JPH11261639A - 受動光ネットワーク装置 - Google Patents

受動光ネットワーク装置

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JPH11261639A
JPH11261639A JP10062542A JP6254298A JPH11261639A JP H11261639 A JPH11261639 A JP H11261639A JP 10062542 A JP10062542 A JP 10062542A JP 6254298 A JP6254298 A JP 6254298A JP H11261639 A JPH11261639 A JP H11261639A
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JP
Japan
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transmission permission
unit
subscriber
permission signal
packet
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Application number
JP10062542A
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English (en)
Inventor
Kazuyuki Tajima
一幸 田島
Masatake Miyabe
正剛 宮部
Masamichi Ryu
正道 笠
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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  • Monitoring And Testing Of Exchanges (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】監視/制御パケットを用いて加入者装置−局装
置間のメンテナンスを行う受動光ネットワーク装置に関
し、局装置から加入者装置方向に故障があったのか、逆
に加入者装置から局装置方向に故障があったのかを切り
分けることができるようにすることを目的とする。 【解決手段】送出許可に対して局装置1と加入者装置2
でビット誤りを検出できるような同一の所定演算を行
い、加入者装置2での演算結果を局装置1に送信させ、
期待されるタイムスロットにパケットを検出できなかっ
た場合に、両者を比較することで下り方向に伝送した送
出許可信号が正しく受信できなかったのか、送出許可信
号は正しく受信できたが、加入者装置1内の故障等によ
りパケットを送出できなかったのかを識別する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は受動光ネットワーク
装置に関し、特に監視/制御パケットを用いて加入者装
置−局装置間のメンテナンスを行う受動光ネットワーク
装置に関するものである。
【0002】近年、新しい加入者系ネットワークとして
特に広帯域の受動光ネットワーク装置の開発が進められ
ているが、このような広帯域の装置では通信切断時の影
響が大きいので、そのメンテナンス対策が求められてい
る。
【0003】
【従来の技術】従来の受動光ネットワーク装置として
は、図17に示すような構成例が知られている。まず、
局装置1においては、監視/制御パケット送出許可発生
部11で発生された監視/制御パケット送出許可信号1
01と、データパケット送出許可発生部12で発生され
たデータパケット送出許可信号102とが多重部13で
多重され、この多重部13の出力信号と局装置1で発生
したデータパケットとが多重部14で多重された後、送
信処理部15から加入者装置2へ送られる。
【0004】加入者装置2においては、受信処理部21
が、受信パケットに基づき自局に対する送出許可信号位
置指定信号を生成し、この送出許可信号位置指定信号と
ともに監視/制御パケット及びデータパケット送出許可
信号を送出許可信号分離部22に転送する。送出許可信
号分離部22では監視/制御パケット送出許可信号11
1とデータパケット送出許可信号112とデータパケッ
トとを分離し、監視/制御パケット送出許可信号111
を監視/制御パケット生成部23へ送り、データパケッ
ト送出許可信号112をデータパケット送出許可制御部
26へ送る。
【0005】データパケット送出許可制御部26ではデ
ータパケット送出許可信号112に基づきFIFO27
を制御して加入者装置2で発生したデータパケットの送
出許可を与える。FIFO27から出力されたデータパ
ケットは、監視/制御パケット生成部23が監視/制御
パケット送出許可信号111に基づいて生成した監視/
制御パケットと多重部28において多重された後、送信
処理部29から局装置1へ送出される。
【0006】局装置1では、受信処理部18でデータパ
ケットを自局内に取り込むが、このタイミングを、多重
部13で多重された監視/制御パケット送出許可信号及
びデータパケット送出許可信号に基づいてタイミング調
整部17が調整して生成している。
【0007】このような受動光ネットワーク装置では、
局装置1から加入者装置2への方向においてはTDM方
