JPH11251826A - 車載器用rf基板 - Google Patents
車載器用rf基板Info
- Publication number
- JPH11251826A JPH11251826A JP5220498A JP5220498A JPH11251826A JP H11251826 A JPH11251826 A JP H11251826A JP 5220498 A JP5220498 A JP 5220498A JP 5220498 A JP5220498 A JP 5220498A JP H11251826 A JPH11251826 A JP H11251826A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- antenna
- board
- substrate
- circuit
- base plate
- Prior art date
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Abstract
(57)【要約】
【課題】軸比、ビームパターン特性の優れたアンテナを
構成し得る車載器用RF基板を提供する。 【解決手段】アンテナ基板11の上面にパッチアンテナ
を形成し、裏面にはアンテナ基板用の地板13を積層す
る。また、アンテナ基板11とは別個に回路基板14を
設け、この回路基板14の裏面に回路基板用の地板15
を積層し、上面には電子回路を設ける。上記アンテナ基
板11と回路基板14とは分離して設けており、パッチ
アンテナと回路基板14上の電子回路との間を例えば同
軸ケーブル、または整合のとれたコネクタ等の線路16
により接続する。すなわち、アンテナ基板11を回路基
板14から分離して独立に設けることにより、アンテナ
基板用地板13のサイズを任意に設定でき、パッチアン
テナの位置を任意に調整できるようにしている。
構成し得る車載器用RF基板を提供する。 【解決手段】アンテナ基板11の上面にパッチアンテナ
を形成し、裏面にはアンテナ基板用の地板13を積層す
る。また、アンテナ基板11とは別個に回路基板14を
設け、この回路基板14の裏面に回路基板用の地板15
を積層し、上面には電子回路を設ける。上記アンテナ基
板11と回路基板14とは分離して設けており、パッチ
アンテナと回路基板14上の電子回路との間を例えば同
軸ケーブル、または整合のとれたコネクタ等の線路16
により接続する。すなわち、アンテナ基板11を回路基
板14から分離して独立に設けることにより、アンテナ
基板用地板13のサイズを任意に設定でき、パッチアン
テナの位置を任意に調整できるようにしている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ノンストップ自動
料金収受システム用車載器に使用される車載器用RF基
板に関する。
料金収受システム用車載器に使用される車載器用RF基
板に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、有料道路における料金収受処理
は、電子装置の発達と共に、従来の収受員による収受を
無人収受化する方向で開発が進められており、道路側に
設置された路側装置と車両に搭載された車載器との間で
無線通信を行なうことにより、通行料金の自動収受処理
を行ない、車両がノンストップで料金所を通過できるよ
うにしたノンストップ自動料金収受システム(ETC:
Electronic Toll Collection)が開発されている。
は、電子装置の発達と共に、従来の収受員による収受を
無人収受化する方向で開発が進められており、道路側に
設置された路側装置と車両に搭載された車載器との間で
無線通信を行なうことにより、通行料金の自動収受処理
を行ない、車両がノンストップで料金所を通過できるよ
うにしたノンストップ自動料金収受システム(ETC:
Electronic Toll Collection)が開発されている。
【0003】上記ノンストップ自動料金収受システムに
使用される車載器には、従来、図3(a)〜(c)に示
すような構造のRF(高周波)基板が搭載されている。
図3(a)はRF基板の上面図、同図(b)は側面図、
同図(c)は裏面図である。図3において、1は導電性
部材からなる地板で、この地板1の上面にアンテナ基板
2を積層し、裏面に回路基板3を積層している。すなわ
ち、地板1をアンテナ基板2と回路基板3に共通の地板
としている。そして、上記アンテナ基板2にはパッチア
ンテナ4が形成され、回路基板3には回路部5が設けら
れる。また、RF基板の他の例としては、図4に示すよ
うに地板上に基板6を積層し、この基板6上にアンテナ
部7と回路部8を形成するようにしたものがある。
使用される車載器には、従来、図3(a)〜(c)に示
すような構造のRF(高周波)基板が搭載されている。
図3(a)はRF基板の上面図、同図(b)は側面図、
同図(c)は裏面図である。図3において、1は導電性
