JPH11251808A - 携帯無線装置 - Google Patents

携帯無線装置

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JPH11251808A
JPH11251808A JP10047621A JP4762198A JPH11251808A JP H11251808 A JPH11251808 A JP H11251808A JP 10047621 A JP10047621 A JP 10047621A JP 4762198 A JP4762198 A JP 4762198A JP H11251808 A JPH11251808 A JP H11251808A
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JP
Japan
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antenna
rotary
operation body
dial
housing
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Application number
JP10047621A
Other languages
English (en)
Inventor
Masatoshi Sawamura
政俊 澤村
Yoshitaka Kanayama
佳貴 金山
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】アンテナの伸張・収納操作が片手で簡単に行え
ると共に、アンテナを手動で伸張・収納させることで軽
量化する。 【解決手段】この発明では、手動用のダイヤル(回転操
作体)22がアンテナ12に係合されると共に、筐体1
1から露出するように取り付けられる。したがって、筐
体11に対するアンテナ12の伸張・収納操作が片手で
簡単に行えると共に、伸張・収納用モータなどの駆動手
段を用いた場合に比べて軽量化することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば携帯電話
に適用して好適な携帯無線装置に関する。詳しくは、手
動用の回転操作体をアンテナに係合させると共に、筐体
から露出するように取り付けることによって、筐体に対
するアンテナの伸張・収納操作が片手で簡単に行えると
共に、伸張・収納用モータなどの駆動手段を用いた場合
に比べて軽量化できるようにしたものである。
【0002】
【従来の技術】電波を送受信することで、無線による通
話が可能な携帯無線装置が知られている。図7は従来の
携帯無線装置10を示す。同図に示すように、携帯無線
装置10では、その筐体11に通話用のスピーカ部8と
マイク部9、操作用の複数の釦13及び操作状況や通信
状態等を表示するための液晶表示部14を有している。
【0003】そして、この筐体11には移動体通信用の
設備が内装され、筐体11の上部に設けられたアンテナ
12を介して電波を送受信するようになっている。
【0004】アンテナ12は筐体11に対して伸張・収
納が自在となっており、通話時は安定した受信感度を保
つために、アンテナ12が人体頭部から離れるように筐
体11内から引き出して使用し、携帯無線装置10を鞄
等へ収納する場合はアンテナ12を筐体11内に収納す
るようになっている。このような携帯無線装置10にお
いて、アンテナ12を伸張・収納させる場合は、片方の
手で装置本体を支えながら、もう片方の手でアンテナを
伸張・収納させるのが普通である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、図7に示し
た携帯無線装置10のアンテナ12は片手で伸張・収納
させることが困難である。そのため、伸張・収納操作を
するときに、例えば片方の手に鞄などを持っている場合
には、一度その鞄を放してからでないと、アンテナの伸
張・収納作業が行えないので非常に面倒であった。
【0006】これに対して、特開平8−316712の
携帯電話機では、モータによってアンテナを伸張・収納
させているので、アンテナの伸張・収納を片手で操作す
ることができる。しかし、この場合には駆動手段として
モータを内蔵させなければならないので、装置本体が重
くなると共に消費電力が増大するという問題が生じる。
【0007】そこで、この発明は、上述した問題を解決
したものであって、アンテナの伸張・収納操作が片手で
簡単に行えると共に、伸張・収納用モータなどの駆動手
段を用いた場合に比べて軽量にすることができる携帯無
線装置を提供するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
め、この発明に係る携帯無線装置では、移動体通信手段
が設けられ、少なくとも片手で把持可能な筐体と、筐体
内に収納部を有した伸張・収納式のアンテナと、アンテ
