JPH11259896A - 光学ヘッド装置 - Google Patents

光学ヘッド装置

Info

Publication number
JPH11259896A
JPH11259896A JP10055621A JP5562198A JPH11259896A JP H11259896 A JPH11259896 A JP H11259896A JP 10055621 A JP10055621 A JP 10055621A JP 5562198 A JP5562198 A JP 5562198A JP H11259896 A JPH11259896 A JP H11259896A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
optical
recording medium
photodetector
annular
head device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10055621A
Other languages
English (en)
Inventor
Naoki Kaiho
直樹 海保
Yasukazu Sano
安一 佐野
Shoji Kitamura
祥司 北村
Yoichi Shindo
洋一 進藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fuji Electric Co Ltd
Original Assignee
Fuji Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Electric Co Ltd filed Critical Fuji Electric Co Ltd
Priority to JP10055621A priority Critical patent/JPH11259896A/ja
Publication of JPH11259896A publication Critical patent/JPH11259896A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Optical Head (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 機械的な焦点合わせ機構を必要とせずに、光
ディスクの記録情報をSN良く再生可能とする。 【解決手段】 アキシコン5を用いてベッセルピームを
形成させるに当たり、焦点深度が記録媒体の記録面13
が変動する範囲よりも十分深くなるようにするととも
に、同心の輪帯状光検出器からなる光検出器アレイ14
を用いて記録媒体7からの光信号を受信する構成とする
ことにより、掲記課題の解決を図る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、光ディスク装置
などに用いられる光学ヘッド装置、特にその焦点可変機
構と信号再生方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の光学ヘッド装置について、図面を
参照して説明する。図4は光学ヘッド装置と光ディスク
よりなる光学系の従来例を示す構成図、図5は光検知器
の従来例を示す構成図である。図4に示すように、光学
ヘッド装置は半導体レーザ1と、コリメートレンズ2
と、回折格子3と、ビームスプリッタ4と、対物レンズ
51と、集光レンズ8と、円筒レンズ10と、光検出器
9とから構成され、光ディスク7上に光ビームの微小ス
ポットを形成している。また、光ディスク7は、光学記
録媒体13と光透過性基板12と、ディスク表面11と
からなっている。
【0003】このような構成において、半導体レーザ1
から出射した光は、コリメートレンズ2およびビームス
プリッタ4を介して光透過性基板12に積層した光学記
録媒体13の信号面に、ディスク表面11より対物レン
ズ51によって集光されるとともに、信号面からの反射
光は対物レンズ51,ビームスプリッタ4,集光レンズ
8および円筒レンズ10を介して光検知器9の受光面に
入射して、電気信号に変換される。
【0004】ところで、光ディスク7は図示されないモ
ータにより回転するが、偏心や反りがあるので、対物レ
ンズによるレーザ光の焦点を光学記録媒体13の記録ピ
ットが書き込まれたトラック上に維持するために、対物
レンズ51を光ディスク7の板厚方向と半径方向の2方
向に可動にし、その制御を2組の駆動用電磁コイル(図
示なし)で行なうようにしている。
【0005】対物レンズ51の板厚方向の位置決め制御
は、一般にフォーカシング制御と呼ばれる。対物レンズ
