JPH11252476A - ディジタル衛星放送受信機 - Google Patents

ディジタル衛星放送受信機

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JPH11252476A
JPH11252476A JP10045975A JP4597598A JPH11252476A JP H11252476 A JPH11252476 A JP H11252476A JP 10045975 A JP10045975 A JP 10045975A JP 4597598 A JP4597598 A JP 4597598A JP H11252476 A JPH11252476 A JP H11252476A
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JP
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music
audio
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JP10045975A
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Koji Miyazaki
耕次 宮崎
Akira Miyazawa
明 宮澤
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ユーザーがリアルタイムに視聴しなくても音
声付加情報の楽曲情報を容易に得ることができ、楽曲単
位での記録予約を実行すること。 【解決手段】 コントロール制御部30は多重データ分
離回路6によって分離した音声付加情報を、新規楽曲で
あるか否かの判定処理結果に基づき予約管理フラグとと
もにメモリ31に記憶させるとともに、記憶した楽曲情
報に基づく一覧表示を行うための表示データを生成しO
SD回路9に与えてTV12の画面上に該楽曲一覧表示
画面を表示させる。リモコン11により楽曲予約が完了
すると、コントロール制御部30はメモリ31上に格納
している指定楽曲情報と受信中の楽曲情報との比較を行
い、一致した場合は指定楽曲と見なしてMPEG音声再
生回路7の音声出力をオンさせ、そうでない場合には指
定楽曲ではないと判断して音声出力をオフさせる。これ
により、リアルタイムで音声放送を視聴せずと選局する
のに必要な楽曲情報が得られ、また楽曲予約を実行させ
ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、送信手段により放
送中の楽曲に関する情報を、映像・音声信号と共に音声
付加情報として多重して送信されたディジタル衛生放送
信号を受信するディジタル衛生放送受信機に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、カラーテレビジョン受像機等の電
子機器では、映像信号処理回路等のディジタル化によ
り、例えば画質の向上を可能にするとともに、メモリを
応用して親子画面(2画面表示)やマルチ画面、静止画
再生、オンスクリーン等の画面表示を行う機能等を付加
することが可能である。また、ビデオテックス、テレテ
キスト(文字多重放送)、パソコン等への対応も広が
り、ディジタル処理信号ベースでの機器システム構成を
容易にすることも可能となる。
【0003】また、最近、放送分野においても、ディジ
タル化及び高能率圧縮符号化が進み、これに伴い世界各
国で多チャンネルを利用して数多くの番組を放送するこ
とのできる各種のディジタル放送サービスが開始されて
いる。我が国でも1996年から衛星を利用したディジ
タル放送が開始されており、多チャンネル化により数多
くの番組が放送可能であることから、ユーザにとっては
番組選択範囲が拡大することになり、今後の普及が期待
されている。
【0004】ところで、このようなディジタル衛星放送
には、通常の番組チャンネルの他に、多くの音楽専用チ
ャンネルが存在する。この音声専用チャンネルは、映像
を伴わない音声のみのデータを放送しているチャンネル
であり、映像を伴うチャンネルに比べて放送するために
必要とされる伝送容量は少ない。したがって、音声専用
チャンネルは、1チャンネルあたりに必要とされる伝送
容量が少なくて済むこともあることから、音楽の各ジャ
ンルがチャンネル単位で特化する形態で数多く存在する
ようになっている。
【0005】また、最近、このような音声専用チャンネ
ルにおいては、視聴者による該音声専用チャンネルの選
局操作の簡易化を図るために、音声付加情報といった情
報の送出が開始された。この音声付加情報で送出される
情報とは、放送される各楽曲に関する情報であり、この
ような音声付加情報を視聴者に供給するようにすること
で、視聴者は音声専用チャンネルの選局時に必要な多く
の楽曲に関する音声情報を認識することができる。
【0006】このような音声付加情報に含まれる内容の
一覧が図8に示されている。例えば、音声付加情報とす
る楽曲情報には、図8に示すように、楽曲演奏時間,楽
曲演奏経過時間,日本語楽曲タイトル,日本語演奏者名
称,カタカナ英数楽曲タイトル,カタカナ英数演奏者名
