JPH11257914A - バルグ試料における光学的性質の測定のための干渉計 - Google Patents

バルグ試料における光学的性質の測定のための干渉計

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JPH11257914A
JPH11257914A JP36390298A JP36390298A JPH11257914A JP H11257914 A JPH11257914 A JP H11257914A JP 36390298 A JP36390298 A JP 36390298A JP 36390298 A JP36390298 A JP 36390298A JP H11257914 A JPH11257914 A JP H11257914A
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interferometer
sample
optical
fiber
probe
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JP36390298A
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Inventor
Angelo Barberis
アンジェロ・バルベリス
Stefano Caselli
ステファノ・カセッリ
Silvia Maria Pietralunga
シルヴィア・マリア・ピエトラルンガ
Mario Martinelli
マリオ・マルティネリ
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Pirelli and C SpA
Original Assignee
Pirelli Cavi e Sistemi SpA
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Publication date
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    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N21/00Investigating or analysing materials by the use of optical means, i.e. using sub-millimetre waves, infrared, visible or ultraviolet light
    • G01N21/17Systems in which incident light is modified in accordance with the properties of the material investigated
    • G01N21/41Refractivity; Phase-affecting properties, e.g. optical path length
    • G01N21/45Refractivity; Phase-affecting properties, e.g. optical path length using interferometric methods; using Schlieren methods

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  • Investigating Or Analysing Materials By Optical Means (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 バルグ試料の光学的性質を測定するための方
法及び装置が提供される。この装置の2つのアーム、即
ち、その両方がレーザ光を導通するためにオプチカルフ
ァイバを含む参照アームと測定アームにプローブレーザ
が供給される。 【構成】 測定アームは試験される試料を取り付けるた
めの自由空間領域を含んでいる。プローブビームは自由
空間中の試料に至る。試料は又、第二ポンプレーザか
ら、オプチカルファイバを通してでなく、自由空間に光
を受ける。試料とポンプレーザとの相互作用により試料
の光学的性質が影響を受ける。 【効果】 この光学的性質の変化は、測定アームと参照
アームからの出力信号を比較することにより検出するこ
とが出来る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は干渉計に関し、検討中の
物質の試料における光学的性質の光学的に誘導された変
化、例えば、一時的に分解された光学的非線形性を測定
するのに有用な干渉計を意図している。より詳細には、
本発明は、参照経路における光学的案内及び測定アーム
(measurement arm)における光学的案
内と自由空間伝播(free space propa
gation)との組み合わせを用いるハイブリッド干
渉計を意図している。
【0002】
【従来の技術】非線形物質の高速応用における役割、例
えば、光学スイッチング、増幅、制限及び周波数変換
