JPH11259788A - 情報通信システム - Google Patents

情報通信システム

Info

Publication number
JPH11259788A
JPH11259788A JP10063548A JP6354898A JPH11259788A JP H11259788 A JPH11259788 A JP H11259788A JP 10063548 A JP10063548 A JP 10063548A JP 6354898 A JP6354898 A JP 6354898A JP H11259788 A JPH11259788 A JP H11259788A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
information
gas
aggregating
transmitting
city gas
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10063548A
Other languages
English (en)
Inventor
Keizo Iwao
敬三 巌
Hideki Okamoto
英樹 岡本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Osaka Gas Co Ltd
Original Assignee
Osaka Gas Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Osaka Gas Co Ltd filed Critical Osaka Gas Co Ltd
Priority to JP10063548A priority Critical patent/JPH11259788A/ja
Priority to EP99301936A priority patent/EP0942579A2/en
Publication of JPH11259788A publication Critical patent/JPH11259788A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04MTELEPHONIC COMMUNICATION
    • H04M11/00Telephonic communication systems specially adapted for combination with other electrical systems
    • H04M11/06Simultaneous speech and data transmission, e.g. telegraphic transmission over the same conductors
    • H04M11/066Telephone sets adapted for data transmision

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Selective Calling Equipment (AREA)
  • Measuring Volume Flow (AREA)
  • Details Of Flowmeters (AREA)
  • Arrangements For Transmission Of Measured Signals (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 集合住宅に存在する複数の顧客のガスメータ
に関連する情報について、建物損傷や工事騒音および振
動を与えずに通信を行う。 【解決手段】 複数の顧客のガスメータ31〜38;4
1〜48の情報は、集中伝送盤53,54でそれぞれグ
ループ毎に集約され、無線機本体55,56およびアン
テナ57,58を介する空中無線を利用して情報発信伝
送装置50に送信される。情報発信伝送装置50は、建
物30内または外部に設けられ、都市ガス供給者に集約
した顧客のガスメータに関連する情報を、有線通信経路
または無線通信経路を介して発信伝送する。各集中伝送
盤53,54は各ガスメータ31〜38;41〜48の
近傍に設置し、集中伝送盤53,54と情報発信伝送装
置50との間は空中無線を利用して情報伝送を行うの
で、情報通信システムを形成するための工事を少なく
し、施工費用を削減することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、都市ガスの供給者
が集合住宅に居住する顧客のガスメータに関連する情報
を集約して発信伝送するための情報通信システムに関す
る。
【0002】
【従来の技術】都市ガスは、供給者から配管路およびガ
スメータを介して顧客に供給される。ガスメータは、顧
客による都市ガスの使用量を計測し、定期的に巡回する