式が採用されているが、加入者装置2から局装置1への
方向ではTDMA方式を採用しているため、局装置1が
タイムスロット毎にデータパケットを送出してよい加入
者装置2を指定する。
【0008】このとき、受信処理部18においては、指
定したタイムスロットに当該加入者装置からのデータパ
ケットが検出されない場合がある。その原因としては、
局装置1から加入者装置2の方向に伝送したタイムス
ロットを指定する指示が加入者装置2で正しく受信でき
ず、そのために加入者装置2がデータパケットを出さな
かった場合と、加入者装置2が電源電圧の瞬時低下な
どの原因でたまたまデータパケットを送出できなかった
場合とが考えられる。
【0009】そこで、このような障害時には、一度加入
者装置の動作を停止させ、再起動を行うことで対応して
いた。つまり故障原因の特定はせず、何度か再起動を行
って、起動しなければ加入者装置、または加入者装置内
の部品を交換する方法で対処していた。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】このような対処方法は
上記の原因,が加入者装置側に存在すると見做して
いるからであり、そのため、どこが悪いかわからないま
ま、保守のために加入者宅まで保守者が出掛けて行く必
要があった。
【0011】また、上記の原因,だけに限らず、局
装置からの光出力が低下したり、不安定であったりする
ことがあり得る。局装置から加入者宅までの距離が近け
れば、多少光出力が低下しても影響はないが、距離が遠
い場合には加入者装置が受信時に誤りを起こし、正しく
タイムスロットの指定を受信できず、加入者装置はパケ
ットを送出しない。
【0012】受動光ネットワーク装置では、一つの局装
置に加入者宅までの距離が異なる複数の加入者装置が接
続されるため、一つの加入者装置からのパケットが戻っ
て来ないからといって、加入者装置が常に悪いとは限ら
ず、この場合は局装置の方の故障なのである。
【0013】したがって、従来の対処方法では、加入者
装置の方を交換するが、障害状態にあるのは局装置の場
合もあるので、この場合の故障からは復旧できず、さら
に原因調査の手を広げなければ対処できない、という問
題点が発生してしまう。
【0014】したがって本発明は、局装置から加入者装
置方向に故障があったのか、逆に加入者装置から局装置
方向に故障があったのかを切り分けることができる受動
光ネットワーク装置を提供することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】図1は上記の目的を達成
するための本発明に係る受動光ネットワーク装置の構成
を原理的に示したもので、局装置1と加入者装置2とが
示されており、局装置1は、送信部3と演算部4と受信
部5と比較部6とを備え、加入者装置2は、受信部7と
演算部8と送信部9とを備えている。
【0016】そして、局側送信部3が、監視/制御パケ
ット及びデータパケットをそれぞれ送出すべき許可タイ
ミングを与えるための監視/制御パケット送出許可信号
及びデータパケット送出許可信号をデータパケットとと
もに加入者装置2に送信し、該局側演算部4が、隣接し
た該監視/制御パケット送出許可信号間の該データパケ
ット送出許可信号に対してビット誤りを検出できる所定
の演算を施す。
【0017】該加入者側受信部7は、該監視/制御パケ
ット送出許可信号及びデータパケット送出許可信号並び
に自局の送出許可信号位置指定信号を抽出し、該加入者
側演算部8が、該送出許可信号位置指定信号によって指
定された送出許可信号位置における隣接した該監視/制
御パケット送出許可信号間の該データパケット送出許可
信号に対して該所定の演算を施し、その演算結果を該加
入者側送信部9がデータパケットとともに該局装置1に
送出する。
【0018】そして、該局側受信部5が、該加入者側演
算部8による演算結果を該パケットから抽出し、該比較
部6が、該局側演算部4での演算結果と該局側受信部5
で抽出した演算結果とを比較し、該局側受信部5が該デ
ータパケット送出許可信号によりパケットの送出を指示
したタイムスロットにパケットを検出しなかったとき、
該比較の結果に基づき、該パケット送出許可信号を該加
入者装置2が受信できなかったためにパケットを送出で
きなかったのか、または該加入者装置2自身がパケット
を送出できなかったのかを判別する。
【0019】このような本発明に係る受動光ネットワー
ク装置の動作を以下により分かり易く説明する。この受
動光ネットワーク装置では、加入者装置2から局装置1
への方向(以下、上り方向という)においてパケットを
伝送する時の各加入者装置2が使用可能なタイムスロッ
トを局装置1が指定する(TDMA方式)。指定の方法
は、どのタイムスロットをどの加入者装置2が使用すべ
きかという情報(送出許可)を、局装置1が加入者装置
2への方向(以下、下り方向という)に伝達する形で行
う。
【0020】加入者装置2はその指示に従って上り方向
にデータパケットを送出する。送出許可は例えば加入者
装置2を識別する番号(以下、加入者IDという)を使
用する。この場合は加入者装置2も自局の加入者IDを
持っており、受信した送出許可(加入者ID)が自分の
ものと一致したタイムスロットにパケットを送出する。
【0021】また、下り方向には一般的にフレーム情報
を含むパケットが送出されており、そのパケットを用い
て下りフレームが認識される。上り方向は仮想的にフレ
