JPH11261549A - 内容証明電子メール装置および方法ならびに内容証明電子メールプログラムの記憶媒体 - Google Patents

内容証明電子メール装置および方法ならびに内容証明電子メールプログラムの記憶媒体

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JPH11261549A
JPH11261549A JP10059485A JP5948598A JPH11261549A JP H11261549 A JPH11261549 A JP H11261549A JP 10059485 A JP10059485 A JP 10059485A JP 5948598 A JP5948598 A JP 5948598A JP H11261549 A JPH11261549 A JP H11261549A
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JP10059485A
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Hiroichi Yoshida
広市 吉田
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Original Assignee
Sharp Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 内容証明郵便に相当するサービスを電子メー
ルシステムで実現。 【解決手段】 内容証明電子メール方法は、電子メール
を受信するための電子メール受信ステップ(140)
と、受信した電子メールの発信者、受信時刻および内容
の同一性を保証して、受信した電子メールを、受信した
電子メールの転送先に送信する内容証明送信ステップ
(142〜158)とを含む。内容証明送信ステップ
は、受信したメールを当該内容証明電子メール装置の運
用者の秘密鍵で暗号化し(150)、受信したメールに
含まれる転送先に当該内容証明電子メール装置の運用者
を発信者として送信するステップを含んでもよい。好ま
しくは、送信装置が転送先に送信する電子メールと同じ
内容の電子メールを発信者にも返信するための返信ステ
ップ(164)をさらに含む。同様の目的を達成するた
めのプログラムを記憶した記憶媒体と、装置とも開示さ
れている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電子メールシステム
に関し、特に、既存の郵便システムにおける内容証明郵
便に類似した機能を提供することができる電子メールシ
ステムに関する。
【0002】
【従来の技術】ネットワークの普及にともなって、既存
の郵便制度と別の電子メールシステムが広く使用される
ようになっている。特に、インターネットの使用が広ま
ることで、異なる組織に属する人でも、互いの組織がイ
ンターネットへの接続を行なってさえいれば、電子メー
ルの授受が可能となってきたこと、および既存の郵便を
利用するのと比較して電子メールははるかに手軽に利用
できること、により、その利用は増加しつつある。
【0003】一方で、インターネットでは、電子メール
に限らず、配信データは複数のコンピュータを介して配
送されるため、そのセキュリティに不安があるとされ
る。そのため、電子メール等を用いたトランザクション
をいかに安全に指定された相手に配送するか、について
近年多大な労力が払われている。
【0004】それら労力のうちのかなりの部分が、特に
最近のいわゆる「エレクトロニック・コマース」や電子
マネーの実用化研究に関連して、情報の盗聴、改ざん、
「なりすまし」などと呼ばれる不正行為を防止するため
の技術に払われている。
【0005】それら技術のうちで、特に脚光を浴びてい
るのがいわゆる暗号化技術である。なかでも、暗号化ア
ルゴリズムが公開されている手法を用いることが、イン
ターネット上で安心して使用できるアルゴリズムの一つ
の要件であるとされている。暗号化技術の概略の傾向に
ついては、「インターネット時代の暗号技術」(三好
敏、日経エレクトロクニス、No.658,223頁以
下)を参照されたい。