作業者によって検針が行われ、使用量が確認される。ア
パートやマンションなど、種々の呼称で呼ばれる集合住
宅には多数の顧客が居住し、各顧客毎にガスメータが設
けられている。
【0003】従来、ガスメータは、機械的に動作して信
頼性は高いけれども、計測している情報を伝送して遠隔
的に計測可能な機能を備えてはいない。近年、計測した
内容を、電気的に転送可能なガスメータが登場してい
る。このようなガスメータは、リチウム(Li)などの
長寿命の一次電池を備え、ガスメータの法定の使用期間
であるたとえば10年間は電池交換なしに計測した情報
の伝送が可能である。ただし、電力消費を抑えるため、
情報の伝送距離は短くする必要がある。
【0004】図4は、情報伝送機能を備えるガスメータ
を用いて、顧客毎のガスメータに関連する情報を取出す
供給者に伝送する情報通信システムの概略的な構成を示
す。複数の顧客毎に設置されるガスメータ1,2,3,
4,…,11,12,13,14,…は、たとえばガス
メータ1,2,3,4,…とガスメータ11,12,1
3,14,…とにグループ分けされ、有線ケーブル20
に集中伝送盤21,22を介してそれぞれ接続される。
ガスメータ1,2,3,4,…と集中伝送盤21との
間、ガスメータ11,12,13,14,…と集中伝送
盤22との間は、それぞれガスメータ1,2,3,4,
…,11,12,13,14,…で情報伝送が可能な距
離以内の短い距離に設定される。有線ケーブル20は、
各集中伝送盤21,22と情報発信伝送装置23との間
を情報の伝送が可能な状態で接続する。情報発信伝送装
置23は、公衆電話回線網や無線通信を利用して各ガス
メータ1,2,3,4,…,11,12,13,14,
…に関連する情報を、都市ガス供給者に発信する。
【0005】都市ガスの顧客でもある各家庭に、画像情
報や音声情報等の各種の情報を、都市ガスの配管路を利
用して伝送する先行技術は、たとえば特開平7−177
066や特開平7−177067で開示されている。こ
れらの先行技術では、都市ガスの配管路を無線伝送の経
路として利用し、同一の情報を複数の需要家に向けて転
送している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】図4に示すような情報
通信システムは、有線ケーブル20の敷設を必要とす
る。しかしながら、既存の集合住宅では、新たに有線ケ
ーブル20を敷設することは非常に困難で費用がかか
る。集合住宅の各階の天井や床下に物理的な空間があっ
たり、壁貫通孔があれば有線ケーブル20の敷設は比較
的容易であるけれども、一般にはそのような可能性はき
わめて小さい。天井や床の表面に有線ケーブル20を敷
設したり、壁に貫通孔を新たに形成することは、建物内
の美観を損ねるとして、受入れられにくい。
【0007】情報発信伝送装置23の機能を各集中伝送
盤21,22に持たせ、各集中伝送盤21,22が直
接、都市ガス供給者に各ガスメータに関連する情報を発
信するような構成も考えられる。しかしながら、集中伝
送盤21,22は、1つの集合住宅に複数設けられるこ
とが多く、全体では膨大な数となり、各集中伝送盤2
1,22毎に都市ガス供給者への遠距離の情報発信が可
能な機能を持たせると、多大な費用を要する。また、都
市ガス供給者も、多数の集中伝送盤21,22からの情
報を受信するようになるので、個々の集中伝送盤21,
22の識別や送信情報の衝突の回避などの処理が繁雑に
なってしまう。
【0008】本発明の目的は、集合住宅などでの多数の
顧客のガスメータに関連する情報を、効率的に都市ガス
供給者に伝送することができる情報通信システムを提供
することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、都市ガスの顧
客のガスメータに関連する情報を集約する複数の情報集
約手段と、複数の情報集約手段によって集約された情報
を都市ガス供給者に発信する情報発信手段との間の情報
通信システムであって、該複数の情報集約手段は、集合
住宅内に分散して、各情報集約手段がそれぞれ複数の顧
客のガスメータの近傍で、各ガスメータに関連する情報
を収集可能に配置され、各情報集約手段毎に、収集した
情報を集約し、空中無線を利用して該情報発信手段に送
信する集約送信手段を備え、該情報発信手段は、該複数
の情報集約手段から送信される情報を受信する情報受信
手段を備えることを特徴とする情報通信システムであ
る。
【0010】本発明に従えば、複数の顧客のガスメータ
に関連する情報は、それらの顧客のガスメータの近傍に
載置される情報集約手段によって収集され、各情報集約
手段が備える集約送信手段によって、収集した情報が集
約され、空中無線を利用して送信される。複数の情報集
約手段から空中無線を介して送信される情報は、情報発
信手段が備える情報受信手段によって受信され、都市ガ