ームが組まれており、どの下りフレームに乗っている送
出許可は、どの上りフレームのどのタイムスロットに対
応するかが予め決められている。
【0022】また受動光ネットワーク装置では、一般的
に、光カプラでのパケットの衝突を防ぐために、局装置
1からの下りフレームの先頭が局装置1から送出された
時刻から局装置1で上りの仮想的なフレームの先頭を受
信するまでの時間が一定になるように制御されている。
【0023】実際には局装置1と加入者装置2までの距
離、すなわち、その間の伝搬遅延時間は加入者装置2に
よって違うのが普通である。そこで、往復伝搬遅延時間
は変えることができないため、往復伝搬遅延時間+加入
者装置での遅延=一定値(ここでは等化時間という)と
なるように“加入者装置2での遅延”を入れる。ここで
いう加入者装置2での遅延とは、加入者装置2に下りフ
レームの先頭が到着してから、仮想的な上りフレームの
先頭が加入者装置2から出力されるまでの時間をいう。
【0024】実際には上りフレームの先頭が自局のタイ
ムスロットであるとは限らないので、もしも上りフレー
ムの先頭が自局のタイムスロットだった場合の時間であ
る。この“加入者装置での遅延”は、局装置1から指示
される。
【0025】この関係によって下りフレームと上りフレ
ームの関係が決まり、あとは自局宛の送出許可が上りの
どのタイムスロットなのかを送信部9で識別し、上りフ
レームの先頭から自局のタイムスロットまでの時間だけ
待って、パケットを送出する。
【0026】図2に上述の時間関係を説明するタイムチ
ャートを示す。同図(1)は局装置1の送信部3の出
力、同図(2)は加入者装置2の受信部7の入力、同図
(3)は加入者装置2の送信部9の出力、同図(4)は
局装置1の受信部5の入力に相当する。なお、同図では
送出許可はまとめてフレーム情報を含むパケットに乗っ
ているが、各パケットのヘッダに余裕がある場合には、
各下りパケットのヘッダに送出許可を分散して乗せるこ
ともある。
【0027】局装置1では、送出許可によって指示した
加入者装置2からのパケットが、等化時間後に戻って来
るようにするため、等化時間分の時間調整を行って受信
部5に送出許可を渡す。受信部5では、この情報によっ
て今受信処理しているタイムスロットがどの加入者装置
2からのものかを識別でき、したがって或るタイムスロ
ットにパケットが検出されなかった場合、どの加入者装
置2からのパケットが受信できなかったかが識別でき
る。
【0028】また、図1では送出許可が監視/制御パケ
ットとデータとに分かれている。一般には両者が分かれ
ている必要はないが、いろいろなネットワーク装置情報
をやりとりするために、監視/制御パケットの送出許可
が定義されている。
【0029】ここまでは、受動光ネットワーク装置とし
て一般的な動作説明であるが、次に本発明特有の動作を
説明する。既に述べたように、加入者装置2は下りの送
出許可が受信できないと上りのパケットを送出すること
ができない。本発明では局装置1内で監視/制御パケッ
ト送出許可をある間隔で発生させ、その監視/制御パケ
ット送出許可のひとつ前の監視/制御パケット送出許可
との間に発生したデータパケット送出許可(どの加入者
装置宛のものも全て)を全部集めて、ビット誤りを検出
できる所定演算を行い、ビット誤り検出情報を求める。
この演算は局側演算部4で行われる。
【0030】同じように加入者装置2でも、受信した監
視/制御パケット送出許可の一つ前の監視/制御パケッ
ト送出許可との間のデータ送出許可を全部集めて、局側
演算部4で行ったのと全く同じ演算を行い、その演算結
果を今受信した監視/制御パケット送出許可に対応して
出力される監視/制御パケットに乗せて送信部9から局
装置1に伝送する。
【0031】この演算は加入者演算部4で行われるが、
下り信号の中に送出許可が混在するため、加入者側受信
部7で生成される送出許可信号位置を指定するための送
出許可信号位置指定信号を用いて送出許可を分離して演
算する。
【0032】送信部9は監視/制御パケット送出許可を
受信すると、そのときの演算結果を自局で作成した監視
/制御パケットに挿入して局装置1へ伝送する。局装置
1では、図2に示したように、指定した加入者装置2か
らの監視/制御パケットが等化遅延後に返って来ること
が分かっているため、局側演算部4では、得られた演算
結果をタイミング調整し、加入者装置2からの演算結果
にタイミングを合わせた演算結果とする。
【0033】受信部5では、どのタイムスロットが指定
した加入者装置2からの監視/制御パケットかが分かっ
ており、かつパケットのどこに演算結果が乗せられてい
るかは、予め決めてあるため、それらの情報を用いて、
そのパケットの中から加入者装置2からの演算結果を取
り出す。
【0034】その後、局側演算部4の出力と受信部5に
よる加入者装置2からの演算結果とを比較部6で比較す
る。パケットが戻って来ないタイムスロットがあったに
も関わらず、両者が一致する場合には、局側演算部4と
加入者側演算部8の演算結果が一致したことを示してお
り、加入者装置2は正しく送出許可を受信できたことが
分かる。
【0035】逆に不一致の場合にはビット誤りなどの理
由で、加入者装置2は正しく送出許可を受信できなかっ
たことが分かる。このように比較部6の出力が一致か不
一致かを見ることによって、加入者装置2が受信に失敗
したのか、受信は成功したが加入者装置2がパケットを
