の機能を備えることにより、付加価値を高
める。 【解決手段】 制御回路ＣＮＴにより電力線路の負荷か
ら発生される高調波を検出し、検出された高調波に対し
て逆極性の抑制信号を発生し、前記電力線路に注入する
ようにした電力管理装置であって、前記抑制信号を前記
電力線路に注入する結合回路ＣＰＬの信号伝達特性を二
つの共振点があるものとし、一方の共振点の周波数にて
前記抑制信号を発生し、他方の共振点の周波数にて電力
線搬送信号を発生し、前記抑制信号と前記電力線搬送信
号とを合わせて単一の増幅回路ＩＮＶにより増幅し、前
記結合回路により前記電力線路に注入するようにしてい
る。
の発信・注入の機能を備えることにより、付加価値を高
める。 【解決手段】 制御回路ＣＮＴにより電力線路の負荷か
ら発生される高調波を検出し、検出された高調波に対し
て逆極性の抑制信号を発生し、前記電力線路に注入する
ようにした電力管理装置であって、前記抑制信号を前記
電力線路に注入する結合回路ＣＰＬの信号伝達特性を二
つの共振点があるものとし、一方の共振点の周波数にて
前記抑制信号を発生し、他方の共振点の周波数にて電力
線搬送信号を発生し、前記抑制信号と前記電力線搬送信
号とを合わせて単一の増幅回路ＩＮＶにより増幅し、前
記結合回路により前記電力線路に注入するようにしてい
る。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、高圧需要家内に設
置される複合電力管理装置に関するものである。
置される複合電力管理装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】図６は、従来の高圧電力需要家内の配電
系統を示す図であり、図６において、ＭＯＦは計器用電
圧電流変成器、Ｔは受電用変圧器、ＷＨＭは電力量計、
ＲＣＶは負荷制御受信器、ＬＯＡＤは負荷、そして、Ｅ
ＸＥは電力系統の力率改善、高調波抑制などを行うため
に設置される電力管理装置である。
系統を示す図であり、図６において、ＭＯＦは計器用電
圧電流変成器、Ｔは受電用変圧器、ＷＨＭは電力量計、
ＲＣＶは負荷制御受信器、ＬＯＡＤは負荷、そして、Ｅ
ＸＥは電力系統の力率改善、高調波抑制などを行うため
に設置される電力管理装置である。
【０００３】ここで、電力管理装置ＥＸＥは、通常力率
改善用コンデンサに特定周波数以上で誘導性となるリア
クトル（インダクタンス）を直列に接続して形成され、
これを高圧需要家の受電用変圧器の２次側に設置して、
電力系統の力率改善と負荷から発生する高調波電流を吸
収する機能を果たす。
改善用コンデンサに特定周波数以上で誘導性となるリア
クトル（インダクタンス）を直列に接続して形成され、
これを高圧需要家の受電用変圧器の２次側に設置して、
電力系統の力率改善と負荷から発生する高調波電流を吸
収する機能を果たす。
【０００４】また、負荷から発生する高調波を能動的に
抑制するものとして、高調波電流を検出し、それを打ち
消す極性の電流をインバータにより発生して、負荷が接
続された電力線路に注入するアクティブフィルタがあ
る。
抑制するものとして、高調波電流を検出し、それを打ち
消す極性の電流をインバータにより発生して、負荷が接
続された電力線路に注入するアクティブフィルタがあ
る。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、設置さ
れた電力管理装置ＥＸＥやアクティブフィルタが、単に
力率改善・高調波抑制のための装置として機能を発揮す
るのでは、付加価値が必ずしも高いものとは言えない。 （発明の目的）本発明の目的は、高調波抑制の機能に加
えて、電力線搬送信号の発信・注入の機能を備えること
により、付加価値を高めることのできる需要家用複合電
力管理装置を提供することである。
れた電力管理装置ＥＸＥやアクティブフィルタが、単に
力率改善・高調波抑制のための装置として機能を発揮す
るのでは、付加価値が必ずしも高いものとは言えない。 （発明の目的）本発明の目的は、高調波抑制の機能に加