が、非線形パラメータを特徴付ける効率的な方法の必要
性のために形成されている。これらのパラメータの多く
は物質の屈折率の分析によって特徴付けることが出来
る。特に、半導体物質は、電子的非線形性、自由キャリ
ヤ効果、及び熱的非線形性に因って、数次元のマグニチ
ュード(magnitude)に及び得る応答時間に伴
い広範囲の非線形効果を示す。他の物質は、例えば、光
学的相互作用或いは環境要因に因り経時変化し且つその
物質の屈折率も変化せしめる特性も示し得る。
【0003】2つ以上の非線形機構が存在すると、多く
の技術はこれらを区別することが出来ないので、光学的
非線形性の解釈が複雑になり得る。光学的物質の非線形
的屈折率に関する定量的情報は全ての光学的デバイス、
例えば、視覚光学的スイッチの開発にとって必要不可欠
である。斯かる測定に対して幾つかの技術が提案されて
おり、これらの技術の大部分は、ポンプとプローブ技術
を用いる直接的干渉的測定に基づいている。
【0004】一つの技術は、「ファイバマッハゼンダー
干渉計を用いる共振範囲における非線形的屈折率測定」
(「応用光学」、第35版、第9号、1996年3月9
日、1485−1488頁)に記載されているように、
一時的干渉縞を分析して非線形的屈折率を得ることにあ
る。この技術は参照経路と測定アームの両方におけるフ
ァイバ光案内を用いる。各アームには、各アームの光学
的長さを変化せしめるために、光ファイバを細かく捩り
巻いたグレーデットインデックスロッドレンズ対(op
tical dfiber pigatailed g
raded index road−lenns pa
ir)に基づいた調節可能遅延ユニット(AD)も含ま
れている。
【0005】本発明者は、測定経路における光案内と測
定試料との間に干渉を形成する困難さの故に、この技術
を用いてバルグ試料(bulk sample) 特性
の測定を行うことが困難であることを見出した。しばし
ば、試料に対して接続光案内を設置すると、その電気的
特性にある程度のずれが生じる結果をもたらすことがあ
り得る。加うるに、試料の中には、光学的光案内に直結
できないものもある。
【0006】更に、この技術によると、ポンプパルスが
干渉計アームに含まれる光ファイバを伝播する。本発明
者は、この現象により、測定に供給可能な最大ポンプ力
が限定されることを観察している。
【0007】もう1つの技術は、「三次非線形光学感受
性の時分解絶対干渉的測定」(「ジャーナル オブ ザ
オプチカル ソサイエティ オブ アメリカ B)、
第11版、第6号、1994年6月、995−999
頁)に開示されている。この技術は、この論文の図1に
示されているように、光学信号の自由空間伝播を用いて
バルグ物質の非線形的光学的特性を測定する。マッハゼ
ンダー干渉計はこれら2つのビーム(プローブと参照)
の振幅と位相を比較する。試料はプローブアームに配置
され、強い一直線上のポンプパルスと相互に作用する。
ポンプパルスとプローブパルスの間の時間遅延τによっ
て抽出干渉の基礎が与えられる。
【0008】本発明者は、上記の技術が、光が自由空間
を完全に伝播する光学的測定系を用いることに関係する
不都合を有していることを見出している。特に、バルク
状であり、且つ、全ての光学的成分の慎重な整合が必要
となり、これにより、この技術は使用が困難になる。
【0009】非線形的特性の測定の他の論述は、「複雑
な非線形的感受性の決定のための10-5秒時分解干渉測
定」(オプチクス レター、第16版、第21号、19
91年11月1日、1683−1685頁)と「CdS
xSe1-x添加ガラスの非線形的屈折率nxの干渉測定」
(アプライド フィジクス レター、第48版、第18
号、1986年5月5日、1184−1186頁)に見
られる。
【0010】米国特許第5、268、739号には、流体
の速度を測定するためのレーザ装置が開示されている。
開示されたシステムにおいては、レーザ光が流体が流れ
るパイプに供給される。この流体中の粒子が光と干渉す
る。この流体の速度はこの干渉から計算される。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】本出願者は、その測定
アームにおいて光案内と自由空間光経路の組み合わせを
有するハイブリッド干渉計を用いることにより、測定装
置に光案内を用いることの有益な特性の利点を生かしな
がら、試料の光学的性質を試料に光案内を取り付ける必
要がなく測定出来ることを見出している。この装置によ
り、検討中の試料の非線形的光学的性質の試験が単純化
される。
【0012】より詳細には、本発明者は、光案内経路か
ら構成される参照アームと光案内経路と試験中の試料が
定位され且つ試料に対するポンプビームの結合が自由空
間において実行される自由空間の組み合わせから構成さ
れる測定アームを有するハイブリッド干渉計を開発し
た。
【0013】
【課題を解決するための手段】第一の特徴によると、本
発明は、干渉計において、プローブビーム源として用い
られる第一光源、上記光源からの光信号を出力検出器に
案内するための1つ以上の光学的案内から構成される参
照アーム(reference arm)、上記プロー
