JPH11266456A - 映像信号の処理装置 - Google Patents

映像信号の処理装置

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JPH11266456A
JPH11266456A JP6806898A JP6806898A JPH11266456A JP H11266456 A JPH11266456 A JP H11266456A JP 6806898 A JP6806898 A JP 6806898A JP 6806898 A JP6806898 A JP 6806898A JP H11266456 A JPH11266456 A JP H11266456A
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JP
Japan
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packet
area
data
line
video signal
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Application number
JP6806898A
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English (en)
Inventor
Takeshi Otsuka
健 大塚
Hirobumi Uchida
博文 内田
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP6806898A priority Critical patent/JPH11266456A/ja
Publication of JPH11266456A publication Critical patent/JPH11266456A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 多様な種類のデータが存する垂直ブランキン
グ区間のデータを効率よくパケット化して伝送する。 【解決手段】 Vブランクデータ分類手段5で、垂直ブ
ランキング区間の信号を1ライン毎に、比較的大きい単
位でパケット化する第1のグループと、信号処理により
情報量を小さくしてパケット化する第2のグループとに
分け、第1、第2のパケット化手段6,7で、各々ライ
ン番号を示すライン指定データ、パケット化のパラメー
タと共に、ヘッダを付加して、所定の領域(第1のグル
ープは領域1に、第2のグループは領域2)にパッキン
グして、伝送する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、入力映像信号を高
能率符号化する画像エリアとその他のエリアに分けて別
々に処理し、1系統の圧縮データバスとして出力する映
像信号の処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、画像データの処理装置は、急速に
ディジタル化が進んでいる。例えば業務用VTRは、ア
ナログ記録方式から、非圧縮のデジタル信号を記録する
ディジタルVTRへ、そして映像信号を高能率符号化に
より圧縮して記録するディジタルVTRへと、アナログ
からディジタルへ、またディジタルの非圧縮から圧縮へ
と変遷している。また、民生用VTRでは、アナログ方
式のVHSから、画像データを離散コサイン変換(DC
T)、ハフマン符号により高能率符号化して記録する圧
縮方式のDV−VTRに変遷している。
【0003】現在、圧縮方式のVTRが主流となってい
るが、課題が全て解決しているわけではない。残存して
いる課題の1つとして、垂直ブランキング区間のデータ
をどのようにして記録再生するかという課題がある。例
えば、NTSC信号で説明すると、DV−VTRでは、
1フレーム525ライン中、画像データを480ライン
にマッピングし、残る45ラインの中の数ラインをVブ
ランク用のデータとして伝送用のデータおよび文字情報
データ等をマッピングして伝送している。
【0004】これらの伝送用の信号や文字情報は、非可
逆の圧縮が許されないことが多い。例えば、伝送用のデ
ータがDCT等を用いた高能率符号化により劣化してし
まうと、伝送用の劣化なのか高能率符号化による劣化な
のかわからなくなってしまうため、伝送用のデータは非
圧縮で伝送することが望ましい。また、文字情報はテレ
テクストと呼ばれ、一定の間隔で情報は挿入されている
が、これらの情報は数バイトの情報を変調して1水平ラ
インに多重したもので、高能率符号化によって伝送する
よりも、変調信号を復調して数バイトの情報量にしてか
ら伝送した方が効率がよい。
【0005】民生DV−VTRでは、現在はカメラレコ
ーダしか発売されていないため、テレテクストを伝送
(記録再生)している機種は商品化されていないが、規
格には盛り込まれている。その伝送規格を簡単に説明す
ると、ビデオ信号の補助データ領域(以下、VAUXと
略す)のオプショナルパックを用いて伝送している。図
19は、DVにおけるビデオ部の伝送フォーマットの模
式図であり、525ライン/60Hzのフォーマット
(NTSC)では、1フレームは10セクター(secto
r)で構成されており、各セクターに225バイトのV
AUX領域を設けている。よって、1フレームに225
0バイトのVAUX領域を設けていることになる。
【0006】さらに、VAUX部を2つの領域に分けて
いる。1つはフォーマット情報やタイムコード等のVT
Rの機能として欠かせないデータを格納するメインエリ
アで、各々のデータをパッキングして、1トラックあた
り6パック(30バイト)で構成されている。1パック
はヘッダを含む5バイトで構成されている。そして、高
速再生、スチル再生等の可変速再生においても、取得可
能なように各トラック同じデータを格納している。すな
わち、1フレームあたり10個同じデータを繰り返して
挿入していることになる。
【0007】もう1つは、テレテクスト等のデータを格
納するエリアでオプショナルエリアと呼ばれている。オ
プショナルエリアも1パックあたりヘッダを含む5バイ
トで構成されていて、1トラックあたり39パック(1
95バイト)である。オプショナルエリアは、メインエ
リアとは異なり、トラック毎に違うデータが格納され
る。よって、オプショナルエリアは、ヘッダを含み1フ
レームあたり390パック(1950バイト)のデータ
を格納することが可能である。
【0008】民生DVのオプショナルエリアのデータ構
造について、図20を参照にしながらさらに詳しく説明
すると、オプショナルエリアのパックは、テキストヘッ
ダパック(TXT Header pack)とテキストパック(TXT p
ack)によって構成されており、各信号の始まりにはテ
キストヘッダパックが挿入されている。テキストヘッダ
パックには、各信号の持つテキストパック数を示すTD
P、以下のデータが存在していたライン番号を示すライ
ン指定データ、パケット化のパラメータが挿入されてい
る。ゆえに、TDP、ライン指定データ、パケット化の
パラメータにより復号して、元の信号に復元することが
できる。その次のテキストパックからTDP分のテキス
トパックが1つの信号であることを示している。
【0009】このように、TDPを導入して、2種類の
パック構成(テキストヘッダパックとテキストパック)
をとることにより、様々な情報量をもつ信号がパケット
化可能であり、用途に応じて、パッキングする信号を変
えることも可能である。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
