JPH1125384A - 管渠情報ターミナル装置 - Google Patents
管渠情報ターミナル装置Info
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- JPH1125384A JPH1125384A JP9179921A JP17992197A JPH1125384A JP H1125384 A JPH1125384 A JP H1125384A JP 9179921 A JP9179921 A JP 9179921A JP 17992197 A JP17992197 A JP 17992197A JP H1125384 A JPH1125384 A JP H1125384A
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- Arrangements For Transmission Of Measured Signals (AREA)
- Pipeline Systems (AREA)
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- Sewage (AREA)
- Underground Structures, Protecting, Testing And Restoring Foundations (AREA)
Abstract
ることなく容易にその駆動電力を供給できる。 【解決手段】 管渠1内の情報を収集し、その情報を伝
送する管渠情報ターミナル装置において、マンホールに
設置される蓋部であって、その設置上での移動体の走行
に耐えるよう構成され、かつ多数の小穴24を有する耐
震・耐圧用フレーム21と、多数の小穴を塞ぐように耐
震・耐圧用フレームにマンホール側から取り付けられ、
かつ透明又は半透明の部材からなる光入射部材22と、
光入射部材を介して外部から入射される光によって、発
電可能に取り付けられた太陽電池11と、太陽電池によ
り発電された電力を貯蔵する蓄電池12と、太陽電池あ
るいは蓄電池からの電力を用いて管渠内の情報を収集
し、伝送する装置本体4とを備えた管渠情報ターミナル
装置。
Description
テム、工場プラント等の各種機器の運転状況、故障状態
を監視するのに用いられる管渠情報ターミナル装置に関
するものである。
として、特に管渠の水位や流量・流速を計測する管渠情
報ターミナル装置が広く用いられている。この管渠情報
ターミナル装置は、広域下水道等の管渠の各ポイントに
設定されるもので、各装置は光ケーブル等の伝走路で結
びつけられ、中央の監視制御装置に計測信号を伝送す
る。かかる管渠情報ターミナル装置からの情報により、
中央の監視制御装置では、下水道流下予測に利用した
り、各ポイントの危険水位の検知を行うことができる。
からなる監視制御システムの概要を示す図である。この
監視制御システムは、管渠81の各ポイントに設定され
た管渠情報ターミナル装置82がケーブル83で中央の
監視制御装置を含む監視設備84に接続されて構成され
ている。
いた管渠情報システムの構成例を示す図である。同図に
示すように、道路に敷設されたマンホール85の内部に
設置される管渠情報ターミナル装置82には、管渠81
の水位・流速・流量を計測するため、水位計センサ8
6、流速計センサ87が接続されている。この収集され
た信号は、光ファイバ等のケーブル83を介し、さらに
他の管渠情報ターミナル装置82に伝送され、最終的に
は中央の監視制御装置に伝送される。
計測機能を実現するために、電信柱88から外部電源ケ
ーブル89を介して外部からのAC100Vの電源が供
給されている。
成例を示すブロック図である。水位計センサ、流速計セ
ンサ等の計測信号は、センサ変換器90に入力され、こ
こで流量が算出され、シーケンサ91に伝送される。シ
ーケンサ91は計測されたセンサ信号を受信する機能と
光ケーブル等で送信する機能を備えている。また、シー
ケンサ91は水位や流量の異常や管渠情報システムを構
成する各機器本体の機器異常の信号も伝送する。このセ
ンサ変換器90とシーケンサ91にAC100Vの電源
を供給すべく、外部からの電源ケーブル89が敷設され
ている。
従来の管渠情報ターミナル装置82には次のような問題
点がある。まず、外部電源を供給するための電源ケーブ
