JPH11264746A - 物理信号の間接測定方法および装置 - Google Patents

物理信号の間接測定方法および装置

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JPH11264746A
JPH11264746A JP10320886A JP32088698A JPH11264746A JP H11264746 A JPH11264746 A JP H11264746A JP 10320886 A JP10320886 A JP 10320886A JP 32088698 A JP32088698 A JP 32088698A JP H11264746 A JPH11264746 A JP H11264746A
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fuzzy
signal
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JP10320886A
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Antonino Cuce
アントニーノ・クーチェ
Guardo Mario Di
マリオ・ディ・グアルド
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STMicroelectronics SRL
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 直接方法では測定が困難な物理信号を自動で
正確に測定することができる、間接測定方法および装置
を得る。 【解決手段】 監視する物理信号(G1)から、この信
号(G1)と同様に作用するが、監視する物理信号には
わずかな影響しか与えず、周期的なインデックス信号に
関係する、物理信号(G2)を得る段階と、この信号
(G2)の値(P)、および、適切に選択されたチェッ
クポイント(CP1、CP2、CP3、…、CPn)に
おけるその経時的な変化を測定する段階と、第1の組
(FUZZY1)のファジー規則によって周期的なイン
デックス信号の存在または不在を取り出す段階と、信号
(G1)の第2(PS)および第1(PD)の有意な値
を、それぞれ第2の動作区域(Z2)の開始および終了
の値、すなわち、周期的なインデックス信号の存在の検
出の開始および終了に対応する値として測定する段階と
を含む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、直接方法では測定
が困難な、監視する物理信号の、ファジー論理規則の適
用による、間接測定方法に関する。
【0002】より詳細には、本発明は、直接方法では測
定が困難であり、少なくとも第1および第2の有意な(s
ignificant)値を有し、これらの有意な値が監視する物
理信号を経時的に、第1の有意な値よりも下の値に対応
する第1の動作区域、第1の有意な値と第2の有意な値
の間の値に対応する第2の動作区域、および第2の有意
な値よりも上の値に対応する第3の動作区域に分割し、
前記第2の動作区域のみが監視する物理信号に関連する
周期的なインデックス信号の存在に関係する、監視する
物理信号の、ファジー論理規則の適用による、間接測定
方法に関する。
【0003】本発明はまた、直接方法では測定が困難で
あり、少なくとも第1および第2の有意な値を有し、こ
れらの有意な値が監視する物理信号を経時的に、第1の
有意な値よりも下の値に対応する第1の動作区域、第1
の有意な値と第2の有意な値の間の値に対応する第2の
動作区域、および第2の有意な値よりも上の値に対応す
る第3の動作区域に分割し、前記第2の動作区域のみが
監視する物理信号に関連する周期的なインデックス信号
の存在に関係する、監視する物理信号の、ファジー論理
規則の適用による、間接測定装置に関し、前記間接測定
装置は、入力アクチュエータブロックに接続された第1
の入力、出力変換器ブロックに接続された第1の出力、
および検出器ブロックに接続された第2の出力を有する
圧縮器ブロックを含み、前記入力アクチュエータブロッ
ク、出力変換器ブロックおよび検出器ブロックは、ファ
ジー制御器に接続されている。
【0004】本発明は特に、血圧および心拍数を測定す
る方法、および対応する測定装置に関し、以下の説明
は、説明の便宜上、この適用分野に関連して行う。
【0005】
【従来の技術】マイクロプロセッサを組み込んだ測定装
置の使用は、その適用分野が非常に拡大するにつれてま
すます受け入れられてきている。
【0006】測定装置においてマイクロプロセッサがこ
のように広範囲にわたって頼りにされるのは、本質的に
低コストであり用途が非常に広いという特徴によるもの
である。
【0007】しかし、読み取りを行う、特にオペレータ
が行うと期待される「曖昧な」判定に直面しているオペ
レータの技能が、依然としてかけがえのない助力である
とみなされる情況がある。
【0008】医学分野には、このような「曖昧な」判定
を行わねばならず、そのため完全自動化測定装置の使用
可能性が制限されてしまう例がいくつかある。
【0009】以下の説明においては、例として、特に、
動脈血圧および心拍数の測定を考える。
【0010】よく知られているとおり、動脈血圧の測定
の目的は、患者の最高圧すなわち収縮期圧および最低圧
すなわち拡張期圧をチェックするということである。ま
た、医学分野においては、心拍数は通常1分当たりの脈
拍として表される、ということも知られている。
【0011】特に動脈血圧の測定装置の場合には、利用
できる測定方法には基本的に以下の2つがある。すなわ
ち、直接つまり侵襲タイプの測定と、間接つまり非侵襲
タイプの測定である。
【0012】侵襲的な直接方法では、明らかに体を傷つ
け、比較的問題がある、特別なカテーテルの挿入が、不
可欠なものとして必然的に含まれる。かかるカテーテル
は、通常電気−機械変換器を経由して、変換器を通じて
行われた血圧の読み取りをデジタル化し表示するように
なっているプロセッサに接続されている。
【0013】この測定方法は、その侵襲的な性質のため
に、適用されることは非常にまれであり、特定の選ばれ
た場合に特別な設備のある血液力学(blood dynamics)ま
たは集中支援センターにおいてのみ適用される。しか
し、この直接方法では、現実の状況をより正確に表す圧
力の読み取りが行われる、ということが強調されねばな
らない。
【0014】非侵襲的な間接方法は、「触診」とも呼ば
れており、より広域で採用されており、いわゆる手動の
血圧計を用いて適用される。この方法においては、膨張
可能なアームバンドを患者の腕の一部に巻いた後に、ひ
じのくぼみにおける脈打つ上腕動脈を医師またはオペレ
ータが直接触感する(特に自らの聴覚を強めるために聴
診器を用いる)。場合によっては、この膨張可能なアー
ムバンドを適当に再配置することによって、手首のとこ
ろでトウ骨動脈(radial artery)を測定することができ
