JPH11266470A - ページングシステムにおける複数呼出方式 - Google Patents

ページングシステムにおける複数呼出方式

Info

Publication number
JPH11266470A
JPH11266470A JP10066305A JP6630598A JPH11266470A JP H11266470 A JPH11266470 A JP H11266470A JP 10066305 A JP10066305 A JP 10066305A JP 6630598 A JP6630598 A JP 6630598A JP H11266470 A JPH11266470 A JP H11266470A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
call
calls
paging
call control
mobile station
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP10066305A
Other languages
English (en)
Inventor
Shuji Ishihara
修司 石原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP10066305A priority Critical patent/JPH11266470A/ja
Publication of JPH11266470A publication Critical patent/JPH11266470A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明はページングシステムにおける複数呼出
方式に関し,センタ・呼出局の呼量の統計的な変化に応
じて無線回線の使用効率を上げることができることを目
的とする。 【解決手段】センタ・呼出局に呼量の変化を収集して,
各時間帯の呼量に対応して有効な複数呼出の回数を選択
する統計処理部を設ける。統計処理部により選択された
呼出回数を呼出制御メモリに登録し,呼出制御メモリに
登録された呼出回数により呼出制御部は複数呼出を行う
ことで,呼出制御部は各時間帯に対応した呼量の統計デ
ータに従って呼出回数を可変に制御するよう構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は携帯型の無線呼出機
能を備える移動局をセンタから呼出すページングシステ
ムにおける複数呼出方式に関する。
【0002】ページングシステムでは,センタ呼出局か
ら移動局への着信率(移動局で受信してベル等を駆動す
る)を上げるために一定間隔をおいて複数回の呼出信号
を送信している。しかし,この回数は予め一定回数に規
定されており,その回数だけで着信できるとはかぎら
ず,その改善が望まれている。
【0003】
【従来の技術】ページングシステムは,携帯型の無線呼
出によるベル等を駆動し,メッセージを表示する機構を
備える移動局をセンタ・呼出局からの呼出により呼出す
システムである。移動局を携帯する人はどこに所在する
か特定されない状況で着信率を向上させるため,センタ
・呼出局は呼出信号を一定の決められた時間間隔毎に,
一定の決められた回数繰り返し送信している。具体的に
は,例えば,最初の呼出データを送信して1分間隔をお
いて2度目の呼出データ(最初と同じ内容)を送信して
終了する。
【0004】このように,従来は,ページングシステム
に応じてセンタ・呼出局と移動局との間で予め決められ
た規格により,呼出回数と間隔が固定されている。そし
て,複数呼出の回数と間隔は,センタ・呼出局における
呼出のための負荷が過大とならないよう一日の呼量が多
い時間帯に合わせた固定値が設定されている。
【0005】従来のページングシステムの技術におい
て,移動局の携帯者が不在時等にセンタ・呼出局からの
呼出しを受けて移動局の警報音(ベル)を鳴動させても
移動局の携帯者が不在等の理由で応答できない場合に電
池寿命の低下を招くことがあるが,これを防止するた
め,移動局内部で,一定時間内に応答が発生しないこと
を検出すると,センタ・呼出局からの呼出しに関係なく
時間間隔を長く空けて一定時間後に警報音を発生し,且
つその鳴動時間を短くする制御を一定回数繰り返すよう
にする技術がある(特開平7−30940号公報参
照)。しかし,この方法は,呼び出しを受信することが
前提であるため,無線状態が悪く受信できない場合は移
動局による警報音の再発生の動作が行われない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記したように,従来
はセンタ・呼出局における呼出回数と間隔は予め固定値
に設定されているため,呼量の少ない時間帯は,無線回
線使用率が下がるのに,フェージング等の無線回線の状
態が悪い時でも呼出回数を変えないため使用効率を改善
することができない。具体的には,時間帯により呼量が
大きく変動するのに対し無線回線が有効に利用されてい
ないという問題がある。
【0007】また,センタ・呼出局側の複数呼出機能の
呼出回数と呼出間隔は,センタ・呼出局側の交換機では
設定を変更することにより対応できるが,この呼出を受
け取る移動局は,半固定メモリに予め呼出回数や間隔の
