JPH11259973A - データ記録及び/又は再生装置、並びに記録媒体 - Google Patents

データ記録及び/又は再生装置、並びに記録媒体

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JPH11259973A
JPH11259973A JP5797198A JP5797198A JPH11259973A JP H11259973 A JPH11259973 A JP H11259973A JP 5797198 A JP5797198 A JP 5797198A JP 5797198 A JP5797198 A JP 5797198A JP H11259973 A JPH11259973 A JP H11259973A
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JP5797198A
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Takehito Ishida
雄仁 石田
Atsuo Kurita
充生 栗田
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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  • Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 違法コピーを防止可能とし、例えばプライベ
ートテープなどの無断再生をも防ぐ。 【解決手段】 ディジタルビデオデータを圧縮すると共
に、そのディジタルビデオデータの圧縮に関する圧縮パ
ラメータを生成する圧縮符号化回路4と、圧縮パラメー
タを暗号化する圧縮パラメータデータ変換回路5と、暗
号化後の圧縮パラメータと圧縮後のディジタルビデオデ
ータとを磁気テープ10に記録するための誤り訂正符号
化回路6から回転ドラム9までの構成とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば民生用ディ
ジタルビデオテープレコーダ等に適用されるデータ記録
及び/又は再生装置、並びに記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】近年は、民生用のディジタルビデオテー
プレコーダ(DVテープレコーダ)が普及しつつあり、
このディジタルビデオテープレコーダにおいては、従来
のアナログビデオテープレコーダに比べて、高品質で且
つ長時間の記録再生が可能となっている。
【0003】また、ディジタルビデオテープレコーダに
おいては、従来のビデオテープレコーダとは異なり、デ
ータをディジタル信号のまま記録再生し、誤り訂正処理
が機能するため、記録再生による信号劣化が無い。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、ディジ
タルビデオテープレコーダでは記録再生による信号劣化
が無いため、信号の違法コピーが横行し易く、したがっ
てこの違法コピーを如何にして防止するかが課題となっ
ている。
【0005】このため、従来より、例えばコピー禁止情
報なるものをテープ上に記録しておき、データを記録し
ている時に当該データ中にコピー禁止情報を発見したな
らば、直ちに記録を停止させることによって、違法コピ
ーを防止するような方法等が存在する。
【0006】しかし、これらの現行の違法コピー防止方
法では、違法コピーを防ぐことはできるが、例えばマス
ターテープがあれば、誰でも再生することは可能であ
る。すなわち、現行の違法コピー防止方法では、再生す
ること自体を防止することはできず、したがって例えば
個人が作成したプライベートテープのように、他人に無
断で再生されたくないようなテープの無断再生を防ぐよ
うなことはできない。
【0007】そこで、本発明はこのような状況に鑑みて
なされたものであり、違法コピーを防止できると共に、
例えばプライベートテープなどの無断再生をも防ぐこと
ができるデータ記録及び/又は再生装置、並びに記録媒
体を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明のデータ記録装置
は、ディジタルデータを圧縮する圧縮手段と、ディジタ
ルデータの圧縮に関する圧縮パラメータを生成する圧縮
パラメータ生成手段と、圧縮パラメータを暗号化する暗
号化手段と、暗号化後の圧縮パラメータと圧縮後のディ
ジタルデータとを記録媒体に記録する記録手段とを有す
ることにより、上述した課題を解決する。
【0009】また、本発明のデータ再生装置は、圧縮さ
れたディジタルデータと当該圧縮に関連する暗号化され
た圧縮パラメータとが記録されてなる本発明の記録媒体