ナに係合され、且つ、筐体から露出するように取り付け
られた回転操作体とを備え、回転操作体の手動操作によ
って、筐体に対してアンテナを伸張・収納するようにな
されたことを特徴とするものである。
【0009】この発明によれば、手動用の回転操作体が
アンテナに係合されると共に、筐体から露出するように
取り付けられる。したがって、筐体に対するアンテナの
伸張・収納操作が片手で簡単に行えると共に、伸張・収
納用モータなどの駆動手段を用いた場合に比べて軽量化
することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】続いて、この発明に係る携帯無線
装置の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明
する。なお、従来例と同様の部分には同一符号を付し、
その詳細な説明は省略する。
【0011】図1はこの発明の第1の実施の形態に係る
携帯無線装置20の構成を示す。この発明では、電波送
受信用のアンテナに係合してアンテナを伸張・収納させ
るための回転操作体を筐体の外部に露出するように取り
付けることによって、手動操作で簡単にアンテナの伸張
・収納操作が行えるようにしたものである。
【0012】同図において、携帯無線装置20では、移
動体通信手段としての移動体通信回路21を有し、片手
で把持できる矩形の筐体11に対し、導電性の材質で略
棒状のアンテナ12がスライド自在に配されている。
【0013】アンテナ12は筐体11の上部に穿設され
たアンテナ12の太さより僅かに大きい円形孔23に挿
通され、アンテナ12を収納させたときに筐体11の収
納部28に配されるようになっている。
【0014】また、アンテナ12は固定摺動子24を介
して移動体通信回路21に電気的に接続されている。固
定摺動子24はこの例では、細長い銅板の先端を湾曲さ
せて形成したものであり、筐体11内に取付固定されて
いる。アンテナ12はこの固定摺動子24に対して接触
状態を保ちながら摺動することになる。
【0015】そして、図1に示すように、筐体11に対
してアンテナ12を伸張・収納するために、この例では
ゴム材などの非導電性の材質で構成された円板状のダイ
ヤル(回転操作体)22が配される。ダイヤル22は使
用者が直接に操作できるように、筐体11の側面上部に
形成された開口部29から外周面の一部が露出するよう
に配設されると共に、回転軸25に回転自在で且つ、ス
ライド自在に取り付けられる。
【0016】ダイヤル22が図2ABのようにアンテナ
12側にスライドしているときは、ダイヤル22の外周
面がアンテナ12を僅かに押圧する状態で接触するよう
になされ、これにより、アンテナ12に係合される。ダ
イヤル22がスライドしてアンテナ12に係合する場
合、ダイヤル22は回転軸25上の所定位置で位置決め
される必要があるので、回転軸25の一端側(図2AB
では左側)はダイヤル22のスライド位置を規制するた
めに太く形成されている。
【0017】ダイヤル22はアンテナ12を僅かに押圧
するように配設されることで、その接触状態が確実なも
のになるが、このままではダイヤル22の押圧力が一方
的にアンテナ12に作用してしまうため、図1のよう
に、アンテナ12を介してダイヤル22と対向する位置
に円板状のローラ26が配設される。
【0018】ローラ26は回転軸27に回転自在となる
ように取り付けられ、ダイヤル22と共にアンテナ12
を挟持できるような配置関係となされている。そのた
め、ローラ26とダイヤル22の間隔はアンテナ12の
太さより僅かに狭くなるように選ばれている。これによ
り、アンテナ12はちょうどダイヤル22及びローラ2
6の外周面に適宜な摩擦力をっもって接触するようにな
る。
【0019】なお、ローラ26は回転軸27に対してス
ライドすることはない。また、アンテナ12はダイヤル
22及びローラ26から抜けてしまうことがないよう
に、アンテナ12の下端には抜け止め用のストッパ39
が形成されている(図1参照)。
【0020】一方、図2ABに示すように、回転軸25
の他端側(図2ABでは右側)にはロータリエンコーダ
(入力手段)19がダイヤル22に対向するように固定
されている。このロータリエンコーダ19は略円板状で
あり、ダイヤル22がロータリエンコーダ19側にスラ
イドしているときにダイヤル22に対向する面の一部が
ダイヤル22と共に回転できるようになされている。
【0021】この例では、ダイヤル22とロータリエン
コーダ19の係合状態を完全にするためにダイヤル22
には凸部22aがこの例では2個形成され、これに対応
してロータリエンコーダ19には凹部(図示せず)が形
成されている。
【0022】このロータリエンコーダ19では、ダイヤ
ル22と係合した部分がダイヤル22と共に回転したと
きに、その回転角に応じて電気信号が発生し、フレキシ
ブル基板18によって移動体通信回路21に伝送され