ス供給者に発信される。1つの集合住宅に対して、複数
の情報集約手段を配置し、1つの情報発信手段を設けれ
ば、複数の情報集約手段と1つの情報発信手段との間は
空中無線を利用して情報の転送が行われるので、有線ケ
ーブルを敷設することが困難な建物でも容易に情報集約
手段と情報発信手段との間の情報伝送を行うことができ
る。都市ガス供給者は、情報集約手段の数よりも少数の
情報発信手段からの情報を受信すればよいので、情報の
管理を容易に行うことができる。さらに、いわゆる団地
などでは、各建物毎に複数の情報集約手段を配置し、複
数の建物に対して1つの情報発信手段を配置することも
可能であり、都市ガス供給者と情報発信手段との間の通
信の効率化を図ることができる。
【0011】また本発明は、都市ガスの顧客のガスメー
タに関連する情報を集約する複数の情報集約手段と、複
数の情報集約手段によって集約された情報を都市ガス供
給者に発信する情報発信手段との間の情報通信システム
であって、該複数の情報集約手段は、集合住宅内に分散
して、各情報集約手段がそれぞれ複数の顧客のガスメー
タの近傍で、各ガスメータに関連する情報を収集可能に
配置され、各情報集約手段毎に、収集した情報を集約
し、都市ガス供給用配管内の管内無線を利用して該情報
発信手段に送信する集約送信手段を備え、該情報発信手
段は、該複数の情報集約手段から送信される情報を受信
する情報受信手段を備えることを特徴とする情報通信シ
ステムである。
【0012】本発明に従えば、複数の顧客のガスメータ
に関連する情報を集約する情報集約手段から、集約され
た情報を都市ガス供給者に発信する情報発信手段との間
は、都市ガス配管内を利用する管内無線を介して情報の
伝送が行われる。情報集約手段や情報発信手段を、都市
ガスの配管路に沿って設置しておけば、都市ガスの供給
経路と逆方向に各顧客毎のガスメータ上に関連する情報
を集約して伝送することができる。新たに各顧客毎のガ
スメータに関連する情報を収集する場合であっても、既
存の都市ガス配管路を利用するので、都市ガス配管路を
有効に利用して情報の収集を行うことができる。
【0013】さらに本発明は、都市ガスの顧客のガスメ
ータに関連する情報を集約する複数の情報集約手段と、
複数の情報集約手段によって集約された情報を都市ガス
供給者に発信する情報発信手段との間の情報通信システ
ムであって、該複数の情報集約手段は、集合住宅内に分
散して、各情報集約手段がそれぞれ複数の顧客のガスメ
ータの近傍で、各ガスメータに関連する情報を収集可能
に配置され、各情報集約手段毎に、収集した情報を集約
し、都市ガス供給用配管内に敷設される有線伝送路を利
用して該情報発信手段に送信する集約送信手段を備え、
該情報発信手段は、該複数の情報集約手段から送信され
る情報を受信する情報受信手段を備えることを特徴とす
る情報通信システムである。
【0014】本発明に従えば、複数の顧客のガスメータ
に関連する情報を集約する情報集約手段から、複数の情
報集約手段からの情報を都市ガス供給者に発信する情報
発信手段では、都市ガス配管路内に設ける有線伝送路を
用いて情報の伝送が行われる。都市ガス配管路内に、た
とえば細い有線ケーブルや光ファイバなどの有線伝送路
を敷設すればよいので、既存の都市ガス配管を有効に利
用して確実な情報通信を行うことができる。
【0015】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の実施の第1形態
としての情報通信システムの概略的な構成を示す。建物
30内には、都市ガスの顧客が複数存在し、各顧客毎に
設けられるガスメータ31,32,33,34,35,
36,37,38,…,41,42,43,44,4
5,46,47,48,…は情報発信機能を備えてい
る。各ガスメータ31,…,41,…が発信する情報
は、たとえば顧客が使用中の都市ガスの流量や圧力など
を含む。各ガスメータ31,…,41,…が計測する情
報は、情報発信伝送装置50によって都市ガス供給者に
伝送される。各ガスメータ31,…,41,…からの情
報を情報発信伝送装置50に効率的に集約するため、情
報発信伝送装置50は無線機本体51およびアンテナ5
2を備える。また、複数のガスメータ31,…,41…
は、比較的近接しているもの同士でグループを形成し、
ガスメータ31〜38のグループに対して集中伝送盤5
3を設け、ガスメータ41〜48のグループに対して集
中伝送盤54を設け、各ガスメータ31〜38,41〜
48からの情報をそれぞれ集約させる。各集中伝送盤5
3,54には、無線機本体55,56およびアンテナ5
7,58がそれぞれ設けられ、集約した情報を空中無線
を介して情報発信伝送装置50側の無線機本体51およ
びアンテナ52に伝送する。
【0016】なお、ガスメータ31,…,41,…は、
ガスメータ31〜38およびガスメータ41〜48の2
つのグループに分け、2つの集中伝送盤53,54でそ
