JPH11266177A - リセット信号検出回路をもつトランスポンダ - Google Patents
リセット信号検出回路をもつトランスポンダInfo
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- JPH11266177A JPH11266177A JP10355601A JP35560198A JPH11266177A JP H11266177 A JPH11266177 A JP H11266177A JP 10355601 A JP10355601 A JP 10355601A JP 35560198 A JP35560198 A JP 35560198A JP H11266177 A JPH11266177 A JP H11266177A
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-
- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06K—GRAPHICAL DATA READING; PRESENTATION OF DATA; RECORD CARRIERS; HANDLING RECORD CARRIERS
- G06K7/00—Methods or arrangements for sensing record carriers, e.g. for reading patterns
- G06K7/10—Methods or arrangements for sensing record carriers, e.g. for reading patterns by electromagnetic radiation, e.g. optical sensing; by corpuscular radiation
- G06K7/10009—Methods or arrangements for sensing record carriers, e.g. for reading patterns by electromagnetic radiation, e.g. optical sensing; by corpuscular radiation sensing by radiation using wavelengths larger than 0.1 mm, e.g. radio-waves or microwaves
- G06K7/10019—Methods or arrangements for sensing record carriers, e.g. for reading patterns by electromagnetic radiation, e.g. optical sensing; by corpuscular radiation sensing by radiation using wavelengths larger than 0.1 mm, e.g. radio-waves or microwaves resolving collision on the communication channels between simultaneously or concurrently interrogated record carriers.
- G06K7/10029—Methods or arrangements for sensing record carriers, e.g. for reading patterns by electromagnetic radiation, e.g. optical sensing; by corpuscular radiation sensing by radiation using wavelengths larger than 0.1 mm, e.g. radio-waves or microwaves resolving collision on the communication channels between simultaneously or concurrently interrogated record carriers. the collision being resolved in the time domain, e.g. using binary tree search or RFID responses allocated to a random time slot
- G06K7/10039—Methods or arrangements for sensing record carriers, e.g. for reading patterns by electromagnetic radiation, e.g. optical sensing; by corpuscular radiation sensing by radiation using wavelengths larger than 0.1 mm, e.g. radio-waves or microwaves resolving collision on the communication channels between simultaneously or concurrently interrogated record carriers. the collision being resolved in the time domain, e.g. using binary tree search or RFID responses allocated to a random time slot interrogator driven, i.e. synchronous
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- G06K—GRAPHICAL DATA READING; PRESENTATION OF DATA; RECORD CARRIERS; HANDLING RECORD CARRIERS
- G06K7/00—Methods or arrangements for sensing record carriers, e.g. for reading patterns
- G06K7/0008—General problems related to the reading of electronic memory record carriers, independent of its reading method, e.g. power transfer
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 トランスポンダ集合を読み取る方法を提供す
る。 【解決手段】 本方法は、付勢信号によってトランスポ
ンダを付勢するステップと、全てのトランスポンダにそ
れぞれの識別コード・データを用いて付勢信号に応答回
させるステップとを含む。リーダ100において、一度
に1つずつ複数のトランスポンダのうちの1つのトラン
スポンダから発する各識別コード・データを読み取る。
複数のトランスポンダの内の1つのトランスポンダが読
み取られた直後に、リーダから承認信号を送信し、トラ