固定値が書き込まれており,このメモリを書き換えよう
とした場合,1台ずつその半固定メモリを書き換えツー
ルを使用して個別に設定する必要がある。従って,従来
技術では全移動局を設定変更するのに時間がかかるとい
う問題があった。
【0008】更に,従来技術ではセンタ・呼出局側の複
数呼出の回数,間隔の設定値と移動局の各設定値が同じ
である場合,同じメッセージが移動局で複数回受信され
ても,移動局の表示部には一つのメッセージだけ表示さ
れ,移動局のメモリにも一つのメッセージだけ保存する
機能を備えていたが,移動局の設定に相違があった場
合,同一メッセージが移動局では異なるメッセージとし
て複数個表示され,それぞれが保存されるという問題が
あった。
【0009】本発明はセンタ・呼出局の呼量の統計的な
変化に応じて無線回線の使用効率を上げることができる
ページングシステムにおける複数呼出方式を提供するこ
とを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の原理構成
図である。図中,1はセンタ・呼出局,10は呼出制御
部,11は呼出制御メモリ,12は統計処理部,13は
公衆回線からのページング呼出の呼の交換制御を行うペ
ージャ交換機制御部,2は移動局,20は制御部,21
はメモリである。
【0011】センタ・呼出局1は統計処理部12におい
て,ページャ交換機制御部13を介したページング呼出
の呼量(ページャ呼出の回数)の時間毎,曜日毎の統計
をとる。この場合,ページング呼出の呼量は一日の中の
時間帯毎,一週間の曜日毎に大きく変動することが分か
る。この呼量データを基に,センタ・呼出局1における
複数呼出を行う場合の現時点で無線回線を有効に利用可
能な呼出回数及び(または)呼出間隔を選択する。例え
ば,一日の中では呼量が少ない時間帯では,呼出回数を
増やし(または呼出間隔を短縮する),呼量が多い時間
帯では呼出回数を減らす(または呼出間隔を長くす
る)。選択した呼出回数及び(または)呼出間隔は呼出
制御メモリ11に設定登録される。呼出制御メモリ11
に設定された呼出回数,呼出間隔は全移動局2に対する
システム設定データとして送信され,各移動局2ではこ
れを受信すると,メモリ21に設定された呼出回数,呼
出間隔の値を変更する。センタ・呼出局1は,呼出制御
部10が呼出制御メモリ11に設定された呼出回数及び
(または)呼出間隔を読み出して各移動局2への複数呼
出の制御を行う。移動局2は,メモリ21に設定された
複数呼出の値に従って,複数呼出を受信する。この時,
移動局2では同じメッセージの呼出しか,否かをメモリ
21に設定された値(呼出回数,呼出間隔)に従って判
別して,同一の呼出である(設定値に従っている場合)
場合は,呼出音の出力や,メモリ21での同じメッセー
ジの保存を行なわないよう制御される。
【0012】
【発明の実施の形態】図2は本発明による実施例のハー
ドウェア構成である。図中,1’はセンタ局,10は呼
出制御部,11は呼出制御メモリ,12は統計処理部,
13はページャ交換機制御部,14は公衆網のネットワ
ークからのページャ呼出の呼を受け付ける処理を行う交
換機回線処理部,15は統計処理部12のためのデータ
を格納したデータベース部,16はページングサービス
の加入者データを格納した加入者データベース部,17
は複数の各エリアに設けられ,それぞれ無線によりペー
ジング信号を送信する呼出局(無線局)である。なお,
図2のセンタ局1’と呼出局17を含む局が図1のセン
タ・呼出局1に相当する。
【0013】また,2は移動局(携帯型の呼出ベル装
置),20は制御部,21は呼出データの保存と本発明
による複数呼出設定値を登録・保存するメモリ,22は
呼出局17からの無線回線送信呼出データを受信する無
線部(受信機),23は呼出データ内のメッセージを表
示する表示部,24は呼出データ着信時に,確認のため
の着信音を発生するスピーカである。
【0014】図2の構成による動作を説明すると,公衆
網のネットワークから呼出が発生すると交換機回線処理
部14で呼出を受け付ける。交換機回線処理部14はこ
れにより呼出信号をページャ交換機制御部13へ送る
と,ページャ交換機制御部13はシステム加入者番号に
ついて全ての加入者データが登録されている加入者デー
タベース部16で確認を行い,呼出制御を行うかの判断
を行い,統計処理部12へ呼出統計データを送出し,呼
出制御部10へ呼出処理データを送出する。統計処理部
12は時間毎,曜日毎,または1カ月毎の呼量(呼出回
数)のデータを統計し,データベース部15に登録し,
登録したデータから各曜日の各時間帯の呼量を予測し
て,この呼量に有効な複数呼出の設定値(呼出回数,呼
出間隔)を選択して,呼出制御メモリ11へ設定登録を
行う。呼出制御部10はページャ交換機制御部13から
の呼出データを受付けて,呼出制御メモリ11の複数呼
出設定内容を読み出して,設定値(呼出回数,呼出間
隔)に適した呼出を呼出局に対して行う。各呼出局17
はセンタ局1’の呼出制御部10からの呼出データによ
り無線回線にデータを送信する。
【0015】移動局2はセンタ局1’から新たな複数呼
出の設定値(呼出回線,呼出間隔)がシステムデータと
して送られてくると,制御部20でこれを識別してメモ
リ21内に設定値として保存する。そして,センタ局
1’の呼出局17からの無線回線の送信呼出データを無
