JPH11261635A - 通信システム - Google Patents

通信システム

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JPH11261635A
JPH11261635A JP5928698A JP5928698A JPH11261635A JP H11261635 A JPH11261635 A JP H11261635A JP 5928698 A JP5928698 A JP 5928698A JP 5928698 A JP5928698 A JP 5928698A JP H11261635 A JPH11261635 A JP H11261635A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ディジタル放送用に用いられている伝送路符
号化装置及び、伝送路復合化装置をそのまま用いて、マ
ルチメディア伝送のように単一のデータが連続する性質
を持つ通信を可能にする。 【解決手段】 ディジタル通信システムにおいて、送信
装置側では、伝送路符号化装置の前段で、エネルギー拡
散強化装置により、入力データをパケット単位で変化さ
せる処理を行い。これによって、マルチメディア伝送の
ように単一のデータが連続する性質を持つ場合でも、各
シンボルの出現確率を平均化する。また、受信側では伝
送路復号装置の後段に、これに対応したエネルギー拡散
復号処理を追加する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はディジタル放送、マ
ルチメディアデータ伝送を行う通信システムに関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】近年、マルチメディアデータ伝送システ
ムとして、CATV伝送路を使ったケーブルモデムが注
目されている。CATV伝送路には、従来からのアナロ
グ放送、ディジタル放送、マルチメディアデータが流れ
ると考えられており、先にディジタル放送の仕様が標準
化され、マルチメディアデータ伝送はディジタル放送の
仕様と可能な限り同一とし、共用を考えた仕様が多くな
っている。
【0003】しかしながら、ディジタル放送は、ランダ
ム性を持ったデータが多く伝送されるのに対し、マルチ
メディアデータ伝送では、必要に応じてデータ伝送が行
われるため、それ以外の場合に、伝送容量を一定に保つ
ためのダミーデータや、受信装置と同期を得るためのフ
ラグ等の単一のデータが連続して伝送される。これによ
って、送信装置から送出される信号に周波数の偏りを生
じる可能性と、受信側でクロック再生に問題を生じる可
能性が生じる。本発明は、上記した問題点に鑑みなされ
たものであって、ディジタル放送の仕様をマルチメディ
アデータ伝送と共用した場合においても、上記問題が生
じないように配慮したものである。
【0004】以下、図10乃至図14を参照しながら、
従来のマルチメディアデータ伝送システムについて説明
する。マルチメディア伝送システムとは、外部のネット
ワーク(例えばインターネット)と家庭間を接続するこ
とを目的としたもので、図10において、放送局の送信
装置201と外部網200を接続し、送信装置201と
受信装置203間はCATV伝送路202で繋いだネッ
トワークシステムのことを指す。
【0005】通信は、ユーザーがネットワークヘ要求を
出す上り回線と、その要求されたデータをユーザへ配信
する下り回線とで行う。上り回線は、電話線を使ったテ
レコリターンやCATV伝送路の低域周波数帯を使った
もの等があるが、ここでは本発明に関わる下り回線につ
いて説明する。
【0006】送信装置201は、外部インタフェース装
置204と伝送路符号化装置205とで構成される。外
部インタフェース装置204は、外部網200と伝送路
符号化装置205とをインタフェースする装置で、主に
パケット化を行う装置である。伝送路符号化装置205
は、外部インタフェース装置204から出力されたディ
ジタルデータを伝送路符号化して、CATV伝送路20
2へ出力する装置である。
【0007】受信装置203は、伝送路復号装置206
と、端末インタフェース装置207と、PC(パーソナ
ルコンピュータ)等の端末208とで構成される。伝送
路復号装置206は、伝送路符号化装置205で伝送路
符号化されたデータを伝送路復号する装置であり、端末
インタフェース装置207は、PC等の端末208の入
力信号形式へ変換を行う装置であり、PC等の端末20
8は、必要な信号処理を行って表示する装置である。