れぞれ情報の集約を行っているけれども、グループの数
は2つに限らず、より多い数であっても、それぞれ集中
伝送盤を設け、無線機本体およびアンテナを設ければ、
情報発信伝送装置50との間で情報通信システムを構成
し、ガスメータに関連する情報を集約して伝送すること
ができる。
【0017】各集中伝送盤53,54と情報発信伝送装
置50との間は空中無線で情報の伝送が行われるので、
新たに建物30内に有線通信ケーブルなどを敷設する必
要はなく、既存の建物でも容易に情報通信システムを構
成することができる。各ガスメータ31,…,41,…
の情報は、一旦、集中伝送盤53,54で集約され、さ
らに複数の集中伝送盤53,54から1つの情報発信伝
送装置50に情報伝送された後、都市ガス供給者に情報
が伝送されるので、1つの情報発信伝送装置50で多く
の顧客のガスメータに関連する情報を集約し、効率的に
情報の発信伝送を行うことができる。
【0018】複数の集中伝送盤53,54は、各ガスメ
ータ31〜38,41〜48の近傍に配置し、各ガスメ
ータ31〜38,41〜48があまり電力を消費しない
ようにして情報の収集を行わせることが好ましい。集中
伝送盤53,54および無線機本体52,57,58な
らびに情報発信伝送装置50が動作する電力は、商用電
源から供給しても、あるいは電池で供給してもよい。電
池で供給する場合、集中伝送盤53,54は空中無線を
介して情報の伝送を行うので、比較的電力消費が多くな
り、電池の交換などの必要が生じる。しかしながら、集
中伝送盤53,54は顧客の数に比較すれば少なくなる
ので、定期的な点検や電池の交換などは比較的容易に行
うことができる。
【0019】図2は、本発明の実施の第2形態による情
報通信システムの概略的な構成を示す。2つの建物60
a,60b内には、それぞれ2グループのガスメータ6
1〜68,71〜78;81〜88,91〜98が設け
られ、それぞれ顧客の都市ガスの使用状態の計測を行
う。各ガスメータ61〜68,71〜78;81〜8
8,91〜98からの情報を集中して都市ガス供給者に
発信伝送するために、情報発信伝送装置100が設けら
れる。情報発信伝送装置100には、無線機本体101
およびアンテナ102を備える。建物60a内のガスメ
ータのグループ61〜68に対しては集中伝送盤103
aが情報の収集および集約を行い、ガスメータ71〜7
8に対しては集中伝送盤104aが情報の収集および集
約を行う。建物60b内のガスメータ81〜88に対し
ては集中伝送盤103bが情報の収集および集約を行
い、ガスメータ91〜98に対しては集中伝送盤104
bが情報の収集および集約を行う。集中伝送盤103
a,103bには、無線機本体105a,105bが備
えられ、集中伝送盤104a,104bには無線機本体
106a,106bがそれぞれ備えられる。また無線機
本体105a,105bにはアンテナ107a,107
bがそれぞれ備えられ、無線機本体106a,106b
には、アンテナ108a,108bがそれぞれ備えられ
る。アンテナ102,107a,107b,108a,
108bは、都市ガスを供給するガス配管109内に敷
設され、都市ガス配管109内の管内無線を利用して集
中伝送盤103a,103b,104a,104bが集
約した情報を情報発信伝送装置100に伝送する。本実
施形態では、都市ガス配管109内の管内無線を利用し
て情報の伝送を行うので、情報発信伝送装置100を都
市ガス配管109に沿って配置すれば、アンテナ10
2,107a,107b,108a,108bを都市ガ
ス配管109内に収容し、都市ガス配管109を有効に
利用して管内無線による情報伝送を行うことができる。
【0020】本実施形態では、2つの建物60a,60
bの各建物60a,60b毎に顧客を2つのグループに
分けているけれども、全体として複数のグループが存在
すれば、建物の数やグループの数は任意である。ただ
し、顧客の数が多すぎるとガスメータに関連して情報の
管理が困難になるので、情報通信システムとして適切な
規模にすることが好ましい。また本実施形態のような顧
客のグループ分けは、建物60a,60bが、複数の階
段を有し、各階段毎に上下の階の顧客の住所が独立して
いる形式の集合住宅に適合している。
【0021】図3は、本発明の実施の第3形態としての
情報通信システムの概略的な構成を示す。本実施形態で
は、1つの建物110内の複数のパイプシャフト11
1,112,…の各パイプシャフト111,112毎に
顧客をグループ化し、ガスメータ121〜128,13
1〜138の情報を情報発信伝送装置140に集約して
都市ガス供給者に発信伝送する。本実施形態では、建物
110に対して情報発信伝送装置140が備えられ、各
パイプシャフト111,112のガスメータのグループ
に対しては集中伝送盤142,143が備えられる。情
