JPH1125233A - Icカードのための方法及び装置 - Google Patents
Icカードのための方法及び装置Info
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- JPH1125233A JPH1125233A JP2413798A JP2413798A JPH1125233A JP H1125233 A JPH1125233 A JP H1125233A JP 2413798 A JP2413798 A JP 2413798A JP 2413798 A JP2413798 A JP 2413798A JP H1125233 A JPH1125233 A JP H1125233A
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- JP
- Japan
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- card
- reader
- portable
- interface module
- housing
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-
- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06K—GRAPHICAL DATA READING; PRESENTATION OF DATA; RECORD CARRIERS; HANDLING RECORD CARRIERS
- G06K7/00—Methods or arrangements for sensing record carriers, e.g. for reading patterns
- G06K7/0013—Methods or arrangements for sensing record carriers, e.g. for reading patterns by galvanic contacts, e.g. card connectors for ISO-7816 compliant smart cards or memory cards, e.g. SD card readers
- G06K7/0056—Methods or arrangements for sensing record carriers, e.g. for reading patterns by galvanic contacts, e.g. card connectors for ISO-7816 compliant smart cards or memory cards, e.g. SD card readers housing of the card connector
- G06K7/006—Methods or arrangements for sensing record carriers, e.g. for reading patterns by galvanic contacts, e.g. card connectors for ISO-7816 compliant smart cards or memory cards, e.g. SD card readers housing of the card connector the housing being a portable casing
-
- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06K—GRAPHICAL DATA READING; PRESENTATION OF DATA; RECORD CARRIERS; HANDLING RECORD CARRIERS
- G06K19/00—Record carriers for use with machines and with at least a part designed to carry digital markings
- G06K19/06—Record carriers for use with machines and with at least a part designed to carry digital markings characterised by the kind of the digital marking, e.g. shape, nature, code
- G06K19/067—Record carriers with conductive marks, printed circuits or semiconductor circuit elements, e.g. credit or identity cards also with resonating or responding marks without active components
- G06K19/07—Record carriers with conductive marks, printed circuits or semiconductor circuit elements, e.g. credit or identity cards also with resonating or responding marks without active components with integrated circuit chips
- G06K19/077—Constructional details, e.g. mounting of circuits in the carrier
- G06K19/07737—Constructional details, e.g. mounting of circuits in the carrier the record carrier consisting of two or more mechanically separable parts
- G06K19/07741—Constructional details, e.g. mounting of circuits in the carrier the record carrier consisting of two or more mechanically separable parts comprising a first part operating as a regular record carrier and a second attachable part that changes the functional appearance of said record carrier, e.g. a contact-based smart card with an adapter part which, when attached to the contact card makes the contact card function as a non-contact card
-
- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06K—GRAPHICAL DATA READING; PRESENTATION OF DATA; RECORD CARRIERS; HANDLING RECORD CARRIERS
- G06K7/00—Methods or arrangements for sensing record carriers, e.g. for reading patterns
- G06K7/0013—Methods or arrangements for sensing record carriers, e.g. for reading patterns by galvanic contacts, e.g. card connectors for ISO-7816 compliant smart cards or memory cards, e.g. SD card readers
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】 強化された機能性及び外部装置との接続性を
持つ携帯型ICカード読取装置システムを提供する。 【解決手段】 二つの平行平板を持つハウジング内に備
えられた約0.5mm厚さの印刷回路基板構造を有し、
ハウジングの開口部を通して外部コネクタに結合する部
分を有する。インタフェースモジュールは、ハウジング
と、このハウジング内に備えられたシリアルトランシー
バ回路と、携帯型ICカード読取装置の入出力ポートに
接続する第1の入出力コネクタと、コネクタをトランシ
ーバ回路に連結するケーブルと、シリアルインタフェー
スモジュールのトランシーバ回路を外部装置に連結する
第2の入出力ポートとを有する。ICカードが装置に挿
入されると、ICカードから記憶値を読み取り、計画さ
れた買い物の後の期待残高を自動的に計算及び表示す
る。また、ICカードを使って買い物した後、ICカー
ドを装置に挿入すると、その記憶値を読み取り表示す
る。
持つ携帯型ICカード読取装置システムを提供する。 【解決手段】 二つの平行平板を持つハウジング内に備
えられた約0.5mm厚さの印刷回路基板構造を有し、
ハウジングの開口部を通して外部コネクタに結合する部
分を有する。インタフェースモジュールは、ハウジング
と、このハウジング内に備えられたシリアルトランシー
バ回路と、携帯型ICカード読取装置の入出力ポートに
接続する第1の入出力コネクタと、コネクタをトランシ
ーバ回路に連結するケーブルと、シリアルインタフェー
スモジュールのトランシーバ回路を外部装置に連結する
第2の入出力ポートとを有する。ICカードが装置に挿
入されると、ICカードから記憶値を読み取り、計画さ
れた買い物の後の期待残高を自動的に計算及び表示す
る。また、ICカードを使って買い物した後、ICカー
ドを装置に挿入すると、その記憶値を読み取り表示す
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この出願は、1997年2月
7日に出願された米国仮出願第60/037,696
号、名称「スマートカード(IC)読取装置のための方
法及び装置」(代理人事件一覧OAP116)に関する
ものであり、仮出願の主題はそのままここに取り込まれ
ている。
7日に出願された米国仮出願第60/037,696
号、名称「スマートカード(IC)読取装置のための方
法及び装置」(代理人事件一覧OAP116)に関する
ものであり、仮出願の主題はそのままここに取り込まれ
ている。
【0002】本発明は、集積回路(IC)カード(時と
して、「チップカード」とも称される)の分野に関し、
特に、ICカード読取装置に関する。
して、「チップカード」とも称される)の分野に関し、
特に、ICカード読取装置に関する。
【0003】
【従来の技術】いわゆる集積回路カードは、ここでは
「スマートカード」とも「ICカード」とも呼ばれる
が、一般にプラスチックからなり、金融情報のような情
報を記憶する回路を持つクレジットカードサイズの携帯
基板である。これらのカードは、買い物における現金の
代わりとして多くの消費者に受け入れられている。スマ
ートカードは、買い物をするために硬貨や紙幣の代わり
に世界の多くの国々においてすでに使うことができる。
典型的なスマートカード電子キャッシュシステムにおい
て、カード上のICは、実装されているマイクロプロセ
ッサを使用するか又は単にメモリチップを使用するかし
て、情報、即ち、カードに残っている電子キャッシュの
値である「残高」を示す「トークン(代用貨幣)」を記
憶する。ユーザが、そのカードで買い物をすると、この
記憶値は、買い物の金額だけ電子的に(内部で)減少す
る。
「スマートカード」とも「ICカード」とも呼ばれる
が、一般にプラスチックからなり、金融情報のような情
報を記憶する回路を持つクレジットカードサイズの携帯
基板である。これらのカードは、買い物における現金の
代わりとして多くの消費者に受け入れられている。スマ
ートカードは、買い物をするために硬貨や紙幣の代わり
に世界の多くの国々においてすでに使うことができる。
典型的なスマートカード電子キャッシュシステムにおい
て、カード上のICは、実装されているマイクロプロセ
ッサを使用するか又は単にメモリチップを使用するかし
て、情報、即ち、カードに残っている電子キャッシュの
値である「残高」を示す「トークン(代用貨幣)」を記
憶する。ユーザが、そのカードで買い物をすると、この
記憶値は、買い物の金額だけ電子的に(内部で)減少す
る。
【0004】そのため、これらのICカードは、例え
ば、揮発性及び不揮発性メモリ素子の両方を有する組込
み型集積回路を備えたクレジットカードに似ている。金
融情報は、これらのメモリ素子に記憶される。ICカー
ドの情報にアクセスするために、インタフェース装置、
即ち、ICカード「読取装置」が必要とされる。サイズ
及び機能性に基づいて分類される2つの異なる種類のI
Cカード読取装置/インタフェースシステムがある。第
1のタイプのICカード読取装置/インタフェース装置
は、金融取引に使われる端末装置、例えば、ポス(PO
S)端末装置と呼ばれている。これらの装置は、一般
に、(形状要素が)大型であるが、金融機関のような他
のオンラインシステムに接続し、ICカードとオンライ
ンシステムとの間の通信経路を提供する能力を持つ。比
較的サイズが大きいので、これらの端末装置は、ほとん
ど据え置き式であり、そのためICカードのユーザが持
ち運ぶことはできない。
ば、揮発性及び不揮発性メモリ素子の両方を有する組込
み型集積回路を備えたクレジットカードに似ている。金
融情報は、これらのメモリ素子に記憶される。ICカー
ドの情報にアクセスするために、インタフェース装置、
即ち、ICカード「読取装置」が必要とされる。サイズ
及び機能性に基づいて分類される2つの異なる種類のI
Cカード読取装置/インタフェースシステムがある。第
1のタイプのICカード読取装置/インタフェース装置
は、金融取引に使われる端末装置、例えば、ポス(PO
S)端末装置と呼ばれている。これらの装置は、一般
に、(形状要素が)大型であるが、金融機関のような他
のオンラインシステムに接続し、ICカードとオンライ
ンシステムとの間の通信経路を提供する能力を持つ。比
較的サイズが大きいので、これらの端末装置は、ほとん
ど据え置き式であり、そのためICカードのユーザが持
ち運ぶことはできない。
【0005】第2のタイプのICカード読取装置/イン
タフェース装置は、携帯型ICカード読取装置である。
現在、これらの装置は、記憶されたカード情報の静的デ
ータを提供するためにのみ用いられており、オンライン
システムに接続してICカード用のより高性能な応用を
提供する性能を持っていない。
タフェース装置は、携帯型ICカード読取装置である。
現在、これらの装置は、記憶されたカード情報の静的デ
ータを提供するためにのみ用いられており、オンライン
システムに接続してICカード用のより高性能な応用を
提供する性能を持っていない。
【0006】通常の端末装置のタイプほどは大きくない
既知の第1のタイプのICカード読取装置/インタフェ
ース装置の変形があるが、携帯型ほどには容易に移動で
きない。この変形の一例が、米国特許公報第4,67
2,182号(Hirokawa)に記述されている。
その装置は、増設装置(アドオン)としてのパーソナル
コンピュータとともに機能するように設計されており、
先に言及された携帯型装置と違って、スタンドアローン
装置としては機能しない。そのために、その装置は、携
帯型装置というよりは端末型装置により近く、単にパー
ソナルコンピュータをICカード端末装置に作り替えた
ものにすぎない。
既知の第1のタイプのICカード読取装置/インタフェ
ース装置の変形があるが、携帯型ほどには容易に移動で
きない。この変形の一例が、米国特許公報第4,67
2,182号(Hirokawa)に記述されている。
その装置は、増設装置(アドオン)としてのパーソナル
コンピュータとともに機能するように設計されており、
先に言及された携帯型装置と違って、スタンドアローン
装置としては機能しない。そのために、その装置は、携
帯型装置というよりは端末型装置により近く、単にパー
ソナルコンピュータをICカード端末装置に作り替えた
ものにすぎない。
【0007】以上から明らかなように、ICカード読取
装置/インタフェースシステムの2つの基本的タイプ
は、携帯性又は接続性のいずれかを提供するが、両方を
提供しない。端末装置は携帯には大きすぎ、携帯型装置
は、機能が制限されており、端末装置に比べ通信性能が
欠けている。そのために端末装置と携帯型装置の両方の
利点を兼ね備えたICカード読取装置/インタフェース
システムの必要性がある。
装置/インタフェースシステムの2つの基本的タイプ
は、携帯性又は接続性のいずれかを提供するが、両方を
提供しない。端末装置は携帯には大きすぎ、携帯型装置
は、機能が制限されており、端末装置に比べ通信性能が
欠けている。そのために端末装置と携帯型装置の両方の
利点を兼ね備えたICカード読取装置/インタフェース
システムの必要性がある。
【0008】携帯型装置は、身に付けて持ち運ぶのに十
分小さいという利点を持つ。しかし、現存する携帯型装
置は、ユーザにあまり多くの機能を提供しておらず、単
にICカードの記憶値を見ることができるだけである。
例えば、ポス端末型装置が容易に利用できないときに
は、追加の機能が望まれる。
分小さいという利点を持つ。しかし、現存する携帯型装
置は、ユーザにあまり多くの機能を提供しておらず、単
にICカードの記憶値を見ることができるだけである。
例えば、ポス端末型装置が容易に利用できないときに
は、追加の機能が望まれる。
【0009】外部装置との通信性能を与えるために、I
Cカードに記憶されたデータは外部装置に容易に転送で
きる形式に変換されなければならず、転送の信頼性が保
証されなければならない。この目的に合致するために、
携帯型読取装置を通してICカードと外部装置との間の
データ変換及び転送を実行するプログラムされたインタ
フェースの必要性がある。
Cカードに記憶されたデータは外部装置に容易に転送で
きる形式に変換されなければならず、転送の信頼性が保
証されなければならない。この目的に合致するために、
携帯型読取装置を通してICカードと外部装置との間の
データ変換及び転送を実行するプログラムされたインタ
フェースの必要性がある。
【0010】しかし、携帯型装置に通信性能を与えるた
めには、超えなければならない種々の技術的ハードルが
ある。例えば、インタフェース回路は、典型的な携帯型
装置の小さなサイズを犠牲にすることなく、望ましい機
能を提供するために、小型のまま、十分な通信性能を提
供しなければならない。特に、インタフェース接続部
は、例えば、札入れ又はシャツのポケットに入れて運ぶ
ことを不適当にする装置の厚さの著しい増大を生じさせ
ないように設計されなければならない。
めには、超えなければならない種々の技術的ハードルが
ある。例えば、インタフェース回路は、典型的な携帯型
装置の小さなサイズを犠牲にすることなく、望ましい機
能を提供するために、小型のまま、十分な通信性能を提
供しなければならない。特に、インタフェース接続部
は、例えば、札入れ又はシャツのポケットに入れて運ぶ
ことを不適当にする装置の厚さの著しい増大を生じさせ
ないように設計されなければならない。
【0011】種々のICカード、カード読取装置、及び
関連する背景技術に関する多くの米国特許がある。これ
らのいくつかをアルファベット順に列挙すると、米国特
許第4,719,388号(Avery et a
l.)、米国特許第4,764,666号(Berge
ron)、米国特許第5,599,203号(Bros
chard, III)、米国特許第5,584,04
3号(Burkart)、米国特許第4,968,87
3号(Dethloff et al.)、米国特許第
5,128,523号(Diehl et al.)、
米国特許第4,675,516号(Guion)、米国
特許第4,918,631号(Hara et a
l.)、米国意匠特許第Des.323,489号(H
arris Jr. et al.)、米国特許第4,
672,182号(Hirokawa)、米国特許第
5,550,361号(Huis et al.)、米
国特許第5,369,760号(Iijima)、米国
特許第5,581,708号(Iijima)、米国特
許第5,541,985号(Ishii et a
l.)、米国意匠特許第Des.370,213号(I
wamoto et al.)、米国特許第5,14
9,945号(Johnson et al.)、米国
特許第5,233,547号(Kapp et a
l.)、米国特許第5,410,141号(Koenc
k et al.)、米国特許第5,619,683号
(Kreft)、米国特許第5,265,951号(K
umar)、米国特許第4,922,111号(Kuw
ano et al.)、米国特許第5,373,14
6号(Lei)、米国意匠特許第Des.348,43
9号(Luong)、米国特許第5,491,326号
(Marceau et al.)、米国特許第5,0
15,830号(Masuzawa et al.)、
米国特許第4,877,947号(Mori)、米国特
許第4,851,654号(Nitta)、米国特許第
5,227,615号(Oogita)、米国特許第
5,357,091号(Ozawa et al.)、
米国特許第5,189,287号(Parient
i)、米国特許第5,272,319号(Rey)、米
国特許第5,438,184号(Roberts et
al.)、米国特許第5,296,692号(Shi
no)、米国特許第5,406,064号(Takah
ashi)、米国特許第4,870,604号(Tat
suno)、米国特許第5,561,628号(Ter
ada et al.)、米国特許第4,523,29
7号(Ugon et al.)、米国特許第5,51
7,011号(Vandenengel)、及び米国特
許第5,615,388号(Yoshimatsu e
t al.)がある。
関連する背景技術に関する多くの米国特許がある。これ
らのいくつかをアルファベット順に列挙すると、米国特
許第4,719,388号(Avery et a
l.)、米国特許第4,764,666号(Berge
ron)、米国特許第5,599,203号(Bros
chard, III)、米国特許第5,584,04
3号(Burkart)、米国特許第4,968,87
3号(Dethloff et al.)、米国特許第
5,128,523号(Diehl et al.)、
米国特許第4,675,516号(Guion)、米国
特許第4,918,631号(Hara et a
l.)、米国意匠特許第Des.323,489号(H
arris Jr. et al.)、米国特許第4,
672,182号(Hirokawa)、米国特許第
5,550,361号(Huis et al.)、米
国特許第5,369,760号(Iijima)、米国
特許第5,581,708号(Iijima)、米国特
許第5,541,985号(Ishii et a
l.)、米国意匠特許第Des.370,213号(I
wamoto et al.)、米国特許第5,14
9,945号(Johnson et al.)、米国
特許第5,233,547号(Kapp et a
l.)、米国特許第5,410,141号(Koenc
k et al.)、米国特許第5,619,683号
(Kreft)、米国特許第5,265,951号(K
umar)、米国特許第4,922,111号(Kuw
ano et al.)、米国特許第5,373,14
6号(Lei)、米国意匠特許第Des.348,43
9号(Luong)、米国特許第5,491,326号
(Marceau et al.)、米国特許第5,0
15,830号(Masuzawa et al.)、
米国特許第4,877,947号(Mori)、米国特
許第4,851,654号(Nitta)、米国特許第
5,227,615号(Oogita)、米国特許第
5,357,091号(Ozawa et al.)、
米国特許第5,189,287号(Parient
i)、米国特許第5,272,319号(Rey)、米
国特許第5,438,184号(Roberts et
al.)、米国特許第5,296,692号(Shi
no)、米国特許第5,406,064号(Takah
ashi)、米国特許第4,870,604号(Tat
suno)、米国特許第5,561,628号(Ter
ada et al.)、米国特許第4,523,29
7号(Ugon et al.)、米国特許第5,51
7,011号(Vandenengel)、及び米国特
許第5,615,388号(Yoshimatsu e
t al.)がある。
【0012】また、機能性に関しては、IC「キャッシ
ュ」の電子特性は、利便性を提供するが、カードのユー
ザ又は所有者にとって、いくつかの問題又は制限をも与
えている。特に、買い物の後にスマートカードに残って
いる期待残高を計算することに関する制限及び問題があ
る。例えば、消費者が、硬貨又は紙幣を用いた現金取引
によって通常の買い物をするときに、購入金額ちょうど
又はそれより多い金額が、小売り人に与えられ、その
後、小売り人は、適切な釣り銭の金額、即ち、購入金額
と支払金額との差額を戻す。釣り銭を受け取ったら直ぐ
に、消費者は、正しい釣り銭の金額が戻されたかを、例
えば、購入金額から釣り銭を使ってカウントアップして
いき、支払金額に到達することによって、容易に確認で
きる。
ュ」の電子特性は、利便性を提供するが、カードのユー
ザ又は所有者にとって、いくつかの問題又は制限をも与
えている。特に、買い物の後にスマートカードに残って
いる期待残高を計算することに関する制限及び問題があ
る。例えば、消費者が、硬貨又は紙幣を用いた現金取引
によって通常の買い物をするときに、購入金額ちょうど
又はそれより多い金額が、小売り人に与えられ、その
後、小売り人は、適切な釣り銭の金額、即ち、購入金額
と支払金額との差額を戻す。釣り銭を受け取ったら直ぐ
に、消費者は、正しい釣り銭の金額が戻されたかを、例
えば、購入金額から釣り銭を使ってカウントアップして
いき、支払金額に到達することによって、容易に確認で
きる。
【0013】例えば、消費者は、12.73ドルの買い
物をし、小売り人に1枚の10ドル紙幣と1枚の5ドル
紙幣で15ドルを支払う。小売り人は、消費者に、2枚
の1ドル紙幣と、1枚の25セント硬貨と、2枚の1セ
ント銅貨とを与えて2.27ドルを戻す。消費者は、こ
れが正しい釣り銭の金額であることを、例えば、12.