から、その圧縮後のディジタルデータと暗号化後の圧縮
パラメータとを再生する再生手段と、暗号化後の圧縮パ
ラメータを解読する暗号解読手段と、解読後の圧縮パラ
メータを用いて圧縮後のディジタルデータを伸張する伸
張手段とを有することにより、上述した課題を解決す
る。
【0010】また、本発明のデータ記録再生装置は、デ
ィジタルデータを圧縮する圧縮手段と、ディジタルデー
タの圧縮に関する圧縮パラメータを生成する圧縮パラメ
ータ生成手段と、圧縮パラメータを暗号化する暗号化手
段と、暗号化後の圧縮パラメータと圧縮後のディジタル
データとを記録媒体に記録する記録手段と、記録媒体か
ら圧縮後のディジタルデータと暗号化後の圧縮パラメー
タとを再生する再生手段と、記録媒体から再生した上記
暗号化後の圧縮パラメータを解読する暗号解読手段と、
解読後の圧縮パラメータを用いて、再生された圧縮後の
ディジタルデータを伸張する伸張手段とを有することに
より、上述した課題を解決する。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好ましい実施の形
態について、図面を参照しながら説明する。
【0012】図1には、本発明のデータ記録及び/又は
再生装置の一実施の形態としてのディジタルビデオテー
プレコーダの記録処理系の基本構成を示し、図2には本
実施の形態のディジタルビデオテープレコーダの再生処
理系の基本構成を示す。
【0013】図1に示すディジタルビデオテープテープ
レコーダの記録処理系において、例えば撮像用CCD
(固体撮像素子)及びレンズ系を備えたカメラ部にて生
成された映像信号や外部からライン入力として供給され
た映像信号は、A/D(アナログ/ディジタル)変換器
2によりサンプリングされてディジタルビデオデータに
変換されて圧縮符号化回路4に送られる。
【0014】圧縮符号化回路4ではビデオデータを後述
するようにして圧縮符号化する。当該圧縮符号化回路4
にて圧縮符号化されたビデオデータは、誤り訂正符号化
回路6に送られる。
【0015】また、例えばマイクロホンから入力された
音声信号や外部からライン入力として供給された音声信
号は、A/D変換器1によりサンプリングされてディジ
タルオーディオデータに変換されて音声信号記録処理回
路3に送られる。
【0016】音声信号記録処理回路3では、オーディオ
データに対して所定の記録信号処理を施す。この音声信
号記録処理回路3から出力された信号処理後のオーディ
オデータは、誤り訂正符号化回路6に送られる。
【0017】誤り訂正符号化回路6では、圧縮符号化さ
れたビデオデータと信号処理後のオーディオ信号に対し
て、誤り訂正符号を生成して付加する。この誤り訂正符
号が付加されたビデオデータ及びオーディオデータは、
記録変調処理回路7に送られる。
【0018】記録変調処理回路7では、ビデオデータ及
びオーディオデータから、磁気テープ10に記録するの
に適した記録信号を生成する。この記録信号は、記録ア
ンプ8を経て、回転ドラム9上に設けられた磁気ヘッド
に送られる。
【0019】これにより、本発明の記録媒体である磁気
テープ10には記録信号が記録される。
【0020】なお、図1中のキー信号発生回路11及び
圧縮パラメータデータ変換回路5、メモリ付きテープ2
0については後述する。
【0021】一方、図2に示すディジタルビデオテープ
テープの再生処理系において、磁気テープ10からは、
回転ドラム9上の磁気ヘッドによって信号が再生され
る。この再生信号は、再生アンプ13を経て、復調回路
14に送られる。
【0022】復調回路14では、再生信号を復調し、そ
の復調により得られるデータを誤り訂正復号化回路15
に送る。
【0023】誤り訂正復号化回路15では、復調回路1
4からのデータに対して誤り訂正処理を施す。当該誤り
訂正処理によって得られた前記圧縮符号化されているビ
デオデータは圧縮復号化回路18に送られ、また前記信
号処理がなされているオーディオデータは音声再生回路
16に送られる。
【0024】圧縮復号化回路18では、前記圧縮符号化
に対応する伸張復号化処理を行い、ディジタルビデオデ
ータを復元する。この復元されたディジタルビデオデー
タはD/A(ディジタル/アナログ)変換器19にてア
ナログ映像信号に変換されて、例えばモニタ等に出力さ
れる。
【0025】また、音声再生回路16では、前記信号処
理がなされたオーディオデータに対して、当該信号処理
に対応する音声再生処理を施し、ディジタルオーディオ
データを復元する。この復元されたディジタルオーディ
オデータは、D/A変換器17にてアナログ音声信号に
変換されて、例えばスピーカ等に出力される。
【0026】なお、図2中の圧縮パラメータデータ逆変
換回路22及びメモリ付きテープ20については後述す