ル89を敷設しなければならないことである。管渠情報
ターミナル装置を駆動するためには電源が必須であり、
このため外部電源を供給するための電源ケーブル89を
敷設している。
5から電源ケーブル89を引くことは容易ではない。こ
のようなケーブル89を引くためには、マンホール85
から電信柱88まで電源ケーブル89のためのケーブル
溝の工事を行う必要があるためである。
を送信することは禁止されており、さらに、DC24V
以下の電源をターミナル間の長い距離で各々に電源供給
することも困難である。
置82に対して容易に電源を供給できる手段が要望され
ている。次に、管渠情報ターミナル装置82をマンホー
ル内に設置すること自体が困難である。
ナル装置を設置するためには、マンホールの壁に設置用
器具の取付工事を行わなければならず、さらにマンホー
ル内にて設置作業を行うといった困難さがある。
れたもので、その第1の目的は外部からの電源ケーブル
を敷設することなく容易にその駆動電力を供給可能と
し、かつマンホール内にて容易に設置することが可能な
管渠情報ターミナル装置を提供することある。
に、請求項1に対応する発明は、マンホール内に設置さ
れるとともに、そのマンホールにつながる管渠内の情報
を収集し、その情報を伝送する管渠情報ターミナル装置
についてなされている。
れる蓋部としてフレームが設けられており、このフレー
ムは、その設置上での移動体の走行に耐える強度で、か
つ多数の小穴を有するものである。例えば鉄などを素材
とした従来の鋳造フレームに小さな開口が多数設けられ
て構成される。
を塞ぐように光入射部材がマンホール側から取り付けら
れている。この光入射部材は、透明又は半透明の部材か
らなっている。
外部から入射される光によって、発電可能に太陽電池が
取り付けられる。また、太陽電池により発電された電力
を貯蔵する蓄電池が設けられる。
力により駆動する装置本体によって、管渠内の情報が収
集され、伝送されるようなっている。本発明は、このよ
うな手段を設けたことにより、外部からの電源ケーブル
を敷設することなく容易にその駆動電力を得ることがで
きるとともに、マンホール内に容易に設置することがで
きる。
のフレームとし、さらに、蓋部の小穴を光入射部材で塞
ぐようにしているので、マンホールが道路上に設けら
れ、その蓋の上を自動車が走行するような場合であって
も、太陽電池等の内部機器が圧力や振動に耐えられると
ともに、開口から発電用の光を確保しつつ、装置本体内
への雨等の侵入を防ぐことができる。
て説明する。図1は本発明の実施の形態に係る管渠情報
ターミナル装置を用いた管渠情報システムの一例を示す
構成図である。
地上につながるマンホール2が設けられている。本実施
形態の管渠情報ターミナル装置は、このマンホールの蓋
3と管渠情報ターミナル装置本体4とが一体となって構
成されるものである。
水位を測定する水位計センサ5及び流量を計測する流速
計センサ6が接続され、管渠情報システムとなってい
る。一方、管渠情報ターミナル装置本体4には、各セン
サの収集した信号を中央の監視制御装置に伝送するため
ケーブル7が接続されている。これにより、複数の管渠
情報システム及び中央の監視制御装置(図示せず)とが
結合されてなる監視制御システムが構築されている。な
お、ケーブル7は、光ファイバ等からなっている。
より、各管渠情報ターミナル装置本体4間、及び、管渠
情報ターミナル装置本体4と監視制御装置と間のデータ
伝送がなされている。
置の構成例を示す図である。管渠情報ターミナル装置
は、このマンホールの蓋3に太陽電池11が設けられ、
この太陽電池11に接続された蓄電池12により管渠情
報ターミナル装置本体4に電力が供給されるようになっ
ている。
変換器13とシーケンサ14とからなり、これらはDC
24V以下で駆動する低電圧型の装置である。センサ変
換器13には、水位計センサ5及び流速計センサ6の信
号から信号が入力される。センサ変換器13は、この入
力信号に基づき水位及び流量を算出し、これらの計測さ
れたセンサ信号、また水位や流量の異常や機器異常を検
出したときにはこれらの異常検出信号をシーケンサ14
に伝送する。
続されるとともに、ケーブル7を介して他の管渠情報タ
ーミナル装置のシーケンサあるいは中央の監視制御装置
と接続されている。このシーケンサ14は、センサ変換
