JPH11261558A - 無線リモートi/o装置 - Google Patents

無線リモートi/o装置

Info

Publication number
JPH11261558A
JPH11261558A JP6078698A JP6078698A JPH11261558A JP H11261558 A JPH11261558 A JP H11261558A JP 6078698 A JP6078698 A JP 6078698A JP 6078698 A JP6078698 A JP 6078698A JP H11261558 A JPH11261558 A JP H11261558A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wireless
refresh
wireless slave
station
slave station
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP6078698A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3533455B2 (ja
Inventor
Minoru Oka
実 岡
Manabu Yamamoto
学 山元
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Omron Corp
Original Assignee
Omron Corp
Omron Tateisi Electronics Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Omron Corp, Omron Tateisi Electronics Co filed Critical Omron Corp
Priority to JP06078698A priority Critical patent/JP3533455B2/ja
Publication of JPH11261558A publication Critical patent/JPH11261558A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3533455B2 publication Critical patent/JP3533455B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Small-Scale Networks (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 通信サイクル時間が短く信頼性の高い無線通
信が可能な無線リモートI/O装置を提供する。 【解決手段】 リフレッシュ周期設定テーブル1の無線
スレーブ局毎のリフレッシュ周期と、重み設定テーブル
2のI/Oデータ長等の重み要素とから、スケジューリ
ングテーブル4の通信サイクルの各スロットに、無線ス
レーブ局を割り付け、このスケジューリングテーブル4
に従って、無線マスタ局が無線スレーブ局とサイクリッ
クに通信して、無線スレーブ局毎に周期の異なるI/O
リフレッシュを行い、高頻度I/Oリフレッシュを要す
る無線スレーブ局のI/Oリフレッシュを頻繁に行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、無線マスタ局
が、直接、あるいは、無線中継局を介して、無線スレー
ブ局とサイクリックに通信してI/Oリフレッシュを行
う無線リモートI/O装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、製造現場においては、情報化へ
の要求に伴い、プログラマブルコントローラ、CNC、
ロボットコントローラ等のネットワーク化が進んでい
る。このようなFA用ネットワークは、生産効率向上の
ための高速化、性能向上の要求とともに、より高いデー
タ伝送速度と、より高いデータ伝送信頼性が要求される
ことになる。
【0003】ところで、有線通信の場合は、製造現場の
ラインの増設や変更、レイアウト変更等に対して、通信
ケーブルを設置しなおしたり、移動する作業者や移動体
とのデータ伝送等に対しては、通信ケーブルを接続しな
おしたり、ターンテーブル上に搭載された機器とのデー
タ伝送には、回転トランスやスリップリングのような特
別の設備を備えたりする必要があり、そのためのコス
ト、手間が無視できないので、レイアウト変更等の場合
や作業中移動する移動通信局等に対して、容易に、か
つ、よりローコストで対応しやすい無線通信が注目さ
れ、このような分野にも無線通信の導入、普及が望まれ
るようになってきている。
【0004】しかし、電波によるデータ無線通信におい
ては、有線通信に比べて通信環境が格段に悪く、ノイズ
の混入、電波の反射等によるフェージング、障害物の通
過による電波の遮断、電波強度の低下等により、そのデ
ータにエラーが発生したり、通信路途中でパケットが消
滅したりして、通信エラーとなることが、日常的に発生
する。
【0005】そこで、データ無線通信においては、一般
に、無線受信局から無線送信局へ、受信通知を送り返
し、この受信通知が所定時間内に無線送信局に到達しな
かったり、エラー受信の通知である場合は、直ちに通信
エラーとなったパケットを再送したり、誤り制御等の手
法を用い、あるいは、電波の届きにくい場所にある無線