【0006】そうした暗号化技術の一つに、公開鍵を用
いたものがある。公開鍵暗号系には、暗号化する際に用
いる鍵と、復号する際に用いる鍵との2つの鍵が使用さ
れる。この二つの鍵は互いに入れ替えても暗号化および
復号化が可能である。
【0007】この二つのうちの一つの鍵を公開し(公開
鍵)、他方の鍵を自分など一部の者だけが知っておく
(秘密鍵)ようにする。以下、対となる公開鍵と秘密鍵
とをまとめて暗号鍵データと呼ぶ。公開鍵は、公開鍵簿
と呼ばれるリストに登録され、だれでも知ることができ
る。こうした暗号鍵データを使用することで、色々なこ
とができる。
【0008】例えば、図9を参照して、ある受信者の暗
号鍵データ214が公開鍵220と秘密鍵222とを含
むものとする。このとき、この受信者とは別の送信者の
送信者装置210から当該受信者の装置212に対して
インターネットを介して秘密の情報を送信するときは次
のような処理を行なう。送信者装置210は、受信者の
公開鍵220を用いて情報を暗号化する。インターネッ
ト26を介してこの情報を受信した受信者装置212
は、この情報を秘密鍵222を用いて復号化する。公開
鍵220を用いて暗号化された情報は、秘密鍵222を
用いなければ解読できない。したがって、秘密鍵222
が人に知られない限り、インターネット26上で情報が
盗聴されたとしても直ちにその内容が知られる訳ではな
い。
【0009】逆に図10を参照して、送信者側の暗号鍵
データ230を用いて、送信者の認証を行なうことがで
きる。たとえば、送信者の暗号鍵データ230が秘密鍵
240と公開鍵242とを含むものとする。秘密鍵24
0は送信者のみが知っている。公開鍵242は誰でも知
ることができる。この場合、送信者装置210で送信情
報を秘密鍵240を用いて暗号化し、暗号化された情報
をインターネット26を会して受信者装置212に送信
する。受信者は、送信者の公開鍵242を用いてこの情
報を復号化する。うまく復号化できたら、その情報は秘
密鍵240によって暗号化されていたことが分かる。秘
密鍵240を知っているのは正しい送信者のみであるか
ら、これによりデータを送信してきた者がその送信者そ
の人であることが分かる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】このように、公開鍵方
式を用いた暗号化により、ある程度の信頼性および安全
性をもって情報を伝達することができる。しかし、電子
メールシステムにおいては、このような暗号化のみによ
っては解決できない問題がある。
【0011】その一つが、在来の郵便制度で提供されて
いる書留や内容証明郵便(以下まとめて「内容証明郵
便」と呼ぶ。)に相当する機能が、従来の電子メールシ
ステムでは提供できなかったという問題である。この問
題は、そうしたサービスを提供するためには発信者と受
信者との間でこの間のメール送信の仲介を行なう者の存
在が必要であるにもかかわらず、従来の電子メールシス
テムではそうした仲介者となるものがないこと、仮に仲
介者となるものがいたとしても、電子メールでは電子デ
ータを容易に偽造したり改ざんしたりることができるた
め、書留や内容証明郵便に相当するサービスを提供する
こと自体が困難と考えられていたこと、による。またこ
うしたサービスを提供する上で、電子メールの内容をす
べて一カ所に記憶しておいたりする手法が考えられない
わけではないが、その場合には膨大な容量の外部記憶装
置が必要となるという問題がある。さらに、複数の送信
先に同一の内容の電子メールを発信する際に、そうした
内容証明郵便に相当するサービスが提供できれば便利で
ある。また、そうした内容証明郵便に相当する電子メー
ルの発信の後、その内容が正しいことを確認できると好
ましい。また、電子メールの送信にあたって、受信者の
メールサーバが故障していたりすると、正常なメールの
送信が行なわれない場合がある。この時も、メールの送
信が正常に行なわれなかったことを知ることができれば
さらに好ましい。
【0012】それ故に請求項1または請求項2に記載の
発明の目的は、内容証明郵便に相当するサービスを電子
メールシステムで実現できる内容証明電子メール装置を
提供することである。
【0013】請求項3に記載の発明の目的は、複数の宛
