JPH11254216A - 磁気ボール盤 - Google Patents

磁気ボール盤

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Publication number
JPH11254216A
JPH11254216A JP6293098A JP6293098A JPH11254216A JP H11254216 A JPH11254216 A JP H11254216A JP 6293098 A JP6293098 A JP 6293098A JP 6293098 A JP6293098 A JP 6293098A JP H11254216 A JPH11254216 A JP H11254216A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
electric drill
feeding amount
current
stepping motor
drilling machine
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP6293098A
Other languages
English (en)
Inventor
Hajime Kikuchi
一 菊池
Eiji Nakayama
栄二 中山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Koki Holdings Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Koki Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Koki Co Ltd filed Critical Hitachi Koki Co Ltd
Priority to JP6293098A priority Critical patent/JPH11254216A/ja
Publication of JPH11254216A publication Critical patent/JPH11254216A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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  • Drilling And Boring (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、作業性及び安全性に優れた磁気ボ
ール盤を提供することである。 【解決手段】 電気ドリル3の送り量を設定する送り量
設定回路19を設け、更に前記送り量まで電気ドリル3
を移動させるため、ステッピングモータ4の回転数を検
出する回転数検出手段を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、磁気ボール盤の制
御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の磁気ボール盤は、穿孔開始前にお
ける電気ドリルの無負荷電流を読み取り、この無負荷電
流に予め設定された電流値を加えることで所望の切削電
流値を得ていた。また、穿孔中における電気ドリルの電
流を切削電流値となるように送りモータの回転数を制御
しており、電気ドリルの電流が低下したら穿孔終了と
し、ステッピングモータを逆転させて所定の位置まで電
気ドリルを上昇させていた。
【0003】また、上述したように切削加工の終了を電
気ドリルの電流変化により検出しているため、穿孔終了
後、切削工具が被穿孔物やその他の物体に接している場
合、或いは何らかの要因で無負荷電流値を高く読み取っ
てしまった場合には、穿孔が終了しても上記電流の変化
を検出することができないため、電気ドリルは下降し続
けるが、被穿孔物やドリルスタンドに電気ドリルが突き
当たる前にドリルスタンドに取り付けたリミットスイッ
チに電気ドリルが接触し、このリミットスイッチを作動
させることで、ステッピングモータと電気ドリルを停止
させていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記磁気ボール盤に設
けられているリミットスイッチが故障してしまった場
合、ステッピングモータを停止させることができないた
め、電気ドリルの送り機構部に多大な負荷が係り、結果
として上記送り機構部を破損させてしまうという問題を
有していた。
【0005】本発明の目的は、上記問題を解消し、作業
性及び安全性に優れた磁気ボール盤を提供することであ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的は、リミットス
イッチを有するドリルスタンドに対して上下動可能に設
けられている電気ドリルと、電気ドリルにおける主電動
機の無負荷電流を検出する電流検出回路と、電流検出回
路からの出力を記憶するマイクロコンピュータとを備え
た磁気ボール盤において、電気ドリルの送り量を設定す
る送り量設定回路を設け、更に前記送り量まで前記電気
ドリルを移動させるためステッピングモータの回転数を
検出する回転数検出手段を設けることにより達成され
る。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明になる磁気ボール盤の制御
装置を図1乃至図3を用いて説明する。図1は本発明に
なる磁気ボール盤の一実施例を示す制御回路図、図2は
本発明になる磁気ボール盤の制御手順を示すフローチャ
ート、図3は本発明になる磁気ボール盤を示す外観斜視
図であり、1はドリルスタンド、2は主電動機、3は電
気ドリル、4はステッピングモータ、5はマグネット、
6は切削工具、8は交流電源、9は電源スイッチ、10
はドリルスイッチ、11は整流ブリッジ、12はマグネ
ットコイル、13は半導体制御素子、14はリミットス
イッチ、15はステッピングモータ用電源回路、16は
ステッピングモータ駆動素子、17は点弧回路、18は
電流検出回路、20は電源回路、21はマイクロコンピ
ュータ、22はドライバである。
【0008】以下、図2及び図3を用いて図1に示す制
御回路の動作を説明する。
【0009】図2における開始とは、切削工具6を電気
ドリル3に固定して電源スイッチ9及びドリルスイッチ
10を投入する手順を指しており、電源スイッチ9が投