ンスポンダ内のリセット可能フラグ20を未確定の期間
にわたってセットする。セットされたフラグを利用し、
このフラグがセットされている限りトランスポンダが付
勢信号に応答するのを禁止し、トランスポンダにリセッ
ト信号を待たせ且つこれに反応させ、フラグをリセット
し、付勢信号に自動的に応答するアクティブ・モードに
転換させる。
る。 【解決手段】 本方法は、付勢信号によってトランスポ
ンダを付勢するステップと、全てのトランスポンダにそ
れぞれの識別コード・データを用いて付勢信号に応答回
させるステップとを含む。リーダ100において、一度
に1つずつ複数のトランスポンダのうちの1つのトラン
スポンダから発する各識別コード・データを読み取る。
複数のトランスポンダの内の1つのトランスポンダが読
み取られた直後に、リーダから承認信号を送信し、トラ
ンスポンダ内のリセット可能フラグ20を未確定の期間
にわたってセットする。セットされたフラグを利用し、
このフラグがセットされている限りトランスポンダが付
勢信号に応答するのを禁止し、トランスポンダにリセッ
ト信号を待たせ且つこれに反応させ、フラグをリセット
し、付勢信号に自動的に応答するアクティブ・モードに
転換させる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子識別システム
に関し、更に特定すれば、リーダ(reader)およ
び複数のトランスポンダ(transponder)を
含む電子識別システムに関するものである。
に関し、更に特定すれば、リーダ(reader)およ
び複数のトランスポンダ(transponder)を
含む電子識別システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】リーダ又は呼掛器(interroga
tor)と複数のトランスポンダとを含む識別システム
は、当技術分野では公知である。これらのシステムのト
ランスポンダは、リーダ又は呼掛器が送信するエネルギ
供給信号(付勢信号)におけるエネルギを利用し、電荷
蓄積コンデンサを含むそれぞれのローカルの仮想バッテ
リを充電し、トランスポンダの電子回路に給電する。こ
のようなシステムの系統のものの中には、前述のように
最初に電力が投入されるときにトランスポンダがアクテ
ィブ・モードにあり、これら全てが自動的に応答して各
トランスポンダ内に予め格納されているデータを用い
て、後方散乱変調によってエネルギ供給信号を変調する
ものがある。データは、フレーム間インターバルによっ
て分離されたフレーム単位で、およびトランスポンダ上
のクロックの周波数によって決定されるレートで、当該
トランスポンダによって変調される。リーダは1つのト
ランスポンダのクロック周波数上にロックし、データを
読み取り、承認信号を送信する。承認信号は、読み取ら
れたばかりのトランスポンダによって、それ自体をスリ
ープ・モードに切り替えるために利用される。スリープ
・モードでは、トランスポンダは、付勢(エネルギ供
給)され続けている場合であっても、エネルギ供給信号
に応答することが禁止される。次に、呼掛器は、エネル
ギ供給放射パターンにおける次のトランスポンダのクロ
ック周波数上にロックし、そのトランスポンダに対して
前述の手順を繰り返すことによって、このトランスポン
ダも読み取りが行われ、スリープ・モードに切り替えら
れる。
tor)と複数のトランスポンダとを含む識別システム
は、当技術分野では公知である。これらのシステムのト
ランスポンダは、リーダ又は呼掛器が送信するエネルギ
供給信号(付勢信号)におけるエネルギを利用し、電荷
蓄積コンデンサを含むそれぞれのローカルの仮想バッテ
リを充電し、トランスポンダの電子回路に給電する。こ
のようなシステムの系統のものの中には、前述のように
最初に電力が投入されるときにトランスポンダがアクテ
ィブ・モードにあり、これら全てが自動的に応答して各
トランスポンダ内に予め格納されているデータを用い
て、後方散乱変調によってエネルギ供給信号を変調する
ものがある。データは、フレーム間インターバルによっ
て分離されたフレーム単位で、およびトランスポンダ上
のクロックの周波数によって決定されるレートで、当該
トランスポンダによって変調される。リーダは1つのト
ランスポンダのクロック周波数上にロックし、データを
読み取り、承認信号を送信する。承認信号は、読み取ら
れたばかりのトランスポンダによって、それ自体をスリ
ープ・モードに切り替えるために利用される。スリープ
・モードでは、トランスポンダは、付勢(エネルギ供
給)され続けている場合であっても、エネルギ供給信号
に応答することが禁止される。次に、呼掛器は、エネル
ギ供給放射パターンにおける次のトランスポンダのクロ
ック周波数上にロックし、そのトランスポンダに対して
前述の手順を繰り返すことによって、このトランスポン
ダも読み取りが行われ、スリープ・モードに切り替えら
れる。
【0003】スリープ・モードの期間は、場合によっ
て、トランスポンダの内部リセット・タイマによって決
定されることがある。他の場合では、これはトランスポ
ンダ上の電荷蓄積コンデンサの放電時間に依存するた
め、未確定であることもある。コンデンサが放電される
と、トランスポンダは自動的にアクティブ・モードにリ
セットする。したがって、トランスポンダが未だエネル
ギ供給されており且つスリープ・モードにある間は、ス
リープ・モード期間が満了するまで、再起動することは
できない。エネルギ供給を除去し且つ前述のコンデンサ
が放電し終えたとき(通常、エネルギ供給の場(フィー
ルド)が除去されて10ないし20秒後)、トランスポ
ンダは前述のアクティブ・モードに自動的にリセットす
る。これは、多くの用途において望ましいものではな
い。
て、トランスポンダの内部リセット・タイマによって決
定されることがある。他の場合では、これはトランスポ
ンダ上の電荷蓄積コンデンサの放電時間に依存するた
め、未確定であることもある。コンデンサが放電される
と、トランスポンダは自動的にアクティブ・モードにリ
セットする。したがって、トランスポンダが未だエネル
ギ供給されており且つスリープ・モードにある間は、ス
リープ・モード期間が満了するまで、再起動することは
できない。エネルギ供給を除去し且つ前述のコンデンサ
が放電し終えたとき(通常、エネルギ供給の場(フィー
ルド)が除去されて10ないし20秒後)、トランスポ
ンダは前述のアクティブ・モードに自動的にリセットす
る。これは、多くの用途において望ましいものではな
い。
【0004】例えば、そして主に、集積回路の形態で実
体化されているトランスポンダ上のコンデンサのサイズ
によって強いられる電荷蓄積の制約により、前述のシス
テムを用いて、いわゆる電子商品監視手順に対応するこ
とは実際には不可能である。前述のように、トランスポ
ンダからエネルギ供給フィールドを除去した後、トラン
スポンダに給電するための十分な電荷がコンデンサ上に
残留するのはわずか10ないし20秒に過ぎず、その後
トランスポンダは自動的にアクティブ・モードにリセッ
トする。殆どの電子商品監視手順(例えば、店舗の出口
に適用されているもの)では、トランスポンダは、少な
くとも、通常は1ないし3時間にわたる長時間の間スリ