ブビームが試験中の試料を通して案内されるように、複
数の光学的案内、レンズ系、及び上記試料を取り付ける
ための自由空間から構成される測定アーム、上記自由空
間における上記試料に供給されるポンプビーム源として
用いられる第二光源、及び上記参照アームから受信され
た信号を上記測定アームから受信された信号と比較する
手段により上記試料の光学的性質における変化を検出す
るための光検出器を含むことを特徴とする干渉計に関す
る。
【0014】好ましい実施例において、これらの光学的
案内は単モード光ファイバである。上記の測定又は参照
アームの1つに沿って、偏光制御装置が含まれることが
好ましい。或いは、これらの光学的案内は偏光維持光フ
ァイバであり得る。
【0015】この干渉計は、上記参照アームから受信さ
れた信号及び上記測定アームから受信された信号を干渉
信号に組み合わせるための且つ上記干渉信号を上記光検
出器に結合するためのカップラを含むことが好ましい。
【0016】好ましい実施例によると、プローブビーム
及びポンプビームは試料中で一直線上であり、干渉計は
ポンプビームを試料に反射するための且つプローブビー
ムを透過するための選択的反射器を自由空間領域に含
む。
【0017】上記の選択的反射器の可能な実施例はダイ
クロックミラー或いは偏光子である。
【0018】上記自由空間領域には、プローブビームを
伝送するための且つポンプビームが光学的案内に侵入し
ないように防止するための選択的透過デバイスが含まれ
ることが好ましい。この選択的透過デバイスの可能な実
施例はダイクロックミラー或いは偏光子である。
【0019】干渉計は、干渉計をその直角位相状態に維
持するための圧電制御器を含むフィードバック回路を有
し得る。又、干渉計は、上記参照アーム或いは測定アー
ムの1つに沿って送られる信号の位相を周期的に変調す
るための手段を有し得る。
【0020】第二の特徴によると、本発明は、試料の光
学的性質を測定するための方法において、プローブレー
ザビームを発生するステップ、上記プローブビームのあ
る部分を第一光ファイバに且つ上記プローブビームの別
の部分を第二光ファイバに伝播するステップ、上記試料
を上記第二ファイバに沿った自由空間領域に取り付ける
ステップ、自由空間における上記試料にポンプビームを
照射するステップ、及び上記第一ファイバと第二ファイ
バの出力を比較して上記試料の光学的性質を決定するス
テップを含むことを特徴とする方法に関する。
【0021】検出された光学的性質は、屈折率及び/又
は試料の吸収率であり得る。
【0022】上記の比較するステップは、上記第一及び
第二ファイバの出力を干渉信号に合成すること及び干渉
信号強度を測定することを含み得る。この方法は、干渉
信号に対して直角位相状態を維持するために状態第一及
び第二ファイバの一方の長さをフィードバック回路によ
って制御するステップを含み得る。
【0023】この方法は、上記第一及び第二ファイバの
一方に沿って送られる信号の位相を周期的に変調するス
テップを含み得る。
【0024】第三の特徴によると、本発明は、試料の光
学的性質に影響する環境条件の変化を測定する方法にお
いて、プローブレーザビームを発生するステップ、上記
プローブビームの一部分を第一光ファイバに且つ上記プ
ローブビームの別の部分を第二光ファイバに伝播するス
テップ、上記試料を上記第二ファイバに沿った自由空間
領域に取り付けるステップ、自由空間における上記試料
にポンプビームを照射するステップ、上記第一ファイバ
と第二ファイバの出力を比較して上記試料の光学的性質
を決定するステップ、及び上記試料の光学的性質の変化
に基づいて環境条件の変化を決定するステップを含むこ
とを特徴とする方法。
【0025】
【実施例】好ましい実施例の説明 ここで図1について説明すると、試験中の試料の光学的
性質を測定するのに用いられるハイブリッド干渉計が与
えられている。測定を実行するために2つの入力が用い
られている。第一の入力はプローブビームであり、これ
は、1つの実施例によると、約1.55μmの波長を有
し得る。このビームは、狭い帯域を有する半導体レーザ
ダイオード10(ニューフォーカスモデル6262)に
よって発生する。第二入力、即ちポンプビームは、本明
細書に記載されている。このプローブビームはステップ
型単モード光ファイバ12(FOSモデルSM−R)に
結合されている。50/50ファイバカップラ14(ゴ
ールドモデル236246)は参照アーム13と測定ア
ーム15の間のレーザ源からプローブビームを分離す
る。カップラ14の残りの入力は屈折率整合成端16に
おいて成端しており、これにより背面反射を最小限す
る。
【0026】この干渉計には、ステップ型以外の任意の
公知の型式の光ファイバを用いることが出来る。しかし
ながら、この光ファイバは、多重モードファイバにおけ
る異なったモードの異なった伝播時間に因る干渉計出力
の位相ノイズを最小限にするために、プローブビーム波
長において単モードであることが好ましい。
【0027】参照アームのファイバ21は、干渉計のた
めに直角位相の状態(その最大感度の点)に維持するた
めに、フィードバックループに挿入されている圧電セラ
ミックディスク18(ベルニトロン、φ=2cm,0.