えて、電力線搬送信号の発信・注入の機能を備えること
により、付加価値を高めることのできる需要家用複合電
力管理装置を提供することである。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、電力線路の負荷から発生される高調波を
検出し、検出された高調波に対して逆極性の抑制信号を
発生し、前記電力線路に注入するようにした電力管理装
置であって、前記抑制信号を前記電力線路に注入する結
合回路の信号伝達特性を二つの共振点があるものとし、
一方の共振点（近傍も含む）の周波数にて前記抑制信号
を発生し、他方の共振点（近傍も含む）の周波数にて電
力線搬送信号を発生し、前記抑制信号と前記電力線搬送
信号とを合わせて単一の増幅回路により増幅し、前記結
合回路により前記電力線路に注入するようにしたことを
特徴とするものである。
に、本発明は、電力線路の負荷から発生される高調波を
検出し、検出された高調波に対して逆極性の抑制信号を
発生し、前記電力線路に注入するようにした電力管理装
置であって、前記抑制信号を前記電力線路に注入する結
合回路の信号伝達特性を二つの共振点があるものとし、
一方の共振点（近傍も含む）の周波数にて前記抑制信号
を発生し、他方の共振点（近傍も含む）の周波数にて電
力線搬送信号を発生し、前記抑制信号と前記電力線搬送
信号とを合わせて単一の増幅回路により増幅し、前記結
合回路により前記電力線路に注入するようにしたことを
特徴とするものである。
【０００７】
【発明の実施の形態】図１は、本発明の実施の一形態で
ある需要家用複合電力管理装置のブロック図であり、１
相分のみを示す。図１において、ＣＭＥは複合電力管理
装置、ＣＰＬは結合回路、Ｔｒは粗結合変圧器、Ｃ１は
力率改善用コンデンサ、Ｃ２は搬送信号結合用コンデン
サ、ＩＮＶは原信号に同期した２種類の周波数成分の信
号を電力増幅・出力するインバータ、ＣＮＴは制御回
路、Ｌ１は粗結合変圧器Ｔｒの１次巻線、Ｌ２は粗結合
変圧器Ｔｒの２次巻線、Ｒは保護継電器、ＣＴは電流変
成器、Ｌは電力線路接続端子、そして、Ｄは負荷制御装
置接続端子である。
ある需要家用複合電力管理装置のブロック図であり、１
相分のみを示す。図１において、ＣＭＥは複合電力管理
装置、ＣＰＬは結合回路、Ｔｒは粗結合変圧器、Ｃ１は
力率改善用コンデンサ、Ｃ２は搬送信号結合用コンデン
サ、ＩＮＶは原信号に同期した２種類の周波数成分の信
号を電力増幅・出力するインバータ、ＣＮＴは制御回
路、Ｌ１は粗結合変圧器Ｔｒの１次巻線、Ｌ２は粗結合
変圧器Ｔｒの２次巻線、Ｒは保護継電器、ＣＴは電流変
成器、Ｌは電力線路接続端子、そして、Ｄは負荷制御装
置接続端子である。
【０００８】図２は、粗結合変圧器Ｔｒ（１次巻線Ｌ１
のインダクタンス１１、直流抵抗ｒ１、２次巻線Ｌ２の
インダクタンスｌ２、直流抵抗ｒ２、および、相互コン
ダクタンスｍ）、力率改善用コンデンサＣ１の容量ｃ
１、および、搬送信号結合用コンデンサＣ２の容量ｃ２
による、結合回路ＣＰＬの等価回路図である。
のインダクタンス１１、直流抵抗ｒ１、２次巻線Ｌ２の
インダクタンスｌ２、直流抵抗ｒ２、および、相互コン
ダクタンスｍ）、力率改善用コンデンサＣ１の容量ｃ
１、および、搬送信号結合用コンデンサＣ２の容量ｃ２
による、結合回路ＣＰＬの等価回路図である。
【０００９】また、図３は、需要家用複合電力管理装置
ＣＭＥの特性を示す図であり、図３（ａ）は電力線路側
から見た該装置のインピーダンス特性、図３（ｂ）はイ
ンバータＩＮＶ側から見た信号伝達特性である。粗結合
変圧器Ｔｒの２次側にも搬送信号結合用コンデンサＣ２
が接続されているために、インピーダンス特性および信
号伝達特性は二つの谷あるいは山を有する共振特性とな
る。図２の等価回路から明らかなように、力率改善用コ
ンデンサＣ１に直列に接続されるリアクトルを粗結合変
圧器Ｔｒの１次巻線Ｌ１にて構成することにより、電力
線路側から見たインピーダンスが一般的なリアクトル付
きコンデンサと同等になるようにインピーダンス特性が