構成では、テレテクスト等に比較的情報量の小さいデー
タを伝送する場合は良いが、伝送用のVITSのような
情報量の大きいデータを伝送する場合は、以下の課題が
生ずることが予測される。 (1)5バイト毎にヘッダを挿入するため効率が悪い。 (2)テキストヘッダパックがエラー等により損失する
と、TDPが検出不能になるので、それ以降のテキスト
パックの信号は復元不可能である。
【0011】本発明は上記課題を解決し、テレテクスト
等の比較的情報量の小さい信号も、伝送用のVITS等
の情報量が大きい信号も効率よくパッキングして伝送可
能な映像信号の処理装置を提供するものである。また、
使用用途に応じて、テレテクスト等の比較的情報量の小
さい信号と、伝送用のVITS等の情報量が大きい信号
を伝送する割合を変更して、効率よく伝送可能な映像信
号の処理装置を提供するものである。
【0012】また、垂直ブランキング区間の信号を格納
した各パケットが誤った場合も、ある程度修復可能な映
像信号処理装置を提供するものである。さらに、VTR
等の可変速再生も考慮した、垂直ブランキング区間の信
号を格納した映像信号の処理装置を提供するものであ
る。
【0013】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に本発明の第1の発明は、付随エリアの信号を1水平ラ
イン毎に、比較的大きい単位でパケット化する第1グル
ープと、信号処理により情報量を小さくしてパケット化
する第2グループとに分け、各々ライン番号を示すライ
ン指定データ、パケット化のパラメータと共に、ヘッダ
を付加してパケット化して所定の領域に格納する。これ
により、比較的小さいデータのみならず、比較的大きい
データも効率よくパッキング可能である。
【0014】また、本発明の第2の発明は、第1の発明
の付随エリアのデータを格納する領域を、第1グループ
のデータをパッキングする領域(領域1)と、第2グル
ープのデータをパッキングする領域(領域2)と、第1
グループのデータおよび第2グループのデータが共にパ
ッキング可能な領域(領域3)に分割し、領域3の第1
グループエリアと第2グループエリアの割合を変えるよ
うに構成したものである。これにより、用途に応じて、
比較的大きいパケットと、比較的小さいパケットの割合
を変えることができるので、さらに伝送可能な垂直ブラ
ンキング区間の信号を伝送する際の効率化がはかれる。
【0015】また、本発明の第3の発明は、前記第1の
パケット化手段に、1水平ラインのデータをN個(Nは
2以上の自然数)のブロックに分割してパケットの単位
とし、その分割法は、少なくとも隣接サンプルは同一の
ブロックに格納されないことを特徴とし、前記パケット
を基本単位としてエラー訂正符号を付加するエラー訂正
符号付加手段と、パケットを伝送した時に生ずる誤りを
訂正する誤り訂正手段と、前記誤り訂正手段で訂正でき
なかった第1のパケットを、誤りのない別の第1のパケ
ットを利用して補間する誤り修整手段とを備えたもので
ある。これにより、パケット誤りに対して修整の処理を
することが可能になり、誤りに対しても、ある程度許容
可能である。
【0016】また、本発明の第4の発明は、前記修整手
段に、少なくとも現フレームのパケットから予測する第
1の予測手段と、前フレームのパケットから予測する第
2の予測手段を備え、パケットに格納されているライン
指定データ、パケット化のパラメータにより予測手段を
切り替える切り替え手段を備えたものである。これによ
り、より正確な誤り修整が可能となる。
【0017】また、本発明の第5の発明は、水平ライン
を選択して処理してパケット化しそのライン番号をライ
ン指定データとして格納したデータバスを記録した媒体
を再生する再生装置であって、可変速再生時に、パケッ
トに格納されているライン指定データを変換するライン
変換手段を備えたものである。これにより、繰り返し再
生、逆再生時にも、正確にパケットが復元できる。
【0018】
【発明の実施の形態】本発明の第1の発明は、少なくと
も、映像信号を画像エリアと付随エリアにわけ、画像エ
リアの映像信号をデータ圧縮する高能率符号化手段と、
前記付随エリアの信号を1水平ライン毎に、比較的大き
い単位でパケット化する第1グループと、信号処理によ
り情報量を小さくしてパケット化する第2グループと、
パケット化せずに捨てる第3グループに分離する分離手
段と、前記第1グループの信号を1ライン毎に複数個の
比較的大きな単位に分割し、ライン番号を示すライン指
定データ、パケット化のパラメータと共に、ヘッダを付
加してパケット化し、前記圧縮データバスの所定の領域
(領域1)に格納する第1のパケット化手段と、前記第
2グループの信号を、情報量を小さくして符号化する符
号手段と、前記符号手段の出力データを、ライン番号を
示すライン指定データと、パケット化のパラメータと共
にヘッダを付加して、比較的小さい単位でパケット化
し、前記圧縮データバスの所定の領域(領域2)に格納
する第2のパケット化手段とを有する。これにより、比
較的小さいデータのみならず、比較的大きいデータも効
率よくパッキング可能である。
【0019】また、本発明の第2の発明は、映像信号を
画像エリアと付随エリアにわけて画像エリアの映像信号
をデータ圧縮する高能率符号化手段と、前記付随エリア
の信号を、モード設定手段より出力されるVブランクモ
ードに従い、1水平ライン毎に、比較的大きい単位でパ
ケット化する第1グループと、信号処理により情報量を
小さくしてパケット化する第2グループと、パケット化
せずに捨てる第3グループに分離する分離手段と、前記
付随エリアのデータを格納する領域を、前記第1グルー
プのデータをパッキングする領域(領域1)と前記第2
グループのデータをパッキングする領域(領域2)と第
1グループのデータおよび第2グループのデータが共に
パッキング可能な領域(領域3)に分割し、前記領域3
の第1グループエリアと第2グループエリアの割合を変
え、その割合をVブランクモードとして出力するモード
設定手段と、前記第1グループの信号を1ライン毎に複
数個の比較的大きな単位に分割し、ライン番号を示すラ
イン指定データ、パケット化のパラメータと共に、ヘッ
ダ、さらに前記Vブランクモードを付加してパケット化
し、前記圧縮データバスにおいて前記Vブランクモード
が指定する領域(領域1、あるいは領域1+領域3)に
格納する第1のパケット化手段と、前記第2グループの
信号を、情報量を小さくして符号化する符号手段と、前
記符号手段の出力データを、ライン番号を示すライン指
定データと、パケット化のパラメータと共にヘッダを付
加して、比較的小さい単位でパケット化し、前記圧縮デ
ータバスにおいて前記Vブランクモードが指定する領域
(領域2、あるいは領域2+領域3)に格納する第2の
パケット化手段とを有する。これにより、用途に応じ
て、比較的大きいパケットと、比較的小さいパケットの
割合を変えることができるので、さらに伝送可能な垂直
ブランキング区間の信号を伝送する際の効率化が図られ
る。
【0020】また、本発明の第3の発明は、前記第1の
パケット化手段が、1水平ラインのデータをN個(Nは
2以上の自然数)のブロックに分割してパケットの単位
とし、その分割法は、少なくとも隣接サンプルが同一の
ブロックに格納されないことを特徴とし、前記パケット
を基本単位としてエラー訂正符号を付加する誤り訂正符
号付加手段と、パケットを伝送した時に生ずる誤りを訂
正する誤り訂正手段と、前記誤り訂正手段で訂正できな
かった第1のパケットを、誤りのない別の第1のパケッ
トを利用して補間する誤り修整手段とを備える。これに