線部22で受信すると,その呼出データについて,制御
部20はメモリ21を参照して同一呼出データが保存さ
れてないか判別し,同一呼出データがなければ,メモリ
21に保存し,表示部23,スピーカ24を制御して,
呼出データの着信を報知する。メモリ21に同一呼出デ
ータが有る時は,複数呼出設定値を確認して,設定値内
の場合は,複数呼出の同一データとして無視する。設定
値外の場合は,同一メッセージと見なさず,メモリ21
に保存して,表示部23,スピーカ24を制御して呼出
データの新たな着信として報知する。
【0016】図3は無線回線呼量の1日の分布の例であ
り,横軸は一日の時間,縦軸は呼量を表す。このような
データを本発明による統計処理部12(図2)により取
得され,一日の無線呼出の呼量は時間により大きく変動
する。
【0017】図4は上記図3の統計データに対して複数
呼出の設定値を割り振った場合の無線回線呼量の分布を
示し,網かけ部分は,本発明により各時間帯に対して設
定A〜設定Eで示す各呼出の設定値を変更することによ
り追加された呼量(呼出回数)を表す。この例では,2
時〜6時の時間帯は設定A,6時〜12時の時間帯は設
定B,12時〜14時の時間帯は設定C,14時〜18
時は設定B,18時〜20時は設定C,20時〜22時
は設定Eとなっており,設定Aが呼出回数が最大となり
(同時に呼出間隔を最小としてもよい),設定Eが呼出
回数が最小となる(呼出間隔が最大としてもよい)。
【0018】上記図4の各呼量に対して統計処理部12
により選択される複数呼出の設定値の例を挙げると次の
ようになる。各時間帯の呼量が0〜1000の時,呼出
設定値Aとして3.0分間隔で8回呼出とする。
【0019】各時間帯の呼量が1001〜2000の
時,呼出設定値Bとして2.5分間隔で6回呼出とす
る。各時間帯の呼量が2001〜3000の時,呼出設
定値Cとして2.0分間隔で4回呼出とする。
【0020】各時間帯の呼量が3001〜4000の
時,呼出設定値Dとして1.5分間隔で3回呼出とす
る。各時間帯の呼量が4001以上の時,呼出設定値E
として1.0分間隔で2回呼出とする。
【0021】図5は統計処理部による処理フローであ
る。最初に内部初期設定を行い(図5のS1),呼出制
御メモリ(図2の11)へ初期呼出設定値を送出する
(同S2)。次にページャ交換機制御部からの呼出信号
があるか判別し(図5のS3),有る場合本日は休日か
判別し(同S4),休日の場合は休日の時刻のデータベ
ース部に書込む(同S5)。休日でない場合は平日の各
曜日の時刻のデータベース部に書込む(同S6)。次
で,時刻切り替わり(設定値変更の区切りの時間)か判
別し(図5のS7),切り替わりの場合は次時刻の確認
とデータベース部より次時刻データの呼量平均値の計算
を行う(同S8)。この計算の後は,計算結果の値を判
別するもので,1000以下の場合は設定値Aを選択し
(図5のS9,S10),2000以下の場合は設定値
Bを選択し(同S11,S12),更に3000以下の
場合は設定値Cを選択し(同S13,S14),更に4
000以下の場合は設定値Dを選択し(同S15,S1
6),4000を越える場合は設定値Eを選択する(同
S17)。これらの選択を行って呼出制御メモリへ送出
する(同S18)。
【0022】図6,図7はシステムの複数呼出動作シー
ケンスの例(その1),(その2)である。図6,図7
は上記図2のセンタ局1’のページャ交換機制御部1
3,統計処理部12及びデータベース部15,呼出制御
部10,呼出制御メモリ11,呼出局17及び移動局2
の相互の動作シーケンスを示す。
【0023】最初に統計処理部12/データベース部1
5による上記図5の処理で,現在の時間帯の複数呼出設
定値(呼出回数,呼出間隔)を選定し,呼出制御メモリ
11に登録する。この例では設定値Bを登録するものと
する(図6のa)。この設定値が登録された時,呼出制
御メモリ11は,呼出制御部10に設定値Bを通知して
呼出制御部10は,呼出局17に対して移動局設定変更
値Bを送出することにより呼出局17は移動局2に対し
て設定値Bを送信する(図6のb)。移動局2はこの設
定値Bを受信して,内部設定値を設定値Bに設定する
(図6のc)。次に公衆回線から呼出要求があった場
合,ページャ交換機制御部13は統計処理部12に対し
て統計データを送出する(図6のd)。ページャ交換機
制御部13は呼出制御部10に対して呼出処理を行い
(図6のe),呼出制御部10は呼出制御メモリ11に
対して呼出設定確認を行い(同f),呼出制御メモリ1
1は呼出制御部10に対して現在の呼出設定値Bを送出
する(同g)。この設定値Bを受けた呼出制御部10
は,この設定値B(2.5分間隔で6回呼出)で,呼出
局17に対して2.5分間隔で6回呼出を行う(図6の
h)。
【0024】この後,呼量が多い時間帯になると,統計
処理部12は呼出制御メモリ11に設定値Eを登録する
(図7のi)。この設定値が登録された時,呼出制御メ
モリ11は呼出制御部10に設定値Eを通知して呼出制
御部10は,呼出局17に対して移動局設定変更値Eを
送出することにより,呼出局17は移動局2に対して設
定値Eを送信する(図7のj)。この設定値Eを受信し
て,移動局2は内部設定値を設定値Eに設定する(図7
のk)。公衆回線から呼出要求があった場合,ページャ