先に対して同一内容の電子メールを発信する際に内容証
明郵便に相当するサービスを電子メールシステムで実現
できる内容証明電子メール装置を提供することである。
【0014】請求項4に記載の発明の目的は、内容証明
郵便に相当するサービスを電子メールシステムで実現で
き、かつ送信された内容を確認できる内容証明電子メー
ル装置を提供することである。
【0015】請求項5に記載の発明の目的は、内容証明
郵便に相当するサービスを電子メールシステムで実現で
き、かつ送信が失敗したことを発信者に通知できる内容
証明電子メール装置を提供することである。
【0016】請求項6または請求項7に記載の発明の目
的は、内容証明郵便に相当するサービスを電子メールシ
ステムで実現できる内容証明電子メール方法を提供する
ことである。
【0017】請求項8に記載の発明の目的は、複数の宛
先に対して同一内容の電子メールを発信する際に内容証
明郵便に相当するサービスを電子メールシステムで実現
できる内容証明電子メール方法を提供することである。
【0018】請求項9に記載の発明の目的は、内容証明
郵便に相当するサービスを電子メールシステムで実現で
き、かつ送信された内容を確認できる内容証明電子メー
ル方法を提供することである。
【0019】請求項10に記載の発明の目的は、内容証
明郵便に相当するサービスを電子メールシステムで実現
でき、かつ送信が失敗したことを発信者に通知できる内
容証明電子メール方法を提供することである。
【0020】請求項11に記載の発明の目的は、請求項
6〜請求項10に記載の、内容証明郵便に相当するサー
ビスを電子メールシステムで実現できる内容証明電子メ
ール方法を実現する内容証明電子メールプログラムの記
憶媒体を提供することである。
【0021】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明に
かかる内容証明電子メール装置は、電子メールを受信す
るための電子メール受信手段と、受信した電子メールの
発信者、受信時刻および内容の同一性を保証して、受信
した電子メールを、受信した電子メールの転送先に送信
する内容証明送信手段とを含む。
【0022】受信した電子メールの発信者と、受信時刻
と、その内容との同一性を保証して転送先に送信する内
容証明送信手段により、発信者とは異なる第三者によっ
て、その電子メールの内容証明が提供される。
【0023】請求項2に記載の発明にかかる内容証明電
子メール装置は、請求項1に記載の発明の構成に加え
て、内容証明送信手段は、受信したメールを当該内容証
明電子メール装置の運用者の秘密鍵で暗号化し、受信し
たメールに含まれる転送先に当該内容証明電子メール装
置の運用者を発信者として送信するための送信手段を含
む。
【0024】内容証明電子メール装置の運用者の秘密鍵
は、当該運用者にしか知られない。したがってその運用
者から発信された電子メールを当該運用者の公開鍵で復
号化できれば、その電子メールは確かに当該運用者から
送信されたものであることが分かる。したがってその電
子メールの内容証明の信ぴょう性を高めることができ
る。
【0025】請求項3に記載の発明にかかる内容証明電
子メール装置は、請求項1に記載の発明の構成に加え
て、内容証明送信手段は、受信した電子メールを当該内
容証明電子メール装置の運用者の秘密鍵で暗号化し、受
信した電子メールに含まれる転送先の全てに当該内容証
明電子メール装置の運用者を発信者として送信するため
の送信手段を含む。
【0026】内容証明電子メール装置が、複数の転送先
のすべてに電子メールを送信するので、発信者は、1通
の電子メールと、必要な転送先の宛名とを内容証明電子
メール装置に対して発信すればよく、簡単に複数の相手
に対して内容証明された電子メールを送ることができ
る。
【0027】請求項4に記載の発明にかかる内容証明電
子メール装置は、請求項2または請求項3に記載の発明
の構成に加えて、送信手段が転送先に送信する電子メー
ルと同じ内容の電子メールを当該電子メールの発信者に
返信するための返信手段をさらに含む。
【0028】転送先に送信されたのと同じ電子メールを
発信者に対して送信することで、発信者は内容証明のメ