5cm厚、Vπ=100V)の回りに巻かれている。こ
のフィードバックループは、光検出器46及び圧電駆動
器(又は圧電制御器)48を含む。
【0028】測定アームにおいて、光ファイバ20は試
料定位において中断している。プローブビームはレンズ
22によってファイバ20から視準化(collima
te)され、試験中の試料24に入り、そこから出た
後、レンズ28によってファイバ26の中に収束されて
入る。
【0029】レンズ22の前の測定アーム15のファイ
バ20に沿って、単モード光ファイバのコイルから構成
されている公知の型式の光ファイバ偏光制御器41が挿
入されて、試料におけるプローブビームの偏光を制御す
ることが好ましい。
【0030】試料に非線形的現象を誘導するポンプ光ビ
ームが、1060nmにおいて10nsパルスを発生す
るQスイッチNd:YAGレーザ30(ニューウエーブ
リサーチ社)から発生し、プローブビームに一直線的で
あり、重なっており且つ逆伝播する試験中の試料を伝播
する。プローブ及びポンプ光ビームは、それぞれ、10
0μmと400μmの1/e2半径を有する空間的にガ
ウスである。
【0031】試験中の試料はプローブビーム波長に対し
て透明である任意の材料であり得る。特に、この試料
は、例えば、ポンプとプローブ波長において低減衰を有
する壁を有するセルに封入された、固体、又は液体或い
は気体であり得る。
【0032】干渉計の測定アームは、1550nmを透
過し且つ1060nmを反射する2つのダイクロックミ
ラー32及び34(EKSMA)を含んでいる。ダイク
ロックミラー34はポンプビームが光ファイバに侵入し
且つプローブビーム源と光検出器に到達しないように防
止し、ダイクロックミラー32はレーザ10及びレーザ
30からのビームが試験中の試料に重なるようにし、ま
た、レーザ30からのビームの一部分を出力38におけ
るオシロスコープ36のトリガ信号として抽出する働き
をする。
【0033】この測定アームは又、2つのレンズ22及
び28を含む。レンズ22は0.25ピッチグレーテッ
ド型レンズ(SELFOC)であり、ファイバ20の出
力における光学ビームをミラー34を通して視準して試
験試料24に当てる。レンズ28は焦点距離f=8mm
の両凸BK7レンズであり、試料24を出たプローブビ
ームを絞ってファイバ26に焦点する。第二50/50
ファイバカップラ42(E-TEK)は、プローブビー
ム位相のポンプビームによって変調された部分とプロー
ブビームの参照アームを通って伝送された部分との間に
干渉を形成する。単モード光ファイバのコイルから構成
された公知の型式の光ファイバ偏光制御器40がレンズ
28とファイバカップラ38との間の測定アームに挿入
されており、これにより参照ビームと測定ビームの偏光
を整合し、斯くして、干渉の縞の可視性を最大にする。
【0034】カップラ42の2つの出力は、強度変調信
号を読み出す2つの光検出器44及び46に至る。これ
により、参照経路と測定光学経路との間の位相差が変換
される。フォトダイオード44(ニューフォーカスモデ
ル1611−1GHz帯域)からの信号は脱位相信号の
時分解測定のためにオシロスコープ36によって監視さ
れる。フォトダイオード44の代わりに任意のフォトダ
イオードを用いることが出来る。ただし、このフォトダ
イオードはプローブビーム波長に応答し且つポンプビー
ムパルス期間に且つ試験中の試料において検出される光
学的現象の時間規模に対応する帯域を有することが条件
である。検出される信号が非常に速い時間規模、例え
ば、ピコ秒或いは準ピコ秒の範囲の規模を有する場合、
オシロスコープ36は閃光カメラに置き換えられる。フ
ォトダイオード46(ニューフォーカスモデル1811
−125MHz帯域)は圧電駆動器48を制御して干渉
計をその直角位相点において継続作動せしめる入力信号
をフィードバックループに供給する。フォトダイオード
46の代わりに任意のフォトダイオードを用いることが
出来る。ただし、このフォトダイオードは、少なくとも
追跡される干渉計ノイズ(振動、熱ドリフト、環境ノイ
ズ等)の帯域より大きいマグニチュード程度の帯域を有
することが条件である。図示の実施例においては、圧電
制御器は、単極活性積分器で形成された単純な電子回路
を含んでいる。その電極周波数は20kHzであり、そ
のゼロ周波数における開ループ利得は250に等しい。
この圧電制御器は更に、その電極周波数が5kHzに設
定されており且つその可変利得が50に設定されてい
る、高電圧増幅器、例えば、バーレイモデルPZ-70
を含む。
【0035】図1のデバイスによってなされるXPM
(交差位相変調)測定の一例が図6に与えられており、
この図6は、プローブ及びポンプビームが上記のように