設定される。通常、高調波としては第５調波が最も多い
ので、第５調波より少し外れた点に二つの共振点のうち
の周波数の低い共振点がくるように設定される。共振点
から多少外れているのは、第５調波に共振点が一致する
と電流が流れ過ぎるからである。そして、信号伝達特性
における周波数の高い共振点（あるいはその近傍）が、
電力線搬送信号周波数に一致するように設定される。
ＣＭＥの特性を示す図であり、図３（ａ）は電力線路側
から見た該装置のインピーダンス特性、図３（ｂ）はイ
ンバータＩＮＶ側から見た信号伝達特性である。粗結合
変圧器Ｔｒの２次側にも搬送信号結合用コンデンサＣ２
が接続されているために、インピーダンス特性および信
号伝達特性は二つの谷あるいは山を有する共振特性とな
る。図２の等価回路から明らかなように、力率改善用コ
ンデンサＣ１に直列に接続されるリアクトルを粗結合変
圧器Ｔｒの１次巻線Ｌ１にて構成することにより、電力
線路側から見たインピーダンスが一般的なリアクトル付
きコンデンサと同等になるようにインピーダンス特性が
設定される。通常、高調波としては第５調波が最も多い
ので、第５調波より少し外れた点に二つの共振点のうち
の周波数の低い共振点がくるように設定される。共振点
から多少外れているのは、第５調波に共振点が一致する
と電流が流れ過ぎるからである。そして、信号伝達特性
における周波数の高い共振点（あるいはその近傍）が、
電力線搬送信号周波数に一致するように設定される。
【００１０】さらに、図４は、図１における制御回路Ｃ
ＮＴの機能を説明するブロック図である。図４におい
て、ＣＲは電力線搬送信号発生回路、Ｄ／Ｏは高調波検
出／抑制信号発生回路、ＡＤＤは加算回路、ＰＤＭはパ
ルス密度変調回路である。電力線搬送信号発生回路ＣＲ
は、デマンドコントロール装置などの負荷制御装置（図
５のＤＣＯＮ）からの情報に従って系統制御用の電力線
搬送信号を発生する。高調波検出／抑制信号発生回路Ｄ
／Ｏは図１の電流変成器ＣＴおよび保護継電器Ｒに接続
され、電力系統に発生する高調波を検出して、それと逆
位相の抑制信号を発生すると共に、電力系統に高調波が
異常に多い場合には保護継電器Ｒを遮断して装置を系統
から切り離す。また、パルス密度変調回路ＰＤＭは実効
的なインバータＩＮＶの制御回路としてインバータＩＮ
Ｖに接続され、電力線搬送信号発生回路ＣＲおよび高調
波検出／抑制信号発生回路Ｄ／Ｏから到来する二つの周
波数の原信号を基に、高周波のパルス密度変調方式によ
って直線性のよい制御信号を発生し、インバータＩＮＶ
に出力する。なお、電力線搬送信号発生回路ＣＲおよび
高調波検出／抑制信号発生回路Ｄ／Ｏは、それぞれマイ
クロコントローラにより構成することができる。その場
合、マイクロコントローラの入出力側に、インターフェ
ース、フィルタ、Ａ／Ｄ変換器、Ｄ／Ａ変換器などがそ
れぞれ接続されるのはいうまでもない。また、電力線搬
送信号発生回路ＣＲのマイクロコントローラと高調波検
出／抑制信号発生回路Ｄ／Ｏのマイクロコントローラと
を１台で兼用することもできる。
ＮＴの機能を説明するブロック図である。図４におい
て、ＣＲは電力線搬送信号発生回路、Ｄ／Ｏは高調波検
出／抑制信号発生回路、ＡＤＤは加算回路、ＰＤＭはパ
ルス密度変調回路である。電力線搬送信号発生回路ＣＲ
は、デマンドコントロール装置などの負荷制御装置（図
５のＤＣＯＮ）からの情報に従って系統制御用の電力線
搬送信号を発生する。高調波検出／抑制信号発生回路Ｄ
／Ｏは図１の電流変成器ＣＴおよび保護継電器Ｒに接続
され、電力系統に発生する高調波を検出して、それと逆
位相の抑制信号を発生すると共に、電力系統に高調波が
異常に多い場合には保護継電器Ｒを遮断して装置を系統
から切り離す。また、パルス密度変調回路ＰＤＭは実効
的なインバータＩＮＶの制御回路としてインバータＩＮ
Ｖに接続され、電力線搬送信号発生回路ＣＲおよび高調
波検出／抑制信号発生回路Ｄ／Ｏから到来する二つの周
波数の原信号を基に、高周波のパルス密度変調方式によ