る。
【0015】特に、血圧測定動作は、膨張可能なアーム
バンド内に空気を送り込んで収縮期圧を安全なマージン
分だけ超える圧力にすることで始まる。この状態では、
脈拍が弱まり、この状況は、膨らませたアームバンドの
圧縮力で血管(vase)をせき止めることに対応している。
【0016】次に、アームバンドを徐々にしぼませるこ
とによって測定動作を継続する。このように徐々にしぼ
ませることによって、オペレータは、コロトコフ音と呼
ばれるある特徴的な音を認識することができる。このコ
ロトコフ音は、すでに解放された血管を通って血液が断
続的に流れることによって生じる。コロトコフ音は徐々
に最大になっていき、その後膨らませたアームバンドか
らの圧力が拡張期圧の値に近づくにつれて消えていき、
血管を通る血液は断続的な速度で流れなくなる。
【0017】圧力の読み取りは、通常膨張可能なアーム
バンド自体の上に装荷されている、特別なタイプの血圧
ゲージの上に直接表示される。
【0018】コロトコフ音の始まりを検出することによ
って、第1の有意な値、すなわち収縮期圧の値が与えら
れ、コロトコフ音のピークの値を検出することによっ
て、第2の有意な値、すなわち拡張期圧の値が与えられ
る。
【0019】手動の血圧計で行う、前記第1の値、すな
わち最高圧力の値の測定は、非常に正確で信頼性が高
い。
【0020】しかし、手動の血圧計で行う音の検出は、
測定を行うオペレータの技能および経験に左右されると
ころが大きく、周囲の雑音にも非常に影響される。
【0021】かかる特定の物理信号を測定する電子機器
もまた市販されている。これらの機器は、一般的に「電
子血圧計」として知られており、手動の血圧計による非
侵襲的な測定方法のいくつかの段階を自動化するのに効
果的である。
【0022】電子血圧計は基本的に、上述のような、患
者の腕に巻いて膨らませたりしぼませたりすることがで
きる膨張可能なアームバンド、膨らませポンプ、およ
び、医学的に有意な物理信号を測定する装置を含む。こ
の装置は、実行された監視する物理信号の読み取りを表
示する表示画面を組み込んでいる。
【0023】電子血圧計では、膨張可能なアームバンド
は、通常自動的にしぼみ、膨らませるときはオペレータ
が通常のポンプを用いて手動で行う。アームバンドをし
ぼませることも装置が自動的に制御するようになってい
るのは、かかる装置の内のいくつかのみである。
【0024】電子血圧計の一例は、1992年10月2
0日付のシラサキ(Shirasaki)に付与された
米国特許第5,156,158号に説明されている。こ
の文献は、複数のメンバーシップ機能を用いて、記憶し
ている標準情報と比較することによって心臓血管の情報
を処理することができる、ファジー制御ユニットを特に
用いた上述の装置を開示している。
【0025】シラサキの電子血圧計は、血圧計の膨張可
能なアームバンドの圧力からこのような心臓血管の情報
を感知する段階をスピードアップすることができる。
【0026】従来の非侵襲的な測定方法のもう1つは、
いわゆる超音波法であり、超音波発生/検出装置が用い
られる。
【0027】この超音波装置は、測定している動脈壁の
局所的な動きを評価することができる。血流は、実際に
は、よく知られたドップラー効果による動脈壁からの超
音波の反射の周波数の変化に関係する。
【0028】しかし超音波測定法には、圧力、特に収縮
期の値を過大評価する読み取りを行ってしまうという欠
点があり、このため、この方法はめったに用いられな
い。
【0029】このタイプの自動化医学機器は、根本的に
信頼性が低いと一般的に考えられている。自動測定機器
を用いることが医学分野において制限されるのはこの理
由のためであり、このような装置は、信頼性が低いと言
われているということを根拠に、医師および病院によっ
て拒絶されている。医師は、よく知られた手動の血圧
計、特に水銀タイプのものを用いて、結果がより確かに
感じられる方を好む。
【0030】さらに、手動の血圧計であれば、読み取り
の正確さの評価の有意な面を表す測定の詳細を、検討評
価することができる。
【0031】しかし、手動の血圧計等の完全に手動の装
置によって、一連の事前対策を講じて初めて、正確な測
定ができるようになる。さらにこの測定では、手動で測
定動作を行っているオペレータの側が、非常に集中して
細心の注意をはらうことが必要である。
【0032】手動の血圧計を用いた間接測定方法におい
ては、以下に概要を述べる手続きを正確に踏まねばなら
ない。
【0033】−患者を水平な位置に寝かせたまま、膨張
可能なアームバンドを測定に関係する患者の肢の一部の
周りにアームバンドと関連する通常のポンプを用いて適
切に配置し、膨張可能なアームバンドを膨らませる段階
を開始する。
【0034】−圧力の読み取りを妨げる結果となるよう
な痛い感覚を患者に与えないように、膨らませる段階
は、行う速度が速すぎてはならず、生じる圧縮力も高す
ぎてはならない(特に、この段階の最適速度は、膨張可
能なアームバンドと適切にリンクした水銀柱で約6mm
Hg/sの上昇であるということがわかっている)。
【0035】−測定に関係する血管をせき止めると、患
者を依然として水平な位置に寝かせたまま、手動の排気
ねじを解放することによって、膨張可能なアームバンド
をしぼませる段階を開始する。
【0036】−膨らませる段階と同様に、しぼませる段
階も、収縮期圧の値を低く見積もり過ぎることがないよ
うに(血管を解放するとすぐに聴診される最初の音を抑
えることによって)、速すぎてはならず、また、静脈充
血を引き起こすことによって圧力の読み取りを変えるこ
とがないように、遅すぎてもならない。静脈充血が引き
起こされた場合には、拡張期圧に第2の上昇が起こり、
収縮期圧の値が過小評価されることになる。
【0037】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、特に
医学の適用分野において、直接方法では測定が困難な物
理信号の間接測定方法を提供することであり、この間接
方法によって、かかる物理信号を自動測定することがで
きると共に、信頼できる正確な読み取りを確実にするこ
とができ、それによって、従来の自動測定方法に絡む諸
問題が克服される。
【0038】本発明の他の目的は、本発明の測定方法を
実施することができる測定装置を提供することである。
【0039】
【課題を解決するための手段】上記記載の目的は、監視
する物理信号の、ファジー規則の適用による、間接測定
方法によって達成され、この方法は、監視する物理信号
から取り出され、監視する物理信号と同様に作用するが
監視する物理信号にはわずかな影響しか与えない、物理
信号の値を測定し、この方法はまた、適切に配置された
各チェックポイントにおける取り出された物理信号の経
時的な変化を測定する。
【0040】本発明の測定方法において、第1の組のフ
ァジー規則を適用して、前記取り出された物理信号の、
少なくとも第1、第2、および第3の動作区域をマーク
するようになっているインデックス信号の存在または不