73ドル+2ドル=14.73ドル、14.73ドル+
2セント=14.75ドル、そして14.75ドル+2
5セント=15.00ドル、即ち、支払金額、というよ
うにカウントアップすることにより確認する。
物をし、小売り人に1枚の10ドル紙幣と1枚の5ドル
紙幣で15ドルを支払う。小売り人は、消費者に、2枚
の1ドル紙幣と、1枚の25セント硬貨と、2枚の1セ
ント銅貨とを与えて2.27ドルを戻す。消費者は、こ
れが正しい釣り銭の金額であることを、例えば、12.
73ドル+2ドル=14.73ドル、14.73ドル+
2セント=14.75ドル、そして14.75ドル+2
5セント=15.00ドル、即ち、支払金額、というよ
うにカウントアップすることにより確認する。
【0014】この計算は、例えば、桁上げのある引き算
を必要とせず、戻された異なる通貨単位を用いて一歩一
歩行うこともできるので、かなり簡単にできる。いくつ
かのより簡単な場合には、ちょうどの小銭を与えるこ
と、又は、金額の小数部のみについてちょうどの小銭を
与えることを選択することができる。例えば、12.7
3ドルの買い物をするときに、消費者は、次の選択肢を
持っている。もし利用できる小銭をもっているのであれ
ば、12.73ドルのちょうどの金額を支払うこと、又
は、小数部についてちょうどの金額、例えば、15.7
3ドルを支払うことである。これらの場合のいずれにお
いても、期待される釣り銭の計算は一層単純化され又は
不必要になる。
を必要とせず、戻された異なる通貨単位を用いて一歩一
歩行うこともできるので、かなり簡単にできる。いくつ
かのより簡単な場合には、ちょうどの小銭を与えるこ
と、又は、金額の小数部のみについてちょうどの小銭を
与えることを選択することができる。例えば、12.7
3ドルの買い物をするときに、消費者は、次の選択肢を
持っている。もし利用できる小銭をもっているのであれ
ば、12.73ドルのちょうどの金額を支払うこと、又
は、小数部についてちょうどの金額、例えば、15.7
3ドルを支払うことである。これらの場合のいずれにお
いても、期待される釣り銭の計算は一層単純化され又は
不必要になる。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、電子的
手段、即ち、ICカードを用いて買い物をするときに
は、期待される釣り銭の計算はかなり一層困難になる。
同時に、知らないうちに釣り銭を少なく渡されることが
有り得るので、そうすることの要求が一層強くなる。紙
幣・硬貨の取引において、消費者は、一般には、その人
の財布又は札入れに入っている最も低い可能な額のお金
を小売り人に渡すが、スマートカード電子取引において
は、消費者は、ICカード内に保有される全額を小売り
人に渡すことを要求される。このことは、小売り人によ
り釣り銭を少なく渡される危険性を増加させる。
手段、即ち、ICカードを用いて買い物をするときに
は、期待される釣り銭の計算はかなり一層困難になる。
同時に、知らないうちに釣り銭を少なく渡されることが
有り得るので、そうすることの要求が一層強くなる。紙
幣・硬貨の取引において、消費者は、一般には、その人
の財布又は札入れに入っている最も低い可能な額のお金
を小売り人に渡すが、スマートカード電子取引において
は、消費者は、ICカード内に保有される全額を小売り
人に渡すことを要求される。このことは、小売り人によ
り釣り銭を少なく渡される危険性を増加させる。
【0016】期待される釣り銭を見積もるために要求さ
れる計算は、少なくとも以下の理由により、この場合に
は、より一層困難になる。
れる計算は、少なくとも以下の理由により、この場合に
は、より一層困難になる。
【0017】1.スマートカードの残高が、通貨単位の
整数であること、又は、買い物の金額の小数部の値をち
ょうど含むことは希である。例えば、前述の12.73
ドルの買い物において、消費者はすでにその人のカード
に16.22ドルの残高を持っているかもしれない。
整数であること、又は、買い物の金額の小数部の値をち
ょうど含むことは希である。例えば、前述の12.73
ドルの買い物において、消費者はすでにその人のカード
に16.22ドルの残高を持っているかもしれない。
【0018】2.消費者は、買い物の後に、その人のカ
ードに前もって残っていた残高から購入金額を差し引く
ことによって、その人のカードの期待される残高を計算
しなければならない。言い換えれば、物理的に戻される
釣り銭はないので、購入金額からカウントアップするこ
とはできない。この取引は、消費者がその人の札入れを
全部小売り人に渡し、小売り人に正しい金額のお金を引
抜くことを依頼することと、本質的に等しい。多くの場
合に、この引き算は、1桁以上の桁上がりを要求するの
で、消費者のほうの誤りの機会も増加する。例えば、1
6.22ドルを保有するカードによって12.73ドル
の買い物をするときに、2つの桁上がりが、小数の金額
により要求される。
ードに前もって残っていた残高から購入金額を差し引く
ことによって、その人のカードの期待される残高を計算
しなければならない。言い換えれば、物理的に戻される
釣り銭はないので、購入金額からカウントアップするこ
とはできない。この取引は、消費者がその人の札入れを
全部小売り人に渡し、小売り人に正しい金額のお金を引
抜くことを依頼することと、本質的に等しい。多くの場
合に、この引き算は、1桁以上の桁上がりを要求するの
で、消費者のほうの誤りの機会も増加する。例えば、1
6.22ドルを保有するカードによって12.73ドル
の買い物をするときに、2つの桁上がりが、小数の金額
により要求される。
【0019】そのために、電子キャッシュの買い物の前
及び/又は後に、その人のICカードに残っている期待
残高を消費者が容易に確認できるようにする方法の必要
性がある。
及び/又は後に、その人のICカードに残っている期待
残高を消費者が容易に確認できるようにする方法の必要
性がある。
【0020】上記したように、増加した機能を与える必
要性によって、関連する電子装置によって消費される電
力を供給するのに十分な電源の必要が生じる。昔のIC
カード読取装置は、内蔵電池又は外部手段のいずれかの
単一の電源を持っていた。これらの及び他の問題が、同
様にいくつかの電源を管理することができるスマート電
源管理に関する本発明の種々の態様によって解決され
る。読取装置が、外部システムと連結されたときに、内
部電池又は追加の電源が、動作のために要求されたとき
に、起動される。
要性によって、関連する電子装置によって消費される電
力を供給するのに十分な電源の必要が生じる。昔のIC
カード読取装置は、内蔵電池又は外部手段のいずれかの
単一の電源を持っていた。これらの及び他の問題が、同
様にいくつかの電源を管理することができるスマート電
源管理に関する本発明の種々の態様によって解決され
る。読取装置が、外部システムと連結されたときに、内
部電池又は追加の電源が、動作のために要求されたとき
に、起動される。
【0021】本発明の目的は、携帯性が向上したICカ
ード読取装置を提供することにある。
ード読取装置を提供することにある。
【0022】本発明の他の目的は、上記した問題を克服
する装置を提供することにある。
する装置を提供することにある。
【0023】本発明のこれらの及び他の目的は、以下に
開示される方法及び装置によって達成される。
開示される方法及び装置によって達成される。
【0024】
【課題を解決するための手段】本発明によるICカード
読取装置の例示的な実施の形態には、端末型読取装置に
匹敵する通信性能及び機能を提供するために、外部イン
タフェースモジュールに接続するための入出力(I/
O)ポートが都合よく備えられている。また、インタフ
ェースモジュールは、RS232、赤外線(IR)、無
線周波数(RF)、又は電話線とのインタフェース接続
するモデムを含む種々の形式を採用することができる。
読取装置の例示的な実施の形態には、端末型読取装置に
匹敵する通信性能及び機能を提供するために、外部イン
タフェースモジュールに接続するための入出力(I/
O)ポートが都合よく備えられている。また、インタフ
ェースモジュールは、RS232、赤外線(IR)、無
線周波数(RF)、又は電話線とのインタフェース接続
するモデムを含む種々の形式を採用することができる。
【0025】装置の厚さに悪影響を与えることなく外部
装置とインタフェース接続することに関する問題は、回
路基板を撓ませる又は曲げることにより、本発明の一態
様によって解決される。特に、基板のI/O指状部(fi
ngers)は延ばされており、基板は過度の負荷なく曲げ
られている。I/Oコネクタのそばでは、周囲を囲うプ
ラスチックケース内において2つの面の間に基板が保持
され、外壁に垂直に保持される。
装置とインタフェース接続することに関する問題は、回
路基板を撓ませる又は曲げることにより、本発明の一態
様によって解決される。特に、基板のI/O指状部(fi
ngers)は延ばされており、基板は過度の負荷なく曲げ
られている。I/Oコネクタのそばでは、周囲を囲うプ
ラスチックケース内において2つの面の間に基板が保持
され、外壁に垂直に保持される。
【0026】本発明の例示的な実施の形態は、消費者が
買い物の後におけるその人のスマートカードの期待残高
を容易に計算させることによって、電子取引における期
待釣り銭を決めることの問題の解決策を有する。本発明
は、買い物にスマートカード電子キャッシュを使ったと
きに、正しい購入金額と期待残高を確認する問題に対す
る単純な解決策を提案する。それは、ユーザが買い物に
続きその人のカードの期待残高を迅速かつ正しく確認で
きるように、カード読取装置にキーパッドを組み合わせ
る。
買い物の後におけるその人のスマートカードの期待残高
を容易に計算させることによって、電子取引における期
待釣り銭を決めることの問題の解決策を有する。本発明
は、買い物にスマートカード電子キャッシュを使ったと
きに、正しい購入金額と期待残高を確認する問題に対す
る単純な解決策を提案する。それは、ユーザが買い物に
続きその人のカードの期待残高を迅速かつ正しく確認で
きるように、カード読取装置にキーパッドを組み合わせ
る。
【0027】増加した機能に伴う電子装置の動作に必要
な電力を供給する2つの電池を保持する電池収納部を持
つ本発明の例示的な実施の形態が、本発明の他の態様に
よって提供されている。
な電力を供給する2つの電池を保持する電池収納部を持
つ本発明の例示的な実施の形態が、本発明の他の態様に
よって提供されている。
【0028】これら及び他の特徴、態様、及び利点は、
本発明の詳細な説明において以下に説明され、添付図面
に図示された本発明の実施の形態によって提供されてい
る。
本発明の詳細な説明において以下に説明され、添付図面
に図示された本発明の実施の形態によって提供されてい
る。
【0029】
【発明の実施の形態】本発明は、添付図面に示される実
施の形態に関する例としてより詳細に説明される。以下
に説明される実施の形態は、例として示されたものにす
ぎず、本発明の概念をいかなる特定の物理的構成に限定
するものとして解釈されるべきでないことは念頭に置か
れるべきである。
施の形態に関する例としてより詳細に説明される。以下
に説明される実施の形態は、例として示されたものにす
ぎず、本発明の概念をいかなる特定の物理的構成に限定
するものとして解釈されるべきでないことは念頭に置か
れるべきである。
【0030】本発明の例示的な実施の形態が、図1に示
される。市販の形における本発明の実施の形態は、バリ
ューチェッカープラス(ValueChecker+:
VC+)として知られている。この製品は、オリジナル
のバリューチェッカー(ValueChecker)の
改良であり、強化された能力及び機能が取り入れられて
いる(ValueCheckerとValueChec
ker+は、所有権を主張できる商標であり、すべての
権利が所有されている。)。
される。市販の形における本発明の実施の形態は、バリ
ューチェッカープラス(ValueChecker+:
VC+)として知られている。この製品は、オリジナル
のバリューチェッカー(ValueChecker)の
改良であり、強化された能力及び機能が取り入れられて
いる(ValueCheckerとValueChec
ker+は、所有権を主張できる商標であり、すべての
権利が所有されている。)。
【0031】図1の携帯型読取装置101(Value
Checker+)は、例えばプラスチック製のケース
102と、ディスプレイ104と、キーパッド106K
とを有する。キーパッド106Kは、ユーザに、ICカ
ード用の種々の事前定義機能を選択させるキーパッド入
力(モジュール)である。図示されるように、そこには
数値キー及び機能キーの4行5列(4×5)のマトリッ
クスがあり、マトリックスの一つの列には4個の矢印キ
ーが含まれている。図示された実施の形態は、4行5列
のマトリックスを持つピンパッド型(pinpad-sized)キ
ーパッドを用いている。しかし、本発明は、この特定の
キー配列に限定されず、特許請求の範囲において定義さ
れた本発明の範囲内における他のキー配列を含むことが
できる。電池トレー112は、装置の一側面に沿って備
えられている。装置には、フェースプレート、即ち、カ
バー114が備えられており、これには商標及び会社名
が記載される。装置には、指用の切欠きが付けられたス
ロット108が、ICカードの挿入及び引抜きのために
備えられている。図1から理解できるように、この装置
は、ICカード自身より寸法がそれほど大きくなく、こ
のため、技術と設計の工夫により、この装置を、例え
ば、シャツのポケット又は札入れの中に都合よくぴった
り入れることを可能にできる。説明された要素の配置
は、本発明の精神の範囲内において変更することができ
る。図1に示される配置は、本発明の例示的な実施の形
態を図解するためのものである。
Checker+)は、例えばプラスチック製のケース
102と、ディスプレイ104と、キーパッド106K
とを有する。キーパッド106Kは、ユーザに、ICカ
ード用の種々の事前定義機能を選択させるキーパッド入
力(モジュール)である。図示されるように、そこには
数値キー及び機能キーの4行5列(4×5)のマトリッ
クスがあり、マトリックスの一つの列には4個の矢印キ
ーが含まれている。図示された実施の形態は、4行5列
のマトリックスを持つピンパッド型(pinpad-sized)キ
ーパッドを用いている。しかし、本発明は、この特定の
キー配列に限定されず、特許請求の範囲において定義さ
れた本発明の範囲内における他のキー配列を含むことが
できる。電池トレー112は、装置の一側面に沿って備
えられている。装置には、フェースプレート、即ち、カ
バー114が備えられており、これには商標及び会社名
が記載される。装置には、指用の切欠きが付けられたス
ロット108が、ICカードの挿入及び引抜きのために
備えられている。図1から理解できるように、この装置
は、ICカード自身より寸法がそれほど大きくなく、こ
のため、技術と設計の工夫により、この装置を、例え
ば、シャツのポケット又は札入れの中に都合よくぴった
り入れることを可能にできる。説明された要素の配置
は、本発明の精神の範囲内において変更することができ
る。図1に示される配置は、本発明の例示的な実施の形
態を図解するためのものである。
【0032】図では、インタフェースコネクタチャネル
110は、ケース102の一端に備えられている。以下
により詳細に説明される追加のインタフェースモジュー
ル、例えば、パーソナルコンピュータアダプタ(PC
A)を用いて、携帯型読取装置101を通してICカー
ドをパーソナルコンピュータ(PC)にインタフェース
接続する機能が与えられる。以下に説明されるVC+用
のPCAの実施の形態は、以前のバリューチェッカー装
置と共に用いられたPCAと同じようなサイズ及び形状
(形状要素)である。
110は、ケース102の一端に備えられている。以下
により詳細に説明される追加のインタフェースモジュー
ル、例えば、パーソナルコンピュータアダプタ(PC
A)を用いて、携帯型読取装置101を通してICカー
ドをパーソナルコンピュータ(PC)にインタフェース
接続する機能が与えられる。以下に説明されるVC+用
のPCAの実施の形態は、以前のバリューチェッカー装
置と共に用いられたPCAと同じようなサイズ及び形状
(形状要素)である。
【0033】最初に述べられたように、VC+携帯型読
取装置101の小型のデザインは、それを、以前の既知
のICカード読取装置、例えば、デスクトップ型スマー
トカード読取装置及びポス端末装置と異ならせる一要素
であり、携帯型読取装置101の携帯性を有利にしてい
る。都合のよい薄型デザインは、我々が生活している自
動車世界のための種々の有用な応用の可能性を広げる。
取装置101の小型のデザインは、それを、以前の既知
のICカード読取装置、例えば、デスクトップ型スマー
トカード読取装置及びポス端末装置と異ならせる一要素
であり、携帯型読取装置101の携帯性を有利にしてい
る。都合のよい薄型デザインは、我々が生活している自
動車世界のための種々の有用な応用の可能性を広げる。
【0034】図示された例示的な好ましい実施の形態に
おいては、携帯型読取装置101は、ほぼ四角形状であ
り、標準的なシャツのポケット又は札入れに楽に入るサ
イズにされている。しかし、小型サイズ及び利便性の利
点が維持される限り、本発明の精神の範囲内において他