称,多目的日本語情報,予約情報(reserved )及びス
タッフ情報(for stuffing)等の各情報が含まれてい
る。また、このような音声付加情報で伝送される楽曲情
報を、受信側のディジタル衛星放送受信機によって受信
しテレビジョン受信機やモニタ等の画面に表示したとす
ると、例えば図9に示す画面表示例のように楽曲情報に
基づく表示がなされることになる。この楽器情報に基づ
く表示画面17では、図中に示すように、チャンネル番
号やチャンネルの音声の属性を示す情報等の楽曲情報を
表示する表示部17aと、該音声チャンネルの音声放送
の放送時間等を表示する表示部17bと、演奏タイトル
を表示する表示部17cと、この演奏曲の演奏時間を表
示する表示部17eと、この演奏曲を演奏するアーティ
スト名を表示する表示部17eと、この音声ディジタル
放送の受信の有無を示す情報を表示部17f等が表示さ
れる。これにより、ユーザは放送される音声ディジタル
放送に基づく楽曲情報を得ることができる。
【0007】一方、デジタル衛生放送では、このような
放送しているソースに関する情報を伝えるものとして、
上記音声付加情報以外に、SI(Service Information
)情報と呼ばれる情報群がある。このSI情報では、
ネットワークで放送する番組の内容説明やチャンネル説
明の情報を送っており、その他にもネットワーク内のト
ランスポンダとチャンネルの対応、チャンネルと番組の
対応、番組の放送予定等といった放送の運営上必要な情
報を含んでおり、SI情報は映像・音声等のデータと多
重して送出されている。
【0008】一般に、受信機において番組を受信しよう
とする場合、まずSI情報を取得して、そのネットワー
ク内でどのような番組が放送されているのか、といった
情報を取得し、それを元に番組の一覧表(SI情報に基
づいて放送受信端末装置側で作成される番組ガイドで電
子番組表:Electronic Program Guideの略でEPGとも
いう)をユーザーに表示して、視聴する番組を選択させ
る。その後、ユーザーの選択した番組を受信するのに必
要な情報を再びSI情報から取得し、その情報に基づい
て番組を受信する。
【0009】このようにSI情報群は、放送の運営上、
常に必要な情報なので、どのチャンネルを受信していて
も取得できるように、放送している全チャンネルに重複
する内容が分散して送出されている。一方、映像・音声
等のデータは、各番組、チャンネル固有の内容なので、
受信したチャンネル、番組のみに存在している。
【0010】SI情報群は、ネットワーク内で放送され
ている全てのチャンネル、番組に関する情報を、ネット
ワーク内全チャンネルに内容が重複する形で分散して送
出しているため、ネットワーク全体の伝送容量に占める
割合は大きく、一つの情報の追加・削除などといったこ
とも、ネットワーク全体の伝送容量の消費に大きく影響
を与える。放送するチャンネルや番組が増えれば増える
ほど、SI情報群が多くなり、映像・音声の送出に使え
る伝送容量が減ることになる。
【0011】音声専用チャンネルでは、視聴者に送るソ
ースは映像の無い音声データのみの楽曲といった短い時
間の単位のソースである。そのような特徴を持つ楽曲に
対して、通常の番組の番組説明情報を得るのと同じよう
に楽曲の情報(曲名・アーティスト名等)を得たり、通
常の番組を予約するのと同じように、楽曲を指定して予
約を行うことを考える場合、番組の情報を伝送するのと
同じようにSI情報で送出するとなると、一定時間内に
送出される楽曲の数の多さや、音声専用チャンネルの数
が百チャンネル以上存在することなどから、膨大な情報
量となってしまい、ネットワークの伝送容量を非常に圧
迫することになってしまう。
【0012】そこで、このようなネットワークの伝送容
量の圧迫を回避するために、音声専用チャンネルでの各
楽曲に関する情報は、前述の音声付加情報といった形で
伝送されている。音声付加情報は、各音声専用チャンネ
ルで現在放送中の楽曲に関した情報のみ送出されてお
り、ネットワーク全域に重複・分散して送出されること
はない。したがって、他の音声専用チャンネルで放送さ
れている楽曲や、受信中の音声専用チャンネルでこれか
ら放送される楽曲に関する情報は得ることができない。
また、楽曲の途中から受信開始しても楽曲の情報が得ら
れるように、同一の楽曲放送中でも音声付加情報は10
秒程度の周期で繰り返し送出されるようになっている。
【0013】このように送信されるSI情報及び上述の
音声付加情報が多重されたディジタル衛星放送信号を受
信し、EPGとともに楽曲情報に基づく表示を可能にし
た従来のディジタル衛星放送受信機の一例を図10に示
す。
【0014】図1に示すように、図示しない送信手段に
よって映像データ・音声データとともにSI情報及び音
声付加情報を多重して送信されたディジタル衛星放送信
号が、衛星アンテナ2で受信され、該受信データがディ
ジタル衛星放送受信機1内のチューナ3に供給される。
【0015】チューナ3は、コントロール制御部(CP
U)10からの制御信号に基づいて、音声付加情報が含
まれる受信データから所定の伝送チャンネルを選択(同
調)し、選択した伝送チャンネルの受信データをエラー
訂正回路4に出力する。
