JPH11258849A - トナ―調製プロセス - Google Patents

トナ―調製プロセス

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JPH11258849A
JPH11258849A JP44699A JP44699A JPH11258849A JP H11258849 A JPH11258849 A JP H11258849A JP 44699 A JP44699 A JP 44699A JP 44699 A JP44699 A JP 44699A JP H11258849 A JPH11258849 A JP H11258849A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 トナーの転写効率を高める。 【解決手段】 着色剤と、樹脂、反応性界面活性剤、及
びイオン性界面活性剤を含むラテックス乳濁液と、を凝
集させてトナーサイズの凝集体を形成し、凝集体を合体
又は融合させ、生成したトナーを分離、洗浄、及び乾燥
する。凝集はラテックス乳濁液中の樹脂のガラス転移温
度より低い温度で行われ、合体又は融合は樹脂のガラス
転移温度よりも高い温度で実行される。ラテックスの安
定性を高めるための反応性界面活性剤として、2−アク
リルアミド−2−メチルプロパンスルホン酸又はその塩
等が選択される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は一般的にトナープロ
セスに関し、更に詳細には、ラテックス、着色剤(顔
料、染料又はその混合物)、及び任意の添加剤粒子の凝
集(aggregation )及び合体(coalescence )又は融合
(fusion)を利用するプロセスに関する。実施の形態で
は、本発明は、約1ミクロン乃至約20ミクロン、好ま
しくは約2ミクロン乃至約12ミクロンの体積平均直径
と、従来のトナー粉砕及び分級法に頼る必要なくコール
ターカウンタ法で測定されるように例えば約1.10乃
至約1.45、更に詳細には約1.19の狭い粒度分布
と、を有するトナー組成物を提供するプロセスに関す
る。得られるトナーは、ディジタルカラープロセスを含
む既知の電子写真式画像形成及び印刷プロセスのために
選択できる。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】本発明の1つの特徴で
は、ラテックス、着色剤及び添加剤粒子の凝集及び合体
又は融合(凝集/合体)によるトナーの調製プロセスが
提供され、ラテックス生成のためにスルホン酸等の反応
性界面活性剤が選択され、ラテックスは実質的に沈降物
が無く、実質的に微小凝集体が無い。
【0003】更に、本発明のもう1つの特徴では、用紙
基体へ定着された後に、基体及び意図される応用次第
で、ガードナーグロスメータにより測定されるように約
20GGU(ガードナーグロス単位)から75GGU以
上までの画像光沢を有する画像をもたらすトナー組成物
の調製プロセスが提供される。
【0004】本発明の更なる特徴では、約120℃乃至
約180℃の低い溶融温度を持つトナー組成物が提供さ
れ、このトナー組成物は、約45℃以上の温度で優れた
ブロッキング特性を示す。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明のこれらの及び他
の特徴は、トナー及びそのプロセスの提供により実施の
形態で達成される。本発明の実施の形態では、ラテック
ス及び着色剤、特に顔料粒子の凝集/合体によるトナー
組成物の調製プロセスが提供され、ラテックス生成のた
めに反応性界面活性剤が選択され、凝集温度は凝集体の
サイズ、従って最終トナーの粒径を制御するために選択
され、合体温度及び時間は、例えば、トナーの形状及び
表面特性を制御するために利用できる。
【0006】
【発明の実施の形態】実施の形態では、本発明は、イオ
ン性界面活性剤を含む水性着色剤(特に、顔料)分散物
と、好ましくは体積平均直径が例えば約0.05ミクロ
ン乃至約1ミクロンのサブミクロンサイズのポリマー粒
子、スルホン酸界面活性剤、及び着色剤分散物中のイオ
ン性界面活性剤と反対の電荷極性のイオン性界面活性剤
から成るラテックス乳濁液と、をブレンドし、得られた
綿状混合物を例えばラテックス樹脂のガラス転移温度付
近より低い温度又はほぼ等しい温度、更に詳細には約3
5℃乃至約60℃(セ氏)に加熱して、体積平均直径が
約2ミクロン乃至約20ミクロンのトナーサイズの凝集
体を形成し(このトナーは、ポリマー又は樹脂、着色
剤、特に顔料、及び任意の添加剤粒子から成る)、次
に、凝集体の懸濁液を樹脂のガラス転移温度付近より高
い温度又はほぼ等しい温度、更に詳細には例えば約70
℃乃至約100℃に加熱して、凝集体の成分の合体又は
融合を行い、機械的に安定な完全なトナー粒子を形成す
ることを含む、実質的に沈降物の無い又は凝固物の無い
プロセスに関する。更に、実施の形態では、より低い合
体温度及び/又はより短い合体時間において球形のトナ
ー粒子の提供が可能である。より滑らかな表面を有する
特に球形のトナーは受光体表面から基体へ効率的に転写
され、これにより、転写ステップの間画像の完全性が有
効に維持され、より高い画像の信号対雑音比、従ってよ
り高い画像品質が与えられる。また高いトナー転写効率
はトナーの浪費を減少又は削除し、現像画像が基体へ完
全に又は実質的に完全に転写されて受光体上に残留トナ
ーが本質的に残らず、これにより実質的に無駄なトナー
が無い実質的に「クリーナレス(クリーナの無い)」マ
シーンの設計を可能にする。また、クリーナレスマシー
ンの設計は、クリーニングによる受光体の機械的な摩滅
摩耗が除去されるので受光体の寿命を大幅に延長し、こ
れにより、機械の保守サービス要求の減少及びハードウ
ェアコストの低下が可能になる。
【0007】実施の形態で本発明のプロセスにより提供
されるトナー組成物の粒径は、好ましくは、ラテック
ス、着色剤、及び任意の添加剤の凝集が実行される温度
により制御できる。一般的に、凝集温度が低いほど、凝