る。そして、この信号に基づいて、移動体通信回路21
内に記録された例えば電話番号等の情報が検索できるよ
うになっている。
【0023】このように構成された携帯無線装置20で
は、ダイヤル22をアンテナ12側にスライドさせて、
ダイヤル22とアンテナ12とを係合させている場合に
は、図3のように装置本体(筐体11)を片手で持ちな
がら、ダイヤル22を回転させることによって、アンテ
ナ12を上下にスライドさせることができる。図2にお
いて、ダイヤル22を反時計回りに回転させた場合はア
ンテナ12が上方にスライドして筐体11から伸張さ
れ、ダイヤル22を時計回りに回転させた場合はアンテ
ナ12が下方にスライドして筐体11内の収納部28に
収納される。
【0024】したがって、筐体11に対するアンテナ1
2の伸張・収納操作が片手で簡単に行えると共に、アン
テナ12を伸張・収納させるためにモータなどを用いた
場合に比べて軽量化することができる。
【0025】また、ダイヤル22をロータリエンコーダ
19側にスライドさせている場合には、入力手段19を
介して移動体通信回路21内の情報を検索することがで
きる。ダイヤル22はアンテナ12側と入力手段19側
との間でスライド自在なので、単一のダイヤル22でア
ンテナ12又は入力手段19の2つの操作をすることが
できる。
【0026】続いて、この発明の第2の実施の形態であ
る携帯無線装置30について説明する。なお、第1の実
施の形態と同様の部分は同一符号を付しその詳細な説明
は省略する。
【0027】図4は携帯無線装置30の構成を示す。こ
の携帯無線装置30では、アンテナ12に連結された送
りベルト31をダイヤル(回転操作体)22の手動操作
で駆動することで、アンテナ12を伸張・収納するよう
にしたものである。
【0028】同図に示すように、携帯無線装置30はア
ンテナ12に連結された送りベルト31、送りベルト3
1を案内するガイド32,32及、送りベルト31に駆
動力を付与するための歯車33が一体形成されたダイヤ
ル(回転操作体)22及び送りベルト31を折り返すた
めの歯車35を有している。
【0029】図4において、送りベルト31は可撓性の
樹脂材で略ひも状に形成されており、筐体11の上側に
取り付けられた歯車33と筐体11の下側に立設された
回転軸34に回転自在に取り付けられた折り返し用の歯
車35とに掛装される。
【0030】また、送りベルト31を歯車33及び35
に掛装させて図のように逆S字状とするために、筐体1
1の内側にはU字状のガイド32,32がその一部を互
いに重ねるようにして形成されている。送りベルト31
はこれらガイド32,32で作られる逆S字状の隙間に
配される。
【0031】送りベルト31は歯車33の回転によって
駆動されることで、アンテナ12を押したりあるいは引
いたりするようになっている。そのため、送りベルト3
1には歯車33に噛合するための歯部31aが所定の範
囲に亘って形成されている。歯部31aが形成されてい
る長さはアンテナ12のスライド量に対応するように選
定されている。この場合、歯車33が送りベルト31を
送りすぎて歯車33から送りベルト31が外れてしまう
ことがないように、歯部31aの両端側は歯部を形成し
ないまま残されてストッパ部36,36が構成されてい
る。
【0032】一方、送りベルト31の歯車35に対応す
る部分には歯車35に噛合するための歯部35aが所定
の範囲に亘って形成されており、歯車35によって折り
返された送りベルト31が円滑に移動できるようになっ
ている。この場合も歯部35aの両端側は歯部を形成し
ないままに残されてストッパ部37,37が形成され
て、送りベルト31が歯車35から外れるのが未然に防
止されている。
【0033】携帯無線装置30は以上のような構成によ
り、ダイヤル22がアンテナ12に係合される。なお、
この携帯無線装置30では、第1の実施の形態の携帯無
線装置20のように、ダイヤル22を回転軸25にスラ
イド自在に取り付け、アンテナ12と入力手段19の双
方を選択的に操作することができるように構成すること
も可能である。この場合には、例えば、歯車33が形成
されたダイヤル22が一方の側へスライドしたときに歯
車33が送りベルト31の歯部31aに噛合し、ダイヤ
ル22が他方の側へスライドしたときには、入力手段1
9(図2)に係合するようにすればよい。
【0034】さて、このように構成された携帯無線装置
30では、第1の実施の形態である携帯無線装置20の
場合と同様に、手動用のダイヤル22がアンテナ12に
係合されているので、装置本体(筐体11)を片手で持
ちながら、ダイヤル22を回転させることによって、ア
ンテナ12を上下にスライドさせることができる。
【0035】図4において、ダイヤル22を時計回りに
回転させた場合は、歯車33に駆動された送りベルト3
1がアンテナ12を押す。これにより、アンテナ12は
上方にスライドして筐体11から伸張される。これとは