在を確認し、第2の動作区域のみが、インデックス信号
が存在することを特徴とする。監視する物理信号の第1
および第2の有意な値は、それぞれ第2の動作区域の開
始および終了の値、すなわち、インデックス信号の存在
の検出の開始および終了に対応する値、として測定され
る。
【0041】さらに、本発明の測定方法において、イン
デックス信号の存在または不在の検出が行われる各チェ
ックポイントの値は、監視する物理信号の各動作区域の
範囲についての統計情報から処理される第2の組のファ
ジー規則に基づいて計算される。
【0042】この解決の概念に基づいて、上記に記載
し、かつ特許請求の範囲の請求項1の特徴部分に規定さ
れた間接測定方法によって技術的課題が解決される。
【0043】課題はまた、上記に記載し、かつ特許請求
の範囲の請求項7の特徴とする部分に規定された間接測
定装置によっても解決される。
【0044】本発明による間接測定を行う方法および装
置の特徴および利点は、その実施例の以下の説明から明
らかとなろう。これらの実施例は、添付の図面を参照
し、医学のタイプの血圧および心拍の測定への適用に関
して、発明を限定するものではない例として与えられ
る。
【0045】
【発明の実施の形態】本発明は、大部分の場合に医師お
よび病院スタッフが現在採用している伝統的なアプロー
チ、すなわち血圧計を用いた間接測定から始める。
【0046】図1を特に参照して、本発明による測定装
置を一般的および概略的に1で示す。
【0047】図1の測定装置1は、以下にリストする機
能ブロックを含む。
【0048】−特に従来技術の膨張可能なアームバンド
を含む圧縮機ブロック2。圧縮器ブロック2は、そこを
通じてアームバンドを膨張可能なアームバンドの物理的
開口部に略対応する第1の入力端3、および、第1の入
力端3と同様に、そこを通じてアームバンドをしぼませ
ることができる物理的開口部に対応する第1の出力端4
を有する。
【0049】圧縮器ブロック2は、その上で測定を行い
膨張可能なアームバンドをその周りに適切に配置した動
脈を含む肢の領域を圧縮するのに用いられる。
【0050】−空気を吸入する装置、特に従来技術のポ
ンプを含む入力アクチュエータブロック5。入力アクチ
ュエータブロック5は、圧縮器ブロック2の第1の入力
端3に接続された出力端6を有し、膨張可能なアームバ
ンドをしぼませるのに用いられる。
【0051】−従来技術の空気弁等の、高速で空気を排
出する装置を含む出力変換器ブロック7。出力変換器ブ
ロック7は、圧縮器ブロック2の第1の出力4に接続さ
れた入力端8を有し、膨張可能なアームバンドをしぼま
せるのに用いられる。
【0052】−圧縮器ブロック2の第2の出力端11に
接続された入力端10を有する二次排出ブロック9。本
発明において、二次排出ブロック9は、好ましくは、ほ
ぼ定速で空気を抜き取る装置、特にピンを含む。
【0053】このピンによって確立される接続は常に開
であるが、この常設の抜き取りによって膨張可能なアー
ムバンド内に引き起こされる圧力の変化は、それぞれブ
ロック5および7に含まれているポンプまたは弁が引き
起こすものと比べればわずかであるということに注意す
べきである。
【0054】−特に、圧力を検出し測定するようになっ
ている電子的装置、例えば従来の圧力センサを含む検出
器ブロック12。検出器ブロック12は、圧縮器ブロッ
ク2の第2の出力端14に接続された入力端13を有す
る。検出器ブロック12内の圧力センサは、圧縮器ブロ
ック2の膨らませることができるアームバンドの内部の
空気圧を測定するようになっているということに注意す
べきである。
【0055】−制御器ブロック18、特に入力アクチュ
エータブロック5内のポンプおよび出力変換器ブロック
7内の弁に作用する膨張可能なアームバンド用の取り入
れ/排出空気調整器。制御器ブロック18は、入力アク
チュエータブロック5の第1のイネーブル入力端15に
接続された第1の出力端19、出力変換器ブロック7の
第2のイネーブル入力端16に接続された第2の出力端
20、および検出器ブロック12の制御出力端17に接
続された入力端21を有する。
【0056】特に、制御器ブロック18は、その出力端
19および20において、ブロック5および7に含まれ
る空気ポンプの吸引/送出および弁を起動(および消勢
(deactivate))する信号をそれぞれ供給する。かかる起
動信号は、簡単な電気的オン/オフ信号であってもよ
い。
【0057】制御器ブロック18はまた、入力端21
で、検出器ブロック12の圧力センサが生成する制御信
号を受け取る。
【0058】−以後FUZZY1の組と呼ぶ第1の組の
ファジー規則を実施する第1のファジープロセッサを含
む、特に心拍を検出するファジー復号器ブロック22。
ファジー復号器ブロック22は、制御器ブロック18と
双方向に接続されている。
【0059】−以後FUZZY2の組と呼ぶ第2の組の
ファジー規則を実施する第2のプロセッサを含むファジ
ー計算器ブロック23。ファジー計算器ブロック23も
また、制御器ブロック18と双方向に接続されている。
【0060】本発明の測定装置1は、肢に、従って測定
すべきその中の動脈に、圧縮を加える。この圧縮動作
は、圧縮器ブロック2、入力アクチュエータブロック5
および出力変換器ブロック7によって(特に、アクチュ
エータおよび変換器ブロックに組み込まれたポンプおよ
び弁によって)行われる。
【0061】測定装置1はまた、検出器ブロック12内
の圧力センサ、および、制御器ブロック18、ファジー
復号器ブロック22、およびファジー計算器ブロック2
3を含むファジー制御器24によって、作り出された圧
縮力を調整するようにもなっている。
【0062】ファジー制御器24は、以下に説明するよ
うに、心拍を感知し、それによって、血圧信号の有意な
値、すなわち収縮期圧および拡張期圧の値を求めること
ができる。
【0063】このような有意な値の測定方法は、図4に
概略的に示すように、第1、第2および第3の動作区域
Z1、Z2、Z3において検出される圧力信号の時分割
に基づいている。特に、 −第1の動作区域Z1は、最小圧力値すなわち拡張期圧
の値PDよりも下の圧力の値Pに対応し、 −第2の動作区域Z2は、最小圧力値PDと最大圧力値
すなわち収縮期圧の値PSの間の圧力の値Pに対応し、 −第3の動作区域Z3は、最大圧力値PSよりも上の圧
力の値Pに対応する。
【0064】膨らんだアームバンドの下で締め付けられ
ている動脈の圧壊力学を考慮して、従来技術の手動の血
圧計に関して説明したように、第1および第3の動作区
域Z1、Z3は心拍の存在に関係しておらず、第2の動
作区域Z2は心拍の存在に関係する、という結論になっ
ている。
【0065】従って、心拍は、前述の各動作区域を識別
することができる、周期的なタイプのインデックス信号
を供給する。好ましくは、本発明においては、すべての
読み取りは、監視する物理信号G1(血圧、直接には測
定不可能)ではなく、取り出された物理信号G2(二次
排出ブロック9に含まれるピンにおける排出圧力)につ