スレーブ局との通信には無線中継局を介して通信する等
により、無線通信の信頼性を維持している。
【0006】また、従来の無線マスタ局と無線スレーブ
局とがサイクリックに通信してI/Oリフレッシュを行
う、いわゆる、サイクル通信においては、通信サイクル
の一サイクル(スロット)内で、無線マスタ局が、通信
対象として登録されている全ての加入無線スレーブ局に
順次ポーリングして、I/Oリフレッシュを行うのが普
通であった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、データ無線通
信の信頼性を確保するために、再送や誤り制御等の手法
を用いれば、通信するデータ量がその分増加して、通信
時間が長くなり、また、無線中継を行えば、中継の分だ
け必然的に通信時間は更に長くなってしまう。このよう
に、通信の所要時間が増すために、無線リモートI/O
装置の無線マスタ局と無線スレーブ局とのサイクル通信
の周期が長くなり、機器の高速制御を行うFA用ネット
ワークに要求される高速通信が実現困難となっている。
【0008】通信サイクルの一スロット内で、全ての加
入無線スレーブ局に順次ポーリングして、I/Oリフレ
ッシュを行えば、例えば、表示装置に表示するための無
線スレーブ局のように、それ程高速I/O応答性を必要
としない無線スレーブ局も、組み立て作業の動作を制御
する無線スレーブ局のように、高速I/O応答性を必要
とする無線スレーブ局も、一通信サイクル内で、区別さ
れることなく、一様にI/Oリフレッシュ処理され、そ
のため、通信サイクル時間は長くなってしまう。この点
も、FA用ネットワークに要求される高速通信を妨げる
もうひとつの原因となっている。
【0009】この発明は、上述の課題を解決し、通信サ
イクルが短く、FA用ネットワークに要求される高速通
信を、高い信頼性を維持しながら、実現できる無線リモ
ートI/O装置を提供するものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに、請求項1の発明は、無線マスタ局が、直接、ある
いは、無線中継局を介して、無線スレーブ局とサイクリ
ックに通信してI/Oリフレッシュを行う無線リモート
I/O装置において、無線スレーブ局毎のリフレッシュ
周期を設定するリフレッシュ周期設定テーブルと、無線
スレーブ局毎のリフレッシュ処理時間に影響を与える重
み要素を設定する重み設定テーブルと、上記リフレッシ
ュ周期設定テーブルのリフレッシュ周期と、上記重み設
定テーブルの重み要素とから、通信サイクルの各スロッ
トでリフレッシュ処理を行う無線スレーブ局を割り付け
るスケジューリングテーブルとを具備し、スケジューリ
ングテーブルに従って、無線マスタ局が無線スレーブ局
とサイクリックに通信してI/Oリフレッシュを行うこ
とを特徴とする。
【0011】請求項1の発明によれば、I/Oリフレッ
シュを必要とする頻度に応じて、各無線スレーブ局のポ
ーリングされる周期が定められ、そのI/Oリフレッシ
ュに要する時間とポーリング周期とから、通信サイクル
の各スロットへI/Oリフレッシュする無線スレーブ局
が分散して割り付けられることにより、その分散された
分、通信サイクル時間が短くなる。
【0012】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、上記スケジューリングテーブルに割り付けられた無
線スレーブ局の算出処理時間ののスロット毎の和の最大
値が、できるだけ小さくなるように、スケジューリング
テーブルの割り付けを行うことを特徴とする。
【0013】請求項2の発明によれば、通信サイクル時
間を、算出される無線スレーブ局の処理時間の和の最大
値よりやや大きい一定値に設定して、通信サイクル処理
を行っても、通信サイクル時間が比較的短くなる。
【0014】請求項3の発明は、請求項1の発明におい
て、上記重み設定テーブルの項目に無線中継段数が含ま
れることを特徴とする。
【0015】請求項3の発明によれば、無線中継局を介
して通信する無線スレーブ局と無線マスタ局とのI/O
リフレッシュ処理時間に、中継に要する時間が加算され
る。
【0016】請求項4の発明は、請求項1の発明におい
て、上記スケジューリングテーブルのひとつのスロット
に同一の無線スレーブ局が複数割り付けられ、上記ひと
つのスロット内で、無線マスタ局が同一の無線スレーブ
局と複数回I/Oリフレッシュを行うことを特徴とす
る。
【0017】請求項5の発明は、請求項4の発明におい
て、無線マスタ局と上記同一の無線スレーブ局との複数
回のI/Oリフレッシュが、無線マスタ局と他の無線ス
レーブ局とのI/Oリフレッシュを挟んで行われるよう
にしたことを特徴とする。
【0018】請求項4または5の発明によれば、一通信
サイクル内に複数回のI/Oリフレッシュを行う無線ス
レーブ局は、あたかも通信サイクルが「1/複数回」と
短くなったように頻繁にI/Oリフレッシュされる。
【0019】請求項6の発明は、請求項1の発明におい
て、無線スレーブ局が、上記スケジューリングテーブル
の結果から無線マスタ局が決定した通信サイクル時間に
基づいて、無線マスタ局からのポーリングを監視するこ
とを特徴とする。
【0020】請求項6の発明によれば、ポーリングがス
ケジュールどおりでなくなったとき、無線マスタ局がこ
れを検知する。
【0021】
【発明の実施の形態】この発明の実施の形態を、以下、
図面を参照して説明する。