出力しなかったのかを識別することができる。
【0036】このように本発明では、送出許可に対して
局装置1と加入者装置2でビット誤りを検出できるよう
な演算を行い、加入者装置2での演算結果を局装置1に
送信させ、局装置1で両者を比較することで下り方向に
伝送した送出許可が正しく受信できなかったのか、受信
は正しくできたが何かの理由でパケットを送信できなか
ったのかが識別できる。
【0037】なお、上記のビット誤りを検出できる所定
の演算としては、多項式による除算を行い、その剰余を
利用する場合がある。このように多項式で除した剰余を
利用する場合には、1ビットの誤りでも剰余の複数のビ
ットが変化するため、局装置1に剰余を送る場合に、1
ビット程度誤りがあっても、比較時に誤って一致するこ
とが少ないという利点がある。
【0038】また、該所定の演算として、BIP(Bit
Interleaved Parity)演算を利用してもよく、この場合
には演算回路が非常に簡単に構成できる。さらに、チェ
ックサムを利用してもよく、送出許可の生成にソフトを
使用するような場合に適用し易い利点がある。
【0039】さらに、監視/制御パケットはネットワー
ク装置保守、運用上必ず定義されるが、その監視/制御
パケットが送出間隔等の理由で利用できない場合に、専
用のパケットを定義して同じ効果を得てもよい。
【0040】すなわち、演算結果を局装置1に送信する
のに、ネットワーク装置の保守に使用される監視/制御
パケットを使用せず、特別なパケットと送出許可を定義
する手法であり、監視/制御パケットは本来ネットワー
ク装置の保守に使用されるため、自由な間隔で送出する
ことは一般にはできないが、特別なパケットと送出許可
を定義することで、通常のネットワーク装置の保守から
切り放して動作させることができる。
【0041】さらには、上記と同様に専用のパケットを
定義するが、常時適当な間隔で演算結果を返させる必要
はなく、パケットが返って来なかったタイムスロットが
あったときにそれまでの演算結果を返してもらう方法で
も同様の効果が得られる。
【0042】すなわち、これも特別なパケットと送出許
可を定義する手法であるが、定期的に監視するのではな
く、期待されたタイムスロットにパケットを検出できな
かった場合に、それをトリガとして演算結果の入ったパ
ケットを送出させるため、上り方向の帯域の損失を最小
限にすることができる。
【0043】
【発明の実施の形態】図3は、図1に原理的に示した本
発明に係る受動光ネットワーク装置の実施例を示したも
のである。この実施例では、監視/制御パケット送出許
可信号101が監視/制御パケット送出許可発生部11
で発生され、データパケット送出許可信号102がデー
タパケット送出許可発生部12で発生される。
【0044】また、局側送信部3は、監視/制御パケッ
ト送出許可信号101とデータパケット送出許可信号1
02とを多重する多重部13と、この多重部13の出力
信号とデータパケットとを多重する多重部14と、この
多重部14の出力信号を伝送路を介して加入者装置2へ
送出する送信処理部15とで構成されている。
【0045】また、局側演算部4は、監視/制御パケッ
ト送出許可信号101とデータパケット送出許可信号1
02とにより所定の演算を行う演算部40と、この演算
部40の演算結果を比較部6での比較動作のためにタイ
ミング調整するタイミング調整部16とで構成されてい
る。
【0046】さらに、局側受信部5は、多重部13の出
力信号をタイミンク調整するタイミング調整部17と、
このタイミング調整部17の出力タイミングで加入者装
置2の出力信号を受信する受信処理部18と、この受信
処理部18の出力信号から加入者装置2での演算結果を
抽出する受信結果抽出部19とで構成されている。
【0047】加入者装置2において、受信部7は、局装
置1の出力信号から送出許可信号位置指定信号を生成す
るとともに受信フレーム(監視/制御パケット送出許可
信号とデータパケット送出許可信号とデータパケットと
を含む信号)を出力する受信処理部21と、この受信処
理部21からの受信フレームにより監視/制御パケット
送出許可信号とデータパケット送出許可信号とデータパ
ケットとに分離する送出許可信号分離部22とで構成さ
れている。
【0048】また、加入者側送信部9は、監視/制御パ
ケット送出許可信号111に基づき監視/制御パケット
を生成する監視/制御パケット生成部23と、加入者側
演算部8の出力信号を監視/制御パケット生成部23の
制御によりラッチするラッチ回路24と、このラッチ回
路24の出力信号と監視/制御パケット生成部23で生
成された監視/制御パケットとを多重する多重部25
と、送出許可信号分離部22で分離されたデータパケッ
ト送出許可信号に基づきデータパケット送出許可制御信
号を発生するデータパケット送出許可制御部26と、加
入者装置2に入力されたデータパケットを保持するとと
もにデータパケット送出許可制御部26からのデータパ
ケット送出許可制御信号により該データパケットを出力
するFIFO27と、このFIFO27からのデータパ
ケットと多重部25の出力信号とを多重する多重部28
と、この多重部28の出力信号を伝送路を介して局装置
1へ送出する送信処理部29とで構成されている。
【0049】次に動作において、局装置1では、多重部
13の出力側において送出許可発生部11,12から発
