JPH04105742U - 携帯用電話装置 - Google Patents

携帯用電話装置

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JPH04105742U
JPH04105742U JP906291U JP906291U JPH04105742U JP H04105742 U JPH04105742 U JP H04105742U JP 906291 U JP906291 U JP 906291U JP 906291 U JP906291 U JP 906291U JP H04105742 U JPH04105742 U JP H04105742U
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JP
Japan
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antenna
casing
housing
sub
transmitter
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Application number
JP906291U
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English (en)
Inventor
聖 鈴木
Original Assignee
ソニー株式会社
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Publication of JPH04105742U publication Critical patent/JPH04105742U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 折り畳み可能な携帯用電話装置を折り畳むこ
とでアンテナを筐体に内蔵させ、コンパクトにして携帯
に便利なものとし、アンテナの破損を防ぐようにしたも
のである。 【構成】 少くとも送話器8が筐体1とは別のサブ筐体
10に格納され、筐体1に回動自在となされ、サブ筐体
10を回動させて送話可能状態にすると筐体1に内蔵さ
れていたアンテナ6が筐体1外に突出されるようにした
ものである。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は自動車電話等の携帯用電話に用いて好適な携帯用電話装置に係り、特 に送話準備状態にアンテナを筐体外に突出させる様にした携帯用電話装置に関す る。
【0002】
【従来の技術】
移動体間の通信については近時種々の無線通信システム装置が提案され、特に 自動車電話機、パーソナル無線機或は携帯用電話機等の機種も、車載型、ショル ダー型或はハンディ型等が出現している。
【0003】 図7は現在一般に使用されている携帯用電話機の外観図を示すもので、パーソ ナル無線等では90MHzが利用されているが自動車電話等では800MHz帯 が利用され、アンテナの長さ等も比較的短いものが用いられている。
【0004】 図7に於いて、筐体1は片手で携帯が可能なコードレス型の電話機とされ、略 長方形状の合成樹脂材で箱形となされ、前面のパネル上端面には受話器7が筐体 1内に収納され、略中央部位置にテンキー等の操作キー群3が配設されている。 又、下端面には送話器8が筐体内に収納され、上記送受話器7及び8用の複数の 透孔4及び5がパネル2の上下面に穿設され、更に、筐体1の背面近傍の上面部 にアンテナ6が筐体1より外部に延設されている。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
上述の従来構成に説明した移動体間送受話器のアンテナは、親機或は相手側の 電話機との送受信時に筐体1内に入っていたアンテナ6を手で引き出すもの、或 は携帯用電話機のように利用周波数帯が高くアンテナ長が短いものでは伸縮自在 のアンテナ6ではなく、フレキシブルなアンテナ6を筐体1外に延設したままの ものも多い。
【0006】 いづれの機種においても、送受信時にはアンテナ6は筐体1から外部に引き出 す必要がある。手動操作でアンテナ6を引き出すものでは送受信毎にアンテナ6 を筐体1内から引き出さなければならない煩しさがあり、筐体1外に常にアンテ ナ6を延設したままの機種では非使用状態でアンテナ6が短いとはいえ邪魔にな る等の問題があった。