交換機制御部13は統計処理部12に対して統計データ
を送出し(図7のl),ページャ交換機制御部13は呼
出制御部10に対して呼出処理を行う(同m)。呼出制
御部10は呼出制御メモリ11に対して呼出設定確認を
行い(図7のn),呼出制御メモリ11は呼出制御部1
0に対して現在の呼出設定値Eを送出する(同o)。こ
の設定値Eを受けた呼出制御部10は,この設定値E
(1.0分間隔で2回呼出)で,呼出局17に対して1.
0間隔で2回呼出を行う(同p)。
【0025】図8は移動局の処理フローであり,以下に
説明する。最初に内部初期設定を行い(図8のS1),
無線部からの呼出があるか判別する(同S2)。呼出が
あると共通ID(識別番号)の呼出であるか判別し(図
8のS3),共通IDである場合は複数呼出設定値を設
定し(同S4),共通IDでない場合は,メモリ内に同
一メッセージが有るか判別する(同S5)。同一メッセ
ージが無い場合は,メッセージをメモリへ書き込み(図
8のS6),メッセージ用タイマ(設定れた呼出間隔に
対応)をオンにし(同S7),呼出ブザーを起動(一定
時間)する(同S8)。また,メモリ内に同一メッセー
ジが有る場合,同一メッセージのタイマ(設定された時
間間隔値)を確認し(図8のS9),メッセージ用タイ
ムオーバーか判別し(同S10),オーバーした場合は
S6に戻り,オーバーしない場合はメッセージをクリア
する(同S11)。
【0026】図9は移動局の内部処理シーケンスの例で
あり,図2の無線部(受信機)22,制御部20,メモ
リ21,表示部23/スピーカ24の各部の相互動作を
示す。
【0027】無線部22が呼出局(図2の17)から無
線により呼出設定値(この例ではBとする)を受信する
と(図9のa),呼出設定値Bのデータを制御部20へ
送り(同b),制御部20はこの設定値をメモリ21へ
登録する(同c)。無線部22は複数呼出の1回目のデ
ータXを受信し(図9のd),呼出データXを制御部2
0へ送ると(同e),制御部20はメモリ21を参照し
て設定値B(2.5分間隔で6回呼出)内でメモリ21
内に同一データXが有るかを確認する(同f)。メモリ
21は,設定値B内に同一データが存在するかの確認結
果(この例では,同一データ無し)を制御部20へ通知
する(図9のg)。制御部20はメモリ21から同一メ
モリ無しの通知を受けたことで,メモリ21に呼出デー
タXを登録し(同h),表示部23とスピーカ24に対
して表示,呼出制御を行う(同i)。
【0028】この後,複数呼出の2回目のデータXを受
信し(図9のj),呼出データXを制御部20へ送ると
(同k),制御部20は設定値B内でメモリ21内に同
一データXが有るかを確認し(同l),確認結果(この
例は同一データ有る)をメモリ21は,制御部20へ通
知する(図9のm)。この場合,同一データが有るた
め,制御部20はメモリ21にデータを登録しない。
【0029】この後,無線部(受信機)22が別の複数
呼出の1回目のデータYを受信すると(図9のn),こ
の呼出データYを制御部20へ送出し(同o),制御部
20は設定値B内でメモリ21内に同一データYが有る
か確認する(同p)。メモリ21はこの確認結果(この
例では同一データ無し)を制御部20へ通知し(図9の
q),制御部20はこの通知を受けるとメモリ21に呼
出データYを登録すると(同r),表示部23とスピー
カ24に対して表示,呼出制御を行う(同s)。この
後,複数呼出データXの3回目を受信すると(図9の
t),無線部22はこの呼出データXを制御部20ヘ送
出し(同u),制御部20は設定値B内でメモリ21内に
同一データXがあるかを確認する(同v)。メモリ21
は設定値B内に同一データが存在するかの有無(この例
では同一データ有る)を制御部20へ通知する(図9の
w)。この時,制御部20は同一データ有りが通知され
るのでメモリ21に呼出データXを登録しない。
【0030】
【発明の効果】本発明によれば,センタ局で呼出回数の
統計データにより,自動的に各時間帯の呼量(呼出の回
数)を判断し,その情報により適切な複数呼出回数と間
隔を設定し,全移動局に送信して設定するため,各時間
帯で限られた無線回線の使用効率を向上させることがで
きる。また,複数呼出を行うために着信率を向上でき,
利用者へのサービス性が増大される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理構成を示す図である。
【図2】本発明による実施例のハードウェア構成を示す
図である。
【図3】無線回線呼量の1日の分布の例を示す図であ
る。
【図4】図3の統計データに対して複数呼出の設定値を
割り振った場合の無線回線呼量の分布を示す図である。
【図5】統計処理部による処理フローを示す図である。
【図6】システムの複数呼出動作シーケンスの例(その
1)を示す図である。
【図7】システムの複数呼出動作シーケンスの例(その
2)を示す図である。
【図8】移動局の処理フローを示す図である。
【図9】移動局の内部処理シーケンスの例を示す図であ
る。
【符号の説明】
1 センタ・呼出局 10 呼出制御部 11 呼出制御メモリ 12 統計処理部 13 ページャ交換機制御部 2 移動局 20 制御部 21 メモリ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H04Q 7/26 7/30