集体サイズ、従って最終トナーサイズは小さくなる。ガ
ラス転移温度(Tg )が約55℃のラテックスポリマー
及び固体含量が約12重量パーセントの反応混合物で
は、約53℃の凝集温度で体積平均直径が約7ミクロン
の凝集体サイズが得られる。同一のラテックスは、同様
の条件下、約48℃の温度で約5ミクロンの凝集体サイ
ズを提供する。本発明の実施の形態では、凝集体サイズ
安定剤は、凝集体のサイズが温度上昇と共に成長するの
を最小限にする又は防止するために、合体の間に任意に
添加されることができる。この安定剤は、一般的に、着
色剤、特に顔料分散物中のイオン性界面活性剤と反対の
電荷極性を有するイオン性界面活性剤である。
【0008】本発明は、その実施の形態では、HELIOGEN
BLUE TM又はHOSTAPERM PINKTM等の顔料及び塩化ベンザ
ルコニウム(SANIZOL B-50TM)等のカチオン界面活性剤
を例えば含む水性着色剤分散物と、例えば2−アクリル
アミド−2−メチルプロパンスルホン酸(AMPS)及びそ
の塩(2−アクリルアミド−2−メチルプロパンスルホ
ン酸アンモニウム塩等)のような反応性界面活性剤を含
むラテックス乳濁液(ここで、ラテックスポリマーは、
例えばスチレン、アクリル酸エステル、メタクリル酸エ
ステル、アクリロニトリル、ブタジエン、アクリル酸、
及びメタクリル酸等から成る群より選択されるモノマー
の乳化重合から誘導される)と、をブレンドし、これに
より顔料粒子及び任意の添加剤を伴うポリマー粒子の綿
状凝集を生じ、この綿状混合物が約35℃乃至約60℃
の温度で更に攪拌されて結果的に体積平均直径が約2ミ
クロン乃至約10ミクロン(コールターカウンタ(Micr
osizer II )により測定される)の凝集体サイズ及び約
1.15乃至約1.35の粒度分布を有するトナーサイ
ズの凝集体を形成し、その後、約70℃乃至約95℃で
凝集体懸濁液を加熱してトナー粒子を形成し、次に分
離、濾過、洗浄、及びオーブン乾燥等を行うことから成
る直接トナー調製プロセスに関する。
【0009】本発明は、(i)着色剤と、樹脂、反応性
界面活性剤、及びイオン性界面活性剤を含むラテックス
乳濁液と、を凝集させて、トナーサイズの凝集体を形成
し、(ii)前記凝集体を合体又は融合させ、任意に(ii
i )発生したトナーを分離し、トナーを洗浄及び乾燥す
ることを含むトナーの調製プロセスに関する。また、前
記凝集がラテックス乳濁液中に存在する樹脂のガラス転
移温度付近より低い温度であり、前記凝集体の合体又は
融合が樹脂のガラス転移温度よりも高い温度であり、体
積平均直径が約2乃至約20ミクロンのサイズのトナー
が結果として得られ、前記トナーが分離、洗浄及び乾燥
されるプロセスに関する。また、ガラス転移温度より低
い前記温度が約25℃乃至約60℃であり、ガラス転移
温度より高い加熱が約60℃乃至約100℃であるプロ
セスに関する。また、ガラス転移温度より低い前記温度
が約45℃乃至約55℃であり、ガラス転移温度より高
い加熱が約80℃乃至約95℃であるプロセスに関す
る。また本発明は、前記凝集が達成される温度が凝集体
のサイズを制御し、最終トナーサイズは体積平均直径が
約2乃至約10ミクロンであり、凝集体の成分の前記合
体又は融合の温度及び時間が得られるトナーの形状を制
御するプロセスと、凝集温度が約45℃乃至約55℃で
あり、(ii)の合体又は融合温度が約85℃乃至約95
℃であるプロセスに関する。また、反応性界面活性剤が
2−アクリルアミド−2−メチルプロパンスルホン酸又
はその塩、2−アクリルアミド−2−メチルプロパンス
ルホン酸アンモニウム、メタクリル酸2−スルホエチ
ル、ビニルスルホン酸ナトリウム、スチレンスルホン酸
ナトリウム、アルキルアリルスルホこはく酸ナトリウ
ム、1−アリロキシ2−ヒドロキシプロパンスルホン酸
ナトリウム、又はリン酸エステル及び二リン酸エステル
化されたメタクリル酸2−ヒドロキシエチルであるプロ
セスに関する。本発明は、反応性界面活性剤が2−アク
リルアミド−2−メチルプロパンスルホン酸又は2−ア
クリルアミド−2−メチルプロパンスルホン酸アンモニ
ウム塩であるプロセスと、界面活性剤が樹脂ラテックス
調製のために選択されるモノマー量を基準として約0.
05乃至約10重量パーセントの量で選択されるプロセ
スと、反応性界面活性剤が樹脂ラテックス調製のために
選択されるモノマー量を基準として約0.1乃至約5重
量パーセントの量で選択されるプロセスと、に関する。
また本発明は、着色剤が顔料であり、分散物状の前記顔
料がイオン性界面活性剤を含み、ラテックス乳濁液が前
記反応性界面活性剤と、前記顔料分散物中に存在するイ
オン性界面活性剤と反対の電荷極性を有するイオン性界
面活性剤と、を含み、前記トナーが分離、洗浄及び乾燥
されるプロセスに関する。本発明は、分散物状の着色剤
のためにカチオン界面活性剤が選択され、ラテックス混
合物中に存在するイオン性界面活性剤がアニオン界面活
性剤であるプロセスに関する。本発明は、凝集がラテッ
クス樹脂のTg のよりも約15℃乃至約1℃低い温度で
約0.5時間乃至約3時間実行されるプロセスに関す
る。本発明は、着色剤及び樹脂から成る完全なトナー粒
子形成のための凝集体成分の合体又は融合が約85℃乃
至約95℃の温度で約1時間乃至約5時間で達成される
プロセスに関する。本発明は、ラテックス樹脂がポリ
(スチレン−アクリル酸アルキル)、ポリ(スチレン−
1,3−ジエン)、ポリ(スチレン−メタクリル酸アル
キル)、ポリ(スチレン−アクリル酸アルキル−アクリ
ル酸)、ポリ(スチレン−1,3−ジエン−アクリル
酸)、ポリ(スチレン−メタクリル酸アルキル−アクリ
ル酸)、ポリ(メタクリル酸アルキル−アクリル酸アル
キル)、ポリ(メタクリル酸アルキル−アクリル酸アリ
ール)、ポリ(メタクリル酸アリール−アクリル酸アル
キル)、ポリ(メタクリル酸アルキル−アクリル酸)、
ポリ(スチレン−アクリル酸アルキル−アクリロニトリ
ル−アクリル酸)、ポリ(スチレン−1,3−ジエン−
アクリロニトリル−アクリル酸)、及びポリ(アクリル