る。
【0027】次に、図3には、図1の圧縮符号化回路4
及び圧縮パラメータデータ変換回路5の内部構成をより
詳細に示した構成を示す。なお、この図3において、前
記図1中の各構成要素と同一の指示符号が付加された構
成要素は同じものであり、音声信号の処理系と磁気テー
プへの記録系の構成は図示を省略している。
【0028】この図3において、前記A/D変換器2か
らのディジタルビデオデータは、圧縮符号化回路4のブ
ロッキング回路23に送られる。このブロッキング回路
23では、A/D変換器2からのディジタルビデオデー
タを所定単位毎にブロック化する。このブロッキング回
路23から出力されるブロック毎のビデオデータは、シ
ャッフリング回路24に送られる。
【0029】シャッフリング回路24では、ビデオデー
タをブロック毎にシャッフリングする。このシャッフリ
ングされたデータは、DCT回路25に送られる。
【0030】DCT回路25は、シャッフリング後のデ
ータをブロック毎に離散コサイン変換(DCT)し、当
該DCTにより得られるDCT係数データをいわゆるジ
グザグスキャン順に送り出す。また、DCT回路25
は、動きモードのフラグであるモーションフラグ(Moti
on flag)を、圧縮パラメータの一つとして発生する。
なお、当該モーションフラグとは、DCT回路25内に
おいて、DCT処理をフレーム処理(8×8画素単位)
にするのか、或いはフィールド処理(2×4×8画素単
位)にするのかを示す情報であり、1ビットで表現され
るものである。上記モーションフラグと上記ジグザグス
キャン順に並べられたDCT係数データとはデータバス
上で多重化されて、量子化回路26に送られる。
【0031】量子化回路26では、DCT係数データを
量子化し、量子化データを生成する。また、この量子化
回路26は、クラス分けの際のクラス番号(Class numb
er)及び選択された量子化器を示す量子化器番号(Quan
tization number)を、圧縮パラメータの一つとして発
生する。なお、クラス番号と量子化器番号の2種類の情
報は、DCTの処理単位内での量子化ステップを決める
情報として利用されるものである。クラス番号は2ビッ
トで、量子化器番号は4ビットで表現される。これらク
ラス番号,量子化器番号及びDCT回路25からのモー
ションフラグからなる圧縮パラメータと量子化データと
は、データバス上で多重化されて、可変長符号化回路2
7に送られる。
【0032】可変長符号化回路27では、上記量子化回
路26から供給された量子化データを可変長符号化す
る。当該可変長符号化により得られた符号データは、デ
ータバス上で上記モーションフラグとクラス番号及び量
子化器番号からなる圧縮パラメータと多重化されて、フ
レーミング回路28に送られる。
【0033】また、上記量子化回路26にて発生された
クラス番号,量子化器番号及びDCT回路25からのモ
ーションフラグからなる圧縮パラメータは、圧縮パラメ
ータデータ変換回路5内のデータ変換器21に送られ
る。当該圧縮パラメータデータ変換回路5のデータ変換
器21は、キー情報発生回路11から供給されるキー情
報(例えばデータ変換テーブル)に基づいて、上記圧縮
パラメータにデータ変換(エンコード)を施す。ここ
で、データ変換テーブルとは、上記圧縮パラメータと、
他の何らかのデータとの対応表であり、データ変換器2
1では、当該データ変換テーブルに基づいて、上記圧縮
パラメータを他のデータに変換する。すなわち、圧縮パ
ラメータを他のデータに変換するということは、圧縮パ
ラメータにスクランブルをかける(暗号化する)ことを
意味する。このデータ変換器21にて圧縮パラメータか
ら変換されたデータ(以下、変換後パラメータと呼ぶ)
は、フレーミング回路28に送られる。
【0034】フレーミング回路28では、先ず、上記可
変長符号化回路27から符号データに多重化されて供給
される圧縮パラメータと、上記圧縮パラメータデータ変
換回路5からの変換後パラメータとを、所定のタイミン
グで入れ替える。すなわち、このように圧縮パラメータ
を変換後パラメータと入れ替えるということは、後の再
生時において上記変換後パラメータを逆変換(デスクラ
ンブル)して圧縮パラメータを復元しなければ、磁気テ
ープ10から再生された圧縮ビデオデータを伸張復号化
することができないことを意味している。
【0035】上述したような圧縮パラメータと変換後パ
ラメータの入れ替えを行った後、フレーミング回路28
は、符号データを所定単位にフレーミングし、当該入れ
替えられた変換後パラメータと共にデシャッフリング回
路29に送る。
【0036】上記デシャッフリング回路29では、当該
フレーミングされた符号データをブロック毎にデシャッ
フリングし、誤り訂正符号化回路6に送る。この誤り訂