生された送出許可信号101,102が加入者装置2に
伝送される方と、タイミング調整部17に行く方とに分
岐している。局装置1では、送出許可信号101,10
2によって指示した加入者装置2からの監視/制御パケ
ット及びデータパケットが、上記の等化時間後に戻って
来るため、タイミング調整部11で等化時間分の時間調
整を行い、受信処理部18に送出許可を渡す。
【0050】受信処理部18では、この情報によって今
受信処理しているタイムスロットがどの加入者装置2か
らのものかを識別でき、したがって或るタイムスロット
にパケットが検出されなかった場合、どの加入者装置2
からのパケットが受信できなかったかを識別する。
【0051】演算部40では、隣接する2つの監視/制
御パケット送出許可信号間に発生したデータ送出許可信
号を全部集めて、ビット誤りを検出できる演算(例えば
多項式での除算を行い、剰余を求める)を行い、ビット
誤り検出情報を求める。
【0052】同じように加入者装置2でも演算部8にお
いて隣接する2つの監視/制御パケット送出許可信号間
のデータパケット送出許可信号を全部集めて、局装置1
で行ったのと全く同じ演算を行う。この場合、下り信号
の中に送出許可が混在するため、受信処理部21で生成
される送出許可信号位置を指定するための送出許可信号
位置指定信号121を用いて送出許可を分離して演算す
る。
【0053】演算結果はラッチ24に入力され、監視/
制御パケット送出許可信号111に基づき監視/制御パ
ケット生成部22がラッチ24にラッチ指示を出力して
そのときの演算結果をラッチする。ラッチされた演算結
果113は多重部25で監視/制御パケット生成部22
からの監視/制御パケットに挿入され、さらに多重部2
8でデータパケットに挿入されて送信処理部29から局
装置1に伝送される。
【0054】局装置1では、図2に示したように、指定
した加入者装置2からの監視/制御パケットが等化遅延
後に返って来ることが分かっているため、局側演算部1
で得られた演算結果103をタイミング調整部11で行
ったと同様の処理をタイミング調整部16で行い、加入
者装置2からの演算結果にタイミングを合わせた演算結
果104を作る。
【0055】受信結果抽出部19では、受信処理部18
でどのタイムスロットが指定した加入者装置2からの監
視/制御パケットかが分かっており、かつパケットのど
こに演算結果が乗せられているかは予め決めてあるた
め、それらの情報を用いて、そのパケットの中から加入
者装置2からの演算結果105を取り出す。
【0056】その後、局側の演算結果104と加入者側
の演算結果105とを比較部3で比較する。パケットが
戻って来ないタイムスロットがあったにも関わらず、演
算結果104と105が一致する場合には、局側演算部
40と加入者側演算部8の演算結果が一致したことを示
しており、加入者装置2は正しく送出許可信号101,
102を受信できたことが分かる。逆に不一致の場合に
はビット誤りなどの理由で、加入者装置2は正しく送出
許可信号101,102を受信できなかったことが分か
る。
【0057】図4は図1及び図2に示した局装置1の部
分実施例(1)(特に演算部40の実施例)を示し、図
5は図4に示した除算回路の実施例を示し、そして図6
は図4及び図5に示した実施例における動作タイミング
チャートを示している。なお、この実施例では、除算回
路の実施例として除算する多項式(x8+x2+x+
1)を用いて、8本に並列展開した除算回路を用いてい
る。
【0058】このような実施例の動作を以下に説明す
る。図6(1)はデータパケット送出許可信号102を
示しており、同図(2)に示す監視/制御パケット送出
許可信号101の部分は、送出許可信号が入っていな
い。監視/制御パケットは頻繁に使用するわけではない
ので、データパケットに比べて密度は低い。ここでは加
入者IDが「3」の場合の加入者装置宛の監視/制御パ
ケット送出許可信号101が送出される例を示してい
る。
【0059】前述のように加入者装置2に対しては送出
許可信号101と102を多重したものが送られる。な
おここでは加入者装置2が4台まで接続できる例を示し
ている。まず、データ送出許可信号102は、演算部4
0の除算回路4−11〜4−41に入力され、監視/制
御パケット送出許可信号101がデコーダ4−1を介し
てリセット信号として除算回路4−11〜4−41に与
えられるまでの間除算される。
【0060】特に誤り訂正を行うわけではないので、単
に監視/制御パケット送出許可信号101の直前のデー
タパケット送出許可信号102についての剰余を求める
だけである。このとき、監視/制御パケット送出許可信
号101は加入者IDを指定して送出されるため、加入
者装置毎に演算を行う演算区間が異なる。そのため加入
者装置毎に対応した演算回路が必要になる。
【0061】すなわち、図4における除算回路4−11
及びこれに続くラッチ回路4−12は加入者IDが
「1」の加入者装置用、除算回路4−21及びこれに続
くラッチ回路4−22は加入者IDが「2」の加入者装
置用、除算回路4−31及びこれに続くラッチ回路4−
32は加入者IDが「3」の加入者装置用、そして、除
算回路4−41及びこれに続くラッチ回路4−42は加
入者IDが「4」の加入者装置用である。
【0062】ただし、図6の例は加入者IDが「3」の
加入者装置用監視/制御パケット送出許可信号101が
来た場合の動作を示している。加入者IDが「3」の加
