JPH11261716A - テレコントロール装置 - Google Patents

テレコントロール装置

Info

Publication number
JPH11261716A
JPH11261716A JP5924298A JP5924298A JPH11261716A JP H11261716 A JPH11261716 A JP H11261716A JP 5924298 A JP5924298 A JP 5924298A JP 5924298 A JP5924298 A JP 5924298A JP H11261716 A JPH11261716 A JP H11261716A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
telephone
signal
teleconverter
time
power source
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP5924298A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3863991B2 (ja
Inventor
Tsuneo Suzuki
恒男 鈴木
Atsushi Kakiuchi
敦史 柿内
Hirokuni Ikeda
裕邦 池田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
Priority to JP05924298A priority Critical patent/JP3863991B2/ja
Publication of JPH11261716A publication Critical patent/JPH11261716A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3863991B2 publication Critical patent/JP3863991B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Interconnected Communication Systems, Intercoms, And Interphones (AREA)
  • Telephonic Communication Services (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 電源として電池の使用を可能とした安価な製
品とし、使用のたびに正常に動作するか否かの確認がで
きるテレコントロール装置を提供する。 【解決手段】 自動着信部12と、信号判別部11と、
判別結果に基づき家庭内機器を制御すべく信号を送信す
るテレコントロール装置において、電源スイッチ34を
備え、該電源スイッチ34をONすると、前記被制御の
家庭内機器1にテスト信号を送信する構成としたもので
ある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電話を介して家庭
内機器を制御するテレコントロール装置(以下、テレコ
ンという)に関するものである。
【0002】
【従来の技術】テレコンは、使用者が外出時、公衆電話
機等から宅内の装置を呼び出し、所定のコードを入力し
て家庭内機器を制御するものであり、在宅中はあまり使
用しないものである。また、本人は外出していても、家
人の誰かが在宅中であれば、外出先から電話で家人に連
絡し、家庭内機器を制御してもらえるから、本当にテレ
コンの必要な時間は以外と短いものである。
【0003】また、テレコンの電源として、商用電源か
ら低電圧に落として、直流電源とすることもできるが、
電源トランス等少々コストがかかり、その分テレコンの
価格が上がり、需要者の購買意欲をそぐことになってい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】そこで、使用時間が短
いことに、着目して電池電源として、電源のコストをひ
いては製品単価を安価なものにしたい。また、使用しな
いときの待機時電力の削減を図り、電池でも、長期間使
用できるようにしたい。そして、電池電源等は特にそう
であるが、万一電源電圧が基準値以下であればテレコン
動作が正常に機能せず困ったことになる。
【0005】そしてまた、テレコンが赤外線信号を送信
して家庭内機器を制御するものである場合、万一赤外線
が届きにくい位置にテレコンが置き変わっていたりする
と、テレコンが動作しても、その対象となる家庭内機器
の制御が不能となる。さらに、電源異常の場合以外であ
っても万一テレコンが正常に動作しなければ困ったこと
になる。
【0006】本発明のテレコントロール装置は上記従来
の課題を解決することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明のテレコンは上記