【0008】以下、それぞれについて、ディジタル放送
の仕様として欧州で標準化されたDVB(Digita
l Video Broadcasting)の仕様を
マルチメディアデータ伝送装置へ応用した場合を例に採
って説明する。なお、DVBは現行放送だけでなく、放
送衛星を使用した高精細TV、地上波及びケーブルTV
システム等に対応している。また、DVBにおける伝送
フレームはMPEG2のトランスポートストリーム(以
下TSという)を利用しており、TSは1バイトの同期
信号を含む188バイトの固定長のトランスポートスト
リームパケット(以下TSパケットという)によって構
成されている。
【0009】伝送路符号化装置205と伝送路復号装置
206間はMPEG2システム(ISO/IEC138
18.1,ITU−T H222.0)で処理を行う仕
様となっているため、外部インタフェース装置204
は、MPEG2TSパケットを作成する。TSパケット
は、図11に示すように188バイトで構成され、MP
EGヘッダとペイロード(データ部)で構成される。M
PEGヘッダは同期信号1バイト47h(h:16進数
を意味する、つまり、47hは16進数の“47”であ
る)で始まり、パケットの順番を示すcontinuity_count
erまでの4バイトである。ペイロードには、必要に応じ
て外部網200からのデータを置き、それ以外の場合は
伝送容量を一定に保つためのダミーデータが置かれる。
このダミーデータとしては、00hやFFh等が使われ
る。
【0010】次に伝送路符号化装置205と伝送路復号
装置206におけるDVB仕様で、本発明に関わる部分
について詳細に説明する。
【0011】変調方式は、16,32,64QAM(Qu
adrature Amplitude Moduration)となっており、将来
的には128,256QAMへの拡張が許されている。
伝送路符号化装置205では、周波数スペクトラムを平
均して分散するため及び、復調時に正確なクロック再生
を可能とするためのエネルギー拡散符号化処理と、CA
TV伝送路202上で受けるノイズによって発生する受
信エラーの影響を可能な限り小さくするための誤り訂正
符号化処理と、変調処理が行われる。DVB仕様の伝送
路符号化装置205では、エネルギー拡散符号化処理
は、同期1反転部209とエネルギー拡散エンコーダ部
210で行われ、誤り訂正符号化処理は、誤り訂正エン
コーダ部211とインタリーバ部212で行われ、変調
処理はQAM変調部213で行われる。
【0012】以下で、それぞれの処理について説明す
る。伝送路符号化装置205への下りデータの入力は、
外部インタフェース装置204でパケット化された18
8バイトのTSパケットである。図11に示すようにT
Sパケットの先頭には1バイトの同期信号47hが含ま
れている。同期1反転部209では、8パケット(15
04バイト)毎に、この同期信号が反転されB8hとな
る。エネルギー拡散エンコーダ部210では、データの
ランダム化が行われる。ランダム化は以下の式によっ
て、乱数を発生し、その乱数と入力データの同期信号以
外のデータの排他的論理和(XOR)が算出される。 1+X14+X15
【0013】図12を用いてエネルギー拡散エンコーダ
部210を詳細に説明する。乱数はランダム信号発生部
400によって発生される。シフトレジスタ401の初
期値は、同期1反転部209で反転された信号(B8
h)と同期して8パケット毎にロードされる。ロード
後、シフトレジスタ401の14ビット目と15ビット
目の排他的論理和がデータのビットクロック周期で演算
され、これをシフトレジスタ401の入力ヘ戻すことに
よって、ランダム信号発生部400は乱数を発生してい
る。ランダム信号発生部400によって発生した乱数と
入力データの同期信号以外のデータの排他的論理和がX
OR器404で算出され、エネルギー拡散エンコーダ部
210の出力となる。
【0014】誤り訂正エンコーダ部211では、エネル
ギー拡散エンコーダ部210でランダム化されたTSパ
ケット188バイトがリード・ソロモン符号化(20
4,188)される、つまり、1TSパケット(188
バイト)毎に2tバイト(tは訂正能力を示し、DVB
ではt=8)の誤り訂正符号を付加する。このようにし
て(188+2t)、即ち、204バイトが出力され
る。伝送路符号化装置205の入力から、誤り訂正エン
コーダ部211の出力までのデータをまとめると図13
のようになる。インタリーバ部212では、リード・ソ
ロモンの誤り訂正能力を上げることを目的として、バイ
ト単位で深さ12のインタリーバによって送出順序の入