逆に、ダイヤル22を反時計回りに回転させた場合は、
歯車33に駆動された送りベルト31がアンテナ12を
引張る。これにより、アンテナ12は下方にスライドし
て筐体11内の収納部28に収納される。
【0036】したがって、筐体11に対するアンテナ1
2の伸張・収納操作が片手で簡単に行えると共に、アン
テナ12を伸張・収納させるためにモータなどを用いた
場合に比べて軽量化することができる。
【0037】また、折り返し用の歯車35が配設されて
いるので、駆動用の歯車35を筐体11の上側に配設す
ることができる。したがって、歯車35が設けられたダ
イヤル22を筐体11の上側に位置させることができ、
図3のように装置本体を片手で持ったときでも、ダイヤ
ル22の操作がしやすくなる。
【0038】さらに、ダイヤル22を回転軸25にスラ
イド自在に取り付け、アンテナ12と入力手段19の双
方を選択的に操作することができるように構成した場合
には、単一のダイヤル22でアンテナ12又は入力手段
19の2つの操作をすることができる。
【0039】続いて、この発明の第3の実施の形態であ
る携帯無線装置40について説明する。なお、第1の実
施の形態及び第2の実施の形態と同様の部分は同一符号
を付しその詳細な説明は省略する。
【0040】図5は携帯無線装置40の構成を示す。こ
の携帯無線装置40は第2の実施の形態の携帯無線装置
30の構成をより簡単にしたものである。
【0041】同図に示すように、携帯無線装置40はア
ンテナ12に連結された送りベルト31、送りベルト3
1を案内するガイド32,38及び送りベルト31に駆
動力を付与するための歯車33が一体形成されたダイヤ
ル(回転操作体)22を有している。
【0042】図5に示すように、送りベルト31はU字
状のガイド32とこれの内側に配された直線状のガイド
38とで作られるU字状の隙間に配される。また、送り
ベルト31の歯部31aはガイド32の湾曲した部分の
内側に回転自在に取り付けられたダイヤル22の歯車3
3に噛合される。
【0043】以上のような構成により、ダイヤル22は
アンテナ12に係合される。したがって、ダイヤル22
を回転させることで、アンテナ12を筐体11に対して
伸張又は収納させることができる。なお、この携帯無線
装置40では、第1の実施の形態の携帯無線装置20の
ように、ダイヤル22を回転軸25にスライド自在に取
り付け、アンテナ12と入力手段19の双方を選択的に
操作することができるように構成することも可能であ
る。この場合には、例えば、歯車33が形成されたダイ
ヤル22が一方の側へスライドしたときに歯車33が送
りベルト31の歯部31aに噛合し、ダイヤル22が他
方の側へスライドしたときには、入力手段19(図2)
に係合するようにすればよい。
【0044】さて、このように構成された携帯無線装置
40では、第1の実施の形態である携帯無線装置20の
場合と同様に、手動用のダイヤル22がアンテナ12に
係合されているので、装置本体(筐体11)を片手で持
ちながら、ダイヤル22を回転させることによって、ア
ンテナ12を上下にスライドさせることができる。
【0045】図4において、ダイヤル22を反時計回り
に回転させた場合は、歯車33に駆動された送りベルト
31がアンテナ12を押す。これにより、アンテナ12
は上方にスライドして筐体11から伸張される。これと
は逆に、ダイヤル22を時計回りに回転させた場合は、
歯車33に駆動された送りベルト31がアンテナ12を
引張る。これにより、アンテナ12は下方にスライドし
て筐体11内の収納部28に収納される。
【0046】したがって、筐体11に対するアンテナ1
2の伸張・収納操作が片手で簡単に行えると共に、アン
テナ12を伸張・収納させるためにモータなどを用いた
場合に比べて軽量化することができる。
【0047】また、アンテナ12の収納方向のほぼ延長
線上にダイヤル22を配設したので、送りベルト31の
長さをアンテナ12の長さ程度にまで短くすることがで
きると共に、ガイド32,38の構成を簡単にすること
ができる。したがって、携帯無線装置40の構成をより
簡単にすることができる。
【0048】さらに、ダイヤル22を回転軸25にスラ
イド自在に取り付け、アンテナ12と入力手段19の双
方を選択的に操作することができるように構成した場合
には、単一のダイヤル22でアンテナ12又は入力手段
19の2つの操作をすることができる。
【0049】なお、図2の説明では、ダイヤル(回転操
作体)22は回転軸25に対してスライド自在に取り付
けられ、単一のダイヤル22でアンテナ12と入力手段
19の双方を操作する場合を説明したが、例えば、図6
のようにダイヤル22を2個設け、アンテナ12用のダ
イヤル22と入力手段19用のダイヤル22が独立して
回転するように構成して、アンテナ12と入力手段19
を個々に操作できるようにしてもよい。また、このこと
は、携帯無線装置30及び携帯無線装置40にも適用す