入者装置用監視/制御パケット送出許可信号101がデ
コーダ4−1に入力されると、加入者IDが「3」の加
入者装置用である除算回路4−31とラッチ回路4−3
2に同図(2)と同じ波形の1パルスが入力される。こ
のパルスは、その時点での演算結果をラッチ回路4−3
2にラッチさせ、除算回路4−31をリセットする。除
算回路をリセットするのは、次の演算区間の計算を開始
する準備のためである。
【0063】同図(3)に示すように、ラッチ回路4−
32の出力は新しい演算区間の演算結果(今入力された
監視/制御パケット送出許可信号までの間の演算結果)
に変化する。同時にセレクタ4−2が3番目の入力を選
択し、セレクタ出力は同図(4)に示すようになる。
【0064】この後、タイミング調整部16に入るが、
ここは前述のように受動光ネットワーク装置の一般的な
システム構成に含まれるタイミング調整部17と同じも
ので、ここではDual-Port RAM (DPRAM)を用いて
構成した例を示している。
【0065】書込カウンタ162は書込アドレスを指定
し、書込アドレスよりも等化時間をビットやバイトなど
で表した数だけずらし、読出カウンタ161でそのアド
レスを読み出すと、図6(5)に示すように等化時間だ
け遅らせることができる。これが比較部としてのコンパ
レータ6の入力の一方になる。
【0066】次に加入者IDが「3」の加入者装置用監
視/制御パケット送出許可信号101を送出してから、
等化時間後に加入者装置2からの監視/制御パケットが
受信され、受信処理部18で処理される。このとき監視
/制御パケットのどこに加入者装置2で計算した演算結
果が乗っているかは、受信処理部18では分かっている
ので、演算結果の乗っているところに合わせてラッチパ
ルスRを受信処理部18が出力する。
【0067】そのパルスRで受信結果抽出部としてのラ
ッチ回路19を動作させると、受信した演算結果をラッ
チすることができる。同図(6)が受信データで、同図
(7)がラッチパルスである。これによって同図(8)
に示すように受信した演算結果がラッチされ、コンパレ
ータ6に入力される。
【0068】Dual-Port RAM (DPRAM)16の出力
とラッチ回路19の出力をコンパレータ6で比較し、そ
の結果(同図(9))が一致すれば加入者装置2では送
出許可信号を正しく受信できていることが分かる。図5
は図4に示した除算回路4−11〜4−41の実施例を
示し、前述のように多項式(x8+x2+x+1)で除
したときの剰余を得る回路を8並列に展開したものとし
て従来より知られている。
【0069】図7は図1及び図2に示した加入者装置2
の内の特に演算部8の実施例(1)を示し、そして図8
はその動作タイミングチャートを示している。図7に示
す加入者装置2における演算部8は、送出許可信号位置
指定信号とデータパケット送出許可信号とを入力するA
NDゲート8−1と、このANDゲート8−1の出力信
号を監視/制御パケット送出許可信号に基づいて除算を
行う除算回路8−2とで構成されている。
【0070】図8(1)は受信処理部21の出力で、デ
ータパケットの中に送出許可信号が混在している。同図
(2)は受信処理部21が生成するデータパケット送出
許可信号102が乗っているところだけ“1”になる信
号で、送出許可信号位置指定信号121である。この両
者を図7のANDゲート8−1を通すことで、送出許可
信号のみを取り出すことができ、これを図5と同じ除算
回路8−2に入力する。
【0071】なお、自局宛の監視/制御パケット送出許
可信号は、内容としてはデータパケット送出許可信号と
同様、加入者装置2を指定した監視/制御パケット送出
許可信号IDなので、自局のIDと比較すれば検出する
ことができる。
【0072】自局宛の監視/制御パケット送出許可信号
が検出されると、局装置1の除算回路(図5参照)とラ
ッチ回路の動作と同様、そのときの剰余をラッチし、除
算回路8−2をリセットする。
【0073】監視/制御パケット送出許可信号は監視/
制御パケット生成部23に送られ、監視/制御パケット
が生成される。その中の所定の位置に多重部25(具体
的な回路としてはセレクタで、演算結果を挿入するとき
だけラッチ回路24側に開く)で挿入され、送出され
る。図8(3)はラッチ回路24の出力、同図(4)は
多重部25の出力を示す。
【0074】以上のような動作により、加入者装置2が
送出許可信号を正しく受信できたかを局装置1装置が認
識でき、局装置1が指示したタイムスロットに加入者装
置2からのパケットが戻って来なかった要因の分離が実
現される。
【0075】図9には、局装置1の部分実施例(2)
(特に演算部40の実施例)が示されており、構成は基
本的に実施例(1)と同じであるが、ビット誤りを検出
できる情報を生成するための演算が、多項式による除算
の剰余ではなく、BIP演算回路4−11−1〜4−4
1−1においてBIP演算を用いているところが異な
る。
【0076】また図10には、加入者側演算部8の実施
例(2)が示されており、この実施例においても除算回
路の代わりにBIP演算回路8−3が用いられている点
が異なっているだけである。図11には従来より知られ
ているBIP演算回路の実施例が示されている。このよ
うな実施例の場合の動作は、演算の内容が異なるだけ
で、タイミングチャートなどは、演算結果を剰余からB
IP演算結果に読み替えるだけで全く同じである。