【0016】エラー訂正回路4は、受信データにQPS
K等の復調処理を施した後、誤り訂正処理を行い、得ら
れた受信データをスクランブル制御回路5に供給する。
スクランブル制御回路5は、供給された受信データがス
クランブルが施されたものである場合には、このスクラ
ンブルを解除するデスクランブル処理を施して多重デー
タ分離回路6へと供給する。この場合の供給データは、
複数のチャンネル・番組のデータを含む多重データであ
る。
【0017】多重データ分離回路6は、受信データのビ
ットストリーム中に含まれる識別情報(以下、IDと称
す)に基づいてパケットを分離し、パケット単位毎のビ
ットストリームを得る。このとき、多重データ分離回路
6は、SI情報及び音声付加情報等の番組情報を分離す
ると、これらの番組情報をコントロール制御部10に与
えるとともに、パケット毎の映像データについてはMP
EG映像再生回路(デコード回路ともいう)8に与え、
さらに音声データについては、MPEG音声再生回路7
に与える。
【0018】MPEG映像再生回路8は、与えられた映
像データが圧縮符号化されたものであるため、この圧縮
符号化データにデコード処理(復号化処理等)を施すと
ともに、表示部としてのTV12に映像出力として出力
するための変換処理を施し、映像データをOSD回路9
に出力する。また、MPEG音声再生回路7は、同様に
与えられた音声データが圧縮符号化されたものであるた
め、この圧縮符号化データにデコード処理(復号化処理
等)を施すとともに、表示部としてのTV12に音声出
力として出力するための変換処理を施し、音声データを
TV12内の音声回路に出力する。これにより、MPE
G映像・音声再生回路7,8の各出力は、圧縮符号化さ
れる以前の元の状態に戻した信号となる。
【0019】OSD回路9は、OSD表示モードが実行
されると、コントロール制御部10により生成された番
組情報に基づく表示データ(OSDデータともいう)、
例えば音声付加情報に基づく表示データを入力映像デー
タに多重して、音声付加情報に基づく画面をTV12の
画面上にオンスクリーン表示するための重畳データを作
成し、その後D/A変換処理を行い、TV12等の信号
処理回路等へと出力する。これにより、モニタの画面上
には映像信号に基づく映像が表示され、またOSD表示
モードである場合にはその表示画面上に例えば音声付加
情報に基づく映像画面がオンスクリーン表示される。
【0020】コントロール制御部10は、上述したよう
にSI情報を基にEPGを表示するための表示データ
や、音声付加情報を基に楽曲情報に基づく表示を行うた
めの表示データを生成し、これらの表示データを前記O
SD回路9に供給することでオンスクリーン表示制御を
行う。また、音声付加情報においては、該音声付加情報
を拾得する度にそれにより得られる楽曲情報に基づく画
面を画面上に表示するようにオンスクリーン表示を制御
する。
【0021】また、ユーザがEPG画面や楽曲情報の基
づく画面を用いて所望番組の映像チャンネルや音声専用
チャンネルを選択した場合には、コントロール制御部1
0は、この選択したチャンネルを選局するようにチュー
ナ3に対する選局制御を行う。この場合、ユーザはEP
Gや楽曲に基づく画面を見ながら、本体に取り付けられ
た操作部(図示せず)やリモコン11の各操作ボタン
(例えばメニューボタン11a,決定ボタン11b,操
作ボタン11c等)を用いて選択する。これにより、コ
ントロール制御部10によって選択した実行モードが認
識されるとともに実行されることで、所望の映像チャン
ネル、あるいは所望の音声専用チャンネルが選局され、
その結果映像あるいは音声の視聴を楽しむことが可能と
なる。
【0022】ところで、音声信号の記録・再生を考慮す
ると、現在では、音声信号を記録し且つ再生する記録再
生手段としては、カセットレコダーやMD等、数多くあ
り、ディジタル衛星放送受信機の予約動作により、楽曲
そのものを記録することは容易である。しかしながら、
記録した楽曲がどういった楽曲であるのか、といった楽
曲に関する楽曲情報を得るためには、従来のディジタル
衛星放送受信機では、リアルタイムに視聴してOSDと
して表示される情報を書き留めたり、あるいはVTR等
を利用して映像として記録する等の方法を講じる必要が
あり、不便であるという問題点があった。
【0023】また、楽曲に関する情報がSI情報に含ま
れていないため、楽曲単位の記録予約を行うことができ
ないという問題点もあった。
【0024】
【発明が解決しようとする課題】上記の如く、従来のデ
ィジタル衛星放送受信機では、記録した楽曲に基づく楽
曲情報を利用することができないため、記録内容を認識
することができず、逆に記録内容を認識するためには、
リアルタイムに視聴してOSD表示される楽曲情報を得
る方法の他、VTR等を利用して記録する方法を採用し
なくてはならず、不都合であるという問題点があった。
【0025】また、楽曲に関する情報がSI情報に含ま
れていないため、楽曲単位の予記録約が行えないという
問題点もあった。
【0026】そこで、本発明は上記の問題に鑑みてなさ
れたもので、ユーザーがリアルタイムに視聴しなくても
音声付加情報の楽曲情報を容易に得ることができ、楽曲