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ページングシステムにおいて,センタ・
    呼出局に呼量の変化を収集して,各時間帯の呼量に対応
    して有効な複数呼出の回数を選択する統計処理部と,前
    記統計処理部により選択された呼出回数が登録される呼
    出制御メモリと,前記呼出制御メモリに登録された呼出
    回数により複数呼出を行う呼出制御部とを備え,前記呼
    出制御部は各時間帯に対応した呼量の統計データに従っ
    て呼出回数を可変に制御することを特徴とするページン
    グシステムにおける複数呼出方式。
  2. 【請求項2】 ページングシステムにおいて,センタ・
    呼出局に呼量の変化を収集して,各時間帯の呼量に対応
    して有効な複数呼出の呼出間隔を選択する統計処理部
    と,前記統計処理部により選択された呼出間隔が登録さ
    れる呼出制御メモリと,前記呼出制御メモリに登録され
    た呼出間隔により複数呼出を行う呼出制御部とを備え,
    前記呼出制御部は各時間帯に対応した呼量の統計データ
    に従って呼出間隔を可変に制御することを特徴とするペ
    ージングシステムにおける複数呼出方式。
  3. 【請求項3】 請求項1において,前記統計処理部は各
    時間帯の呼量に対応して有効な複数呼出の回数と共に有
    効な複数呼出の呼出間隔を選択し,前記呼出制御メモリ
    に前記選択された呼出回数と共に呼出間隔を登録し,前
    記呼出制御部は前記呼出制御メモリに登録された呼出回
    数と呼出間隔により複数呼出を行うことを特徴とするペ
    ージングシステムにおける複数呼出方式。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至3のいずれかにおいて,前
    記呼出制御メモリに前記統計処理部からの選択された値
    が登録されると,前記呼出制御部は,前記登録された値
    を移動局に通知する手段を備え,前記移動局は前記通知
    された値により自局の設定値を書き変える手段を備え,
    センタ・呼出局における呼出回数,呼出間隔の何れか一
    方または両方の設定値の変更に応じて移動局の設定値を
    一斉に変更することを特徴とするページングシステムに
    おける複数呼出方式。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至4いずれかにおいて,前記
    センタ・呼出局から複数呼出により送信されるメッセー
    ジを受信する移動局は,同一メッセージを複数回受信す
    ると,同じメッセージは表示しないよう表示する手段を
    備えることを特徴とするページングシステムにおける複
    数呼出方式。
JP10066305A 1998-03-17 1998-03-17 ページングシステムにおける複数呼出方式 Withdrawn JPH11266470A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10066305A JPH11266470A (ja) 1998-03-17 1998-03-17 ページングシステムにおける複数呼出方式