の形状及びサイズとすることが可能である。
おいては、携帯型読取装置101は、ほぼ四角形状であ
り、標準的なシャツのポケット又は札入れに楽に入るサ
イズにされている。しかし、小型サイズ及び利便性の利
点が維持される限り、本発明の精神の範囲内において他
の形状及びサイズとすることが可能である。
【0035】PCAと共に動作するときにPC環境との
インタフェース接続を提供するほかに、スタンドアロン
(独立型)モードで動作するときに、VC+は、ICカ
ードからの選択的情報をユーザに提供することもでき
る。実装されているキーパッド入力(モジュール)は、
ユーザが携帯型読取装置101の動作を制御することを
可能にする。
インタフェース接続を提供するほかに、スタンドアロン
(独立型)モードで動作するときに、VC+は、ICカ
ードからの選択的情報をユーザに提供することもでき
る。実装されているキーパッド入力(モジュール)は、
ユーザが携帯型読取装置101の動作を制御することを
可能にする。
【0036】増加した機能のための十分な電力を提供す
ることは、本発明の他の目的である。図2及び3を参照
すると、例として、2個の電池210用のスペースを持
つ電池トレー204が図示されている。電池トレー20
4は、ケース102のどの端部に配置されてもよく、指
穴(フィンガースロット)を通して簡単に接触するため
に内側及び外側にスライドする。図示されるように、接
点206及び208は、携帯型読取装置101(例え
ば、印刷回路基板PCB)の電子回路に電池210を電
気的に接続する。回路基板106は、動作に要求される
電子回路に加えて、基板上に後述されるキーパッド10
6Kのキーを有し、このようにしてキーパッド入力モジ
ュール106を形成する。回路基板は、図示された実施
の形態において、リボンコネクタ(幅広薄型コネクタ)
202によってディスプレイに接続される。
ることは、本発明の他の目的である。図2及び3を参照
すると、例として、2個の電池210用のスペースを持
つ電池トレー204が図示されている。電池トレー20
4は、ケース102のどの端部に配置されてもよく、指
穴(フィンガースロット)を通して簡単に接触するため
に内側及び外側にスライドする。図示されるように、接
点206及び208は、携帯型読取装置101(例え
ば、印刷回路基板PCB)の電子回路に電池210を電
気的に接続する。回路基板106は、動作に要求される
電子回路に加えて、基板上に後述されるキーパッド10
6Kのキーを有し、このようにしてキーパッド入力モジ
ュール106を形成する。回路基板は、図示された実施
の形態において、リボンコネクタ(幅広薄型コネクタ)
202によってディスプレイに接続される。
【0037】小型のモジュラ式ICカード(チップカー
ド)インタフェースシステムを提供することは、本発明
の他の目的である。前述したように、ICカード用の従
来の2種類の読取装置/インタフェースシステムは、携
帯性又は接続性の両方ではなく、いずれか一方を提供す
る。本発明においては、新規なモジュラ式ICカードイ
ンタフェースシステムが説明されている。モジュラ式I
Cカードインタフェースシステムは、携帯するのに十分
小型であるばかりでなく、異なる手段(例えば、無線周
波数、赤外線、及びRS232)を通して他のシステム
と通信できるほど十分に汎用性の高いものである。本発
明によるシステムの実施の形態は、本質的には2つの部
分を有する。第1の部分は、キーパッド入力(モジュー
ル)106と、液晶ディスプレイモジュール(LCDモ
ジュール)104と、インタフェースコネクタチャネル
110(ポート)とを備えた携帯型読取装置(図1)で
ある。第2の部分は、コネクタと、回路と、ケーブル配
線、例えば、600(図6参照)を有するインタフェー
スモジュールである。
ド)インタフェースシステムを提供することは、本発明
の他の目的である。前述したように、ICカード用の従
来の2種類の読取装置/インタフェースシステムは、携
帯性又は接続性の両方ではなく、いずれか一方を提供す
る。本発明においては、新規なモジュラ式ICカードイ
ンタフェースシステムが説明されている。モジュラ式I
Cカードインタフェースシステムは、携帯するのに十分
小型であるばかりでなく、異なる手段(例えば、無線周
波数、赤外線、及びRS232)を通して他のシステム
と通信できるほど十分に汎用性の高いものである。本発
明によるシステムの実施の形態は、本質的には2つの部
分を有する。第1の部分は、キーパッド入力(モジュー
ル)106と、液晶ディスプレイモジュール(LCDモ
ジュール)104と、インタフェースコネクタチャネル
110(ポート)とを備えた携帯型読取装置(図1)で
ある。第2の部分は、コネクタと、回路と、ケーブル配
線、例えば、600(図6参照)を有するインタフェー
スモジュールである。
【0038】図1(A)〜(D)は、本発明の実施の形
態によるICカード携帯型読取装置101の外観を図示
している。図2は、図1の携帯型読取装置の分解図であ
り、携帯型読取装置101に接続するインタフェースア
ダプタプラグ218と、本発明の実施の形態により電池
210がどのように置かれるかを示している。アダプタ
プラグ218は、図示されているように、回路基板の延
長部上の接続部222に連結する電気プラグ220を有
する。より詳細に後述されるように、回路基板のこの部
分は、曲げられており、より小型でしかも頑丈なデザイ
ンを提供する。
態によるICカード携帯型読取装置101の外観を図示
している。図2は、図1の携帯型読取装置の分解図であ
り、携帯型読取装置101に接続するインタフェースア
ダプタプラグ218と、本発明の実施の形態により電池
210がどのように置かれるかを示している。アダプタ
プラグ218は、図示されているように、回路基板の延
長部上の接続部222に連結する電気プラグ220を有
する。より詳細に後述されるように、回路基板のこの部
分は、曲げられており、より小型でしかも頑丈なデザイ
ンを提供する。
【0039】図2は、また、下部カバー214と、IC
カードチャネルカバー211と、ケース102の主要部
と、上部カバー板114とが分解された様子を図示して
いる。図3(A)〜(G)は、拡大されより詳細にされ
た電池トレー204と、接点206及び208とをに示
す。
カードチャネルカバー211と、ケース102の主要部
と、上部カバー板114とが分解された様子を図示して
いる。図3(A)〜(G)は、拡大されより詳細にされ
た電池トレー204と、接点206及び208とをに示
す。
【0040】図4(A)は、透視図によってコネクタ2
18への携帯型読取装置101の接続を示す。前述した
ように、コネクタ218は、回路基板の延長部に、イン
タフェースコネクタチャネル110(図4(B)にも示
される)で、連結している。この領域における回路基板
の曲がりは、図5の断面図に示されている。曲げること
によって、基板の曲がり部の長さLは短縮され、このた
め全体のデザインがより小型になる。手持ち式(ハンデ
ィータイプ)のICカード読取装置の厚さを薄くするこ
とは、本発明の目的である。手持ち式のICカード読取
装置にとって、形状要素は、装置が持ち運びに適し且つ
容易であることを保証する上で重要である。サイズを最
適化すること及び重さを最適化することは、本発明の目
的を達成するために要求される多くの要素のうちの2つ
である。寸法は、他のものより手持ち式装置の利便性に
とってより重要である。本発明による手持ち式ICカー
ド読取装置の設計の場合において、装置の厚さは携帯性
にとって重要である。このサイズの装置は、シャツのポ
ケット、札入れ、又は小さな財布に簡単に入れることが
でき、厚さの寸法は、例えば、シャツのポケットや札入
れに入れてどれだけ簡単に持ち運べるかを大きく左右す
る。
18への携帯型読取装置101の接続を示す。前述した
ように、コネクタ218は、回路基板の延長部に、イン
タフェースコネクタチャネル110(図4(B)にも示
される)で、連結している。この領域における回路基板
の曲がりは、図5の断面図に示されている。曲げること
によって、基板の曲がり部の長さLは短縮され、このた
め全体のデザインがより小型になる。手持ち式(ハンデ
ィータイプ)のICカード読取装置の厚さを薄くするこ
とは、本発明の目的である。手持ち式のICカード読取
装置にとって、形状要素は、装置が持ち運びに適し且つ
容易であることを保証する上で重要である。サイズを最
適化すること及び重さを最適化することは、本発明の目
的を達成するために要求される多くの要素のうちの2つ
である。寸法は、他のものより手持ち式装置の利便性に
とってより重要である。本発明による手持ち式ICカー
ド読取装置の設計の場合において、装置の厚さは携帯性
にとって重要である。このサイズの装置は、シャツのポ
ケット、札入れ、又は小さな財布に簡単に入れることが
でき、厚さの寸法は、例えば、シャツのポケットや札入
れに入れてどれだけ簡単に持ち運べるかを大きく左右す
る。
【0041】既に説明されたように、本発明によるIC
カード携帯型読取装置101には、外部装置に接続する
ための入出力(I/O)ポートが都合よく備えられてい
る。回路基板の端部接点、即ち、「指状部(finger
s)」が、I/Oコネクタとして使用され、例えば、コ
ンピュータ又は他の電子システムの筐体から出ることは
普通のことである。しかし、一般に、これらの場合に
は、サイズは人を駆り立てる要素ではなく、そのため通
常は連結するコネクタのために十分なスペースを利用で
きるか、又は、接続ケーブルの厚さが装置筐体の高さの
変更を要求しないように回路基板が配置される。
カード携帯型読取装置101には、外部装置に接続する
ための入出力(I/O)ポートが都合よく備えられてい
る。回路基板の端部接点、即ち、「指状部(finger
s)」が、I/Oコネクタとして使用され、例えば、コ
ンピュータ又は他の電子システムの筐体から出ることは
普通のことである。しかし、一般に、これらの場合に
は、サイズは人を駆り立てる要素ではなく、そのため通
常は連結するコネクタのために十分なスペースを利用で
きるか、又は、接続ケーブルの厚さが装置筐体の高さの
変更を要求しないように回路基板が配置される。
【0042】本発明によるICカード携帯型読取装置1
01の場合に、印刷回路基板は、例えば、上部のほうの
装置構造の2番目の層として備えられている(図2、装
置の一実施の形態の分解図参照)。このことは、フェー
スプレート、即ち、カバー114として低価格なカバー
ラベルを使用して、装置及び薄膜スイッチキーパッド1
06Kを同時に完成させることを可能にしている。
01の場合に、印刷回路基板は、例えば、上部のほうの
装置構造の2番目の層として備えられている(図2、装
置の一実施の形態の分解図参照)。このことは、フェー
スプレート、即ち、カバー114として低価格なカバー
ラベルを使用して、装置及び薄膜スイッチキーパッド1
06Kを同時に完成させることを可能にしている。
【0043】しかし、もしI/O接続用の指状部222
が、カバーラベル114の下に配置替えされなかったな
らば、周囲を囲うケース102に出っ張りを作る必要、
又は、接続用の指状部222自身を露出させ、アダプタ
プラグ218を携帯型読取装置101の上部の上に突き
出させる必要がある。この問題は、本発明の一態様に従
い、回路基板を撓ませ又は曲げることによって、以下に
さらに説明されるように、そして図5に図示されるよう
に、解決される。
が、カバーラベル114の下に配置替えされなかったな
らば、周囲を囲うケース102に出っ張りを作る必要、
又は、接続用の指状部222自身を露出させ、アダプタ
プラグ218を携帯型読取装置101の上部の上に突き
出させる必要がある。この問題は、本発明の一態様に従
い、回路基板を撓ませ又は曲げることによって、以下に
さらに説明されるように、そして図5に図示されるよう
に、解決される。
【0044】印刷回路基板を曲げるアイデアに関して
は、例えば、装置の内部電子回路基板を接続するケーブ
ルの形のフレキシブル接点を有する概念を用いることが
知られているだけである。この場合には、そのようなフ
レキシブル接点より厚い基板が、例えば、約0.020
インチ(0.5mm)厚の印刷回路基板に接続する外部
ケーブルシステムのために必要とされた。この厚さの要
求は、克服する必要があり、携帯型読取装置101の厚
さの相当な増加を生じさせる2つの設計上の問題を生じ
させた。
は、例えば、装置の内部電子回路基板を接続するケーブ
ルの形のフレキシブル接点を有する概念を用いることが
知られているだけである。この場合には、そのようなフ
レキシブル接点より厚い基板が、例えば、約0.020
インチ(0.5mm)厚の印刷回路基板に接続する外部
ケーブルシステムのために必要とされた。この厚さの要
求は、克服する必要があり、携帯型読取装置101の厚
さの相当な増加を生じさせる2つの設計上の問題を生じ
させた。
【0045】問題箇所は、接続用の指状部222におい
て回路基板に接続されたときに、カバーラベル114の
面上に突き出るであろうI/Oアダプタプラグ218と
コネクタ220にあった。従来の設計実務は、I/Oア
ダプタプラグの要求に適合するために、厚さを単に増加
させることであった。しかし、厚さを最小に保つこと
が、本発明の目的である。そのために、本発明において
は、携帯型読取装置101をより厚くしないようにする
ために、ラベル114の面の下の回路基板を、普通では
なく直感に逆らった手法、即ち、曲げることが用いられ
た。しかし、こうすることによって、考慮されなければ
ならない2つの設計上の検討事項があった。
て回路基板に接続されたときに、カバーラベル114の
面上に突き出るであろうI/Oアダプタプラグ218と
コネクタ220にあった。従来の設計実務は、I/Oア
ダプタプラグの要求に適合するために、厚さを単に増加
させることであった。しかし、厚さを最小に保つこと
が、本発明の目的である。そのために、本発明において
は、携帯型読取装置101をより厚くしないようにする
ために、ラベル114の面の下の回路基板を、普通では
なく直感に逆らった手法、即ち、曲げることが用いられ
た。しかし、こうすることによって、考慮されなければ
ならない2つの設計上の検討事項があった。
【0046】1)基板は、疲労し又はポキッと折れるこ
とがないように弾性限度を超えて曲げられることがな
い。
とがないように弾性限度を超えて曲げられることがな
い。
【0047】2)基板のコネクタ領域は、理想的には、
それを囲う装置ケースの外壁に垂直であるべきであり、
そうでなければ、コネクタ接点の健全性は害されるであ
ろう。
それを囲う装置ケースの外壁に垂直であるべきであり、
そうでなければ、コネクタ接点の健全性は害されるであ
ろう。
【0048】これらの問題及び設計上の検討事項を処理
するために、回路基板のI/O接続用の指状部222
は、例示的な実施の形態において、例えば、概ね10m
m延ばされ、その結果、回路基板を安全に曲げることが
できる。I/Oコネクタ領域の近くでは、基板は、携帯
型読取装置101(図5参照)の外壁に垂直にそれを保
持するケース102内において2つの面S1及びS2の
間にしっかりと保持される。
するために、回路基板のI/O接続用の指状部222
は、例示的な実施の形態において、例えば、概ね10m
m延ばされ、その結果、回路基板を安全に曲げることが
できる。I/Oコネクタ領域の近くでは、基板は、携帯
型読取装置101(図5参照)の外壁に垂直にそれを保
持するケース102内において2つの面S1及びS2の
間にしっかりと保持される。
【0049】このデザインにおいては、例えば、約6m
m厚の薄いスロットがあり、工作機械設備におけるスラ
イド又はサイド動作によって作ることができる。このス
ロットは、上面及び下面S1及びS2を作り、曲げられ
た印刷回路基板(PCB)を携帯型読取装置101の外
側端部に垂直に保持する。携帯型読取装置101を組み
立てるために、第1に、PCBのI/O接続用の指状部
222が、面S1及びS2の間のこのスロットに挿入さ
れる。ねじを回す間にPCBは、ケース102の上部に
押し付けられる。または、例えば、熱ステーキ処理(he
at stake process)は、PCBをケース102に固定す
る。ケースの形状とPCBのI/O接続用の指状部22
2の長さにより自動的に、指状部222は正しい位置に
配置される(図2及び図5参照)。
m厚の薄いスロットがあり、工作機械設備におけるスラ
イド又はサイド動作によって作ることができる。このス
ロットは、上面及び下面S1及びS2を作り、曲げられ
た印刷回路基板(PCB)を携帯型読取装置101の外
側端部に垂直に保持する。携帯型読取装置101を組み
立てるために、第1に、PCBのI/O接続用の指状部
222が、面S1及びS2の間のこのスロットに挿入さ
れる。ねじを回す間にPCBは、ケース102の上部に
押し付けられる。または、例えば、熱ステーキ処理(he
at stake process)は、PCBをケース102に固定す
る。ケースの形状とPCBのI/O接続用の指状部22
2の長さにより自動的に、指状部222は正しい位置に
配置される(図2及び図5参照)。
【0050】図5に、曲げられた回路基板の構成が、断
面図で図示されている。アダプタプラグ218は、スロ
ットを通して回路基板の端部Eに容易に接続される。回
路基板の端部は、装置ケース102の面S1及びS2の
間に垂直に保持される。回路基板が、長さLの部分で曲
げられ、その後平行になり、カバーラベル114は、ケ