単位での記録予約を実行することのできるデジタル衛生
放送受信機の提供を目的とする。
【0027】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明に
よるディジタル衛星放送受信機は、送信手段により放送
中の楽曲に基づく楽曲情報を含む番組情報が音声・映像
データとともに多重して送信されたディジタル放送信号
を受信し、受信データとして出力する受信手段と、前記
受信手段により受信した受信データの所定チャンネルを
選局し、選局したチャンネルの受信データを出力する選
局手段と、前記選局手段からの受信データに対し、該受
信データに含まれる識別情報に基づいてパケット分離を
行い、パケット単位の音声・映像データ及び番組情報を
出力するパケット分離手段と、前記パケット分離手段か
らの音声・映像データにそれぞれデコード処理を施すデ
コード手段と、前記パケット分離手段からの番組情報に
含まれる前記楽曲情報を複数記憶可能なメモリ手段と、
前記デコード手段の出力映像データに基づく映像に前記
楽曲情報に基づく映像を重ねてオンスクリーン表示する
ための表示データを生成するOSD出力手段と、前記O
SD出力手段からの出力データを画面上に表示するとと
もに、前記デコード手段からの音声出力を再生する表示
手段と、ユーザの指示要求を入力するための指示操作手
段と、前記メモリ手段への前記楽曲情報の書き込み・読
み出し制御、前記OSD出力手段への表示制御、前記選
局手段への選局制御及び前記デコード手段への音声出力
制御が可能なもので、前記パケット分離手段からの楽曲
情報を用いて新規楽曲の開始の有無の判定を行い、この
判定結果に基づき前記楽曲情報をメモリ手段に書き込む
とともに、ユーザにより前記指示操作手段に対して表示
指示がなされた場合には、記憶した前記楽曲情報の一覧
表示を行うための表示データを生成し、前記OSD出力
手段に与えて該楽曲情報の一覧表示画面を表示させる制
御手段と、を具備したものである。
【0028】請求項1記載の発明においては、前記受信
手段、前記選局手段、パケット分離手段、デコード手段
及び表示手段によって、音声専用チャンネルを受信した
際に、受信音声チャンネルに基づく音声の出力を行う。
制御手段は、前記メモリ手段への前記楽曲情報の書き込
み・読み出し制御、前記OSD出力手段への表示制御、
前記選局手段への選局制御及び前記デコード手段への音
声出力制御が可能なもので、前記パケット分離手段から
の楽曲情報を用いて新規楽曲の開始の有無の判定を行
い、この判定結果に基づき前記楽曲情報をメモリ手段に
書き込むとともに、ユーザにより前記指示操作手段に対
して表示指示がなされた場合には、記憶した前記楽曲情
報の一覧表示を行うための表示データを生成し、前記O
SD出力手段に与えて該楽曲情報の一覧表示画面を表示
させる。これによって音声付加情報による楽曲情報に基
づく一覧表示画面を画面上に表示させる。これにより、
ユーザーがリアルタイムで音声放送を視聴せずとも、受
信した音声付加情報を任意の時間に呼び出して確認する
ことができるとともに、選局するのに必要な楽曲情報を
得ることが可能となり、さらに記憶した音声付加情報を
利用して楽曲単位での予約を実現することができる。
【0029】請求項2に記載のディジタル衛星放送受信
機は、請求項1に記載のディジタル衛星放送受信機にお
いて、前記制御手段は、ユーザが前記楽曲の一覧表示画
面を見ながら前記指示操作手段で任意の楽曲を予約指定
した場合に、この予約指定した楽曲情報と受信中の楽曲
情報とで比較を行い、比較結果に基づき前記デコード手
段による音声出力の有無を制御することを特徴とするも
のである。
【0030】請求項2記載の発明においては、上記発明
と同様に動作するが、前記制御手段は、ユーザが前記楽
曲の一覧表示画面を見ながら前記指示操作手段で任意の
楽曲を予約指定した場合に、この予約指定した楽曲情報
と受信中の楽曲情報とで比較を行い、比較結果に基づき
前記デコード手段による音声出力の有無を制御する。例
えば、予約実行時には、まず前記デコード手段を制御し
て音声出力をオフにする。その後、上記比較処理、つま
り、指定した楽曲が受信中のチャンネルに現れたかどう
かを判断し、指定楽曲が現れた場合のみ、前記デコード
手段を制御して音声出力をオンにする。一方、指定楽曲
とは違う楽曲が開始された場合、再び音声出力をオフに
する。これにより、指定した楽曲のみの音声を出力させ
ることが可能となり、該装置に、無音状態を検知して音
声入力が無い場合は録音をストップし、音声入力がある
場合のみ録音を行う機能を有した記録再生手段を接続し
て組み合わせて構成すれば、指定した楽曲のみの予約録
音を行うことが可能となる。
【0031】
【発明の実施の形態】発明の実施の形態について図面を
参照して説明する。図1は本発明に係るディジタル衛星
放送受信機の一実施形態例を示すブロック図である。
尚、図1は、図10に示す装置と同様の構成要素につい
ては同一符号を付している。
【0032】本発明に係るディジタル衛星放送受信機2
1は、映像データ・音声データとともに伝送された音声
付加情報を利用して音声専用チャンネルに基づく楽曲音
声の記録予約を行うために、従来装置(図10参照)と
は前記音声付加情報等の番組情報を記録するメモリ31