より、パケット誤りに対して修整の処理をすることが可
能になり誤りにたいしても、ある程度許容可能である。
【0021】また、本発明の第4の発明は、前記修整手
段に、少なくとも現フレームのパケットから予測する第
1の予測手段と、前フレームのパケットから予測する第
2の予測手段を備え、パケットに格納されているライン
指定データ、パケット化のパラメータにより予測手段を
切り替える切り替え手段を備えたものである。これによ
り、より正確な誤り修整が可能となる。
【0022】また、本発明の第5の発明は、水平ライン
を選択して処理してパケット化しそのライン番号をライ
ン指定データとして格納したデータバスを記録した媒体
を再生する再生装置であって、可変速再生時に、パケッ
トに格納されているライン指定データを変換するライン
変換手段を備えたものである。これにより、繰り返し再
生、逆再生時にも、正確にパケットが復元できる。
【0023】以下、本発明の実施の形態について、図面
を用いて説明する。 (実施の形態1)図1は、本発明の実施の形態1におけ
る映像信号の処理装置の構成を示すブロック図である。
同図において、1は映像信号の入力端子、2は入力端子
1より入力された映像信号を高能率符号化の対象とする
画像データとそれ以外の垂直ブランキング区間のデータ
に分ける分離手段、3は前記画像データを高能率符号化
によってデータ量を圧縮する高能率符号化手段、5は垂
直ブランクエリアの信号を1水平ライン毎に、加工せず
にパケット化する第1のグループと、信号処理により情
報量を小さくしてパケット化する第2のグループと、パ
ケット化せずに捨てる第3のグループとに分類するVブ
ランクデータ分類手段である。6はVブランクデータ分
類手段の出力の第1のグループのデータをパケット化す
る第1のパケット化手段で、メモリ6a、メモリ制御手
段6d、ライン指定データ、パケット化のパラメータの
ID付加手段6bにより構成される。7は垂直ブランキ
ング区間のデータ分離手段により出力される第2のグル
ープのデータをパケット化する第2のパケット化手段
で、符号化手段7a、メモリ7b、メモリ制御手段7
d、ID付加手段7cにより構成される。8は高能率符
号化手段3の出力の圧縮画像データと、第1のパケット
化手段6より出力される第1のパケットと、第2のパケ
ット化手段7より出力される第2のパケットとを合成し
て1系統の圧縮データバスを生成する合成手段(MU
X)、9は圧縮データバスの出力端子である。
【0024】なお、出力端子9からの圧縮データバスと
は、伝送や記録再生に適した所定のデータ形式を有する
状態を言い、バスに出力するデータ(バス上のデータ)
そのもの、または、バス上のデータ形式を意味する。以
上のように構成された映像信号の処理装置の動作につい
て、詳細に説明する。まず、入力端子1より1フレーム
当たり525水平ラインの映像信号が入力される。本発
明の映像信号の処理装置では、図2の入力映像信号の模
式図に示すように、1フレーム525ラインの映像信号
で、第1フィールドでは23ラインから262ラインま
での240ラインと、第2フィールドでは285ライン
から524ラインまでの240ラインの計480ライン
を画像データエリアとして取り扱い高能率符号化の対象
としている。
【0025】また、525ラインから22ラインの間
と、263ラインから284ラインの間のラインを垂直
ブランキングラインとして取り扱い、高能率符号化の対
象としていない。画像データは、高能率符号化手段3に
入力され、DCT(離散的コサイン変換)、ハフマン符
号化等の処理を施されデータ圧縮され、圧縮画像データ
として出力される。
【0026】ここで、垂直ブランキング区間のデータに
ついて述べる。垂直ブランキング区間のデータとは、前
述したように、525ラインから22ラインの間と、2
63ラインから284ラインの間の垂直ブランクライン
に挿入されている信号である。垂直ブランクラインに挿
入される信号は、画像データとは異なるため、一般には
高能率符号化による圧縮は困難なことが多い。また、圧
縮と伸張の過程で、データが変化してしまうと意味をな
さないものが多い。さらに、垂直ブランキング区間に存
する信号の性質を考察すると、次に示す2種類のタイプ
の信号が挿入されていることがわかる。
【0027】(1)TEST信号で、伝送系のひずみの
測定に使用される。これらのデータは圧縮するのは不可
能に近い。なぜなら伝送用のデータがDCT等を用いた
高能率符号化により劣化してしまうと、伝送用の劣化な
のか高能率符号化による劣化なのかわからなくなってし
まうからである。 (2)バイナリの情報を変調して1水平ラインに多重し
たもので、高能率符号化によって伝送するよりも、変調
信号を復調して数バイトの情報量にしてから伝送したほ
うの効率が高い。
【0028】本発明で作成する圧縮データバスは、従来
例で述べた圧縮画像データエリアとVAUXのメインエ
リア、VAUXのオプショナルエリアで構成される圧縮
データバスのVAUXのオプショナルエリアを、さらに
第1のパケットと第2のパケットに分けたものである。
第1のパケットの模式図を図3に示す。第1のパケット
は比較的大きな単位のパケットであり、前記(1)のグ
ループに属する垂直ブランキング区間のデータをパケッ
ト化したものである。第1のパケットは72バイトのデ
ータと、ヘッダ、パック対象ライン番号、モード情報等
を加えた75バイトで構成されている。
【0029】第2のパケットの模式図を図4に示す。第
2のパケットは比較的小さな単位のパケットであり、前
記(2)のグループに属する垂直ブランキング区間のデ
ータをパケット化したものである。本パケットは従来の
技術で示したパケットと同様で、4バイトのデータと1
バイトのヘッダを合わせた5バイトを基本としている。
そして、1ライン毎に符号化したものを5バイト単位で
パケット化し、各5バイトからなるテキストパックを数
パック集めて、その先頭にライン番号、以降のテキスト
パック数等を示す5バイトで構成されるテキストヘッダ
パックを付加している。
【0030】本実施の形態では、垂直ブランキング区間
のデータを分類手段5で、1ライン毎に、前記の2つの
グループ((1)と(2))に分けている。つまり、1
ライン毎に、第1のパケットとして伝送されるラインと
第2のパケットとして伝送されるラインに分離してい
る。また、前記VAUXのオプショナルエリアを次の2
つの領域にわける。即ち、領域1として、第1のパケッ
トの占有領域、領域2として第2のパケットの占有領域
とする。
【0031】VAUXにおける各領域を図5に示す。同
図はVAUXのオプショナルエリアの1フレーム(10
セクター分)を示す模式図である。同図に示すように、
各セクターは領域1と領域2から構成されている。分類
手段5で分離された第1のグループに属する垂直ブラン
キング区間のデータは、第1のパケット化手段6に入力
される。第1のパケット手段は、垂直ブランキング区間
のデータを書き込むメモリ6aと、垂直ブランキング区
間のライン番号を示すライン指定データ、及びパケット
化のパラメータを示すIDを付加するID付加手段6b
と、メモリ6aを制御する制御手段6dにより構成され
る。第1のパケットとして、例えば20ラインに付加さ
れているVITS信号をパケット化する動作について説
明する。有効1440サンプルのVITS信号は1フレ
ーム毎にメモリ6aに27MHzのクロックによって書
き込まれる。メモリ6aに書き込まれたVITS信号は
次の1フレームで72サンプル毎に読み出される。メモ
リ6aから読み出された信号は、72サンプルごとにパ
ケットヘッダとモード情報が付加される。メモリ制御手