ープ・モードに保持する必要がある。
体化されているトランスポンダ上のコンデンサのサイズ
によって強いられる電荷蓄積の制約により、前述のシス
テムを用いて、いわゆる電子商品監視手順に対応するこ
とは実際には不可能である。前述のように、トランスポ
ンダからエネルギ供給フィールドを除去した後、トラン
スポンダに給電するための十分な電荷がコンデンサ上に
残留するのはわずか10ないし20秒に過ぎず、その後
トランスポンダは自動的にアクティブ・モードにリセッ
トする。殆どの電子商品監視手順(例えば、店舗の出口
に適用されているもの)では、トランスポンダは、少な
くとも、通常は1ないし3時間にわたる長時間の間スリ
ープ・モードに保持する必要がある。
【0005】全く異なるプロトコルにしたがって動作す
る他の電子識別システムには、すべてのトランスポンダ
が同時に送信を行っているため、これらトランスポンダ
が送信するデータ間の衝突を低減するために、衝突管理
システムを必要とするものがある。これらの衝突によ
り、データが変造され、その結果読み取り速度の低下を
招く。米国特許第5,673,037号には、本質的に
後者の種類の識別システムのための衝突管理システムが
開示されている。米国特許第5,673,037号にお
ける発明によれば、トランスポンダ又はタグは、最初に
電力投入されたときに、デフォルトとしてレディ・モー
ドとなり、このモードでは、これらはエネルギ供給され
ているが応答しない。トランスポンダ集合(popul
ation)の読み取り高速化を容易にするために、呼
掛器はデータ・ストリームをこの集合に送信して、エネ
ルギ供給放射パターンにおけるこの集合内の所定の副集
合を選択し、これらを被選択モードに切り替えることが
可能となっている。こうして、このモードにあるトラン
スポンダの副集合のみが、呼掛器からの呼び掛け信号に
応答する。呼掛器はこれらのトランスポンダを1つずつ
読み取り、それらトランスポンダはそれらの一意の識別
番号によって識別される。この副集合は、全体として一
旦レディ状態となったなら、同様に非選択とされること
ができ、次いで他の副集合が同様に選択されることがで
きる。
る他の電子識別システムには、すべてのトランスポンダ
が同時に送信を行っているため、これらトランスポンダ
が送信するデータ間の衝突を低減するために、衝突管理
システムを必要とするものがある。これらの衝突によ
り、データが変造され、その結果読み取り速度の低下を
招く。米国特許第5,673,037号には、本質的に
後者の種類の識別システムのための衝突管理システムが
開示されている。米国特許第5,673,037号にお
ける発明によれば、トランスポンダ又はタグは、最初に
電力投入されたときに、デフォルトとしてレディ・モー
ドとなり、このモードでは、これらはエネルギ供給され
ているが応答しない。トランスポンダ集合(popul
ation)の読み取り高速化を容易にするために、呼
掛器はデータ・ストリームをこの集合に送信して、エネ
ルギ供給放射パターンにおけるこの集合内の所定の副集
合を選択し、これらを被選択モードに切り替えることが
可能となっている。こうして、このモードにあるトラン
スポンダの副集合のみが、呼掛器からの呼び掛け信号に
応答する。呼掛器はこれらのトランスポンダを1つずつ
読み取り、それらトランスポンダはそれらの一意の識別
番号によって識別される。この副集合は、全体として一
旦レディ状態となったなら、同様に非選択とされること
ができ、次いで他の副集合が同様に選択されることがで
きる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、前述
の第1の系統のものに伴う問題の軽減が可能であると出
願人が確信する代替のトランスポンダ、電子識別システ
ム、および第1の系統のトランスポンダの読み取り方法
を提供することである。
の第1の系統のものに伴う問題の軽減が可能であると出
願人が確信する代替のトランスポンダ、電子識別システ
ム、および第1の系統のトランスポンダの読み取り方法
を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、複数の
電子トランスポンダを含むトランスポンダ集合を読み取
る方法が提供され、この方法は、トランスポンダをエネ
ルギ供給信号によってエネルギ供給するステップと、ト
ランスポンダの全てに、それぞれの識別コード・データ
によって、エネルギ供給信号に応答させるステップと、
リーダによって、一度に1つずつ複数のトランスポンダ
のうちの1つのトランスポンダから発する各識別コード
・データを読み取るステップと、複数のトランスポンダ
の1つのトランスポンダを読み取った直後に、リーダか
ら承認信号を送信して、トランスポンダ内のリセット可
能フラグを未確定期間にわたってセットするステップ
と、セットされたフラグを用いて、該フラグがセットさ
れている限り、トランスポンダがエネルギ供給信号に応
答するのを禁止するステップと、リセット信号に応答し
て、トランスポンダにフラグをリセットさせ、かつエネ
ルギ供給信号に自動的に応答するアクティブ・モードに
転換させるステップとを備える。
電子トランスポンダを含むトランスポンダ集合を読み取
る方法が提供され、この方法は、トランスポンダをエネ
ルギ供給信号によってエネルギ供給するステップと、ト
ランスポンダの全てに、それぞれの識別コード・データ
によって、エネルギ供給信号に応答させるステップと、
リーダによって、一度に1つずつ複数のトランスポンダ
のうちの1つのトランスポンダから発する各識別コード
・データを読み取るステップと、複数のトランスポンダ
の1つのトランスポンダを読み取った直後に、リーダか
ら承認信号を送信して、トランスポンダ内のリセット可
能フラグを未確定期間にわたってセットするステップ
と、セットされたフラグを用いて、該フラグがセットさ
れている限り、トランスポンダがエネルギ供給信号に応
答するのを禁止するステップと、リセット信号に応答し
て、トランスポンダにフラグをリセットさせ、かつエネ
ルギ供給信号に自動的に応答するアクティブ・モードに
転換させるステップとを備える。
【0008】エネルギ供給信号は高周波数キャリア(搬
送波)の形態とすることができ、また、承認信号はキャ
リア上に振幅変調されたパルスの形態とすることができ
る。
送波)の形態とすることができ、また、承認信号はキャ
リア上に振幅変調されたパルスの形態とすることができ
る。
【0009】また、リセット信号もキャリア上に振幅変
調されているものとすることができる。
調されているものとすることができる。
【0010】また、前述の方法は、トランスポンダが、
それぞれのコマンド・デコーダを利用して、エネルギ供
給信号上に振幅変調されているコマンド信号をデコード
するステップと、デコードした信号を利用して、トラン
スポンダ動作の選択可能なパラメータを選択するステッ
プとを含むこともできる。
それぞれのコマンド・デコーダを利用して、エネルギ供
給信号上に振幅変調されているコマンド信号をデコード
するステップと、デコードした信号を利用して、トラン
スポンダ動作の選択可能なパラメータを選択するステッ
プとを含むこともできる。
【0011】更に、本発明の範囲には、電子識別システ