の光学記録媒体13に対する焦点ずれ検知は、円筒レン
ズ10を用いて周知の非点収差法により行なわれる。す
なわち、図5に示す光検知器は911〜914、92、
93の6個の受光器により構成されるが、これらの光電
変換出力を各々911a,912a,913a,914
a,92a,93aとすれば、(911a+914a)
−(912a+913a)の値が焦点ずれ量を表わすこ
とになるので、この値が0となるように対物レンズの板
厚方向の位置決めをフィードバック制御する。
【0006】対物レンズ51の半径方向の位置決め制御
は、一般にトラッキング制御と呼ばれる。トラッキング
エラーの検出は、回折格子3を用いて周知の3ビーム法
により行なわれる。すなわち、図5に示す光検知器の光
電変換出力のうち92a,93aを用いれば、(92a
−93a)の値がトラッキングエラー量を表わすことに
なるので、この値が0となるように対物レンズの半径方
向の位置決めをフィードバック制御する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記のような
光学ヘッド装置では、光ディスクの偏心や反りに対処す
べく、対物レンズのフォーカシング制御やトラッキング
制御を必要とするため、駆動系の重量が重く消費電力が
大きくなるという問題がある。そこで、出願人は図6に
示すような装置を提案している(特願平9−14183
1号:提案装置ともいう)。これは、対物レンズの代わ
りにアキシコン5を用いることで、その焦点深度が記録
媒体の記録面が変動する範囲よりも十分深いベッセルビ
ーム6を発生させ、フォーカシング制御を不要とするも
のである。なお、その他の構成は図4と基本的に同じで
ある。
【0008】上記提案装置では、光ディスクのデータ再
生方式についての詳細な記載はないが、ベッセルビーム
を用いて光ディスクのデータを再生する場合、従来の光
学ヘッド装置と同様な光検出器では、再生信号のS/N
比が低下するという問題がある。すなわち、ベッセルビ
ームは焦点深度が非常に深いという特徴のほかに、通常
の無収差レンズで発生するエアリースポットに比べて、
サイドローブ光が大きいという特徴を持っている。この
サイドローブ光は隣接ピットやトラックからの信号を検
出してしまい、従来の光ヘッド装置と同様な光検出器で
は、高密度化された光ディスクから情報をS/N良く再
生することは困難である。また、光ディスクの偏心に対
応するためのトラッキング制御に必要な、トラッキング
エラー信号を精度良く検出することも同様に困難であ
る。したがって、この発明の課題は、光ディスクなどの
光記憶媒体の情報の再生を行なう際に、機械的な焦点合
わせ機構を必要とすることなく、光ディスク上の情報を
S/N良く再生し得るようにすることにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】このような課題を解決す
べく、請求項1の発明では、レーザ光を光記録媒体上に
集光する光学素子と、光記録媒体で変調され光記録媒体
面から反射した光信号を検知する光検知器とからなり、
前記光記録媒体上に集光された光ビームは、零次のベッ
セル関数型の光強度分布を形成し、その焦点深度を記録
媒体の記録面が変動する範囲よりも十分深くすることに
より、焦点合わせのための機械的機構を省略可能にした
光学ヘッド装置において、前記光検知器が同心の輪帯状
光検知素子アレイから構成することを特徴としている。
上記請求項1の発明においては、前記輪帯状光検知素子
アレイを径方向に分割することができる(請求項2の発
明)。
【0010】請求項3の発明では、レーザ光を光記録媒
体上に集光する光学素子と、光記録媒体で変調され光記
録媒体面から反射した光信号を検知する光検知器とから
なり、前記光記録媒体上に集光された光ビームは、零次
のベッセル関数型の光強度分布を形成し、その焦点深度
を記録媒体の記録面が変動する範囲よりも十分深くする
ことにより、焦点合わせのための機械的機構を省略可能
にした光学ヘッド装置において、前記光検知器が複数個
の光検知素子アレイと、同心の輪帯状のホログラムレン
ズアレイとからなることを特徴としている。上記請求項
3の発明においては、前記輪帯状のホログラムレンズア
レイを径方向に分割することができる(請求項4の発
明)。
【0011】
【発明の実施の形態】図1はこの発明の第1の実施の形
態を説明するための説明図で、(a)は全体構成図、
(b)は光検出器を示す構成図、(c)は光学記録媒体
上のベッセルビーム説明図である。半導体レーザ1から
出射した光はコリメートレンズ2により平行光線束に変
換され、ビームスプリッタ4を介してアキシコン5に入
射し、このアキシコン5を出射後は円錐光波200に変