段6dについて、図6を参照にしながら、さらに詳しく
説明する。
【0032】図6はメモリ制御手段6dの動作を示すタ
イミング図である。本実施の形態では2系統のメモリを
設け、30Hz単位でライトとリードを切り替えてい
る。本モードでは20ラインに付加されているVITS
信号を1440サンプル(いわゆる422信号として)
書き込み、1フレーム後に72サンプル毎に20回読み
出す。VAUXは各セクター(1フレームは10セクタ
ーで構成されている)の先頭にあるので、各セクター毎
に、先頭で2度72サンプル毎に読み出される。
【0033】また、前記垂直ブランキング区間のデータ
の分類手段5で分離された第2のグループに属する垂直
ブランキング区間のデータは、第2のパケット化手段7
に入力される。第2のパケット手段7は、第2のグルー
プに属する垂直ブランキング区間のデータを符号化する
符号化手段7aと、符号化手段7aにより符号化された
データを書き込むメモリ7bと、第2のパケットのヘッ
ダを付加するヘッダ付加手段7cと、メモリ7bを制御
する制御手段7dにより構成される。
【0034】第2のパケットとして、例えば21ライン
に付加されているテレテクスト信号をパケット化する動
作について説明する。テレテクスト信号は、1ライン当
たり272ビットのデータを364×fH(fH:水平
ライン周波数)のクロックで変調したものである。よっ
て、本実施の形態の符号化手段7aでは、同一の364
×fHのクロックで復調することにより、1ライン当た
り272ビットのデータ(34バイト)のデータに符号
化している。
【0035】1フレーム当たり8水平ラインにテレテク
ストが重畳されているとすると、1フレーム当たりのテ
レテクストの情報量は272バイトとなる。これらのテ
レテクスト情報は、メモリ7bに書き込まれ、次のフレ
ームで所定の位置に読み出され、さらに4バイト毎に1
バイトのヘッダバイトを付加されて第2のパケットとな
る。メモリ制御手段7dの動作については、第1のパケ
ット化手段6で述べた手法と同等なので割愛する。ま
た、図4に示すように、各ラインのパケット毎に、パケ
ットの先頭を示すヘッダパケットを付加している。
【0036】そして、高能率符号化手段3で圧縮された
圧縮画像データと、第1のパケット化手段6でパケット
化された第1のパケットと、第2のパケット化手段7で
パケット化された第2のパケットは、合成手段8でマル
チプレクスされ、出力端子9より圧縮データバスとして
出力される。以上のように、垂直ブランキング区間のデ
ータを伝送するパケットとして、比較的大きい第1のパ
ケットと比較的小さい第2のパケットを設けることによ
り、データを小さくすることが困難なVITSのような
比較的情報量の大きい垂直ブランキング区間のデータ
も、テレテクストのように符号化して情報量を小さくす
ることが可能な垂直ブランキング区間のデータも共に効
率よく伝送が可能である。
【0037】次に、実施の形態1により作成された圧縮
データバスより再度、映像信号と垂直ブランキング区間
のデータを復元する手法について、図7を参照にしなが
ら説明する。図7は本実施の形態で作成された圧縮デー
タバスを解凍する際の回路構成を示すブロック図であ
る。同図において、11は圧縮データバスの入力端子、
12は圧縮画像データの分離する圧縮画像データ分離手
段、13は前記領域1に存する第1のパケットを分離す
る領域1のパケット分離手段、14は領域2に存する第
2のパケットを分離する領域2のパケット分離手段、1
7は圧縮画像データ分離手段12で分離された圧縮画像
データを復号する高能率復号手段である。18は領域1
のパケット分離手段13により分離された第1のパケッ
トを、パケットに格納されているライン指定データ、パ
ケット化のパラメータを抽出して復元する第1のパケッ
ト復元手段で、メモリ18aとメモリ制御手段18bを
構成要素とする。19は領域2のパケット分離手段14
により分離された第2のパケットを、パケットに格納さ
れているライン指定データ及びパケット化のパラメータ
を抽出して復元する第2のパケット復元手段で、メモリ
19a、メモリ制御手段19b、復号手段19cを主要
構成要素とする。20は高能率復号化手段17で復元さ
れた画像データと第1のパケット復元手段18および第
2のパケット復元手段19で復元された垂直ブランキン
グ区間のデータをマルチプレクスする合成手段(MU
X)、21は映像信号の出力端子である。
【0038】以上のように構成された映像信号の処理装
置の動作について、詳細に説明する。まず、入力端子1
1に入力された圧縮データバスは、圧縮画像データ分離
手段12に入力され、圧縮データバスより圧縮画像デー
タが分離され、高能率復号手段17により復号し出力さ
れる。また、圧縮データバスは領域1のパケット分離手
段13に入力される。領域1のパケット分離手段13
は、所定の位置に図3で示した構造を有する第1のパケ
ットのヘッダがあるかどうかを探索し、第1のパケット
を示すヘッダが存すれば第1のパケットとみなし、第1
のパケットを分離する。また、圧縮データバスは領域2
のパケット分離手段14に入力される。領域2のパケッ
ト分離手段14は、所定の位置に図4で示した構造を有
する第2のパケットのヘッダがあるかどうかを探索し、
第2のパケットを示すヘッダが存すれば第2のパケット
とみなし、第2のパケットを分離する。
【0039】さらに、領域1のパケット分離手段13に
より分離された第1のパケットは第1のパケット復元手
段18に入力され、パケットに格納されているライン指
定データおよびパケット化のパラメータを抽出し、前記
ライン指定データ、パケットのパラメータに従い、垂直
ブランキング区間のデータとして復元される。第1のパ
ケット復元手段18のメモリ18aの動作に関しては、
第1のパケット符号化手段と逆の動作であるため、説明
を割愛する。領域2のパケット分離手段14により分離
された第2のパケットは、第2のパケット復元手段19
に入力され、パケットに格納されているライン指定デー
タおよびパケット化のパラメータを抽出し、前記ライン
指定データ、パケットのパラメータに従い復号手段19
cにより復号されて垂直ブランキング区間のデータとし
て復元される。高能率復号化手段17で復元された画像
データと第1のパケット復元手段18および第2のパケ
ット復元手段19で復元された垂直ブランキング区間の
データは、合成手段20によりマルチプレクスされ、出
力端子21より出力される。
【0040】以上のように、実施の形態1で作成された
圧縮データバスは復元可能である。また、本実施の形態
では、第1パケットをVブランクエリアの信号とした
が、画像エリアの信号を高能率符号化せずに、第1のパ
ケットとして伝送してもよい。 (実施の形態2)次に、本発明の実施の形態2による映
像信号の処理装置について説明する。
【0041】実施の形態2において、実施の形態1と違
うのは第1のパケットと第2のパケットとの競合エリア
(領域3)を設け、領域3における第1のパケットと第
2のパケットの割合を切り替えるモード設定手段を設け
たことである。図8は実施の形態2における映像信号の
処理装置の構成を示すブロック図である。
【0042】同図において、4は圧縮データバスのVブ
ランクエリアのデータを挿入する領域を、前記第1のグ
ループのデータをパッキングする領域(領域1)と、前
記第2のグループのデータをパッキングする領域(領域
2)と、第1のグループのデータおよび第2のグループ
のデータが共にパッキング可能な領域(領域3)に分割
し、前記領域3の第1のグループエリアと第2のグルー
プエリアの割合を変え、その割合をVブランクモードと
