JPH11251988A - 衛星データ送信装置および受信装置 - Google Patents

衛星データ送信装置および受信装置

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JPH11251988A
JPH11251988A JP5395098A JP5395098A JPH11251988A JP H11251988 A JPH11251988 A JP H11251988A JP 5395098 A JP5395098 A JP 5395098A JP 5395098 A JP5395098 A JP 5395098A JP H11251988 A JPH11251988 A JP H11251988A
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JP5395098A
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Hideo Ozeki
秀夫 大関
Ryuichi Hori
隆一 堀
Hiromasa Yui
豁允 油井
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 衛星通信回線を用いて片方向データ通信を行
う場合に、受信側での受信処理の負担を軽減し、しかも
迅速に受信処理を完結させることである。 【解決手段】 オリジナルデータ4は、複数のパケット
5に分割されて伝送される。各パケット5には、TSヘ
ッダ51が付与される。また、先頭パケットSPには、
ヘッダ情報41が格納されると共に、ペイロードスター
トユニットインジケータが設定される。受信装置3は、
ペイロードスタートユニットインジケータを受信する
と、受信動作を開始する。先頭パケットSPと最終パケ
ットSPとの間には、特定パケットXPが挿入される。
この特定パケットXPには、オリジナルデータ4の一部
が格納されると共に、ヘッダ情報41の一部であるヘッ
ダ情報52が付与される。さらに、特定パケットXPの
TSヘッダ51にもペイロードスタートユニットインジ
ケータが設定される。これによって、途中のパケットで
あっても、受信装置はデータ受信動作を開始することが
できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、衛星データ送信装
置および受信装置に関し、より特定的には、衛星通信回
線を用いて送信装置から複数の受信装置に対して片方向
データ通信(ブロードキャスト)を行う衛星データ伝送
システムで用いられる送信装置および受信装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、衛星通信回線を用いて送信装置か
ら複数の受信装置に対して片方向データ通信(ブロード
キャスト)を行う衛星データ伝送システムでは、同一内
容のデータを複数回線連続して送信することにより、回
線の品質向上を図っている。また、従来の衛星データ伝
送システムは、図12に示すように、受信装置で受信を
開始するために必要となる認識情報(以下、ヘッダ情報
と呼ぶ)を、送信データの先頭パケットのみに付与して
送信するようにしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の衛星データ伝送
システムは、上記のように構成されているため、受信装
置側では、常に送信データの先頭パケットからデータ受
信を開始する必要があった。そのため、受信装置は、先
頭パケットを受信後、途中のパケットにエラーが生じる
と、先頭パケットからエラーパケットまでの間にメモリ
に蓄積していたパケットデータを破棄して、次の受信サ
イクルの先頭パケットから再び受信処理を行い、この受
信サイクルで受信したパケットデータを再びメモリ上に
展開するようにしていた。このように、従来の衛星デー
タ伝送システムでは、途中で受信エラーが生じた場合、
先頭パケットからエラーパケットまでの間に受信したパ
ケットデータをメモリに展開する動作(具体的には、受
信装置のCPUの動作)が無駄になるという問題点があ
った。また、従来の衛星データ伝送システムでは、1つ
の受信サイクルにおいて1パケットでもエラーが生じる
と完全なデータを取得することができないので、完全な
データを取得するまで、何回も受信サイクルを待ち受け
て受信動作を繰り返す場合があった。このような場合、
完全なデータを取得し終えるまで長時間を要すると共
に、受信装置のCPUも無駄な動作を強いられる。
【0004】上記のような問題点を解消するために、送
信パケットのすべてにヘッダ情報を付与することが考え