ース102の上部と同一平面で設置でき、薄膜スイッチ
キーパッド106Kを形成する。
面図で図示されている。アダプタプラグ218は、スロ
ットを通して回路基板の端部Eに容易に接続される。回
路基板の端部は、装置ケース102の面S1及びS2の
間に垂直に保持される。回路基板が、長さLの部分で曲
げられ、その後平行になり、カバーラベル114は、ケ
ース102の上部と同一平面で設置でき、薄膜スイッチ
キーパッド106Kを形成する。
【0051】図6及び図7は、インタフェースモジュー
ル600と携帯型カード読取装置101の、接続状態及
び非接続状態における、2つの異なる図を示す。図示さ
れるように、モジュールケース602は、前述されたコ
ネクタ218にケーブル604を介して連結されてい
る。モジュールケース602は、ノブ606が備えられ
ており、例えば、PC又はモデムの後ろに備えられるよ
うに標準インタフェースソケット(図示せず)にモジュ
ールケース602を接続するように用いられる。ねじ山
の切られた先端部606Aは、ネジ溝の切られたソケッ
トにねじ込まれるためのものであり、モジュールケース
602上のプラグ702を議論されている外部装置、例
えば、PC又はモデムに固定する。
ル600と携帯型カード読取装置101の、接続状態及
び非接続状態における、2つの異なる図を示す。図示さ
れるように、モジュールケース602は、前述されたコ
ネクタ218にケーブル604を介して連結されてい
る。モジュールケース602は、ノブ606が備えられ
ており、例えば、PC又はモデムの後ろに備えられるよ
うに標準インタフェースソケット(図示せず)にモジュ
ールケース602を接続するように用いられる。ねじ山
の切られた先端部606Aは、ネジ溝の切られたソケッ
トにねじ込まれるためのものであり、モジュールケース
602上のプラグ702を議論されている外部装置、例
えば、PC又はモデムに固定する。
【0052】図8(A)及び(B)は、携帯型読取装置
101の実施の形態と、装置101の電子システムと、
内部にRS232型トランシーバ回路を有するインタフ
ェースモジュールケース802との実施の形態の基本ブ
ロック図を示す。ケーブル804は、モジュールケース
802をコネクタ818に連結し、コネクタ818は、
インタフェースコネクタチャネル110において携帯型
読取装置101に接続する。このように、携帯型読取装
置101のマイクロコントローラ装置(MCU)806
は、入出力のために、モジュールケース802における
インタフェースポート820と回路を通して外部装置に
接続される。MCU806は、ディスプレイ104と、
キーパッド106Kと、携帯型読取装置101に挿入さ
れたICカード810へのインタフェースポート808
とに連結されている。モジュールケース802内のRS
232トランシーバ回路は、例えば、標準コネクタを通
してRS232ポートにインタフェース接続される。
101の実施の形態と、装置101の電子システムと、
内部にRS232型トランシーバ回路を有するインタフ
ェースモジュールケース802との実施の形態の基本ブ
ロック図を示す。ケーブル804は、モジュールケース
802をコネクタ818に連結し、コネクタ818は、
インタフェースコネクタチャネル110において携帯型
読取装置101に接続する。このように、携帯型読取装
置101のマイクロコントローラ装置(MCU)806
は、入出力のために、モジュールケース802における
インタフェースポート820と回路を通して外部装置に
接続される。MCU806は、ディスプレイ104と、
キーパッド106Kと、携帯型読取装置101に挿入さ
れたICカード810へのインタフェースポート808
とに連結されている。モジュールケース802内のRS
232トランシーバ回路は、例えば、標準コネクタを通
してRS232ポートにインタフェース接続される。
【0053】図8(B)は、本発明の例示的な実施の形
態、即ち、PCAインタフェースシステム802,80
4,818を備えたVC+携帯型読取装置101のブロ
ック図である。システムの概要が、ここに示される。携
帯型読取装置101のMCU806は、例示的な好まし
い実施の形態において、以下の特徴及び特性を有する。
例として、MCU806は、12文字表示LCDディス
プレイ(全部で116セグメント)104をサポートす
る内部LCD駆動回路と、4行5列のキーパッドマトリ
クスのためのキーパッドインタフェースと、ケーブルシ
ステムのためのインタフェースポート820と、ICカ
ード810のためのインタフェースポート808とを備
えた8ビットマイクロコントローラである。マイクロコ
ントローラの他のタイプは、当業者が理解できるよう
に、異なるキーパッドとディスプレイの使用を可能に
し、典型的な実施の形態の上記説明は、例示及び説明の
ためにのみ提供されたものである。
態、即ち、PCAインタフェースシステム802,80
4,818を備えたVC+携帯型読取装置101のブロ
ック図である。システムの概要が、ここに示される。携
帯型読取装置101のMCU806は、例示的な好まし
い実施の形態において、以下の特徴及び特性を有する。
例として、MCU806は、12文字表示LCDディス
プレイ(全部で116セグメント)104をサポートす
る内部LCD駆動回路と、4行5列のキーパッドマトリ
クスのためのキーパッドインタフェースと、ケーブルシ
ステムのためのインタフェースポート820と、ICカ
ード810のためのインタフェースポート808とを備
えた8ビットマイクロコントローラである。マイクロコ
ントローラの他のタイプは、当業者が理解できるよう
に、異なるキーパッドとディスプレイの使用を可能に
し、典型的な実施の形態の上記説明は、例示及び説明の
ためにのみ提供されたものである。
【0054】例示的な実施の形態における典型的なLC
Dディスプレイ104は、以下の特性を持つ。ディスプ
レイ104は、例えば、10文字ディスプレイ(12桁
7セグメント表示)であり、その中で、5つの追加のセ
グメントが、特別なアイコンのために用いることができ
る。ディスプレイ104は、5ボルトで動作し、例え
ば、1/3のバイアスの比と、1/4のデューティサイ
クルを持つ。
Dディスプレイ104は、以下の特性を持つ。ディスプ
レイ104は、例えば、10文字ディスプレイ(12桁
7セグメント表示)であり、その中で、5つの追加のセ
グメントが、特別なアイコンのために用いることができ
る。ディスプレイ104は、5ボルトで動作し、例え
ば、1/3のバイアスの比と、1/4のデューティサイ
クルを持つ。
【0055】例示的な実施の形態における典型的なキー
パッド106Kは、例えば、4行5列に配列された20
個のキー(10個のキーは数字用、10個のキーは他の
機能用)である。キーパッド106Kは、例えば、その
上に貼られた、印刷シルバーインク表面ラベル114を
持ち、そしてキースイッチは、典型的には、回路の表面
上のキーパッドマトリックスとして配置された薄膜スイ
ッチである。
パッド106Kは、例えば、4行5列に配列された20
個のキー(10個のキーは数字用、10個のキーは他の
機能用)である。キーパッド106Kは、例えば、その
上に貼られた、印刷シルバーインク表面ラベル114を
持ち、そしてキースイッチは、典型的には、回路の表面
上のキーパッドマトリックスとして配置された薄膜スイ
ッチである。
【0056】好ましい実施の形態における典型的なIC
カードインタフェースポート808は、例えば、ISO
−7816に適合でき、カード挿入方向に既製のICカ
ードコネクタ(図示せず)を用いる。本発明によれば、
改良されたISOプロトコルフォーマットが、典型的に
は使用される。回路モジュールケース802と携帯型読
取装置101との間の4ピンのインタフェースPCポー
ト820を通しての通信は、ここに説明される特注プロ
トコルによる。データ転送はブロック転送に基づき、デ
ータのブロックが交互に一方のエンドから他方のエンド
に転送される。本発明のプロトコルとISO−7816
標準プロトコルとの間の相違は、ここに説明される。
カードインタフェースポート808は、例えば、ISO
−7816に適合でき、カード挿入方向に既製のICカ
ードコネクタ(図示せず)を用いる。本発明によれば、
改良されたISOプロトコルフォーマットが、典型的に
は使用される。回路モジュールケース802と携帯型読
取装置101との間の4ピンのインタフェースPCポー
ト820を通しての通信は、ここに説明される特注プロ
トコルによる。データ転送はブロック転送に基づき、デ
ータのブロックが交互に一方のエンドから他方のエンド
に転送される。本発明のプロトコルとISO−7816
標準プロトコルとの間の相違は、ここに説明される。
【0057】本発明によれば、特有の「VC+プロトコ
ルフォーマット」が用いられる。このプロトコルにおい
ては、それぞれのデータブロックが、例えば、ヘッダバ
イトと、長さバイトと、ヘッダバイトの複写(duplicat
ion)とから構成される。長さバイトの値によって示さ
れたサイズの一連の情報バイトと、最後の検査合計(チ
ェックサム)バイトが、提供される。ヘッダバイトは、
複数の機能の特定の一つを明記するために使用される。
本発明によるVC+携帯型読取装置101は、以下の例
示的機能、外部ソースからコマンドデータシーケンスを
実行するためにICカードにそれを送ること、ICカー
ドから外部ソースへの指令の実行の後応答を転送するこ
と、外部ソースとICカードから表示可能なデータを受
信することを支援する。もちろん、キーパッドデータ要
求及び応答機能、通信状態及びエラー情報要求及び応
答、及び電源管理機能も与えられる。
ルフォーマット」が用いられる。このプロトコルにおい
ては、それぞれのデータブロックが、例えば、ヘッダバ
イトと、長さバイトと、ヘッダバイトの複写(duplicat
ion)とから構成される。長さバイトの値によって示さ
れたサイズの一連の情報バイトと、最後の検査合計(チ
ェックサム)バイトが、提供される。ヘッダバイトは、
複数の機能の特定の一つを明記するために使用される。
本発明によるVC+携帯型読取装置101は、以下の例
示的機能、外部ソースからコマンドデータシーケンスを
実行するためにICカードにそれを送ること、ICカー
ドから外部ソースへの指令の実行の後応答を転送するこ
と、外部ソースとICカードから表示可能なデータを受
信することを支援する。もちろん、キーパッドデータ要
求及び応答機能、通信状態及びエラー情報要求及び応
答、及び電源管理機能も与えられる。
【0058】装置の動作の接続モードは、ICカードの
データ転送の2つの方法、パススルー(pass-through)
及び非パススルー(non-pass-through)を含む。パスス
ルーにおいては、携帯型読取装置101は、ICカード
と外部ソースとの間に流されるデータのための導管とし
ての役目を果たす。第2の転送方法である非パススルー
においては、携帯型読取装置101は、コマンド及び応
答データに割り込み、それについてある動作、例えば、
データ妥当性検査及び/又はエラー処理を実行する。
データ転送の2つの方法、パススルー(pass-through)
及び非パススルー(non-pass-through)を含む。パスス
ルーにおいては、携帯型読取装置101は、ICカード
と外部ソースとの間に流されるデータのための導管とし
ての役目を果たす。第2の転送方法である非パススルー
においては、携帯型読取装置101は、コマンド及び応
答データに割り込み、それについてある動作、例えば、
データ妥当性検査及び/又はエラー処理を実行する。
【0059】それぞれのデータブロックは、例えば、N
AD(アドレス)バイト、PCB(状態)バイト、LE
N(長さ)バイトを含むプロローグ(3バイト長)と、
情報データ部(そのサイズが、LENバイトの値によっ
て特定される)と、全ブロックのためのチェックサムと
して使用されるエピローグ(1又は2バイト長)からな
る。このプロトコルにおいて、NADは、アドレス指定
のために使用され、PCBは、転送の状態を示す。しか
し、このプロトコルは、他のハードウェア周辺機器(例
えば、LCD又はキーパッド)の制御を与えず、そのた
めその性能は制限される。
AD(アドレス)バイト、PCB(状態)バイト、LE
N(長さ)バイトを含むプロローグ(3バイト長)と、
情報データ部(そのサイズが、LENバイトの値によっ
て特定される)と、全ブロックのためのチェックサムと
して使用されるエピローグ(1又は2バイト長)からな
る。このプロトコルにおいて、NADは、アドレス指定
のために使用され、PCBは、転送の状態を示す。しか
し、このプロトコルは、他のハードウェア周辺機器(例
えば、LCD又はキーパッド)の制御を与えず、そのた
めその性能は制限される。
【0060】好ましい実施の形態におけるケーブルイン
タフェース818−820は、PCMCIA型薄型ソケ
ット(リセプタクル)である。そこには、必要とされる
全部で4つのインタフェースピンVCC+、RX、TX
及びGNDによって、エッジコネクタの指状部222を
通して印刷回路基板への直接接続がある。
タフェース818−820は、PCMCIA型薄型ソケ
ット(リセプタクル)である。そこには、必要とされる
全部で4つのインタフェースピンVCC+、RX、TX
及びGNDによって、エッジコネクタの指状部222を
通して印刷回路基板への直接接続がある。
【0061】好ましい実施の形態における電源システム
は、例えば、内部回路に電力を供給するための2個のC
R2016リチウムコイン型電池210である。電池2
10は、ユーザによって、差し込み又は引き出す電池ト
レー204を通して交換できる。しかし、装置が接続モ
ードにおいて動作しているとき、いわゆるスマートカー
ド管理に従って動作しているとき、電力は、外部PCに
よって供給できる。
は、例えば、内部回路に電力を供給するための2個のC
R2016リチウムコイン型電池210である。電池2
10は、ユーザによって、差し込み又は引き出す電池ト
レー204を通して交換できる。しかし、装置が接続モ
ードにおいて動作しているとき、いわゆるスマートカー
ド管理に従って動作しているとき、電力は、外部PCに
よって供給できる。
【0062】ケーブルサブシステムは、ある好ましい実
施の形態において、例えば、ケーブルと一体に形成され
たモジュールケース802に組み込まれたRS−232
トランシーバ回路であり、例えば、4800BAUD
(ボー)のデータ転送レートを提供する。インタフェー
スは、また、携帯型読取装置101による使用のため
に、外部PCのRS−232ポートから電力を取り出す
ための電源回路をも有する。
施の形態において、例えば、ケーブルと一体に形成され
たモジュールケース802に組み込まれたRS−232
トランシーバ回路であり、例えば、4800BAUD
(ボー)のデータ転送レートを提供する。インタフェー
スは、また、携帯型読取装置101による使用のため
に、外部PCのRS−232ポートから電力を取り出す
ための電源回路をも有する。
【0063】図9(A)〜(C)は、ケーブルサブシス
テム、例えば、本発明の実施の形態によるインタフェー
スモジュール600の例示的な実施の形態を示し、典型
的なコネクタ末端部702及び218と、その間のケー
ブル604を示す。例示的に示されたシステムは、電気
プラグ220として、インタフェースポート820に接
続する、特定の4ピンのモレックス(Molex)コネクタ
(220)を使用し、それにより、携帯型IC読取装置
101をインタフェースモジュールケース602に接続
する。同じインタフェースポート820を使用すると
き、携帯型読取装置101は、後述されるように、いく
つかの異なるタイプのインタフェースモジュール600
に接続できる。そのため、図9(A)〜(C)は、本発
明の実施の形態を実現するために用いられるコネクタと
ケーブルの一例を示すにすぎない。
テム、例えば、本発明の実施の形態によるインタフェー
スモジュール600の例示的な実施の形態を示し、典型
的なコネクタ末端部702及び218と、その間のケー
ブル604を示す。例示的に示されたシステムは、電気
プラグ220として、インタフェースポート820に接
続する、特定の4ピンのモレックス(Molex)コネクタ
(220)を使用し、それにより、携帯型IC読取装置
101をインタフェースモジュールケース602に接続
する。同じインタフェースポート820を使用すると
き、携帯型読取装置101は、後述されるように、いく
つかの異なるタイプのインタフェースモジュール600
に接続できる。そのため、図9(A)〜(C)は、本発
明の実施の形態を実現するために用いられるコネクタと
ケーブルの一例を示すにすぎない。
【0064】ICカードインタフェースシステム(読取
装置及びインタフェースモジュール)をオンラインネッ
トワークに接続するために使用される通信手段によって
は、インタフェースモジュールケース602の回路は、
ICカードから引き出され携帯型カード読取装置101
によって与えられたデジタル情報を無線周波数(R
F)、赤外線(IR)又はRS232形式のような他の
種類の信号に、又は、その逆に変換する。例えば、RS
−232(PC)インタフェースモジュールは、携帯型
読取装置101に接続されたときに、ICカードデータ
をPCのRS−232ポートを通してPCに転送させら
れることができ、PCからのデータもICカードに転送
される。
装置及びインタフェースモジュール)をオンラインネッ