【0022】先ず、図1に、この発明の無線リモートI
/O装置を使用する無線通信ネットワークの例を示す。
【0023】図1において、プログラマブルコントロー
ラのリモートI/Oマスタ10に、リモートI/Oネッ
トワーク20を介して無線マスタ局Mが接続され、この
無線マスタ局Mは、自局と直接通信してI/Oリフレッ
シュする無線スレーブ局S1、S2のネットワークNW
1を持っていて、このネットワークNW1内の無線スレ
ーブ受信局S1、S2に対して、順次ポーリングしてI
/Oリフレッシュして、いわゆる、サイクル通信を行
う。このサイクル通信は、後に説明するスケジューリン
グテーブルに従って実行される。なお、ネットワークN
W1には、一般に、直接無線通信できる多数の無線スレ
ーブ局が配備されているが、説明を簡単にするために、
ここでは2個の無線スレーブ局S1、S2を図示してい
る。
【0024】また、無線送信局Mは、ネットワークNW
1外にも、すなわち、直接通信がやや困難なエリアに
も、無線スレーブ局S3、S4、S5のように、複数の
無線スレーブ局を持っていて、これらのネットワークN
W1外の無線スレーブ局には、ネットワークNW1内の
無線スレーブ局S1を無線中継局として通信を行う。な
お、上記無線スレーブ局S1は、表示装置(図示省略)
に接続され、あまり頻繁なI/Oリフレッシュは必要と
しない。無線スレーブ局S2は、組立装置(図示省略)
に接続され、高速なI/O応答性を得るために、頻繁な
I/Oリフレッシュが必要である。
【0025】無線中継局S1は、無線マスタ局Mと同様
にネットワークNW2を持ち、そのネットワークNW2
内の無線スレーブ局S3等に対してサイクル通信を無線
中継し、これにより、無線送信局Mと無線スレーブ局S
3、S4、S5のI/Oリフレッシュが行われる。この
I/Oリフレッシュも、上記スケジューリングテーブル
に従って実行される。なお、図示は省略しているが、ネ
ットワークNW2内にも多数の無線スレーブ局が配備さ
れている。このI/Oリフレッシュも、上記スケジュー
リングテーブルに従って実行される。なお、無線スレー
ブ局S5は、無線誘導搬送車AGV上に搭載されてい
て、このAGVは工場内を巡回するから、電波が届きに
くくなって通信が不安定になることが多い。従って、こ
の無線スレーブ局S5に対しては、再送制御や誤り訂正
等の手法を使ってI/Oリフレッシュすることになり、
I/Oリフレッシュ処理時間を長くしておくことにな
る。
【0026】図2は、この発明の主要構成を示すブロッ
ク図で、1は、リフレッシュ周期設定テーブル、2は、
重み設定テーブル、3は、スケジューリング手段、4
は、スケジューリングテーブルである。
【0027】上記リフレッシュ周期設定テーブル1は、
無線スレーブ局S1、S2、‥‥S5毎のリフレッシュ
周期を設定するもので、図3に示すように、無線スレー
ブ局のWNID、#1、#2、#3、#4、#5毎に、
I/Oリフレッシュを実行するリフレッシュ周期を書き
込めるようになっている。図3の例では、無線スレーブ
局S1(WNID:#1)は、通信サイクルの4サイク
ルに1回I/Oリフレッシュを実行するように指定して
ある。
【0028】上記重み設定テーブル2は、無線スレーブ
局S1、S2、‥‥S5毎のI/Oリフレッシュ処理時
間に影響を与える「重み要素」を設定するもので、図4
に示した重み設定テーブルの例では、無線中継の中継段
数とI/Oデータ長を、「重み要素」として用いてい
る。中継段数「0」は、中継なしで直接通信する場合を
示し、無線スレーブ局S1(WNID:#1)は、中継
なし、そして、そのI/Oデータ長は、120bytes で
あることを示している。この重み設定テーブル2は、手
入力でなく、システム内部に格納されている情報から編
集されている。
【0029】通信の信頼度を上げるための通信エラーの
際の再送処理、誤り制御等を行う場合は、これらのネッ
トワーク設定情報も「重み要素」となるので、上記重み
設定テーブル2の項目に追加するとよい。
【0030】図4の重み設定テーブル2の「重み要素」
の中、中継段数1段の無線中継を挟むと、その中継処理
に約10msの時間を要し、また、I/Oデータを1by
te通信するには、約0.1msを要する。これらの値を
基にI/Oリフレッシュ処理時間に換算したものを図5
に示す。無線マスタ局Mと無線スレーブ局S1とがI/
Oリフレッシュするには、12msを要し、無線マスタ
局Mと無線スレーブ局S2とがI/Oリフレッシュする
には、2msあればよいことを示している。なお、図5
は、説明のために示したものであって、図5のようなテ
ーブルを作成することは必要でない。
【0031】上記のリフレッシュ周期設定テーブル1の
リフレッシュ周期と、重み設定テーブル2の重み要素
(中継段数とI/Oデータ長)とから、スケジューリン
グ手段3がスケジューリングテーブル4を生成する。ス
ケジューリングテーブル4の例を、図6に示す。図6に
おいて、「リフレッシュスロット」の「1」〜「12」
は、通信サイクルの1〜12を意味し、無線スレーブ局
S1(#1)は、スロット1、5、9、すなわち、1番
目、5番目、9番目の通信サイクルにおいてサイクリッ
クにI/Oリフレッシュ処理を行い、無線スレーブ局S
2(#2)は、全スロット1、2、‥‥12の通信サイ
クルでサイクリックにI/Oリフレッシュ処理を行う、
というように、無線スレーブ局毎に異なる周期と位相で