部材からなる地板で、この地板1の上面にアンテナ基板
2を積層し、裏面に回路基板3を積層している。すなわ
ち、地板1をアンテナ基板2と回路基板3に共通の地板
としている。そして、上記アンテナ基板2にはパッチア
ンテナ4が形成され、回路基板3には回路部5が設けら
れる。また、RF基板の他の例としては、図4に示すよ
うに地板上に基板6を積層し、この基板6上にアンテナ
部7と回路部8を形成するようにしたものがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記車載器による無線
通信は、領域限定通信、すなわち料金所の各レーン毎に
予め設定されている所定通信領域内で行なわれるように
なっており、アンテナの軸比、ビームパターンが通信領
域の安定化に大きく関係している。車載器に搭載される
パッチアンテナの軸比向上、ビームパターンの対称化に
はアンテナ地板の最適化が必要不可欠である。しかし、
図3に示したようにアンテナ基板2と回路基板3に対し
て地板1を共通地板とした従来の構造では、回路基板3
のサイズの制約によりアンテナ基板2のみの地板最適化
は困難である。また、図4に示したように同一の基板6
上にアンテナ部7と回路部8とを形成したものにおいて
も、図3の場合と同様にアンテナ部7に対する地板最適
化は困難である。
通信は、領域限定通信、すなわち料金所の各レーン毎に
予め設定されている所定通信領域内で行なわれるように
なっており、アンテナの軸比、ビームパターンが通信領
域の安定化に大きく関係している。車載器に搭載される
パッチアンテナの軸比向上、ビームパターンの対称化に
はアンテナ地板の最適化が必要不可欠である。しかし、
図3に示したようにアンテナ基板2と回路基板3に対し
て地板1を共通地板とした従来の構造では、回路基板3
のサイズの制約によりアンテナ基板2のみの地板最適化
は困難である。また、図4に示したように同一の基板6
上にアンテナ部7と回路部8とを形成したものにおいて
も、図3の場合と同様にアンテナ部7に対する地板最適
化は困難である。
【0005】本発明は上記の課題を解決するためになさ
れたもので、軸比、ビームパターン特性の優れたアンテ
ナを構成し得る車載器用RF基板を提供することを目的
とする。
れたもので、軸比、ビームパターン特性の優れたアンテ
ナを構成し得る車載器用RF基板を提供することを目的
とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に係る車載器用R
F基板は、車載器の電子回路が構成される回路基板と、
この回路基板の上面に形成される電子回路と、前記回路
基板の裏面に形成される回路基板用地板と、前記回路基
板とは別個に独立して形成されるアンテナ基板と、この
アンテナ基板の上面に形成されるアンテナ素子と、前記
アンテナ基板の裏面に形成されるアンテナ基板用地板
と、前記アンテナ基板上のアンテナ素子と前記回路基板
上の電子回路とを結合する線路とを具備したことを特徴
とする。
F基板は、車載器の電子回路が構成される回路基板と、
この回路基板の上面に形成される電子回路と、前記回路
基板の裏面に形成される回路基板用地板と、前記回路基
板とは別個に独立して形成されるアンテナ基板と、この
アンテナ基板の上面に形成されるアンテナ素子と、前記
アンテナ基板の裏面に形成されるアンテナ基板用地板
と、前記アンテナ基板上のアンテナ素子と前記回路基板
上の電子回路とを結合する線路とを具備したことを特徴
とする。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の一
実施形態を説明する。図1は本発明の一実施形態に係る
車載器用RF基板の上面図、図2は同側面図である。図
1及び図2において、11はアンテナ基板で、このアン
テナ基板11の上面にはアンテナ素子例えばパッチアン
テナ12が形成され、裏面にはアンテナ基板用地板13
が積層される。
実施形態を説明する。図1は本発明の一実施形態に係る
車載器用RF基板の上面図、図2は同側面図である。図
1及び図2において、11はアンテナ基板で、このアン
テナ基板11の上面にはアンテナ素子例えばパッチアン
テナ12が形成され、裏面にはアンテナ基板用地板13
が積層される。
【0008】また、14は回路基板で、この回路基板1
4の裏面には回路基板用の地板15が積層され、上面に
は電子回路が設けられる。上記アンテナ基板11と回路
基板14とは分離して設けられており、パッチアンテナ
12と回路基板14上の電子回路との間が例えば同軸ケ
ーブル、または整合のとれたコネクタ等の線路16によ
り接続される。
4の裏面には回路基板用の地板15が積層され、上面に
は電子回路が設けられる。上記アンテナ基板11と回路
基板14とは分離して設けられており、パッチアンテナ
12と回路基板14上の電子回路との間が例えば同軸ケ
ーブル、または整合のとれたコネクタ等の線路16によ
り接続される。