れ替えが行われる。これによって、バースト的に発生し
たエラーの位置が分散されリード・ソロモンの誤り訂正
が有効に働く。
【0015】インタリーバ部212を詳細に説明すると
図14に示すように、誤り訂正エンコーダ部211から
出力される204バイトのデータが12バイト単位に区
切られ、この単位データ内のデータが1バイト毎に順に
204×nバイト遅延させられ並べ替えが行われる。最
後に、QAM変調部213で、インタリーバ部212に
おいて並べ替えられたデータがQAM変調され、CAT
V伝送路202へ出力される。伝送路復号装置206で
は、伝送路符号化装置205で行った処理を元に戻す処
理が行われる。QAM復調部214では、送信装置20
1において等しいシンボル出現確率で変調されているこ
とを前提としてクロック再生が行われ、QAM復調され
る。ここで、クロックが正確に再生されなければ、デー
タに誤りを生じてしまう。デインタリーバ部215で
は、インタリーバ部212で並べ替えられたデータを元
に戻す処理が行われる。
【0016】誤り訂正デコーダ部216では、CATV
伝送路202上で付加されたノイズによりQAM復調部
214で誤って復調されてしまったデータの訂正が行わ
れ、204バイトのデータから188バイトのTSパケ
ットデータが再生される。エネルギー拡散デコーダ部2
17では、同期信号(B8h)が検出され、エネルギー
拡散エンコーダ部211でランダム化されたデータの復
号が、エネルギー拡散エンコーダ部210と同一回路に
よって行われる。同期1反転部218では、8パケット
毎に現れる同期信号(B8h)が反転され出力される。
【0017】端末インタフェース装置207では、TS
パケットからPC等への出力信号形式に変換が行われ、
PC等の端末208へ出力される。PC等の端末208
では、必要な信号処理が行われ表示される。上記のシス
テム構成によれば、エネルギー拡散エンコーダ部210
で8パケット単位で同一のランダム信号を発生するた
め、単一のデータが伝送路符号化装置205へ入力され
ると、QAM変調部213への入力は8パケット単位で
同一となり、204バイト×8の周期性を持ったデータ
となる。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、ディジ
タル放送用として従来用いられている伝送路符号化の仕
様を用いてマルチメディアデータ伝送システムを構築し
た場合、伝送されるデータの特徴がディジタル放送と異
なるため、256QAMのように多値数が増加すると、
エネルギー拡散符号化処理の能力が不足し、各シンボル
の出現確率に偏りを生じる。これは、変調時に1シンボ
ルを64QAMでは6ビット、256QAMでは8ビッ
トで、シンボル数がそれぞれ、64個、256個である
ことに起因する。
【0019】上記した、システム構成によると、単一の
データが連続して入力された場合、エネルギー拡散部か
らの出力は、188バイト×8パケット単位で同じデー
タが出力される。このため、誤り訂正部、インタリーバ
部を通った後も、204バイト×8周期のデータとな
る。この1周期分の204バイト×8のデータを64Q
AM、256QAMで変調すると、64QAMの場合に
2176シンボル、256QAMの場合に1632シン
ボルに変換される。この時、204×8バイトが理想的
にランダム化されていれば、各シンボルの出現確率は平
均し、64QAMで34回、256QAMで6.375
回出現する計算となる。
【0020】しかしながら、この出現回数は実際には整
数値となるため、256QAMの場合7回現れるシンボ
ルと6回現れるシンボルが存在することになる。この2
04×8バイトが連続すると、7回現れたシンボルがま
た7回、6回現れたシンボルがまた6回現れ、204×
16バイトでみると14回現れるシンボルと、12回現
れるシンボルが存在し、各シンボルの出現確率は受信側
から見ると平均していない。受信側では、変調時に各シ
ンボルの出現確率が平均していることを前提にしてクロ
ックの再生を行っているため、このようなデータが送信
されると、受信側でクロック再生が正確に行われない。
クロック再生が正確に行われないと、クロックにジッタ
ーが発生し、受信側でデータを誤って復調する場合や、
最悪の場合には、復調できずに全てのデータを損失して
しまうことが起こる。
【0021】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記した従来
における通信システムの間題点に鑑みなされたものであ
って、ディジタル放送用として従来用いられている伝送