I/Oリフレッシュを行うことを示している。そして、
この12スロットは繰り返して実行されていく。
【0032】図6のスケジューリングテーブル4の最下
行の「通信サイクル時間」は、各スロットの丸印の付い
た無線スレーブ局の算出処理時間(図5参照)を加算し
たもので、例えば、スロット1では、3個の無線スレー
ブ局S1、S2、S4のI/Oリフレッシュ処理を実行
するのに、43msの時間を要することを示している。
なお、この「通信サイクル時間」は、必ずしもスケジュ
ーリングテーブル4に格納しておかなくてもよく、他の
領域に保存したり、スケジューリングと実通信サイクル
時間(実際に稼働する通信サイクル時間)設定後廃棄し
たりしてもよい。
【0033】以上のようにして準備されたスケジューリ
ングテーブル4は、図7に示した通信処理のフローに従
って、サイクル通信に使用される。図7において、ステ
ップ701で、システム起動時に、スケジューリングテ
ーブル4は、サイクル通信処理の領域にロードされる。
次いで、このスケジューリングテーブル4から得られる
算出通信サイクル時間の最大値(図6の例では「71m
s」)に若干の余裕を持たせて、例えば、100msを
固定の実通信サイクル時間に設定し、ステップ702に
進んで、この実通信サイクル時間と各無線スレーブ局の
周期(何サイクル毎にI/Oリフレッシュ処理するかの
周期)を、それぞれの無線スレーブ局S1、S2、S
3、S4、S5に通知する。次のステップ703は、I
/Oリフレッシュ処理のルーチンで、ここでは、設定さ
れた実通信サイクル時間を1周期とした通信サイクルが
繰り返し実行される。通信サイクルの進行中、無線スレ
ーブ局S1、S2、S3、S4、S5は、通知された周
期と実通信サイクル時間を基に、例えば、無線スレーブ
局S2は無線マスタ局Mからのポーリングを、無線スレ
ーブ局S3は無線中継局S1からのポーリングを監視
し、所定時間内にポーリングが受けられないときは、
「異常」と判断して異常処理に移る。
【0034】図6のスケジューリングテーブル4の生成
プロセスを、図8のフローチャートに従って、説明す
る。先ず、ステップ801において、図3のリフレッシ
ュ周期設定テーブル1からスケジューリングテーブル4
の必要最小限のスロット数(列数)Tを算出する。リフ
レッシュ周期の最小公倍数がスロット数Tであって、T
=12である。
【0035】次に、ステップ802では、全無線スレー
ブ局S1、S2、S3、S4、S5のスケジューリング
が終わって、割り付け(図6の丸印)が済んだか否かを
調べる。割り付け済み(yes)ならば、スケジューリ
ングを終了する。割り付け未了(no)の場合は、ステ
ップ803に移り、次の無線スレーブ局の周期割り付け
を始める。先ず、ステップ803では、割り付け未了の
無線スレーブ局のうち、最小のWNIDの無線スレーブ
局iを割り付け対象として選定する。次いで、ステップ
804で、図3のリフレッシュ周期設定テーブル1から
リフレッシュ周期Ti(#1の場合「4」)を取得し、
次のステップ805で、図4の重み設定テーブル2か
ら、図5に示した、無線スレーブ局iの処理の重み(処
理時間)(#1の場合「12ms」)を算出する。
【0036】次のステップ806では、無線スレーブ局
iの処理スロットを12のスロットの中から割り付け
る。無線スレーブ局iのリフレッシュ周期Ti以下の番
号のスロットにスロット列の最初の割り付けをしない
と、周期Tiが維持できないから、また、各スロットの
算出処理時間は、できるだけ小さくして通信サイクル時
間を短くしたいから、リフレッシュ周期Ti以下の範囲
内のスロットで、スロットの算出処理時間(このスロッ
トに既に割り付けられた各無線スレーブ局の算出処理時
間の和)が最も小さいスロットXに、無線スレーブ局i
のI/Oリフレッシュを割り付ける(図6の丸印)(#
1の場合「X=1」)。
【0037】上記ステップ806での無線スレーブ局i
のI/Oリフレッシュの最初の割り付けを終えると、次
のステップ807で、更にもうひとつの割り付けが可能
か否かを調べる。「直前に割り付けたX」+「リフレッ
シュ周期Ti」が、スロット数T以下(yes)なら
ば、更に割り付けが可能なので、ステップ808の割り
付け処理に移る。スロット数Tを越えていれば(n
o)、ステップ802に戻って、次の無線スレーブ局の
割り当てに入る。
【0038】ステップ808では、(X+Ti)番目の
スロットに無線スレーブ局iの次のI/Oリフレッシュ
を割り付ける(#1の場合「5」)。次いで、ステップ
809に進んで、更にその先のスロットに割り付けでき
るかを調べるために、XにTiを加算し(#1の場合、
加算結果は「X=5」)、ステップ807へ戻り、X+
Ti≦Tとなるまで、ステップ807〜809のループ
を繰り返す(#1の場合、更に「X=9」が割り付けら
れる)。
【0039】このようにして得られたスケジューリング
テーブル4(図6参照)においては、スロット2とスロ
ット8で算出通信サイクル時間が最大値「71ms」と
なっている。この「71ms」は、毎通信サイクルに全
ての無線スレーブ局のI/Oリフレッシュを行う従来の
場合の算出通信サイクル時間「113ms」の60%程
に減少しており、その分、通信サイクル時間の短縮がで
きて、高速な応答性のFA用ネットワークを構築するこ
とができる。また、算出通信サイクル時間の最大値が小
さければ、十分な余裕を持たせて実通信サイクル時間を
設定することができ、余裕時間をデータの再送、リカバ