って直線性のよい制御信号を発生し、インバータＩＮＶ
に出力する。なお、電力線搬送信号発生回路ＣＲおよび
高調波検出／抑制信号発生回路Ｄ／Ｏは、それぞれマイ
クロコントローラにより構成することができる。その場
合、マイクロコントローラの入出力側に、インターフェ
ース、フィルタ、Ａ／Ｄ変換器、Ｄ／Ａ変換器などがそ
れぞれ接続されるのはいうまでもない。また、電力線搬
送信号発生回路ＣＲのマイクロコントローラと高調波検
出／抑制信号発生回路Ｄ／Ｏのマイクロコントローラと
を１台で兼用することもできる。
【００１１】図３に示されるように、電力線路側からみ
た複合電力管理装置ＣＭＥのインピーダンス−周波数特
性は二つの谷を有するものとなり、かつ、インバータＩ
ＮＶ側からみた該装置の利得−周波数特性も双峰の共振
特性を有する信号結合回路として作用するものとなる。
た複合電力管理装置ＣＭＥのインピーダンス−周波数特
性は二つの谷を有するものとなり、かつ、インバータＩ
ＮＶ側からみた該装置の利得−周波数特性も双峰の共振
特性を有する信号結合回路として作用するものとなる。
【００１２】すなわち、結合係数が１より著しく小さい
粗結合変圧器Ｔｒと、その１次側および２次側に直列に
具備される二つのコンデンサ（力率改善用コンデンサＣ
１および搬送信号結合用コンデンサＣ２）の組み合わせ
により、粗結合変圧器Ｔｒの１次側および２次側の伝達
特性を双峰特性とし、周波数の低い側の共振点を用いて
電力線路に高調波（たとえば、通常最も多い第５高調
波）と逆位相の高調波抑制信号を注入し、周波数の高い
側の共振点を用いて電力線路に電力線搬送用信号を注入
することが可能となる。したがって、１台の複合電力管
理装置ＣＭＥにより、需要家内における電力系統の力率
改善・高調波抑制の機能に加えて、電力線搬送信号の発
信・注入の機能を複合的に実現することができる。
粗結合変圧器Ｔｒと、その１次側および２次側に直列に
具備される二つのコンデンサ（力率改善用コンデンサＣ
１および搬送信号結合用コンデンサＣ２）の組み合わせ
により、粗結合変圧器Ｔｒの１次側および２次側の伝達
特性を双峰特性とし、周波数の低い側の共振点を用いて
電力線路に高調波（たとえば、通常最も多い第５高調
波）と逆位相の高調波抑制信号を注入し、周波数の高い
側の共振点を用いて電力線路に電力線搬送用信号を注入
することが可能となる。したがって、１台の複合電力管
理装置ＣＭＥにより、需要家内における電力系統の力率
改善・高調波抑制の機能に加えて、電力線搬送信号の発
信・注入の機能を複合的に実現することができる。
【００１３】図５は、本複合電力管理装置ＣＭＥを用い
て構成した高圧電力需要家内の電力系統を示す図であ
り、ＭＯＦは計器用電圧電流変成器、Ｔは受電用変圧
器、ＷＨＭは電力量計、ＤＣＯＮはデマンドコントロー
ル装置などの負荷制御装置、ＲＣＶは負荷制御受信器、
そして、ＬＯＡＤは負荷である。
て構成した高圧電力需要家内の電力系統を示す図であ
り、ＭＯＦは計器用電圧電流変成器、Ｔは受電用変圧
器、ＷＨＭは電力量計、ＤＣＯＮはデマンドコントロー
ル装置などの負荷制御装置、ＲＣＶは負荷制御受信器、
そして、ＬＯＡＤは負荷である。
【００１４】一般的に、高圧需要家では、電力会社との
間で予め電力使用量に関する取り決めを行っているが、
本複合電力管理装置ＣＭＥを用いて構成した高圧電力需
要家内の電力系統では、需要家側が常に電力量計ＷＨＭ
などにより使用量を監視し、電力量が予定量より増加し
た場合、あるいは、増加を予測した場合は、予めプログ
ラムされた方法に従って電力量を制御する。すなわち、
図５において、電力量計ＷＨＭからの電力量に関わる情
報を受けた負荷制御装置ＤＣＯＮが複合電力管理装置Ｃ
ＭＥに対して制御指令を送出し、複合電力管理装置ＣＭ
Ｅがその指令により負荷制御受信器ＲＣＶに負荷制御信
号を送信することで負荷ＬＯＡＤの投入・遮断の制御を
行うことができる。
間で予め電力使用量に関する取り決めを行っているが、
本複合電力管理装置ＣＭＥを用いて構成した高圧電力需
要家内の電力系統では、需要家側が常に電力量計ＷＨＭ