られるが、このような方法では、伝送帯域の多くをヘッ
ダ情報の伝送に消費してしまうため、情報の伝送効率が
低下してしまうという別の問題点があった。
【0005】それ故に、本発明の目的は、衛星通信回線
を用いて片方向データ通信を行う場合に、受信側での受
信処理の負担を軽減し、しかも迅速に受信処理を完結さ
せることである。
【0006】
【課題を解決するための手段および発明の効果】第1の
発明は、衛星通信回線を用いて複数の受信装置に対して
データを送信する衛星データ送信装置であって、送信す
べきオリジナルデータが分割的に格納された一連のパケ
ットを生成するパケット生成手段と、一連のパケットの
内の先頭パケットに対し、受信装置が受信動作を開始す
るために必要な第1の認識情報を付与する第1の識別情
報付与手段と、一連のパケットの内、先頭パケットおよ
び最終パケットを除く中間パケットの中から1つまたは
複数のパケットを特定パケットとして選択し、当該選択
した特定パケットに対し、受信装置が受信動作を開始す
るために必要な第2の認識情報を付与する第2の識別情
報付与手段と、特定パケットを含む一連のパケットを時
分割多重により衛星通信回線に送出するパケット送出手
段とを備えている。
【0007】上記のように、第1の発明によれば、オリ
ジナルデータを分割して格納した一連のパケットの内、
先頭パケットに対して第1の識別情報を付与すると共
に、中間パケットの中から選択した1つまたは複数の特
定パケットにも第2の認識情報を付与するようにしてい
るので、受信装置側では、先頭パケットおよび特定パケ
ットのいずれかを受信したときに、第1または第2の識
別情報に基づいて、受信動作を開始することができる。
従って、受信装置において、パケットデータの保存を特
定パケット配置間隔単位で管理でき、従来のように一旦
保存したパケットデータが全て無駄に破棄される事態を
回避できる。
【0008】第2の発明は、第1の発明において、第2
の識別情報は、宛先となる受信装置を示すための宛先管
理番号と、複数のパケットにおいて、先頭パケットから
の位置を示すパケット番号値と、オリジナルデータの属
性を示す伝送データ情報とを含んでいる。
【0009】第3の発明は、第2の発明において、オリ
ジナルデータは、ヘッダ情報およびペイロードデータを
含み、第1の認識情報は、オリジナルデータのヘッダ情
報そのものであり、第2の認識情報は、オリジナルデー
タのヘッダ情報から部分的に抽出された特定ヘッダ情報
である。
【0010】第4の発明は、第1の発明において、第2
の識別情報付与手段は、特定パケットがほぼ等間隔に出
現するように、一連のパケットの中から特定パケットを
選択することを特徴とする。
【0011】上記第4の発明のように、一連のパケット
において、特定パケットがほぼ等間隔に出現するように
配置されているので、どのパケットにエラーが生じても
効率良くパケットデータの保存管理が行える。
【0012】第5の発明は、第1の発明において、第2
の識別情報付与手段は、特定パケットに第2の識別情報
を付与することによって生じる伝送情報の増加分が、一
連のパケットの内の最終パケットで生じるデータ長の不
足部分の範囲内に収まるように、選択する特定パケット
の数を決定することを特徴とする。
【0013】上記のように、第5の発明によれば、一連
のパケットの内の最終パケットで生じるデータ長の不足
部分を利用して特定パケットでの冗長分(第2の識別情
報)を送信するようにしているので、伝送効率を落とす
ことなく特定パケットを送信することができる。
【0014】第6の発明は、第5の発明において、第2
の識別情報付与手段は、一連のパケットの内の最終パケ
ットで生じるデータ長の余剰部分が最小になるように、
選択する特定パケットの数を決定することを特徴とす
る。
【0015】第7の発明は、衛星通信回線を用いて送信
装置から時分割で送信されてくる一連のパケットを受信
する衛星データ受信装置であって、一連のパケットに
は、送信すべきオリジナルデータが分割して格納されて
おり、一連のパケットの内の先頭パケットには、受信動
作を開始するのに必要な第1の認識情報が付与されてお
り、一連のパケットの内の先頭パケットおよび最終パケ
ットを除く1つまたは複数の特定パケットには、受信動
作を開始するのに必要な第2の認識情報が付与されてお
り、一連のパケットを受信する受信手段と、受信手段が
受信したパケットのデータを記憶する記憶手段と、受信
手段に関連して、記憶手段へのパケットデータの書き込
みを制御する書き込み制御手段とを備え、受信手段は、
先頭パケットおよび特定パケットのいずれかを受信した