報発信伝送装置140と集中伝送盤142,143間
は、都市ガス配管149内に敷設される有線伝送路15
0で接続される。有線伝送路150は、たとえば細い有
線ケーブルや、光ファイバなどを用いることができる。
有線伝送路150は、都市ガス配管149内に敷設する
ので、独立した有線ケーブルとして敷設する工事を行う
必要がなく、都市ガス配管内で外力から保護されるの
で、細い有線ケーブルや光ファイバを使用することがで
き、低コストで敷設することができる。各集中伝送盤1
42,143は、集約するガスメータ121〜128;
131〜138からの情報を有線伝送路150にそれぞ
れ送信し、情報発信伝送装置140が有線伝送路150
を介する情報を受信する。情報発信伝送装置140は、
受信した情報を、都市ガス供給者に発信伝送する。
【0022】本実施形態では、1つの建物110に、2
つのパイプシャフト111,112が設けられ、各パイ
プシャフト111,112毎のガスメータ121〜12
8;131〜138をそれぞれグループ化して情報の集
約を行っているけれども、1つのパイプシャフトを複数
のグループに分けてそれぞれ集中伝送盤を配置すること
もできる。さらに、パイプシャフトの数は2つに限ら
ず、建物110が備える全てのパイプシャフトに対して
都市ガスを供給する都市ガス配管149が設けられる以
上、本実施形態と同様な構成は任意のパイプシャフトに
対して可能となる。
【0023】以上説明した実施の第1形態では、1つの
建物内で複数のグループに分けたガスメータの情報を空
中無線を利用する経路で伝送し、実施の第2形態では1
つの建物内で複数の上下方向の顧客のグループからの情
報を管内無線を利用する経路で伝送し、実施の第3形態
では1つの建物内のパイプシャフト毎にグループ化した
情報を管内に敷設する有線伝送路を利用する経路で伝送
するとして説明しているけれども、顧客のグループ分け
の方法と伝送経路との組合せは、必ずしも実施の第1〜
第3形態に限らず、任意の組合せが可能である。また集
中伝送盤で集約した顧客のガスメータに関連する情報
を、情報発信伝送装置に伝送しているけれども、情報発
信伝送装置と複数の集中伝送盤との間では、情報通信を
円滑に行うために、双方向性の通信を可能とし、予め設
定されるプロトコルに従って情報通信を行うようにする
ことが好ましい。新たに独立した有線ケーブルなどを敷
設する必要がないので、工事費用は少なくてすみ、制約
の多い既存の集合住宅でも容易に顧客のガスメータ情報
の集約発信を行うことができる。
【0024】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、複数の情
報集約手段が集約する各顧客のガスメータに関連する情
報は、空中無線を利用して情報発信手段に伝送されるの
で、集約された情報を都市ガス供給者に発信する情報発
信手段の設置位置を自由に選定することができ、情報発
信手段と取出す供給者との間での効率的な情報通信が可
能となる。
【0025】また本発明によれば、複数の顧客のガスメ
ータに関連する情報を集約する情報集約手段から、集約
された情報を都市ガス供給者に発信する情報発信手段へ
は、都市ガスの配管路内の管内無線を利用して情報の伝
送が行われるので、都市ガス配管路を有効に利用して情
報通信を行うことができる。
【0026】さらに本発明によれば、複数の顧客のガス
メータに関連する情報を集約する情報集約手段から、情
報を都市ガス供給者に発信する情報発信手段へは、都市
ガスの配管路内に敷設する有線伝送路を利用して情報の
伝送が行われるので、都市ガス配管路を利用して確実に
情報通信を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の第1形態の情報通信システムの
概略的な構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の実施の第2形態の情報通信システムの
概略的な構成を示すブロック図である。
【図3】本発明の実施の第3形態の情報通信システムの
概略的な構成を示すブロック図である。
【図4】従来のガスメータ情報に関連する情報通信シス
テムの概略的な構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
30,60a,60b,110 建物 31〜38,41〜48,61〜68,71〜78,8
1〜88,91〜98,121〜128,131〜13
8 ガスメータ 50,100,140 情報発信伝送装置 51,55,56,101,105a,105b,10
6a,106b 無線機本体 52,57,58,102,107a,107b,10
8a,108b アンテナ 53,54,103a,103b,104a,104
b,142,143 集中伝送盤 109,149 都市ガス配管 111,112 パイプシャフト 150 有線伝送路