【0007】 本考案は叙上の問題点を解消するためになされたもので、その目的とするとこ ろは送受信時に自動的にアンテナを筐体内から飛び出させると共に非送受信時に はアンテナを自動的に筐体内に収納し得る様にした携帯様電話装置を提供しよう とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本考案の携帯用電話装置はその例が図1に示される様に送受話器及びアンテナ 6を有する筐体1と、この筐体1の下端部に回動自在に取り付けられた送話器7 と、筐体1内に収納し得ると共に筐体1外に延設自在となしたアンテナ6とを具 備し、送話器7を筐体1から回動させたときアンテナ6を筐体1外に突出させる ようにしたものである。
【0009】
【作用】
本考案の携帯用電話装置によれば送受信時に送話器8が収納されたサブ筐体1 0を回動させて、送話し易い状態となせばアンテナ6はサブ筐体10の回動に連 動して自動的に筐体1外に飛び出して送受信可能状態となされ、送話器8の収納 されたサブ筐体10を筐体1に収納させる様に回動させればアンテナ6は自動的 に筐体1内に収納されて携帯に便利な小型の構造となるものが得られる。
【0010】
【実施例】
以下、本考案の携帯用電話装置の一実施例を図1乃至図6について詳細に説明 する。
【0011】 図1は本例のアンテナ収納状態を示す外観斜視図、図2はアンテナを筐体外に 突出させた時の外観斜視図である。
【0012】 図1及び図2に於いて、図7との対応部分には同一符号を付して重複説明を省 略するも、筐体1は略長方形状の側断面L字状の合成樹脂等の箱体からなり、内 部には受話器7を含む送受信回路並に制御回路を含んでいる。この送受信回路の 始終端はアンテナ6に接続され、送受信回路の非動作時には、破線で示すように 、アンテナ6は常時筐体1に内蔵されている。
【0013】 筐体1のパネル2の上端内部には受話器7が配設され、受話器7からの音声信 号を放音するための複数の透孔4が穿たれている。パネル2の略中央部には制御 回路に接続されたテンキ等の操作キー群3(図2参照)を有し、パネルの下端部 側にヒンジ部9が形成され、このヒンジ部9を介してサブ筐体10が筐体1に回 動自在に枢着されている。
【0014】 サブ筐体10は略長方形状の合成樹脂材の箱型と成され、図2に示す様に側断 面逆L字状と成された筐体1の幅狭部の下端にヒンジ部9を介して回動自在に枢 着されている。図1の様に破線で示すサブ筐体10を折り畳んで携帯電話機11 を略長方形状のコンパクトな形状としたとき、その裏側には筐体1との結合及び 解除を行なうロック機構用の摘み12を有し、サブ筐体10の反対側の内側には 図2に示すように送話器8用の透孔5が配設され、必要に応じて操作キー群3も 設けられる。筐体1の略中間部の幅狭部にも勿論操作キー群3が配設されている 。
【0015】 上述構成の携帯用電話機に於いて、送受信を行なわない図1に示す状態ではサ ブ筐体10は筐体1に折り畳まれている。
【0016】 次に図1のロック機構用の摘み12を押圧すると筐体1とサブ筐体10とのロ ックが解除されて、破線で示す様に、サブ筐体10がヒンジ部9を中心に反時計 方向に回動すると共に破線で示す様に、アンテナ6がサブ筐体10の回動動作に 関連して筐体1内から外側に飛び出し、図2に示す様に送受信可能状態となされ る。
【0017】 勿論、逆に図2の送受信状態からサブ筐体10を図1に示す様に折り畳んで非 使用状態にすればアンテナ6は自動的に筐体1内に収納されて、収納時にアンテ ナが邪魔にならずコンパクトに成し得て、アンテナ等を破線させないように成さ れている。
【0018】 上述のサブ筐体10と連動して筐体1外に突出或は収納させるためのアンテナ 突出機構の構成を図3乃至図6によって説明する。
【0019】 図3及び図4は本例の一実施例を示すものであり、図3は要部側断面図、図4 は要部組立状態図である。
【0020】 図3に於いて、筐体1の下端部近傍にヒンジ部9を介して回動自在に枢着され たサブ筐体10には回動に応じて共に回動する押圧レバー13が固定されている 。
【0021】 この押圧レバー13の端部にはヒンジ部の中心軸に枢着された支軸が回動自在 に枢着され、押圧レバーの一端には略三角形状のカム15が固定されている。