が付加され、さらにこのメモリ31に記憶された音声付
加情報等を用いた表示制御等の各制御を実行するために
コントロール制御部30に組み込まれた制御方法を改良
したことが異なる点である。
【0033】具体的な構成を説明すると、図示しない送
信手段によって映像データ・音声データとともにSI情
報及び音声付加情報を多重して送信されたディジタル衛
星放送信号が、図1に示す衛星アンテナ2で受信され、
該受信データがディジタル衛星放送受信機21内のチュ
ーナ3に供給される。
【0034】チューナ3は、コントロール制御部(CP
U)30からの制御信号に基づいて、音声付加情報が含
まれる受信データから所定の伝送チャンネルを選択(同
調)し、選択した伝送チャンネルの受信データをエラー
訂正回路4に出力する。
【0035】エラー訂正回路4は、受信データにQPS
K等の復調処理を施した後、誤り訂正処理を行い、得ら
れた受信データをスクランブル制御回路5に供給する。
スクランブル制御回路5は、供給された受信データがス
クランブルが施されたものである場合には、このスクラ
ンブルを解除するデスクランブル処理を施して多重デー
タ分離回路6へと供給する。この場合の供給データは、
複数のチャンネル・番組のデータを含む多重データであ
る。
【0036】多重データ分離回路6は、受信データのビ
ットストリーム中に含まれる識別情報(以下、IDと称
す)に基づいてパケットを分離し、パケット単位毎のビ
ットストリームを得る。このとき、多重データ分離回路
6は、SI情報及び音声付加情報等の番組情報を分離す
ると、これらの番組情報をコントロール制御部30に与
えるとともに、パケット毎の映像データについてはMP
EG映像再生回路(デコード回路ともいう)8に与え、
さらに音声データについては、MPEG音声再生回路7
に与える。
【0037】MPEG映像再生回路8は、与えられた映
像データが圧縮符号化されたものであるため、この圧縮
符号化データにデコード処理(復号化処理等)を施すと
ともに、表示部としてのTV12に映像出力として出力
するための変換処理を施し、映像データをOSD回路8
に出力する。また、MPEG音声再生回路7は、同様に
与えられた音声データが圧縮符号化されたものであるた
め、この圧縮符号化データにデコード処理(復号化処理
等)を施すとともに、表示部としてのTV12に音声出
力として出力するための変換処理を施し、音声データを
TV12内の音声回路に出力する。これにより、MPE
G映像・音声再生回路7,8の各出力は、圧縮符号化さ
れる以前の元の状態に戻した信号となる。
【0038】尚、音声信号の記録・再生を行うために、
図中に示すディジタル衛星放送受信機21と、例えばカ
セットレコダーやMD等の音声用記録・再生手段とを接
続してシステムを構築した場合には、MPEG音声再生
回路7の出力音声は、上記カセットレコーダーやMD等
の記録・再生手段(図示せず)に出力されるようになっ
ている。
【0039】OSD回路9は、OSD表示モードが実行
されると、コントロール制御部30により生成された番
組情報に基づく表示データ(OSDデータともいう)、
例えば音声付加情報に基づく表示データを入力映像デー
タに多重して、音声付加情報に基づく画面をTV12の
画面上にオンスクリーン表示するための重畳データを作
成し、その後D/A変換処理を行い、TV12等の信号
処理回路等へと出力する。これにより、モニタの画面上
には映像信号に基づく映像が表示され、またOSD表示
モードである場合にはその表示画面上に例えば音声付加
情報に基づく映像画面がオンスクリーン表示される。
【0040】コントロール制御部30は、上述したよう
に供給されたSI情報を基にEPGを表示するための表
示データや、供給された音声付加情報を基に楽曲情報に
基づく表示を行うための表示データを生成し、これらの
表示データを前記OSD回路9に供給することでオンス
クリーン表示制御を行う。この場合、音声付加情報にお
いては、該音声付加情報を拾得する度にそれにより得ら
れる楽曲情報に基づく画面を画面上に表示させるように
オンスクリーン表示制御する。
【0041】また、本実施形態例におけるコントロール
制御部30は、前記多重データ分離回路6から供給され
た番組情報(例えば、音声専用チャンネル番号,番組
名,受信時間等の楽曲情報を含む音声付加情報及びSI
情報等)の取得毎にこれをメモリ31に書き込み、また
記録した番組情報の必要時にはこれを読み出すように番
組情報の書き込み・読み出し制御が可能である。
【0042】例えば、コントロール制御部30は、音声
専用チャンネルを受信した際に、従来例と同じように音
声の出力を行い、さらに音声付加情報による楽曲情報を
画面上に表示するように制御する。このとき、コントロ
ール制御部30は、図2に示す判定フロチャートに基づ
いて新規楽曲判定処理を行い、つまり新規楽曲が開始さ
れるかどうかを判定し、新規楽曲が開始されたと判断さ
れた場合、音声付加情報に基づく画面表示から従来と同
様にユーザによるリモコン操作(リモコン11による選
択操作)に基づき取得した音声付加情報を前記メモリ3
1に記憶するように指示制御する。この場合、前述した
ように音声付加情報は同じ楽曲中でも10秒周期程度で