ム用の電子トランスポンダも含まれ、電子識別システム
はトランスポンダを読み取るリーダも含み、このトラン
スポンダは、第1および第2動作モードを有する制御回
路であって、第1モードは、トランスポンダがエネルギ
供給されている場合に識別コード・データを自動的に応
答するアクティブ・モードであり、第2モードは、トラ
ンスポンダがエネルギ供給されている場合に応答するこ
とを禁止されるスリープ・モードである、制御回路と、
モード選択信号検出回路に接続されたリセット可能フラ
グとを備え、モード選択信号検出回路が、トランスポン
ダが読み取られた後に、リーダからの承認信号に応答し
てフラグをセットすることにより、制御回路をスリープ
・モードに設定し、リセット信号に応答してフラグをリ
セットすることにより、制御回路をアクティブ・モード
に設定する。
ム用の電子トランスポンダも含まれ、電子識別システム
はトランスポンダを読み取るリーダも含み、このトラン
スポンダは、第1および第2動作モードを有する制御回
路であって、第1モードは、トランスポンダがエネルギ
供給されている場合に識別コード・データを自動的に応
答するアクティブ・モードであり、第2モードは、トラ
ンスポンダがエネルギ供給されている場合に応答するこ
とを禁止されるスリープ・モードである、制御回路と、
モード選択信号検出回路に接続されたリセット可能フラ
グとを備え、モード選択信号検出回路が、トランスポン
ダが読み取られた後に、リーダからの承認信号に応答し
てフラグをセットすることにより、制御回路をスリープ
・モードに設定し、リセット信号に応答してフラグをリ
セットすることにより、制御回路をアクティブ・モード
に設定する。
【0012】好ましくは、リセット可能なフラグは双安
定不揮発性メモリ・セルを含む。モード選択検出回路
は、エネルギ供給信号上に振幅変調されているリセット
信号をフィルタリングするロー・パス・フィルタを含む
リセット信号検出器を含むものとすことができる。
定不揮発性メモリ・セルを含む。モード選択検出回路
は、エネルギ供給信号上に振幅変調されているリセット
信号をフィルタリングするロー・パス・フィルタを含む
リセット信号検出器を含むものとすことができる。
【0013】更に、リセット信号検出器は、ロー・パス
・フィルタの入力に接続された振幅復調器を含むものと
することができる。
・フィルタの入力に接続された振幅復調器を含むものと
することができる。
【0014】復調器はエンベロープ検出器を含み、ロー
・パス・フィルタは積分器を含むものとすることができ
る。
・パス・フィルタは積分器を含むものとすることができ
る。
【0015】積分器の出力を整流器に接続し、積分器の
出力における信号の振幅に比例する振幅を有する整流さ
れた信号を生成するものとするとよく、また、整流器の
出力を比較器回路に接続し、整流された信号の振幅が、
比較器に供給される第1基準信号に対して所定の関係と
なる場合に、フラグをリセットする出力信号を供給する
ものとするとよい。
出力における信号の振幅に比例する振幅を有する整流さ
れた信号を生成するものとするとよく、また、整流器の
出力を比較器回路に接続し、整流された信号の振幅が、
比較器に供給される第1基準信号に対して所定の関係と
なる場合に、フラグをリセットする出力信号を供給する
ものとするとよい。
【0016】積分器は、周波数の増加に対しての振幅の
傾斜が負である伝達関数を有し、比較器は、第2入力信
号から得られた整流器の出力における出力信号が第2基
準信号に対して所定の関係となる場合に、傾斜上にある
周波数を有する第2入力信号に応答して、第2出力信号
を供給するものとするとよい。
傾斜が負である伝達関数を有し、比較器は、第2入力信
号から得られた整流器の出力における出力信号が第2基
準信号に対して所定の関係となる場合に、傾斜上にある
周波数を有する第2入力信号に応答して、第2出力信号
を供給するものとするとよい。
【0017】更にまた、本発明の範囲には電子識別シス
テムが含まれ、これは、リーダと、複数の電子トランス
ポンダとを含み、各トランスポンダが、第1および第2
動作モードを有する制御回路を含み、第1モードが、ト
ランスポンダがリーダによってエネルギ供給されるとき
に識別コード・データを用いて応答する、アクティブ・
モードであり、第2モードが、トランスポンダがエネル
ギ供給されるときに応答することを禁止される、スリー
プ・モードであり、リーダが、トランスポンダが読み取
られた直後に承認信号を送信する送信手段を含み、各ト
ランスポンダが、それぞれのモード選択信号検出回路
と、モード選択信号検出回路に接続されたそれぞれのリ
セット可能フラグとを含み、検出回路が、承認信号に応
答してフラグをセットし、制御回路をスリープ・モード
に設定し、検出回路が、更に、リセット信号に応答して
フラグをリセットして、制御回路にアクティブ・モード
に設定する。
テムが含まれ、これは、リーダと、複数の電子トランス
ポンダとを含み、各トランスポンダが、第1および第2
動作モードを有する制御回路を含み、第1モードが、ト
ランスポンダがリーダによってエネルギ供給されるとき
に識別コード・データを用いて応答する、アクティブ・
モードであり、第2モードが、トランスポンダがエネル
ギ供給されるときに応答することを禁止される、スリー
プ・モードであり、リーダが、トランスポンダが読み取
られた直後に承認信号を送信する送信手段を含み、各ト
ランスポンダが、それぞれのモード選択信号検出回路
と、モード選択信号検出回路に接続されたそれぞれのリ
セット可能フラグとを含み、検出回路が、承認信号に応
答してフラグをセットし、制御回路をスリープ・モード
に設定し、検出回路が、更に、リセット信号に応答して
フラグをリセットして、制御回路にアクティブ・モード
に設定する。
【0018】承認信号は、パルス形態でよく、エネルギ
供給信号上に振幅変調されているものとするとよい。
供給信号上に振幅変調されているものとするとよい。
【0019】リーダの送信機は、エネルギ供給信号上に
リセット信号を振幅変調することが好ましく、更に、リ
セット信号の周波数は、承認信号およびエネルギ供給信
号の周波数成分よりも少なくとも1桁低いことが好まし
い。
リセット信号を振幅変調することが好ましく、更に、リ
セット信号の周波数は、承認信号およびエネルギ供給信
号の周波数成分よりも少なくとも1桁低いことが好まし
い。
【0020】更にまた、本発明の範囲には、トランスポ
ンダ・コマンド信号検出回路も含まれ、これは、増加す
る入力周波数に対して負の傾斜の出力振幅を有し、出力
信号の振幅がその周波数に反比例する積分器と、積分器
の出力に接続され、出力信号の振幅に比例する振幅を有
する整流された信号を供給する整流手段と、整流手段に
接続され、整流された信号の振幅が基準信号に対して所
定の関係にある場合に、コマンド信号を供給する比較手
段と、コマンド信号によって動作可能なリセット可能フ
ラグであって、トランスポンダの動作パラメータを制御
するように構成されたリセット可能フラグとを備える。
ンダ・コマンド信号検出回路も含まれ、これは、増加す
る入力周波数に対して負の傾斜の出力振幅を有し、出力
信号の振幅がその周波数に反比例する積分器と、積分器
の出力に接続され、出力信号の振幅に比例する振幅を有