とき、第1または第2の識別情報に基づいて、受信動作
を開始することを特徴とする。
【0016】上記のように、第7の発明によれば、先頭
パケットおよび特定パケットのいずれかを受信したとき
に、第1または第2の識別情報に基づいて、受信動作を
開始することができる。従って、パケットデータの保存
を特定パケット配置間隔単位で管理でき、従来のように
一旦保存したパケットデータが全て無駄に破棄される事
態を回避できる。
【0017】第8の発明は、第7の発明において、一連
のパケットは、それぞれのデータ長が固定であり、書き
込み制御手段は、受信手段が受信した一連のパケットの
データを記憶手段の所定の番地を先頭番地としてそこか
ら順番に書き込むことを特徴とする。
【0018】第9の発明は、第8の発明において、書き
込み制御手段は、受信手段が最初の受信サイクルにおい
てエラーの生じているパケットを受信したとき、記憶手
段のアドレス空間上で、当該エラーの生じているパケッ
トのための空きエリアを確保しておき、2回目以降の受
信サイクルで受信手段が当該パケットのデータを受信し
たとき、当該空きエリアに当該パケットのデータを書き
込むことを特徴とする。
【0019】上記のように、第9の発明によれば、エラ
ーの生じているパケットを受信したときは、当該パケッ
トのデータを格納するための空きエリアを確保してお
き、その後の受信サイクルで正常なパケットを受信した
ときに、当該空きエリアに正常なパケットのデータを書
き込むようにしているので、記憶手段内で既に書き込ん
だデータをシフトさせることなく、データの補完が行え
る。
【0020】第10の発明は、第9の発明において、第
2の識別情報は、特定パケットのデータを書き込むべき
記憶手段でのアドレス位置を、先頭番地からのオフセッ
ト値として示すオフセット情報を含んでおり、書き込み
制御手段は、オフセット情報に基づいて、空きエリアの
位置を特定することを特徴とする。
【0021】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の一実施形態に係
る衛星データ伝送方法を実現する衛星データ伝送システ
ムの構成を示す図である。図1において、送信装置1
は、データを通信衛星2に向かって送信する。各受信装
置3は、通信衛星2から送られてくるデータを受信す
る。なお、本実施形態では、一例として、MPEG2ト
ランスポートストリーム形式(以後、MPEG2−TS
と呼ぶ)でデータを送信するものとする。ただし、本発
明は、MPEG2−TS以外の他の形式でデータを伝送
する方法にも適用が可能であることを予め指摘してお
く。
【0022】図2および図3は、それぞれ、図1の衛星
データ伝送システムにおけるデータ送信方式を説明する
ためのタイミングチャートおよびデータストリーム構成
図である。以下、これら図2および図3を参照して、本
実施形態における伝送方式について説明する。
【0023】図2に示すように、送信装置1は、いわゆ
るカルーセル方式を採用しており、単位時間当たりに数
回、同一データを送信する。図4の例では、データA,
B,C,Dが最初の送信サイクルで送信され、データ
A’,B’,C’,D’が2回目の送信サイクルで送信
される。ここで、データA,B,C,DとデータA’,
B’,C’,D’は、同一のデータである。このよう
に、同じデータを複数回繰り返して送信するのは、受信
装置3がデータを確実に受け取れるようにするためであ
り、これによって、回線品質の向上が図れる。
【0024】次に、図3を参照して、送信すべきオリジ
ナルデータ4(図2で言えば、データA,B,C,Dの
中のいずれか1つ)は、ヘッダ情報41と、ペイロード
データ42とによって構成される。ヘッダ情報41は、
宛先となる受信装置3を特定すると共に、当該受信装置
3で受信されたときにデータの処理を指示するための情
報を含む。ペイロードデータ42は、受信装置3で処理
されるべき本体データである。前述したように、本実施
形態では、データの伝送形式として、MPEG2−TS
を採用している。このMPEG2−TSでは、図3に示
すように、送信すべきオリジナルデータ4は、一連の複
数のパケット5に分割されて伝送される。なお、各パケ
ット5のデータ長は、固定である。
【0025】各パケット5には、時分割多重する際に必
要となる情報(以後、TSヘッダと呼ぶ)51が付与さ
れる。また、先頭パケットSPには、オリジナルデータ
4のヘッダ情報41が格納される。さらに、先頭パケッ
トSPのTSヘッダ51には、MPEG2−TSで決め
られているペイロードスタートユニットインジケータが
設定される。受信装置3は、このペイロードスタートユ