酸アルキル−アクリロニトリル−アクリル酸)から成る
群より選択され、前記樹脂は任意にトナーの80重量パ
ーセント乃至約98重量パーセントの有効量で存在する
プロセスに関する。本発明は、ラテックス樹脂がポリ
(スチレン−ブタジエン)、ポリ(メチルスチレン−ブ
タジエン)、ポリ(メタクリル酸メチル−ブタジエ
ン)、ポリ(メタクリル酸エチル−ブタジエン)、ポリ
(メタクリル酸プロピル−ブタジエン)、ポリ(メタク
リル酸ブチル−ブタジエン)、ポリ(アクリル酸メチル
−ブタジエン)、ポリ(アクリル酸エチル−ブタジエ
ン)、ポリ(アクリル酸プロピル−ブタジエン)、ポリ
(アクリル酸ブチル−ブタジエン)、ポリ(スチレン−
イソプレン)、ポリ(メチルスチレン−イソプレン)、
ポリ(メタクリル酸メチル−イソプレン)、ポリ(メタ
クリル酸エチル−イソプレン)、ポリ(メタクリル酸プ
ロピル−イソプレン)、ポリ(メタクリル酸ブチル−イ
ソプレン)、ポリ(アクリル酸メチル−イソプレン)、
ポリ(アクリル酸エチル−イソプレン)、ポリ(アクリ
ル酸プロピル−イソプレン)、及びポリ(アクリル酸ブ
チル−イソプレン)、ポリ(スチレン−アクリル酸プロ
ピル)、ポリ(スチレン−アクリル酸ブチル)、ポリ
(スチレン−ブタジエン−アクリル酸)、ポリ(スチレ
ン−ブタジエン−メタクリル酸)、ポリ(スチレン−ブ
タジエン−アクリロニトリル−アクリル酸)、ポリ(ス
チレン−アクリル酸ブチル−アクリル酸)、ポリ(スチ
レン−アクリル酸ブチル−メタクリル酸)、ポリ(スチ
レン−アクリル酸ブチル−アクリロニトリル)、及びポ
リ(スチレン−アクリル酸ブチル−アクリロニトリル−
アクリル酸)から成る群より選択され、前記トナーが分
離、洗浄及び乾燥されるプロセスに関する。本発明は、
ラテックスのイオン性界面活性剤がドデシル硫酸ナトリ
ウム、ドデシルベンゼン硫酸ナトリウム、及びドデシル
ナフタレン硫酸ナトリウムから成る群より選択されるア
ニオン界面活性剤であり、カチオン界面活性剤は第4級
アンモニウム塩であるプロセスに関する。本発明は、着
色剤がカーボンブラック、磁鉄鉱、シアン、イエロー、
マゼンタ又はその混合物であるプロセスに関する。本発
明は、トナー粒子が分離され、体積平均直径が約2乃至
約10ミクロンであり、その粒度分布が約1.15乃至
約1.30であり、利用されるそれぞれの界面活性剤が
反応混合物全体の約0.01乃至約5重量パーセントを
示し、形成されたトナー表面に、得られたトナー粒子の
それぞれ約0.1乃至約10重量パーセントの量だけ金
属塩、脂肪酸の金属塩、シリカ、金属酸化物、又はその
混合物が添加されるプロセスに関する。本発明は、樹脂
及び反応性界面活性剤を含むラテックス乳濁液と共に着
色剤分散物を凝集させ、前記凝集体を合体させることを
含むトナー調製のための実質的に無沈降物のプロセスに
関する。本発明は、トナーが分離、洗浄及び乾燥される
プロセス、反応性界面活性剤が2−アクリルアミド−2
−メチルプロパンスルホン酸であるプロセス、並びに反
応性界面活性剤が2−アクリルアミド−2−メチルプロ
パンスルホン酸アンモニウム塩であるプロセスに関す
る。本発明は、(i)カチオン界面活性剤を含む着色剤
分散物と、樹脂、反応性界面活性剤、非イオン性界面活
性剤、及び前記カチオン界面活性剤と反対の電荷を有す
るイオン性界面活性剤を含むラテックス乳濁液と、を凝
集させて、トナーサイズの凝集体を形成し、(ii)前記
凝集体を合体させ、冷却し、(iii )形成されたトナー
を分離した後、トナーを洗浄及び乾燥することを含むト
ナー調製プロセスに関する。
【0010】本発明のプロセスでは、付加重合されるこ
とのできるイオン化可能な酸官能性を含むエチレン不飽
和化合物のような反応性界面活性剤の選択が重要であ
る。好ましい反応性界面活性剤には、2−アクリルアミ
ド−2−メチルプロパンスルホン酸(AMPS)、2−
アクリルアミド−2−メチルプロパンスルホン酸アンモ
ニウム、2−アクリルアミド−2−メチルプロパンスル
ホン酸ナトリウム、メタクリル酸2−スルホエチル、ビ
ニルスルホン酸ナトリウム、スチレンスルホン酸ナトリ
ウム、アルキルアリルスルホこはく酸ナトリウム(ここ
で、アルキルはドデシルである(ヘンケルから入手可能
なTERM LF-40TM))、1−アリロキシ2−ヒドロキシプ
ロパンスルホン酸ナトリウム(サイプマーCOPS ITM、ロ
ーヌ−プーランから入手可能)、リン酸塩エステル及び
二リン酸エステル化されたメタクリル酸2−ヒドロキシ
エチル等が含まれる。好ましい反応性界面活性剤は、2
−アクリルアミド−2−メチルプロパンスルホン酸又は
その塩、例えば2−アクリルアミド−2−メチルプロパ
ンスルホン酸アンモニウム塩であり、ルブリゾルケミカ
ルズから入手可能である。反応性界面活性剤は、ラテッ
クスポリマー樹脂調製のために使用されるモノマー(単
数又は複数)を基準として、例えば約0.05乃至約1
0、好ましくは約0.1乃至約5パーセント(又は部)
のように種々の適切な量で選択されることができる。
【0011】例えば既知の界面活性剤の代わりに乳化重
合で反応性界面活性剤を使用することによって、多数の
利点が提供される。例えば、反応性界面活性剤は表面が
活性な試薬であり、反応性界面活性剤は官能基(単数又
は複数)及び重合可能な二重結合を含み、従って、好ま
しくは粒子表面でラテックスポリマーマトリックスへ共
重合することができ、これにより、固定した又は一定の
電荷源が提供される。従って、ラテックスの物理特性
は、従来の界面活性剤を用いた場合のように吸着/脱着
サイクルにより変更できるとは考えられない。本発明で
は、反応性界面活性剤を用いるスチレン/アクリル酸ブ
チル/アクリル酸のコポリマーラテックスは、電荷反発
及び立体安定化により凝固物の形成が実質的に少なくて
調製することができ、得られる乳濁液/凝集トナーラテ
ックスは沈降物が無い、あるいは実質的に無い。表面電
荷、従ってトナー電荷安定性(固定した一定の)が所望
されるので、ラテックス調製のために選択されるモノマ
ー(単数又は複数)量を基準として例えば約0.1乃至