異なった波長を有している、ZnS試料に対しての時間
(5ns/区分)に対する干渉計出力強度(任意ユニッ
ト)のオシロスコーププロットを示している。非共振
(resonant)非線形性が観察されており、この
試料の係数n2=3.56・10-192/Wが測定結果か
ら計算された。
【0036】図7は、CdTe:ln試料についてなさ
れた測定に関する別の試験結果を示す。上記と同じ試験
デバイスと条件による時間(100ns/区分)に対す
る干渉計出力強度(任意ユニット)のオシロスコーププ
ロットが試験中の試料における共振(resonan
t)非線形性を示している。試験測定結果に基づいて、
光発生されたキャリヤの寿命はτ=180nsとして決
定され、一方、光発生されたキャリヤ当たりの屈折率変
化はσf=−1.2・10-273として決定された。
【0037】開示された実施例は逆に伝播する(cio
unter propagating)ポンプビームと
プローブビームを有する。ミラー34及び32の位置を
交換することによって、ポンプビームとプローブビーム
を共伝播(copropagate)させることも可能
である。共伝播ポンプ及びプローブ構成は、下記に述べ
られる実施例によっても実施され得る。しかしながら、
ダイクロックミラーを通して光検出器44に漏洩する残
存ポンプの結合を最小限にし、且つこの結合の飽和を帽
子するためには、逆伝播構成が好ましい。
【0038】別の可能性は、プローブ及びポンプが非直
線的であることである。例えば、試験中の試料は、側面
からポンピングすることも出来、或いは、一般的には、
ポンプとプローブビームは、試料内で非ゼロ角度を形成
することも出来る。試料の光学的性質の与えられた変化
を達成するのに必要なポンプ力は、この場合、一直線的
構成におけるよりも有意に大きくすることが出来る。
【0039】このアーキテクチュアに関する他の変形を
本発明の範囲及び目的から逸脱することなく達成し得
る。例えば、オプチカルファイバにおける透過率に匹敵
する任意の光波長をプローブビームに対して選択するこ
とが出来る。試験中の試料はこの光波長を十分に透過し
なければならない。位相ノイズを最小限にするために、
プローブビーム波長は、上記のように、干渉計に含まれ
ているオプチカルファイバ、オプチカルファイバカップ
ラ及び他のオプチカルファイバ成分(例えば、偏光制御
器)における単モード伝播を可能にする程度であること
が好ましい。
【0040】線幅と干渉距離に関するプローブビーム源
10の選択は干渉計の効果的な不平衡化、即ち、参照ア
ームと測定アームとの間の光学的距離の差に依存する。
正しい作動の条件は不平衡化がレーザ源の干渉距離より
小さいか或いはこれに等しいことである。一旦この条件
が満足されると、プローブ源10に対して選択されるレ
ーザには何も制限が課せられない。プローブ源10はC
W出力を供給し得るか、或いは、変調された、或いは、
パルス状の、或いはチョッピングされた出力を供給し得
る。
【0041】ポンプ源30は、連続又は可変出力電力を
有する、任意の源、即ち、問題の任意の波長において発
光する自由空間として選択され得る。ポンプビームは試
験中の試料と相互作用し且つ干渉計構造の限定された部
分、即ち、測定アームにおけるミラー32及び34のみ
に相互作用し、一方、全ての導波経路を含む干渉計の残
りの部分は比較的低力のプローブビームにのみ従属す
る。従って、干渉計は比較的高いピーク電力の非常に短
いパルスを供給するポンプ源にも用いることが出来る。
特に、ナノ秒、ピコ秒或いは準ピコ秒範囲のパルスを発
生するQスイッチ又はモードロックレーザ源、又は時間
圧縮(time−compressed)レーザパルス
源をポンプ源として用いることにより対応する時間規模
における試験中の試料の過渡非線形的挙動を測定するこ
とが出来る。
【0042】プローブ源10とポンプ源30のどちらか
或いはその両方共、偏光依存光学的現象の測定を可能に
するために、偏光放射線を発光することが出来るか或い
は偏光子がその後に続くことが出来る。
【0043】別の実施例では、干渉計はヘテロダイン式
にすることが出来る。ヘテロダイン式にすることによっ
て、試験中の試料の屈折率と光吸収率(それぞれ複屈折
率の実成分と虚成分)の両方の光学的に誘導された変動
の独立した且つ同時の測定が可能になる。これは特に、
光吸収率の変化に関連する光学的に誘導された共振非線
形的現象を測定するのに有用である。ヘテロダイン化
は、干渉計アームの一方に沿って周期的位相変調を重畳
することにより且つ光検出器46の出力の信号を公知の
技術に従って復調することにより達成される。位相変調
は、圧電セラミックディスク18に周期的信号を供給す
ることにより或いは位相変調器を干渉計アームの一方