ールが受信者に転送されたことを知ることができる。し
かも返送される電子メールは内容証明電子メール装置の
運用者の秘密鍵で暗号化されている。したがって当該電
子メールが確かに内容証明電子メール装置から返送され
たものであることが保証され、その電子メールを発信者
が保持しておくことで、その内容証明を行なうことがで
きる。またこれにより内容証明電子メール装置自体は、
内容証明したメールのコピーを保持しておく必要がなく
なり、大量の電子メールを処理したとしても、外部記憶
装置などの資源が不足するおそれは少ない。
【0029】請求項5に記載の発明にかかる内容証明電
子メール装置は、請求項1に記載の発明の構成に加えて
さらに、内容証明送信手段による転送先への電子メール
の送信が失敗したことに応答して、受信したメールの発
信者に対して電子メールの送信失敗に関する情報を送信
するためのエラー情報送信手段を含む。
【0030】内容証明のメールの送信に失敗したことが
発信者に対して通知されるので、発信者は適切な対応を
することが可能になる。
【0031】請求項6に記載の発明にかかる内容証明電
子メール方法は、電子メールを受信する電子メール受信
ステップと、受信した電子メールの発信者、受信時刻お
よび内容の同一性を保証して、受信した電子メールを、
受信した電子メールの転送先に送信する内容証明送信ス
テップとを含む。
【0032】受信した電子メールの発信者と、受信時刻
と、その内容との同一性を保証して転送先に送信する内
容証明送信ステップにより、発信者とは異なる第三者に
よって、その電子メールの内容証明が提供される。
【0033】請求項7に記載の発明にかかる内容証明電
子メール方法は、請求項6に記載の発明の構成に加え
て、電子メール受信ステップは、受信したメールを当該
内容証明電子メール方法の運用者の秘密鍵で暗号化し、
受信したメールに含まれる転送先に当該内容証明電子メ
ール方法の運用者を発信者として送信するための送信ス
テップを含む。
【0034】内容証明電子メール方法の運用者の秘密鍵
は、当該運用者にしか知られない。したがってその運用
者から発信された電子メールを当該運用者の公開鍵で復
号化できれば、その電子メールは確かに当該運用者から
送信されたものであることが分かる。したがってその電
子メールの内容証明の信ぴょう性を高めることができ
る。
【0035】請求項8に記載の発明にかかる内容証明電
子メール方法は、請求項6に記載の発明の構成に加え
て、内容証明送信ステップは、受信した電子メールを当
該内容証明電子メール装置の運用者の秘密鍵で暗号化
し、受信した電子メールに含まれる転送先の全てに当該
内容証明電子メール装置の運用者を発信者として送信す
る送信ステップを含む。
【0036】内容証明電子メール方法により、複数の転
送先のすべてに電子メールが送信されるので、発信者
は、1通の電子メールと、必要な転送先の宛名とを内容
証明電子メール方法の運用者に対して発信すればよく、
簡単に複数の相手に対して内容証明された電子メールを
送ることができる。
【0037】請求項9に記載の発明にかかる内容証明電
子メール方法は、請求項7または請求項8に記載の発明
の構成に加えて、送信ステップが転送先に送信する電子
メールと同じ内容の電子メールを当該電子メールの発信
者に返信する返信ステップをさらに含む。
【0038】転送先に送信されたのと同じ電子メールを
発信者に対して送信することで、発信者は内容証明のメ
ールが受信者に転送されたことを知ることができる。し
かも返送される電子メールは内容証明電子メール方法の
運用者の秘密鍵で暗号化されている。したがって当該電
子メールが確かに内容証明電子メール方法の運用者から
返送されたものであることが保証され、その電子メール
を発信者が保持しておくことで、その内容証明を行なう
ことができる。またこれにより内容証明電子メール方法
を運用する装置自体は、内容証明したメールのコピーを
保持しておく必要がなくなり、大量の電子メールを処理
したとしても、外部記憶装置などの資源が不足するおそ
れは少ない。
【0039】請求項10に記載の発明にかかる内容証明
電子メール方法は、請求項6に記載の発明の構成に加え
てさらに、内容証明送信ステップによる転送先への電子