器13からの計測センサ信号あるいは異常検出信号、又
は他の管渠情報ターミナル装置のシーケンサからの計測
センサ信号あるいは異常検出信号を受信するとともに、
受信した各信号をケーブル7を介して他の管渠情報ター
ミナル装置のシーケンサあるいは中央の監視制御装置に
伝送する。
ブロック図である。マンホールの蓋3の表面に実装され
た太陽電池11は、日中の太陽光にて自家発電を行い、
ダイオード15を介して蓄電池12に電源を供給すると
ともに、センサ変換器13やシーケンサ14の電源とな
る。また、太陽の当たらない夜間等は日中充電された蓄
電池12にて機器13,14等の稼動を行う。
置の外形を示す図である。同図に示すように、管渠情報
ターミナル装置は、マンホールの蓋3の下部に管渠情報
ターミナル装置4が取り付けられて一体型になっている
ため、マンホールの蓋3を閉めるだけでマンホール2内
に装置の実装ができる。
陽電池11は、自動車等の通過による圧力や振動に耐え
られるように強固に加工され、装置全体もこれに対応し
て構成されている。その構成について図5及び図6を用
いて説明する。
6はマンホールの蓋を含む管渠情報ターミナル装置全体
の側断面図である。上記説明のように、機能的には、太
陽電池11はマンホールの蓋3に実装され、蓄電池1
2、センサ変換器13及びシーケンサ14は、管渠情報
ターミナル装置本体4に設けられている。しかし、現実
的な構成としては、図6に示すように管渠情報ターミナ
ル装置は、耐震・耐圧用フレーム21、入光用アクリル
パネル22及び機器実装部23が組み合わされることで
構成される。すなわち機器実装部23には、太陽電池1
1、蓄電池12、センサ変換器13及びシーケンサ14
が設けられる。
通過に耐えうる鉄などを素材とした従来の鋳造フレーム
に、図5に示すような網目状に多数の入光用の穴24が
設けられたものである。また、この網目状の穴24は、
一つ一つはフレームサイズに比べれば十分に小さいの
で、強度の著しい低下をもたらすものではない。
透明のアクリルパネル23が下方から組み合わされる。
さらに、アクリルパネル23が組み合わされた耐震・耐
圧用フレーム21に対して、下方から機器実装部23が
取り付けられる。
ム21取り付け面、及び耐震・耐圧用フレーム21〜機
器実装部23取り付け面は、十分なシーリングがなされ
ている。また、太陽電池11はアクリルパネル23に対
面するように配置される。これにより、穴24は完全に
塞がれ、雨などの侵入を防ぎながら、光を入射できるよ
うになる。
れている強化アクリルを使用する。この強化アクリル
は、表面に多少の傷があっても光を入射するので、太陽
電池11は安定して作動する。
情報ターミナル装置においては、水位計センサ5及び流
速計センサ6により計測された管渠内の水位及びその流
速がケーブル7を介して他の管渠情報ターミナル装置、
ひいたは中央の監視制御装置に伝送される。また、同様
にして水位、流速あるいは機器の異常についても中央の
監視制御装置に伝送され、これらの情報をもとにシステ
ムが監視制御されることになる。
体4を駆動する電源はマンホールの蓋3に設けられた太
陽電池11に供給され、夜間には日中に蓄電池12に蓄
えられた電力が用いられる。
る管渠情報ターミナル装置は、マンホールの蓋3に太陽
電池11を設けて管渠情報ターミナル装置本体4に電力
を供給するようにしたので、外部からの電源ケーブルを
敷設することなく容易にその駆動電力を得ることができ
る。
置は、マンホールの蓋3と管渠情報ターミナル装置本体
4とを一体にして構成するようにしたので、マンホール
に蓋をすると同時に管渠情報ターミナル装置本体4もセ
ットされることとなり、マンホール内での容易に設置が
可能になる。
装置は、十分な強度を有する耐震・耐圧用フレーム21
に多数の穴24を設け、この開口を塞ぐアクリルパネル
22を介して太陽電池11及び各機器12、13、14
を設けるようにしたので、マンホールの蓋上を自動車等
が走ってもその圧力、振動に十分に耐えることができる
とともに、穴24から発電用の光を確保しつつ、装置本
体内への雨等の侵入を防ぐことができる。
め、夜間でも装置を駆動させることができ、外部からの
電力を不要としつつ、かつ常時駆動可能な装置とするこ
とができる。
なる。 (1) 外部電源を供給するための電源ケーブルが不要
である。従来の管渠情報ターミナル装置では、外部電圧