送られているので、その全てを記憶すると同じ楽曲に関
する情報を複数記憶することになる。前述の新規楽曲判
定処理により、新規楽曲の場合のみ記憶する様にし、1
楽曲1情報となるようにする。
【0043】図2はコントロール制御部30により実施
される新規楽曲の開始を判断するための制御動作例を示
すフロチャートである。図中に示すように、コントロー
ル制御部30は、例えばステップS30による処理で音
声付加情報を取得し、その後ステップS31による判断
処理で取得済みの音声付加情報の有無の判定を行い、音
声付加情報がある場合にはステップS32に進み、ない
場合には受信データが新規楽器であると判断してステッ
プS34により新規楽曲に基づく音声付加情報をメモリ
31に記憶させる。ステップS32では、最新の情報と
楽曲名、演奏者が同一か否かを判定し、同一の場合には
新規楽曲でないと判断し、同一でない場合には新規楽曲
の判断して上記同様にステップS34による処理で新規
楽曲に基づく音声付加情報を記憶させる。
【0044】こうして、コントロール制御部30による
新規楽曲判断処理に基づき、新規楽曲に該当する音声付
加情報がメモリ31に書き込まれる。このとき、メモリ
31は、例えば図3に示すようにコントロール制御部3
0のOSによりテーブル形式でメモリデータを記憶する
ようになっている。図3はメモリ上に記憶された音声付
加情報の概念図であり、コントロール制御部30によっ
て記憶すると判断された音声付加情報は、図中に示すよ
うに受信チャンネル, 受信時刻といった付帯情報と、楽
曲予約を行うための予約管理フラグとともに、テーブル
形式でメモリに書き込まれることになる。
【0045】このようにして記憶された情報は、ユーザ
がリモコン11あるいは本体操作部等を用いて表示指示
を送った場合には、コントロール制御部30による読み
出し制御およびオンスクリーン表示制御によって、表示
手段としてのTV12の画面上に一覧表示される。この
一覧表示画面の一例が図5に示されている。
【0046】例えば、図1に示すリモコン11のメニュ
ーボタン11a を押下すると、コントロール制御部30
は、図4に示すように一覧表示をユーザが指示する際に
使用するためのメニュー画面32をTV12の画面上に
表示させる。この表示例では、メニュー画面32は、ジ
ャンル検索を指示するための表示部32aと、音声付加
情報一覧表示を指示するための表示部32bと、所望の
番組ガイド表示を指定するための複数の表示部32c・
・・とで構成されており、さらに、その下方には上記表
示部から所望の表示部をカーソル移動して指定するため
の操作内容を説明するための表示部32eが設けられて
いる。また、上記メニュー画面32により音声付加情報
一覧表示26を選択した場合の楽曲情報の一覧表示例が
図5に示されている。図5に示すように、この音声付加
情報一覧表示画面33の画面の上方には、アーティスト
名,タイトル名及び演奏時間とで構成される見出し表示
部33a乃至33cが表示され、またその表示部の下段
には、該表示項目に対応した楽曲情報(アーティスト
名,タイトル名及び演奏時間)を番号順に表示した表示
部32dが表示されるようになっている。また、該画面
の最下端にも上記と同様に操作内容を示した表示部33
eが表示されるようになっている。尚、上記一覧表示例
は、上述のように記憶した音声付加情報から得られる演
奏者名,楽曲名,演奏時間のみを表示した一例である
が、これに限定されるものではない。
【0047】さらに、上記楽曲情報一覧表示画面33を
用いてある番号の楽曲項目を選択すると、コントロール
制御部30は、選択した楽曲情報の詳細を、例えば図6
に示すような詳細画面を表示するようにオンスクリーン
制御する。この楽曲詳細画面34については、楽曲一覧
表示画面33(図5参照)から選択された楽曲に関する
詳細情報が表示されており、例えば図6に示すようにチ
ャンネル番号,楽曲ジャンル及び受信日時等がそれぞれ
表示される見出し表示部34a乃至34cが画面上方に
表示され、そして選択された楽曲名を表示するタイトル
表示部34d,その楽曲のアーティスト名を表示するタ
イトル表示部34eが表示される。また画面最下端にも
同様に、この詳細画面34の操作内容を示した表示部3
4iが表示されるようになっている。尚、上述のメニュ
ー画面32,楽曲情報一覧表示画面33及び楽曲情報詳
細画面34のそれぞれの操作については、例えばユーザ
が図1に示すリモコン11に設けられたメニューボタン
11a,決定ボタン11b,操作ボタン11c等の各操
作ボタンを用いて操作指示することにより、コントロー
ル制御部30によってこの操作指示に基づくカーソル表
示が制御されるとともに、このカーソル表示によって最
終的に選択された表示部が示す楽曲のチャンネルを選
局、あるいは放送された時間帯に到達したときに該チャ
ンネルを選局するように番組予約を実行させることが可
能となる。
【0048】したがって、上記のようにコントロール制
御部30による制御により、受信した音声付加情報をメ
モリ31の記憶し且つ記憶した音声付加情報に基づく一
覧表示画面を表示可能とすることにより、ユーザーは受
信した音声付加情報を任意の時間に呼び出して確認する
ことが可能となり、所望の楽曲を再生あるいは番組予約