【0009】上記のようにアンテナ基板11を回路基板
14から分離し、独立して設けることにより、アンテナ
基板用地板13の軸比向上、ビームパターン対称化のた
めの調整が単独で可能である。また、アンテナ基板用地
板13は、回路基板用地板15のサイズに影響されない
ので、パッチアンテナ12の配置位置を任意に調整で
き、パッチアンテナ12の位置をアンテナ基板用地板1
3の中心に配置することができる。以上のようにして、
軸比、ビームパターン特性の優れたアンテナを搭載した
車載器用RF基板を構成することができ、通信領域の安
定化が可能となる。
14から分離し、独立して設けることにより、アンテナ
基板用地板13の軸比向上、ビームパターン対称化のた
めの調整が単独で可能である。また、アンテナ基板用地
板13は、回路基板用地板15のサイズに影響されない
ので、パッチアンテナ12の配置位置を任意に調整で
き、パッチアンテナ12の位置をアンテナ基板用地板1
3の中心に配置することができる。以上のようにして、
軸比、ビームパターン特性の優れたアンテナを搭載した
車載器用RF基板を構成することができ、通信領域の安
定化が可能となる。
【0010】
【発明の効果】以上詳記したように本発明によれば、車
載器におけるアンテナ基板を回路基板から分離し、独立
して設けているので、アンテナ基板用地板のサイズを任
意に設定できると共に、パッチアンテナの位置を任意に
調整することができる。従って、アンテナ基板用地板の
軸比向上、ビームパターン対称化のための調整が単独で
可能である。
載器におけるアンテナ基板を回路基板から分離し、独立
して設けているので、アンテナ基板用地板のサイズを任
意に設定できると共に、パッチアンテナの位置を任意に
調整することができる。従って、アンテナ基板用地板の
軸比向上、ビームパターン対称化のための調整が単独で
可能である。
【図1】本発明の一実施形態に係る車載器用RF基板の
上面図。
上面図。
【図2】同実施形態における車載器用RF基板の側面
図。
図。
【図3】(a)は従来の車載器用RF基板の上面図、
(b)は同側面図、(c)は同裏面図。
(b)は同側面図、(c)は同裏面図。
【図4】従来の車載器用RF基板の他の構成例を示す上
面図。
面図。
11 アンテナ基板 12 パッチアンテナ 13 アンテナ基板用地板 14 回路基板 15 回路基板用地板 16 線路
Claims (1)
- 【請求項1】 車載器の電子回路が構成される回路基板
と、この回路基板の上面に形成される電子回路と、前記
回路基板の裏面に形成される回路基板用地板と、前記回
路基板とは別個に独立して形成されるアンテナ基板と、
このアンテナ基板の上面に形成されるアンテナ素子と、
前記アンテナ基板の裏面に形成されるアンテナ基板用地
板と、前記アンテナ基板上のアンテナ素子と前記回路基
板上の電子回路とを結合する線路とを具備したことを特
徴とする車載器用RF基板。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5220498A JPH11251826A (ja) | 1998-03-04 | 1998-03-04 | 車載器用rf基板 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5220498A JPH11251826A (ja) | 1998-03-04 | 1998-03-04 | 車載器用rf基板 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11251826A true JPH11251826A (ja) | 1999-09-17 |
Family
ID=12908259
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5220498A Withdrawn JPH11251826A (ja) | 1998-03-04 | 1998-03-04 | 車載器用rf基板 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11251826A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009171567A (ja) * | 2007-12-20 | 2009-07-30 | Harada Ind Co Ltd | パッチアンテナ装置 |
-
1998
- 1998-03-04 JP JP5220498A patent/JPH11251826A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009171567A (ja) * | 2007-12-20 | 2009-07-30 | Harada Ind Co Ltd | パッチアンテナ装置 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20050510 |