約1パーセント又は部の少量の反応性界面活性剤が通常
選択されて、吸着された表面活性剤と同一の安定性を提
供する。実施の形態では、反応性界面活性剤は、無沈降
物トナーラテックスを可能にするために、単独で又は従
来のアニオン及び/又は非イオン性界面活性剤と共に使
用されることができる。
【0012】本発明のプロセスのために選択される特定
のラテックスポリマー(単数又は複数)の実例には、ポ
リ(スチレン−ブタジエン)、ポリ(メタクリル酸メチ
ル−ブタジエン)、ポリ(メタクリル酸エチル−ブタジ
エン)、ポリ(メタクリル酸プロピル−ブタジエン)、
ポリ(メタクリル酸ブチル−ブタジエン)、ポリ(アク
リル酸メチル−ブタジエン)、ポリ(アクリル酸エチル
−ブタジエン)、ポリ(アクリル酸プロピル−ブタジエ
ン)、ポリ(アクリル酸ブチル−ブタジエン)等の既知
のポリマーが含まれる。ラテックスポリマーは、一般的
に、トナーの約75重量パーセント乃至約98重量パー
セントのように種々の有効量で本発明のトナー組成物中
に存在し、本発明のプロセスに適切なラテックスサイズ
は、例えば、ブルックヘイブン(Brookhaven)ナノサイ
ズ粒子分析器で測定される体積平均直径が約0.05ミ
クロン乃至約1ミクロンである。他のサイズ及び有効量
のラテックスポリマーが実施の形態で選択されてもよ
い。
【0013】例えばトナーの約1乃至約15重量パーセ
ントの有効量、好ましくは約3乃至約10重量パーセン
トの量でトナー中に存在する選択可能な顔料等の種々の
既知の着色剤には、REGAL 330 R 等のカーボンブラッ
ク、モベイ磁鉄鉱 MO8029 TM、MO8060 TM 、コロンビア
ン磁鉄鉱、MAPICO BLACKS TM及び表面処理された磁鉄鉱
のような磁鉄鉱が含まれる。着色顔料としては、シア
ン、マゼンタ、黄、赤、緑、茶、青又はその混合物が選
択できる。
【0014】またトナーは、ハロゲン化アルキルピリジ
ニウム、重硫酸塩、米国特許第3、944、493号、
同第4、007、293号、同第4、079、014
号、同第4、394、430号及び同第4、560、6
35号(これらは、メチル硫酸ジステアリルジメチルア
ンモニウム電荷添加剤を有するトナーを説明する)の電
荷制御添加剤、アルミニウム錯体のような負電荷強化添
加剤等のように、例えば0.1乃至5重量パーセントの
適切な有効量で既知の電荷添加剤を含むことができる。
【0015】実施の形態では反応混合物の例えば0.0
1乃至約15重量パーセントの有効量の界面活性剤に
は、例えば、反応混合物の例えば約0.1乃至約10重
量パーセントの有効量のジアルキルフェノキシポリ(エ
チレンオキシ)エタノール(IGEPAL CA-210 TM、IGEPAL
CA-520 TM、IGEPAL CA-720 TM、IGEPAL CO-890 TM、IG
EPAL CO-720 TM、IGEPAL CO-290 TM、ANTAROX 890 TM
びANTAROX 897 TMとしてローヌ−プーランから入手可
能)等の非イオン性界面活性剤、例えば約0.01乃至
約10重量パーセントの有効量の例えばドデシル硫酸ナ
トリウム(SDS)、ドデシルベンゼンスルホン酸ナト
リウム、ドデシルナフタレン硫酸ナトリウム、ジアルキ
ルベンゼンアルキル、硫酸塩及びスルホン酸塩、アビチ
ン酸(アルドリッチから得られる)、NEOGEN RTM、NEOG
EN SC TM(花王株式会社から得られる)等のアニオン界
面活性剤、例えば約0.01パーセント乃至約10重量
パーセントの有効量の例えば塩化ジアルキルベンゼンア
ルキルアンモニウム、塩化ラウリルトリメチルアンモニ
ウム、塩化アルキルベンジルメチルアンモニウム、臭化
アルキルベンジルジメチルアンモニウム、塩化ベンザル
コニウム、臭化セチルピリジニウム、臭化C12,C15
17トリメチルアンモニウム、第4級ポリオキシエチル
アルキルアミンのハロゲン化塩、塩化ドデシルベンジル
トリエチルアンモニウム、MIRAPOL TM及びALKAQUAT
TM(アルカリルケミカル社から入手可能)、SANIZOL TM
(塩化ベンザルコニウム、花王薬品株式会社から得られ
る)等のカチオン界面活性剤、等が含まれる。好ましく
は、ラテックス調製で使用されるアニオン界面活性剤に
対する凝集のために使用されるカチオン界面活性剤のモ
ル比は約0.5乃至約4の範囲である。
【0016】合体が開始される前に凝集体へ添加される
界面活性剤の例は、ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリ
ウム、ドデシルナフタレン硫酸ナトリウム、ジアルキル
ベンゼンアルキル、硫酸塩及びスルホン酸塩、アビチン
酸(アルドリッチから得られる)、NEOGEN RTM、NEOGEN
SC TM(花王株式会社から得られる)等のアニオン界面
活性剤から選択できる。またこれらは、ポリビニルアル
コール、ポリアクリル酸、メタロース、メチルセルロー
ス、エチルセルロース、プロピルセルロース、ヒドロキ
シエチルセルロース、カルボキシメチルセルロース、ポ
リオキシエチレンセチルエーテル、ポリオキシエチレン
ラウリルエーテル、ポリオキシエチレンオクチルエーテ
ル、ポリオキシエチレンオクチルフェニルエーテル、ポ
リオキシエチレンオレイルエーテル、ポリオキシエチレ
ンソルビタンモノラウラート、ポリオキシエチレンステ
アリルエーテル、ポリオキシエチレンノニルフェニルエ
ーテル、ジアルキルフェノキシポリ(エチレンオキシ)
エタノール(IGEPAL CA-210 TM、IGEPAL CA-520 TM、IG
EPAL CA-720 TM、IGEPAL CO-890 TM、IGEPAL CO-720
TM、IGEPAL CO-290 TM、IGEPAL CA-210 TM、ANTAROX 8
90 TM及びANTAROX 897 TMとしてローヌ−プーランから入
手可能)等の非イオン性界面活性剤から選択することも
できる。温度による更なる成長に対して凝集体サイズを
安定化するために合体で利用されるアニオン又は非イオ
ン性界面活性剤の有効量は、反応混合物の例えば約0.