いて行われる。この取り出された物理信号は、監視する
物理信号と同様に作用し、測定動作を妨害しない大きさ
である。
【0066】特に、第1の規則の組FUZZY1を実施
する第1のプロセッサは、心拍を認識する第1の組のフ
ァジー規則をベースにしたハードウェア/ソフトウェア
装置を含む。
【0067】この第1の組の規則が演算する(operates)
という原理は、非常に簡単である。空気が、二次排出ブ
ロック9におけるピンを通ってほぼ定速で流出している
とき、それぞれの心拍によって、ピンの出口において検
出される圧力信号に変化が引き起こされる。この変化
は、図2に示すパターンを略たどる。
【0068】ファジー論理システムの当業者に公知の方
法を用いて、周期的な信号の変化を認識するために作り
出された総称的な1組のファジー規則を、二次排出ブロ
ック9のピンおよび検出器ブロック12の圧力センサに
よって得られる特定の圧力信号に合うようにすることが
できる。このように適合させることには、ファジーメン
バーシップ機能の形式に合わせた調節が含まれるが、フ
ァジー規則の組それ自体の修正は含まれない。
【0069】この1組のファジー規則の一例として、以
下のように、圧力信号の最後の2つの変化を考える。 1.△P_prec(i)=(P(ti−2)−P(t
i−1))/(ti− −ti−1) 2.△P_act(i)=(P(t)−P
(ti−1))/(t−ti− ) ただし、P(t)は、時間tにおける圧力の値であ
り、△P_prec(i)は、時間ti−2と時間t
i−1の間の圧力の変化であり、△P_act(i)
は、時間ti−1と時間tの間の圧力の変化である。
【0070】実際の例においては、二次排出ブロック9
のピンによって、−0.6mmHg/sの圧力変化が生
じ、検出器ブロック12の圧力センサが、1mmHg/
sの圧力変化を感知するように設定されている場合に
は、上の定義、および、取り出された物理信号G2、す
なわち二次排出ブロック9におけるピンの出口において
の圧力の変化を複数の組に分割するメンバーシップ機能
の使用に基づいて測定を行うことが可能である。図3A
および図3Bの例において、A−、A、A+で示し二次
排出ブロック9のピンにおける圧力の値に関係する3つ
のメンバーシップ機能を用いている。
【0071】このようなメンバーシップ機能A−、A、
A+をベースにした、可能な第1の組のファジー規則の
1つは、以下のものである。 ・△P_precがA−でありかつ△P_actがA+
であれば、Beat(心拍)は真である。 ・△P_precがA−でありかつ△P_actがAで
あれば、Beatは真である。 ・△P_precがA−でありかつ△P_actがA−
であれば、Beatは偽である。 ・△P_precがAであれば、Beatは偽である。 ・△P_precがA+であれば、Beatは偽であ
る。ただし、Beatは、心拍の存在の確実性を決める
パラメータであり、第1の組FUZZY1のファジー規
則を用いて、偽(心拍の不在)および真(心拍の存在)
のメンバーシップ機能から得られる。または、この値
は、それぞれ論理「1」および論理「0」で表すことも
できる。
【0072】従って、第1の規則の組FUZZY1を実
施する第1のプロセッサによって、周期的なインデック
ス信号、心拍の存在または不在をチェックし、それによ
って第2の動作区域Z2を他の区域から識別することが
できる。
【0073】第2の規則の組FUZZY2を実施する第
2のプロセッサもまた、チェックポイントCPを計算す
る第2の組のファジー規則をベースにしたハードウェア
/ソフトウェア装置を含む。チェックポイントCPは、
心拍の存在または不在を調べるためにチェックする次の
圧力の値、言い換えれば、第1のプロセッサおよび関連
する規則の組FUZZY1による周期的なインデックス
信号である。
【0074】図4に示す各区域への分割について、いず
れかのチェックポイントの値CP1からスタートして、
そのチェックポイントの次の値CP2、CP3、・・
・、CPnは、図4の動作区域の範囲についての特定の
統計情報の知識を用いて選択される。
【0075】特に、スタートのチェックポイントCP1
が第1の区域Z1に属する場合には、その値に基づい
て、次のチェックポイントCP2が第2の区域Z2に達
するように計算される。同様に、スタートのチェックポ
イントCP1が第2の区域Z2に属する場合には、その
値に基づいて、次のチェックポイントCP2が、図4に
示すように基準点RFに達するように計算される。
【0076】図5Aおよび図5Bに示すタイプのメンバ
ーシップ機能を用いて、以下の第2の組FUZZY2の
ファジー規則を補外して、連続するチェックポイントC
P2、CP3、・・・、CPnを計算することができ
る。 ・Beat(心拍)が偽でありかつPがLowであれ
ば、Jump_CPはα1である。 ・Beatが偽でありかつPがNormalであれば、
Jump_CPはα2である。 ・Beatが偽でありかつPがNormal_High
であれば、Jump_CPはα3である。 ・Beatが偽でありかつPがHighであれば、Ju
mp_CPはα4である。 ・Beatが偽でありかつPがVery_Highであ
れば、Jump_CPはα5である。 ・Beatが真でありかつPがLowであれば、Jum
p_CPはα6である。 ・Beatが真でありかつPがNormalであれば、
Jump_CPはα7である。 ・Beatが真でありかつPがNormal_High
であれば、Jump_CPはα8である。 ・Beatが真でありかつPがHighであれば、Ju
mp_CPはα9である。 ・Beatが真でありかつPがVery_Highであ
れば、Jump_CPはα10である。ただし、Bea
tは、周期的なインデックス信号の存在の確実性を決め
るパラメータであり、第1の組FUZZY1のファジー
規則を用いて、偽および真のメンバーシップ機能から得
られる。
【0077】Low、Normal、Normal_H
igh、High、およびVery_Highは、取り
出された物理信号G2の値P、すなわち、二次排出ブロ
ック9におけるピンの出口においての圧力の変化を複数
のファジーの組に分割するメンバーシップ機能である。
【0078】Jump_CPは、前記第2の組FUZZ
Y2のファジー規則に基づいてスタートのチェックポイ
ントCP1の後の次のチェックポイントCP2、CP
3、・・・、CPnを計算する加算値である。および、
α1−α10は、動作区域Z1、Z2、Z3の範囲につ
いての特定の統計情報に基づいて計算される、加算値J
ump_CPに割り当てられる数値である。
【0079】出願人が行うシミュレーションについて、
Y. R. Schlussel、P. L. Schnall、M. Zimbler、K. War
renおよびT. G. Pickeringがコンパイルした、以下の表
にリストしたデータを、図4の各動作区域についての特
定の情報として用いた。
【0080】
【表1】
【0081】これらの統計データ、およびUTETが出