課題を解決するために、電話機からの呼び出しに自動的
に着信する自動着信部と、前記電話機よりの信号を判別
する判別部と、前記判別部の判別結果に基づき家庭内機
器を制御すべく信号を送信するテレコンにおいて、テレ
コンに電源スイッチを備え、該電源スイッチをONする
と、前記被制御の家庭内機器にテスト信号を送信する構
成としたものである。
【0008】また、電源が正常か否かの判断手段、表示
手段を備え、前記電源スイッチをONすると、電源が正
常か否かを表示する構成としたものである。
【0009】そして、電話機からの呼び出しの自動着信
時と電話機よりの信号判別結果に基づき家庭内機器を制
御すべく送信する信号送信時とを区別して表示する構成
としたものである。
【0010】さらに、テレコンは赤外線信号を送信して
家庭内機器を制御するワイヤレスリモートコントロール
装置(以下、リモコンという)としたものである。
【0011】本発明によれば、テレコンに電源スイッチ
を備え、テレコンを使用するときのみ、メインとなる電
源を使用するため省エネとなる。このため電池でも、長
期間使用できるようになり、商用電源から電源トランス
等で低電圧に落として、直流電源とすることも不要とな
り、その分テレコンの価格を下げ、需要者の購買意欲を
喚起できる。
【0012】また、電源スイッチをONすると、前記被
制御の家庭内機器にテスト信号を送信する構成としたも
のであるから、テレコンから送信したテスト信号に対し
て、家庭内機器が正常に制御されるかが、その都度確認
できる。
【0013】すなわち、テレコンが正常に動作し、テス
ト信号を送信したか、テレコンの送信信号が家庭内機器
を正常に制御したか、例えば、家庭内機器の電源スイッ
チがOFFになっていて、如何に正常な信号を送信して
も、家庭内機器がその信号を受信不能あるいは故障して
いないか、テレコンが赤外線信号を送信して家庭内機器
を制御するものである場合、送信された赤外線が家庭内
機器に正常に届いたか、テレコン設置位置は大丈夫か
(いつの間にか設置位置、向きが変えられていて赤外線
信号が家庭内機器に正常に届かないことはないか)、赤
外線信号を遮断する邪魔物がないか、などである。
【0014】また、テレコン自身の電源が正常か否かの
判断手段、表示手段を備えているから、例えば、電池電
源が正常か確認できる。商用電源から低電圧に落とし
て、直流電源としていればほとんど問題はないが、電池
電源の場合は放電容量があり、まだ使用できるか常に確
認が必要であるからであり、使用の都度、電源スイッチ
ONにて確認でき、便利である。なお、この電源が正常
かの表示は電源スイッチON後の一時的に表示すればよ
い。
【0015】そして、電話機からの呼び出しの自動着信
時と電話機よりの信号判別結果に基づき家庭内機器を制
御すべく送信する信号送信時とを区別して表示する構成
としたものであるから、外出先からテレコンを使用中
に、在宅の家人が電話機の使用を控えることができた
り、また、テレコンの故障診断などに利用できる。
【0016】そしてまた、通常、家庭内機器は赤外線信
号を送信して制御するリモコンを備えているから、テレ
コンも赤外線信号を送信して家庭内機器を制御するリモ
コンとすれば、赤外線信号受信部がそのまま活用できて
便利であり、さらにテレコンが家庭内機器を制御する赤
外線信号はリモコンがその家庭内機器を制御する赤外線
信号と同じ信号を送信するようにしておけば、赤外線信
号受信側の家庭内機器は信号の種類が減る。
【0017】このため電源スイッチをテレコンに備え、
外出して使用するときのみ電源ONとし、かつ電話機に
て呼び出されるまでの待機時間はテレコンの制御に使用
している必要最小限電力、例えば、スリーピングモード
にしたマイコンチップにのみ電力を供給し、普通の電力
は供給を停止しておく。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明のテレコントロール
装置の実施の形態について、赤外線リモコンと同じ信号
をテレコンからも送信し、制御される家庭内機器として
は空気調和機に実施した場合について説明する。
【0019】図1は本発明のテレコンの実施の形態に係
る空気調和機、リモコン、電話機、テレコン等の関係を
示している。空気調和機1は通常、赤外線で指令信号を
送信するリモコン2で操作される。テレコン3はリモコ
ン2の置台の機能も兼ねていて、リモコン3と同じ赤外
線信号を、建物外にある他の電話機4の操作により、送
信して空気調和機1を制御する。建物外にある他の電話
機4は電話会社の交換機等電話回線5及び建物内の電話
端子に2股のモジュラーコネクタ6を介して、一方のモ
ジュラーコード7は電話機9に、他方のモジュラーコー
ド8はテレコン3にそれぞれ接続されている。
【0020】図2は本発明のテレコンの実施の形態を示
す外形図であり、図2(a)は上面図、図2(b)は側
面図、図2(c)は底面図、図2(d)は側面図であ
り、それぞれが3角図法で記載されている。
【0021】図2において、モジュラソケット31に接