正符号化回路6以降は、前記図1と同様である。
【0037】また、上記キー情報発生回路11が発生し
たキー情報(データ変換テーブル)は、例えばメモリ付
きテープ20に記録される。
【0038】なお、図3の構成では、フレーミング回路
28内部にて圧縮パラメータと変換後パラメータとの入
れ替えを行う例を挙げたが、例えば可変長符号化回路2
7とフレーミング回路28との間に、圧縮パラメータと
変換後パラメータとの入れ替えを行う入れ替え回路を設
けることも可能である。
【0039】次に、図4には、図2の圧縮復号化回路1
8及び圧縮パラメータデータ逆変換回路22の内部構成
をより詳細に示した構成を示す。なお、この図4におい
て、前記図2中の各構成要素と同一の指示符号が付加さ
れた構成要素は同じものであり、音声信号の処理系と磁
気テープからの再生系の構成は図示を省略している。
【0040】この図4において、前記誤り訂正復号化回
路15にて誤り訂正がなされた後のデータ、すなわち、
前記デシャッフリングされたフレーム単位の符号データ
と変換後パラメータとからなるデータは、圧縮復号化回
路18のシャッフリング回路31に送られる。
【0041】当該シャッフリング回路31では、当該デ
ータをブロック毎にシャッフリングし、デフレーミング
回路32に送る。
【0042】デフレーミング回路32では、供給された
データから、上記変換後パラメータを所定のタイミング
で切り出して圧縮パラメータデータ逆変換回路22内の
データ逆変換器30に送る。また、当該デフレーミング
回路32では、上記シャッフリング回路31でシャッフ
リングを受けたフレームをデフレーミングする。このデ
フレーミング後の符号データと変換後パラメータは、可
変長復号化回路33に送られる。
【0043】可変長復号化回路33では、前記可変長符
号化により得られた符号データを可変長復号化し、量子
化データを復元する。この量子化データは、変換後パラ
メータと共に、逆量子化回路34に送られる。
【0044】一方、変換後パラメータが供給されたデー
タ逆変換器30では、メモリ付きテープ20から読み出
されたキー情報(前記データ変換テーブル)に基づい
て、上記変換後パラメータにデータ逆変換(デコード)
を施す。ここで、データ変換テーブルは前記圧縮パラメ
ータを変換後パラメータに変換するための対応表である
ため、このデータ変換テーブルを用いれば、変換後パラ
メータから圧縮パラメータを復元することが可能であ
る。すなわち、変換後パラメータを圧縮パラメータに変
換するということは、圧縮パラメータにかけられている
スクランブルを解いて(暗号を解読する)圧縮パラメー
タを復元することを意味している。当該データ逆変換器
30にて復元された圧縮パラメータは、逆量子化回路3
4に送られる。
【0045】上記逆量子化回路34では、先ず、上記可
変長復号化回路33から量子化データに多重化されて供
給される変換後パラメータと、上記圧縮パラメータデー
タ逆変換回路22からの圧縮パラメータとを、所定のタ
イミングで入れ替える。すなわち、このように変換後パ
ラメータを圧縮パラメータと入れ替えるということは、
磁気テープ10から再生された圧縮ビデオデータに対し
て、当該圧縮パラメータを用いた正常な逆量子化や逆D
CTが可能になることを意味している。
【0046】上述したような変換後パラメータと圧縮パ
ラメータの入れ替えを行った後、逆量子化回路34で
は、圧縮パラメータ内のクラス番号と量子化器番号とを
使用して、量子化データを逆量子化する。この逆量子化
により復元されたDCT係数データは、圧縮パラメータ
のモーションフラグと共に逆DCT回路35に送られ
る。
【0047】逆DCT回路35では、モーションフラグ
を用いて、DCT係数データを逆DCTし、ビデオデー
タを復元する。このビデオデータはデシャッフリング回
路36に送られる。
【0048】デシャッフリング回路36では、ビデオデ
ータをブロック毎にデシャッフリングする。このデシャ
ッフリングされたビデオデータは、デブロッキング回路
37に送られる。
【0049】当該デブロッキング回路37では、ブロッ
ク化されているビデオデータの当該ブロックを解き、前
記D/A変換器19に供給する。
【0050】なお、図4の構成では、逆量子化回路34
の内部にて変換後パラメータと圧縮パラメータとの入れ
替えを行う例を挙げたが、例えば可変長復号化回路33
と逆量子化回路34との間に、変換後パラメータと圧縮
パラメータとの入れ替えを行う入れ替え回路を設けるこ
とも可能である。
【0051】また、上述した実施の形態では、圧縮パラ
メータを変換後パラメータにデータ変換する方法とし
て、キー情報(データ変換テーブル)を用いた例を挙げ
たが、本発明では特にその変換方法については規定せ