ニットインジケータを受信すると、データ受信動作を開
始する。
【0026】先頭パケットSPと最終パケットSPとの
間には、1つまたは複数の特定パケットXPが挿入され
る。この特定パケットXPには、オリジナルデータ4の
一部が格納されると共に、ヘッダ情報41を細分化して
そこから選択的に抜き出された所定のヘッダ情報(以
下、特定ヘッダ情報と称す)52が付与される。ここ
で、特定パケットXPにヘッダ情報41のすべてを付加
すると、伝送帯域が無駄に浪費されるため、特定ヘッダ
情報52のみを付加することで、トラヒック利用率の低
下を防止している。この特定パケットXPのTSヘッダ
51にも、先程説明したMPEG2−TSで決められて
いるペイロードスタートユニットインジケータが設定さ
れる。この設定を行うことにより、途中のパケットであ
っても、受信装置3はデータ受信動作を開始することが
できる。なお、各パケット5は固定長であるため、最終
パケットEPでオリジナルデータのデータ長が不足する
場合がある。この場合、パディングデータ53を用い、
データ長を合わせる処理を行う。また、本実施形態で
は、データの不足部分を逆に利用して、特定ヘッダ情報
52を特定パケットに詰め込む処理を行っている。これ
については、後述する。
【0027】図4は、図3の特定ヘッダ情報52の詳細
を示す図である。図4において、特定ヘッダ情報52に
は、宛先管理番号521と、パケット番号522と、オ
フセット情報523と、伝送データ情報524とが含ま
れている。宛先管理番号521は、受信装置3が自己宛
データであることを判断するために用いるデータであ
る。パケット番号522には、自パケットが全体パケッ
ト中の何番目のパケットであるかを示す番号が設定され
る。受信装置3は、この番号で受信の可否を判断し、受
信失敗時にはこの部分が一致するデータパケットを受信
してデータの補完を行う。オフセット情報523は、特
定パケットXPのデータを受信装置3内のデータ記憶メ
モリに格納する際、その格納位置を示す情報として機能
する。すなわち、オフセット情報52は、当該データ記
憶メモリのある番地を先頭として、先頭パケットから順
番に受信データを記憶させたときに、特定パケットXP
のデータを格納すべき位置が、当該先頭番地に対して有
するアドレス上の距離を示す情報である。このようなオ
フセット情報を持つことにより、受信装置3で余分なメ
モリ制御処理を行うことなく、受信データを格納するこ
とができる。伝送データ情報524は、オリジナルデー
タ4の属性を示す情報(ファイル番号等)を含む。
【0028】図5は、図1に示す送信装置1のより詳細
な構成を示すブロック図である。図5において、送信装
置1は、データ保存部11と、データ選択部12と、デ
ータエンコード部13と、特定パケット選択部14と、
データ多重化部15と、データ送信部16と、送信アン
テナ17とを備えている。
【0029】データ保存部11には、送信を待機してい
る複数のデータが保存されている。データ選択部12
は、データ保存部11に保存されている複数のデータの
中から、次に送信するデータを選択して読み出す。この
とき、データ選択部12は、データ保存部11から読み
出したデータにヘッダ情報41を付与し、当該データを
図3に示すオリジナルデータ4の形式にする。データエ
ンコード部13は、データ選択部12から出力されるオ
リジナルデータ4を、MPEG2−TS形式に従うフォ
ーマット、すなわち複数のパケット5から成るパケット
列にエンコード(変換)する。このとき、特定パケット
選択部14は、上記パケット列の中から、1または複数
のパケットを特定パケットXPとして選択し、選択した
各特定パケットXPに特定ヘッダ情報52を付与する。
データ多重化部15は、データエンコード部13によっ
てエンコードされたデータを複数個バッファリングする
機能を有し、バッファリングされたデータをそれぞれ異
なるタイムスロットに割り当てることで時分割多重す
る。データ送信部16は、データ多重化部15から出力
される多重化データを、送信アンテナ17を用いて通信
衛星2に送信する。
【0030】図6は、図1に示す受信装置3のより詳細
な構成を示すブロック図である。図6において、受信装
置3は、受信アンテナ31と、受信部32と、データデ
コード部33と、再受信処理部34と、メモリ制御部3
5と、データ記憶メモリ36とを備えている。
【0031】受信部32は、通信衛星2から送られてく
るデータを受信する。データデコード部33は、受信部
32によって受信されたデータをデコードし、元のデー
タ(送信装置1のデータ保存部11に格納されている状