リ処理に当てることもでき、これらの処理の必要度が高
い無線通信においては特に好都合である。
【0040】上述の実施の形態においては、各無線スレ
ーブ局は1スロットに最高1回のI/Oリフレッシュを
行うようにスケジューリングしたが、もし、非常に頻繁
にI/Oリフレッシュを必要とする無線スレーブ局があ
る場合は、この無線スレーブ局を1スロット(1通信サ
イクル)に複数回I/Oリフレッシュするようにスケジ
ューリングすることができる。図9および図10に、そ
の場合のリフレッシュ周期設定テーブル1とスケジュー
リングテーブル4の例を示す。なお、重み設定テーブル
2は、図4のものを使用している。
【0041】図9のリフレッシュ周期設定テーブル1に
おいて、1スロットに複数回I/Oリフレッシュを割り
付ける場合、リフレッシュ周期項に、例えば、回数の前
に「−]を付けて、通常の周期と区別して、毎スロット
複数回(図9の例では、2回)のI/Oリフレッシュを
指定する。この場合の図10に示したスケジューリング
テーブル4生成プロセスのフローの詳細な説明は省略す
るが、図8の処理フローに準じて生成することができ
る。無線スレーブ局S2(#2)の場合、図8のステッ
プ804の周期はTi=−2となり、ステップ806
で、図10のように、全スロットに#2を2個割り付け
る。割り付けに当たっては、無線スレーブ局S2が通信
サイクルの中で連続してI/Oリフレッシュすると、無
線マスタ局Mまたは無線スレーブ局S2でのデータの準
備が間に合わず、空のI/Oリフレッシュになることが
あるから、なるべく、その間に他の無線スレーブ局のI
/Oリフレッシュが実行されるようにする。図10のス
ケジューリングテーブル4の例では、1回目の無線スレ
ーブ局S2のI/Oリフレッシュ#2を2列目に、2回
目の無線スレーブ局S2のI/Oリフレッシュ#2を5
列目にして、これらの間に他の無線スレーブ局S3、S
4のI/Oリフレッシュ#3、#4を挟んで配列し、ス
ロット1では#1、#2、#4、#2、スロット2では
#2、#3、#2、#5のように、上から下へ順次I/
Oリフレッシュを実行するようにセットしてある。
【0042】この実施の形態のように、1通信サイクル
内で同一無線スレーブ局のI/Oリフレッシュを複数回
行えば、無線スレーブ局と無線マスタ局との応答、デー
タ交換が頻繁に行われ、INリフレッシュの回数が多く
なって、INデータの変化が速くI/Oリモートマスタ
局10に伝わる等、高速応答を実現できる他、通信エラ
ー発生の場合にも、その回復が速やかに行われることに
なる。
【0043】図11は、スケジューリングテーブル4生
成プロセスの他の例のフローチャートを示す。図11の
フローチャートは、スケジューリングテーブル4のスロ
ット毎の算出通信サイクル時間(図6、図10参照)の
最大値が最も小さくなるように無線スレーブ局のI/O
リフレッシュを割り付ける例である。図11において、
ステップ111では、図8のステップ801と同様に、
スケジューリングテーブル4のスロット数Tを算出す
る。
【0044】次に、ステップ112に進んで、リフレッ
シュ周期設定テーブル1に設定された全ての無線スレー
ブ局について、スロット列の左から順に、そのリフレッ
シュ周期で仮に割り付けていく。例えば、図2の#1に
付いては、スロット1、5、9を割り付け、#3および
#4に付いては、スロット1、3、5、7、9、11を
割り付け、#5に付いては、スロット1、7を割り付け
る。
【0045】次に、ステップ113に進み、各スロット
に割り付けられた無線スレーブ局の算出時間(図5参
照)の和の最大値を求める。ステップ112から直接ス
テップ113にフローが来た場合、和の最大値は、スロ
ット1に現れ、上の例の場合、その値は、「113」で
ある。
【0046】次のステップ114では、上記の和の最大
値を、割り付けの組み合わせ同士で比較し、和の最大値
が小さい値の方の組み合わせを残す。最初のフローで
は、比較する相手がないから、和の最大値「113」の
組み合わせを保存する。後に説明するステップ116経
由のフローの場合は、それまでに得られた和の最大値の
うち最も小さい和の最大値の組み合わせが、比較の相手
として残っているから、これと比較して、どちらか和の
最大値が小さい方の組み合わせを残す。
【0047】次のステップ115では、後に説明する
「組み合わせのずらし作業」が終わって、全ての組み合
わせ操作が終わったか否かを調べる。初回は、勿論、終
わっていない(no)から、ステップ116に進む。こ
こでは、ステップ112で仮にした割り当てを順次ずら
して新しい組み合わせを作る。上の例では、例えば、#
5の割り付けを、スロット2、8にシフトし、他の無線
スレーブ局の割り付けは変えずにおく。その結果、ステ
ップ113での和の最大値は、スロット1、5、9に現
れ、その値は、「78」となる。従って、ステップ11
4では、2回目の組み合わせの方を残すことになる。同
様にして、#5の割り付けを順次シフトし、また、他の
無線スレーブ局の割り付けも順次シフトして、各無線ス
レーブ局のリフレッシュ周期を維持しながら、T×n
(無線スレーブ局数)通りの全ての組み合わせを順次比
較すると、ステップ115で、「総当たり終り」(ye
s)となり、最後に残った組み合わせをスケジューリン
グテーブル4に採用する。このフローによれば、スロッ
ト毎の算出通信サイクル時間の最大値が最も小さくな