して出力するモード設定手段である。また、6cは前記
モード設定手段より出力されるVブランクモードを第1
のパケットに付加するモード挿入手段である。他の符号
は、図1と同じであるので説明を割愛する。
【0043】動作についても、実施の形態1と異なるの
は、モード設定手段4を設け、そのモードをモード挿入
手段6cにより第1のパケットに挿入する点である。本
発明の特徴であるモード設定手段4と、そのモードにつ
いて詳しく説明する。本発明では、前記VAUXのオプ
ショナルエリアを次の3つの領域に分ける。すなわち、
領域1として第1のパケットの占有領域、領域2として
第2のパケットの占有領域、領域3として第1および第
2のパケットの競合領域とする。
【0044】VAUXにおける各領域を図9に示す。同
図はVAUXのオプショナルエリアの1フレームを示す
模式図である。同図に示すように、1フレームは10セ
クターから構成されている。前半5セクターは領域1と
領域2から構成されており、後半5セクターは領域2と
領域3から構成されている。モード設定手段4では、パ
ケットすべき信号の種類と情報量に応じて、領域3の第
1のパケットと第2のパケットの割合を変化させる。
【0045】VAUXの領域と前記モード設定手段4で
設定されるVブランクモードの関係について、図10を
参照にしながらさらに詳しく説明する。図10におい
て、(a)(b)(c)(d)は異なるVブランクモー
ドのVAUXのオプショナルエリアに存する第1のパケ
ットと第2のパケットの占有領域を示す模式図である。
同図は1フレームのVAUXのオプショナルエリアを示
す模式図であり、同図の斜線で示している第1のパケッ
トのエリアが各モードによって違うことを示している。
すなわち、領域3の部分が各モードで異なっている。
【0046】モード設定手段4により設定されるVブラ
ンクモードは、モード付加手段6cによりモード情報を
挿入され、圧縮データバスとして伝送される。メモリ制
御手段6dについて、図11を参照にしながら、さらに
詳しく説明する。図11(a)は、図10(a)のVブ
ランクモード時におけるメモリ制御手段6dの動作を示
すタイミング図である。本実施の形態では2系統のメモ
リ(メモリ1とメモリ2)を設け、30Hz単位でライ
トとリードを切り替えている。本モードでは20ライン
に付加されているVITS信号を1440サンプル(い
わゆる422信号として)書き込み、1フレーム後に7
2サンプル毎に20回読み出す。VAUXは各セクター
(1フレームは10セクターで構成されている)の先頭
にあるので、各セクター毎に、先頭で2度72サンプル
毎に読み出される。この場合の領域3はすべて第1のパ
ケットが占有することになる。
【0047】また、図11(b)は、図10(d)のV
ブランクモード時におけるメモリ制御手段6dの動作を
示すタイミング図である。本モードでは20ラインに付
加されているVITS信号の輝度信号成分のみを、72
0サンプルライトし、1フレーム後に72サンプル毎に
10回読み出す。VAUXは各セクター(1フレームは
10セクターで構成されている)の先頭にあるので、1
0セクターの内の前半5セクターのみ、先頭で2度72
サンプル毎に読み出される。この場合の領域3には、第
1のパケットは存在しないことになる。図10(b)及
び(c)におけるVブランクモードの場合は、20ライ
ンに付加されているVITS信号の色差信号成分の帯域
を半分にした1080サンプル(いわゆる411信号)
を書き込み、1フレーム後に72サンプル毎に15回読
み出す。VAUXは各セクター(1フレームは10セク
ターで構成されている)の先頭にあるので、10セクタ
ーの内の前半8セクターのみ、先頭で2度72サンプル
毎に読み出される(図10(b)の場合は、最後の72
サンプルはダミーデータとなる)。この場合の領域3に
は、第1のパケットと第2のパケットが混在することに
なる。
【0048】以上のように、モード設定手段4により、
第1のパケットと第2のパケットの割合を変更して、垂
直ブランキング区間のデータを伝送可能であるので、効
率の良い垂直ブランキング区間のデータの伝送が可能で
あり、しかも、制作、送出等の放送局の運用に応じた使
い方ができる。次に、実施の形態2により作成された圧
縮データバスより再度、映像信号と垂直ブランキング区
間のデータを復元する手法について、図12を参照にし
ながら説明する。図12は、本実施の形態で作成された
圧縮データバスを解凍する際の回路構成を示すブロック
図である。
【0049】同図において、15は領域1のパケット分
離手段13で分離された第1のパケットより、Vブラン
クモードを検出するモード検出手段、16は前記Vブラ
ンクモードをもとに、領域3に存する第1および第2の
パケットを分離する領域3のパケット分離手段である。
他の符号については、図7と同様であるので説明を割愛
する。
【0050】以上のように構成された映像信号の処理装
置の動作について、詳細に説明する。まず、入力端子1
1に入力された圧縮データバスは、圧縮画像データ分離
手段12に入力され、圧縮データバスより圧縮画像デー
タを分離され出力される。また、圧縮データバスは領域
1のパケット分離手段13に入力される。領域1のパケ
ット分離手段13は、所定の位置に第1のパケットのヘ
ッダがあるかどうかを探索し、第1のパケットを示すヘ
ッダが存すれば第1のパケットとみなし、第1のパケッ
トを分離する。また、圧縮データバスは領域2のパケッ
ト分離手段14に入力される。領域2のパケット分離手
段14は、所定の位置に第2のパケットのヘッダがある
かどうかを探索し、第2のパケットを示すヘッダが存す
れば第2のパケットとみなし、第2のパケットを分離す
る。そして、領域1のパケット分離手段13で分離され
た第1のパケットは、モード検出手段15に入力され
る。モード検出手段15は、第1のパケットからVブラ
ンクモード情報を分離する。さらに、領域3のパケット
分離手段16に入力された圧縮データバスは、前記Vブ
ランクモード情報により制御されて、領域3に存する第
1のパケットと第2のパケットが分離される。例えば、
Vブランクモードが“00”の場合、“01”の場合、
“10”の場合、“11”の場合は夫々、図6(a)、
(b)、(c)、(d)のように領域3に第1のパケッ
トと第2のパケットがマッピングされており、Vブラン
ク情報に対応して、領域3に存するパケットを第1のパ
ケットと第2のパケットに分離している。また、圧縮画
像データの分離手段12で分離された圧縮画像データは
高能率復号化手段17により、元の画像データに復号さ
れる。さらに、領域1のパケット分離手段13および領
域3のパケット分離手段16により分離された第1のパ
ケットは第1のパケット復元手段18により垂直ブラン
キング区間のデータとして復元される。領域2のパケッ
ト分離手段14および領域3のパケット分離手段16に
より分離された第2のパケットは、第2のパケット復元
手段19により垂直ブランキング区間のデータとして復
元される。高能率復号手段17で復元された画像データ
と第1のパケット復元手段18および第2のパケット復
元手段19で復元された垂直ブランキング区間のデータ
は、合成手段20によりマルチプレクスされ、出力端子
21より出力される。
【0051】以上のように、実施の形態2で作成された
圧縮データバスは実復元可能である。さらに、Vブラン
クモードの違う圧縮データバスとスイッチされても、領
域1は固定領域であるため、シームレスに復元可能であ
る。 (実施の形態3)次に、本発明の実施の形態3について
説明する。本実施の形態3は、実施の形態1および実施
の形態2の発明に、エラー修整機能を導入して、エラー