【0077】図12には、局装置1の部分実施例(3)
(特に演算部40の実施例)が示されており、構成は基
本的に実施例(1)と同じであるが、ビット誤りを検出
できる情報を生成するための演算が、多項式による除算
の剰余ではなく、加算回路4−11−2〜4−41−2
によるチェックサムを用いているところが異なる。
【0078】また図13には、加入者側演算部8の実施
例(3)が示されており、この実施例においても除算回
路の代わりにチェックサムを求める加算回路8−4が用
いられている点が異なっているだけである。図14には
上記の加算回路の実施例が示されており、従来より知ら
れているように加算回路41の出力の下位数ビット(こ
こでは8ビット)をフリップフロップ(FF)42で取
り出す構成になっている。
【0079】動作は、演算の内容が異なるだけで、タイ
ミングチャートなどは、演算結果を剰余からチェックサ
ムの計算結果に読み変えるだけで全く同じである。な
お、第13図では送出許可信号が8ビットの値の例を記
述しているが、ビット数は必要なだけあればよい。
【0080】図15には、局装置1の部分実施例(4)
が示されており、この実施例も基本的には実施例(1)
と同じであるが、演算結果が監視/制御パケットに乗せ
られず、別のパケットを定義した場合の例である。
【0081】局側の構成はデータパケット送出許可信号
のみ演算していたものを、データパケット送出許可信号
と監視/制御パケット送出許可信号を多重部43で多重
して両方を演算の対象とし、監視/制御パケット送出許
可信号の代わりに新たに演算結果用パケット送出許可信
号を定義し、演算結果用パケット送出許可信号発生部4
4から発生する演算結果用パケット送出許可信号を用い
て同様の動作をさせるものである。
【0082】この実施例も、監視/制御パケット送出許
可信号を演算結果用パケット送出許可信号と読み替える
ことにより実施例(1)と同じ動作を呈する。図16に
は図15の実施例に対応する加入者装置の変形例を示し
たもので、図3の実施例に対し、監視/制御パケット生
成部23の代わりに局装置1に対応して演算結果用パケ
ット送出許可発生部230を用いている点のみが異なっ
ている。
【0083】図17には局装置1の部分実施例(5)が
示されている。前述の実施例における局装置1の受信処
理部18では、指定したタイムスロットにパケットが戻
って来ない場合に、それがどの加入者装置2かを知るた
めに送出許可信号を使用しているが、本実施例では指定
したタイムスロットにパケットが戻ってこない場合(こ
こでは損失と記述)に、損失の発生した送出許可信号、
すなわち加入者IDを、損失検出信号(損失があると警
報を発出する目的で受信処理部で生成される信号で、一
般的な受動光ネットワーク装置では使用されている信
号)をラッチパルスとしてラッチ回路45でラッチす
る。
【0084】そして、ラッチした加入者IDを演算結果
用パケット送出許可信号としてデコーダ4−1に入力す
る。こうすることで、演算結果用パケット送出許可信号
は損失があったときのみ発生し、無駄に上りタイムスロ
ットを占有せずに済む。デコーダ4−1に演算結果用パ
ケット送出許可信号が入力されてからの動作は上記の実
施例(4)と同じである。
【0085】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る受動
光ネットワーク装置によれば、送出許可に対して局装置
と加入者装置でビット誤りを検出できるような同一の所
定演算を行い、加入者装置での演算結果を局装置に送信
させ、期待されるタイムスロットにパケットを検出でき
なかった場合に、両者を比較することで下り方向に伝送
した送出許可信号が正しく受信できなかったのか、送出
許可信号は正しく受信できたが、加入者装置内の故障等
によりパケットを送出できなかったのかを識別すること
ができるようになり、保守上重要な情報の提供という点
に寄与するところが大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る受動光ネットワーク装置の原理構
成を示したブロック図である。
【図2】一般的な受動光ネットワーク装置における等化
時間を説明するためのタイミングチャート図である。
【図3】本発明に係る受動光ネットワーク装置の実施例
を示したブロック図である。
【図4】本発明に係る受動光ネットワーク装置における
局装置の部分実施例(1)を示したブロック図である。
【図5】本発明に係る受動光ネットワーク装置に用いる
除算回路の実施例を示したブロック図である。
【図6】本発明に係る受動光ネットワーク装置における
局装置の部分実施例(1)の動作タイミングチャート図
である。
【図7】本発明に係る受動光ネットワーク装置における
加入者側演算部の実施例(1)を示したブロック図であ
る。
【図8】本発明に係る受動光ネットワーク装置における
加入者装置の動作タイミングチャート図である。
【図9】本発明に係る受動光ネットワーク装置における
局装置の部分実施例(2)を示したブロック図である。
【図10】本発明に係る受動光ネットワーク装置におけ
る加入者側演算部の実施例(2)を示したブロック図で
ある。
【図11】本発明に係る受動光ネットワーク装置に用い
るBIP演算回路の実施例を示したブロック図である。
【図12】本発明に係る受動光ネットワーク装置におけ
る局装置の部分実施例(3)を示したブロック図であ