り、実通信サイクル時間を最も短くできる。実通信サイ
クル時間が短い程、FAシステムの応答は迅速になり、
生産効率も向上する。
【0048】
【発明の効果】上述のように、この発明によれば、無線
スレーブ局毎のリフレッシュ周期を設定するリフレッシ
ュ周期設定テーブルと、無線スレーブ局毎のI/Oリフ
レッシュ処理時間に影響を与える重み要素を設定する重
み設定テーブルと、上記リフレッシュ周期設定テーブル
のリフレッシュ周期と、上記重み設定テーブルの重み要
素とから、通信サイクルの各スロットでI/Oリフレッ
シュ処理を行う無線スレーブ局を割り付けるスケジュー
リングテーブルとを具備し、スケジューリングテーブル
に従って、無線マスタ局が無線スレーブ局とサイクリッ
クに通信してI/Oリフレッシュを行うようにしたか
ら、I/Oリフレッシュを必要とする頻度に応じて、各
無線スレーブ局のポーリングされる周期が定められ、そ
のI/Oリフレッシュに要する時間とポーリング周期と
から、通信サイクルの各スロットへI/Oリフレッシュ
する無線スレーブ局が分散して割り付けられることによ
り、通信サイクル時間を短くすることができ、再送処
理、誤り制御、無線中継等の高信頼度無線通信手法を採
用しても、無線通信の高速化がもたらされ、無線リモー
トI/O装置の応答性が向上する。
【0049】請求項2の発明によれば、請求項1の発明
において、上記スケジューリングテーブルのスロット毎
に割り付けられた無線スレーブ局の算出処理時間の和の
最大値ができるだけ小さくなるようにして、スケジュー
リングテーブルの割り付けを行うようにしたから、通信
サイクル時間を、算出される処理時間の和の最大値より
やや大きい一定値に設定して、簡単な定周期通信サイク
ル処理を行っても、通信サイクル時間が比較的短くで
き、無線通信の高速化が容易に実現できて、実用性が高
い。
【0050】請求項3の発明によれば、請求項1の発明
において、上記重み設定テーブルの項目に無線中継段数
を含むようにすれば、I/Oリフレッシュ処理時間に、
中継に要する時間が加算され、無線中継を採用したI/
Oリフレッシュ処理時間が、I/Oリフレッシュのスケ
ジュールに反映され、無線中継局を備えた無線リモート
I/O装置の通信サイクル時間設定がより正確になる。
【0051】請求項4の発明によれば、請求項1の発明
において、上記スケジューリングテーブルのひとつのス
ロットに同一の無線スレーブ局が複数割り付けられ、上
記ひとつのスロット内で、無線マスタ局が同一の無線ス
レーブ局と複数回I/Oリフレッシュを行うようにした
から、一通信サイクル内に複数回のI/Oリフレッシュ
を行う無線スレーブ局は、あたかも通信サイクルが実際
の通信サイクルの1/複数に短くなったように、頻繁に
I/Oリフレッシュされることになり、通信サイクルを
その分大幅に短縮した効果をもたらす。
【0052】請求項5の発明によれば、無線マスタ局と
上記同一の無線スレーブ局との複数回のI/Oリフレッ
シュが、無線マスタ局と他の無線スレーブ局とのI/O
リフレッシュを挟んで行われるから、同一の無線スレー
ブ局のI/OリフレッシュとI/Oリフレッシュの間に
若干の時間間隔が生じ、同一の無線スレーブ局のI/O
リフレッシュが連続する場合に生じやすい「空のI/O
リフレッシュ」を避けられ、有効なI/Oリフレッシュ
を頻繁に行うことができる。
【0053】請求項6の発明によれば、請求項1の発明
において、無線スレーブ局が、上記スケジューリングテ
ーブルの結果から無線マスタ局が決定した通信サイクル
時間に基づいて、無線マスタ局からのポーリングを監視
するようにしたから、無線マスタ局からのポーリングが
スケジュールどおりでなくなったとき、無線マスタ局が
これを検知して、通常のI/Oリフレッシュを中止し、
異常処理に切り換えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の無線リモートI/O装置を使用する
無線通信ネットワークの例を示す説明図。
【図2】この発明の無線リモートI/O装置におけるス
ケジューリング処理を示すブロック図。
【図3】この発明の無線リモートI/O装置におけるリ
フレッシュ周期設定テーブルの一実施の形態を示す説明
図。
【図4】この発明の無線リモートI/O装置における重
み設定テーブルの一実施の形態を示す説明図。
【図5】図4の重み設定テーブルからの処理時間算出値
を示す説明図。
【図6】図3のリフレッシュ周期設定テーブルおよび図
3の重み設定テーブルから得られたスケジューリングテ
ーブルを示す説明図。
【図7】この発明の無線リモートI/O装置における通
信処理フローを示すフローチャート。
【図8】この発明の無線リモートI/O装置におけるス
ケジューリングの一実施の形態のフローを示すフローチ
ャート。
【図9】この発明の無線リモートI/O装置におけるリ
フレッシュ周期設定テーブルの他の実施の形態を示す説
明図。
【図10】図9のリフレッシュ周期設定テーブルおよび
図4の重み設定テーブルから得られたスケジューリング
テーブルを示す説明図。
【図11】この発明の無線リモートI/O装置における
スケジューリングの他の実施形態のフローを示すフロー
チャート。
【符号の説明】
1 リフレッシュ周期設定テーブル 2 重み設定テーブル 3 スケジューリング手段 4 スケジューリングテーブル M 無線マスタ局 NW1、NW2 ネットワーク S1 無線中継局(無線スレーブ局) S2、S3、S4、S5 無線スレーブ局