する整流された信号を供給する整流手段と、整流手段に
接続され、整流された信号の振幅が基準信号に対して所
定の関係にある場合に、コマンド信号を供給する比較手
段と、コマンド信号によって動作可能なリセット可能フ
ラグであって、トランスポンダの動作パラメータを制御
するように構成されたリセット可能フラグとを備える。
【0021】
【発明の実施の形態】これより、添付図面を参照しなが
ら、例示としてのみ、本発明について更に詳細に説明す
る。
ら、例示としてのみ、本発明について更に詳細に説明す
る。
【0022】本発明は、電子識別システム110に関
し、図6に示すリーダ100と、複数のトランスポンダ
10.1〜10.10を含むトランスポンダ集合とを含
む。更に特定すれば、本発明は、この明細書の従来の技
術において説明した第1の系統の識別システムに関する
ものである。
し、図6に示すリーダ100と、複数のトランスポンダ
10.1〜10.10を含むトランスポンダ集合とを含
む。更に特定すれば、本発明は、この明細書の従来の技
術において説明した第1の系統の識別システムに関する
ものである。
【0023】図6に示すように、リーダ100は、コン
トローラ102、高周波数キャリアの形態(図8に示
す)のエネルギ供給信号80をトランスポンダ集合に送
信する無線周波数送信機104、および応答信号(図9
に示す)をトランスポンダから受信する受信機106を
含む。送信機および受信機は公知の方法でアンテナ10
8に接続される。
トローラ102、高周波数キャリアの形態(図8に示
す)のエネルギ供給信号80をトランスポンダ集合に送
信する無線周波数送信機104、および応答信号(図9
に示す)をトランスポンダから受信する受信機106を
含む。送信機および受信機は公知の方法でアンテナ10
8に接続される。
【0024】使用中、リーダは、高周波数キャリア/エ
ネルギ供給信号80(10KHzないし2.5GHz)
を利用する。承認信号82、リセット信号37およびそ
の他のコマンド信号は、キャリア上に振幅変調される。
キャリアおよび承認信号の周波数成分は、リセット信号
およびその他のコマンドまたはプログラム信号の周波数
成分よりも少なくとも1桁高くなっている。
ネルギ供給信号80(10KHzないし2.5GHz)
を利用する。承認信号82、リセット信号37およびそ
の他のコマンド信号は、キャリア上に振幅変調される。
キャリアおよび承認信号の周波数成分は、リセット信号
およびその他のコマンドまたはプログラム信号の周波数
成分よりも少なくとも1桁高くなっている。
【0025】図1に示すように、各トランスポンダ10
は、アンテナ12および変調器14を含む。変調器14
はロジック回路16によって制御され、リーダ100か
ら受信したエネルギ供給信号80を後方散乱変調し、送
信シフト・レジスタ17内に格納されている応答データ
をリーダに返送する。ロジック回路は、クロック信号発
生器19、および図9に示す別個のフレーム90ないし
94に応答データを配列する手段21を含む。クロック
周波数は、応答におけるデータ・レートを決定する。以
下に説明するように、フレーム間インターバル96(図
9参照)を選択可能とするとよい。コンデンサ(図示せ
ず)を含む仮想バッテリ18は、エネルギ供給信号80
からの電力を収集し、トランスポンダ10の回路に給電
するように機能する。更に、トランスポンダ10は、双
安定メモリ・セルの形態の不揮発性リセット可能スリー
プ・フラグ20を含み、これがセットされると、前述の
ようにトランスポンダがエネルギ供給信号に応答するの
を禁止する。
は、アンテナ12および変調器14を含む。変調器14
はロジック回路16によって制御され、リーダ100か
ら受信したエネルギ供給信号80を後方散乱変調し、送
信シフト・レジスタ17内に格納されている応答データ
をリーダに返送する。ロジック回路は、クロック信号発
生器19、および図9に示す別個のフレーム90ないし
94に応答データを配列する手段21を含む。クロック
周波数は、応答におけるデータ・レートを決定する。以
下に説明するように、フレーム間インターバル96(図
9参照)を選択可能とするとよい。コンデンサ(図示せ
ず)を含む仮想バッテリ18は、エネルギ供給信号80
からの電力を収集し、トランスポンダ10の回路に給電
するように機能する。更に、トランスポンダ10は、双
安定メモリ・セルの形態の不揮発性リセット可能スリー
プ・フラグ20を含み、これがセットされると、前述の
ようにトランスポンダがエネルギ供給信号に応答するの
を禁止する。
【0026】フラグ20は、承認(acknowled
gement)信号82によってセットされる。承認信
号は、正確な時間に設定されたパルスの形態であり、リ
ーダ100によってキャリア80上に振幅変調され、そ
の信号はトランスポンダのアンテナ12によって受信さ
れ、トランスポンダのモード選択信号検出回路23の一
部をなす検出器回路22によって検出される。承認信号
82は、集合内の1つのトランスポンダが読み取られた
直後にリーダ100によって送信され、この読み取られ
たばかりのトランスポンダに、リーダが応答信号を受信
し且つトランスポンダ内に格納されていたデータ(識別
データを含む)が読み取られたことを示す。承認信号
は、受信したトランスポンダの応答信号92に関して、
そのトランスポンダがそれがリーダによってアドレスさ
れたことを判定可能とするように、タイミングがとられ
る(時間的に関係付けられる)。この技術は、前述の第
1の系統のシステムでは公知である。したがって、承認
信号がトランスポンダ10を意図して発せられたもので
あり且つそれによって受信されると、このトランスポン
ダのフラグ20がセットされ、このトランスポンダはス
リープ・モードに入る。このモードでは、前述のよう
に、クロック信号発生器19の信号が抑制されるため、
このトランスポンダは禁止される。このトランスポンダ
は、エネルギ供給されているか否かに係らず、このフラ
グがセットされている限りスリープ・モードに留まる。
次に、リーダ100は、エネルギ供給信号放射パターン
内の集合内の次のトランスポンダのクロック周波数上に
ロックし、そのトランスポンダのデータを読み取り、前
述のように、これをスリープ・モードにする。この手順
は、トランスポンダ集合内のトランスポンダに均等に、
全てのトランスポンダが読み取られるまで、1つずつ繰
り返される。
gement)信号82によってセットされる。承認信
号は、正確な時間に設定されたパルスの形態であり、リ
ーダ100によってキャリア80上に振幅変調され、そ
の信号はトランスポンダのアンテナ12によって受信さ
れ、トランスポンダのモード選択信号検出回路23の一
部をなす検出器回路22によって検出される。承認信号
82は、集合内の1つのトランスポンダが読み取られた
直後にリーダ100によって送信され、この読み取られ
たばかりのトランスポンダに、リーダが応答信号を受信
し且つトランスポンダ内に格納されていたデータ(識別
データを含む)が読み取られたことを示す。承認信号
は、受信したトランスポンダの応答信号92に関して、
そのトランスポンダがそれがリーダによってアドレスさ
れたことを判定可能とするように、タイミングがとられ