に、即ち、参照アームに沿って接続することにより達成
され得る。位相変調は、干渉計出力に対応の正弦変調を
達成するためにのこ歯形となるのが好ましい。
【0044】干渉計を分光的に可変なポンプビームで用
いるために、干渉計の測定アームに少しの修正を加える
ことが出来る。一つの可能性は、ポンプビームとプロー
ブビームにそれぞれ垂直偏光と水平偏光と与えること且
つダイクロックミラーM1及びM2を2つの線形シート
偏光子或いは、例えば2つの偏光ビームスプリッタに置
き換えることにより、ビーム結合のための波長の代わり
に偏光を用いることである。この場合、ポンプビームは
偏光されていることが好ましい。本実施例では、ポンプ
ビーム波長は、プローブ波長に実質的に等しくなるよう
に(縮退の場合)だけでなくプローブ波長と異なるよう
に(非縮退の場合)選択することが出来る。
【0045】図2に示されているように偏光維持ファイ
バカップラがカップラ14及び42に用いられ且つ参照
アームと測定アームが両方共、偏光維持(高複屈折)単
モードオプチカルファイバ、例えばPANDATM型のオ
プチカルファイバから形成されている場合、前記の実施
例のデバイスにおける偏光制御器の必要性を無くすこと
が可能である。
【0046】図3に示されているように、本発明のもう
1つの実施例はフォトダイオード60及び62並びに差
動増幅器(differential amplifi
er)52を含む差動検出装置の付加を含んでいる。フ
ォトダイオード60及び62は両方共、ポンプビーム期
間に且つ試験中の試料において検出される光学的現象の
時間規模に対応する帯域を有することが好ましい。差動
増幅器52はトランスインピーダンス増幅器であり且つ
フォトダイオード60及び62から光学的に発生した電
流の差動増幅を実行することが好ましい。フォトダイオ
ード60及び62並びに増幅器52は独立した接続的ブ
ロック(例えば、差動電圧増幅器がその後に続くトラン
スインピーダンス前置増幅器の前に置かれるフォトダイ
オード)を構成するか、或いは2つのフォトダイオード
及びトランスインピーダンス差動増幅器を含む単段によ
って機能的に達成され得る。差動増幅器52からの差動
出力信号(differential output
signal)によって、フィードバックループ圧電制
御器48及び、干渉計信号の一時的な挙動を記録するの
に用いられるオシロスコープ36が両方共駆動される。
【0047】図4は、本発明の更に別の実施例を示して
いる。図4は、図3の全ての素子に光学チョッパ54を
加えたものを含んでおり、この光学チョッパはポンプビ
ームの光学変調器に置き換えることも出来る。この光学
チョッパ54はロックイン検出系56に接続されてお
り、このロックイン検出系56は高速デジタルオシロス
コープ36に信号を供給するのに用いられる。
【0048】最後に、図5は、マイケルソンアーキテク
チュア型デバイスを用いてハイブリッド光案内/自由空
間測定概念を応用する方法を示している。図5では、レ
ーザ源76はプローブビームとして用いられている。こ
れは約1.5μmの波長において発光する連続波レーザ
であり得るが、単モード伝播に用いられるオプチカルフ
ァイバに調和する限り、任意の波長を採用することが出
来る。デバイスの参照アーム72及び測定アーム74を
構成する高複屈折オプチカルファイバの固有軸(eig
en axes)の1つとして配向しているプローブビ
ームの光には偏光の線形的状態が必要となる。プローブ
ビーム源76の出力と3dB単モード偏光維持ファイバ
カップラ82の一方の端部との間には光学断路器80が
配設されており、カップラ82は他の2つの端部を干渉
計の参照アーム72と測定アーム74に接続せしめてい
る。参照アーム72はミラー86に終端しているオプチ
カルファイバを有している。ミラー86は、例えば、公
知の技術に従って、ファイバ端をミラー面にすることに
より作成することが出来る。カップラ82の第四端部は
干渉計脱位相を読み出すのに好適な光検出器84に接続
されている。この光検出器出力は圧電セラミックディス
ク18を駆動する圧電制御器48に至る。前記の実施例
のところで述べたように、干渉計のヘテロダイン化は公
知の手段によって行うことが出来る。
【0049】測定アーム74には、視準化レンズ22、
平面シート偏光子34及び32並びにミラー78を含む
自由空間部分が配設されている。偏光子34及び32は
偏光ビームスプリッタに置き換えることが出来る。偏光
子34及び32との間の自由空間領域には試験中の試料
を置くことが出来る。ポンプビームのためのレーザ源で
あるレーザ70も置くことが出来る。これは通常、パル
スモードで作動する。1つの例では、レーザ70は1.