メールの送信が失敗したことに応答して、受信したメー
ルの発信者に対して電子メールの送信失敗に関する情報
を送信するためのエラー情報送信ステップを含む。
【0040】内容証明のメールの送信に失敗したことが
発信者に対して通知されるので、発信者は適切な対応を
することが可能になる。
【0041】請求項11に記載の発明にかかる内容証明
電子メールプログラムの記憶媒体は、請求項6から請求
項10のいずれかに記載の内容証明電子メール方法を実
現するプログラムを機械可読な形式で記録したものであ
る。
【0042】この記憶媒体に記憶されたプログラムをコ
ンピュータに実行させることにより、請求項6から請求
項10に記載した発明と同様の効果を得ることができ
る。
【0043】
【発明の実施の形態】図1を参照して、本願発明の一実
施の形態の電子メールシステムは、互いにインターネッ
ト26に接続された送信者装置20および受信者装置2
4に加えて、送信者装置20から受信者装置24への内
容証明電子メールを仲介するための仲介者装置22とを
含む。本実施の形態では、送信者が、秘密鍵40および
公開鍵42を含む暗号鍵データ30を有し、仲介者が、
秘密鍵44および公開鍵46を含む暗号鍵データ32を
有しているものとする。
【0044】なお、送信者がこのように自分の暗号鍵デ
ータ30を持っていることは仲介者装置22による内容
証明の処理にとっては関係なく、なくとも構わない。
【0045】発信者装置20は、全体を管理するための
処理を行なうプログラムを実行するCPU50と、文字
を入力するための入力装置52と、入力された情報を表
示するための表示装置54と、入力された文字を編集す
るための編集装置56と、編集されたデータを送受信す
るための通信装置60と、表示プログラム、編集プログ
ラム、暗号化および復号化プログラムならびに各処理に
使用されるデータが格納されるRAM62と、表示プロ
グラム、編集プログラム、暗号化および復号化プログラ
ムなどを記録した記憶媒体64等からプログラム、デー
タなどを読み取り、RAM62に格納するための外部記
憶装置58とを含む。
【0046】受信者装置24も、送信者装置20と同じ
構成を有するので、ここではその詳細はくり返さない。
【0047】図3を参照して、仲介者装置22は、全体
を管理するための処理を行なうプログラムを実行するC
PU70と、電子メールを受信するための受信装置72
と、電子メールを送信するための送信装置80と、電子
メールを暗号化するための暗号装置74と、送信された
電子メールを一時的に保持するためのデータバッファ8
2と、電子メールがこの仲介者装置22を通過した時間
をスタンプするための時計76と、発信者情報と受信者
情報とを保存するためのバッファ84と、暗号装置74
を実現するためのプログラム88を記憶するためのRA
M86と、当該暗号化プログラムを機械可読な形式で記
憶した記憶媒体90から暗号化プログラムを読み出し、
RAM86に格納するための外部記憶装置78とを含
む。
【0048】データの流れは以下のようになる。図4を
参照して、送信者装置20では、送信内容100を自己
の秘密鍵40を用いて暗号化する。暗号化した送信内容
102を電子メールで仲介者装置22に宛てて送る。こ
のとき、真の送信先(受信者)を転送先として電子メー
ル中で指定しておく。
【0049】仲介者装置22は、受信したメールのデー
タにそのメールの受信日付および仲介者の名称を付加
し、さらに自己の秘密鍵44を用いて暗号化する。仲介
者装置22は、このようにさらに暗号化した送信内容1
04を、指定された転送先である受信者装置24に宛て
て電子メールで送信する。受信者装置24は、仲介者装
置22から電子メールを受け取ると、仲介者装置22の
公開鍵46を用いて復号化する。公開鍵46で電子メー
ルを復号化できれば、この電子メールが仲介者装置22
から送られてきたものであることが確認できる。この場
合、復号化することにより発信者装置20で暗号化され
た送信内容106が得られるので、必要であればこの送
信内容をさらに復号化すれば必要な情報が得られる。
【0050】また、仲介者装置22は、受信者装置24
に宛てて送信した送信内容104と同じ送信内容108
を電子メールで送信者装置20に宛てて送信する。発信