版しているRoberto Agostaの書物「Guida alla corrett
a misura e interpretazione della pressione arterio
sa」において与えられた指示に基づいて、加算値Jum
p_CPに割り当てられる最適値を補外して、それによ
って連続するチェックポイントCP2、CP3、・・
・、CPnを計算する以下の組のファジー規則を得るこ
とができた。 ・Beatが偽でありかつPがLowであれば、Jum
p_CPは20である。 ・Beatが偽でありかつPがNormalであれば、
Jump_CPは30である。 ・Beatが偽でありかつPがNormal_High
であれば、Jump_CPは20である。 ・Beatが偽でありかつPがHighであれば、Ju
mp_CPは40である。 ・Beatが偽でありかつPがVery_Highであ
れば、Jump_CPは55である。 ・Beatが真でありかつPがLowであれば、Jum
p_CPは15である。 ・Beatが真でありかつPがNormalであれば、
Jump_CPは30である。 ・Beatが真でありかつPがNormal_High
であれば、Jump_CPは35である。 ・Beatが真でありかつPがHighであれば、Ju
mp_CPは40である。 ・Beatが真でありかつPがVery_Highであ
れば、Jump_CPは45である。ただし、α1=2
0、 α2=30、 α3=20、 α4=40、 α
5=55、α6=15、 α7=30、 α8=35、
α9=40、およびα10=45は、前述の第2の組
のファジー規則において加算値Jump_CPに割り当
てる上表から得られる最適数値である。
【0082】これらの値は、第2の組FUZZY2につ
いて上にリストしたファジー規則の使用と同様に、純粋
に例示的なものである、ということが理解されるべきで
ある。
【0083】特に、ファジー規則の、および組FUZZ
Y1およびFUZZY2のメンバーシップ機能の、数、
形式、およびタイプは、当業者に公知の方法で、これら
の組が何らかの特定の適用に合うように修正してもよ
い。
【0084】本発明による測定装置1の一般的な動作
は、入力アクチュエータブロック5内のポンプおよび出
力変換器ブロック7内の弁を開閉するように制御するよ
うになっているハードウェア/ソフトウェア装置を含む
空気取り入れ/排出調整器ブロック18によって完成す
る。
【0085】空気取り入れ/排出調整器ブロック18に
よって、ファジーのブロック22および23内の規則の
組FUZZY1およびFUZZY2の処理の結果を用い
て、本質的に、本発明の測定方法を実施するのに必要な
読み取りを行うことができる。
【0086】原則として、この制御器ブロック18の動
作サイクルは、以下の2つの別個の段階を含むものとし
て考えることができる。
【0087】1.圧縮段階。この第1の段階の目的は、
膨張可能なアームバンドを、図4に示す基準点RF等、
最大圧力値よりもわずかに高い圧力の値が達成されるま
で、すなわち、第3の動作区域Z3に属する値に達する
まで膨らませることである。
【0088】従って、この段階において、膨張可能なア
ームバンドの圧力は、それぞれ心拍の不在および存在を
特徴とする第1および第2の動作区域Z1、Z2の極限
値を超える値に上昇する。制御器ブロック18は、前述
の第2の組FUZZY2のファジー規則に基づいて計算
された連続する各チェックポイントCPにおいて、規則
の組FUZZY1が周期的なインデックス信号、すなわ
ち心拍の存在または不在をチェックするのに必要な適切
な割り込み期間Tの間、膨張可能なアームバンドに空気
を入れる動作を中止する。
【0089】2.測定段階。基準点RFに達したときに
スタートするこの第2の段階の目的は、収縮期、拡張
期、および心拍数の値を判定することである。
【0090】二次排出ブロック9のピンを通じて膨張可
能なアームバンドから空気がゆっくりと排出されている
間に、制御器ブロック18は、第1の規則の組FUZZ
Y1を実施する第1のプロセッサを動作する。この第1
のプロセッサは、心拍が起こったかどうかを信号で伝え
る。
【0091】第1の心拍があると、制御器ブロック18
は、収縮期圧の値に対応する第1の圧力の値を記録し、
同時に、タイマ(従来のものであるので図示せず)を作
動して、心拍数を測定する。
【0092】心拍数の測定をより正確にするためには、
所定の回数の脈拍および心拍数の値をいくつかの読み取
りにわたっての相加平均とした後、このタイマをロック
することに注意すべきである。
【0093】その後、拡張期圧の値を読み取ることがで
きる点によりスピーディに達するために、制御器ブロッ
ク18は、示差圧力(すなわち、収縮期圧の値と拡張期
圧の値の差)の「過去の経験」を利用する。特に、制御
器ブロック18は、最初の圧縮段階の間にこの経験を取
得しておき、出力変換器ブロック7における弁を開くこ
とによって、膨張可能なアームバンドをより高速でしぼ
ませることができる。
【0094】この弁が閉じると、第1の規則の組FUZ
ZY1を実施している第1のプロセッサが再び動作さ
れ、心拍の存在を検出する。第1の規則の組FUZZY
1を実施している第1のプロセッサが検出するそれぞれ
の心拍において、制御器ブロック18は、対応する圧力
の値を記録する。
【0095】ある心拍から次の心拍までの可能最長時間
間隔に対応する時限Tbの間に心拍が検出されない場合
には、最後に記録された圧力の値が拡張期圧の値である
と考える。
【0096】この時点で第2の測定段階が終了する。
【0097】上記第1および第2の段階の終了時に入力
アクチュエータブロック5におけるポンプが開き、膨張
可能なアームバンドを完全にしぼませる。
【0098】
【発明の効果】以下は、特に血圧および心拍を測定する
よう意図された、本発明による測定方法および装置の、
2つの主な利点である。発明の装置によってより信頼性
の高い測定が行われる。測定の手続きが、患者の体を傷
つける度合いが少ないものになる。
【0099】これらの利点は、特にアームバンドの内部
圧力の上昇時間を調整し、アームバンドが完全に膨らむ
ポイントを最適化し、個々の有意な値の測定時間を最少
にすることによって、確保される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明による測定装置の概略図である。
【図2】 図1の測定装置において検出される圧力信号
のグラフである。
【図3】 本発明による1組のファジー規則のメンバー
シップ機能を示す図である。
【図4】 図1の測定装置において検出される圧力信号
の適当な時分割の概略図である。
【図5】 図4の時分割についての統計情報を表すメン
バーシップ機能を示す図である。
【符号の説明】
G1 監視する物理信号、 G2 取り出された物理
信号、 PD 拡張期圧の値、 PS 収縮期圧の
値、 Z1 第1の動作区域、 Z2 第2の動作
区域、 Z3 第3の動作区域、 P 取り出され
た物理信号の値、FUZZY1 第1の組のファジー規