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10066305A JPH11266470A (ja) 1998-03-17 1998-03-17 ページングシステムにおける複数呼出方式

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11266470A true JPH11266470A (ja) 1999-09-28

Family

ID=13311978

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10066305A Withdrawn JPH11266470A (ja) 1998-03-17 1998-03-17 ページングシステムにおける複数呼出方式

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH11266470A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016144023A (ja) * 2015-02-02 2016-08-08 日本電気株式会社 バックオフ時間を決定するための方法及び装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016144023A (ja) * 2015-02-02 2016-08-08 日本電気株式会社 バックオフ時間を決定するための方法及び装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3860611B2 (ja) 選択呼出受信機において利用可能な周波数を決定する方法
US4811379A (en) Speak back paging system
KR19990064015A (ko) 신뢰성 있는 무선 메시지 분배 시스템
JP2694673B2 (ja) 適応可能なメッセージ情報フォーマットを有する通信システム
JPH11502078A (ja) 無線通信システムにおいて通信される情報を編成および回復するための方法および装置
EP0711089A2 (en) Energy saving protocol for a communication system
JPH05502986A (ja) 情報サービスのデータメッセージ送信を開始する指定フレームを使用したページングシステム
US6138032A (en) Method and apparatus for dynamically adjusting a battery saving interval in a messaging system
US4947420A (en) Communication system
JPH11266470A (ja) ページングシステムにおける複数呼出方式
JP3202753B2 (ja) 無線通信システムにおいてグローバル・イベント情報を配信するための方法および装置
US5475736A (en) Radio communication system which displays status of wired lines
JPH0888651A (ja) 無線パケット転送方法
KR100279342B1 (ko) 양방향 무선호출 통신 시스템용 역방향 무선링크의 데이터 중복전송방법
AU728569B2 (en) Eliminating reception delay in paging system
KR0164090B1 (ko) 페이징 서비스 제공방법
JP2793564B2 (ja) 移動通信システムの発信制御方式
WO2000024208A1 (en) Time sharing paging system
JPS60170343A (ja) 選択呼出受信装置
JPH0537446A (ja) 選択呼出通信システム
JPH1094016A (ja) 無線呼出方法および装置
JPH04306925A (ja) バッテリーセービング制御方式
JPH0693791B2 (ja) 移動通信方式
JPH11266484A (ja) デジタル移動通信システムの着信制御方式
JPH0646472A (ja) 着信情報通知方式

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20050607