続されたモジュラーコード8から、電話会社の交換機等
電話回線5を経由して建物外にある他の電話機4と接続
されている。テレコン3には登録スイッチ32、電源ス
イッチ34、樹脂カバー38内部には電源が正常か否か
や、自動着信時と信号送信時とを区別した表示に使用す
る可視光発光ダイオードLED35、36、リモコン2
と同じ信号を送信し空気調和機を制御する、複数個から
なる赤外発光ダイオード37を備えている。
【0022】樹脂カバー38は赤外発光ダイオード37
の赤外光のうち特定周波数帯のみ通過させるフィルター
である。周囲の音を取り込むマイクロフォンを内部に備
えているため、底面部と樹脂カバー部38には空気穴2
9、39もある。なお、電源スイッチ34はプッシュロ
ックタイプで、押釦を押した状態のONか、押釦が上に
飛び出ている状態のOFFかは目視確認できる。
【0023】33はリモコン23をテレコン3の上に置
いたとき、特に、壁などにテレコン3を垂直に設置した
場合に、テレコン3が落ちないようにするための突起で
あり、突起33を横に倒すことで、引っ込めることもで
きる。なお、図示していないが、底面にはテレコン3を
壁などに垂直に設置するための引っかけ穴も設けてい
る。
【0024】送信用の赤外発光ダイオード37は垂直方
向に1個、垂直から45°傾けて、水平角50°毎に5
個の計6個からなり、赤外発光ダイオードの指向角半値
幅は25°のものである。このため、赤外発光ダイオー
ドの信号送信エリアの垂直エリアは垂直より25°及び
垂直より逆方向に70°の計95°であり、水平エリア
は250°である。そして、その到達距離は7m以上で
ある。
【0025】図3は本発明のテレコンの実施の形態を示
す制御回路の要部ブロック図である。
【0026】最初にテレコン3への暗証番号の登録と呼
出音回数の設定または変更について説明する。
【0027】まず、テレコンの誤動作やイタズラ防止の
ため、0〜9の数字4桁による暗証番号を設ける。同じ
電話回線に留守番電話などが接続されている場合、違う
暗証番号にする。
【0028】そして、建物外にある他の電話機4から自
宅に電話をかけてテレコン3を動作させるまでに呼出ベ
ルを何回鳴らすかの設定を行う。この際、同じ電話回線
に留守番電話などが接続されている場合、留守番電話の
設定より大きい数に設定する。これは、留守番電話をテ
レコン3より優先させるためである。
【0029】そして、まず、所定のモジュラーコード8
などの接続後、テレコン3の電源スイッチ34をON
し、次に、電話機9にて177(天気予報)へダイヤル
する(電話機のダイヤルボタンを利用してテレコン3の
設定を行う準備であり、177に意味はない。)。そし
て、電話機9にてトーン信号に切り替える。なお、電話
機9がプッシュフォンの場合は、トーン信号になってい
るから切替は不要である。
【0030】次に、テレコン3の登録スイッチ32を押
す。この時、LED表示部16のLED35が点灯す
る。そして、電話機9にて「*釦」を押した後に暗証番
号4桁と「*釦」、更に呼出音回数設定用の数字2桁の
計6桁を続けてダイヤルする。なお、「*釦」とは電話
機にて「*」マークを90度回転させた形のマークで表
示されているものである。ここではこの正式なマークの
記載が難しいので、「*」マークで代用する。
【0031】そして、受話器から“ピポッ”と確認音が
鳴り、テレコン3のLED35が消灯し、暗証番号登録
と呼出音回数設定が完了したことを報知する。例えば、
暗証番号が5555で呼出音回数が8回を設定したいな
ら*5555*08とダイヤルする。なお、テレコン3
の出荷時には暗証番号は1234、呼出音回数は7回で
設定してある。
【0032】また、暗証番号と呼出音回数は一度設定す
ると、テレコン3の電源スイッチ34をOFFにした
り、電池を抜き取ったりしてもその記憶が消えないよう
にEEPROM19に記憶させてある。なお、暗証番号
の登録変更や、呼出音回数の設定変更は、上記の新規設
定と同じ操作で可能である。
【0033】そして、電話機9の電話を切る。また、テ
レコン3を使用しない場合は、その電源スイッチ34を
OFFとする。
【0034】さらに、同じ電話回線に留守番電話機9な
どが接続セットされている場合でも、呼出音回数の設定
を留守番電話機9の方をテレコン3より小さい数にセッ
トしておくことで、留守番電話機9が先に着信し、留守
番電話機9とテレコン3が同じ電話回線で使用できる。
【0035】次に、電源が正常か否かの確認について説
明すると、入力部15の電源スイッチ34がONする
と、電源電圧検出回路14にて読み取った電源電圧をマ
イコン11に取り込み、電源電圧がDC5.4Vを越え
ていれば、電源電圧は正常と判断し、LED表示部16
のLED35が5秒間点灯する。
【0036】なお、テレコン3としてはDC4.4V〜
6.8Vの電源電圧で動作するが、もし電源の電圧が5.
4V以下に下がっていたら、マイコン11は電源異常と