換される。このとき、ベッセルビームのメインローブ
が、図1(a)に円錐光波の干渉領域として図示された
領域のZ軸上に形成される。すなわち、この干渉領域が
光学ヘッド装置で記録,再生,消去といった機能動作を
行なうための有効焦点深度となり、光学ヘッド装置は光
記憶媒体の記録,再生,消去を行なう際に、機械的な焦
点合わせが不要となる。
【0012】ところで、光ディスク7の光学記録媒体面
13には、上記Z軸を回転中心とする複数のベッセルビ
ームのサイドローブが、図1(c)に第1のサイドロー
ブ,第2のサイドローブとして示すように形成される。
ベッセルビームのメインローブは光学記録媒体面13で
輪帯状光線束150として反射し、また上記複数のベッ
セルビームのサイドローブのうち第1のサイドローブ
は、光学記録媒体面13で輪帯状光線束151および輪
帯状光線束152の2つの分かれて反射する。光記憶媒
体の情報の再生を行なう際に必要な信号成分は輪帯状光
線束150に重畳された信号のみであり、その他の信号
成分、例えば輪帯状光線束151や輪帯状光線束152
に重畳された信号は、隣接ピットや隣接トラックからの
信号であり、不要な信号成分である。
【0013】そこで、必要な信号成分、すなわち輪帯状
光線束150に重畳された信号のみを受信し、その他の
不要な信号成分、例えば輪帯状光線束151や輪帯状光
線束152に重畳された信号を除去する方法について、
以下に説明する。光学記録媒体面13より反射された輪
帯状光線束150,151および152はアキシコン5
を介して、ビームスプリッタ4でさらに反射されて同心
の輪帯状光検出器アレイ14に導かれる。同心の輪帯状
光検出器アレイ14は輪帯状光線束150,151およ
び152の輪帯中心軸と同心の輪帯状光検出器アレイの
軸心が合致し、かつ輪帯状光線束150,151および
152と直交するように配置される。
【0014】同心の輪帯状光検出器アレイ14を構成す
る輪帯状光検出器は図1(b)に示すようにY軸方向に
各々2分割されて、例えば141A,142A,143
A,144A,145A,141B,142B,143
B,144B,145Bのように配置される。これらの
輪帯状光検出器により光電変換された電気信号は、各々
141a,142a,143a,144a,145a,
141b,142b,143b,144b,145bと
して出力される。必要な信号成分を重畳した輪帯状光線
束150は、図1(b)に示すように輪帯状光検出器1
44A,144Bに入射する。また、不要な信号成分を
重畳した輪帯状光線束151は輪帯状光検出器143
A,143Bに入射し、同様に不要な信号成分を重畳し
た輪帯状光線束152は輪帯状光検出器145A,14
5Bに入射する。したがって、輪帯状光検出器144
A,144Bからの光電変換された電気信号144a,
144bのみを、再生信号として抽出すれば良い。
【0015】ところで、光ディスク7に反りが発生し、
光記録媒体面13が板厚方向に変動すると、必要な信号
成分を重畳した輪帯状光線束150は、その輪帯径が変
化することになり、輪帯状光検出器144A,144B
には入射せず、同心の輪帯状光検出器アレイ14を構成
する他の輪帯状光検出器に入射することになる。したが
って、再生信号を検出するためには、輪帯状光線束15
0が、同心の輪帯状光検出器アレイ14を構成する輪帯
状光検出器のうち、どの輪帯状光検出器に入射したかを
検知する必要がある。
【0016】その方法を図2を参照して説明する。図2
は光学記録媒体面上のベッセルビーム断面強度分布を示
す例である。図2に見られるように、ベッセルビームの
メインローブのピーク強度は、複数存在するベッセルビ
ームのサイドローブのピーク強度よりも高くなってい
る。したがって、輪帯状光線束150に重畳される信号
の変調強度は他の輪帯状光線束151または152より
も大きな値をとるので、全輪帯状光検出器から出力され
る電気信号のうちで最も変調強度の大きい信号を抽出す
ることにより、必要な信号成分を再生できる。
【0017】さらに、光ディスク7に偏心が発生し光記
録媒体面13が半径方向に変動するとトラッキングエラ
ーが生じるが、このトラッキングエラーの検知方法につ
いて以下に説明する。上記方法により輪帯状光線束15
0がどの輪帯状光検出器に入射したかを検知して、それ
が輪帯状光検出器144A,144Bだとする。このと
き、各々の出力電気信号の変調強度が等しければ、ベッ
セルビームのメインローブはトラック上に位置し、異な
る場合は、出力電気信号の変調強度が低い輪帯状光検出
器の位置する方向にトラックずれを起こしていることに
なる。このトラッキングエラー信号により、アキシコン
5を光ディスク7の半径方向への位置決めを電磁コイル