などにより使用量を監視し、電力量が予定量より増加し
た場合、あるいは、増加を予測した場合は、予めプログ
ラムされた方法に従って電力量を制御する。すなわち、
図５において、電力量計ＷＨＭからの電力量に関わる情
報を受けた負荷制御装置ＤＣＯＮが複合電力管理装置Ｃ
ＭＥに対して制御指令を送出し、複合電力管理装置ＣＭ
Ｅがその指令により負荷制御受信器ＲＣＶに負荷制御信
号を送信することで負荷ＬＯＡＤの投入・遮断の制御を
行うことができる。
【００１５】なお、ここでは、２種類の周波数成分を有
する信号の電力系統への増幅・出力にはパルス密度変調
回路ＰＤＭおよびインバータＩＮＶを用いて行う例とし
て説明したが、信号の電力系統への増幅・出力はこれに
限ることなく、取り扱う周波数帯域において十分な電力
増幅機能を有する増幅回路によればよい。また、粗結合
変圧器Ｔｒの代わりに結合が必ずしも粗でない変圧器を
用いてもよい。
する信号の電力系統への増幅・出力にはパルス密度変調
回路ＰＤＭおよびインバータＩＮＶを用いて行う例とし
て説明したが、信号の電力系統への増幅・出力はこれに
限ることなく、取り扱う周波数帯域において十分な電力
増幅機能を有する増幅回路によればよい。また、粗結合
変圧器Ｔｒの代わりに結合が必ずしも粗でない変圧器を
用いてもよい。
【００１６】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
２種類の周波数の抑制信号および電力線搬送信号を合わ
せた信号を電力線路に注入するようにしたから、高調波
抑制の機能に加えて、電力線搬送信号の発信・注入の機
能を備えることができ、付加価値を高めることができ
る。
２種類の周波数の抑制信号および電力線搬送信号を合わ
せた信号を電力線路に注入するようにしたから、高調波
抑制の機能に加えて、電力線搬送信号の発信・注入の機
能を備えることができ、付加価値を高めることができ
る。
【図１】本発明の実施の一形態である、需要家用複合電
力管理装置のブロック図である。
力管理装置のブロック図である。
【図２】図１の結合回路の等価回路図である。
【図３】図１の需要家用複合電力管理装置の特性を示す
図である。
図である。
【図４】図１の制御回路の機能を示すブロック図であ
る。
る。
【図５】本発明による高圧電力需要家内の配電系統を示
す図である。
す図である。
【図６】従来の高圧電力需要家内の配電系統を示す図で
ある。
ある。
ＡＤＤ 加算回路 Ｃ１ 力率改善用コンデンサ ｃ１ 力率改善用コンデンサの容量 Ｃ２ 搬送信号結合用コンデンサ ｃ２ 搬送信号結合用コンデンサの容量 ＣＭＥ 複合電力管理装置 ＣＮＴ 制御回路 ＣＰＬ 結合回路 ＣＲ 電力線搬送信号発生回路 ＣＴ 電流変成器 Ｄ 負荷制御装置接続端子 ＤＣＯＮ 負荷制御装置 Ｄ／Ｏ 高調波検出／抑制信号発生回路 ＩＮＶ インバータ Ｌ 電力線路接続端子 Ｌ１ 粗結合変圧器の１次巻線 ｌ１ 粗結合変圧器の１次巻線のインダクタンス Ｌ２ 粗結合変圧器の２次巻線 ｌ２ 粗結合変圧器の２次巻線のインダクタンス ＬＯＡＤ 負荷 ＭＯＦ 計器用電圧電流変成器 ｍ 粗結合変圧器の相互コンダクタンス ＰＤＭ パルス密度変調回路 Ｒ 保護継電器 ｒ１ 粗結合変圧器の１次巻線の直流抵抗 ｒ２ 粗結合変圧器の２次巻線の直流抵抗 ＲＣＶ 負荷制御受信器 Ｔ 受電用変圧器 Ｔｒ 粗結合変圧器 ＷＨＭ 電力量計
Claims (2)
- 【請求項１】 電力線路の負荷から発生される高調波を
検出し、検出された高調波に対して逆極性の抑制信号を
発生し、前記電力線路に注入するようにした電力管理装
置であって、前記抑制信号を前記電力線路に注入する結
合回路の信号伝達特性を二つの共振点があるものとし、
一方の共振点の周波数にて前記抑制信号を発生し、他方
の共振点の周波数にて電力線搬送信号を発生し、前記抑
制信号と前記電力線搬送信号とを合わせて単一の増幅回
路により増幅し、前記結合回路により前記電力線路に注
入するようにしたことを特徴とする需要家用複合電力管