ず、他の変換方法を適用することも可能である。さら
に、本実施の形態では、キー情報をメモリ付きテープ2
0に記録する例を挙げたが、本発明では特にそのキー情
報の格納場所については規定せず、他のものに記録する
ことも可能であり、また、キー情報を格納しておくので
はなく、他の取得方法にてキー情報を得るようにするこ
とも可能である。
【0052】上述したように、本実施の形態によれば、
圧縮パラメータにスクランブルをかけるようにしている
ため、例えば当該スクランブルを外すためのキー情報
(本実施の形態ではデータ変換テーブル)が無い状態で
は、圧縮符号化ビデオデータを正常なビデオデータに戻
すことが出来なくなる。したがって、本実施の形態にお
いては、著作権の問題である違法コピーや無断再生など
を阻止することが可能となる。
【0053】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、本発明の
データ記録装置においては、ディジタルデータを圧縮
し、ディジタルデータの圧縮に関する圧縮パラメータを
生成し、圧縮パラメータを暗号化し、それら暗号化後の
圧縮パラメータと圧縮後のディジタルデータとを記録媒
体に記録することにより、違法コピーを防止できると共
に、例えばプライベートテープなどの無断再生をも防ぐ
ことが可能である。
【0054】また、本発明のデータ再生装置において
は、圧縮されたディジタルデータとその圧縮に関連する
暗号化された圧縮パラメータとが記録されてなる本発明
の記録媒体から、その圧縮後のディジタルデータと暗号
化後の圧縮パラメータとを再生し、その暗号化後の圧縮
パラメータを解読し、当該解読後の圧縮パラメータを用
いて圧縮後のディジタルデータを伸張することにより、
違法コピーを防止できると共に、例えばプライベートテ
ープなどの無断再生をも防ぐことが可能である。
【0055】また、本発明のデータ記録再生装置におい
て、記録時には、ディジタルデータを圧縮し、ディジタ
ルデータの圧縮に関する圧縮パラメータを生成し、圧縮
パラメータを暗号化し、それら暗号化後の圧縮パラメー
タと圧縮後のディジタルデータとを記録媒体に記録し、
一方、再生時には、記録媒体から圧縮後のディジタルデ
ータと暗号化後の圧縮パラメータとを再生し、その暗号
化後の圧縮パラメータを解読し、この解読後の圧縮パラ
メータを用いて圧縮後のディジタルデータを伸張するこ
とにより、違法コピーを防止できると共に、例えばプラ
イベートテープなどの無断再生をも防ぐことが可能であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態であるディジタルビデオ
テープレコーダの記録処理系の基本構成を示すブロック
回路図である。
【図2】本発明の一実施の形態であるディジタルビデオ
テープレコーダの再生処理系の基本構成を示すブロック
回路図である。
【図3】図1の圧縮符号化回路及び圧縮パラメータデー
タ変換回路の内部構成をより詳細に示すブロック回路図
である。
【図4】図2の圧縮復号化回路及び圧縮パラメータデー
タ逆変換回路の内部構成をより詳細に示すブロック回路
図である。
【符号の説明】
1,2 A/D変換器、 3 音声信号記録処理回路、
4 圧縮符号化回路、 5 圧縮パラメータデータ変
換回路、 6 誤り訂正符号化回路、 7 記録変調処
理回路、 8 記録アンプ、 9 回転ドラム、 10
磁気テープ、11 キー情報発生回路、 20 メモ
リ付きテープ 13 再生アンプ、 14 復調回路、 15 誤り訂
正復号化回路、 16音声再生回路、 17,19 D
/A変換器、 18 圧縮復号化回路、 22 圧縮パ
ラメータデータ逆変換回路 23 ブロッキング回路、 24 シャッフリング回
路、 25 DCT回路、 26 量子化回路、 27
可変長符号化回路、 28 フレーミング回路、 2
9 デシャッフリング回路、 21 データ変換器 37 デブロッキング回路、 36 デシャッフリング
回路、 35 逆DCT回路、 34 逆量子化回路、
33 可変長復号化回路、 32 デフレーミング回
路、 31 シャッフリング回路、 30 データ逆変
換回路

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディジタルデータを圧縮する圧縮手段
    と、 ディジタルデータの圧縮に関する圧縮パラメータを生成
    する圧縮パラメータ生成手段と、 上記圧縮パラメータを暗号化する暗号化手段と、 暗号化後の圧縮パラメータと圧縮後のディジタルデータ
    とを記録媒体に記録する記録手段と、を有することを特
    徴とするデータ記録装置。
  2. 【請求項2】 上記暗号化手段は、所定の変換テーブル
    に基づいて、上記圧縮パラメータを他のデータに変換す