01乃至約10重量パーセント、好ましくは約0.5乃
至約5重量パーセントである。
【0017】洗浄又は乾燥後にトナー組成物へ添加でき
る表面添加剤には、例えば、金属塩、脂肪酸の金属塩、
コロイドシリカ、及びその混合物等が含まれ、これらの
添加剤は、通常約0.1乃至約2重量パーセントの量で
存在する(米国特許第3、590、000号、同第3、
720、617号、同第3、655、374号及び同第
3、983、045号参照)。好ましい添加剤には、
0.1乃至2パーセントの量のステアリン酸亜鉛及びAE
ROSIL R972R (デグサから入手可能)が含まれ、これ
は、凝集プロセスの間に添加される、又は形成したトナ
ー生成物へブレンドされることができる。
【0018】現像剤組成物は、本発明のプロセスで得ら
れたトナーを、例えば約2パーセントトナー濃度乃至約
8パーセントトナー濃度で、鋼やフェライト等の被覆キ
ャリヤを含む既知のキャリヤ粒子と混合することによっ
て調製できる(米国特許第4、937、166号及び同
第4、935、326号参照)。またキャリヤは、導電
性カーボンブラック等の導電性成分が中に分散されたポ
リメタクリル酸メチル有するコア等の他の既知のキャリ
ヤを含むこともできる。
【0019】また、画像形成法は、本発明のトナーと共
に考えられる。(例えばここに記載される多数の特許、
並びに米国特許第4、265、990号、同第4、58
5、884号及び同第4、563、408号参照)。
【0020】例I スチレン、アクリル酸ブチル及びアクリル酸の乳化重合
から誘導される又は発生されるポリマー粒子から成るラ
テックス乳濁液は、次のように調製された。スチレン2
21.4グラム、アクリル酸ブチル48.6グラム、ア
クリル酸5.4グラム、1−ドデカンチオール5.4グ
ラム、及び四臭化炭素2.7グラムは、ドデシルベンゼ
ンスルホン酸ナトリウムのアニオン界面活性剤NEOGEN R
TM(20パーセント活性)19.2グラム、ポリオキシ
エチレンノニルフェニルエーテルの非イオン性界面活性
剤ANTAROX CA 897 TM (70パーセント活性)5.8グ
ラム、過硫酸アンモニウム開始剤2.7グラム、及び反
応性界面活性剤としてのAMPS 2411 TM(2−アクリルア
ミド−2−メチルプロパンスルホン酸アンモニウム塩、
50パーセント活性、ルブリゾルから入手可能)2.7
グラムが溶解された脱イオン水391グラムと混合され
た。得られた混合物は、約25℃の室温において、窒素
雰囲気下で30分間攪拌された。続いて、得られた混合
物は1℃/分の速度で70℃(全てセ氏)まで攪拌及び
加熱され、この温度で6時間保持された。得られたラテ
ックスポリマーは、ウォーターズGPCで決定されるよ
うにM w が34400、Mn が6800であり、セイコ
ーDSCで測定されるように中点Tg が57.9℃であ
った。ラテックスポリマー又はラテックス樹脂は、コー
ルターN4プラス粒径測定器で光散乱技法により測定さ
れるようにポリマーの体積平均直径が183ナノメート
ルであった。
【0021】ラテックスをまる2週間放置した後、沈降
物は観察されなかった。3120Gで50秒間、IEC
遠心機によって決定された沈降物の量は、2週間後のラ
テックスの0.1重量パーセントより少なかった。
【0022】上記で調製されたラテックス乳濁液26
0.0グラムと、7.6グラムのシアンピグメント1
5:3及び2.6グラムのカチオン界面活性剤SANIZOL
B-50TMを含む水性シアン顔料分散物220.0グラムと
は、ポリトロンにより6000rpmで3分間、強く攪
拌しながら400ミリリットルの水へ同時に添加され
た。得られた混合物は次に2リットルの反応容器へ移さ
れ、53℃の温度で2.0時間加熱された後、30ミリ
リットルの20パーセントNEOGEN RTM水溶液が添加され
た。粒径(体積平均直径)が約8.4ミクロンであり、
コールターカウンタで測定されるようにGSD=1.2
0の凝集体が得られた。続いて、混合物は92℃へ加熱
されて3時間保持された後、完全に室温(約25℃)へ
冷却され、濾過され、何度も水洗され、凍結乾燥装置で
乾燥された。最終トナー生成物は体積平均直径が8.6
ミクロンの粒径を示し、コールターカウンタで測定され
る粒度分布は1.19であった。
【0023】得られたトナー(即ち、上記最終トナー生
成物)は、約93パーセントのポリマー、ポリ(スチレ
ン−アクリル酸ブチル−アクリル酸)、及びトナーの約
7重量パーセントの15:3シアンピグメントから成
り、トナーの体積平均直径は8.6ミクロンであり、G
SDは1.19であった。これにより、例えばラテック
スの安定性を高めるために2−アクリルアミド−2−メ
チルプロパンスルホン酸アンモニウム塩の反応性界面活
性剤を添加することによって無沈降物ポリマー乳濁液が
調製される場合には、凝集で達成されるトナー粒径及び
GSDは、合体の間中、凝集体の破壊や分離が無く、且
つ粒径の過度の増大無しに保持可能であることが示され
る。
【0024】例II スチレン、アクリル酸ブチル及びアクリル酸の乳化重合
から誘導されるポリマー粒子から成るラテックス乳濁液
は、次のように調製された。スチレン442.8グラ
ム、アクリル酸ブチル97.2グラム、アクリル酸1
0.8グラム、1−ドデカンチオール14.9グラム、
及び四臭化炭素5.4グラムは、ポリオキシエチレンノ
ニルフェニルエーテルの非イオン性界面活性剤ANTAROX
CA 897 TM (70パーセント活性)11.6グラム、過
硫酸アンモニウム開始剤5.4グラム、及び例Iの反応
性界面活性剤AMPS 2411 TM5.4グラムが溶解された脱
イオン水782グラムと混合された。例えばドデシルベ
ンゼンスルホン酸ナトリウム等のアニオン界面活性剤は
この例では利用されなかった。得られた混合物は、約2
5℃の室温において、窒素雰囲気下で30分間攪拌され
た。続いて、混合物は1℃/分の速度で70℃(全てセ
氏)まで攪拌及び加熱され、この温度で6時間保持され
た。得られたラテックスポリマーは、ウォーターズGP
Cで決定されるようにMw が22500、Mn が470
0であり、セイコーDSCで測定されるように中点Tg
が54.9℃であった。ラテックスポリマー又はラテッ
クス樹脂は、コールターN4プラス粒径測定器で光散乱
技法により測定されるようにポリマーの体積平均直径が
223ナノメートルであった。
【0025】ラテックスをまる2週間放置した後、沈降
物は観察されなかった。3120Gで50秒間、IEC
遠心機によって決定された沈降物の量は、2週間後のラ
テックスの0.1重量パーセントより少なかった。
【0026】上記で調製されたラテックス乳濁液26
0.0グラムと、7.6グラムのシアンピグメント1
5:3及び2.6グラムのカチオン界面活性剤SANIZOL
B-50TMを含む水性シアン顔料分散物220.0グラムと
は、ポリトロンにより6000rpmで3分間、強く攪
拌しながら400ミリリットルの水へ同時に添加され
た。得られた混合物は次に2リットルの反応容器へ移さ
れ、50℃の温度で2.0時間加熱された後、30ミリ
リットルの20パーセントNEOGEN RTM水溶液が添加され
た。粒径(体積平均直径)が約6.2ミクロンであり、
コールターカウンタで測定されるようにGSD=1.2
3の凝集体が得られた。続いて、混合物は93℃へ加熱
されて3時間保持された後、完全に室温(約25℃)へ
冷却され、濾過され、何度も水洗され、凍結乾燥装置で
乾燥された。最終トナー生成物は体積平均直径が6.4
ミクロンの粒径を示し、コールターカウンタで測定され
る粒度分布は1.22であった。
【0027】得られたトナー(即ち、上記最終トナー生
成物)は、約93パーセントのポリマー、ポリ(スチレ