トワークに接続するために使用される通信手段によって
は、インタフェースモジュールケース602の回路は、
ICカードから引き出され携帯型カード読取装置101
によって与えられたデジタル情報を無線周波数(R
F)、赤外線(IR)又はRS232形式のような他の
種類の信号に、又は、その逆に変換する。例えば、RS
−232(PC)インタフェースモジュールは、携帯型
読取装置101に接続されたときに、ICカードデータ
をPCのRS−232ポートを通してPCに転送させら
れることができ、PCからのデータもICカードに転送
される。
【0065】図10から図13までは、動作プロセスに
関し、ここに詳細に説明される。モジュラ式ICカード
インタフェースシステムの動作には3つのモードがあ
る。3つの動作モードは、スタンドアロン・パッシブ、
スタンドアロン・アクティブ、及び接続モードである。
図10は、状態図の形でこれら3つの動作モードを示し
ている。図11、図12及び図13は、フローチャート
の形で動作モードの移り変わりを図示している。
関し、ここに詳細に説明される。モジュラ式ICカード
インタフェースシステムの動作には3つのモードがあ
る。3つの動作モードは、スタンドアロン・パッシブ、
スタンドアロン・アクティブ、及び接続モードである。
図10は、状態図の形でこれら3つの動作モードを示し
ている。図11、図12及び図13は、フローチャート
の形で動作モードの移り変わりを図示している。
【0066】携帯型読取装置101が、他のシステムに
接続されていないとき、例えば、インタフェースモジュ
ールが連結されていないときには、携帯型読取装置10
1はスタンドアロンモードにある。携帯型読取装置10
1は、電源を投入すると直ぐに、スタンドアロン・パッ
シブモードになる。携帯型読取装置101は、その中に
挿入されたICカードから事前定義データを取り出して
表示する。データ表示が終了した後、又は、プレスキー
の押し下げの検出によってデータ表示が中断されたとき
に、携帯型読取装置101は、スタンドアロン・アクテ
ィブモードになる。アクティブモードにあるときには、
携帯型読取装置101のキーパッド106Kを使用して
ICカードの種々の機能を実行できる。例えば、ユーザ
は、ICカードをロック(lock)又はアンロック(unlo
ck)することができる。
接続されていないとき、例えば、インタフェースモジュ
ールが連結されていないときには、携帯型読取装置10
1はスタンドアロンモードにある。携帯型読取装置10
1は、電源を投入すると直ぐに、スタンドアロン・パッ
シブモードになる。携帯型読取装置101は、その中に
挿入されたICカードから事前定義データを取り出して
表示する。データ表示が終了した後、又は、プレスキー
の押し下げの検出によってデータ表示が中断されたとき
に、携帯型読取装置101は、スタンドアロン・アクテ
ィブモードになる。アクティブモードにあるときには、
携帯型読取装置101のキーパッド106Kを使用して
ICカードの種々の機能を実行できる。例えば、ユーザ
は、ICカードをロック(lock)又はアンロック(unlo
ck)することができる。
【0067】上に説明されたようなインタフェースモジ
ュールが連結されたときに、システムは接続モードにな
り、通信制御は外部システムからになる。モジュールケ
ース602のRS−232インタフェースを使用する場
合において、PC上で動作するソフトウェアは、通信ポ
ートを全体制御することができる。
ュールが連結されたときに、システムは接続モードにな
り、通信制御は外部システムからになる。モジュールケ
ース602のRS−232インタフェースを使用する場
合において、PC上で動作するソフトウェアは、通信ポ
ートを全体制御することができる。
【0068】図10は、システムの3つの動作モードの
相対的遷移を示す。以下に、3つのモードがより詳細に
説明される。第1のモードであるスタンドアロン・パッ
シブモードにおいては、以下の適用がある。外部インタ
フェース(PC)ポート及びキーデータ入力モジュール
はこのモードにおいてはアクティブではない。携帯型読
取装置101は、ICカードからの静的(事前定義)デ
ータ、即ち、残高をLCDディスプレイ104に提供
し、及び/又は、「財布」からのデータを追跡する。こ
のモードは、携帯型読取装置101の電源投入ボタンが
押されたときに起動する。このとき、携帯型読取装置1
01は、シーケンスの終わりに達するまで、連続的にL
CDディスプレイ104に静的データを表示する。表示
シーケンスの終わりに達した後に、携帯型読取装置10
1は、もしキー入力がその間に検出されないならば、2
秒間でタイムアウト(時間切れ休止)になるであろう。
相対的遷移を示す。以下に、3つのモードがより詳細に
説明される。第1のモードであるスタンドアロン・パッ
シブモードにおいては、以下の適用がある。外部インタ
フェース(PC)ポート及びキーデータ入力モジュール
はこのモードにおいてはアクティブではない。携帯型読
取装置101は、ICカードからの静的(事前定義)デ
ータ、即ち、残高をLCDディスプレイ104に提供
し、及び/又は、「財布」からのデータを追跡する。こ
のモードは、携帯型読取装置101の電源投入ボタンが
押されたときに起動する。このとき、携帯型読取装置1
01は、シーケンスの終わりに達するまで、連続的にL
CDディスプレイ104に静的データを表示する。表示
シーケンスの終わりに達した後に、携帯型読取装置10
1は、もしキー入力がその間に検出されないならば、2
秒間でタイムアウト(時間切れ休止)になるであろう。
【0069】第2のモードであるスタンドアロン・アク
ティブモードにおいて、以下の適用がある。外部インタ
フェース(PC)ポートが動作していない。電源投入す
ると直ぐに、ユーザは、携帯型読取装置101を、キー
パッド106K上のいずれかのキーを押して静的データ
の表示シーケンスを中断することによってアクティブモ
ードに設定することができる。一旦、携帯型読取装置1
01がアクティブモードになると、ICカードは、活動
中のままになり、LCD104はユーザにデータ入力を
指示するメッセージを表示する。ユーザは、携帯型読取
装置101の機能キーを押すことによって特定の機能を
選択することができる。携帯型読取装置101は、IC
カードの状態を確認し、要求された機能を実行する。特
定の機能の終わりに、携帯型読取装置101は、アクテ
ィブモードに戻り、他の機能要求を待つ。キーパッド入
力モジュールは、15秒より長い間、アイドル状態(活
動停止状態)にある、携帯型読取装置101は、ICカ
ードの電源を切り、タイムアウトになる。
ティブモードにおいて、以下の適用がある。外部インタ
フェース(PC)ポートが動作していない。電源投入す
ると直ぐに、ユーザは、携帯型読取装置101を、キー
パッド106K上のいずれかのキーを押して静的データ
の表示シーケンスを中断することによってアクティブモ
ードに設定することができる。一旦、携帯型読取装置1
01がアクティブモードになると、ICカードは、活動
中のままになり、LCD104はユーザにデータ入力を
指示するメッセージを表示する。ユーザは、携帯型読取
装置101の機能キーを押すことによって特定の機能を
選択することができる。携帯型読取装置101は、IC
カードの状態を確認し、要求された機能を実行する。特
定の機能の終わりに、携帯型読取装置101は、アクテ
ィブモードに戻り、他の機能要求を待つ。キーパッド入
力モジュールは、15秒より長い間、アイドル状態(活
動停止状態)にある、携帯型読取装置101は、ICカ
ードの電源を切り、タイムアウトになる。
【0070】接続モードと呼ばれる第3のモードにおい
ては、以下の適用がある。外部インタフェース(PC)
ポートがアクティブである、即ち、携帯型読取装置10
1がインタフェースアダプタモジュールを通して、シリ
アルポート、例えば、PCのRS−232に接続される
とき、それは接続モードにある。指示及びデータが、P
Cに入出力される。そのうえ携帯型読取装置101への
電力は、PCによっても供給され制御される。いかなる
タイムアウトルーティンも、PCのソフトウェアによっ
て処理される。携帯型読取装置101が接続モードにあ
るとき、ICカードはPCの高水準アプリケーションプ
ログラムと対話することができるでしょう。
ては、以下の適用がある。外部インタフェース(PC)
ポートがアクティブである、即ち、携帯型読取装置10
1がインタフェースアダプタモジュールを通して、シリ
アルポート、例えば、PCのRS−232に接続される
とき、それは接続モードにある。指示及びデータが、P
Cに入出力される。そのうえ携帯型読取装置101への
電力は、PCによっても供給され制御される。いかなる
タイムアウトルーティンも、PCのソフトウェアによっ
て処理される。携帯型読取装置101が接続モードにあ
るとき、ICカードはPCの高水準アプリケーションプ
ログラムと対話することができるでしょう。
【0071】3つのモードのそれぞれにおける携帯型読
取装置101の例示的適用は、以下のように要約するこ
とができる。
取装置101の例示的適用は、以下のように要約するこ
とができる。
【0072】スタンドアロン・パッシブモード:ICカ
ードからの事前定義データ/情報、コマンドシーケン
ス、及び表示手順は、MCU、装置電源投入時における
セルフスタート動作、実時間時計(オプション)におい
てマスクされる。
ードからの事前定義データ/情報、コマンドシーケン
ス、及び表示手順は、MCU、装置電源投入時における
セルフスタート動作、実時間時計(オプション)におい
てマスクされる。
【0073】スタンドアロン・アクティブモード:ユー
ザは、キーパッドを通して選択することにより、ICカ
ードからの特定のデータ表示を選択することができ、ピ
ン表示によるICカードロック及び非ロック、チェック
チェンジ/チェックチェンジ機能(後により詳細に説明
される)、ICカードデータ記録更新、カードへの外部
データ転送、オプションのオンボード計算機能を選択す
ることができる。
ザは、キーパッドを通して選択することにより、ICカ
ードからの特定のデータ表示を選択することができ、ピ
ン表示によるICカードロック及び非ロック、チェック
チェンジ/チェックチェンジ機能(後により詳細に説明
される)、ICカードデータ記録更新、カードへの外部
データ転送、オプションのオンボード計算機能を選択す
ることができる。
【0074】接続モード:高水準に設計された複雑なア
プリケーションが、コマンドストリームに翻訳され、R
S−232ポートを通してICカードに送られ、コマン
ド実行からの応答が、同じ経路を通して戻され、特別注
文された通信プロトコルが、読取装置のLCDとキーパ
ッド制御の両方を利用する統合されたアプリケーション
環境を提供し、そしてICカードを使ったホームバンキ
ングアプリケーションをPCに実行させる。
プリケーションが、コマンドストリームに翻訳され、R
S−232ポートを通してICカードに送られ、コマン
ド実行からの応答が、同じ経路を通して戻され、特別注
文された通信プロトコルが、読取装置のLCDとキーパ
ッド制御の両方を利用する統合されたアプリケーション
環境を提供し、そしてICカードを使ったホームバンキ
ングアプリケーションをPCに実行させる。
【0075】図14は、PCインタフェースシステムを
利用した本発明の実施の形態の高水準プロセスフローチ
ャートである。このプロセスフローチャートに示されて
いるように、インタフェースシステム用の高水準プログ
ラムは、以下のように動作する。動作開始においては、
プログラムは、PCのシリアルポートを初期化し、イン
タフェースアダプタを通して通信リンクを設定し、電力
を供給して携帯型読取装置をオン状態にする。これによ
り携帯型表示装置の動作モードをもセットアップする。
初期化後、プログラムは、典型的なコマンド取り出しを
実行し、ループを実行する。内部コマンドシーケンス又
はキーボードから入力される外部コマンドシーケンスの
いずれかの使用によって、プログラムが、コマンド又は
制御データをユーザから取り出す。プログラムは、上記
した装置の特注プロトコルに合致したデータブロックを
作り、携帯型読取装置101に送出する。このデータブ
ロック内に組み込まれたオリジナルコマンドは、携帯型
読取装置101のマイクロコントローラ806によって
抽出され処理される。もしコマンドデータがICカード
用のものであるなら、携帯型読取装置101は、カード
インタフェースポート808を通過してICカード81
0に、コマンドデータを送出するであろう。そのとき、
それはコマンド実行により生じた応答を待っている。プ
ロセス制御データ、LCD出力データ、キーパッド入力
要求/応答データを含むデータブロックのために、携帯
型読取装置101は要求を処理する。データブロックの
いずれかのタイプのために、携帯型読取装置101は、
データブロックの実行のときに、PCにコマンド応答又
はプロセス状態を送り返す。一旦、インタフェースシス
テムにデータブロックを送出すると、それは応答待ちに
なる。応答がPCによって受信されたときに、それは処
理されるでしょう。そのとき、プログラムは、進み、新
コマンドを取り出し、終了までサイクルを再び開始す
る。上記ルーチンが、本発明の説明のためにのみ提供さ
れており、そしてこの技術の当業者によって認識される
ように、本発明の精神内において他のルーチンが使用で
きる。ここに説明されたルーチンにおける全ての権利が
明確に所有されている。
利用した本発明の実施の形態の高水準プロセスフローチ
ャートである。このプロセスフローチャートに示されて
いるように、インタフェースシステム用の高水準プログ
ラムは、以下のように動作する。動作開始においては、
プログラムは、PCのシリアルポートを初期化し、イン
タフェースアダプタを通して通信リンクを設定し、電力
を供給して携帯型読取装置をオン状態にする。これによ
り携帯型表示装置の動作モードをもセットアップする。
初期化後、プログラムは、典型的なコマンド取り出しを
実行し、ループを実行する。内部コマンドシーケンス又
はキーボードから入力される外部コマンドシーケンスの
いずれかの使用によって、プログラムが、コマンド又は
制御データをユーザから取り出す。プログラムは、上記
した装置の特注プロトコルに合致したデータブロックを
作り、携帯型読取装置101に送出する。このデータブ
ロック内に組み込まれたオリジナルコマンドは、携帯型
読取装置101のマイクロコントローラ806によって
抽出され処理される。もしコマンドデータがICカード
用のものであるなら、携帯型読取装置101は、カード
インタフェースポート808を通過してICカード81
0に、コマンドデータを送出するであろう。そのとき、
それはコマンド実行により生じた応答を待っている。プ
ロセス制御データ、LCD出力データ、キーパッド入力
要求/応答データを含むデータブロックのために、携帯
型読取装置101は要求を処理する。データブロックの
いずれかのタイプのために、携帯型読取装置101は、
データブロックの実行のときに、PCにコマンド応答又
はプロセス状態を送り返す。一旦、インタフェースシス
テムにデータブロックを送出すると、それは応答待ちに
なる。応答がPCによって受信されたときに、それは処
理されるでしょう。そのとき、プログラムは、進み、新
コマンドを取り出し、終了までサイクルを再び開始す
る。上記ルーチンが、本発明の説明のためにのみ提供さ
れており、そしてこの技術の当業者によって認識される
ように、本発明の精神内において他のルーチンが使用で
きる。ここに説明されたルーチンにおける全ての権利が
明確に所有されている。
【0076】図15は、RS−232用PCインタフェ
ースユニット1202を有する本発明の実施の形態のブ
ロック図である。インタフェースユニット1202は、
RS−232トランシーバ回路1204と、電源調節/
制御回路1206と、携帯型読取装置101のPCイン
タフェースポート820に連結する沖「スマートポー
ト」1208とを含む。装置1202は、パーソナルコ
ンピュータ(PC)1210のような外部目標システム
に、RS−232標準通信を介して連結する。PCイン
タフェースユニット1202は、ICカードとパーソナ
ルコンピュータ(PC)との間の接続を可能にすること
を意図している。携帯型読取装置101は、ICカード
810へのインタフェース接続を提供し、インタフェー
スユニット1202は、RS−232ポートを通してP
Cシステム1210へのインタフェース接続を提供して
いる。携帯型読取装置101は、例えば、「4ピンポー
ト」、例えば、沖スマートポート1208を通してイン
タフェースユニット1202に接続される。本発明のそ
のような実施において、ICカードコマンド及びデータ
は、例えば、本発明の特注通信プロトコルを用いて沖ス
マートポート1208を通して通信される。図示された
PCインタフェースユニットは、信号をスマートポート
1208からRS−232コンパチブル信号に変換する
ために、RS−232トランシーバ回路1204を有
し、接続モードで動作している間に、PC1210から
携帯型読取装置101への電力を供給するために電力調
節/制御回路1206を含む。装備されたPCインタフ
ェースユニット1202を用いて、携帯型読取装置10
1は、外部インタフェースユニット1202の存在を検
出し、すでに述べられたように、その動作モードを接続
モードに切り替える。その時点で、PC1210は、携
帯型読取装置101との通信を完全に制御する。