    ることにより当該圧縮パラメータを暗号化するデータ変
    換手段を有することを特徴とする請求項1記載のデータ
    記録装置。
  3. 【請求項3】 上記圧縮後のディジタルデータに多重化
    されている圧縮パラメータを、上記暗号化後の圧縮パラ
    メータと入れ替える入れ替え手段を有することを特徴と
    する請求項1記載のデータ記録装置。
  4. 【請求項4】 上記所定の変換テーブルを格納する変換
    テーブル格納手段を有することを特徴とする請求項2記
    載のデータ記録装置。
  5. 【請求項5】 圧縮されたディジタルデータと当該圧縮
    に関連する暗号化された圧縮パラメータとが記録されて
    なる記録媒体から、当該圧縮されたディジタルデータと
    暗号化された圧縮パラメータとを再生する再生手段と、 上記暗号化された圧縮パラメータを解読する暗号解読手
    段と、 上記解読後の圧縮パラメータを用いて、上記圧縮された
    ディジタルデータを伸張する伸張手段と、を有すること
    を特徴とするデータ再生装置。
  6. 【請求項6】 上記暗号解読手段は、所定の変換テーブ
    ルに基づいて圧縮パラメータを他のデータに変換してな
    る上記暗号化された圧縮パラメータを、当該所定の変換
    テーブルに基づいて圧縮パラメータに逆変換するデータ
    逆変換手段を有することを特徴とする請求項5記載のデ
    ータ再生装置。
  7. 【請求項7】 上記圧縮されたディジタルデータに多重
    化されている上記暗号化された圧縮パラメータを、上記
    解読後の圧縮パラメータと入れ替える入れ替え手段を有
    することを特徴とする請求項5記載のデータ再生装置。
  8. 【請求項8】 上記所定の変換テーブルを格納する変換
    テーブル格納手段を有することを特徴とする請求項6記
    載のデータ再生装置。
  9. 【請求項9】 ディジタルデータを圧縮する圧縮手段
    と、 ディジタルデータの圧縮に関する圧縮パラメータを生成
    する圧縮パラメータ生成手段と、 上記圧縮パラメータを暗号化する暗号化手段と、 上記暗号化後の圧縮パラメータと圧縮後のディジタルデ
    ータとを記録媒体に記録する記録手段と、 上記記録媒体から、上記圧縮後のディジタルデータと上
    記暗号化後の圧縮パラメータとを再生する再生手段と、 上記記録媒体から再生した上記暗号化後の圧縮パラメー
    タを解読する暗号解読手段と、 上記解読後の圧縮パラメータを用いて、上記記録媒体か
    ら再生された圧縮後のディジタルデータを伸張する伸張
    手段と、を有することを特徴とするデータ記録再生装
    置。
  10. 【請求項10】 上記暗号化手段は、所定の変換テーブ
    ルに基づいて、上記圧縮パラメータを他のデータに変換
    することにより当該圧縮パラメータを暗号化するデータ
    変換手段を有し、 上記暗号解読手段は、上記記録媒体から再生された上記
    暗号化後の圧縮パラメータを、上記所定の変換テーブル
    に基づいて圧縮パラメータに逆変換するデータ逆変換手
    段を有することを特徴とする請求項9記載のデータ記録
    再生装置。
  11. 【請求項11】 上記圧縮後のディジタルデータに多重
    化されている圧縮パラメータを、上記暗号化後の圧縮パ
    ラメータと入れ替える第1の入れ替え手段と、 上記記録媒体から再生された圧縮後のディジタルデータ
    に多重化されている上記暗号化後の圧縮パラメータを、
    上記解読後の圧縮パラメータと入れ替える第2の入れ替
    え手段を有することを特徴とする請求項9記載のデータ
    記録再生装置。
  12. 【請求項12】 上記所定の変換テーブルを格納する変
    換テーブル格納手段を有することを特徴とする請求項1
    0記載のデータ記録再生装置。
  13. 【請求項13】 圧縮されたディジタルデータと当該圧
    縮に関連する暗号化された圧縮パラメータとが記録され
    てなることを特徴とする記録媒体。
JP5797198A 1998-03-10 1998-03-10 データ記録及び/又は再生装置、並びに記録媒体 Withdrawn JPH11259973A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7095853B2 (en) 2000-02-24 2006-08-22 Nec Corporation System and method for preventing an illegal copy of contents

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