等によりフィードバック制御することで、精度良く光記
憶媒体情報の再生を行なうことができる。
【0018】図3はこの発明の第2の実施の形態を説明
するための説明図である。図1では光ディスク7の光学
記録媒体面13より反射したレーザ光は、アキシコン5
を介してビームスプリッタ4で反射されて同心の輪帯状
光検出器アレイ14に導かれるようになっている。ここ
では、図3に示す同心の輪帯状ホログラムレンズアレイ
15および光検出器アレイ16を、図1に示す輪帯状光
検出器アレイ14の位置に配置する。同心の輪帯状ホロ
グラムレンズアレイ15は、図1に示した輪帯状光線束
150,151および152の輪帯中心軸と、同心の輪
帯状ホログラムレンズアレイの軸心が合致し、かつ輪帯
状光線束150,151および152と直交するように
配置される。同心の輪帯状ホログラムレンズアレイを構
成する輪帯状ホログラムレンズは、図3に示すようにY
軸方向に各々2分割されて、例えば151A,152
A,153A,154A,155A,151B,152
B,153B,154B,155Bのように配置され
る。
【0019】次に、光検出器アレイ16の配置について
説明する。図3に示すXX軸とYY軸は各々Z軸と直交
しており、このときXX軸とYY軸により構成されるX
X−YY平面を定義する。さらに、XX−YY平面上
に、YY軸と平行でYY軸と線対称な位置にYY1軸と
YY2軸を定義する。光検出器アレイ16を構成する光
検出器は、例えば次のように配置される。すなわち、図
3(a)に示すように161a,162a,163a,
164a,165aはYY1軸上に直列に、また、16
1b,162b,163b,164b,165bは図3
(b)に示すようにYY2軸上に直列に各々配置され
る。
【0020】ここで、必要な信号成分、すなわち輪帯状
光線束150に重畳された信号のみを受信し、その他の
不要な信号成分、例えば輪帯状光線束151や152に
重畳された信号を除去する方法を説明する。第2の実施
の形態では、図3に示す同心の輪帯状ホログラムレンズ
アレイ15および光検出器アレイ16を、図1に示す輪
帯状光検出器アレイ14の位置に配置するようにしてい
るので、輪帯状光線束150は輪帯状ホログラムレンズ
154Aと154Bに入射する。同様に、輪帯状光線束
151は輪帯状ホログラムレンズ153Aと153B
に、輪帯状光線束152は輪帯状ホログラムレンズ15
5Aと155Bにそれぞれ入射することになる。
【0021】そして、輪帯状光線束150のうち、輪帯
状ホログラムレンズ154Aに入射した部分は、集光お
よび偏向されて光検出器164aに入射し、輪帯状ホロ
グラムレンズ154Bに入射した部分は、集光および偏
向されて光検出器164bに入射する。同様に、輪帯状
光線束151のうち、輪帯状ホログラムレンズ153A
に入射した部分は、集光および偏向されて光検出器16
3aに入射し、輪帯状ホログラムレンズ153Bに入射
した部分は集光および偏向されて光検出器163bに入
射する。また、輪帯状光線束152のうち、輪帯状ホロ
グラムレンズ155Aに入射した部分は集光および偏向
されて光検出器165aに入射し、輪帯状ホログラムレ
ンズ155Bに入射した部分は集光および偏向されて光
検出器165bに入射する。光検出器に入射した光信号
は光電変換されて、電気信号に変換される。したがっ
て、光検出器164aおよび164bから出力される電
気信号のみを、再生信号として抽出すれば良い。
【0022】ところで、光ディスク7に反りが発生し、
光記録媒体面13が板厚方向に変動すると、必要な信号
成分を重畳した輪帯状光線束150は、その輪帯径が変
化することになり、輪帯状ホログラムレンズ154A,
154Bには入射せず、同心の輪帯状ホログラムレンズ
アレイ15を構成する他の輪帯状ホログラムレンズアレ
イに入射することになるのは、図1の場合と同様であ
る。したがって、再生信号を検出するためには、輪帯状
光線束150が同心の光検出器アレイ16を構成する光
検出器のうち、どの光検出器に入射したかを検知する必
要がある。
【0023】その方法を、先にも参照した図2により説
明する。図2は光学記録媒体面上のベッセルビーム断面
強度分布を示す例である。図2に見られるようにベッセ
ルビームのメインローブのピーク強度は、複数存在する
ベッセルビームのサイドローブのピーク強度よりも高く
なっており、したがって、輪帯状光線束150に重畳さ
れる信号の変調強度は他の輪帯状光線束151または1
52よりも大きな値をとるので、光検出器アレイ16を
構成する全光検出器から出力される電気信号のうちで最
も変調強度の大きい信号を抽出することにより、必要な
信号成分を再生できる。