入されると交流電源8は整流ブリッジ11により整流さ
れマグネットコイル12に電流を流して被切削物を吸着
固定し、ドリルスイッチ10の投入により電源回路20
が動作してマイクロコンピュータ21が動作する。
【0010】手順401は、上記マイクロコンピュータ
21が動作を開始すると主電動機2の定速回転信号を出
力ポート215、ドライバ22、点弧回路17の順で半
導体制御素子13に信号を伝え主電動機2を一定回転数
で回転させる。
【0011】手順402は、主電動機2の無負荷電流I
0を電流検出回路18を介して検出しマイクロコンピュ
ータ21に記憶する。
【0012】手順403は、送り量設定回路19で検出
される外部から設定された送り量、或いはメモリに記憶
された送り量を検出する。
【0013】手順404は、ステッピングモータ4を制
御して電気ドリル3を下降させている。この動作では、
マイクロコンピュータ21内の出力ポート216からス
テッピングモータ駆動素子16に制御信号が伝達され、
ステッピングモータ4が駆動される。
【0014】手順405は、主電動機2の電流を電流検
出回路18を介して検出し、主電動機2の電流が先に検
出した無負荷電流I0+2A以上になれば切削工具7が
被穿孔物に接触し穿孔を開始したと判断する。
【0015】手順406は、穿孔開始により回転数検出
手段としてステッピングモータ4の駆動パルスを数える
ことにより送り量のカウントを開始する。ステッピング
モータ4は、駆動パルスが与えられるたびにある角度だ
け回転するモータであり(本実施例では0.9度/パル
ス)、送り機構部の減速比、ファイナルギヤ直径から駆
動パルス数さえわかれば、ここから送り量を演算するこ
とができる。
【0016】手順407は、上記条件で定電流制御を行
う。
【0017】手順408は、送り量が手順403で検出
した送り量の設定値まで達したかどうかの確認を行う。
設定された送り量まで達すれば手順410に移行する。
【0018】手順409は、主電動機2の電流を電流検
出回路18を介して検出し、主電動機2の電流が先に検
出した無負荷電流I0+2A以下になれば穿孔を終了し
たと判別する。
【0019】手順410は、穿孔終了によりステッピン
グモータ4を逆回転させて電気ドリル3を上昇させる。
【0020】手順411は、所定の位置まで上昇したこ
とを確認する。
【0021】手順412は、上記確認によりマイクロコ
ンピュータ21から半導体制御素子12に送られる主電
動機2の駆動信号及びステッピングモータ4の駆動信号
を停止し、主電動機2及びステッピングモータ4を停止
させて処理を終了する。
【0022】よって、本実施例では、ステッピングモー
タ4の回転数から電気ドリル3の送り量を算出している
ため、任意の位置で穿孔作業を終了させることができる
と共に、リミットスイッチ14の故障により送り機構部
の破損を引き起こす送り限界位置まで電気ドリル3が下
降する前に電気ドリル3を所定の位置まで上昇させるた
め、上記送り機構部に多大な負荷が係り破損してしまう
ことを防止することができる。
【0023】
【発明の効果】本発明によれば、電気ドリルの送り量を
設定する送り量設定回路を設け、更に前記送り量まで前
記電気ドリルを移動させるためステッピングモータの回
転数を検出する回転数検出手段を設けることで、作業性
及び安全性に優れた磁気ボール盤を提供することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明になる磁気ボール盤の一実施例を示す
制御回路図である。
【図2】 本発明になる磁気ボール盤の制御手順を示す
フローチャートである。
【図3】 本発明になる磁気ボール盤を示す外観斜視図
である。
【符号の説明】
1はドリルスタンド、2は主電動機、3は電気ドリル、
4はステッピングモータ、14はリミットスイッチ、1
8は電流検出回路、19は送り量設定回路、21はマイ
クロコンピュータである。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 リミットスイッチを有するドリルスタン
    ドに対して上下動可能に設けられている電気ドリルと、
    該電気ドリルにおける主電動機の無負荷電流を検出する
    電流検出回路と、該電流検出回路からの出力を記憶する
    マイクロコンピュータとを備えた磁気ボール盤におい
    て、前記電気ドリルの送り量を設定する送り量設定回路
    を設け、更に前記送り量まで前記電気ドリルを移動させ
    るためステッピングモータの回転数を検出する回転数検
    出手段を設けることを特徴とした磁気ボール盤。
JP6293098A 1998-03-13 1998-03-13 磁気ボール盤 Withdrawn JPH11254216A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6293098A JPH11254216A (ja) 1998-03-13 1998-03-13 磁気ボール盤

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6293098A JPH11254216A (ja) 1998-03-13 1998-03-13 磁気ボール盤

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11254216A true JPH11254216A (ja) 1999-09-21

Family

ID=13214504

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6293098A Withdrawn JPH11254216A (ja) 1998-03-13 1998-03-13 磁気ボール盤

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JP (1) JPH11254216A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7520702B2 (en) * 2004-07-02 2009-04-21 C. & E. Fein Gmbh Drilling machine

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20050607