者装置20は、この電子メールを仲介者22の公開鍵を
用いて復号化して、自己が暗号化した送信内容110を
得る。この送信内容をさらに復号化して得られた送信内
容112が、最初の送信内容100と等しければ、正し
い内容の電子メールが受信者装置24に向けて送信され
てことが分かる。また、発信者装置20が受けた電子メ
ールの送信内容108は、仲介者装置22から受信者装
置24に向けて送信された送信内容104と同じもので
ある。この送信内容108は、仲介者の秘密鍵によって
暗号化されたものである。したがって、この送信内容1
08を保持しておくことで、発信者装置20は、仲介者
装置22によって、電子メールの内容証明に相当するサ
ービスを受けられることになる。
【0051】図5を参照して、発信者装置20において
実行される処理の流れは以下のようになる。まず、送信
すべきメールを作成する(120)。このメール自体の
内容を秘密にしておくべきであれば(122の判断でY
ES)このメールを暗号化する(124)。その上で、
このメールを内容証明で送るべきか否かを判断し(12
6)、内容証明を用いないときには宛名を受信者にして
(128)送信する(132)。内容証明で送るときに
は、宛名を仲介者に、転送先を受信者に、それぞれ指定
して(130)、メールを送信する(132)。これで
発信時における発信者側装置の処理は終了である。
【0052】図6を参照して、仲介者装置22における
処理は以下のとおりである。まず、電子メールを受信す
る(140)。この電子メールから転送先の宛名を取り
出し(142)、発信者の宛名を取り出す(144)。
次に送信されてきた電子メール本文に、受け取った日付
けを追加し(146)、さらに仲介者名を追加(14
8)する。次に、この電子メール全体を仲介者自身の秘
密鍵44(図1を参照)で暗号化する(150)。
【0053】次に、転送先が複数あるか否かをチェック
する(152)。転送先がひとつだけであればその転送
先に発信する(154)。転送先が複数個あれば、その
すべてに対してこの電子メールを発信する(156、1
58)。
【0054】このようにして行なった電子メールの発信
処理の結果、送信エラーがあったか否かを判定する(1
60)。送信エラーがあれば、発信者に対して転送エラ
ー情報を発信する(162)。
【0055】最後に、ステップ154またはステップ1
56で転送先に発信したものと同じ電子メールを発信者
に対しても送信する(164)。以上で仲介者装置で行
なわれる処理は終了である。
【0056】受信者装置では、電子メールの受信時に以
下のような処理が行なわれる。図7を参照して、まず電
子メールを受信する(170)。受信した電子メールの
送信者が仲介者装置22か否かを判定する(172)。
仲介者からのメールでない場合には処理はステップ17
6に進む。仲介者からのメールであればこの電子メール
が内容証明のメールとして送られて来たことを認識し、
電子メールの内容を仲介者の公開鍵46(図1参照)で
復号化する(174)。
【0057】次に、ステップ176で、電子メールの内
容の発信者と発信時間とを確認する。そして、その内容
が暗号化されているかどうかを判定する(178)。暗
号化されていればその内容を復号化する。こうして得ら
れたメールの内容を確認して(182)処理を終了す
る。このようにして、受信者装置では、仲介者装置から
送信されてきた電子メールが内容証明のメールであるこ
とを知ることができる。
【0058】一方、発信者装置20では、図6のステッ
プ164で仲介者装置22から返信されたメールを受け
取り以下のような処理を行なう。図8を参照して、発信
者装置20は、電子メールを受け取ると(190)、そ
の発信者が仲介者であるか否かを判定する(192)。
発信者が仲介者でなければ処理はステップ198に進
む。ステップ198以下の処理については後述する。発
信者が仲介者であれば、以前に内容証明のメールとして
送信したメールが受信者に対して内容証明のメールとし
て仲介者から発信されたことが分かる。この場合、発信
者装置20は、そのメールを一旦コピーし(194)、
コピーしたものの内容を仲介者の公開鍵46(図1参