態のデータ)に戻す。再受信処理部34は、データの再
受信時に起動され、データ記憶メモリ36へのデータの
書き込みを制御する。メモリ制御部35は、受信部33
および再受信処理部34からの指示に基づいて、データ
記憶メモリ36へのデータの書き込みを行う。データ記
憶メモリ36は、受信部32によって受信されたパケッ
トのデータを記憶する。
【0032】図7は、図5における特定パケット選択部
14の動作を説明するためのフローチャートである。以
下、この図7を参照して、特定パケット選択部14の動
作を説明する。まず、特定パケット選択部14は、デー
タ選択部12によって読み出されたオリジナルデータ4
のデータ長(ヘッダ情報41およびペイロードデータ4
2を含む)を、パケット5のデータ長(TSヘッダ51
を除く部分のヘッダ長であり、固定である)で除算する
ことにより、最終パケットEPにデータの不足部分すな
わちパディングデータを付与する部分が生じるか否かを
判断する(ステップS1)。もし、パディングデータを
付与する部分が生じる場合、特定パケット選択部14
は、付与すべきパディングデータのデータ長を特定ヘッ
ダ情報52のデータ長で除算することにより、何個のパ
ケット5を特定パケットXPとして選択可能かを演算す
る(ステップS2)。次に、特定パケット選択部14
は、ステップS2で演算された個数分のパケットを特定
パケットXPとして選択し(ステップS3)、選択した
特定パケットXPに特定ヘッダ情報52を付与する(ス
テップS4)。このとき、選択される特定パケットXP
としては、先頭パケットSPおよび最終パケットEP以
外の任意のパケットを選択すればよいが、特定パケット
XPは、できるだけ等間隔に配置されることが好まし
い。また、選択される特定パケットXPが1個の場合
は、先頭パケットSPと最終パケットEPとの間のほぼ
中央位置に配置されることが好ましい。なお、パディン
グデータが存在しない場合、またはパディングデータの
データ長が特定ヘッダ情報52のデータ長よりも短い場
合、特定パケット選択部14は、ステップS3およびS
4において、特定パケットの選択および特定ヘッダ情報
52の付与を行わない。上記のように、本来はパディン
グデータが埋め込まれるデータの不足部分を、特定ヘッ
ダ情報52を割り当てるために使用しているので、トラ
ヒックの利用率を低下させることなく、特定パケットX
Pを送ることができる。
【0033】図8は、図6の受信部32が行う受信処理
動作を説明するためのフローチャートである。以下、こ
の図8を参照して、受信部32の受信処理動作を説明す
る。受信部32は、パケットを受信すると、当該受信パ
ケットが自局宛のパケットであるか否かを判断し(ステ
ップS101)、自局宛のパケットである場合は、先頭
パケットSPであるか否かを判断する(ステップS10
2)。この判断は、受信したパケットのTSヘッダ51
を参照することによって行われる。受信パケットが自局
宛のパケットであり、かつ先頭パケットSPである場
合、受信部32は、そのパケットの全データをエラーな
く受信したか否かを判断する(ステップS103)。こ
の判断は、パケット5に付されている誤り検出符号(パ
リティービット、CRC等)によって誤り検出を行うこ
とによって可能となる。受信パケットにエラーがない場
合、受信部32は、受信されかつデコードされたパケッ
ト(最初は先頭パケットSP)のデータを、データ記憶
メモリ36に転送して書き込むようにメモリ制御部35
に指示する(ステップS104)。次に、メモリ制御部
35は、データ記憶メモリ36の書き込み番地を指定す
るためのメモリポインタを1パケット分更新する(ステ
ップS105)。次に、受信部32は、1つのオリジナ
ルデータ4に対して生成されたパケット5の全てを受信
したか否かを判断する(ステップS106)。未受信の
パケットが存在する場合、再びステップS103の動作
に戻り、次のパケット5が受信され、データ記憶メモリ
36へ書き込まれる。ステップS103〜S106の動
作を繰り返して全パケットの受信が終了すると、受信部
32は、その動作を終了する。
【0034】ここで、最終パケットEPを受信する前に
受信パケットにエラーが生じた場合の動作を説明する。
この場合、上記ステップS103で受信パケットにエラ
ーが生じたことが判断され、受信部32は、特定パケッ
トを既に受信済みか否かを判断する。特定パケットを既
に受信済みの場合は、次の受信サイクルにおいて途中か
らの受信が可能になるので、メモリ制御部35は、メモ
リポインタを1パケット分シフトさせる(ステップS1
08)。次に、受信部32は、対応する異常フラグをO