路符号化装置、及び伝送路復号装置を活かして、マルチ
メディアデータ伝送のように単一のデータが連続する性
質を持つ通信を可能とするため、伝送路符号化装置の前
段で、入力データをパケット単位で変化させる処理を行
うことによって、エネルギー拡散符号化処理を拡張す
る。これによって、204×8バイトで7回現れるシン
ボルを分散させ、各シンボルの出現確率を平均化する。
さらに、受信側では伝送路復号装置の後段に、これに対
応したエネルギー拡散復号処理を追加する。
【0022】請求項1の発明は、入力されたデータをパ
ケット番号を付加してパケット化する外部インタフェー
ス装置と、エネルギー拡散エンコード、誤り訂正エンコ
ード、QAM変調を行う伝送路符号化装置を備えた送信
装置、QAM復調、誤り訂正デコード、エネルギー拡散
デコードを行う伝送路復号装置と、パケット化したデー
タをPC等の端末の入力信号形式へ変換する端末インタ
フェース装置を備えた受信装置とから成る通信システム
において、入力データをパケット単位で変化させる処理
を行う手段を備え、該処理によりQAM変調におけるシ
ンボルの出現率を平均化する通信システムである。
【0023】請求項2の発明は、請求項1に記載された
通信システムにおいて、前記入力データをパケット単位
で変化させる処理を行う手段は、パケット番号を含んだ
信号とデータ領域のデータの排他的論理和演算を行うエ
ネルギー拡散強化装置であり、かつ、前記受信装置がパ
ケット番号を含んだ信号とデータ領域のデータの排他的
論理和演算を行うエネルギー拡散強化解除装置を備えた
通信システムである。
【0024】請求項3の発明は、請求項2に記載された
通信システムにおいて、前記エネルギー拡散強化装置
は、前記外部インタフェース装置と前記伝送路符号化装
置の間に配置され、かつ、前記エネルギー拡散強化解除
装置は前記伝送路復号装置と前記端末インタフェース装
置の間に配置されている通信システムである。
【0025】請求項4の発明は、入力されたデータをパ
ケット番号を付加してパケット化する外部インタフェー
ス装置と、エネルギー拡散エンコード、誤り訂正エンコ
ード、変調を行う伝送路符号化装置を備えた送信装置、
復調、誤り訂正デコード、エネルギー拡散デコードを行
う伝送路復号装置と、パケット化したデータをPC等の
端末の入力信号形式へ変換する端末インタフェース装置
を備えた受信装置とからなる通信システムにおいて、前
記外部インタフェース装置は、入力データをパケット単
位で変化させる処理を行い、該処理によりQAM変調に
おけるシンボルの出現率を平均化する通信システムであ
る。
【0026】請求項5の発明は、請求項4に記載された
通信システムにおいて、前記外部インタフェース装置
は、所定の伝送パケットのデータ領域の先頭に配置され
パケット毎に更新されるエネルギー拡散強化信号と、入
力データとの排他的論理和演算を行い、その結果をその
他のデータ領域に配置し、かつ、前記端末インタフェー
スは、伝送パケットのデータ領域のエネルギー拡散強化
信号とその他のデータ領域のデータとで排他的論理和演
算を行うものである通信システムである。
【0027】以上の構成によれば、ディジタル放送用と
して従来用いられている伝送路符号化装置、及び伝送路
復号装置を活かして、エネルギー拡散符号化の能力を向
上することが可能で、単一のデータが連続する性質を持
つデータ伝送に、例えば256QAMのように多値数の
大きい変調方式を用いた場合でも、各シンボルの出現確
率を平均化でき、誤りの少ない通信システムを構築でき
る。また、従来行われているディジタル放送用としても
利用することも可能となる。
【0028】
【発明の実施の形態】本実施例では、本発明をDVBの
仕様に従った伝送路符号化装置、及び伝送路復号装置を
例に採って説明する。図1は、本発明を実施するための
通信システムの構成を示すブロック図である。送信装置
101は、外部インタフェース装置104とエネルギー
拡散強化装置105,DVBの仕様に従った伝送路符号
化装置106で構成する。外部インタフェース装置10
4は、インターネット等の外部網100から送られてく
るデータをTSパケット化する。
【0029】また、送信装置101と受信装置103間
の伝送容量を一定に保つため、必要に応じてダミーデー
タを格納したTSパケットを多重して送出する。エネル
ギー拡散強化装置105では、単一のデータが連続した
場合にも、変調時の各シンボルの出現回数を平均化する
ため、伝送路符号化装置106の入力をパケット単位で
操作し変化させる。そのため、パケット番号を含んだ信
号とデータ領域のデータの排他的論理和演算を行う。パ