ン−アクリル酸ブチル−アクリル酸)、及びトナーの約
7重量パーセントの15:3シアンピグメントから成
り、体積平均直径が6.4ミクロンであり、GSDは
1.22であった。これにより、例えばラテックスの安
定性を高めるために反応性界面活性剤を添加することに
よって無沈降物ポリマー乳濁液が調製される場合には、
凝集段階で達成されるトナー粒径及びGSDは、合体の
間中、凝集体の破壊や分離が無く、且つ粒径の過度の増
大無しに保持可能であることが示される。
【0028】例III スチレン、アクリル酸ブチル及びアクリル酸の乳化重合
から誘導されるポリマー粒子から成るラテックス乳濁液
は、次のように調製された。スチレン442.8グラ
ム、アクリル酸ブチル96.2グラム、アクリル酸1
0.8グラム、1−ドデカンチオール14.9グラム、
及び四臭化炭素5.4グラムは、ドデシルベンゼンスル
ホン酸ナトリウムのアニオン界面活性剤NEOGEN RTM(2
0パーセント活性)38.3グラム、ポリオキシエチレ
ンノニルフェニルエーテルの非イオン性界面活性剤ANTA
ROX CA 897 TM (70パーセント活性)11.6グラ
ム、過硫酸アンモニウム開始剤5.4グラム、及び反応
性界面活性剤としてのAMPS 2404 TM(2−アクリルアミ
ド−2−メチルプロパンスルホン酸、99パーセント活
性、ルブリゾルから入手可能)2.7グラムが溶解され
た脱イオン水782グラムと混合された。得られた混合
物は、約25℃の室温において、窒素雰囲気下で30分
間攪拌された。続いて、混合物は1℃/分の速度で70
℃(全てセ氏)まで攪拌及び加熱され、この温度で6時
間保持された。得られたラテックスポリマーは、ウォー
ターズGPCで決定されるようにMw が39200、M
n が5100であり、セイコーDSCで測定されるよう
に中点Tg が52.9℃であった。ラテックスポリマー
又はラテックス樹脂は、コールターN4プラス粒径測定
器で光散乱技法により測定されるようにポリマーの体積
平均直径が173ナノメートルであった。
【0029】ラテックスをまる2週間放置した後、沈降
物は観察されなかった。3120Gで50秒間、IEC
遠心機によって決定された沈降物の量は、2週間後のラ
テックスの0.1重量パーセントより少なかった。
【0030】上記で調製されたラテックス乳濁液26
0.0グラムと、7.6グラムのシアンピグメント1
5:3及び2.6グラムのカチオン界面活性剤SANIZOL
B-50TMを含む水性シアン顔料分散物220.0グラムと
は、ポリトロンにより6000rpmで3分間、強く攪
拌しながら400ミリリットルの水へ同時に添加され
た。得られた混合物は次に2リットルの反応容器へ移さ
れ、48℃の温度で2.0時間加熱された後、30ミリ
リットルの20パーセントNEOGEN RTM水溶液が添加され
た。粒径(体積平均直径)が約5.8ミクロンであり、
コールターカウンタで測定されるようにGSD=1.2
3の凝集体が得られた。続いて、混合物は92℃へ加熱
されて3時間保持された後、完全に室温(約25℃)へ
冷却され、濾過され、何度も水洗され、凍結乾燥装置で
乾燥された。最終トナー生成物は体積平均直径が5.9
ミクロンの粒径を示し、コールターカウンタで測定され
る粒度分布は1.24であった。
【0031】得られたトナー(即ち、上記最終トナー生
成物)は、約93パーセントのポリマー、ポリ(スチレ
ン−アクリル酸ブチル−アクリル酸)、及びトナーの約
7重量パーセントの15:3シアンピグメントから成
り、トナー体積平均直径が5.9ミクロンであり、GS
Dは1.24であった。これにより、主にラテックスの
安定性を高めるために2−アクリルアミド−2−メチル
プロパンスルホン酸の反応性界面活性剤を添加すること
によって無沈降物ポリマー乳濁液が調製される場合に
は、凝集段階で達成されるトナー粒径及びGSDは、合
体の間中、凝集体の破壊や分離が無く、且つ粒径の過度
の増大無しに保持可能であることが示される。
【0032】例IV スチレン、アクリル酸ブチル及びアクリル酸の乳化重合
から誘導されるポリマー粒子から成るラテックス乳濁液
は、次のように調製された。スチレン442.8グラ
ム、アクリル酸ブチル96.2グラム、アクリル酸1
0.8グラム、1−ドデカンチオール14.9グラム、
及び四臭化炭素5.4グラムは、ドデシルベンゼンスル
ホン酸ナトリウムのアニオン界面活性剤NEOGEN RTM(2
0パーセント活性)38.3グラム、ポリオキシエチレ
ンノニルフェニルエーテルの非イオン性界面活性剤ANTA
ROX CA 897 TM (70パーセント活性)11.6グラ
ム、過硫酸アンモニウム開始剤5.4グラム、及び反応
性界面活性剤としてのAMPS 2405 TM(2−アクリルアミ
ド−2−メチルプロパンスルホン酸ナトリウム塩、50
パーセント活性、ルブリゾルから入手可能)5.4グラ
ムが溶解された脱イオン水782グラムと混合された。
得られた混合物は、約25℃の室温において、窒素雰囲
気下で30分間攪拌された。続いて、混合物は1℃/分
の速度で70℃(全てセ氏)まで攪拌及び加熱され、こ
の温度で6時間保持された。得られたラテックスポリマ
ーは、ウォーターズGPCで決定されるようにMw が2
1800、M n が5600であり、セイコーDSCで測
定されるように中点Tg が59.8℃であった。ラテッ
クスポリマー又はラテックス樹脂は、コールターN4プ
ラス粒径測定器で光散乱技法により測定されるようにポ
リマーの体積平均直径が168ナノメートルであった。
【0033】ラテックスをまる2週間放置した後、沈降
物は観察されなかった。3120Gで50秒間、IEC
遠心機によって決定された沈降物の量は、2週間後のラ
テックスの0.1重量パーセントより少なかった。
【0034】上記で調製されたラテックス乳濁液26
0.0グラムと、7.6グラムのシアンピグメント1
5:3及び2.6グラムのカチオン界面活性剤SANIZOL
B-50TMを含む水性シアン顔料分散物220.0グラムと
は、ポリトロンにより6000rpmで3分間、強く攪
拌しながら400ミリリットルの水へ同時に添加され
た。得られた混合物は次に2リットルの反応容器へ移さ
れ、53℃の温度で2.0時間加熱された後、30ミリ
リットルの20パーセントNEOGEN RTM水溶液が添加され
た。粒径(体積平均直径)が約6.5ミクロンであり、
コールターカウンタで測定されるようにGSD=1.2
3の凝集体が得られた。続いて、混合物は93℃へ加熱
されて3時間保持された後、完全に室温(約25℃)へ
冷却され、濾過され、何度も水洗され、凍結乾燥装置で
乾燥された。最終トナー生成物は体積平均直径が6.9
ミクロンの粒径を示し、コールターカウンタで測定され
る粒度分布は1.26であった。
【0035】得られたトナー(即ち、上記最終トナー生
成物)は、約93パーセントのポリマー、ポリ(スチレ
ン−アクリル酸ブチル−アクリル酸)、及びトナーの約
7重量パーセントの15:3シアンピグメントから成
り、体積平均直径が6.9ミクロンであり、GSDは
1.26であった。これにより、例えばラテックスの安
定性を高めるために2−アクリルアミド−2−メチルプ
ロパンスルホン酸ナトリウム塩の反応性界面活性剤を添
加することによって無沈降物ポリマー乳濁液が調製され
る場合には、凝集段階で達成されるトナー粒径及びGS
Dは、合体の間中、凝集体の破壊や分離が無く、且つ粒
径の過度の増大無しに保持可能であることが示される。
【0036】例V スチレン、アクリル酸ブチル及びアクリル酸の乳化重合
から誘導されるポリマー粒子から成るラテックス乳濁液
は、次のように調製された。スチレン442.8グラ
ム、アクリル酸ブチル96.2グラム、アクリル酸5.