判断し、テレコン機能を停止させ、LED35を5秒間
点滅させ表示する。もちろん、電池が完全に消耗してい
る場合等にはLED35は全く点灯しないし、テレコン
3も動作しない。
【0037】さらに、電源電圧が正常であれば、続いて
EEPROM19から暗証番号と呼出音設定回数をマイ
コン11に読み込む。このとき先に設定して登録してあ
るはずの暗証番号と呼出音設定回数が消滅しているなど
のEEPROMエラーのときも、LED表示部16のL
ED35が10秒間点灯し報知する。
【0038】なお、電源電圧のチェック、EEPROM
19のチェックは瞬時で完了するから、マイコン11の
指令に基づき、赤外線発光部17の赤外発光ダイオード
37よりテスト用のテレコン信号を送信する。本発明の
実施の形態では空気調和機1の運転停止を指令する信号
を送信する。電源電圧チェックの結果は時間をかけて表
示しているのである。
【0039】また、電源スイッチON時以外でも、建物
外にある他の電話機4からのテレコン操作により、回線
接続直後及びその後2分毎に、電源電圧をチェックし、
DC5.0V以下になれば、マイコン11は電源電圧異
常と判断し、マイコン11の確認(拒絶)音発生部で“ブ
ー、ブー、ブー、・・・”の警告音を作成し、建物外に
ある他の電話機4の受話器を通して警告すると共に、マ
イコン11の指令により1分後に電話回線を切る。不確
実なテレコン操作を防止するためである。したがって
“ブー、ブー、ブー、・・・”音が聞こえたら急いでテ
レコン操作を終わらせる必要がある。
【0040】なお、電池を取り換えるなど、電源が投入
されたときには、リセット回路21により、マイコン1
1はリセットされる。それでもさらに電池交換時にはリ
セットスイッチ30を押し、リセットするように薦め、
念押ししている。
【0041】また、マイコン11を動作させる発振部1
8には周波数4.19メガヘルツの発振子Aと、周波数
32.768キロヘルツの発振子Bとの2つの発振子を
用意し、マイコン11内でそれぞれの発振回路を構成し
ている。通常は2つの発振回路共使用しているが、電源
スイッチ34をOFFしたとき及び電源スイッチ34が
ONされていても、テレコン3が電話受信待ちの間は周
波数32.768キロヘルツの発振子Bの発振回路のみ
動作させるスリーピングモードにしている。
【0042】一般にマイコン11は発振回路部分での電
力消費が大きく、かつ発振周波数が大きいとその電力消
費も大きくなる。発振子Aと発振子Bとで2つの発振回
路を動作させている通常の場合の消費電流がミリアンペ
アオーダーであるのに対して、発振子Bの発振回路のみ
動作させるスリーピングモードでは周波数が低いため、
マイコン11の動作が遅く、マイクロアンペアオーダー
の微小な電流しか消費しない。
【0043】このようにして、電力使用を削減すること
により、電池電源での使用を可能にし、安価なテレコン
3の提供ができるものである。なお、本発明の実施の形
態では電源スイッチOFF時でも、マイコンはスリーピ
ングモードにして微小電力を消費しているが、使用しな
いときには電源スイッチにて完全に電源をOFFとして
もよい。また、本発明の実施の形態では電池電源として
いるが、商用電源からトランスなどで低電圧とし、整流
した直流電源としてもよいことはいうまでもない。
【0044】次に、テレコン3の据え付け位置設定につ
いて説明する。
【0045】まず、先に述べた送信用の赤外発光ダイオ
ード37の信号送信エリアを参考にして、壁掛けや卓上
などテレコン3の位置と向きを仮決定する。もちろん、
テレコン3と空気調和機1の赤外線信号受光部との間に
障害物がないことを確認して、その位置で電源スイッチ
34をONする(事前にテレコン3には直列に乾電池4
個を入れておく。)。
【0046】そして、電源スイッチ34をONすると、
テレコン3よりテスト用の空気調和機制御信号(以下テ
レコン信号という)を送信する。この実施の形態ではテ
スト用として空気調和機1の運転停止を指令する信号を
送信する。そして、空気調和機1がテレコン信号を受信
すると、リモコン信号受信時と同じく、ピッとかブッと
かの信号受信音を発するので、また、空気調和機1が運
転中であったならその運転が停止することで、無事テレ
コン信号が機能したことが判断できる。この場合、テレ
コン3の位置や向きを変えてこの動作を何回か繰り返す
ことによって、最適な据え付け位置を決定する。
【0047】次に空気調和機1を、建物外にある他の電
話機4から自宅に電話をかけてテレコン3を動作させ、
操作する方法について説明する。
【0048】まず、外出する前にテレコン3の電源スイ
ッチ34をONにしておく。
【0049】そして、トーン信号の出せる、建物外の電
話機4からテレコン3を接続した電話番号へダイヤルす
ると、電話回線5を介して、テレコン3は呼出表示とし
てLED表示部16のLED36が1秒ON(点灯)2
秒OFF(消灯)の点滅表示する。この際、建物外の電
話機4にてトーン信号に切り替える。ただし、外の電話