ることができる。
【0050】
【発明の効果】以上説明したようにこの発明に係る携帯
無線装置では、手動用の回転操作体をアンテナに係合さ
せると共に、筐体から露出するように取り付けたもので
ある。
【0051】したがって、筐体に対するアンテナの伸張
・収納操作が片手で簡単に行えると共に、伸張・収納用
モータなどの駆動手段を用いた場合に比べて軽量化する
ことができる等の効果がある。
【0052】この発明は携帯電話に適用して極めて好適
である。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施の形態に係る携帯無線装
置20の構成を示す図である。
【図2】図1の側面図である
【図3】携帯無線装置20を手に持った状態を示す図で
ある。
【図4】この発明の第2の実施の形態に係る携帯無線装
置30の構成を示す図である。
【図5】この発明の第3の実施の形態に係る携帯無線装
置40の構成を示す図である。
【図6】アンテナ用の回転操作体(ダイヤル22)と入
力手段用の回転操作体(ダイヤル22)が個々に設けら
れた場合を示す図である。
【図7】従来の携帯無線装置の構成を示す図である。
【符号の説明】
10,20,30,40・・・携帯無線装置、11・・
・筐体、12・・・アンテナ、18・・・フレキシブル
基板、19・・・ロータリエンコーダ、21・・・移動
体通信回路、22・・・回転操作体、24・・・摺動
子、25,27,34・・・回転軸、26・・・ロー
ラ、28・・・収納部、29・・・開口部、31・・・
送りベルト、32,38・・・ガイド、33,35・・
・歯車、39・・・ストッパ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 移動体通信手段が設けられ、少なくとも
    片手で把持可能な筐体と、 前記筐体内に収納部を有した伸張・収納式のアンテナ
    と、 前記アンテナに係合され、且つ、前記筐体から露出する
    ように取り付けられた回転操作体とを備え、 前記回転操作体の手動操作によって、前記筐体に対して
    前記アンテナを伸張・収納するようになされたことを特
    徴とする携帯無線装置。
  2. 【請求項2】 前記アンテナと前記回転操作体が設けら
    れた場合であって、 前記回転操作体に対向し、前記回転操作体と共に前記ア
    ンテナを挟持するローラを有することを特徴とする請求
    項1記載の携帯無線装置。
  3. 【請求項3】 前記アンテナと前記回転操作体が設けら
    れた場合であって、 前記アンテナに連結された送りベルトと、 前記送りベルトを案内するガイドと、 前記送りベルトに駆動力を付与する歯車とを有し、 前記歯車は前記回転操作体に設けられ、且つ、前記送り
    ベルトに係合されていることを特徴とする請求項1記載
    の携帯無線装置。
  4. 【請求項4】 前記移動体通信手段に回転式の入力手段
    が設けられると共に、前記回転操作体が設けられた場合
    であって、 前記回転操作体は回転軸に取り付けられると共に、該回
    転軸に沿って前記アンテナ側と前記移動体通信手段の入
    力手段側の間をスライド可能となされ、 前記アンテナを伸張・収納させるときは、前記回転操作
    体を前記アンテナ側にスライドさせ、前記入力手段を回
    転させるときは、前記回転操作体を前記入力手段側にス
    ライドさせるようにしたことを特徴とする請求項1記載
    の携帯無線装置。
  5. 【請求項5】 前記移動体通信手段に回転式の入力手段
    が設けられると共に、前記アンテナ用の回転操作体が設
    けられた場合であって、 前記入力手段に係合され、且つ、該移動体通信手段内に
    記録された情報を検索する検索用の回転操作体が設けら
    れ、 前記アンテナ用の回転操作体と前記検索用の回転操作体
    が独立して回転するようになされたことを特徴とする請
    求項1記載の携帯無線装置。
JP10047621A 1998-02-27 1998-02-27 携帯無線装置 Pending JPH11251808A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010092154A (ja) * 2008-10-06 2010-04-22 Nippon Signal Co Ltd:The ハンディタイプのリーダライタ
US7750740B2 (en) 2006-02-20 2010-07-06 Fujitsu Limited Semiconductor circuit
JP2013197786A (ja) * 2012-03-19 2013-09-30 Casio Comput Co Ltd 感度調整装置及び電波通信機器

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