4グラム、1−ドデカンチオール14.9グラム、及び
四臭化炭素5.4グラムは、ドデシルベンゼンスルホン
酸ナトリウムのアニオン界面活性剤NEOGEN RTM(20パ
ーセント活性)38.3グラム、ポリオキシエチレンノ
ニルフェニルエーテルの非イオン性界面活性剤ANTAROX
CA 897 TM (70パーセント活性)11.6グラム、過
硫酸アンモニウム開始剤5.4グラム、及び反応性界面
活性剤としてのビニルスルホン酸ントリウム(25パー
セント活性、エアプロダクツから入手可能)16.2グ
ラムが溶解された脱イオン水782グラムと混合され
た。得られた混合物は、約25℃の室温において、窒素
雰囲気下で30分間攪拌された。続いて、混合物は1℃
/分の速度で70℃(全てセ氏)まで攪拌及び加熱さ
れ、この温度で6時間保持された。得られたラテックス
ポリマーは、ウォーターズGPCで決定されるようにM
w が39000、Mn が5900であり、セイコーDS
Cで測定されるように中点Tg が48.0℃であった。
ラテックスポリマー又はラテックス樹脂は、コールター
N4プラス粒径測定器で光散乱技法により測定されるよ
うにポリマーの体積平均直径が160ナノメートルであ
った。
【0037】ラテックスをまる2週間放置した後、沈降
物は観察されなかった。3120Gで50秒間、IEC
遠心機によって決定された沈降物の量は、2週間後のラ
テックスの0.1重量パーセントより少なかった。
【0038】上記で調製されたラテックス乳濁液26
0.0グラムと、7.6グラムのシアンピグメント1
5:3及び2.6グラムのカチオン界面活性剤SANIZOL
B-50TMを含む水性シアン顔料分散物220.0グラムと
は、ポリトロンにより6000rpmで3分間、強く攪
拌しながら400ミリリットルの水へ同時に添加され
た。得られた混合物は次に2リットルの反応容器へ移さ
れ、44℃の温度で2.0時間加熱された後、30ミリ
リットルの20パーセントNEOGEN RTM水溶液が添加され
た。粒径(体積平均直径)が約7.0ミクロンであり、
コールターカウンタで測定されるようにGSD=1.1
9の凝集体が得られた。続いて、混合物は92℃へ加熱
されて3時間保持された後、完全に室温(約25℃)へ
冷却され、濾過され、何度も水洗され、凍結乾燥装置で
乾燥された。最終トナー生成物は体積平均直径が7.5
ミクロンの粒径を示し、コールターカウンタで測定され
る粒度分布は1.24であった。
【0039】得られたトナー(即ち、上記最終トナー生
成物)は、約93パーセントのポリマー、ポリ(スチレ
ン−アクリル酸ブチル−アクリル酸)、及びトナーの約
7重量パーセントの15:3シアンピグメントから成
り、体積平均直径が7.5ミクロンであり、GSDは
1.24であった。これにより、例えばラテックスの安
定性を高めるためにビニルスルホン酸ナトリウムの反応
性界面活性剤を添加することによって無沈降物ポリマー
乳濁液が調製される場合には、凝集段階で達成されるト
ナー粒径及びGSDは、合体の間中、凝集体の破壊や分
離が無く、且つ粒径の過度の増大無しに保持可能である
ことが示される。
【0040】例VI スチレン、アクリル酸ブチル及びアクリル酸の乳化重合
から誘導されるポリマー粒子から成るラテックス乳濁液
は、次のように調製された。スチレン442.8グラ
ム、アクリル酸ブチル96.2グラム、アクリル酸1
0.8グラム、1−ドデカンチオール16.2グラム、
及び四臭化炭素5.4グラムは、ドデシルベンゼンスル
ホン酸ナトリウムのアニオン界面活性剤NEOGEN RTM(2
0パーセント活性)38.3グラム、ポリオキシエチレ
ンノニルフェニルエーテルの非イオン性界面活性剤ANTA
ROX CA 897 TM (70パーセント活性)11.6グラ
ム、過硫酸アンモニウム開始剤5.4グラム、及び反応
性界面活性剤としてのTREM LF-40 TM(ドデシルアリルス
ルホこはく酸ナトリウム、36パーセント活性、ヘンケ
ルから入手可能)11.3グラムが溶解された脱イオン
水782グラムと混合された。得られた混合物は、約2
5℃の室温において、窒素雰囲気下で30分間攪拌され
た。続いて、混合物は1℃/分の速度で70℃(全てセ
氏)まで攪拌及び加熱され、この温度で6時間保持され
た。得られたラテックスポリマーは、ウォーターズGP
Cで決定されるようにMw が27000、Mn が480
0であり、セイコーDSCで測定されるように中点Tg
が52.8℃であった。ラテックスポリマー又はラテッ
クス樹脂は、コールターN4プラス粒径測定器で光散乱
技法により測定されるようにポリマーの体積平均直径が
163ナノメートルであった。
【0041】ラテックスをまる2週間放置した後、沈降
物は観察されなかった。3120Gで50秒間、IEC
遠心機によって決定された沈降物の量は、2週間後のラ
テックスの0.1重量パーセントより少なかった。
【0042】上記で調製されたラテックス乳濁液26
0.0グラムと、7.6グラムのシアンピグメント1
5:3及び2.6グラムのカチオン界面活性剤SANIZOL
B-50TMを含む水性シアン顔料分散物220.0グラムと
は、ポリトロンにより6000rpmで3分間、強く攪
拌しながら400ミリリットルの水へ同時に添加され
た。得られた混合物は次に2リットルの反応容器へ移さ
れ、48℃の温度で2.0時間加熱された後、30ミリ
リットルの20パーセントNEOGEN RTM水溶液が添加され
た。粒径(体積平均直径)が約7.8ミクロンであり、
コールターカウンタで測定されるようにGSD=1.1
9の凝集体が得られた。続いて、混合物は92℃へ加熱
されて3時間保持された後、完全に室温(約25℃)へ
冷却され、濾過され、何度も水洗され、凍結乾燥装置で
乾燥された。最終トナー生成物は体積平均直径が8.1
ミクロンの粒径を示し、コールターカウンタで測定され
る粒度分布は1.18であった。
【0043】得られたトナー(即ち、上記最終トナー生
成物)は、約93パーセントのポリマー、ポリ(スチレ
ン−アクリル酸ブチル−アクリル酸)、及びトナーの約
7重量パーセントの15:3シアンピグメントから成
り、体積平均直径が8.1ミクロンであり、GSDは
1.18であった。これにより、例えばラテックスの安
定性を高めるためにドデシルアリルスルホこはく酸ナト
リウムの反応性界面活性剤を添加することによって無沈
降物ポリマー乳濁液が調製される場合には、凝集段階で
達成されるトナー粒径及びGSDは、合体の間中、凝集
体の破壊や分離が無く、且つ粒径の過度の増大無しに保
持可能であることが示される。
【0044】比較例IA スチレン、アクリル酸ブチル及びアクリル酸の乳化重合
から誘導されるポリマー粒子から成るラテックス乳濁液
は、次のように調製された。スチレン221.4グラ
ム、アクリル酸ブチル48.6グラム、アクリル酸5.