耐性を改善したものである。
【0052】図13は、実施の形態3の構成を示すブロ
ック図である。同図において、30は第1のパケット化
手段であり、パケットの分割法が本発明独自の特徴を有
する。31は誤り訂正符号付加手段、32は伝送手段で
あり、VTRに適応すれば記録回路である。33は伝送
手段32で伝送された信号を受信する受信手段であり、
VTRに適応すると再生回路である。34は誤り訂正手
段であり、伝送路での誤りを訂正する。35は第1のパ
ケット復元手段であり、誤り修整の機能を有している。
他の符号のものは、図1および図7に準ずる。
【0053】本実施の形態では、図5に示した領域1の
エリアを1フレームにつき1500バイト設けている。
1フレームは10セクターで構成されるので1セクター
当たりで150バイトとなる。また、本発明のパケット
は75バイトで構成されるので、1セクター当たり2パ
ケットずつパケットが存在する。図14に1440サン
プル/ラインからなる422信号を20個のパケットに
分割する手法を示す。同図(a)に示すように、まず1
440サンプル/ラインからなるデータを時間軸の早い
ものから順番に10個に分割する。10個に分割すると
1ブロックは144サンプルで構成され、同図(b)に
示すように、その中には輝度信号(Y信号)72サンプ
ルと一方の色差信号(Pb信号)36サンプルと、他方
の色差信号(Pr信号)36サンプルが含まれる。前記
144サンプルを、輝度信号は2サンプル毎、色差信号
は各1サンプル毎に2分割して(同図(c−1)と(c
−2))、72サンプルとし、パケット化のデータを付
加して75バイトとしてパケットの単位としている。こ
のように分割すると、1セクターの片側のデータが破損
した場合も、もう片方のデータは隣のサンプルになるの
で、例えば破損されたパケットを破損されなかったパケ
ットで置き換えても絵の内容はほぼ復元される可能性が
高い。
【0054】以上のように構成された第1のパケット
は、第1のパケットの単位である75サンプルをエラー
訂正符号の1単位として、誤り訂正符号付加手段31で
エラー訂正符号を付加されて伝送される。また、誤り訂
正付加手段31によりエラー訂正符号を付加されたパケ
ットは、伝送手段32により伝送される。伝送された信
号は受信手段33により受信され、送受信の過程で誤り
が発生した場合は、誤り訂正手段34によりエラーを訂
正される。しかし、誤り訂正手段34の訂正能力を超え
ていたエラーについては、エラー訂正できなかった符号
位置を示すエラーフラグがデータと共に出力される。本
発明では、前述したように、第1のパケットの単位と、
エラー訂正符号の単位は一致しており、エラー訂正不可
能な場合は少なくとも1つのパケットがエラーとみなさ
れている。誤り訂正手段34により出力されるデータと
エラーフラグは、第1のパケット復元手段35に入力さ
れ、第1のパケット化手段30で分割されたデータをも
とに戻される。また、エラーフラグによりエラーと示さ
れたパケットは同一セクターの他のパケットに置換され
て出力される。
【0055】このように、隣接サンプルを別のパケット
に格納し、パケット毎にエラー訂正符号を付加するため
修整動作か可能になるので、エラー耐性を改善すること
ができる。さらに、修整動作として、第1のパケットに
格納されているライン指定データにより予測手段を切り
替えて、より高度な修整を行う手法について説明する。
【0056】第1のパケットに格納されているデータ
は、主に垂直ブランキング区間のデータである。例え
ば、525本のラインの内、23ラインから262ライ
ンまでと285ラインから524ラインまでを画像デー
タとして、1ラインから22ラインまでと、263ライ
ンから284ラインまで、および525ラインを垂直ブ
ランキング区間のデータとする。上記の垂直ブランキン
グ区間のデータのなかで、例えば23ラインを画像ライ
ンとし、第1のパケットとして、22ラインを指定され
た場合とその他のラインを指定された場合で誤り訂正が
できなかった場合の修正法を切り替えるものである。
【0057】図15は本実施の形態の第1のパケット復
元手段の構成を示すブロック図である。同図において、
41は第1のパケットよりライン指定データを抽出する
ライン指定データ抽出手段、42は誤り訂正できなかっ
たパケットを検出する誤りパケット検出手段、43は現
フレームの隣接データで誤りパケット置換する1次元修
整手段、44は1フレーム前のデータで誤りパケットを
置換する3次元修整手段、45は前記ライン指定データ
により、1次元修整手段43と3次元修整手段の何れか
を選択する選択手段、46は誤りパケット検出手段42
で誤りと検出されたパケットのみを置換する置換手段で
ある。
【0058】本発明の特徴は、ライン指定データ抽出手
段41より抽出されるライン指定データにしたがって修
整方法を切り替えている点である。つまり、現フレーム
の隣接データで置換する1次元修整手段43と、1フレ
ーム前のデータで置換する3次元修整手段44を備えて
いる。これらの修整手段は、メモリとメモリの制御によ
り実現される。すなわちエラーのあったパケットはメモ
リへの書き込みを禁止し、読み出しに、置き換えるべき
パケットが格納されているメモリアドレスを修整方法に
したがって切り替えることで実現される。本実施の形態
では画像データラインである22ラインがライン指定デ
ータにより指定された場合は、3次元修整手段44を優
先して使用している。
【0059】このように、複数の修整手段を設け、ライ
ン指定データにより修整手段を選択的に切り替えること
により修整の性能を良くすることができる。 (実施の形態4)次に、本発明の実施の形態4について
説明する。本実施の形態では第1のパケットに格納され
ているデータを可変速再生においても、復元可能にした
ものであり、特にスロー再生、逆送り再生に有効であ
る。例えば、本発明の実施の形態1に示された映像信号
の処理装置で22ラインのデータと262ラインのデー
タをパケットの対象ラインとしてパケット化してVTR
に記録して、1/2倍速再生した場合と、マイナス1倍
で逆送り再生した場合の動作について、図16を参照に
しながら説明する。
【0060】図16は本実施の形態で示す映像信号の処
理装置の構成図であり、50は可変速再生手段、51は
パケット検出手段、52はパケット検出手段51で検出
されたパケットからライン指定データを抽出するライン
指定データ抽出手段、53は可変速再生された再生スピ
ードに従いライン指定データ抽出手段52で抽出された
ライン指定データを変換するライン指定データ変換手
段、54はパケット検出手段51により検出されたパケ
ットデータとライン指定データ変換手段53により変換
されたラインデータにより、パケットを復元するパケッ
ト復元手段である。
【0061】以上のように構成された映像信号の処理装
置の動作について、以下説明をする。まず1/2倍速再
生の時の動作について説明する。可変速再生手段50に
より1/2倍速で再生されたデータは、パケット検出手
段51に入力されパケットを検出される。さらに、パケ
ット検出手段51で検出されたパケットは、ライン指定
データ抽出手段52により、パケットに格納されている
ライン指定データを抽出される。抽出されたライン指定
データはライン指定データ変換手段53に入力され、再
生スピードによりライン番号を変換される。図17に1
/2倍速におけるタイミング図を示す。同図(a)はラ
スター側のタイミングを示す30Hz、(b)は出力画
像のタイミングを示し、V1は第1フィールドの画像、
V2は第2フィールドの画像を示す。また、同図(c)
は22ラインのライン指定データが格納されているパケ