するのに必要な楽曲情報を得ることが可能となる。
【0049】また、現在放送されている音声専用チャン
ネルの放送内容には、“チャンネル毎に特定のジャンル
に特化している”“番組ガイド上では1日1番組の運用
となっている”“同じソースを数時間周期で繰り返し放
送している”“放送しているソース自体の更新は1週
間、1カ月といった長い周期で行っている”等の音声専
用チャンネルならではの特徴があり、このような音声専
用チャンネルの特徴と、記憶した音声付加情報とを利用
することにより、楽曲単位での予約を実現させることが
可能となる。
【0050】次に、コントロール制御部30の制御動作
を図7を参照しながら詳細に説明する。
【0051】図7はディジタル衛生放送受信機の動作を
説明するための説明図であり、楽曲予約実行時における
コントロール制御部30の制御動作例を示すフローチャ
ートである。尚、システム構成としては、図1に示すデ
ィジタル衛星放送受信機21に音声信号の記録・再生を
行うための、例えばカセットレコダーやMD等の音声用
記録・再生手段とを接続して構成し、また、予め上述し
たように方法で楽曲予約がなされているものとして説明
する。
【0052】いま、図1に示すディジタル衛生放送受信
機21の電源が投入され、コントロール制御部30の動
作が起動したものとする。すると、コントロール制御部
30は、処理をステップS40に移行し、このステップ
S40による処理により、多重データ分離回路6から新
規楽曲情報を取得したか否かを判定し、新規楽曲情報を
取得した場合には、ステップS41に進み、しない場合
には再び処理をステップS40に戻す。
【0053】コントロール制御部30は、ステップS処
理41で音声付加情報比較処理を認識すると、例えばM
PEG音声再生回路7等のデコード回路を制御して受信
チャンネルの音声信号の出力をオフにさせ、続くステッ
プS42による判断処理で、予約管理フラグとともに記
憶されているメモリデータ上の楽曲情報内に取得した新
規楽曲情報と一致する予約楽曲があるか否かの判定を行
い、ある場合には処理をステップS43に移行し、ない
場合にはステップS47に処理を移行する。この場合の
判定は、予約管理フラグが予約となっている楽曲情報と
新規楽曲情報とで比較を行う。これにより、受信中の音
声放送信号が楽曲予約されたものであるか否かの判定を
行うことができる。
【0054】その後、一致する楽曲情報が予約楽曲情報
と一致する場合には、ステップS43の処理で、放送時
間等の楽曲情報から実行中の予約楽曲の有無を判定し、
実行中の予約楽曲がある場合には、続くステップS44
による処理で実行中の予約楽曲の予約管理フラグを『終
了』に変更するようにメモリ31内のメモリデータの書
き換えを行い処理をステップS45に移行する。また、
実行中の予約楽曲がない場合にも処理をステップS45
に移行する。
【0055】そして、ステップS45による処理では、
一致した予約楽曲の予約管理フラグを『実行中』に変更
するようにメモリ31内のメモリデータの書き換えを行
い、その後、コントロール制御部30は、予約楽曲の予
約管理フラグの書き換えが完了すると、最終的にステッ
プS46により取得した楽曲情報が予約楽曲であると判
断して、多重データ分離回路6等を制御することによ
り、音声主力をオンさせる。これにより、予約楽曲に基
づく再生が行われるとともに、音声信号を記録する場合
には、MPEG音声再生回路7から上記音声信号が記録
再生手段に出力されることで予約楽曲の記録が可能とな
る。
【0056】一方、上記ステップS42による判断処理
で、新規楽曲情報が予約楽曲情報にない場合には、ステ
ップS47による処理により上記ステップS43による
処理と同様放送時間等の楽曲情報から実行中の予約楽曲
の有無を判定し、実行中の予約楽曲がある場合には、続
くステップS48による処理で実行中の予約楽曲の予約
管理フラグを『終了』に変更するようにメモリ31内の
メモリデータの書き換えを行い、処理をステップS49
に移行する。また、実行中の予約楽曲がない場合にも処
理をステップS49に移行する。
【0057】その後、予約楽曲の予約管理フラグの書き
換えが完了すると、コントロール制御部30は、ステッ
プS49による処理で、予約楽曲とは異なる新規楽曲が
開始されているものと判断して、MPEG音声再生回路
7等のデコード回路を制御することにより、音声出力を
オフさせるように制御する。これにより、新規楽曲が予
約楽曲でない場合には、音声の出力を禁止させることが
可能となる。
【0058】以降、コントロール制御部30は、処理を
フィードバックし、周期的に伝送される新規楽曲情報の
判断処理を続行させる。
【0059】このように、予約実行時には、まず前記音
声出力制御手段により音声出力をオフにし、上述の音声
付加情報比較処理(図2に示す処理制御)により指定し
た楽曲が受信中のチャンネルに現れたかどうかを判断
し、指定楽曲が現れた場合のみ、コントロール制御部3
0による制御により音声出力をオンにするとともに、指
定楽曲とは違う楽曲が開始された場合、再び音声出力を
オフにするように制御することで、指定した楽曲のみを
音声出力させることが可能となる。