【0024】さらに、光ディスク7に偏心が発生し光記
録媒体面13が半径方向に変動するとトラッキングエラ
ーが生じるのも図1と同様であるが、このトラッキング
エラーの検知方法について以下に説明する。上記方法に
より、輪帯状光線束150が光検出器アレイ16を構成
する全光検出器のうち、どの輪帯状光検出器に入射した
かを検知して、それが光検出器164a,164bだと
する。このとき、各々の出力電気信号の変調強度が等し
ければ、ベッセルビームのメインローブはトラック上に
位置し、異なる場合は、出力電気信号の変調強度が低い
光検出器の位置する方向にトラックずれを起こしている
ことになる。このトラッキングエラー信号により、アキ
シコン5を光ディスク7の半径方向への位置決めを電磁
コイル等によりフィードバック制御することで、精度良
く光記憶媒体情報の再生を行なうことができる。
【0025】
【発明の効果】この発明によれば、光ディスクの記録,
再生,消去を行なう光学ヘッド装置に、焦点深度が記録
媒体の記録面が変動する範囲よりも十分深いベッセルビ
ームを使用すること、同心の輪帯状光検出器アレイまた
は同心の輪帯状ホログラムレンズアレイと光検出器アレ
イとを組み合わせて光信号を受信することで、機械的な
焦点合わせ機構を用いることなく、光ディスクの記録情
報をS/N良く再生する光ヘッドを提供することが可能
となる利点が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施の形態を示す構成図であ
る。
【図2】ベッセルビームの強度分布説明図である。
【図3】この発明の第2の実施の形態を説明するための
部分構成図である。
【図4】光ヘッド装置の従来例を示す構成図である。
【図5】図4で用いる光検知器の構成図である。
【図6】提案装置を示す構成図である。
【符号の説明】
1…半導体レーザ、2…コリメータレンズ、3…回折格
子、4…ビームスプリッタ、51…対物レンズ、7…光
ディスク、8…集光レンズ、9…光検知器、10…円筒
レンズ、11…光ディスク表面、12…光透過性基板、
13…光学記録体面、14…輪帯状光検出器アレイ、1
5…輪帯状ホログラムレンズアレイ、16…光検出器ア
レイ、150,151,152…輪帯状光線束。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 進藤 洋一 神奈川県川崎市川崎区田辺新田1番1号 富士電機株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 レーザ光を光記録媒体上に集光する光学
    素子と、光記録媒体で変調され光記録媒体面から反射し
    た光信号を検知する光検知器とからなり、前記光記録媒
    体上に集光された光ビームは、零次のベッセル関数型の
    光強度分布を形成し、その焦点深度を記録媒体の記録面
    が変動する範囲よりも十分深くすることにより、焦点合
    わせのための機械的機構を省略可能にした光学ヘッド装
    置において、 前記光検知器が同心の輪帯状光検知素子アレイからなる
    ことを特徴とする光学ヘッド装置。
  2. 【請求項2】 前記輪帯状光検知素子アレイが径方向に
    分割されていることを特徴とする請求項1に記載の光学
    ヘッド装置。
  3. 【請求項3】 レーザ光を光記録媒体上に集光する光学
    素子と、光記録媒体で変調され光記録媒体面から反射し
    た光信号を検知する光検知器とからなり、前記光記録媒
    体上に集光された光ビームは、零次のベッセル関数型の
    光強度分布を形成し、その焦点深度を記録媒体の記録面
    が変動する範囲よりも十分深くすることにより、焦点合
    わせのための機械的機構を省略可能にした光学ヘッド装
    置において、 前記光検知器が複数個の光検知素子アレイと、同心の輪
    帯状のホログラムレンズアレイとからなることを特徴と
    する光学ヘッド装置。
  4. 【請求項4】 前記輪帯状のホログラムレンズアレイが
    径方向に分割されていることを特徴とする請求項3に記
    載の光学ヘッド装置。
JP10055621A 1998-03-09 1998-03-09 光学ヘッド装置 Pending JPH11259896A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10055621A JPH11259896A (ja) 1998-03-09 1998-03-09 光学ヘッド装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10055621A JPH11259896A (ja) 1998-03-09 1998-03-09 光学ヘッド装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11259896A true JPH11259896A (ja) 1999-09-24