064μmの波長において発光する10ナノ秒のパルス
を有するQスイッチFWHMである。しかしながら、こ
のポンプビームは、測定される現象に関連する如何なる
波長においても作動でき、且つ、変調されるか或いはモ
ードロックされるかQスイッチされ得る。この構成の残
りの詳細及び作動原理は他の実施例の前記の説明に基づ
くと当業者には明白であると信じられるため、ここでは
繰り返さないことにする。
【0050】本出願者は、ハイブリッド光案内/自由空
間干渉計のマッハゼンダーアーキテクチュアが、マイケ
ルソンアーキテクチュアに対して、少なくとも、ノイズ
がより少なく且つ不要の反射に因る或いはダイクロック
ミラー又は偏光子の非理想的挙動に因るポンプビームの
放射の結合から測定中の光検出器を更によく保護出来る
という点で、利点を有することを見いだしている。
【0051】当業者は又、光案内からの光ビームを試験
中の試料上に焦点を絞るのに且つ試験中の試料からの光
ビームを光ビーム上に焦点を絞るのに用いられるレンズ
を光学ビームをそれぞれ視準化するのに効果的な任意の
光学系に置き換えることが出来ることを了解しよう。加
うるに、マッハゼンダー構成とマイケルソン構成の両方
に対しては、複屈折ファイバ或いは低複屈折単モードフ
ァイバのどちらかを用いることが出来る。直接或いは差
動検出のどちらかを用いることが出来、ダイクロックミ
ラー或いは偏光子のどちらかを用いることが出来る。
【0052】上記の説明は主に干渉計自体の構成に焦点
を当ててきたが、本発明は試験中の物体の物理的環境の
任意の変化を測定するための装置の一部として用いるこ
とも出来る。例えば、試験試料が温度のわずかな変化に
応じて変化する屈折率を有する場合、上記のデバイスは
温度変化の正確な検出器として用いることが出来る。同
様に、上記の発明を用いて、試験物質の屈折率の変化を
生じ得る他の環境条件を監視することが出来る。
【0053】上記から明かなように、本発明の範囲及び
精神から逸脱することなく干渉計の構造を変えるために
なされる幾つかの設計を選択出来る。これは上記に述べ
た通りであり且つ以下の請求の範囲に述べる通りであ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、マッハゼンダー構成に作成されたハイ
ブリッド干渉計を示す。
【図2】図2は、上記干渉計の別の実施例を示す。
【図3】図3は、上記干渉計の別の実施例を示す。
【図4】図4は、上記干渉計の別の実施例を示す。
【図5】図5は、マイケルソン構成に作成されたハイブ
リッド干渉計を示す。
【図6】図6は、図1の干渉計によってZnSの試料に
対してなされた測定の結果を示す。
【図7】図7は、図1の干渉計によってCdTe:ln
の試料に対してなされた測定の結果を示す。
【符号の説明】
15 測定アーム、20、21、26 光ファイ
バ、 22、28 レンズ、32、34 ダイクロ
ックミラー、36 オシロスコープ、
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 591011856 Pirelli Cavi e Sist emi S.p.A (72)発明者 ステファノ・カセッリ イタリア共和国モデーナ,41053 マラネ ーロ,ヴィアーレ・ヴィットリオ・ヴェネ ト 29 (72)発明者 シルヴィア・マリア・ピエトラルンガ イタリア共和国ミラノ, 20060 カッシ ーナ・デペッキ,ヴィア・マルコーニ 5 (72)発明者 マリオ・マルティネリ イタリア共和国ミラノ,20097 スド・ド ナート・ミラネーゼ,ヴィア・アガディー ル 16ビ

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】干渉計において、 プローブビーム源として用いられる第一光源、 上記第一光源からの光信号を出力検出器に案内するため
    の1つ又はそれ以上の光学的案内から構成される参照ア
    ーム、 上記プローブビームが試験中の試料を通して案内される
    ように、複数の光学的案内、レンズ、及び上記試験中の
    試料を取り付けるための自由空間領域から構成される測
    定アーム、 上記自由空間領域中の上記試料に与えられるポンプビー
    ムの源として用いられる第二光源、及び上記参照アーム
    から受信される信号を上記測定アームから受信される信
    号と比較する手段によって上記試料の光学的性質の変化
    を検出するための光検出器を含むことを特徴とする干渉
    計。
  2. 【請求項2】上記光学的案内が単モードオプチカルファ
    イバであることを特徴とする請求項1の干渉計。
  3. 【請求項3】上記測定アーム又は参照アームの一方に沿
    って偏光制御器も含むことを特徴とする請求項2の干渉
    計。
  4. 【請求項4】上記光学的案内が偏光維持オプチカルファ
    イバであることを特徴とする請求項1の干渉計。
  5. 【請求項5】上記参照アームから受信された信号と上記
    測定アームから受信された信号を干渉信号に合成するた