る。
【図13】本発明に係る受動光ネットワーク装置におけ
る加入者側演算部の実施例(3)を示したブロック図で
ある。
【図14】本発明に係る受動光ネットワーク装置に用い
る加算回路(チェックサム)の実施例を示したブロック
図である。
【図15】本発明に係る受動光ネットワーク装置におけ
る局装置の部分実施例(4)を示したブロック図であ
る。
【図16】本発明に係る受動光ネットワーク装置におけ
る加入者装置の変形例を示したブロック図である。
【図17】本発明に係る受動光ネットワーク装置におけ
る局装置の部分実施例(5)を示したブロック図であ
る。
【図18】従来例に係る受動光ネットワーク装置を示し
たブロック図である。
【符号の説明】
1 局装置 2 加入者装置 3 局側送信部 4 局側演算部 5 局側受信部 6 比較部 7 加入者側受信部 8 加入者側演算部 9 加入者側送信部 11 監視/制御パケット送出許可発生部 12 データパケット送出許可発生部 13,14,25,28 多重部 15,29 送信処理部 16,17 タイミング調整部 4−11〜4−41,8−2 除算回路 4−11−1〜4−41−1,8−3 BIP演算回路 4−11−2〜4−41−2,8−4 加算回路 図中、同一符号は同一又は相当部分を示す。
フロントページの続き (72)発明者 笠 正道 福岡県福岡市博多区博多駅前三丁目22番8 号 富士通九州ディジタル・テクノロジ株 式会社内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】局装置が、送信部と演算部と受信部と比較
    部とを備え、 加入者装置が、受信部と演算部と送信部とを備え、 該局側送信部が、監視/制御パケット及びデータパケッ
    トをそれぞれ送出すべき許可タイミングを与えるための
    監視/制御パケット送出許可信号及びデータパケット送
    出許可信号をデータパケットとともに該加入者装置に送
    信し、該局側演算部が、隣接した該監視/制御パケット
    送出許可信号間の該データパケット送出許可信号に対し
    てビット誤りを検出できる所定の演算を施し、 該加入者側受信部が、該監視/制御パケット送出許可信
    号及びデータパケット送出許可信号並びに自局の送出許
    可信号位置指定信号を抽出し、該加入者側演算部が、該
    送出許可信号位置指定信号によって指定された送出許可
    信号位置における隣接した該監視/制御パケット送出許
    可信号間の該データパケット送出許可信号に対して該所
    定の演算を施し、その演算結果を該加入者側送信部がデ
    ータパケットとともに該局装置に送出し、 該局側受信部が、該加入者側演算部による演算結果を該
    パケットから抽出し、該比較部が、該局側演算部での演
    算結果と該局側受信部で抽出した演算結果とを比較し、
    該局側受信部が該データパケット送出許可信号によりパ
    ケットの送出を指示したタイムスロットにパケットを検
    出しなかったとき、該比較の結果に基づき、該パケット
    送出許可信号を該加入者装置が受信できなかったために
    パケットを送出できなかったのか、または該加入者装置
    自身がパケットを送出できなかったのかを判別すること
    を特徴とした受動光ネットワーク装置。
  2. 【請求項2】請求項1において、 該所定の演算が、該データパケット送出許可信号を多項
    式で除算してその剰余を求める演算であることを特徴と
    した受動光ネットワーク装置。
  3. 【請求項3】請求項1において、 該所定の演算が、BIP演算であることを特徴とした受
    動光ネットワーク装置。
  4. 【請求項4】請求項1において、 該所定の演算が、チェックサムによる加算演算であるこ
    とを特徴とした受動光ネットワーク装置。
  5. 【請求項5】請求項1において、 該局装置がさらに演算結果送出専用送出許可送信部を備
    え、該演算結果を専用のパケットと該送出許可信号を定
    義し、該局装置が所定の間隔で該加入者装置からの演算
    結果をチェックすることを特徴とした受動光ネットワー
    ク装置。
  6. 【請求項6】請求項5において、該局装置が送出を指示
    したタイムスロットにパケットが検出されなかった場合
    にのみ該演算結果送出専用送出許可送信部が送出許可信
    号を送出することを特徴とした受動光ネットワーク装
    置。
JP10062542A 1998-03-13 1998-03-13 受動光ネットワーク装置 Withdrawn JPH11261639A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7840135B2 (en) 2006-07-18 2010-11-23 Huawei Technologies Co., Ltd. Method, system and apparatus for detecting failure of an optical network terminal of a passive optical network

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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