ットが出力されるタイミング、(d)は284ラインの
ライン指定データが格納されているパケットが出力され
るタイミングを示す。同図に示すように、ラスター側の
第2フィールドに第1フィールドの画像を出力する時
は、22ラインを示すライン指定データを持つパケット
のデータを284ラインに出力するため、22ラインを
示すライン指定データを284ラインを示すライン指定
データに変換して、284ラインを示すライン指定デー
タをマスクしている。同様に、ラスター側の第1フィー
ルドに第2フィールドの画像を出力する時は、284ラ
インを示すライン指定データを持つパケットのデータを
22ラインに出力するため、284ラインを示すライン
指定データを22ラインを示すライン指定データに変換
して、22ラインを示すライン指定データをマスクして
いる。
【0062】上記のライン指定データ変換手段53より
出力されたライン指定データは、パケット復元手段54
に入力され、パケットを復元され、前記変換手段53に
より変換されたラインに映像信号として出力される。マ
イナス1倍で逆送り再生された場合のタイミング図を図
18に示す。同図(a)はラスター側のタイミングを示
す30Hz、(b)は出力画像のタイミングを示し、V
1は第1フィールドの画像、V2は第2フィールドの画
像、V3は第1フィールドの画像、V4は第2フィール
ドの画像を示す。V1,V2,V3,V4の順で記録さ
れている画像を逆送り再生することで、V4,V3,V
2,V1の順で出力されている。また、同図(c)は2
2ラインのライン指定データが格納されているパケット
が出力されるタイミング、(d)は284ラインのライ
ン指定データが格納されているパケットが出力されるタ
イミングを示す。同図に示すように、22ラインを示す
ライン指定データを持つパケットのデータを284ライ
ンに出力し、284ラインを示すライン指定データを持
つパケットのデータを22ラインに出力するため、ライ
ン指定データを変換している。
【0063】以上のように、本実施の形態によれば、変
換手段53で、パケットに格納されているライン指定デ
ータを再生速度に対応したライン変換して、変換したラ
インに、パケットを復元した映像信号として出力するの
でパケットに格納されているデータは、スロー再生時も
正しく復号可能である。また、パケット化されているデ
ータの種類をパケットのヘッダおよびパケットIDを抽
出することにより、パケット化されているデータタイプ
を判断して、前記の変換手段を処理を禁止してもよい。
【0064】また、パケット化されているデータの種類
をパケットのヘッダおよびパケットIDを抽出すること
により、パケット化されているデータタイプを判断し
て、前記の変換手段を処理および復元手段の処理を禁止
してブランキング信号として出力してもよい。
【0065】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の第1の発
明によると、垂直ブランキング区間のデータを伝送する
パケットとして、比較的大きい第1のパケットと比較的
小さい第2のパケットを設けることにより、データを小
さくすることが困難なVITSのような比較的情報量の
大きい垂直ブランキング区間のデータも、テレテクスト
のように符号化して情報量を小さくすることが可能な垂
直ブランキング区間のデータも共に効率よく伝送が可能
である。
【0066】また、第2の発明によると、モード設定手
段により、第1のパケットと第2のパケットの割合を変
更して、垂直ブランキング区間のデータを伝送可能であ
るので、効率の良い垂直ブランキング区間のデータの伝
送が可能であり、しかも、制作、送出等の放送局の運用
に応じた使い方ができる。また、第3の発明によると、
隣接サンプルを別のパケットに格納し、パケット毎にエ
ラー訂正符号を付加するため修整動作か可能になるの
で、エラー耐性を改善することができる。
【0067】また、第4の発明によると、複数の修整手
段を設け、ライン指定データにより修整手段を選択的に
切り替えることにより修整の性能を良くすることができ
る。さらに、第5の発明によると、変換手段で、パケッ
トに格納されているライン指定データを再生速度に対応
したライン変換して、変換したラインに、パケットを復
元した映像信号として出力するのでパケットに格納され
ているデータは、スロー再生時も正しく復号可能であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1による映像信号の処理装
置の構成を示すブロック図
【図2】同処理装置における入力映像信号の模式図
【図3】同処理装置における第1のパケットの構成を示
す模式図
【図4】同処理装置における第2のパケットの構成を示
す模式図
【図5】同処理装置におけるVAUXの領域を示す模式
【図6】同処理装置におけるVAUXの領域と各パケッ
トの関連を示す模式図
【図7】同処理装置で作成された圧縮データバスを解凍
する際の回路構成を示すブロック図
【図8】本発明の実施の形態2による映像信号の処理装
置の構成を示すブロック図
【図9】同処理装置におけるVAUXの領域と各パケッ
トの関連を示す模式図
【図10】同処理装置におけるVブランクモードとVA
UXの領域を示す模式図
【図11】同処理装置におけるメモリ制御手段のタイミ
ング図
【図12】同処理装置で作成された圧縮データバスを解
凍する際の回路構成図
【図13】本発明の実施の形態3による映像信号の処理
装置の構成を示すブロック図
【図14】同処理装置におけるパケットの分割法を示す
模式図
【図15】同処理装置において修整性能を改善した回路
構成図
【図16】本発明の実施の形態4による映像信号の処理
装置の構成を示すブロック図
【図17】同処理装置において1/2倍速再生をした時
のタイミング図
【図18】同処理装置において−1倍速再生をした時の
タイミング図
【図19】DVフォーマットにおける圧縮ビデオデータ
の伝送部を示す模式図
【図20】DVフォーマットにおけるVAUXオプショ
ナルエリアのデータ構造を示す図
【符号の説明】
2 分離手段 3 高能率符号化手段 4 モード設定手段 5 垂直ブランキング区間のデータ分類手段 6 第1のパケット化手段 7 第2のパケット化手段

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも、映像信号を画像エリアと付
    随エリアとに分けて別々に処理して、1系統の圧縮デー
    タバスとして出力する装置であって、 画像エリアの映像信号をデータ圧縮する高能率符号化手
    段と、 前記付随エリアの信号を1水平ライン毎に、比較的大き
    い単位でパケット化する第1グループと、信号処理によ
    り情報量を小さくしてパケット化する第2グループと、
    パケット化せずに捨てる第3グループに分離する分離手
    段と、 前記第1グループの信号を1ライン毎に複数個の比較的
    大きな単位に分割し、ライン番号を示すライン指定デー
    タ、パケット化のパラメータと共に、ヘッダを付加して
    パケット化し、前記圧縮データバスの所定の領域(領域
    1)に格納する第1のパケット化手段と、 前記第2グループの信号を、情報量を小さくして符号化
    する符号手段と、 前記符号手段の出力データを、ライン番号を示すライン
    指定データと、パケット化のパラメータと共にヘッダを
    付加して、比較的小さい単位でパケット化し、前記圧縮
    データバスの所定の領域(領域2)に格納する第2のパ