則、 FUZZY2 第2の組のファジー規則、
2 圧縮器ブロック、 5 入力アクチュエータブロ
ック、7 出力変換器ブロック、 9 二次排出ブロ
ック、 12 検出器ブロック、 18 制御器ブ
ロック、 22 ファジー復号器ブロック、23 フ
ァジー計算器ブロック、 24 ファジー制御器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 598122898 Via C. Olivetti, 2, 20041 Agrate Brianza, Italy (72)発明者 マリオ・ディ・グアルド イタリア国、95040 サン・ジョヴァン ニ・ガレルモ、ヴィア・バディア 3−エ ッセチ ディ

Claims (24)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 直接方法では測定が困難であり、少なく
    とも第1(PD)および第2(PS)の有意な値を有
    し、前記有意な値(PD、PS)が監視する物理信号
    (G1)を経時的に、前記第1の有意な値(PD)より
    も下の値に対応する第1の動作区域(Z1)、前記第1
    (PD)の有意な値と第2(PS)の有意な値の間の値
    に対応する第2の動作区域(Z2)、および前記第2の
    有意な値(PS)よりも上の値に対応する第3の動作区
    域(Z3)に分割し、前記第2の動作区域(Z2)のみ
    が、前記監視する物理信号(G1)に関連する周期的な
    インデックス信号の存在に関係する、監視する物理信号
    (G1)の、ファジー論理規則の適用による、間接測定
    方法において、 前記監視する物理信号(G1)から、前記監視する物理
    信号(G1)と同様に作用するが前記監視する物理信号
    にはわずかな影響しか与えず、前記周期的なインデック
    ス信号に関係する、取り出された物理信号(G2)を得
    る段階と、 前記取り出された物理信号(G2)の値(P)、およ
    び、適切に選択されたチェックポイント(CP1、CP
    2、CP3、…、CPn)におけるその経時的な変化、
    を測定する段階と、 第1の組(FUZZY1)のファジー規則によって前記
    周期的なインデックス信号の存在または不在を取り出す
    段階と、 前記監視する物理信号(G1)の前記第2(PS)およ
    び第1(PD)の有意な値を、それぞれ前記第2の動作
    区域(Z2)の開始および終了の値、すなわち、前記周
    期的なインデックス信号の存在の検出の開始および終了
    に対応する値として測定する段階とを含むことを特徴と
    する物理信号の間接測定方法。
  2. 【請求項2】 スタートのチェックポイント(CP1)
    から、前記第1の組(FUZZY1)のファジー規則に
    よって前記周期的なインデックス信号の存在または不在
    をチェックする前記チェックポイントのうちの次のもの
    (CP2、CP3、…、CPn)を第2の組(FUZZ
    Y2)のファジー規則によって計算する段階をさらに含
    み、 前記第2の組(FUZZY2)のファジー規則が、前記
    動作区域(Z1、Z2、Z3)の範囲についての特定の
    統計情報から処理されることを特徴とする請求項1記載
    の物理信号の間接測定方法。
  3. 【請求項3】 前記チェックポイントのうちの前記次の
    もの(CP2、CP3、…、CPn)は、 前記スタートの基準点(CP1)が前記第1の動作区域
    (Z1)内にある場合には、前記第2の動作区域(Z
    2)に達するように、または前記スタートの基準点(C
    P1)が前記第2の動作区域(Z2)内にある場合に
    は、前記第3の動作区域(Z3)に達するようにのどち
    らかに計算されることを特徴とする請求項2記載の物理
    信号の間接測定方法。
  4. 【請求項4】 前記第2の組(FUZZY2)のファジ
    ー規則は、 Beatが偽でありかつPがLowであれば、Jump
    _CPはα1である、 Beatが偽でありかつPがNormalであれば、J
    ump_CPはα2である、 Beatが偽でありかつPがNormal_Highで
    あれば、Jump_CPはα3である、 Beatが偽でありかつPがHighであれば、Jum
    p_CPはα4である、 Beatが偽でありかつPがVery_Highであれ
    ば、Jump_CPはα5である、 Beatが真でありかつPがLowであれば、Jump
    _CPはα6である、 Beatが真でありかつPがNormalであれば、J
    ump_CPはα7である、 Beatが真でありかつPがNormal_Highで
    あれば、Jump_CPはα8である、 Beatが真でありかつPがHighであれば、Jum
    p_CPはα9である、 Beatが真でありかつPがVery_Highであれ
    ば、Jump_CPはα10である、ただし、 Beatは、前記周期的なインデックス信号の存在の確
    実性を決めるパラメータであり、前記第1の組(FUZ
    ZY1)のファジー規則を用いて、偽および真のメンバ
    ーシップ機能から得られ、 Low、Normal、Normal_High、Hi
    gh、およびVery_Highは、前記取り出された
    物理信号(G2)の値(P)の変化を複数のファジーの
    組に分割するメンバーシップ機能であり、 Jump_CPは、前記第2の組(FUZZY2)のフ
    ァジー規則に基づいて、前記スタートのチェックポイン
    ト(CP1)の後に、前記チェックポイントのうちの前
    記次のもの(CP2、CP3、・・・、CPn)を計算
    する加算値であり、 α1−α10は、前記動作区域(Z1、Z2、Z3)の
    範囲についての特定の統計情報から計算される、前記加
    算値Jump_CPに割り当てられる数値である規則を
    含むことを特徴とする請求項2記載の物理信号の間接測
    定方法。
  5. 【請求項5】 前記第1の組(FUZZY1)のファジ
    ー規則が、前記取り出された物理信号(G2)の値
    (P)の最後の2つの変化を考慮する、すなわち、 △P_prec(i)=(P(ti−2)−P(t
    i−1))/(ti−2−ti−1) △P_act(i)=(P(t)−P(ti−1))
    /(t−ti−1) ただし、 P(t)は、時間tにおける前記取り出された物理
    信号(G2)の値であり、 △P_prec(i)は、時間ti−2と時間ti−1
    の間の前記取り出された物理信号(G2)の値の変化で
    あり、 △P_act(i)は、時間ti−1と時間tの間の
    前記取り出された物理信号(G2)の変化であることを
    特徴とし、 △P_precがA−でありかつ△P_actがA+で
    あれば、Beatは真である、 △P_precがA−でありかつ△P_actがAであ