照)を用いて復号化する(196)。その後処理はステ
ップ198に進む。
【0059】ステップ198では、電子メールの本文が
暗号化されているか否かを判定する。本文が暗号化され
ていればその内容を自己の公開鍵で復号化する(20
0)。こうして得られた電子メールの内容につき、その
内容が自己が発信した内容と一致するか否かを判定する
(202)。一致していれば処理が正常に行なわれたと
言えるから、メールを保存し(204)処理を終了す
る。一致しなければどこかで問題が生じたということで
あるから(206)、何らかの対応をとる。
【0060】このような仲介者装置22を用いた電子メ
ールシステムにより、在来の郵便物における郵便局の内
容証明郵便と同様に、どのような内容の電子メールを、
いつ、誰に送信したかを証明することができる。また上
記したように転送先として複数を指定できるようにして
おき、仲介者装置でその複数の転送先の各々に対して内
容証明に必要な処理を行なうことにより、発信者は1通
の電子メールと複数の宛名とを用意し発信するだけで、
同じ内容の複数の電子メールを、異なる宛先に内容証明
のメールとして発信させることができる。
【0061】また上記した実施の形態のシステムでは、
受信者に対して送信したのと同一内容の電子メールを仲
介者装置から発信者に対して返送している。こうするこ
とで、発信者は自己の電子メールが内容証明のメールと
して受信者に対して発信されたことが分かるが、その内
容が仲介者の秘密鍵で暗号化されていることから、その
メールが確かに仲介者装置によって発信されたものであ
ることを証明できる。同じ内容の電子メールが受信者に
対して発信されたことは仲介者において証明できるか
ら、結局、発信者から受信者に対して送信された電子メ
ールの内容が、仲介者から発信者に対して返送された電
子メールの内容と同一であることが証明できることにな
る。またこの場合、仲介者装置としては、内容証明した
電子メールを発信者に対して返送すればよく、内容証明
のために自己にそのコピーを保存する必要がない。その
ため、仲介者装置にデータを蓄積する必要がなくなり、
多数のメールを処理した場合でも外部記憶装置などの資
源の不足が生ずるということはない。
【0062】また、仲介者装置から発信する際に何らか
の送信エラーがあった場合、仲介者装置から発信者に対
して送信エラー情報が送信される。そのため、たとえば
メールサーバ等に故障があって電子メールの送付が正常
に行なえなかった場合、発信者がそうした異常を知るこ
とができ、適切な処理をとることが可能である。
【0063】本願発明にかかる装置および方法を、一実
施の形態のシステムに基づいて説明してきたが、本願発
明の技術的範囲が上述した実施の形態のシステムに限定
されないことはもちろんであり、上記以外にも様々な修
正をして実施することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本願発明の一実施の形態にかかる電子
メールシステムの全体構成を示す模式図である。
【図2】図2は、本願発明の一実施の形態にかかる電子
メールシステムで用いられる送信者装置のブロック図で
ある。
【図3】図3は、本願発明の一実施の形態にかかる電子
メールシステムで用いられる、仲介者装置のブロック図
である。
【図4】図4は、本願発明の一実施の形態にかかる電子
メールシステムにおける電子メールのデータの流れを示
す模式図である。
【図5】図5は、本願発明の一実施の形態にかかる電子
メールシステムにおいて用いられる送信者装置の、メー
ルの送信時のプログラム処理のフローチャートである。
【図6】図6は、本願発明の一実施の形態にかかる電子
メールシステムにおいて用いられる仲介者装置のプログ
ラム処理のフローチャートである。
【図7】図7は、本願発明の一実施の形態にかかる電子
メールシステムにおいて用いられる受信者装置の、メー
ルの受信時のプログラム処理のフローチャートである。
【図8】図8は、本願発明の一実施の形態にかかる電子
メールシステムにおいて用いられる送信者装置の、仲介
者装置からのメールの受信時のプログラム処理のフロー
チャートである。
【図9】図9は、従来の電子メールシステムにおける公
開鍵システムの使用法を示す模式図である。