ケット番号を含んだ信号としてMPEGヘッダのcontin
uity_counterを含む4バイト目を用いる。データ領域の
データはペイロードとする。
【0030】エネルギー拡散強化装置105について図
2を用いて詳細に説明する。入力は外部インタフェース
装置104においてTSパケット化されたデータで、M
PEGヘッダの同期信号と同期した8ビットパラレルで
入力される。従って、TSパケットの初めの8ビット入
力は、同期信号47hとなる。この入力データの同期信
号47hを同期信号検出器701で検出し、MPEGヘ
ッダの4バイト目をレジスタ702に記憶する。このM
PEGヘッダ4バイト目にはcontinuity_counter(4ビ
ット)が含まれ、これはパケットの順番を示すもので、
1パケット毎にインクリメントされた値が入っている。
【0031】XOR器703は、このレジスタ702の
出力と入力データとの排他的論理和を算出する。セレク
タ704のセレクタ信号は、セレクタ704が、セレク
タ704へMPEGヘッダが入力した場合にdata1
を選択し、その他の場合はdata2を選択するように
構成する。これによって、セレクタ704の出力に、M
PEGヘッダはそのまま出力される。ペイロードはMP
EGヘッダの4バイト目と排他的論理和演算されたもの
となり、単一のデータが連続してエネルギー拡散強化装
置105へ入力された場合においても、パケット毎に異
なったデータが、エネルギー拡散強化装置105から出
力される。
【0032】このエネルギー拡散強化装置105からの
出力は、伝送路符号化装置106へ入力され、同期1反
転部111、エネルギー拡散エンコーダ部112、誤り
訂正エンコーダ部113、インタリーバ部114を通
り、QAM変調部115でQAM変調されCATV伝送
路102へ送出される。受信装置103は、DVBの仕
様に従った伝送路復号装置107と、エネルギー拡散強
化解除装置108、端末インタフエース装置109,P
C等110で構成する。
【0033】CATV伝送路102から受信装置103
へ配信された信号は、伝送路復号装置107のQAM復
調部116でQAM復調され、デインタリーバ部11
7、誤り訂正デコーダ部118、エネルギー拡散デコー
ダ部119、同期1反転部120で処理されTSパケッ
トが出力される。エネルギー拡散強化解除装置108で
は、エネルギー拡散強化装置105と同一の回路によっ
て、送信装置101の外部インタフェース装置104か
ら出力されたデータヘ復号する。
【0034】この出力を端末インタフェース装置109
において、TSパケットからPC等への出力信号形式へ
変換を行い、PC等の端末110へ出力する。上述のよ
うに、従来の装置にエネルギー拡散強化装置105、エ
ネルギー拡散強化解除装置108を付加することによ
り、QAM変調部115への入力は、continuity_count
erが4ビットであることから、従来の8パケット周期か
ら16パケット周期となる。256QAM変調を用いる
と、伝送路符号化装置106において204×8バイト
が理想的にランダム化されていれば、16パケットで各
シンボルは12.75回出現する計算となる。この出現
回数は実際には整数値となるため、12回現れるシンボ
ルと13回現れるシンボルが存在することとなり、従来
技術のそれが12回、14回であるのと比較して、出現
回数を平均化することができる。
【0035】従来技術について実アルゴリズムシミュレ
ーションを行った場合の結果を図7にまた、本実施例に
ついて行った場合の結果を図8に示す。それぞれの図
は、変調部への入力データにおいて、8ビット毎の値を
横軸にとり、204×8×64バイトのデータにおける
各8ビット値の出現回数を縦軸に表したものである。伝
送路符号化装置への入力は、ペイロード部をFFhで満
たした188バイトのTSパケットとした。実際のアル
ゴリズムでは、エネルギー拡散エンコーダ部において理
想的なランダム信号が発生できないため、各シンボルの
出現回数には、ばらつきが見られるものの、本実施例に
おいて各シンボルの出現回数が平均化しているのが確認
できる。
【0036】このように、ディジタル放送用として従来
用いられている伝送路符号化装置、及び伝送路復号装置
を活かして、エネルギー拡散の能力を向上させた通信シ
ステムを構成することができる。本実施例には、TSパ
ケットを扱う例を挙げたが、他のパケット番号を持つス
トリームを扱う場合においても、同様にパケット番号を
含んだ信号とデータ領域のデータの排他的論理和演算を
行うエネルギー拡散強化装置と、受信装置内の伝送路復