Family

ID=13003862

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10055621A Pending JPH11259896A (ja) 1998-03-09 1998-03-09 光学ヘッド装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH11259896A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004029685A1 (en) * 2002-09-27 2004-04-08 Koninklijke Philips Electronics N.V. Optical element, method for manufacturing such an element and a method for aligning a light beam and such an element

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004029685A1 (en) * 2002-09-27 2004-04-08 Koninklijke Philips Electronics N.V. Optical element, method for manufacturing such an element and a method for aligning a light beam and such an element
CN100422780C (zh) * 2002-09-27 2008-10-01 皇家飞利浦电子股份有限公司 光学元件、制造这种光学元件的方法、以及对齐光束与这种光学元件的方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5210730A (en) Tracking error detecting apparatus for use in multibeam optical disk device
JP3819756B2 (ja) 光情報処理装置
JP4533349B2 (ja) 光ピックアップ装置
US20060268669A1 (en) Optical pickup unit and information recording/reproducing apparatus
KR100723116B1 (ko) 광 헤드의 초점 어긋남 오차 신호 검출 방법 및 그것을이용한 광 기록 재생 장치
JP2002008258A (ja) 光ピックアップ装置
JP4205084B2 (ja) 光ピックアップ
JP3569107B2 (ja) 光学ヘッド装置
JPH1064104A (ja) 非点収差フォーカスエラー信号生成方法及び光ピックアップ装置
JPH11259896A (ja) 光学ヘッド装置
KR100312803B1 (ko) 광헤드장치
JP2003217142A (ja) 光ディスクフォーカスエラー検出方法および光ディスク装置
JP3044667B2 (ja) 光学式読取り装置
EP1005031A2 (en) Multi-beam optical pickup apparatus appropriately controlling distance between objective lens and optical information recording medium.
JP3787099B2 (ja) 焦点誤差検出装置
KR100234333B1 (ko) 광픽업장치
JP2009110579A (ja) 光ヘッド、ならびに光学式情報記録再生装置及び光学式情報記録再生方法
KR100195082B1 (ko) 광헤드
US5612937A (en) Optical pickup apparatus having a bisected optical receiving element for tracking control
JP2001357557A (ja) 光学ヘッド
JPH10289473A (ja) 光学ヘッドおよび光ドライブ装置
EP0910075A2 (en) Optical device
JP2000076690A (ja) 光学ヘッド装置
JP2006268974A (ja) 光半導体装置
JPH01298538A (ja) 光ヘッド