ースユニット1202を有する本発明の実施の形態のブ
ロック図である。インタフェースユニット1202は、
RS−232トランシーバ回路1204と、電源調節/
制御回路1206と、携帯型読取装置101のPCイン
タフェースポート820に連結する沖「スマートポー
ト」1208とを含む。装置1202は、パーソナルコ
ンピュータ(PC)1210のような外部目標システム
に、RS−232標準通信を介して連結する。PCイン
タフェースユニット1202は、ICカードとパーソナ
ルコンピュータ(PC)との間の接続を可能にすること
を意図している。携帯型読取装置101は、ICカード
810へのインタフェース接続を提供し、インタフェー
スユニット1202は、RS−232ポートを通してP
Cシステム1210へのインタフェース接続を提供して
いる。携帯型読取装置101は、例えば、「4ピンポー
ト」、例えば、沖スマートポート1208を通してイン
タフェースユニット1202に接続される。本発明のそ
のような実施において、ICカードコマンド及びデータ
は、例えば、本発明の特注通信プロトコルを用いて沖ス
マートポート1208を通して通信される。図示された
PCインタフェースユニットは、信号をスマートポート
1208からRS−232コンパチブル信号に変換する
ために、RS−232トランシーバ回路1204を有
し、接続モードで動作している間に、PC1210から
携帯型読取装置101への電力を供給するために電力調
節/制御回路1206を含む。装備されたPCインタフ
ェースユニット1202を用いて、携帯型読取装置10
1は、外部インタフェースユニット1202の存在を検
出し、すでに述べられたように、その動作モードを接続
モードに切り替える。その時点で、PC1210は、携
帯型読取装置101との通信を完全に制御する。
【0077】ICカード810との通信を開始するため
に、PC1210は、例えば、携帯型読取装置101に
コマンドを送出し、ICカード810のリセットを要求
する。携帯型読取装置101は、スマートポート120
8から受信するコマンドを解釈し、ICカード810の
リセットを開始する。もしICカード810のリセット
が成功したなら、携帯型読取装置101は、ICカード
810からATR(Answer to Reset:リセットに対す
る応答)バイトを受信するなら、それは交互にATR応
答をPCに送り返す。
に、PC1210は、例えば、携帯型読取装置101に
コマンドを送出し、ICカード810のリセットを要求
する。携帯型読取装置101は、スマートポート120
8から受信するコマンドを解釈し、ICカード810の
リセットを開始する。もしICカード810のリセット
が成功したなら、携帯型読取装置101は、ICカード
810からATR(Answer to Reset:リセットに対す
る応答)バイトを受信するなら、それは交互にATR応
答をPCに送り返す。
【0078】前述されたように、接続モードにあるシス
テムには2種類の動作モード、即ち、パススルーモード
と非パススルーモードがある。これらの通信方法及びシ
ーケンスは、ここで説明された全ての異なるインタフェ
ースシステムに適用できる。いくつかのインタフェース
システムの間において唯一異なる点は、通信手段及び経
路の選択である。
テムには2種類の動作モード、即ち、パススルーモード
と非パススルーモードがある。これらの通信方法及びシ
ーケンスは、ここで説明された全ての異なるインタフェ
ースシステムに適用できる。いくつかのインタフェース
システムの間において唯一異なる点は、通信手段及び経
路の選択である。
【0079】図16は、赤外線信号によって外部目標シ
ステム1304と連結する赤外線(IrDA)インタフ
ェースユニット1302を有する本発明の実施の形態の
ブロック図である。装置1302は、ICカード携帯型
読取装置101と、電源制御回路1308と、UART
/MCU1310と、LCDディスプレイ1312と、
変調回路1314と、トランスミッタ(LED)131
6と、受信機(フォトダイオード)1318と、入力モ
ジュール1322とを有する。IrDAインタフェース
システム1302は、携帯型読取装置から来るデジタル
データからIrDAコンパチブル信号への信号変換を提
供する。
ステム1304と連結する赤外線(IrDA)インタフ
ェースユニット1302を有する本発明の実施の形態の
ブロック図である。装置1302は、ICカード携帯型
読取装置101と、電源制御回路1308と、UART
/MCU1310と、LCDディスプレイ1312と、
変調回路1314と、トランスミッタ(LED)131
6と、受信機(フォトダイオード)1318と、入力モ
ジュール1322とを有する。IrDAインタフェース
システム1302は、携帯型読取装置から来るデジタル
データからIrDAコンパチブル信号への信号変換を提
供する。
【0080】図17は、UART/MCU1408を含
む無線周波数(RF)インタフェースユニット1402
を持つ本発明の実施の形態のブロック図である。UAR
T/MCU1408は、スマートポート1410と、電
源制御回路1402と、デジタル信号プロセッサ(DS
P)1414と、電力増幅器周波数合成受信器及びフィ
ルタを備えたアナログRFブロック1416と、トラン
シーバ1418とを通して、携帯型読取装置101にイ
ンタフェース接続している。この場合には、外部目標シ
ステム1404との通信は、アンテナ1406、例え
ば、セルラ網間の無線通信を通している。LCD表示1
420及び入力モジュール1422もまた備えられてい
る。RFインタフェースシステムは、携帯型読取装置1
01からのデジタルデータ信号を、アナログ信号に変換
し、その後アンテナ1406により空気中を通しての伝
送に使用するためRF(変調)信号に変換される。同軸
RF伝送も、望めば、もちろん実行できる。また、種々
の知られているRF技術のいずれかが、本発明の精神の
中において使用できる。
む無線周波数(RF)インタフェースユニット1402
を持つ本発明の実施の形態のブロック図である。UAR
T/MCU1408は、スマートポート1410と、電
源制御回路1402と、デジタル信号プロセッサ(DS
P)1414と、電力増幅器周波数合成受信器及びフィ
ルタを備えたアナログRFブロック1416と、トラン
シーバ1418とを通して、携帯型読取装置101にイ
ンタフェース接続している。この場合には、外部目標シ
ステム1404との通信は、アンテナ1406、例え
ば、セルラ網間の無線通信を通している。LCD表示1
420及び入力モジュール1422もまた備えられてい
る。RFインタフェースシステムは、携帯型読取装置1
01からのデジタルデータ信号を、アナログ信号に変換
し、その後アンテナ1406により空気中を通しての伝
送に使用するためRF(変調)信号に変換される。同軸
RF伝送も、望めば、もちろん実行できる。また、種々
の知られているRF技術のいずれかが、本発明の精神の
中において使用できる。
【0081】IR(赤外線)インタフェースモジュール
1302又はRF(無線周波数)インタフェースモジュ
ール1402が使用されるとき、モジュラ式システム
が、ICカードデータをIR又はRF媒体を通して、個
々に、外部目標装置104に伝送されるようにすること
もできる。
1302又はRF(無線周波数)インタフェースモジュ
ール1402が使用されるとき、モジュラ式システム
が、ICカードデータをIR又はRF媒体を通して、個
々に、外部目標装置104に伝送されるようにすること
もできる。
【0082】図18は、モデムインタフェースユニット
1502を有する本発明の実施の形態のブロック図であ
る。このモデムインタフェースユニット1502は、こ
の装置を携帯型読取装置101に連結するスマートポー
ト1504と、電力制御回路1506と、LCDディス
プレイ1508と、入力モジュール1510と、UAR
T/MCU1512と、モデムチップセット1514
と、トランシーバ回路1516とを有する。この装置
は、公衆システム電話網1518を通して目標システム
に連結される。モデムインタフェースシステム1502
は、携帯型読取装置101を通してICカード810か
ら送られるデジタル信号を、公衆システム電話網(PS
TN)1518にコンパチブルな(互換性のある)な信
号に変換する。
1502を有する本発明の実施の形態のブロック図であ
る。このモデムインタフェースユニット1502は、こ
の装置を携帯型読取装置101に連結するスマートポー
ト1504と、電力制御回路1506と、LCDディス
プレイ1508と、入力モジュール1510と、UAR
T/MCU1512と、モデムチップセット1514
と、トランシーバ回路1516とを有する。この装置
は、公衆システム電話網1518を通して目標システム
に連結される。モデムインタフェースシステム1502
は、携帯型読取装置101を通してICカード810か
ら送られるデジタル信号を、公衆システム電話網(PS
TN)1518にコンパチブルな(互換性のある)な信
号に変換する。
【0083】図19は、前述されたタイプの一つのよう
なモジュラ式インタフェースユニット1602を有する
本発明の実施の形態の図である。この図は、通信プロト
コルの3つの階層、即ち、アプリケーション層、トラン
スポート層、及び物理層を示す。バリューチェッカープ
ラスのモジュラ式インタフェースシステムの外観は、本
発明によって示された一般的なインタフェースシステム
を示す。このブロック図は、システムのいくつかの実施
の形態の種々の接続方法をも図示しており、3段階の通
信プロトコルが特定される。携帯型読取装置101のブ
ロック図は、同様にこの図においても示されている。
なモジュラ式インタフェースユニット1602を有する
本発明の実施の形態の図である。この図は、通信プロト
コルの3つの階層、即ち、アプリケーション層、トラン
スポート層、及び物理層を示す。バリューチェッカープ
ラスのモジュラ式インタフェースシステムの外観は、本
発明によって示された一般的なインタフェースシステム
を示す。このブロック図は、システムのいくつかの実施
の形態の種々の接続方法をも図示しており、3段階の通
信プロトコルが特定される。携帯型読取装置101のブ
ロック図は、同様にこの図においても示されている。
【0084】本発明は、以上の説明から明らかになった
ように、モジュラ式インタフェースデザインを便利にす
る。上記された特別なコマンドプロトコルが、インタフ
ェースシステムに用いられる。コマンドプロトコルは、
外部システム1604と携帯型読取装置101のMCU
806との間の通信の標準化されたコマンド構文を提供
するために使用される。
ように、モジュラ式インタフェースデザインを便利にす
る。上記された特別なコマンドプロトコルが、インタフ
ェースシステムに用いられる。コマンドプロトコルは、
外部システム1604と携帯型読取装置101のMCU
806との間の通信の標準化されたコマンド構文を提供
するために使用される。
【0085】以下に本発明の実施の形態による例示的な
コマンドプロトコルの詳細な説明がある。
コマンドプロトコルの詳細な説明がある。
【0086】以上に述べられたように、装置PCインタ
フェースに使用されたコマンドプロトコルは、ISO7
816のパート3におけるタイプ1ブロック転送プロト
コル(Type 1 block transfer protocol)に類似してい
る。それぞれのデータブロックは、指示ヘッダ、ゼロに
設定されたフィルタバイト、次のデータバイトの全長を
示す長さバイト、オプションのデータバイト、及びブロ
ック内において全ての先行するバイトのXORに等しい
最終チェックサムバイトである。コマンドブロックの全
ての値は、16進数でコード化される。
フェースに使用されたコマンドプロトコルは、ISO7
816のパート3におけるタイプ1ブロック転送プロト
コル(Type 1 block transfer protocol)に類似してい
る。それぞれのデータブロックは、指示ヘッダ、ゼロに
設定されたフィルタバイト、次のデータバイトの全長を
示す長さバイト、オプションのデータバイト、及びブロ
ック内において全ての先行するバイトのXORに等しい
最終チェックサムバイトである。コマンドブロックの全
ての値は、16進数でコード化される。
【0087】携帯型読取装置とホストPCとの間にはI
Cカード(ICC)コマンド/応答データ交換の2つの
モードがある。第1のモードは、パススルーモードであ
る。このモードにおいては、ホストPCは、全てのブロ
ックフレーム指示(block framing)、ブロックシーケ
ンス番号追跡及びエラー処理のすべてに注意を払う。ホ
ストPCから携帯型読取装置101に出力されるデータ
は、正確なコマンドデータであり、携帯型読取装置10
1は、ICカード810に送信する。また、コマンドの
実行により生じる応答は、修正なしでホストPCに送り
返される。このモードは、ホストPCがICカード81
0に対する直接制御をする状況のためのものである。
Cカード(ICC)コマンド/応答データ交換の2つの
モードがある。第1のモードは、パススルーモードであ
る。このモードにおいては、ホストPCは、全てのブロ
ックフレーム指示(block framing)、ブロックシーケ
ンス番号追跡及びエラー処理のすべてに注意を払う。ホ
ストPCから携帯型読取装置101に出力されるデータ
は、正確なコマンドデータであり、携帯型読取装置10
1は、ICカード810に送信する。また、コマンドの
実行により生じる応答は、修正なしでホストPCに送り
返される。このモードは、ホストPCがICカード81
0に対する直接制御をする状況のためのものである。
【0088】第2のモードは、非パススルーモードであ
る。このモードにおいて、携帯型読取装置101は、コ
マンドフレーム指示、シーケンス番号追跡、及びエラー
処理を扱う。ホストPCから送出されたデータは、生A
PDUコマンドバイトのみであり、携帯型読取装置10
1は、コマンド実行からの最終応答、例えば、状態語を
加えたデータのみをホストPCに戻す。
る。このモードにおいて、携帯型読取装置101は、コ
マンドフレーム指示、シーケンス番号追跡、及びエラー
処理を扱う。ホストPCから送出されたデータは、生A
PDUコマンドバイトのみであり、携帯型読取装置10
1は、コマンド実行からの最終応答、例えば、状態語を
加えたデータのみをホストPCに戻す。
【0089】ICカードキャッシュによる買い物の釣り
銭の計算の単純化は、開示された発明の他の目的であ
る。解決策は、図20乃至23を参照してより詳細に説
明される。
銭の計算の単純化は、開示された発明の他の目的であ
る。解決策は、図20乃至23を参照してより詳細に説
明される。
【0090】マイクロコントローラ806及び支援回路
と、電源(電池210)と、ディスプレイ104と、I
C/スマートカード通信ハードウェア(ポート808)
及びソフトウェアと、単純なキーパッド106Kとを有
する個人用ICカード携帯型読取装置101が、以上に
説明された。携帯型読取装置101は、ユーザのICカ
ード810が挿入され携帯型読取装置101のスロット
108内に収納されるように、そしてユーザが容易及び
迅速にカード810に記憶されたデータとの相互作用を
実行するように構成される。上記従来技術及び解決手段
において、買い物の後にどの程度の利用できる金額(電
子キャッシュ残高)がICカードに残されるべきかにつ
いての決定の問題は、議論され、解決策が概説される。
と、電源(電池210)と、ディスプレイ104と、I
C/スマートカード通信ハードウェア(ポート808)
及びソフトウェアと、単純なキーパッド106Kとを有
する個人用ICカード携帯型読取装置101が、以上に
説明された。携帯型読取装置101は、ユーザのICカ
ード810が挿入され携帯型読取装置101のスロット
108内に収納されるように、そしてユーザが容易及び
迅速にカード810に記憶されたデータとの相互作用を
実行するように構成される。上記従来技術及び解決手段
において、買い物の後にどの程度の利用できる金額(電
子キャッシュ残高)がICカードに残されるべきかにつ
いての決定の問題は、議論され、解決策が概説される。
【0091】買い物がなされる前に、ユーザは携帯型読
取装置101をスイッチオンし、その後、カードに残さ
れている残高(電子キャッシュ残高)をすぐに表示する
(スタンドアロン・パッシブモード)。その時点で、ユ
ーザは、機能キー、「チェックチェンジ(釣り銭確認
(Check−Change))」ボタンを押し、予定
された買い物の後に残っている期待残高を計算する処理
を開始する。
取装置101をスイッチオンし、その後、カードに残さ
れている残高(電子キャッシュ残高)をすぐに表示する
(スタンドアロン・パッシブモード)。その時点で、ユ
ーザは、機能キー、「チェックチェンジ(釣り銭確認
(Check−Change))」ボタンを押し、予定
された買い物の後に残っている期待残高を計算する処理
を開始する。
【0092】「チェックチェンジ」ボタンを押した後
に、ユーザは、数値キーにより計画された買い物の金額
を入力し、その後「エンター」を押す。このとき、携帯
型読取装置は、買い物の後のカード上の期待残高を計算
して表示する。
に、ユーザは、数値キーにより計画された買い物の金額
を入力し、その後「エンター」を押す。このとき、携帯
型読取装置は、買い物の後のカード上の期待残高を計算
して表示する。