号装置と端末インタフェース装置の間に、パケット番号
を含んだ信号とデータ領域のデータの排他的論理和演算
を行うエネルギー拡散強化解除装置とを備えることで、
同様の効果を持つ通信システムを構築することができ
る。
【0037】図3は、本発明を実施するためのその第2
実施例に係る通信システムの構成を示すブロック図であ
る。図中、送信装置801は、改良外部インタフェース
装置804とDVBの仕様に従った伝送路符号化装置8
05で構成されている。改良外部インタフェース装置8
04では、伝送パケットにおいてデータ領域の先頭にパ
ケット毎に更新されるエネルギー拡散強化信号を配置
し、入力データとエネルギー拡散強化信号との排他的論
理和演算を行い、その結果をその他のデータ領域に配置
する。
【0038】本実施例における伝送パケットは、TSパ
ケットであり、図4に示すように、データ領域であるペ
イロ一ドの先頭に1バイトのエネルギー拡散強化信号を
付加し、入力データとエネルギー拡散強化信号との排他
的論理和演算を施したものを、その他のペイロード領域
に配置する。改良外部インタフェース装置804の詳細
を図5を用いて説明する。MPEGヘッダ発生器100
0は、MPEGヘッダ4バイトを発生し、エネルギー拡
散強化信号発生器1001は、ペイロードの先頭に付加
するエネルギー拡散強化信号を発生する。
【0039】エネルギー拡散強化信号は、パケット毎に
異なった値をとる。改良外部インタフェース装置804
へ入力されたデータは、一度FIFO1002へ蓄積さ
れ、XOR器1004によってエネルギー拡散強化信号
との排他的論理和演算を施された値となる。セレクタ1
006は、MPEGヘッダ発生器1000、エネルギー
拡散強化信号発生器1001,XOR器1004からの
出力をセレクタ信号で切り替えることによって、図4に
示すペイロードの先頭にエネルギー拡散強化信号を付加
し、かつ、入力データとエネルギー拡散強化信号との排
他的論理和演算を施したものを、その他のペイロード領
域に配置したTSパケットを作成する。この改良外部イ
ンタフェース装置804の出力は、伝送路符号化装置8
05へ入力され同期1反転部809、エネルギー拡散エ
ンコーダ部810、誤り訂正エンコーダ部811、イン
タリーバ部812を通り、QAM変調部813でQAM
変調しCATV伝送路802へ送出される。
【0040】受信装置803は、DVBの仕様に従った
伝送路復号装置806と改良した端末インタフェース装
置807,PC等808で構成する。CATV伝送路8
02から受信装置803へ配信された信号は、伝送路復
号装置806のQAM復調部814でQAM復調され
る。その後データは、デインタリーバ部815、誤り訂
正デコーダ部816、エネルギー拡散デコーダ部81
7、同期1反転部818で処理され、伝送路復号装置8
06はTSパケットを出力する。
【0041】改良した端末インタフェース装置807に
ついて図6を用いて説明する。入力は、MPEGヘッダ
の同期信号と同期した8ビットパラレルで入力される。
従って、TSパケットの初めの8ビット入力は、同期信
号47hとなる。この入力データの同期信号47hを同
期信号検出器1100で検出する。この検出後4バイト
目のエネルギー拡散強化信号をレジスタ1101に格納
する。XOR器1103は、このレジスタ値と入力デー
タの排他的論理和を算出する。最後に、FIFO110
4でMPEGヘッダ、エネルギー拡散強化信号を取り除
きPC等808へ出力する。
【0042】このような装置構成において、エネルギー
拡散強化信号を切り替える周期を8パケットより大きく
とればQAM変調部への入力信号の周期は長くなる。例
を示すと、エネルギー拡散強化信号を1バイトとし、こ
の信号を8ビットカウンターで作成すれば256パケッ
ト周期となる。このとき、256QAM変調を用いる
と、伝送路符号化装置805で理想的にランダム化され
ると仮定すれば、各シンボルは256QAMで204回
出現する計算となり、従来技術の192回現れるシンボ
ルと224回現れるシンボルが存在する通信システムと
比較して、出現回数を平均化できる。また、256QA
M変調において、エネルギー拡散強化信号を6ビットカ
ウンターで実現すると、伝送路符号化装置805で理想
的にランダム化されると仮定すれば、各シンボルは25
6QAMで51回出現する計算となり、従来技術の48
回現れるシンボルと56回現れるシンボルが存在する通
信システムと比較して、出現回数を平均化でき、改良外
部インタフェース装置804が最小回路規模で実現でき
る。この時の、実アルゴリズムシミュレーションの本実