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 都市ガスの顧客のガスメータに関連する
    情報を集約する複数の情報集約手段と、複数の情報集約
    手段によって集約された情報を都市ガス供給者に発信す
    る情報発信手段との間の情報通信システムであって、 該複数の情報集約手段は、 集合住宅内に分散して、各情報集約手段がそれぞれ複数
    の顧客のガスメータの近傍で、各ガスメータに関連する
    情報を収集可能に配置され、 各情報集約手段毎に、収集した情報を集約し、空中無線
    を利用して該情報発信手段に送信する集約送信手段を備
    え、 該情報発信手段は、該複数の情報集約手段から送信され
    る情報を受信する情報受信手段を備えることを特徴とす
    る情報通信システム。
  2. 【請求項2】 都市ガスの顧客のガスメータに関連する
    情報を集約する複数の情報集約手段と、複数の情報集約
    手段によって集約された情報を都市ガス供給者に発信す
    る情報発信手段との間の情報通信システムであって、 該複数の情報集約手段は、 集合住宅内に分散して、各情報集約手段がそれぞれ複数
    の顧客のガスメータの近傍で、各ガスメータに関連する
    情報を収集可能に配置され、 各情報集約手段毎に、収集した情報を集約し、都市ガス
    供給用配管内の管内無線を利用して該情報発信手段に送
    信する集約送信手段を備え、 該情報発信手段は、該複数の情報集約手段から送信され
    る情報を受信する情報受信手段を備えることを特徴とす
    る情報通信システム。
  3. 【請求項3】 都市ガスの顧客のガスメータに関連する
    情報を集約する複数の情報集約手段と、複数の情報集約
    手段によって集約された情報を都市ガス供給者に発信す
    る情報発信手段との間の情報通信システムであって、 該複数の情報集約手段は、 集合住宅内に分散して、各情報集約手段がそれぞれ複数
    の顧客のガスメータの近傍で、各ガスメータに関連する
    情報を収集可能に配置され、 各情報集約手段毎に、収集した情報を集約し、都市ガス
    供給用配管内に敷設される有線伝送路を利用して該情報
    発信手段に送信する集約送信手段を備え、 該情報発信手段は、該複数の情報集約手段から送信され
    る情報を受信する情報受信手段を備えることを特徴とす
    る情報通信システム。
JP10063548A 1998-03-13 1998-03-13 情報通信システム Pending JPH11259788A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10063548A JPH11259788A (ja) 1998-03-13 1998-03-13 情報通信システム
EP99301936A EP0942579A2 (en) 1998-03-13 1999-03-12 Variable rate audio packet transmission in cellular radio network