Nする(ステップS109)。ここで、異常フラグは、
1つのオリジナルデータ4に対して生成されるパケット
5のそれぞれに対して準備される。例えば、1つのオリ
ジナルデータ4が10個のパケット5に分割されて送ら
れる場合、当該異常フラグは、10個準備される。オリ
ジナルデータ4が何個のパケットで送られるかは、先頭
パケットSPに格納されるTSヘッダ51およびヘッダ
情報41を見ればわかる。上記ステップS109の後、
ステップS106へ進み、次のパケット5の受信および
書き込みが行われる。
【0035】上記のように、データ記憶メモリ36に
は、受信されたパケットのデータが連続的かつ順番に格
納されていく。そして、受信パケットにエラーが生じる
と、データ記憶メモリ36上でそのパケットのデータを
格納するための空き領域がとりあえず確保され、その空
き領域の後に、後続の受信パケットのデータが格納され
る。確保された空き領域は、2回目以降の受信サイクル
で該当するパケットを正常に受信したときに埋められ
る。
【0036】図9は、図6の再受信処理部34が行う再
受信処理を説明するためのフローチャートである。以
下、この図9を参照して、再受信処理部34が行う再受
信処理動作を説明する。この図9に示す再受信処理は、
既に受信部32が1回目の受信サイクルでの受信処理を
終了し、しかも一部の受信パケットにエラーが生じてい
る状況下で、2回目以降の受信サイクルで受信部32が
ペイロードスタートユニットインジケータの設定された
パケット(すなわち、先頭パケットSPまたは特定パケ
ットXP)を受信したときに起動される。
【0037】上記のような起動条件が満たされたとき、
受信部32は、割り込み信号を発生し、再受信処理部3
4に出力する。応じて、再受信処理部34は、受信した
パケットが自局宛のパケットか否かを判断する(ステッ
プS201)。受信パケットが自局宛のパケットの場
合、再受信処理部34は、当該受信パケットにエラーが
生じているか否かを判断する(ステップS202)。エ
ラーが生じていない場合、再受信処理部34は、異常フ
ラグが1個でもONしているか否かを判断する(ステッ
プS203)。異常フラグが1個でもONしている場
合、再受信処理部34は、そのとき受信している特定パ
ケットXPがエラーパケットの直前に位置する特定パケ
ットであるか否かを判断する(ステップS204)。こ
こで、「エラーパケットの直前に位置する特定パケッ
ト」の意味を、図10を参照して説明する。今、特定パ
ケットXP1の後に特定パケットXP2が配置され、特
定パケットXP2の後に特定パケットXP3が配置され
ており、特定パケットXP2とXP3との間のパケット
でエラーが生じたものとする。このような状況では、エ
ラーパケットに対応する異常フラグがONされている。
この場合、エラーパケットの直前の特定パケットは、特
定パケットXP2である。特定パケットXP1は、後続
する特定パケットXP2との間でエラーが生じていない
ため、エラー発生直前の特定パケットではない。すなわ
ち、本実施形態では、ある特定パケットから次の特定パ
ケットまでの区間を1単位としてエラー管理を行ってい
る。そして、ある区間でエラーパケットが発生した場
合、その区間の始端に位置する特定パケットが、そのエ
ラーパケットの直前の特定パケットとなる。
【0038】受信パケットが自局宛でない場合、または
受信パケットにエラーが生じた場合、または異常フラグ
が全てOFFされている場合、または受信した特定パケ
ットがエラー発生直前の特定パケットではない場合、再
受信処理部34は、その動作を終了する。一方、受信パ
ケットが自局宛であり、受信パケットにエラーが生じて
おらず、1個でも異常フラグがONされており、受信し
た特定パケットがエラー発生直前の特定パケットである
場合、再受信処理部34は、受信した特定パケットXP
に格納されているオフセット情報を参照する(ステップ
S205)。ここで、図11を参照して、オフセット情
報について説明する。前述したように、データ記憶メモ
リ36には、受信したパケットのデータが、所定の番地
を先頭として、パケットの番号順次に格納される。も
し、途中でエラーパケットが生じても、当該エラーパケ
ットに対する格納領域は、詰められることなくデータ記
憶メモリ上で空き領域として確保され、後にエラーのな
いパケットを受信したときに穴埋めされる。このこと
は、各パケットの格納領域が、データ記憶メモリ36上
で一義的に決定されることを意味する。オフセット情報
は、先頭パケットSPが格納される先頭番地と、ある特
定パケットXPがデータ記憶メモリ36上で格納される
位置との間のオフセット値(アドレス間距離)を規定し