【0093】買い物を終え、小売り人からカードを返し
てもらったときに、ユーザは、その人の読取装置にカー
ドを戻し、携帯型読取装置をオンにし、カードの残高を
表示させる。ユーザは、正しい購入金額がカードから引
き出され残高が正しいことを容易に目で確認できる。図
20は、本発明による釣り銭確認方法の第1の実施の形
態である第1の動作シーケンスのフローチャートを示
す。図21は、本発明による釣り銭確認方法の第1の変
形された実施の形態であるフローチャートを示す。図2
2は、本発明による釣り銭確認方法の第2の変形された
実施の形態であるフローチャートを示す。図23は、本
発明による釣り銭確認方法の第3の変形された実施の形
態であるフローチャートを示す。図23の方法は、加え
て、装置が期待購入額とオリジナル残高とを記憶し、元
金から購入額を引くことによって、買い物後の最終残高
を確認にするために、「釣り銭確認(チェックチェン
ジ:Check−Change)」機能ボタンを押すこ
とによって確認が提供されることを除き、図20の方法
と同様である。
てもらったときに、ユーザは、その人の読取装置にカー
ドを戻し、携帯型読取装置をオンにし、カードの残高を
表示させる。ユーザは、正しい購入金額がカードから引
き出され残高が正しいことを容易に目で確認できる。図
20は、本発明による釣り銭確認方法の第1の実施の形
態である第1の動作シーケンスのフローチャートを示
す。図21は、本発明による釣り銭確認方法の第1の変
形された実施の形態であるフローチャートを示す。図2
2は、本発明による釣り銭確認方法の第2の変形された
実施の形態であるフローチャートを示す。図23は、本
発明による釣り銭確認方法の第3の変形された実施の形
態であるフローチャートを示す。図23の方法は、加え
て、装置が期待購入額とオリジナル残高とを記憶し、元
金から購入額を引くことによって、買い物後の最終残高
を確認にするために、「釣り銭確認(チェックチェン
ジ:Check−Change)」機能ボタンを押すこ
とによって確認が提供されることを除き、図20の方法
と同様である。
【0094】本発明の例示的な実施の形態により提案さ
れた解決策は、買い物後の期待残高を決定するための計
算機を使用するいくつかの明確な利点を与える。カード
の最初の残高と最後の残高の入力は、読取装置(スタン
ドアロン・パッシブモード)に挿入するとすぐに自動で
なされ、ユーザによって計算器に手動入力する必要はな
い。これは時間の節約になるばかりか、誤りの機会を著
しく減らす。また、カード読取機能と釣り銭計算機能
は、一つの小型で使用しやすいユニットに組み合わせら
れ、異なるカードリーダ及び計算装置の必要性をなくし
ている。
れた解決策は、買い物後の期待残高を決定するための計
算機を使用するいくつかの明確な利点を与える。カード
の最初の残高と最後の残高の入力は、読取装置(スタン
ドアロン・パッシブモード)に挿入するとすぐに自動で
なされ、ユーザによって計算器に手動入力する必要はな
い。これは時間の節約になるばかりか、誤りの機会を著
しく減らす。また、カード読取機能と釣り銭計算機能
は、一つの小型で使用しやすいユニットに組み合わせら
れ、異なるカードリーダ及び計算装置の必要性をなくし
ている。
【0095】他の変形された実施の形態は、本発明の範
囲内において考慮され、以下に言及される。この解決策
は、上記好ましい実施の形態の単なる変形であってもよ
い。これらは、以下のことを含む。
囲内において考慮され、以下に言及される。この解決策
は、上記好ましい実施の形態の単なる変形であってもよ
い。これらは、以下のことを含む。
【0096】1)最終残高と買い物の金額とに基づいて
正しい最初の残高を計算すること。ユーザは、最終残高
に基づいて買い物の金額を入力し、計算された最初の残
高が図示(図21参照)された最初の残高に一致するこ
とを確認する。
正しい最初の残高を計算すること。ユーザは、最終残高
に基づいて買い物の金額を入力し、計算された最初の残
高が図示(図21参照)された最初の残高に一致するこ
とを確認する。
【0097】2)ICカード読取装置が、開始残高と終
了残高を記憶し、予定された買い物の金額を計算する。
そのとき、ユーザは、予定された買い物の金額が、実際
の買い物の金額(図22参照)に一致するかを確認す
る。
了残高を記憶し、予定された買い物の金額を計算する。
そのとき、ユーザは、予定された買い物の金額が、実際
の買い物の金額(図22参照)に一致するかを確認す
る。
【0098】3)代わりに、携帯型読取装置は、ユーザ
による起動操作なしに、自動的に比較がなされるように
つくることもできる。例えば、携帯型読取装置は、メモ
リの最初の残高を記憶し、ユーザが予定された買い物の
金額を入力し、そしてユーザが買い物をする。買い物の
後にカードが携帯型読取装置に戻されるときに、携帯型
読取装置は、最終のカード残高を読み取り記録し、この
最終の残高が正しいこと(図23参照)を示す。
による起動操作なしに、自動的に比較がなされるように
つくることもできる。例えば、携帯型読取装置は、メモ
リの最初の残高を記憶し、ユーザが予定された買い物の
金額を入力し、そしてユーザが買い物をする。買い物の
後にカードが携帯型読取装置に戻されるときに、携帯型
読取装置は、最終のカード残高を読み取り記録し、この
最終の残高が正しいこと(図23参照)を示す。
【0099】本発明は、買い物にICカード/スマート
カード電子キャッシュを使用したときに、正しい購入額
と期待額との確認の問題を単純な解決策を持つ。それ
は、ユーザが、迅速かつ正しく買い物後のその人のカー
ドの期待残高を確認することができるように、カード読
取装置にキーパッドを組み込む。
カード電子キャッシュを使用したときに、正しい購入額
と期待額との確認の問題を単純な解決策を持つ。それ
は、ユーザが、迅速かつ正しく買い物後のその人のカー
ドの期待残高を確認することができるように、カード読
取装置にキーパッドを組み込む。
【0100】図24は、本発明によるインタフェースユ
ニットの実施の形態の回路図であり、図25は、本発明
によるICカード携帯型読取装置101の実施の形態の
回路図である。
ニットの実施の形態の回路図であり、図25は、本発明
によるICカード携帯型読取装置101の実施の形態の
回路図である。
【0101】図示された例示的な好ましい実施の形態に
おける携帯型読取装置101は、T=0及びT=1 I
Cカードのみをサポートするように実現される。しか
し、メモリカードの他のタイプのサポートは、本発明の
精神の中で追加され得る。
おける携帯型読取装置101は、T=0及びT=1 I
Cカードのみをサポートするように実現される。しか
し、メモリカードの他のタイプのサポートは、本発明の
精神の中で追加され得る。
【0102】モジュラ式ICカードインタフェースシス
テムが、2つの基本的要素、携帯型読取装置101及び
インタフェースモジュール600(例えば、図6,8,
15参照)を含むように概略できる。携帯型読取装置1
01は、ICカード810、出力モジュール、例えば、
データ出力の表示のための液晶デイスプレイ(LCD)
104、入力モジュール、例えば、キーパッド104、
と、インタフェースポート820をインタフェース接続
するための全ての必要な電気回路を含む。インタフェー
スポート820は、携帯型読取装置101と全てのイン
タフェースモジュールのためのポートであり、そこに
は、例えば、プリンタインタフェースモジュールのよう
な,RS−232モジュール802/1202、モデム
モジュール1502、RFモジュール1402、IRモ
ジュール1302、及び使用できる他のいかなる特別な
モジュールに接続してもよい。異なるインタフェースモ
ジュールを携帯型読取装置101に接続することによっ
て、ICカードデータが、異なる通信チャネルを通して
転送される。特注のコマンドプロトコルは後に説明され
るように、全てのインタフェースモジュール用の共通プ
ロトコルを提供することができる。
テムが、2つの基本的要素、携帯型読取装置101及び
インタフェースモジュール600(例えば、図6,8,
15参照)を含むように概略できる。携帯型読取装置1
01は、ICカード810、出力モジュール、例えば、
データ出力の表示のための液晶デイスプレイ(LCD)
104、入力モジュール、例えば、キーパッド104、
と、インタフェースポート820をインタフェース接続
するための全ての必要な電気回路を含む。インタフェー
スポート820は、携帯型読取装置101と全てのイン
タフェースモジュールのためのポートであり、そこに
は、例えば、プリンタインタフェースモジュールのよう
な,RS−232モジュール802/1202、モデム
モジュール1502、RFモジュール1402、IRモ
ジュール1302、及び使用できる他のいかなる特別な
モジュールに接続してもよい。異なるインタフェースモ
ジュールを携帯型読取装置101に接続することによっ
て、ICカードデータが、異なる通信チャネルを通して
転送される。特注のコマンドプロトコルは後に説明され
るように、全てのインタフェースモジュール用の共通プ
ロトコルを提供することができる。
【0103】上記したように、本発明の例示的な実施の
形態によれば、3つの動作モード、静的データ表示を提
供するスタンドアロン・パッシブモードと、拡張機能を
許可するスタンドアロン・アクティブモードと、外部シ
ステム、例えば、コンピュータ(PC)が装置の制御を
する接続モードとがある。
形態によれば、3つの動作モード、静的データ表示を提
供するスタンドアロン・パッシブモードと、拡張機能を
許可するスタンドアロン・アクティブモードと、外部シ
ステム、例えば、コンピュータ(PC)が装置の制御を
する接続モードとがある。
【0104】接続モードにおいて、電力は、インタフェ
ースモジュールを介して外部ソースから、例えば、PC
からRS−232インタフェースユニット1202を介
して供給されてもよい。また、接続モードにおいても、
携帯型読取装置101のLCD104とキーパッド10
6Kは、外部アプリケーションプログラムによって制御
できる。インタフェースモジュール、「信号変換をし、
携帯型読取装置101は、異なるインタフェースモジュ
ールを収容するために調整を必要としなかった、即ち、
インタフェースモジュールの変更が、データ転送のため
の携帯型読取装置101には無関係であった。
ースモジュールを介して外部ソースから、例えば、PC
からRS−232インタフェースユニット1202を介
して供給されてもよい。また、接続モードにおいても、
携帯型読取装置101のLCD104とキーパッド10
6Kは、外部アプリケーションプログラムによって制御
できる。インタフェースモジュール、「信号変換をし、
携帯型読取装置101は、異なるインタフェースモジュ
ールを収容するために調整を必要としなかった、即ち、
インタフェースモジュールの変更が、データ転送のため
の携帯型読取装置101には無関係であった。
【0105】インタフェースのユーザは、以下のものを
含むが、これらには限定されない。
含むが、これらには限定されない。
【0106】PCを用いたホームバンキング:ユーザ
は、モデムを装備したPCによってインタフェースシス
テムを採用することができ、その人の銀行口座からIC
カードに資金をダウンロードする。又は、ICカードに
記憶されたトランザクションプロファイルを更新する。
は、モデムを装備したPCによってインタフェースシス
テムを採用することができ、その人の銀行口座からIC
カードに資金をダウンロードする。又は、ICカードに
記憶されたトランザクションプロファイルを更新する。
【0107】アクセス制御:ユーザは、コンピュータ網
又は他の場所へのアクセスを得るのにICカードを使用
することができる。これはインタフェースシステムを使
用することによって達成でき、ICカードに存在する確
認データのためのリンクを与え、外部ターミナルにより
検査させられる。
又は他の場所へのアクセスを得るのにICカードを使用
することができる。これはインタフェースシステムを使
用することによって達成でき、ICカードに存在する確
認データのためのリンクを与え、外部ターミナルにより
検査させられる。
【0108】データロッギング(data logging):デー
タは、ICカードとターミナルとの間をインタフェース
システムを通して通信させられ、種々の他のアプリケー
ションの実行を可能にする。
タは、ICカードとターミナルとの間をインタフェース
システムを通して通信させられ、種々の他のアプリケー
ションの実行を可能にする。
【0109】図面と共に取り上げられた好ましい実施の
形態の記載された説明の方法をその分野の当業者にとっ
て明白である。
形態の記載された説明の方法をその分野の当業者にとっ
て明白である。
【0110】本発明の好ましい実施の形態の上記記述
が、種々の修正、変化、適用を可能にし、同じことが、
本発明の等価な意味と範囲内において理解される。
が、種々の修正、変化、適用を可能にし、同じことが、
本発明の等価な意味と範囲内において理解される。
【0111】開示された実施の形態は、シリアルインタ
フェースを与えることに関しているが、本発明はこれに
は限定されず、特定のアプリケーションに要求されるよ
うなパラレルインタフェースをも提供することができ
る。
フェースを与えることに関しているが、本発明はこれに
は限定されず、特定のアプリケーションに要求されるよ
うなパラレルインタフェースをも提供することができ
る。
【図1】 (A)〜(D)は、本発明の例示的な実施の
形態によるICカード読取装置/インタフェース装置の
外観を示す。
形態によるICカード読取装置/インタフェース装置の
外観を示す。
【図2】 図1の例示的な装置の分解図であり、本発明
の例示的な実施の形態に従ってどのようにインタフェー
スアダプタプラグが装置に接続するか及びどのように電
池が配置されているかを示す。
の例示的な実施の形態に従ってどのようにインタフェー
スアダプタプラグが装置に接続するか及びどのように電
池が配置されているかを示す。
【図3】 (A)〜(G)は、本発明の例示的な実施の
形態による電池トレーを示す。
形態による電池トレーを示す。
【図4】 (A)は、本発明のある例示的な実施の形態
によるICカード読取装置の透視図であり、そこに接続
されたインタフェースモジュールコネクタを有し、
(B)は、コネクタチャネルを示す同図(A)による装
置の側面図である。
によるICカード読取装置の透視図であり、そこに接続
されたインタフェースモジュールコネクタを有し、
(B)は、コネクタチャネルを示す同図(A)による装
置の側面図である。
【図5】 本装置の例示的な実施の形態の回路基板がど
のように曲げられ所定位置に保持されているかを示す断
面図である。
のように曲げられ所定位置に保持されているかを示す断
面図である。
【図6】 本装置の例示的な実施の形態の図であり、一
対の装置及びインタフェースモジュールを示し、一方は
接続状態においてインタフェースモジュールとコネクタ
とを有し、他方は引抜かれた電池トレーを持つ非接続状
態である。
対の装置及びインタフェースモジュールを示し、一方は
接続状態においてインタフェースモジュールとコネクタ
とを有し、他方は引抜かれた電池トレーを持つ非接続状
態である。
【図7】 一対の装置が異なる側から見られているこ
と、及び引抜かれた電池トレーが図示されていないこと
を除き、図6の配置と同じ図である。
と、及び引抜かれた電池トレーが図示されていないこと
を除き、図6の配置と同じ図である。
【図8】 (A)及び(B)は、装置の実施の形態と、
例示的な実施の形態の基本ブロック図を示し、インタフ
ェースモジュールはRS232タイプのトランシーバ回
路を有する。
例示的な実施の形態の基本ブロック図を示し、インタフ
ェースモジュールはRS232タイプのトランシーバ回
路を有する。
【図9】 (A)〜(C)は、本発明の例示的な実施の
形態によるインタフェースを示し、コネクタ端末とそれ
らの間のケーブルを示す。
形態によるインタフェースを示し、コネクタ端末とそれ
らの間のケーブルを示す。
【図10】 本発明の例示的な実施の形態による3つの
動作モードとそれらの間の遷移の状態図である。
動作モードとそれらの間の遷移の状態図である。
【図11】 本発明の例示的な実施の形態の動作のフロ
ーチャートの一部である。
ーチャートの一部である。
【図12】 本発明の例示的な実施の形態の動作のフロ
ーチャートの一部である。
ーチャートの一部である。
【図13】 本発明の例示的な実施の形態の動作のフロ
ーチャートの一部である。
ーチャートの一部である。
【図14】 本発明の例示的な実施の形態によるインタ
フェースシステムの動作のフローチャートである。
フェースシステムの動作のフローチャートである。
【図15】 PCインタフェースユニットを有する本発
明の例示的な実施の形態のブロック図である。
明の例示的な実施の形態のブロック図である。
【図16】 赤外線(IrDA)インタフェースシステ
ムを有する本発明の例示的な実施の形態のブロック図で
ある。
ムを有する本発明の例示的な実施の形態のブロック図で
ある。
【図17】 無線周波数(RF)インタフェースシステ
ムを有する本発明の例示的な実施の形態のブロック図で
ある。
ムを有する本発明の例示的な実施の形態のブロック図で
ある。
【図18】 モデムインタフェースユニットを有する本
発明の実施の形態のブロック図である。
発明の実施の形態のブロック図である。
【図19】 モジュラ式インタフェースシステムを有す