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 無線マスタ局が、直接、あるいは、無線
    中継局を介して、無線スレーブ局とサイクリックに通信
    してI/Oリフレッシュを行う無線リモートI/O装置
    において、 無線スレーブ局毎のリフレッシュ周期を設定するリフレ
    ッシュ周期設定テーブルと、 無線スレーブ局毎のリフレッシュ処理時間に影響を与え
    る重み要素を設定する重み設定テーブルと、 上記リフレッシュ周期設定テーブルのリフレッシュ周期
    と、上記重み設定テーブルの重み要素とから、通信サイ
    クルの各スロットでリフレッシュ処理を行う無線スレー
    ブ局を割り付けるスケジューリングテーブルとを具備
    し、 スケジューリングテーブルに従って、無線マスタ局が無
    線スレーブ局とサイクリックに通信してI/Oリフレッ
    シュを行うことを特徴とする無線リモートI/O装置。
  2. 【請求項2】 上記スケジューリングテーブルに割り付
    けられた無線スレーブ局の算出処理時間のスロット毎の
    和の最大値が、できるだけ小さくなるように、スケジュ
    ーリングテーブルの割り付けを行うことを特徴とする請
    求項1記載の無線リモートI/O装置。
  3. 【請求項3】 上記重み設定テーブルの項目に無線中継
    段数が含まれることを特徴とする請求項1記載の無線リ
    モートI/O装置。
  4. 【請求項4】 上記スケジューリングテーブルのひとつ
    のスロットに同一の無線スレーブ局が複数割り付けら
    れ、上記ひとつのスロット内で、無線マスタ局が同一の
    無線スレーブ局と複数回I/Oリフレッシュを行うこと
    を特徴とする請求項1記載の無線リモートI/O装置。
  5. 【請求項5】 無線マスタ局と上記同一の無線スレーブ
    局との複数回のI/Oリフレッシュが、無線マスタ局と
    他の無線スレーブ局とのI/Oリフレッシュを挟んで行
    われるようにしたことを特徴とする請求項4記載の無線
    リモートI/O装置。
  6. 【請求項6】 無線スレーブ局が、上記スケジューリン
    グテーブルの結果から無線マスタ局が決定した通信サイ
    クル時間に基づいて、無線マスタ局からのポーリングを
    監視することを特徴とする請求項1記載の無線リモート
    I/O装置。
JP06078698A 1998-03-12 1998-03-12 無線リモートi/o装置 Expired - Lifetime JP3533455B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP06078698A JP3533455B2 (ja) 1998-03-12 1998-03-12 無線リモートi/o装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP06078698A JP3533455B2 (ja) 1998-03-12 1998-03-12 無線リモートi/o装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH11261558A true JPH11261558A (ja) 1999-09-24
JP3533455B2 JP3533455B2 (ja) 2004-05-31