ている。次に、メモリ制御部35は、再受信処理部34
が参照したオフセット情報に基づいて、メモリポインタ
の値を決定する(ステップS206)。すなわち、受信
した特定パケットXPを格納するためのデータ記憶メモ
リ36上のアドレス位置を決定する。
【0039】次に、再受信処理部34は、そのとき受信
したパケットのデータが既にデータ記憶メモリ36に書
き込まれているか否かを判断する(ステップS20
7)。既に書き込まれている場合、メモリ制御部35
は、メモリポインタを1パケット分更新させる(ステッ
プS208)。その後、再受信処理部34は、次のパケ
ットを受信する(ステップS209)。応じて、再受信
処理部34は、受信パケットにエラーが生じているか否
かを判断する(ステップS210)。エラーが生じてい
る場合、再受信処理部34は、再受信処理を中止し、次
の受信サイクルを待ち受ける。一方、エラーが生じてい
ない場合は、ステップS207の動作に戻り、新たに受
信したパケットが既にデータ記憶メモリ36に書き込ま
れているか否かを判断する。ステップS207〜S21
0が動作が繰り返されて、データ記憶メモリ36に書き
込まれていないパケットを受信すると、当該パケット
は、前回の受信サイクルでエラーを生じていたパケット
であるから、再受信処理部34は、当該パケットのデー
タをデータ記憶メモリ36に転送して書き込むようにメ
モリ制御部35に指示する(ステップS211)。次
に、メモリ制御部35は、メモリポインタを1パケット
分更新する(ステップS212)。次に、再受信処理部
34は、このとき書き込まれたパケットに対応する異常
フラグをOFFする(ステップS213)。次に、再受
信処理部34は、ONされている他の異常フラグがある
か否かを判断する(ステップS214)。ONされてい
る他の異常フラグが存在する場合、再受信処理部34
は、次のパケットを受信し(ステップS215)、ステ
ップS207の動作に戻る。その後、ステップS207
〜S215の動作が繰り返され、前回の受信サイクルで
エラーを生じていたパケットが順番にデータ記憶メモリ
36に書き込まれていく。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る衛星データ伝送方法
を実現する衛星データ伝送システムの構成を示す図であ
る。
【図2】図1の衛星データ伝送システムにおけるデータ
送信方式を説明するためのタイミングチャートである。
【図3】図1の衛星データ伝送システムにおけるデータ
送信方式を説明するためのデータストリーム構成図であ
る。
【図4】図3の特定ヘッダ情報52の詳細を示す図であ
る。
【図5】図1に示す送信装置1のより詳細な構成を示す
ブロック図である。
【図6】図1に示す受信装置3のより詳細な構成を示す
ブロック図である。
【図7】図5における特定パケット選択部14の動作を
説明するためのフローチャートである。
【図8】図6の受信部32が行う受信処理動作を説明す
るためのフローチャートである。
【図9】図6の再受信処理部34が行う再受信処理を説
明するためのフローチャートである。
【図10】再受信処理部34によるエラーの管理方法を
説明するための図である。
【図11】特定パケットに格納されたオフセット情報を
説明するための図である。
【図12】従来の衛星データ伝送システムにおけるデー
タ送信方式を説明するためのデータストリーム構成図で
ある。
【符号の説明】
1…送信装置 11…データ保存部 12…データ選択部 13…データエンコード部 14…特定パケット選択部 15…データ多重化部 16…データ送信部 17…送信アンテナ 2…通信衛星 3…受信装置 31…受信アンテナ 32…受信部 33…データデコード部 34…再受信処理部 35…メモリ制御部 36…データ記憶メモリ 4…オリジナルデータ 5…パケット 51…TSヘッダ 52…特定ヘッダ情報 521…宛先管理番号 522…パケット番号 523…オフセット情報 53…パディングデータ

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 衛星通信回線を用いて複数の受信装置に
    対してデータを送信する衛星データ送信装置であって、 送信すべきオリジナルデータが分割的に格納された一連
    のパケットを生成するパケット生成手段と、 前記一連のパケットの内の先頭パケットに対し、前記受
    信装置が受信動作を開始するために必要な第1の認識情
    報を付与する第1の識別情報付与手段と、 前記一連のパケットの内、先頭パケットおよび最終パケ
    ットを除く中間パケットの中から1つまたは複数のパケ