4グラム、1−ドデカンチオール6.8グラム、及び四
臭化炭素2.7グラムは、ドデシルベンゼンスルホン酸
ナトリウムのアニオン界面活性剤NEOGEN RTM(20パー
セント活性)19.2グラム、ポリオキシエチレンノニ
ルフェニルエーテルの非イオン性界面活性剤ANTAROX CA
897 TM (70パーセント活性)2.0グラム、及び過
硫酸アンモニウム開始剤2.7グラムが溶解された脱イ
オン水391グラムと混合された。続いて、混合物は1
℃/分の速度で70℃(全てセ氏)まで攪拌及び加熱さ
れ、この温度で6時間保持された。得られたラテックス
ポリマーは、ウォーターズGPCで決定されるようにM
w が29000、Mn が5100であり、セイコーDS
Cで測定されるように中点Tg が56.0℃であった。
ラテックスは、コールターN4プラス粒径測定器で光散
乱技法により測定されるように229ナノメートルのポ
リマーの体積平均直径を示した。
【0045】ラテックスを2日間放置した後、低Mw
び低Tg のポリマー粒子を含む沈降物が観察された。3
120Gで50秒間、IEC遠心機によって決定された
沈降物の量は、調製されたラテックスの約5.8重量パ
ーセントであり、この沈降物は、低Mw =18500、
低ガラス転移温度32℃の望ましくないポリマー粒子を
含んでいた。ラテックスのこの望ましくない部分は、既
知の沈降技法によって残りのラテックスから除去でき
る。この望ましくないラテックスの量は、反応性界面活
性剤を利用する本発明の乳化重合プロセスによって大幅
に減少される。沈降物は、粒径が大きく、低分子量及び
低Tg の望ましくないポリマー粒子を含むラテックスで
ある。いくらかの沈降物を含む乳濁液生成物は、凝集/
合体プロセスのためにもトナー組成物生成のためにも適
切でない。最終トナーの粒径及びGSDにより明らかで
あるように、沈降物は、凝集体が破壊したり粒径が過度
に増大する傾向をより高くすることができる。従って、
GSDの狭いトナー粒径を保持するために、沈降物は凝
集/合体の前に除去されるのが一般的である。乳化重合
の間に発生した沈降物の結果、材料が浪費され、生産の
収量が低下し、廃物処理が必要になり、遠心機等の沈降
物除去装置のために更なる資本投資が必要になる。
【0046】この比較例では、この比較例と例I〜例V
Iの結果をより良く比較できるようにするために、望ま
しくないポリマー粒子は除去されなかった。上記で調製
されたラテックス乳濁液260.0グラムと、7.6グ
ラムのシアンピグメント15:3及び2.3グラムのカ
チオン界面活性剤SANIZOL B-50TMを含む水性シアン顔料
分散物220.0グラムとは、ポリトロンにより700
0rpmで3分間、高剪断で攪拌しながら400ミリリ
ットルの水へ同時に添加された。得られた混合物は次に
2リットルの反応容器へ移され、53℃の温度で2.5
時間加熱された後、40ミリリットルの20パーセント
NEOGEN RTM水溶液が添加された。粒径(体積平均直径)
が6.3ミクロンであり、コールターカウンタで測定さ
れるようにGSD=1.22の凝集体が得られた。続い
て、混合物は90℃へ加熱されて3時間保持された後、
完全に室温(約25℃)へ冷却され、濾過、水洗、及び
凍結乾燥装置で乾燥された。最終トナー生成物は体積平
均直径が7.5ミクロンの粒径を示し、コールターカウ
ンタで測定される粒度分布は1.35であった。
【0047】例I〜例VIの結果は、AMPS等の反応
性界面活性剤が乳化重合中に観察されるラテックス安定
性を高め、乳化重合中に調製される沈降物(望ましくな
いポリマー粒子)の量を最小限にする/除去することを
示す。望ましくない特性を有する沈降物を含む乳濁液生
成物は、凝集/合体プロセスのためにもトナー組成物生
成のためにも適切でない。この比較例で証明されるよう
に、乳濁液中の沈降物は、凝集体を破壊させたり、実質
的に成長させたりする。上記の例I〜例VIで証明され
るように、反応性界面活性剤を用いる乳化重合の使用は
ラテックスの安定性を増大させ、凝集プロセスでの使用
に関して望ましい特性を有するラテックスをもたらすこ
とができる。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (i)着色剤と、樹脂、反応性界面活性
    剤、及びイオン性界面活性剤を含むラテックス乳濁液
    と、を凝集させてトナーサイズの凝集体を形成し、(i
    i)前記凝集体を合体又は融合させることを含み、任意
    に、(iii )生成したトナーを分離し、トナーを洗浄及
    び乾燥することを含むトナー調製プロセス。
  2. 【請求項2】 前記凝集はラテックス乳濁液中に存在す
    る樹脂のガラス転移温度付近より低く、前記凝集体の合
    体又は融合は樹脂のガラス転移温度より高く、その結
    果、体積平均直径が約2乃至約20ミクロンのサイズを
    有するトナーが得られ、前記トナーは分離、洗浄及び乾
    燥される請求項1に記載のトナー調製プロセス。
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