施例の結果を図9に示す。この図は、QAM変調部81
3への入力データにおいて、8ビット毎の値を横軸にと
り、204×8×64バイトのデータにおける各8ビッ
ト値の出現回数を縦軸に表したものである。
【0043】伝送路符号化装置805への入力は、ペイ
ロード部をFFhで満たした188バイトのTSパケッ
トとした。同一条件下での従来技術のシミュレーション
結果(図8)と比較すると、本実施例によって各シンボ
ルの出現回数が平均化しているのが確認できる。このよ
うに、ディジタル放送用として従来用いられている伝送
路符号化装置及び、伝送路復号装置を活かして、エネル
ギー拡散の能力を向上させた通信システムを構成でき
る。
【0044】本実施例には、TSパケットを扱う例を挙
げたが、その他のパケットを扱う場合においても、同様
にデータ領域の先頭にパケット毎に更新されるエネルギ
ー拡散強化信号を配置し、入力データとエネルギー拡散
信号との排他的論理和演算を行い、その結果をその他の
データ領域に配置する外部インタフェース装置と、エネ
ルギー拡散エンコード、誤り訂正エンコード、変調を行
う伝送路符号化装置とを備えた送信装置と、復調、誤り
訂正デコード、エネルギー拡散デコードを行う伝送路復
号装置と、表示装置を含んだ信号処理装置であるPC等
の端末と、伝送パケットのデータ領域のエネルギー拡散
強化信号とその他のデータ領域のデータとの排他的論理
和演算を行い、PC等の端末の入力信号形式へ変換する
端末インタフェース装置を備えた受信装置とを備えた通
信システムを構築することで同様の効果が得られる。
【0045】
【発明の効果】請求項1,2,3に対応する効果:デイ
ジタル放送用として従来用いられている伝送路符号化装
置及び、伝送路復号装置を活かして、エネルギー拡散符
号化の能力を向上することが可能で、単一のデータが連
続する性質を持つデータ伝送に例えば256QAMのよ
うに多値数の大きい変調方式を用いた場合でも、各シン
ボルの出現確率を平均化でき、誤りの少ない通信システ
ムを構築できる。また、従来行われているディジタル放
送用としても利用することも可能となる。更に、パケッ
ト内のデータ領域を減らさずに、エネルギー拡散符号化
の能力を向上した通信システム構築が可能となる。請求
項4,5に対応する効果:ディジタル放送用として従来
用いられている伝送路符号化装置及び、伝送路復号装置
を活かして、エネルギー拡散符号化の能力を向上するこ
とが可能で、単一のデータが連続する性質を持つデータ
伝送に例えば256QAMのように多値数の大きい変調
方式を用いた場合でも、各シンボルの出現確率を平均化
でき、誤りの少ない通信システムを構築できる。また、
従来行われているディジタル放送用としても利用するこ
とも可能となる。更に、パケット内のデータ領域を用い
るため、システム構成によって必要となるエネルギー拡
散信号領域を確保することが可能で、自由度の高いエネ
ルギー拡散符号化の能力を向上した通信システム構築が
可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の通信システムの第1の実施例の構成を
示す図。
【図2】第1の実施例におけるエネルギー拡散強化装置
及び、エネルギー拡散強化解除装置の構成を示す図。
【図3】本発明の第2の通信システム実施例の構成を示
す図。
【図4】第2の実施例におけるTSパケット構成を示す
図。
【図5】第2の実施例における改良外部インタフエース
装置の構成を示す図。
【図6】第2の実施例における改良端末インタフエース
装置の構成を示す図。
【図7】従来技術におけるQAM変調部への入力データ
の出現回数を示す図。
【図8】第1の実施例におけるQAM変調部への入力デ
ータの出現回数を示す図。
【図9】第2の実施例におけるQAM変調部への入力デ
ータの出現回数を示す図。
【図10】従来の通信システムの構成を示す図。
【図11】従来の通信システムにおけるストリームパケ
ット(ST)の構成を示す図。
【図12】従来の通信システムにおけるエネルギー拡散
エンコーダ部及び同デコーダ部の構成を示す図。
【図13】従来の通信システムにおける伝送路符号化装
置で形成される伝送データの構成を示す図。
【図14】インタリーバによるデータ送出順序の入れ替
えの原理を説明する図。
【符号の説明】
100,200,800…外部網、101,201,8
01…送信装置、102,202,802…CATV伝
送路、103,203,803…受信装置、104,2
04…外部インタフェース装置、105…エネルギー拡
散強化装置、106,205,805…伝送路符号化装
置、107,206,806…伝送路復号装置、108