【図10】図10は、従来の電子メールシステムにおけ
る公開鍵システムの他の使用法を示す模式図である。
【符号の説明】
20 送信者装置 22 仲介者装置 24 受信者装置 26 インターネット 50、70 CPU 60 通信装置 58、78 外部記憶装置 62、86 RAM 64、90 記憶媒体

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子メールを受信するための電子メール
    受信手段と、 受信した電子メールの発信者、受信時刻および内容の同
    一性を保証して、前記受信した電子メールを、前記受信
    した電子メールの転送先に送信する内容証明送信手段と
    を含む、内容証明電子メール装置。
  2. 【請求項2】 前記内容証明送信手段は、 前記受信したメールを当該内容証明電子メール装置の運
    用者の秘密鍵で暗号化し、前記受信したメールに含まれ
    る転送先に当該内容証明電子メール装置の運用者を発信
    者として送信するための送信手段を含む、請求項1に記
    載の内容証明電子メール装置。
  3. 【請求項3】 前記内容証明送信手段は、 前記受信した電子メールを当該内容証明電子メール装置
    の運用者の秘密鍵で暗号化し、前記受信した電子メール
    に含まれる転送先の全てに当該内容証明電子メール装置
    の運用者を発信者として送信するための送信手段を含
    む、請求項1に記載の内容証明電子メール装置。
  4. 【請求項4】 前記送信手段が転送先に送信する電子メ
    ールと同じ内容の電子メールを当該電子メールの発信者
    に返信するための返信手段をさらに含む、請求項2また
    は請求項3に記載の内容証明電子メール装置。
  5. 【請求項5】 さらに、前記内容証明送信手段による転
    送先への電子メールの送信が失敗したことに応答して、
    前記受信したメールの発信者に対して電子メールの送信
    失敗に関する情報を送信するためのエラー情報送信手段
    を含む、請求項1に記載の内容証明電子メール装置。
  6. 【請求項6】 電子メールを受信する電子メール受信ス
    テップと、 受信した電子メールの発信者、受信時刻および内容の同
    一性を保証して、前記受信した電子メールを、前記受信
    した電子メールの転送先に送信する内容証明送信ステッ
    プとを含む、内容証明電子メール方法。
  7. 【請求項7】 前記電子メール受信ステップは、 前記受信したメールを当該内容証明電子メール方法の運
    用者の秘密鍵で暗号化し、前記受信したメールに含まれ
    る転送先に当該内容証明電子メール方法の運用者を発信
    者として送信するための送信ステップを含む、請求項6
    に記載の内容証明電子メール方法。
  8. 【請求項8】 前記内容証明送信ステップは、 前記受信した電子メールを当該内容証明電子メール装置
    の運用者の秘密鍵で暗号化し、前記受信した電子メール
    に含まれる転送先の全てに当該内容証明電子メール装置
    の運用者を発信者として送信する送信ステップを含む、
    請求項6に記載の内容証明電子メール方法。
  9. 【請求項9】 前記送信ステップが転送先に送信する電
    子メールと同じ内容の電子メールを当該電子メールの発
    信者に返信する返信ステップをさらに含む、請求項7ま
    たは請求項8に記載の内容証明電子メール方法。
  10. 【請求項10】 さらに、前記内容証明送信ステップに
    よる転送先への電子メールの送信が失敗したことに応答
    して、前記受信したメールの発信者に対して電子メール
    の送信失敗に関する情報を送信するためのエラー情報送
    信ステップを含む、請求項6に記載の内容証明電子メー
    ル方法。
  11. 【請求項11】 請求項6から請求項10のいずれかに
    記載の内容証明電子メール方法を実現するプログラムを
    機械可読な形式で記録した、内容証明電子メールプログ
    ラムの記憶媒体。
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