    れば、Beatは真である、 △P_precがA−でありかつ△P_actがA−で
    あれば、Beatは偽である、 △P_precがAであれば、Beatは偽である、 △P_precがA+であれば、Beatは偽である、
    ただし、 A−、A、A+は、前記取り出された物理信号(G2)
    の変化を複数の組に分割するメンバーシップ機能であ
    り、 Beatは、前記周期的なインデックス信号の存在の確
    実性を決めるパラメータであり、前記第1の組(FUZ
    ZY1)のファジー規則を用いて、偽および真のメンバ
    ーシップ機能から得られる1組のファジー規則を含むこ
    とを特徴とする請求項1記載の物理信号の間接測定方
    法。
  6. 【請求項6】 前記監視する物理信号(G1)が血圧
    であり、 前記第1(PD)および第2(PS)の有意な値が、そ
    れぞれ収縮期圧および拡張期圧の値に対応し、 前記周期的なインデックス信号が、心拍の存在または不
    在を示すことを特徴とする請求項1ないし5のいずれか
    に記載の物理信号の間接測定方法。
  7. 【請求項7】 直接方法では測定が困難であり、少なく
    とも第1(PD)および第2(PS)の有意な値を有
    し、前記有意な値(PD、PS)が監視する物理信号
    (G1)を経時的に、前記第1の有意な値(PD)より
    も下の値に対応する第1の動作区域(Z1)、前記第1
    の有意な値と第2の有意な値(PD、PS)の間の値に
    対応する第2の動作区域(Z2)、および前記第2の有
    意な値(PS)よりも上の値に対応する第3の動作区域
    (Z3)に分割し、前記第2の動作区域が、前記監視す
    る物理信号(G1)に関連する周期的なインデックス信
    号の存在に関係する唯一のものである、監視する物理信
    号(G1)の、ファジー論理規則の適用による、間接測
    定装置において、入力アクチュエータブロック(5)に
    接続された第1の入力端(3)と、出力変換器ブロック
    (7)に接続された第1の出力端(4)と、検出器ブロ
    ック(12)に接続された第2の出力端(14)を有す
    る圧縮器ブロック(2)とを含み、前記入力アクチュエ
    ータブロック(5)、出力変換器ブロック(7)および
    検出器ブロック(12)は、ファジー制御器(24)に
    接続されており、前記間接測定装置は、前記圧縮器ブロ
    ック(2)に接続され前記監視する物理信号(G1)と
    同様に作用するが前記監視する物理信号にはわずかな影
    響しか与えず前記周期的なインデックス信号に関連する
    取り出された物理信号(G2)を作成するのに効果的な
    二次排出ブロック(9)を含み、前記ファジー制御器
    (24)が前記取り出された物理信号(G2)に作用す
    ることによって前記監視する物理信号(G1)の前記第
    1および第2の有意な値(PD、PS)を測定すること
    を特徴とする物理信号の間接測定装置。
  8. 【請求項8】 前記監視する物理信号(G1)および前
    記取り出された物理信号(G2)が圧力信号であり、 前記圧縮器ブロック(2)は、膨張可能なアームバンド
    を含み、前記第1の入力端(3)および前記第1の出力
    端(4)が、そこを通じて前記アームバンドを膨らませ
    たりしぼませることができる前記アームバンドの物理的
    開口部に対応し、 前記入力アクチュエータブロック(5)は、空気をポン
    プで前記膨張可能なアームバンド内に送る装置を含み、
    前記圧縮器ブロック(2)の前記第1の入力端(3)に
    接続された出力端(6)を有し、それによって前記膨張
    可能なアームバンドの膨らみを制御し、 前記出力変換器ブロック(7)は、高速で空気を排出す
    る装置を含み、前記圧縮器ブロック(2)の前記第1の
    出力端(4)に接続された入力端(8)を有し、それに
    よって前記膨張可能なアームバンドのしぼみを制御し、 前記検出器ブロック(12)は、前記圧縮器ブロック
    (2)の前記膨張可能なアームバンドの内部の空気圧を
    感知し測定するのに効果的な電子的装置を含み、前記膨
    張可能なアームバンドの前記内部の空気圧は、前記取り
    出された物理信号(G2)の、従って、前記監視する物
    理信号(G1)の圧力の値に対応し、 前記二次排出ブロック(9)は、ほぼ一定の低速で空気
    を排出する装置を含み、前記空気の排出は、前記監視す
    る物理信号(G1)からの前記取り出された物理信号
    (G2)に対応することを特徴とする請求項7記載の物
    理信号の間接測定装置。
  9. 【請求項9】 前記二次排出ブロック(9)に含まれる
    ほぼ一定の低速で空気を排出する前記装置は、前記監視
    する物理信号(G1)の作用と比べればわずかである恒
    常的な圧力の変化で常に開である伝達を確立するピンを
    含むことを特徴とする請求項8記載の物理信号の間接測
    定装置。
  10. 【請求項10】 前記ファジー制御器(24)は、前記
    入力アクチュエータブロック(5)および前記出力変換
    器ブロック(7)に作用することによって前記膨張可能
    なアームバンドへの空気の取り入れおよびそこからの空
    気の排出を調整するのに効果的な制御器ブロック(1
    8)を含むことを特徴とする請求項8記載の物理信号の
    間接測定装置。
  11. 【請求項11】 前記ファジー制御器(24)は、第1
    の組(FUZZY1)のファジー規則に基づいて、チェ
    ックポイント(CP1、CP2、CP3、…、CPn)
    のうちの所定の1つにおいて、前記インデックス信号の
    存在または不在を感知するようになっているファジー復
    号器ブロック(22)と、第2の組(FUZZY2)の
    ファジー規則に基づいて、スタートのチェックポイント
    (CP1)から、前記周期的なインデックス信号の存在
    または不在をチェックする前記チェックポイントのうち
    の次のもの(CP2、CP3、…、CPn)を計算する
    ようになっているファジー計算ブロック(23)とをさ
    らに含み、前記ファジー復号器ブロック(22)および
    ファジー計算ブロック(23)が、前記制御器ブロック
    (18)と双方向に接続されていることを特徴とする請
    求項10記載の物理信号の間接測定装置。
  12. 【請求項12】 前記制御器ブロック(18)は、前記
    入力アクチュエータブロック(5)の第1のイネーブル
    入力端(15)に接続された第1の出力端(19)と、
    前記出力変換器ブロック(7)の第2のイネーブル入力
    (16)に接続された第2の出力端(20)と、前記検
    出器ブロック(12)の制御出力端(17)に接続され