機4がプッシュフォンの場合は最初からトーン信号にな
っているから切替は不要である。
【0050】そして、呼出音が設定した回数に達した
後、自動着信部12にて、テレコン3に回線が接続さ
れ、マイコン11にある確認(拒絶)音発生部で“ピポ
ッ”という接続確認音を作成し、この接続確認音を建物
外の電話機4の受話器から聞くことでテレコン3に回線
が接続されたことを確認する。その後、テレコン3はト
ーン信号検出部13にて、トーン信号を検出する。
【0051】次に、外の電話機4にて「*釦」に続き暗
証番号4桁と「*釦」を押してダイヤルすると、トーン
信号検出部13を介して、マイコン11は暗証番号が先
に登録しているものと合致するか否か判断し、合致した
ときは、確認(拒絶)音発生部で“ピポッ”という確認
音を作成し、建物外の電話機4の受話器から聞くことで
確認する。
【0052】このとき、最初に押した「*釦」は、上記
のトーン信号に切替のための操作で押す「*釦」とダブ
ル可能性があるため、「*釦」を続けて2回ダイヤルし
ても1回と同じ操作がされたものとマイコン11は理解
する。ここでマイクロフォンを備えたマイク回路20が
ONとなり、集音するため、マイクロフォンによって、
テレコン3周囲の音がモニターできるようになる。
【0053】もし、暗証番号が合致しないときは、受話
器から“ブー”という拒絶音が聞こえる。この場合は、
再度「*釦」を押した後に暗証番号4桁と「*釦」を押
してダイヤルする。暗証番号が合致すると上記のように
受け付けるが、3回暗証番号が合致しないときは受話器
から“ブー”という拒絶音が聞こえた後、マイコン11
の指令により電話回線の接続を切ってしまう。
【0054】続けて、空気調和機1に操作指令するため
の操作番号2桁と「*釦」を押して外の電話機4にてダ
イヤルすると、マイコン11は操作番号を判別し、操作
番号が所定の番号であれば、確認音発生部23で“ピポ
ッ”という確認音を発し、この確認音を建物外の電話機
4の受話器から聞くことでテレコン3が指令を受け取っ
たことを報知確認する。
【0055】このとき、マイコン11が赤外線発光部1
7を駆動し、赤外発光ダイオード37から、空気調和機
1を制御すべくリモコン信号と同じ所定の赤外線である
テレコン信号22を空気調和機1に向けて送信する。空
気調和機1がその指令信号を受信すると、空気調和機1
は“ピッ”とか“ブッ”とかの受信確認音を発する。し
たがって、マイクロフォンを備えたマイク回路20が集
音するため、この受信確認音がモニターされ、受話器か
らこの確認音を聞くことができ、場合によっては、空気
調和機1の運転などに伴う音を聞くことができ、操作指
令が受理されたことを確認できる。また、テレコン信号
送信と同期してLED表示部16のLED35が点滅表
示し、送信表示を行う。
【0056】空気調和機1に操作指令するための操作番
号として本発明の実施の形態では、「運転停止」を指令
したいときは、「操作番号00」、「自動運転ON(加
湿、換気ON)」を指令したいときは、「操作番号0
1」、「加湿ON(加湿単独運転)」を指令したいとき
は、「操作番号02」、「換気ON(換気単独運転)」
を指令したいときは「操作番号03」としている。
【0057】もし、上記操作番号以外の2桁数字をダイ
ヤルすれば、マイコン11の指令により、“ブー”とい
う拒絶音が受話器から聞こえる。この場合も、再度「*
釦」に続き操作番号2桁と「*釦」を押して外の電話機
4にてダイヤルする。この操作は何回でも繰り返せる
が、最後の操作後1分以上経過したり、電話回線が接続
後10分経過すると、マイコン11の指令により電話回
線を切ってしまう。
【0058】なお、トーン信号入力が1分間又は30秒
なかった場合には、マイコン11の指令により電話回線
を切ってしまうが、この1分間又は30秒の選択はマイ
コン11の入力端子がジャンパー線でLow(GND)
に接続されているか否かで選択できる。
【0059】そして、外の電話機4の電話を切る。
【0060】なお、テレコン3の電源スイッチ34がO
FF状態、電池切れ、電池未挿入等の場合はテレコン3
は動作せず、外からの電話機4よりの呼出音が設定回数
に達しても回線の接続はしない。
【0061】次に、テレコン3で制御する空気調和機1
がテレコン3の赤外発光ダイオード37の信号到達範囲
内に複数個あって、そのうちの特定品のみをテレコン制
御したい場合、販売する特定機種の空気調和機にのみ反
応するテレコン3としたいときなどについて説明する。
【0062】空気調和機のリモコン信号(赤外線信号)
が同一であれば、上記と同じですべての空気調和機に反
応してしまい、区別できない。そこでリモコンの場合
は、リモコンの送信機側のマイコンの入力端子にジャン
パー線を付けてLow(GND)に接続しているか否か
で区別し、異なった赤外線信号のリモコン信号とし、受
信側の空気調和機でも、マイコンの入力端子にジャンパ
ー線を付けてLow(GND)に接続しているか否か