る(時間的に関係付けられる)。この技術は、前述の第
1の系統のシステムでは公知である。したがって、承認
信号がトランスポンダ10を意図して発せられたもので
あり且つそれによって受信されると、このトランスポン
ダのフラグ20がセットされ、このトランスポンダはス
リープ・モードに入る。このモードでは、前述のよう
に、クロック信号発生器19の信号が抑制されるため、
このトランスポンダは禁止される。このトランスポンダ
は、エネルギ供給されているか否かに係らず、このフラ
グがセットされている限りスリープ・モードに留まる。
次に、リーダ100は、エネルギ供給信号放射パターン
内の集合内の次のトランスポンダのクロック周波数上に
ロックし、そのトランスポンダのデータを読み取り、前
述のように、これをスリープ・モードにする。この手順
は、トランスポンダ集合内のトランスポンダに均等に、
全てのトランスポンダが読み取られるまで、1つずつ繰
り返される。
【0027】前述のフラグは通常は不確定(無期限)に
セットされ、以下に述べるようなリセット信号によって
のみリセットすることができる。しかしながら、用途に
よっては、トランスポンダは、リセット・タイマ(図示
せず)を含み、フラグ20がセットされてから所定時間
の後にこのフラグをリセットするように接続してもよ
い。所定の時間は、10ないし300分というような比
較的長い時間に、または3ないし5秒というような比較
的短い時間にプログラム可能とするとよい。
セットされ、以下に述べるようなリセット信号によって
のみリセットすることができる。しかしながら、用途に
よっては、トランスポンダは、リセット・タイマ(図示
せず)を含み、フラグ20がセットされてから所定時間
の後にこのフラグをリセットするように接続してもよ
い。所定の時間は、10ないし300分というような比
較的長い時間に、または3ないし5秒というような比較
的短い時間にプログラム可能とするとよい。
【0028】モード選択信号検出回路23は、更に、コ
マンド・デコーダ回路26を含み、特に、リーダ100
が送信するリセット信号37を検出し識別する。リセッ
ト信号37も、キャリア80上に振幅変調される。この
回路26によって、ユーザは、リーダを用いてリセット
信号37を送信することによって、トランスポンダのフ
ラグ20がセットされている間はいつでもこれをリセッ
トすることが可能となる。このように、トランスポンダ
集合(この内、いくつかのトランスポンダはセットされ
ており、他のトランスポンダはリセットされていると考
えられる)の読み取り手順の開始時即ち起動時に、リセ
ット信号を送信して全てのトランスポンダをリセットす
ることにより、リーダはこれらの全てを読み取ることが
可能となる。
マンド・デコーダ回路26を含み、特に、リーダ100
が送信するリセット信号37を検出し識別する。リセッ
ト信号37も、キャリア80上に振幅変調される。この
回路26によって、ユーザは、リーダを用いてリセット
信号37を送信することによって、トランスポンダのフ
ラグ20がセットされている間はいつでもこれをリセッ
トすることが可能となる。このように、トランスポンダ
集合(この内、いくつかのトランスポンダはセットされ
ており、他のトランスポンダはリセットされていると考
えられる)の読み取り手順の開始時即ち起動時に、リセ
ット信号を送信して全てのトランスポンダをリセットす
ることにより、リーダはこれらの全てを読み取ることが
可能となる。
【0029】図2を参照すると、コマンド・デコーダ回
路26は、エンベロープ検出器またはAM復調器28、
積分器30、整流器32および比較器34を含む。積分
器30の伝達関数のグラフを図3に示す。これは500
Hz未満の周波数を通過させ、500Hzを超える周波
数は、その6dB/オクターブの傾斜で減衰させること
がわかる。このように、エネルギ供給信号80および承
認信号82を積分器によって減衰させるが、リセット信
号を整流器32に伝達する。
路26は、エンベロープ検出器またはAM復調器28、
積分器30、整流器32および比較器34を含む。積分
器30の伝達関数のグラフを図3に示す。これは500
Hz未満の周波数を通過させ、500Hzを超える周波
数は、その6dB/オクターブの傾斜で減衰させること
がわかる。このように、エネルギ供給信号80および承
認信号82を積分器によって減衰させるが、リセット信
号を整流器32に伝達する。
【0030】図4に、コマンド・デコーダ回路26の別
の図を、検出回路によって処理されるリセット信号37
の概略波形と共に示す。エンベロープ検出器の入力36
に、300Hzのリセット信号37で振幅変調されたキ
ャリア80を示す。エンベロープ検出器の出力39に、
復調されたリセット信号38を示す。積分器30の出力
40に、処理後のリセット信号42を示す。整流器32
は処理後の信号を整流し、該処理後の信号の振幅に比例
するDC電圧を生成する。リセット信号37は、リーダ
100から発し得るその他のコマンド信号から、そのD
Cレベルによって識別され、比較器34.1および適切
な基準電圧信号VREF1を含むリセット信号検出回路35
によって区別される。リーダ100の放射パターン内に
おけるいずれかのトランスポンダが低周波数リセット信
号37を受信した場合、そのトランスポンダのフラグ2
0がリセットされる。クロック信号は再度イネーブルに
され、トランスポンダはアクティブ・モードに入る。
の図を、検出回路によって処理されるリセット信号37
の概略波形と共に示す。エンベロープ検出器の入力36
に、300Hzのリセット信号37で振幅変調されたキ
ャリア80を示す。エンベロープ検出器の出力39に、
復調されたリセット信号38を示す。積分器30の出力
40に、処理後のリセット信号42を示す。整流器32
は処理後の信号を整流し、該処理後の信号の振幅に比例
するDC電圧を生成する。リセット信号37は、リーダ
100から発し得るその他のコマンド信号から、そのD
Cレベルによって識別され、比較器34.1および適切
な基準電圧信号VREF1を含むリセット信号検出回路35
によって区別される。リーダ100の放射パターン内に
おけるいずれかのトランスポンダが低周波数リセット信
号37を受信した場合、そのトランスポンダのフラグ2
0がリセットされる。クロック信号は再度イネーブルに
され、トランスポンダはアクティブ・モードに入る。
【0031】リーダ100が、積分器30の傾斜上にあ
る異なる周波数の他のトランスポンダのプログラムまた
はコマンド信号を利用する場合、その結果的に発生する
振幅の差を用いて異なるプログラム信号間の判別を行う
ことができる。その際、整流器32および適切な基準信
号を有する比較器34.2ないし34.nによって、信
号間の判別を行う。かかるコマンド信号は、フレーム間
インターバル96を選択するための信号を含むことも可
能である。図9に、フレーム間インターバル96が不規
則な応答信号フレーム90、92および94の概略図を
示す。図1を参照すると、前述のように送信され検出さ
れるフレーム間インターバル制御信号25を用いて、双
安定タイマ・フラグ27を操作する。タイマ・フラグ2
7は、リーダのオペレータが行う選択にしたがって、ラ
ンダムなフレーム間インターバル96が全体的に長くま