    ットを特定パケットとして選択し、当該選択した特定パ
    ケットに対し、前記受信装置が受信動作を開始するため
    に必要な第2の認識情報を付与する第2の識別情報付与
    手段と、 前記特定パケットを含む一連のパケットを時分割多重に
    より前記衛星通信回線に送出するパケット送出手段とを
    備える、衛星データ送信装置。
  2. 【請求項2】 前記第2の識別情報は、 宛先となる受信装置を示すための宛先管理番号と、 前記複数のパケットにおいて、先頭パケットからの位置
    を示すパケット番号値と、 前記オリジナルデータの属性を示す伝送データ情報とを
    含む、請求項1に記載の衛星データ送信装置。
  3. 【請求項3】 前記オリジナルデータは、ヘッダ情報お
    よびペイロードデータを含み、 前記第1の認識情報は、前記オリジナルデータのヘッダ
    情報そのものであり、 前記第2の認識情報は、前記オリジナルデータのヘッダ
    情報から部分的に抽出された特定ヘッダ情報である、請
    求項2に記載の衛星データ送信装置。
  4. 【請求項4】 前記第2の識別情報付与手段は、前記特
    定パケットがほぼ等間隔に出現するように、前記一連の
    パケットの中から特定パケットを選択する、請求項1に
    記載の衛星データ送信装置。
  5. 【請求項5】 前記第2の識別情報付与手段は、前記特
    定パケットに第2の識別情報を付与することによって生
    じる伝送情報の増加分が、前記一連のパケットの内の最
    終パケットで生じるデータ長の不足部分の範囲内に収ま
    るように、選択する特定パケットの数を決定することを
    特徴とする、請求項1に記載の衛星データ送信装置。
  6. 【請求項6】 前記第2の識別情報付与手段は、前記一
    連のパケットの内の最終パケットで生じるデータ長の余
    剰部分が最小になるように、選択する特定パケットの数
    を決定することを特徴とする、請求項5に記載の衛星デ
    ータ送信装置。
  7. 【請求項7】 衛星通信回線を用いて送信装置から時分
    割で送信されてくる一連のパケットを受信する衛星デー
    タ受信装置であって、 前記一連のパケットには、送信すべきオリジナルデータ
    が分割して格納されており、 前記一連のパケットの内の先頭パケットには、受信動作
    を開始するのに必要な第1の認識情報が付与されてお
    り、 前記一連のパケットの内の先頭パケットおよび最終パケ
    ットを除く1つまたは複数の特定パケットには、受信動
    作を開始するのに必要な第2の認識情報が付与されてお
    り、 前記一連のパケットを受信する受信手段と、 前記受信手段が受信したパケットのデータを記憶する記
    憶手段と、 前記受信手段に関連して、前記記憶手段へのパケットデ
    ータの書き込みを制御する書き込み制御手段とを備え、 前記受信手段は、前記先頭パケットおよび前記特定パケ
    ットのいずれかを受信したとき、前記第1または第2の
    識別情報に基づいて、受信動作を開始することを特徴と
    する、衛星データ受信装置。
  8. 【請求項8】 前記一連のパケットは、それぞれのデー
    タ長が固定であり、 前記書き込み制御手段は、前記受信手段が受信した一連
    のパケットのデータを前記記憶手段の所定の番地を先頭
    番地としてそこから順番に書き込むことを特徴とする、
    請求項7に記載の衛星データ受信装置。
  9. 【請求項9】 前記書き込み制御手段は、前記受信手段
    が最初の受信サイクルにおいてエラーの生じているパケ
    ットを受信したとき、前記記憶手段のアドレス空間上
    で、当該エラーの生じているパケットのための空きエリ
    アを確保しておき、2回目以降の受信サイクルで前記受
    信手段が当該パケットのデータを受信したとき、当該空
    きエリアに当該パケットのデータを書き込むことを特徴
    とする、請求項8に記載の衛星データ受信装置。
  10. 【請求項10】 前記第2の識別情報は、前記特定パケ
    ットのデータを書き込むべき前記記憶手段でのアドレス
    位置を、前記先頭番地からのオフセット値として示すオ
    フセット情報を含んでおり、 前記書き込み制御手段は、前記オフセット情報に基づい
    て、前記空きエリアの位置を特定することを特徴とす
    る、請求項9に記載の衛星データ受信装置。
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