    めの且つ上記干渉信号を上記光検出器に結合するための
    カップラも含むことを特徴とする請求項1の干渉計。
  6. 【請求項6】上記プローブビーム及びポンプビームが上
    記試料と直線的であることを特徴とする請求項1の干渉
    計。
  7. 【請求項7】上記ポンプビームを上記試料に反射するた
    めの且つ上記プローブビームを透過するための選択的反
    射器を上記自由空間領域に含むことを特徴とする請求項
    6の干渉計。
  8. 【請求項8】上記選択的反射器がダイクロックミラーで
    あることを特徴とする請求項7の干渉計。
  9. 【請求項9】上記選択的反射器が偏光子であることを特
    徴とする請求項7の干渉計。
  10. 【請求項10】上記プローブビームを透過するための且
    つ上記ポンプビームが上記光学的案内に侵入しないよう
    に防止するための選択的透過デバイスを上記自由空間領
    域に含むことを特徴とする請求項7の干渉計。
  11. 【請求項11】上記選択的透過デバイスがダイクロック
    ミラーであることを特徴とする請求項10の干渉計。
  12. 【請求項12】上記選択的透過デバイスが偏光子である
    ことを特徴とする請求項10の干渉計。
  13. 【請求項13】上記干渉計をその直角位相状態に維持す
    るための圧電制御器を含むフィードバック回路も含むこ
    とを特徴とする請求項1の干渉計。
  14. 【請求項14】上記参照アーム或いは測定アームの一方
    に沿って上記信号の位相を周期的に変調するための手段
    も含むことを特徴とする請求項1の干渉計。
  15. 【請求項15】試料の光学的性質を測定する方法におい
    て、 プローブレーザビームを発生するステップ、 上記プローブビームの一部分を第一オプチカルファイバ
    に且つ上記プローブビームの別の部分を第二オプチカル
    ファイバに伝播するステップ、 上記試料を上記第二ファイバに沿った自由空間領域に取
    り付けるステップ、 自由空間における上記試料にポンプビームを照射するス
    テップ、及び上記第一及び第二ファイバの出力を比較し
    て上記試料の光学的性質を決定するステップを含むこと
    を特徴とする方法。
  16. 【請求項16】検出された一つの光学的性質が屈折率で
    あることを特徴とする請求項15の試料の光学的性質を
    測定する方法。
  17. 【請求項17】検出された一つの光学的性質が吸収率で
    あることを特徴とする請求項15の試料の光学的性質を
    測定する方法。
  18. 【請求項18】上記比較ステップが上記第一及び第二フ
    ァイバの出力を干渉信号に合成すること及び上記干渉信
    号強度を測定することを含むことを特徴とする請求項1
    5の試料の光学的性質を測定する方法。
  19. 【請求項19】上記干渉信号の直角位相状態を維持する
    ために上記第一及び第二ファイバの一方の長さをフィー
    ドバック回路によって制御するステップを含むことを特
    徴とする請求項18の試料の光学的性質を測定する方
    法。
  20. 【請求項20】上記第一及び第二ファイバの一方に沿っ
    て信号の位相を周期的に変調するステップを含むことを
    特徴とする請求項15の試料の光学的性質を測定する方
    法。
  21. 【請求項21】試料の光学的性質に影響する環境条件の
    変化を測定する方法において、 プローブレーザビーム
    を発生するステップ、 上記プローブビームの一部分を第一光ファイバに且つ上
    記プローブビームの別の部分を第二光ファイバに伝播す
    るステップ、 上記試料を上記第二ファイバに沿った自由空間領域に取
    り付けるステップ、 自由空間における上記試料にポンプビームを照射するス
    テップ、 上記第一ファイバと第二ファイバの出力を比較して上記
    試料の光学的性質を決定するステップ、及び上記試料の
    光学的性質の変化に基づいて環境条件の変化を決定する
    ステップを含むことを特徴とする方法。
JP36390298A 1997-12-22 1998-12-22 バルグ試料における光学的性質の測定のための干渉計 Pending JPH11257914A (ja)

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KR100393644B1 (ko) * 2001-11-16 2003-08-06 광주과학기술원 물질의 굴절율과 흡수율을 동시에 측정하는 장치
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CN108680107A (zh) * 2018-05-16 2018-10-19 中北大学 一种基于数字锁相的高精度棱镜位移测量装置及方法

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