    ケット化手段とを備える映像信号の処理装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の映像信号の処理装置によ
    る圧縮データバスを処理して、映像信号を出力する装置
    であって、 圧縮データバスの画像データ部を分離し、高能率復号す
    る高能率復号手段と、 前記圧縮データバスの領域1よりパケットを分離し、ラ
    イン指定データおよびパケット化のパラメータを抽出す
    る領域1のパケット分離手段と、 前記パケット、前記ライン指定データ、パケット化のパ
    ラメータより付随エリアにおける第1グループのデータ
    を復元する第1のパケット復元手段と、 領域2よりパケットを分離し、ライン指定データおよび
    パケット化のパラメータを抽出する領域2のパケット分
    離手段と、 前記パケットに格納されているデータを復号し、前記ラ
    イン指定データ、パケット化のパラメータより付随エリ
    アにおける第2グループのデータを復元する第2のパケ
    ット復元手段とを備える映像信号の処理装置。
  3. 【請求項3】 少なくとも、映像信号を画像エリアと付
    随エリアとに分けて別々に処理して、1系統の圧縮デー
    タバスとして出力する装置であって、 画像エリアの映像信号をデータ圧縮する高能率符号化手
    段と、 前記付随エリアの信号を、モード設定手段より出力され
    るVブランクモードに従い、1水平ライン毎に、比較的
    大きい単位でパケット化する第1グループと、信号処理
    により情報量を小さくしてパケット化する第2グループ
    と、パケット化せずに捨てる第3グループに分離する分
    離手段と、 前記圧縮データバスにおいて、前記付随エリアのデータ
    を格納する領域を、前記第1グループのデータをパッキ
    ングする領域(領域1)と、前記第2グループのデータ
    をパッキングする領域(領域2)と、第1グループのデ
    ータおよび第2グループのデータが共にパッキング可能
    な領域(領域3)とに分割し、前記領域3の第1グルー
    プエリアと第2グループエリアとの割合を変え、その割
    合をVブランクモードとして出力するモード設定手段
    と、 前記第1グループの信号を1ライン毎に複数個の比較的
    大きな単位に分割し、ライン番号を示すライン指定デー
    タ、パケット化のパラメータと共に、ヘッダ、さらに前
    記Vブランクモードを付加してパケット化し、前記圧縮
    データバスにおいて前記Vブランクモードが指定する領
    域(領域1、あるいは領域1+領域3)に格納する第1
    のパケット化手段と、 前記第2グループの信号を、情報量を小さくして符号化
    する符号手段と、 前記符号手段の出力データを、ライン番号を示すライン
    指定データと、パケット化のパラメータと共にヘッダを
    付加して、比較的小さい単位でパケット化し、前記圧縮
    データバスにおいて前記Vブランクモードが指定する領
    域(領域2、あるいは領域2+領域3)に格納する第2
    のパケット化手段とを備えた映像信号の処理装置。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の映像信号の処理装置によ
    る圧縮データバスを処理して、映像信号を出力する装置
    であって、 圧縮データバスの画像データ部を分離し高能率復号する
    高能率復号手段と、 前記圧縮データバスの領域1より第1のパケットを分離
    し、ライン指定データおよびパケット化のパラメータ、
    およびVブランクモードを抽出する領域1のパケット分
    離手段と、 前記圧縮データバスの領域2より第2のパケットを分離
    し、ライン指定データおよびパケット化のパラメータを
    抽出する領域2のパケット分離手段と、 前記圧縮データバスの領域3より、Vブランクモードに
    従い、前記第1のパケットと前記第2のパケットを分離
    し、夫々のライン指定データおよびパケット化のパラメ
    ータを抽出する領域3のパケット分離手段と、 前記領域1のパケット分離手段および前記領域3のパケ
    ット分離手段より分離された第1のパケット、夫々のラ
    イン指定データ、パケット化のパラメータより付随エリ
    アにおける第1グループのデータを復元する第1のパケ
    ット復元手段と、 前記領域2のパケット分離手段および前記領域3のパケ
    ット分離手段より分離された第2のパケットに格納され
    ているデータを復号し、夫々のライン指定データ、パケ
    ット化のパラメータより付随エリアにおける第2グルー
    プのデータを復元する第2のパケット復元手段とを備え
    る映像信号の処理装置。
  5. 【請求項5】 第1のパケット化手段は、1水平ライン
    のデータをN個(Nは2以上の自然数)のブロックに分
    割してパケットの単位とし、その分割法は、少なくとも
    隣接サンプルが同一のブロックに格納されないことを特
    徴とする請求項1または3に記載の映像信号の処理装
    置。
  6. 【請求項6】 第1のパケット化手段で生成されたパケ
    ットを基本単位として、エラー訂正符号を付加する誤り
    訂正符号付加手段を備えた請求項5記載の映像信号の処
    理装置。
  7. 【請求項7】 少なくとも請求項6記載の映像信号の処
    理装置による圧縮データバスを処理する装置であって、 第1のパケットを伝送した時に生ずる誤りを訂正する誤
    り訂正手段と、 前記誤り訂正手段で訂正できなかった第1のパケット
    を、誤りのない別の第1のパケットを利用して補間する
    誤り修整手段とを備えた請求項2または4に記載の映像
    信号の処理装置。
  8. 【請求項8】 誤り修整手段は、少なくとも現フレーム
    のパケットから予測する第1の予測手段と、前フレーム
    のパケットから予測する第2の予測手段を備え、パケッ
    トに格納されているライン指定データ、パケット化のパ
    ラメータにより予測手段を切り替えることを特徴とした
    請求項7記載の映像信号の処理装置。
  9. 【請求項9】 少なくとも映像信号を画像エリアと付随
    エリアに分けて別々に処理し、付随エリアは水平ライン
    を選択して処理してパケット化し、そのライン番号をラ
    イン指定データとして格納したデータバスを記録した媒
    体を再生する再生装置であって、 可変速再生時に、パケットに格納されているライン指定
    データを変換するライン変換手段を備え、前記ライン変
    換手段により変換された変換ラインデータに従いパケッ
    トを復元することを特徴とした映像信号の処理装置。
  10. 【請求項10】 請求項1または3に記載の映像信号の
    処理装置で処理された圧縮データバスを記録した媒体を
    再生する再生装置であって、 可変速再生時に、パケットに格納されているライン指定
    データを変換するライン変換手段を備え、前記ライン変
    換手段により変換された変換ラインデータに従いパケッ
    トを復元することを特徴とした映像信号の処理装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2016006107A1 (ja) * 2014-07-11 2016-01-14 日立マクセル株式会社 画像伝送装置、画像受信装置および画像伝送方法

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