たは全体的に短くなるように制御する。同様に、他のコ
マンド信号29を利用して他の双安定フラグ31を操作
し、トランスポンダの動作に関して操作可能な他の関数
またはパラメータを制御することも可能である。
る異なる周波数の他のトランスポンダのプログラムまた
はコマンド信号を利用する場合、その結果的に発生する
振幅の差を用いて異なるプログラム信号間の判別を行う
ことができる。その際、整流器32および適切な基準信
号を有する比較器34.2ないし34.nによって、信
号間の判別を行う。かかるコマンド信号は、フレーム間
インターバル96を選択するための信号を含むことも可
能である。図9に、フレーム間インターバル96が不規
則な応答信号フレーム90、92および94の概略図を
示す。図1を参照すると、前述のように送信され検出さ
れるフレーム間インターバル制御信号25を用いて、双
安定タイマ・フラグ27を操作する。タイマ・フラグ2
7は、リーダのオペレータが行う選択にしたがって、ラ
ンダムなフレーム間インターバル96が全体的に長くま
たは全体的に短くなるように制御する。同様に、他のコ
マンド信号29を利用して他の双安定フラグ31を操作
し、トランスポンダの動作に関して操作可能な他の関数
またはパラメータを制御することも可能である。
【0032】図6に、トランスポンダ10の動作の典型
的なフロー図を示す。この図はそれ自体が説明に供する
ものであり、リーダ100から承認信号82が受信され
た後にフラグ20をセットするステップをブロック50
で示す。次いで、トランスポンダは前述のようにスリー
プ・モードに入る。トランスポンダは、52においてフ
ラグ20がリセットされるまでこのモードに留まる。フ
ラグがリセットされた場合に、54においてアクティブ
・モードに入る。前述のアクティブモードでは、トラン
スポンダは、付勢(エネルギ供給)されている間、自動
的に応答データによって応答する(ブロック56に示
す)。スリープ・モードに入ると、エネルギ供給されて
いても、もはやエネルギ供給信号には応答しない。
的なフロー図を示す。この図はそれ自体が説明に供する
ものであり、リーダ100から承認信号82が受信され
た後にフラグ20をセットするステップをブロック50
で示す。次いで、トランスポンダは前述のようにスリー
プ・モードに入る。トランスポンダは、52においてフ
ラグ20がリセットされるまでこのモードに留まる。フ
ラグがリセットされた場合に、54においてアクティブ
・モードに入る。前述のアクティブモードでは、トラン
スポンダは、付勢(エネルギ供給)されている間、自動
的に応答データによって応答する(ブロック56に示
す)。スリープ・モードに入ると、エネルギ供給されて
いても、もはやエネルギ供給信号には応答しない。
【0033】リーダおよび複数のトランスポンダを含む
前述の種類の電子識別システムでは、フラグ20をリセ
ットするために必要とされる信号レベルが、フラグをセ
ットする承認信号に必要な信号レベルよりも大幅に低い
ことを確実にすることによって、一層の信頼性向上を図
ることも可能である。これによって、トランスポンダを
読み取ることが可能な距離よりも長い距離において、リ
ーダ100から確実にトランスポンダをリセットするこ
とが可能となる。これは、エネルギ供給放射パターン内
の全てのトランスポンダがそれらのアクティブ・モード
にリセットされている確率を高める。
前述の種類の電子識別システムでは、フラグ20をリセ
ットするために必要とされる信号レベルが、フラグをセ
ットする承認信号に必要な信号レベルよりも大幅に低い
ことを確実にすることによって、一層の信頼性向上を図
ることも可能である。これによって、トランスポンダを
読み取ることが可能な距離よりも長い距離において、リ
ーダ100から確実にトランスポンダをリセットするこ
とが可能となる。これは、エネルギ供給放射パターン内
の全てのトランスポンダがそれらのアクティブ・モード
にリセットされている確率を高める。
【0034】この目的を達成する1つの方法を図6に示
す。この場合、エネルギ供給信号80および承認信号8
2に対するリーダ100の放射パターン60は、リセッ
ト信号37に対するパターン62よりも範囲が狭くなっ
ている。これによって、リーダ100がトランスポンダ
10.6ないし10.10を読み取ることができなくと
も、パターン62内の全トランスポンダのリセットを確
実に可能とする。
す。この場合、エネルギ供給信号80および承認信号8
2に対するリーダ100の放射パターン60は、リセッ
ト信号37に対するパターン62よりも範囲が狭くなっ
ている。これによって、リーダ100がトランスポンダ
10.6ないし10.10を読み取ることができなくと
も、パターン62内の全トランスポンダのリセットを確
実に可能とする。
【0035】あるいは、図7に示すように、トランスポ
ンダ70のリセット信号検出回路72の感度を調整し、
承認信号を処理する回路74のそれよりも高くする。
ンダ70のリセット信号検出回路72の感度を調整し、
承認信号を処理する回路74のそれよりも高くする。
【0036】請求項の範囲および精神から逸脱すること
なく、本発明による方法、識別システム、トランスポン
ダ、およびリセット信号検出回路の詳細には多くの変形
があることは認められよう。
なく、本発明による方法、識別システム、トランスポン
ダ、およびリセット信号検出回路の詳細には多くの変形
があることは認められよう。
【図1】本発明によるトランスポンダのブロック図であ
る。
る。
【図2】トランスポンダのモード選択信号検出回路の一
部をなす本発明によるコマンド・デコーダのブロック図
である。
部をなす本発明によるコマンド・デコーダのブロック図
である。
【図3】コマンド・デコーダの一部をなす積分器の伝達
関数の図である。
関数の図である。
【図4】受信したリセット信号をデコーダ内の種々の回
路によって処理してリセット信号を検出する際の概略波
形図と共に、コマンド・デコーダを示す別の図である。
路によって処理してリセット信号を検出する際の概略波
形図と共に、コマンド・デコーダを示す別の図である。
【図5】本発明によるトランスポンダの動作および方法
を示す図である。
を示す図である。
【図6】本発明による電子識別システムの一部をなすリ
ーダの基本的ブロック図およびリーダの放射パターンの
概略図である。
ーダの基本的ブロック図およびリーダの放射パターンの
概略図である。
【図7】本発明による前述の電子識別システムの一部を
なすトランスポンダの別の基本的ブロック図である。
なすトランスポンダの別の基本的ブロック図である。
【図8】識別システムのリーダが送信するエネルギ供給
信号および承認信号を表す図である。
信号および承認信号を表す図である。
【図9】フレーム単位で配列した、トランスポンダから
の繰り返される応答信号を表す図である。
の繰り返される応答信号を表す図である。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成11年3月2日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図2】
【図1】
【図3】
【図4】
【図8】
【図9】
【図5】
【図6】