を供給するための電源ケーブルを敷設しなければなら
ず、道路上にあるマンホールから電源ケーブルを引くこ
とが容易ではなかったが、本発明にて管渠情報ターミナ
ル装置に太陽電池と蓄電池を具備したことで、外部から
の電源供給する電源ケーブルを設けることなくに装置を
設置できる。
ることが容易となる。マンホール内に管渠情報ターミナ
ルを設置するためには、マンホールの壁に設置用器具の
取付工事を行わなければならず、さらにマンホール内に
て設置作業を行うといった困難さがあったが、管渠情報
ターミナル装置をマンホール蓋一体型の形状にすること
で、蓋を閉めるだけで設置でき、煩雑な設置作業をなく
すことができる。
ナル装置に本発明を適用する場合を説明したが、本発明
の適用範囲はこれに限られるものではなく、例えば管渠
情報システムに対し、また例えば監視制御システム全体
に対しても適用できるものである。
が設けられる設備であればビルや上下水道システム、工
場プラント等の各種設備に適用でき、各種機器の運転状
況や故障状態の監視制御に寄与することができる。な
お、本発明は、上記実施の形態に限定されるものでな
く、その要旨を逸脱しない範囲でさらに種々に変形する
ことが可能である。
ンホールの蓋に太陽電池を設けたので、外部からの電源
ケーブルを敷設することなく容易にその駆動電力を供給
できる管渠情報ターミナル装置を提供することができ
る。
装置本体を一体化したので、マンホール内にて容易に設
置することができる管渠情報ターミナル装置を提供する
ことができる。
装置を用いた管渠情報システムの一例を示す構成図。
を示す図。
図。
示す図。
全体の側断面図。
制御システムの概要を示す図。
報システムの構成例を示す図。
ブロック図。
Claims (1)
- 【請求項1】 マンホール内に設置されるとともに、そ
のマンホールにつながる管渠内の情報を収集し、その情
報を伝送する管渠情報ターミナル装置において、 前記マンホールに設置される蓋部であって、その設置上
での移動体の走行に耐える強度で、かつ多数の小穴を有
するフレームと、 前記多数の小穴を塞ぐように前記フレームにマンホール
側から取り付けられた透明又は半透明の部材からなる光
入射部材と、 前記光入射部材を介して外部から入射される光によっ
て、発電可能に取り付けられた太陽電池と、 前記太陽電池により発電された電力を貯蔵する蓄電池
と、 前記太陽電池あるいは蓄電池からの電力を用いて前記管
渠内の情報を収集し、伝送する装置本体とを備えたこと
を特徴とする管渠情報ターミナル装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9179921A JPH1125384A (ja) | 1997-07-04 | 1997-07-04 | 管渠情報ターミナル装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9179921A JPH1125384A (ja) | 1997-07-04 | 1997-07-04 | 管渠情報ターミナル装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1125384A true JPH1125384A (ja) | 1999-01-29 |
Family
ID=16074258
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9179921A Pending JPH1125384A (ja) | 1997-07-04 | 1997-07-04 | 管渠情報ターミナル装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1125384A (ja) |
Cited By (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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-
1997
- 1997-07-04 JP JP9179921A patent/JPH1125384A/ja active Pending
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