JPH11252087A - Atm網における可変速度通信方法 - Google Patents

Atm網における可変速度通信方法

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JPH11252087A
JPH11252087A JP4689398A JP4689398A JPH11252087A JP H11252087 A JPH11252087 A JP H11252087A JP 4689398 A JP4689398 A JP 4689398A JP 4689398 A JP4689398 A JP 4689398A JP H11252087 A JPH11252087 A JP H11252087A
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cell
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throughput
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leaky bucket
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Makiko Kaji
満喜子 鍛冶
Yoichi Kado
洋一 門
Ryohei Konuma
良平 小沼
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Oki Electric Industry Co Ltd
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Oki Electric Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 より信頼性が高く、効率の良いネットワーク
を構築することができる可変速度通信サービスを提供す
ることを目的とする。 【解決手段】 セル転送のスループットを監視し、この
スループットが所定の値以下の場合にはセルをバースト
転送し、前記スループットが所定の値以上の場合にはバ
ースト転送をOFFとする。これによりセル送出モード
をPCRとSCRとに切り替える。このためセル送出の
状況によって、リーキーバケットにトークンを蓄積す
る。送出セルタイミング制御手段はトークンの蓄積状況
によって、セルの送出モードをPCRとSCRとに切り
替える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ATM(Asynch
ronous Transfer Mode)網の通信制御方法において、可
変速度通信サービスを実現する方法に関するものであ
る。より詳細には、スループットの状況によって転送レ
ートを切り替えることにより、より信頼性が高く、効率
の良いネットワークを構築することができる可変速度通
信サービスの実装方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般的な可変速度サービス(Variable B
it Rate。以下VBRという)では、統計多重のリアル
タイムソース、たとえば可変レートビデオ信号や音声信
号をサポートする。これは、ATM網上で保証される平
均送信レート(承認セルレート)のSCR(Sustainabl
e Cell Rate)、ATM網上で送信できる送信レートの
上限であるPCR(Peak Cell Rate)、および、ピーク
レート時に連続してセル送出することができるセル数M
BS(Maximum Burst Size)の値に基づいて運用される
サービスである。
【0003】VBRサービスは、これらの各パラメータ
を用いて、一定時間毎に様々なレートを予測し、必要な
帯域を割り当て、そのネットワークの品質を確保する。
ここで、各送信ノードが通信の開始時に申告した値を越
えてセルを送出するとネットワークに対して負荷となる
ため、これを防止するために自己レート規制を行う必要
がある。この規制を一般にトラフィックシェーピングと
呼んでいる。
【0004】従来のトラフィックシェーピングの実装方
法としては、GCRA(Generic Cell Rate Algorith
m)と呼ばれるセルレート規制アルゴリズムが知られて
いる。この方法は、2つのリーキーバケットを用いる。
これで、PCRとSCRとをそれぞれ規制するものであ
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、現状、
また将来のサービスを考える時、チャネル数の増加や、
より多種多様なレートを収容するようになることが想定
される。これにともない、ピークレート時のセル放出
や、承認されたスループットの確保が困難になることも
想定される。これに対して従来の方法では、スループッ
トがPCRとSCRとの間を揺れ動くような状態が継続
した場合、SCRとPCRとの切替が頻繁に行われるよ
うになり、サービスが安定しなくなる可能性がある。
【0006】よってこの発明は、将来に向けて多種多様
なサービスを収容することが容易であり、そのような場
合でも効率が高く安定したサービス品質を確保すること
のできる可変速度通信サービスを提供することを目的と
する。
【0007】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ため、この発明はATM網における可変速度通信方法に
おいて、セル転送のスループットを監視し、このスルー
プットが所定の値以下の場合にはセルをバースト転送
し、前記スループットが所定の値以上の場合にはバース
ト転送をOFFとする。これによりセル送出モードをP
CRとSCRとに切り替える。
【0008】すなわちこの発明は、送出セルタイミング
制御手段と、リーキーバケットとを有し、セル送出の状
況によって、リーキーバケットにトークンを蓄積する。
このトークンの蓄積状況によって、セルの送出モードを
PCRとSCRとに切り替える。ここでリーキーバケッ
トのサイズは、MBSに所定の値を加えたサイズに設定
されている。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面を参照しながら説明する。ここでは特に、チャネル数
の多い、多様なレートを収容しなければならないような
ネットワークに効果的なVBRサービスの実装に関して
説明する。
【0010】VBRサービスは、リアルタイム性とバー
スト性とを併せ持つデータについて、帯域の保証と統計
多重とが期待されるサービスクラスである。この実施形
態ではVBRのトラフィックパラメータであるSCR、
PCR、MBSの値に基づいて、図1のフローチャート
に従った手順を採用する。
【0011】この実施形態においては、セルの送出を行
う際にバースト的に行うモードと、平均送信レートで行
うモードとを有する。これら2つのモードは、状況に応