…エネルギー拡散強化解除装置、109,207…端末
インタフェース装置、110,208,808…PC
等、111,120,209,218,809,818
…同期1反転部、112,210,810…エネルギー
拡散エンコーダ部、113,211,811…誤り訂正
エンコーダ部、114,212,812…インタリーバ
部、115,213,813…QAM変調部、116,
214,814…QAM復調部、117,215,81
5…デインタリーバ部、118,216,816…誤り
訂正デコーダ部、119,217,817…エネルギー
拡散デコーダ部、400…ランダム信号発生部、401
…シフトレジスタ、402,404,703,100
4,1103…XOR器、403…AND器、701…
同期信号検出器、702,1101…レジスタ、70
4,1006…セレクタ、705,1102…OR(回
路)、804…外部インタフェース装置、807…端末
インタフェース装置、1000…MPEGヘッダ発生
器、1001…エネルギー拡散強化信号発生器、100
2,1104…FIFO、1003…188値カウン
タ、1005…セレクタ信号発生器、1100…同期信
号検出器。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力されたデータをパケット番号を付加
    してパケット化する外部インタフェース装置と、エネル
    ギー拡散エンコード、誤り訂正エンコード、QAM変調
    を行う伝送路符号化装置を備えた送信装置、QAM復
    調、誤り訂正デコード、エネルギー拡散デコードを行う
    伝送路復号装置と、パケット化したデータを端末の入力
    信号形式へ変換する端末インタフェース装置を備えた受
    信装置とから成る通信システムにおいて、入力データを
    パケット単位で変化させる処理を行う手段を備え、該処
    理によりQAM変調におけるシンボルの出現率を平均化
    することを特徴とする通信システム。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載された通信システムにお
    いて、前記入力データをパケット単位で変化させる処理
    を行う手段は、パケット番号を含んだ信号とデータ領域
    のデータの排他的論理和演算を行うエネルギー拡散強化
    装置であり、かつ、前記受信装置がパケット番号を含ん
    だ信号とデータ領域のデータの排他的論理和演算を行う
    エネルギー拡散強化解除装置を備えたことを特徴とする
    通信システム。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載された通信システムにお
    いて、前記エネルギー拡散強化装置は、前記外部インタ
    フェース装置と前記伝送路符号化装置の間に配置され、
    かつ、前記エネルギー拡散強化解除装置は前記伝送路復
    号装置と前記端末インタフェース装置の間に配置されて
    いることを特徴とする通信システム。
  4. 【請求項4】 入力されたデータをパケット番号を付加
    してパケット化する外部インタフェース装置と、エネル
    ギー拡散エンコード、誤り訂正エンコード、変調を行う
    伝送路符号化装置を備えた送信装置、復調、誤り訂正デ
    コード、エネルギー拡散デコードを行う伝送路復号装置
    と、パケット化したデータを端末の入力信号形式へ変換
    する端末インタフェース装置を備えた受信装置とからな
    る通信システムにおいて、前記外部インタフェース装置
    は、入力データをパケット単位で変化させる処理を行
    い、該処理によりQAM変調におけるシンボルの出現率
    を平均化することを特徴とする通信システム。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載された通信システムにお
    いて、前記外部インタフェース装置は、所定の伝送パケ
    ットのデータ領域の先頭に配置されパケット毎に更新さ
    れるエネルギー拡散強化信号と、入力データとの排他的
    論理和演算を行い、その結果をその他のデータ領域に配
    置し、かつ、前記端末インタフェースは、伝送パケット
    のデータ領域のエネルギー拡散強化信号とその他のデー
    タ領域のデータとで排他的論理和演算を行うものである
    ことを特徴とする通信システム。
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