理装置。 - 【請求項２】 前記結合回路を、粗結合変圧器と、該粗
結合変圧器の１次側に接続された力率改善用コンデンサ
と、前記粗結合変圧器の２次側に接続された搬送信号結
合用コンデンサとにより構成したことを特徴とする請求
項１記載の需要家用複合電力管理装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP08245598A JP3312115B2 (ja) | 1998-03-16 | 1998-03-16 | 需要家用複合電力管理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP08245598A JP3312115B2 (ja) | 1998-03-16 | 1998-03-16 | 需要家用複合電力管理装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11266536A true JPH11266536A (ja) | 1999-09-28 |
| JP3312115B2 JP3312115B2 (ja) | 2002-08-05 |
Family
ID=13774999
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP08245598A Expired - Fee Related JP3312115B2 (ja) | 1998-03-16 | 1998-03-16 | 需要家用複合電力管理装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3312115B2 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100857604B1 (ko) * | 2002-07-23 | 2008-09-09 | 삼성전자주식회사 | 전력선 통신을 위한 커플링 회로 |
| JP2013503574A (ja) * | 2009-08-28 | 2013-01-31 | エンフェイズ エナジー インコーポレイテッド | 電力線通信装置 |
| WO2018142543A1 (ja) * | 2017-02-02 | 2018-08-09 | 三菱電機株式会社 | 高調波抑制装置および高調波抑制システム |
-
1998
- 1998-03-16 JP JP08245598A patent/JP3312115B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100857604B1 (ko) * | 2002-07-23 | 2008-09-09 | 삼성전자주식회사 | 전력선 통신을 위한 커플링 회로 |
| JP2013503574A (ja) * | 2009-08-28 | 2013-01-31 | エンフェイズ エナジー インコーポレイテッド | 電力線通信装置 |
| WO2018142543A1 (ja) * | 2017-02-02 | 2018-08-09 | 三菱電機株式会社 | 高調波抑制装置および高調波抑制システム |
| KR20190084113A (ko) * | 2017-02-02 | 2019-07-15 | 미쓰비시덴키 가부시키가이샤 | 고조파 억제 장치 및 고조파 억제 시스템 |
| US10992218B2 (en) | 2017-02-02 | 2021-04-27 | Mitsubishi Electric Corporation | Harmonic suppression device and harmonic suppression system |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3312115B2 (ja) | 2002-08-05 |
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