【0060】したがって、このように動作するディジタ
ル衛星放送受信機21と、上記記録再生手段として、例
えば無音状態を検知して、音声入力が無い場合は録音を
ストップし、音声入力がある場合のみ録音を行う機能有
したものとを組み合わせて構成すれば、指定した楽曲の
みを予約して録音することが可能となる。
【0061】尚、本発明に係る実施形態例においては、
新規楽曲情報と予約楽曲情報との比較結果に基づく音声
出力のオン/オフ制御に関し、コントロール制御部30
によるMPEG音声再生回路7のデコード回路の出力制
御によって実施させていたが、これに限定するものでは
なく、例えば該ディジタル衛星放送受信機の出力信号を
切り替える切り替え回路等を制御することにより、音声
出力のオン/オフを制御するように構成しても良い。
【0062】
【発明の効果】以上、述べたように本発明によれば、ユ
ーザーがリアルタイムに視聴しなくても音声付加情報の
楽曲情報を容易に得ることができ、楽曲単位での記録予
約を実行することが可能となる効果を得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のディジタル衛星放送受信機の一実施形
態例を示すブロック図。
【図2】新規楽曲の開始の判定動作の制御動作例を示す
フローチャート。
【図3】メモリに格納された音声付加情報の内容を示す
概念図。
【図4】音声付加情報一覧表示を選択するためのメニュ
ー画面の一例を示す画面表示図。
【図5】音声付加情報に含まれる楽曲情報を一覧表示し
た場合の画面表示図。
【図6】図5の楽曲一覧表示から選択された楽曲情報の
詳細の表示例を示す画面表示図。
【図7】楽曲予約制御動作の一例を示すフローチャー
ト。
【図8】ディジタル衛星放送にて送出される音声付加情
報の楽曲情報内容を示す説明図。
【図9】従来装置の音声付加情報の楽曲一覧表示例を画
面表示図。
【図10】従来のディジタル衛星放送受信機の一例を示
すブロック図。
【符号の説明】
2…衛星アンテナ、 3…チューナ、 4…エラー訂正回路、、 5…スクランブル制御回路、 6…多重データ分離回路、 7…MPEG音声再生回路、 8…MPEG映像再生回路、 9…OSD回路、 12…TV、 11…リモコン、 11a…メニューボタン、 11b…決定ボタン 11c…操作ボタン、 21…ディジタル衛星放送受信機(セットトップボック
ス)、 30…コントロール制御部(CPU)、 31…メモリ。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 送信手段により放送中の楽曲に基づく楽
    曲情報を含む番組情報が音声・映像データとともに多重
    して送信されたディジタル放送信号を受信し、受信デー
    タとして出力する受信手段と、 前記受信手段により受信した受信データの所定チャンネ
    ルを選局し、選局したチャンネルの受信データを出力す
    る選局手段と、 前記選局手段からの受信データに対し、該受信データに
    含まれる識別情報に基づいてパケット分離を行い、パケ
    ット単位の音声・映像データ及び番組情報を出力するパ
    ケット分離手段と、 前記パケット分離手段からの音声・映像データにそれぞ
    れデコード処理を施すデコード手段と、 前記パケット分離手段からの番組情報に含まれる前記楽
    曲情報を複数記憶可能なメモリ手段と、 前記デコード手段の出力映像データに基づく映像に前記
    楽曲情報に基づく映像を重ねてオンスクリーン表示する
    ための表示データを生成するOSD出力手段と、 前記OSD出力手段からの出力データを画面上に表示す
    るとともに、前記デコード手段からの音声出力を再生す
    る表示手段と、 ユーザの指示要求を入力するための指示操作手段と、 前記メモリ手段への前記楽曲情報の書き込み・読み出し
    制御、前記OSD出力手段への表示制御、前記選局手段
    への選局制御及び前記デコード手段への音声出力制御が
    可能なもので、前記パケット分離手段からの楽曲情報を
    用いて新規楽曲の開始の有無の判定を行い、この判定結
    果に基づき前記楽曲情報をメモリ手段に書き込むととも
    に、ユーザにより前記指示操作手段に対して表示指示が
    なされた場合には、記憶した前記楽曲情報の一覧表示を
    行うための表示データを生成し、前記OSD出力手段に
    与えて該楽曲情報の一覧表示画面を表示させる制御手段
    と、を具備したことを特徴とするディジタル衛星放送受
    信機。
  2. 【請求項2】 前記制御手段は、ユーザが前記楽曲の一
    覧表示画面を見ながら前記指示操作手段で任意の楽曲を
    予約指定した場合に、この予約指定した楽曲情報と受信
    中の楽曲情報とで比較を行い、比較結果に基づき前記デ
    コード手段による音声出力の有無を制御することを特徴
    とする請求項1に記載のディジタル衛星放送受信機。
JP10045975A 1998-02-26 1998-02-26 ディジタル衛星放送受信機 Pending JPH11252476A (ja)

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