る本発明の例示的な実施の形態のブロック図であり、通
信プロトコルの3つの層を示す。
る本発明の例示的な実施の形態のブロック図であり、通
信プロトコルの3つの層を示す。
【図20】 本発明による釣り銭確認方法の例示的な第
1の実施の形態のフローチャートである。
1の実施の形態のフローチャートである。
【図21】 本発明による釣り銭確認方法の例示的な第
1の変形された実施の形態のフローチャートである。
1の変形された実施の形態のフローチャートである。
【図22】 本発明による釣り銭確認方法の例示的な第
2の変形された実施の形態のフローチャートである。
2の変形された実施の形態のフローチャートである。
【図23】 本発明による釣り銭確認方法の第3の変形
された実施の形態のフローチャートである。
された実施の形態のフローチャートである。
【図24】 本発明によるインタフェースシステムの例
示的な実施の形態の回路図である。
示的な実施の形態の回路図である。
【図25】 本発明の例示的な実施の形態の回路図であ
る。
る。
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI G07F 7/08 G07F 7/08 S (72)発明者 ジェラルド ダブリュー バンデネンゲル アメリカ合衆国 マサチューセッツ州 01519、 グラフトン、 ミルベリー ス トリート 27 (72)発明者 ポール ダブリュー チョウ アメリカ合衆国 マサチューセッツ州 01760、 ネイティック、 トラビス ロ ード 26
Claims (45)
- 【請求項1】 少なくとも1個の電池を収納することが
できる部分を有する小型のハウジングと、 数値キー及び機能キーを有し、前記ハウジングに備えら
れたキーパッドと、文字数字を表示し、前記ハウジング
に備えられたディスプレイと、前記キーパッドと前記デ
ィスプレイとを相互接続し、前記ハウジングに備えられ
た電子回路とを有し、 前記電子回路が、マイクロコントローラと、ICカード
用ポートと、入出力ポートとを有し、 前記マイクロコントローラが、ICカードからの読み取
り及びそこへの書き込みの制御を行い、ICカード取引
に関する機能を実行するように動作することを特徴とす
る携帯型ICカード読取装置。 - 【請求項2】 前記入出力ポートに連結し、通信手段に
よって読取装置を外部装置にインタフェース接続するイ
ンタフェースモジュールをさらに有することを特徴とす
る請求項1記載の読取装置。 - 【請求項3】 前記インタフェースモジュールが、シリ
アルインタフェースモジュールであり、このモジュール
が、ハウジングと、このハウジングに備えられたシリア
ルトランシーバ回路と、読取装置の前記入出力ポートに
接続する第1の入出力コネクタと、前記コネクタを前記
トランシーバ回路に連結するケーブルと、前記シリアル
インタフェースモジュールのトランシーバ回路を外部装
置に連結する第2の入出力コネクタとを有することを特
徴とする請求項2記載の読取装置。 - 【請求項4】 前記シリアルインタフェースモジュール
のトランシーバ回路が、RS−232トランシーバ回路
を有することを特徴とする請求項3記載の読取装置。 - 【請求項5】 前記シリアルインタフェースモジュール
のトランシーバ回路が、赤外線トランシーバ回路を有す
ることを特徴とする請求項3記載の読取装置。 - 【請求項6】 前記シリアルインタフェースモジュール
のトランシーバ回路が、無線周波数トランシーバ回路を
有することを特徴とする請求項3記載の読取装置。 - 【請求項7】 前記シリアルインタフェースモジュール
のトランシーバ回路が、モデム回路を有することを特徴
とする請求項3記載の読取装置。 - 【請求項8】 請求項1に記載の携帯型ICカード読取
装置の動作方法であって、 ICカードが装置に挿入されたときに、ICカードから
記憶値を読み取り、 計画された買い物の金額に対応するユーザ入力を受け、 計画された買い物の後の期待残高を自動的に計算及び表
示し、 ICカードを使って計画された買い物をした後に、IC
カードを装置に挿入すると、ICカードから記憶値を読
み取り、その読み取られた値を表示することを特徴とす
る携帯型ICカード読取装置の動作方法。 - 【請求項9】 請求項1に記載の携帯型ICカード読取
装置の動作方法であって、 ユーザにより買い物に使用される前に、ICカードが装
置に挿入されると、ICカードから第1の記憶値を読み
取り、 ユーザにより買い物に使用された後に、ICカードが装
置に挿入されると、ICカードから第2の記憶値を読み
取り、 前記第1及び第2の記憶値に基づいて買い物の金額を自
動的に計算及び表示する ことを特徴とする携帯型IC
カード読取装置の動作方法。 - 【請求項10】 請求項1に記載の携帯型ICカード読
取装置の動作方法であって、 ユーザにより買い物に使用される前に、ICカードが装
置に挿入されると、ICカードから第1の記憶値を読み
取り、 買い物の金額に対応するユーザ入力を受け、 ユーザにより買い物に使用された後に、ICカードが装
置に挿入されると、ICカードから第2の記憶値を読み
取り、 前記第1の記憶値が、前記第2の記憶値から買い物の金
額を差し引いた値に一致することを自動的に確認するこ
とを特徴とする携帯型ICカード読取装置の動作方法。 - 【請求項11】 シャツのポケット又は札入れにぴった
り入る大きさに作られた形状要素を持つ小型のハウジン
グと、 キー入力されたユーザ入力データを受信するキー付き入
力手段と、 ユーザに対しデータを表示する表示手段と、 ICカードに対して読み取りと書き込みをするICカー
ド読取・書込手段と、 データを処理し、読取装置の動作を制御する処理・制御
手段と、 少なくともデータ交換のために、ICカード読取装置を
外部装置にインタフェース接続するインタフェース手段
とを有することを特徴とする携帯型ICカード読取装
置。 - 【請求項12】 前記表示手段が、液晶表示装置を有す
ることを特徴とする請求項11記載の読取装置。 - 【請求項13】 前記キー付き入力手段が、数値キー及
び機能キーを含む複数のキーを備えたピンパッド型キー
パッドを有することを特徴とする請求項11記載の読取
装置。 - 【請求項14】 前記処理手段が、マイクロコントロー
ラを有することを特徴とする請求項11記載の読取装
置。 - 【請求項15】 前記インタフェース手段が、入出力ポ
ートを有することを特徴とする請求項11記載の読取装
置。 - 【請求項16】 前記入出力ポートに連結され、通信手
段によって読取装置を外部装置にインタフェース接続す
るインタフェースモジュールをさらに有することを特徴
とする請求項15記載の読取装置。 - 【請求項17】 少なくとも1個の電池を収納すること
ができる前記部分が、取り外し可能な電池トレーを有す
ることを特徴とする請求項1記載の読取装置。 - 【請求項18】 前記取り外し可能な電池トレーが、そ
の中に個々の電池を受け入れる第1及び第2の電池室
と、前記電池トレーに受け入れられた電池を装置の電気
回路に接続する電池接点とを有することを特徴とする請
求項17記載の読取装置。 - 【請求項19】 装置が複数の動作モードを有し、この
動作モードが、読取装置が、どのアダプタにも接続され
ておらず、ICカードから読み取られたデータを単に表
示するだけのスタンドアロン・パッシブモードと、 読取装置が、どのアダプタにも接続されておらず、前記
キー付き入力手段におけるユーザコマンド入力を受け付
けそして応答し、ユーザコマンドに従ってICカードと
対話するスタンドアロン・アクティブモードと、 読取装置がアダプタに接続され、このアダプタが外部ホ
スト又はコントローラ装置に接続され、この外部ホスト
又はコントローラ装置が読取装置を制御する接続パスス
ルーモードと、 読取装置がアダプタに接続され、このアダプタが外部ホ
スト又はコントローラ装置に接続され、読取装置が、前
記外部ホスト又はコントローラ装置から独立して動作す
る接続非パススルーモードとを有することを特徴とする
請求項11記載の読取装置。 - 【請求項20】 装置が、外部装置と通信するための通
信プロトコルを有し、前記プロトコルが、 複数の異なる外部アダプタ装置と通信すること、 前記動作モードのいずれかにおいて動作すること、 ICカードインタフェーシングと、前記表示手段への情
報の表示と、電源管理と、前記キー付き入力手段におけ
るキーパッド入力とを含む読取装置の複数の動作を扱う
こと、 通信エラー処理及び状態とを規定することを特徴とする
請求項19記載の読取装置。 - 【請求項21】 携帯型ICカード読取装置の印刷回路
基板構造において、 第1及び第2の平行平面を有するハウジングと、 前記ハウジング内に備えられ、約0.020インチ
(0.5mm)の厚さを持つ基板を有し、前記ハウジン
グの開口部を通して外部コネクタに連結する部分を有す
る印刷回路基板とを有し、 前記印刷回路基板は、前記ハウジングによって、前記ハ
ウジングの前記平面に平行で前記平面の間にあり、前記
ハウジングの開口部にある第1の位置に保持され、か
つ、前記ハウジングの前記平面に平行で前記ハウジング
の前記第1の平行平面の近傍にある、第1の位置と異な
る第2の位置に保持され、前記印刷回路基板は、第1の
位置と第2の位置との間に曲がり領域を持つことを特徴
とする印刷回路基板構造。 - 【請求項22】 第1の位置において、前記印刷回路基
板が、前記ハウジングの前記開口部において前記ハウジ
ングの端部にほぼ垂直な方向に延びることを特徴とする
請求項21記載の印刷回路基板構造。 - 【請求項23】 前記外部コネクタに結合する部分が、
4個の電気接点を有することを特徴とする請求項21記
載の印刷回路基板構造。 - 【請求項24】 前記外部コネクタが、4ピンのモレッ
クスコネクタであり、前記外部コネクタに結合する部分
が、4ピンのモレックスコネクタと結合するように作ら
れたことを特徴とする請求項21記載の印刷回路基板構
造。 - 【請求項25】 ハウジングと、 前記ハウジング内に備えられたシリアルトランシーバ回
路と、 携帯型ICカード読取装置の入出力ポートに接続する第
1の入出力コネクタと、 前記コネクタを前記トランシ
ーバ回路に連結するケーブルと、 シリアルインタフェースモジュールのトランシーバ回路
を外部装置に連結する第2の入出力ポートとを有するこ
とを特徴とする携帯型ICカード読取装置用のインタフ
ェースモジュール。 - 【請求項26】 前記シリアルインタフェースモジュー
ルのトランシーバ回路が、RS−232トランシーバ回
路を有することを特徴とする請求項25記載のインタフ
ェースモジュール。 - 【請求項27】 前記シリアルインタフェースモジュー
ルのトランシーバ回路が、赤外線トランシーバ回路を有
することを特徴とする請求項25記載のインタフェース
モジュール。 - 【請求項28】 前記シリアルインタフェースモジュー
ルのトランシーバ回路が、無線周波数トランシーバ回路
を有することを特徴とする請求項25記載のインタフェ
ースモジュール。 - 【請求項29】 前記シリアルインタフェースモジュー
ルのトランシーバ回路が、モデム回路を有することを特
徴とする請求項25記載のインタフェースモジュール。 - 【請求項30】 ICカードが装置に挿入されたとき
に、ICカードから記憶値を読み取り、 計画された買い物の金額に対応したユーザ入力を受け、 計画された買い物の後の期待残高を計算及び表示するこ
とを特徴とする携帯型ICカード読取装置の動作方法。 - 【請求項31】 ICカードを使って買い物をした後
に、ICカードを装置に挿入すると、ICカードから記
憶値を読み取り、この読み取られた値を表示することを
特徴とする請求項30記載の方法。 - 【請求項32】 ユーザにより買い物に使用される前
に、ICカードが装置に挿入されると、ICカードから
第1の記憶値を読み取り、 ユーザにより買い物に使用された後に、ICカードが装
置に挿入されると、ICカードから第2の記憶値を読み
取り、 前記第1及び第2の記憶値に基づいて買い物の金額を計
算及び表示することを特徴とする携帯型ICカード読取
装置の動作方法。 - 【請求項33】 ユーザにより買い物に使用される前
に、ICカードが装置に挿入されると、ICカードから
第1の記憶値を読み取り、 買い物の金額に対応するユーザ入力を受け、 ユーザにより買い物に使用された後に、ICカードが装
置に挿入されると、ICカードから第2の記憶値を読み
取り、 前記第1の記憶値が、前記第2の記憶値から買い物の金
額を差し引いた値に一致することを確認することを特徴
とする携帯型ICカード読取装置の動作方法。 - 【請求項34】 小型で携帯型の個人用ICカード読取
装置と、 複数の異なるインタフェースモジュールとを有すること
を特徴とする携帯型モジュラ式ICカードインタフェー
スシステム。 - 【請求項35】 前記読取装置が、 ハウジングと、 ICカードインタフェース回路及びハードウェアと、 ユーザ用キーパッドと、 ユーザ用情報ディスプレイと、 読取装置を複数の異なるインタフェースモジュールに接
続するためのインターフェースポートと、 内部電源とを有することを特徴とする請求項34記載の
システム。 - 【請求項36】 複数の異なるインタフェースモジュー
ルが、 RS232インタフェースモジュールと、 赤外線インタフェースモジュールと、 電話網インタフェースモジュールと、 無線周波数インタフェースモジュールとを含むことを特
徴とする請求項34記載のシステム。 - 【請求項37】 前記システムが、前記インタフェース
ポートを通して複数の異なるインタフェースモジュール
との通信を容易にする通信プロトコルを使用することを
特徴とする請求項34記載のシステム。 - 【請求項38】 前記システムが複数の動作モードを持
ち、前記モードが、 スタンドアロン・パッシブモードと、 スタンドアロン・アクティブモードと、 接続モードとを有し、 読取装置が複数の異なるインタフェースモジュールのい
ずれを通しても外部装置に接続されていないときには、
読取装置は、スタンドアロン・パッシブモード又はスタ
ンドアロン・アクティブモードで動作し、 スタンドアロン・パッシブモードにおいて、読取装置は
ICカードからのデータをユーザに表示するよう動作
し、 スタンドアロン・アクティブモードにおいて、読取装置
はユーザ入力を受け、ユーザ入力に基づきICカードと
対話するように動作し、 接続モードにおいて、外部装置をICカードにインタフ
ェース接続するために、読取装置は外部装置を使って対
話的又は受動的のいずれかによって動作することを特徴
とする請求項34記載のシステム。 - 【請求項39】 接続モードにおいて、前記外部装置
が、読取装置のキーパッドとディスプレイを制御でき、
かつ、読取装置に挿入されたICカードを制御できるこ
とを特徴とする請求項38記載のシステム。 - 【請求項40】 システムが、前記インタフェースポー
トを通し、前記複数の異なるインタフェースモジュール
のいずれか一つを通してなされる外部装置との通信を容
易にする共通通信プロトコルを使用することを特徴とす
る請求項39記載のシステム。 - 【請求項41】 前記プロトコルは、少なくとも3つの
フィールドを持つデータブロックを有し、前記フィール
ドは、 ヘッダ及び長さ情報フィールドと、 オプションの情報/データフィールドと、 チャックサムフィールドとを有することを特徴とする請
求項40記載のシステム。 - 【請求項42】 前記ヘッダ及び長さ情報フィールド
は、機能/コマンドを有し、長さデータは、機能/コマ
ンドに関係するデータの存在及び大きさを示すことを特
徴とする請求項41記載のシステム。 - 【請求項43】 前記機能/コマンドは、 表示制御コマンドと、 キーパッド入力制御/状態/基準照会との少なくとも一
つを有することを特徴とする請求項42記載のシステ
ム。 - 【請求項44】 前記複数の異なるインタフェースモジ
ュールが、複数のボーレートで通信を提供することを特
徴とする請求項34記載のシステム。 - 【請求項45】 前記複数の異なるインタフェースモジ
ュールのいずれか一つを通して、読取装置に電力を供給
できることを特徴とする請求項34記載のシステム。
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---|---|---|---|
US3769697P | 1997-02-07 | 1997-02-07 | |
US60/037696 | 1997-02-07 |
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JP (1) | JPH1125233A (ja) |
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- 1998-02-06 CA CA 2228883 patent/CA2228883A1/en not_active Abandoned
- 1998-02-06 EP EP98300877A patent/EP0858046A3/en not_active Withdrawn
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EP0858046A3 (en) | 1999-09-08 |
EP0858046A2 (en) | 1998-08-12 |
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