Family

ID=13152338

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP06078698A Expired - Lifetime JP3533455B2 (ja) 1998-03-12 1998-03-12 無線リモートi/o装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3533455B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JP3533455B2 (ja) 2004-05-31

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN102326409B (zh) 无线通信系统、无线通信装置以及无线通信方法
CN101868943B (zh) 无线网络中的网络管理和设备通信的支持
CN100459461C (zh) 数据通信系统和数据通信方法
CN101978761B (zh) 在包括多个节点的无线网络中进行通信的方法
CN102714890B (zh) 用于在无线网络中提供机器对机器通信的方法和装置
US8837354B2 (en) Apparatus and method for supporting wireless actuators and other devices in process control systems
US9325368B2 (en) Gateway wireless communication instrument, wireless communication system, and communication control method
US10972957B2 (en) Method and device for routing data in 6TiSCH networks
CN105873169B (zh) 一种无线自组网通信方法
CN105182993A (zh) 飞行控制方法及装置
CN110234175A (zh) 一种自组网协调方法、装置、系统、设备及存储介质
US20220124841A1 (en) Human machine interface for mission critical wireless communication link nodes
CN114342461A (zh) 传输数据的方法和通信装置
Serror et al. QWIN: facilitating QoS in wireless industrial networks through cooperation
JPH11261558A (ja) 無線リモートi/o装置
KR102581349B1 (ko) 공장 자동화 시스템에서 프레임 운용 방법 및 장치
CN103796277A (zh) 一种指示信标帧发送和发送信标帧的方法、系统和装置
Yu et al. Realization and measurements of industrial wireless sensor and actuator networks
JPH11261465A (ja) 無線通信装置
Wang et al. Implementation of the WirelessHART MAC layer in the OPNET simulator
CN108449782A (zh) 终端及其多网络传输数据的方法、存储装置
JP7327785B2 (ja) 通信システム、遠隔制御機械システム及び通信方法
WO2021214966A1 (ja) 通信装置、通信システム、通信方法、およびプログラム
Balasubramanian et al. A novel real-time MAC protocol exploiting spatial and temporal channel diversity in wireless industrial networks
CN117082157A (zh) 工业以太网通信方法、设备及介质

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20031222

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20040204

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20040217

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090319

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090319

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100319

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100319

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110319

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110319

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120319

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120319

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130319

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140319

Year of fee payment: 10

EXPY Cancellation because of completion of term