    た入力端(21)とを有し、前記制御器ブロック(1
    8)が、前記第1および第2の出力端(19、20)に
    おいて、空気取り入れ/排出の起動/停止信号をそれぞ
    れ前記入力および出力アクチュエータブロック(5、
    7)に供給することを特徴とする請求項10記載の物理
    信号の間接測定装置。
  13. 【請求項13】 前記制御器ブロック(18)は、入力
    端(21)において、前記検出器ブロック(12)が生
    成する制御信号を受け取ることを特徴とする請求項12
    記載の物理信号の間接測定装置。
  14. 【請求項14】 前記検出器ブロック(12)に含まれ
    る前記電子的装置が圧力センサであり、 前記入力アクチュエータブロック(5)に含まれる空気
    を前記膨張可能なアームバンド内に吸入する前記装置が
    ポンプであり、 前記出力変換器ブロック(7)に含まれる高速で空気を
    排出する前記装置が弁であり、 前記二次排出ブロック(9)に含まれるほぼ一定の低速
    で空気を排出する前記装置がピンであることを特徴とす
    る請求項8記載の物理信号の間接測定装置。
  15. 【請求項15】 前記有意な物理信号(G1)は血圧で
    あり、測定動作は、血圧の読み取りを行う動脈を含む肢
    の一部を、前記圧縮器ブロック(2)における前記膨張
    可能なアームバンドによって圧縮することによって行わ
    れることを特徴とする請求項7記載の物理信号の間接測
    定装置。
  16. 【請求項16】 血圧(G1)の読み取りを行いその周
    りに膨張可能なアームバンドの一部を適切に配置した動
    脈を含む肢の一部を圧縮する段階と、 制御器ブロック(18)を経由して入力アクチュエータ
    ブロック(5)および出力変換器ブロック(7)に接続
    されたファジー制御器(24)によって前記膨張可能な
    アームバンド内への空気の取り入れおよびそこからの空
    気の排出を調整する段階とを含み、前記調整は、その入
    力で前記膨張可能なアームバンドと接続されその出力で
    前記ファジー制御器(24)と接続された検出器ブロッ
    ク(12)によって行われる読み取りに基づいて生成さ
    れるそれぞれの起動/停止信号の媒介を通じて、前記入
    力アクチュエータブロック(5)に含まれるポンプおよ
    び前記出力変換器ブロック(7)に含まれる弁に作用す
    る前記ファジー制御器(24)によって行われることを
    特徴とする請求項6記載の物理信号の間接測定方法。
  17. 【請求項17】 前記ファジー制御器(24)の動作
    を、 前記膨張可能なアームバンドを膨らませることによっ
    て、最高圧力値よりもわずかに高い制限圧力値(RF)
    が達成される、すなわち、前記第3の動作区域(Z3)
    に属する値に達するまで続けられる圧縮段階と、 制限圧力値(RF)に達したときにスタートし、前記膨
    張可能なアームバンドを徐々にしぼませて前記圧縮器ブ
    ロック(2)に接続された二次排出ブロック(9)の出
    力における前記取り出された物理信号(G2)を測定す
    ることによって前記収縮期圧および拡張期圧の値が判定
    される測定段階との2つの別個の段階で起こるようにす
    ることを特徴とする請求項16記載の物理信号の間接測
    定方法。
  18. 【請求項18】 前記圧縮段階において、前記ファジー
    制御器(24)は、前記第2の組(FUZZY2)のフ
    ァジー規則によって計算された連続するチェックポイン
    ト(CP1、CP2、CP3、…、CPn)において、
    前記第1の組(FUZZY1)のファジー規則が前記周
    期的なインデックス信号、すなわち心拍の存在または不
    在をチェックするのに必要な割り込みの適切な期間
    (T)の間、前記膨張可能なアームバンドを膨らませる
    ことを中止することを特徴とする請求項17記載の物理
    信号の間接測定方法。
  19. 【請求項19】 前記測定段階において、前記ファジー
    制御器(24)は、−前記第1の規則の組(FUZZY
    1)を実施し前記周期的なインデックス信号、すなわち
    心拍の存在または不在を信号で伝えるようになってお
    り、第1の心拍が検出されると、制御器ブロック(1
    8)内に、収縮期圧の前記第2の有意な値(PS)に対
    応する第1の圧力の読み取りを記録するようになってい
    る、第1のプロセッサを動作し、 −前記出力変換器ブロック(7)内の前記弁を制御して
    開き、前記第2の組(FUZZY2)のファジー規則に
    基づいて計算された連続するチェックポイント(CP
    1、CP2、CP3、…、CPn)において、前記第1
    の規則の組(FUZZY1)によって検出されるそれぞ
    れの脈拍について、対応する圧力の読み取りを記録し、 −ある心拍を次の心拍から分割する最大時間間隔に対応
    する時間Tbの後に心拍が検出されない場合には、最後
    に記録された圧力の読み取りを拡張期圧の前記第1の有
    意な値(PD)の値であると考えるように動作すること
    を特徴とする請求項18記載の物理信号の間接測定方
    法。
  20. 【請求項20】 前記測定段階の後、前記ファジー制御
    器(24)は前記入力アクチュエータブロック(5)内
    の前記ポンプを開いて、前記膨張可能なアームバンドを
    完全にしぼませることを特徴とする請求項17記載の物
    理信号の間接測定方法。
  21. 【請求項21】 前記測定段階において、前記ファジー
    制御器(24)は、前記膨張可能なアームバンドをしぼ
    ませる段階について、前記アームバンドをしぼませる段
    階において取得した過去の経験に基づいて、前記出力変
    換器ブロック(7)における前記弁の開口の量を調整
    し、それによってしぼませる段階をより高速にすること
    を特徴とする請求項17記載の物理信号の間接測定方
    法。
  22. 【請求項22】 前記第1の心拍が検出されると、前記
    ファジー制御器(24)はタイマを起動して、心拍数を
    測定することを特徴とする請求項18記載の物理信号の
    間接測定方法。
  23. 【請求項23】 前記ファジー制御器(24)によって
    起動される前記タイマはある数の心拍の後にロックさ
    れ、心拍数の値がいくつかの読み取りの相加平均として
    得られることを特徴とする請求項22記載の物理信号の
    間接測定方法。
  24. 【請求項24】 請求項16ないし23のいずれかに記
    載の間接測定方法を実施することを特徴とする血圧およ
    び/または心拍数を測定する装置。
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