【図7】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 クリストファー・ゴードン・ガーヴァセ・ ターナー 南アフリカ共和国ガウテング,ハーフウェ イ・ハウス、リマインダー・オブ・ホフメ イアー・ロード 256,プレジデント・パ ーク・アグリカルチュラル・ホールディン グズ (72)発明者 ジョウハン・ダウィド・クルガー 南アフリカ共和国ガウテング,ウィトコッ ペン,カトドリング・ウェイ 11,フォー ウェイズ・ガーデンズ
Claims (15)
- 【請求項1】 複数の電子トランスポンダを含むトラン
スポンダ集合を読み取る方法であって、 前記トランスポンダをエネルギ供給信号によってエネル
ギ供給するステップと、 前記トランスポンダの全てに、それぞれの識別コード・
データによって前記エネルギ供給信号に応答させるステ
ップと、 リーダによって、一度に1つずつ前記複数のトランスポ
ンダ内の1つのトランスポンダから発するそれぞれの識
別コード・データを読み取るステップと、 前記複数のトランスポンダの1つのトランスポンダが読
み取られた直後に、前記リーダから承認信号を送信して
前記トランスポンダ内のリセット可能フラグを未確定期
間にわたってセットするステップと、 前記のセットされたフラグを用いて、前記トランスポン
ダが前記エネルギ供給信号に応答するのを、前記フラグ
がセットされている限り、禁止するステップと、 リセット信号に応答して前記トランスポンダに前記フラ
グをリセットさせ、かつ前記エネルギ供給信号に自動的
に応答するアクティブ・モードに転換させるステップと
を備える方法。 - 【請求項2】 請求項1記載の方法において、前記エネ
ルギ供給信号が高周波数のキャリアの形態であり、前記
承認信号が、前記キャリア上に振幅変調されたパルスの
形態である、方法。 - 【請求項3】 請求項2記載の方法において、前記リセ
ット信号も前記キャリア上に振幅変調される、方法。 - 【請求項4】 請求項1ないし3の何れかに方法におい
て、前記トランスポンダの各々がそれぞれのコマンド・
デコーダを利用して、前記エネルギ供給信号上に振幅変
調されたコマンド信号をデコードし、前記のデコードし
た信号を利用して、トランスポンダ動作の選択可能なパ
ラメータを選択する、方法。 - 【請求項5】 トランスポンダを読み取るリーダも含む
電子識別システム用の電子トランスポンダであって、 動作の第1モードおよび第2モードを有する制御回路で
あって、 前記第1モードは、前記トランスポンダがエネルギ供給
されているときに識別コード・データを自動的に応答す
るアクティブ・モードであり、 前記第2モードは、前記トランスポンダがエネルギ供給
されているときに応答することを禁止されるスリープ・
モードである、制御回路と、 モード選択信号検出回路に接続されたリセット可能フラ
グとを備え、 前記モード選択信号検出回路は、前記トランスポンダが
読み取られた後のリーダからの承認信号に応答して前記
フラグをセットすることにより、前記制御回路を前記ス
リープ・モードに設定し、且つリセット信号に応答して
前記フラグをリセットすることにより、前記制御回路を
前記アクティブ・モードに設定するトランスポンダ。 - 【請求項6】 請求項5記載のトランスポンダにおい
て、前記のリセット可能なフラグが双安定不揮発性メモ
リ・セルを含む、トランスポンダ。 - 【請求項7】 請求項5または6記載のトランスポンダ
において、前記モード選択検出回路が、前記エネルギ供
給信号上に振幅変調された前記リセット信号をフィルタ
リングするロー・パス・フィルタを含むリセット信号検
出器を含む、トランスポンダ。 - 【請求項8】 請求項7記載のトランスポンダにおい
て、前記リセット信号検出器が更に前記ロー・パス・フ
ィルタの入力に接続された振幅復調器を含む、トランス
ポンダ。 - 【請求項9】 請求項8記載のトランスポンダにおい
て、前記の復調器がエンベロープ検出器を含み、前記ロ
ー・パス・フィルタが積分器を含む、トランスポンダ。 - 【請求項10】 請求項9記載のトランスポンダにおい
て、前記積分器の出力が整流器に接続され、前記積分器
の出力における信号の振幅に比例する振幅を有する整流
された信号を生成し、前記整流器の出力が比較器回路に
接続され、前記整流された信号の振幅が、前記比較器に
供給される第1基準信号に対して所定の関係となる場合
に、前記フラグをリセットする出力信号を供給する、ト
ランスポンダ。 - 【請求項11】 請求項10記載のトランスポンダにお
いて、前記積分器が、周波数の増大に対しての振幅の傾
斜が負である伝達関数を有し、前記比較器が、第2入力
信号から得られた前記整流器の出力における出力信号が
第2基準信号に対して所定の関係となる場合に、前記傾
斜上にある周波数を有する前記第2入力信号に応答して
第2出力信号を供給する、トランスポンダ。 - 【請求項12】 電子識別システムであって、 リーダと、 複数の電子トランスポンダとを含み、 該トランスポンダの各々は動作の第1モードおよび第2
モードを有する制御回路を含み、 前記第1モードが、前記トランスポンダが前記リーダに
よってエネルギ供給されるときに識別コード・データを
用いて応答するアクティブ・モードであり、 前記第2モードが、前記トランスポンダがエネルギ供給
されるときに応答することを禁止されるスリープ・モー
ドであり、 前記リーダが、トランスポンダが読み取られた直後に承
認信号を送信する送信機手段を含み、 各トランスポンダが、それぞれのモード選択信号検出回
路と、該モード選択信号検出回路に接続されたそれぞれ
のリセット可能フラグとを含み、 前記検出回路が、前記承認信号に応答して、前記フラグ
をセットし、前記制御回路を前記スリープ・モードに設
定するようにし、 前記検出回路が、更に、リセット信号に応答し、前記フ
ラグをリセットして、前記制御回路を前記アクティブ・
モードに設定するようにする、 電子識別システム。 - 【請求項13】 請求項12記載の電子識別システムに
おいて、前記承認信号がパルスの形態であり、前記エネ
ルギ供給信号上に振幅変調される、電子識別システム。 - 【請求項14】 請求項13記載の電子識別システムに
おいて、前記リーダの前記送信機が前記エネルギ供給信
号上に前記リセット信号を振幅変調し、前記リセット信
号の周波数が、前記承認信号および前記エネルギ供給信
号の周波数成分よりも少なくとも1桁低い、電子識別シ
ステム。 - 【請求項15】 トランスポンダ・コマンド信号検出回
路であって、 増加する入力周波数に対して負の傾斜の出力振幅を有
し、それにより出力信号の振幅がその周波数に反比例す
る積分器と、 前記積分器の出力に接続され、前記出力信号の振幅に比
例する振幅を有する整流された信号を供給する整流器手
段と、 前記整流器手段に接続され、前記整流された信号の振幅
が基準信号に対して所定の関係にある場合に、コマンド
信号を供給する比較器手段と、 前記コマンド信号によって動作可能なリセット可能フラ
グであって、 前記トランスポンダの動作パラメータを制御するように
構成されたリセット可能フラグとを含むトランスポンダ
・コマンド信号検出回路。
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