じて選択される。この実施形態では、初期状態ではバー
スト転送ONと設定される。また、セルの転送モードに
関わらず、一定の時間間隔でスループットの監視が行わ
れる。
【0012】すなわち、まず初期状態であるステップ1
01において、セルの送出をバースト転送するモードに
設定する。このモードに設定されると、PCRでセルの
送出を開始する(ステップ102)。このPCRでのセ
ル転送は、送出するセルがなくなるまで続けられる。た
だし、送出すべきセルが残存していても、セルの送出個
数がMBSになった時点で、セル送出は一旦打ち切られ
る(ステップ103)。
【0013】送出すべきセルがなくなった場合、あるい
は、セルの送出個数がMBSになってセル送出が打ち切
られた場合、スループットチェックが行われる(ステッ
プ104)。具体的には、すれまでのスループットとS
CRとを比較する。このスループットチェックの結果、
スループットがSCRと等しいか、それ以下であった場
合は、引き続きバースト転送モードに設定する(ステッ
プ102へ戻る)。スループットがSCRを超えていた
場合は、バースト転送OFF、すなわちバースト転送モ
ードから平均送信モードに切り替えられる(ステップ1
05)。
【0014】スループットチェックの結果、バースト転
送モードから平均送信モードに切り替えられた場合は、
以後はSCRでセルの送出を行う(ステップ106)。
その後、スループットの監視タイミングが到来すると、
その度にスループットチェックを行う(ステップ107
〜ステップ104)。ステップ104に戻ってのスルー
プットチェックでは、前回のスループットチェック後、
それまでのスループットとSCRとを比較する。その結
果、バースト転送モードON、あるいはバースト転送モ
ードOFFのいずれかに設定され、セル送出が継続され
る。
【0015】次に図2を用いて、この実施形態の方法を
実現するのに適したセル送出装置の構成を説明する。こ
の構成のセル送出装置は、セル送出タイミング生成部1
0を有する。さらに、SCRのスループットチェックと
MBSの個数のバースト長測定のためのリーキーバケッ
ト20を有する。このリーキーバケット20は、トーク
ンの増減により制御される。
【0016】リーキーバケット20のサイズは、MBS
のサイズに、αを加えたサイズに設定されている。ここ
でMBSは前述した通り、ピークレート時に連続してセ
ル送出することができるセル数である。そしてαは任意
の値であり、VBRサービスの開始時に適切な値に設定
する。この実施形態においてはαをMCS(Most Consi
deration Size)と称する。このMCSという概念を導
入することにより、スループット以下のセルデータを考
慮することができるようになる。
【0017】概略的に述べるならば、リーキーバケット
20が空の状態から、サイズαまでトークンが蓄積され
たレベルをレベル0と設定する。このレベル0にMBS
を加えたレベルが、このリーキーバケット20が満杯の
状態である。
【0018】この実施形態では、セル送出タイミング生
成部10は、セル送出に関してバースト転送のON、O
FFの設定を制御する。セルが送出される毎に、トーク
ンがリーキーバケット20に蓄積される。一方、セル送
出レートがSCR以下である場合に、リーキーバケット
20内のトークンが減少する。すなわち、あるセルの送
出タイミングと、その次のセルの送出タイミングとの間
隔が、SCRで定められている間隔(すなわちSCRの
逆数)よりも大きければ、トークンが減少する。
【0019】スループットチェックが行われると、リー
キーバケット20内のトークンの量がチェックされる。
このチェック結果は、セル送出タイミング生成部10に
報告される。セル送出タイミング生成部10は、トーク
ンの量がレベル0以下、すなわちα以内であれば、セル
のバースト転送をONとする。反対に、トークンの量が
レベル0以以上、すなわちα以上であれば、セルのバー
スト転送をOFFとする。
【0020】このように、リーキーバケット20内にM
CRという境界を設定する。これにより、PCRを遵守
する機能が向上する。これに伴い、ネットワークの信頼
性も向上する。すなわち、この実施形態ではMCRの境
界でPCRとSCRとの切替を行う。したがって、MC
Rの境界近くにまでセルが蓄積されている状態で、MB
SまでPCRのレートでデータ転送できると判断されれ
ば、そのデータはMBSまで連続送信をPCRで保証さ
れる。
【0021】以上、VBRサービスを監視する上でスル
ープットの値をチェックし、バースト転送のON、OF
Fを切り替える方法をリーキーバケット法を例に説明し
た。しかしこの発明はこれに限定されるものではない。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように、より信頼性が高
く、効率の良いネットワークを構築することができる可
変速度通信サービスを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施形態を説明するフローチャート
である。
【図2】この発明を適用したセル送出装置の構成を示す
図である。
【符号の説明】
10・・・送出タイミング生成部 20・・・リーキーバケット

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ATM網における可変速度通信方法にお
    いて、スループットを監視し、このスループットが所定
    の値以下の場合にはセルをバースト転送し、前記スルー
    プットが所定の値以上の場合にはバースト転送をOFF
    することで、 セル送出モードをPCRとSCRとに切り替えることを
    特徴とする可変速度通信方法。
  2. 【請求項2】 送出セルタイミング制御手段と、リーキ
    ーバケットとを有し、 前記リーキーバケットへのトークンの蓄積状況によっ
    て、セルの送出モードをPCRとSCRとに切り替える
    ことを特徴とする可変速度通信装置。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の可変速度通信装置におい
    て、 前記リーキーバケットのサイズは、MBSに所定の値を
    加えたサイズに設定されていることを特徴とする可変速
    度通信装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100446516B1 (ko) * 2002-04-24 2004-09-04 삼성전자주식회사 패킷 교환망에서의 트래픽 감시 방법
JP2015216526A (ja) * 2014-05-12 2015-12-03 沖電気工業株式会社 送信装置、送信装置の制御方法、送信プログラム及び通信システム

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