で、どの信号に反応すべきか区別している。本発明の実
施の形態のテレコン3もこれと同じことで区別できるよ
うにしている。
【0063】なお、本発明は上記実施の形態に限定され
るものではない。
【0064】
【発明の効果】本発明のテレコンは電源スイッチを備
え、テレコンを使用するときのみ、メインとなる電源を
使用するため省エネとなる。このため電池でも、長期間
使用できるようになり、商用電源から電源トランス等で
低電圧に落として、直流電源とすることも不要となり、
その分テレコンの価格を下げ、需要者の購買意欲を喚起
できる。
【0065】また、電源スイッチをONすると、前記被
制御の家庭内機器にテスト信号を送信する構成としたも
のであるから、テレコンから送信したテスト信号に対し
て、家庭内機器が正常に制御されるかが、その都度確認
できる。
【0066】すなわち、テレコンが正常に動作し、家庭
内機器を正常に制御したか、例えば家庭内機器の電源ス
イッチがOFFになっていたり、送信された赤外線が家
庭内機器に正常に届いたか、などが電源スイッチのON
のたびすなわち使用のたびに確認できる。赤外線信号を
送信するので、万一遮蔽物があったり、テレコンの設置
が赤外線の到達しにくい位置になっていれば大変である
が、電源スイッチのONのたびに確認できる。またテレ
コン自身の電源が正常か否かの判断手段、表示手段を備
えているから、例えば電池電源が正常か確認できる。
【0067】そして、電話機からの呼び出しの自動着信
時と電話機よりの信号判別結果に基づき家庭内機器を制
御すべく送信する信号送信時とを区別して表示する構成
としたものであるから、外出先からテレコンを使用中
に、在宅の家人が電話機の使用を控えることができた
り、またテレコンの故障診断などに利用できる。
【0068】さらに、赤外線信号を送信するリモコン同
様、赤外線信号を送信して家庭内機器を制御するから、
リモコンの赤外線信号受信部がそのまま活用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のテレコントロール装置の実施の形態を
示す空気調和機、ワイヤレスリモコン、電話機、テレコ
ントロール装置等の関係の説明図である。
【図2】本発明のテレコントロール装置の実施の形態を
示す外形図面である。
【図3】本発明のテレコントロール装置の実施の形態を
示す要部ブロック図である。
【符号の説明】
1 空気調和機(被制御家庭内機器) 3 テレコン 4 建物外にある他の電話機 5 電話回線 6 モジュラーコネクタ 9 電話機 11 マイコン 34 電源スイッチ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電話機からの呼び出しに自動的に着信す
    る自動着信部と、前記電話機よりの信号を判別する判別
    部と、前記判別部の判別結果に基づき家庭内機器を制御
    すべく信号を送信するテレコントロール装置において、
    テレコントロール装置に電源スイッチを備え、該電源ス
    イッチをONすると、前記被制御の家庭内機器にテスト
    信号を送信する構成としたことを特徴とするテレコント
    ロール装置。
  2. 【請求項2】 前記電源スイッチをONすると、判断手
    段にて電源が正常か否かを判断し、表示手段にて電源が
    正常か否かを表示する構成としたことを特徴とする請求
    項1記載のテレコントロール装置。
  3. 【請求項3】 前記電話機からの呼び出しの自動着信時
    と、電話機よりの信号判別結果に基づき家庭内機器を制
    御すべく送信する信号送信時とを区別して表示する構成
    としたことを特徴とする請求項2記載のテレコントロー
    ル装置。
  4. 【請求項4】 前記家庭内機器を赤外線信号を送信して
    制御するワイヤレスリモートコントロール装置であるこ
    とを特徴とする請求項1乃至請求項3記載のいずれか一
    つのテレコントロール装置。
JP05924298A 1998-03-11 1998-03-11 テレコントロール装置 Expired - Lifetime JP3863991B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP05924298A JP3863991B2 (ja) 1998-03-11 1998-03-11 テレコントロール装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP05924298A JP3863991B2 (ja) 1998-03-11 1998-03-11 テレコントロール装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH11261716A true JPH11261716A (ja) 1999-09-24
JP3863991B2 JP3863991B2 (ja) 2006-12-27