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10063548A JPH11259788A (ja) 1998-03-13 1998-03-13 情報通信システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11259788A true JPH11259788A (ja) 1999-09-24

Family

ID=13232405

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10063548A Pending JPH11259788A (ja) 1998-03-13 1998-03-13 情報通信システム

Country Status (2)

Country Link
EP (1) EP0942579A2 (ja)
JP (1) JPH11259788A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008059447A (ja) * 2006-09-01 2008-03-13 Yokogawa Electric Corp フィールド通信システム

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6567392B1 (en) * 1999-09-24 2003-05-20 Koninklijke Philips Electronics N.V. Method and system for using vocorder rate determination for high quality CDMA voice transmission
FR2812508B1 (fr) * 2000-07-28 2003-03-21 Sagem Procede de transmission simultanee de signaux de parole et de donnee entre une station base et un telephone mobile et telephone mobile utilisable pour mettre en oeuvre ce procede
US8724556B2 (en) 2007-03-19 2014-05-13 Apple Inc. Uplink control channel allocation in a communication system and communicating the allocation
DE102013226140A1 (de) * 2013-12-17 2015-06-18 Robert Bosch Gmbh Luftmassenmessvorrichtung, Luftmassenmesssystem und Luftmassenmessverfahren für ein Fahrzeug

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008059447A (ja) * 2006-09-01 2008-03-13 Yokogawa Electric Corp フィールド通信システム

Also Published As

Publication number Publication date
EP0942579A2 (en) 1999-09-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
ES2335928T3 (es) Sistema de registro y control de datos con transmision de datos a traves de trayectos de radio y redes de distribucion de energia electrica y procedimiento para el sistema.
JP2011250300A (ja) 遠隔検針システム
KR100784836B1 (ko) 지그비를 이용한 U-city형 등주 네트워크 시스템
JP5301010B1 (ja) 計測装置
JPH11259788A (ja) 情報通信システム
JP4455782B2 (ja) エネルギー供給管理システム
JP2003006776A (ja) 家庭や工場の水消費量遠隔管理用システム
CN106990746A (zh) 一种市政工程现场用粉尘噪音监控系统
CN101452630B (zh) 自动抄表装置及系统
JP2007228394A (ja) 施設管理システム及び施設管理方法
US20070195870A1 (en) Wireless mesh data acquisition network
JP2008102812A (ja) 無線検針システム
JP5629224B2 (ja) 遠隔検針システム、インターフェース装置
JP2012015943A (ja) 集合住宅用インターホンシステム
CN109931986A (zh) 一种建筑物健康状态监测方法与系统
JP2007011675A (ja) 集中監視システム
KR101666624B1 (ko) 원격검침 시스템
JP5793668B2 (ja) 遠隔検針システム
JP5146276B2 (ja) エネルギー監視システム
JP2000251186A (ja) 情報通信システム
CN102858003A (zh) 用于增强无线网状网络通信的设备和方法
CN206773496U (zh) 一种市政工程现场用粉尘噪音监控系统
CN202121622U (zh) 基于公网的防灾系统传输管理平台装置
JP6390118B2 (ja) 自動登録装置、自動登録方法およびプログラム
WO2022205559A1 (zh) 基于网络神经电缆的埋墙线缆走向检测系统及检测方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050311

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20071024

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20071211

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080212

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20080408