Family

ID=13107737

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP05924298A Expired - Lifetime JP3863991B2 (ja) 1998-03-11 1998-03-11 テレコントロール装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3863991B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011082322A (ja) * 2009-10-07 2011-04-21 Mitsubishi Electric Corp Led基板実装用スペーサーおよびこのスペーサーを備えた空気調和機

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011082322A (ja) * 2009-10-07 2011-04-21 Mitsubishi Electric Corp Led基板実装用スペーサーおよびこのスペーサーを備えた空気調和機

Also Published As

Publication number Publication date
JP3863991B2 (ja) 2006-12-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7397360B2 (en) Remote spa monitor
US5318224A (en) Method and apparatus for heating and cooling control
KR100328896B1 (ko) 복수의 전기 기기를 관리하기 위한 기기 집중 관리 시스템
US5680445A (en) Condition responsive indicating system for interactively indicating status of a plurality of electrical appliances
US6617972B2 (en) Table tap and monitor system using table tap
KR20020034855A (ko) 조명 장치, 조명 제어 시스템 및 가전 용품
EP0920210A1 (en) Remote monitoring and security system and method
US5774528A (en) Condition responsive indicating system for interactively indicating status of a plurality of electrical appliances
US20030090362A1 (en) Remote controller with energy saving
JP3863991B2 (ja) テレコントロール装置
JP2000184080A (ja) テレコントロール装置
JP2000030163A (ja) 電流センサユニット
US6044149A (en) Device for detecting DTMF tones
JPS6141261A (ja) 機器モニタ装置
JPH0662134A (ja) センサ電話機
JPS62204695A (ja) 遠隔制御装置
US6389122B1 (en) Method and system for controlling and switching power source associated with electrical devices
JPH0828902B2 (ja) 電話システム
US20040196967A1 (en) Remotely activated switch
KR101060470B1 (ko) 유무선 원격제어 전화장치
JP3424065B2 (ja) テレコンユニット
JP2001245364A (ja) 通信装置
KR200306156Y1 (ko) 방범 전화 시스템
JP2000224324A (ja) 無線式端末網制御装置
JPH0530228A (ja) テレコントロールシステム

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Effective date: 20040302

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20040331

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20040421

A911 Transfer of reconsideration by examiner before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20040427

A912 Removal of reconsideration by examiner before appeal (zenchi)

Effective date: 20041119

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060605

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Effective date: 20061002

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

R150 Certificate of patent (=grant) or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 3

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091006

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101006

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 5

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111006

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121006

Year of fee payment: 6