【0022】 一方、筐体1側には窓17が穿たれた長方形状の箱型のケーシング16を有し 、このケーシング16内にアンテナ6を含むアンテナ突出機構17が配設されて いる。
【0023】 これらアンテナ6及びアンテナ突出機構17を図4の組立斜視図と共に説明す る。
【0024】 アンテナ6の根元部分は合成樹脂等で構成した係合レバー収納部18の上端部 18aに固定されている。係合レバー収納部18の下端部18bには軸19が植 立され、この軸にコイルスプリング20が挿通され、ケーシング16の底部16 の間に介在されている。
【0025】 上記係合レバー収納部18の上端部18aと下端部18bは略長方形状のブロ ックで構成され、これら上下端部18a及び18bの左右側壁間を連結する左右 側壁18L及び18Rが平行になる様に配設され、上下端面は開放状態となされ 、更に、左右側壁18L及び18Rの上端を橋絡するストッパー18Cが配設さ れている。
【0026】 係合レバー21は略L字状の合成樹脂等で構成され、L字状の長辺レバー21 aの先端には略三角形状の係合片22が形成されると共に係合片22と平行に長 辺レバー21aの略中間位置に突片23を形成して、この突片23をケーシング 16の窓17より突出させカム14に対接させる様になす。
【0027】 L字状の係合レバー21の短辺レバー21bの端面はケーシング16の壁面に 対接して係合レバー21の支点となる。この短辺レバー21bと平行に長辺レバ ー21aの突片23の突出面と反対面にピン24が植立され、このピン24にコ イルスプリング25が挿着される。
【0028】 この様な係合レバー21のアッセンブリを係合レバー収納部18の左右側壁1 8L及び18R間に挿入し、係合片22とストッパー18Cとが係合する様にケ ーシング16に挿入し、窓17から係合レバー21の突片23を突出させる様に 成されている。
【0029】 上述の様に組立てられたアンテナ突出機構17は図3に示す様にサブ筐体10 を支軸10を中心に矢印Aで示すように反時計方向に回動させれば押圧レバー1 3の先端の三角形状のカム15が突片23を矢印B方向に押圧し、コイルスプリ ング25の偏倚力に抗して、係合レバー21は短辺レバー21bの支点Cを中心 に反時計方向に回動されて係合片22はストッパー18Cから離脱する。
【0030】 その結果ケーシング16の底部16aと係合レバー収納部18の下端部18b 間に介在されたスプリングコイル20の偏倚力によってアンテナ6は矢印D方向 に上動し、筐体1の外部に突出することになる。
【0031】 上述の場合、突出したアンテナ6を筐体1内に収納するにはアンテナ6をD方 向と逆の方向に押圧させると共にサブ筐体10を折り畳む必要があるが図5及び 図6に示す構成とすればサブ筐体10の回動に応じてアンテナを筐体1から突出 又は筐体1に収納させることが出来る。
【0032】 図5はヒンジ部9の支軸14にギヤー26を枢着し、このギヤー26と噛み合 うラックギヤ27の一端にアンテナ6を固定し、アンテナ6を固定部28,28 に沿って摺動させる様に構成させている。
【0033】 図5に於いて、アンテナ6を筐体1の上面に穿った透孔29から破線で示す様 に突出させるにはサブ筐体10の支軸14を反時計方向に回動させればよく、逆 にサブ筐体10の支軸14を時計方向に回動させ、サブ筐体10を筐体11にて 折り畳む様にすればアンテナ6は実線で示す位置の筐体1内に収納される。
【0034】 尚、4,5は筐体1及びサブ筐体10に収納した受話器7及び送話器8の前面 に穿った複数の透孔である。
【0035】 図6は更に簡単な他の構成を示すアンテナ突入出機構である。アンテナ6は筐 体1に固定された固定部28に穿った透孔に挿入されて矢印E−E方向に摺動さ れる。アンテナ6の根元はスライド板30に固定されている。このスライド板3 0にはピン31が植立され、このピン31は回動板32の先端に穿った小判孔状 のスリット33に遊合されている。回動板32の他端はヒンジ部9の支軸14に 固定されている。
【0036】 上述の構成で支軸14、即ち、送話器8が配設されたサブ筐体10を矢印F− F方向に回動させればスライド板30及びアンテナ6はE−E方向に摺動され、 アンテナ6は筐体1から突出させ或は筐体1に収納することが出来る。
【0037】 本考案の携帯用電話装置は上述の各実施例に限定することなく、例えば、サブ 筐体10のロック用の摘み12を押圧した時に自動的にアンテナを突出させる等 種々変更し得ること明らかである。
【0038】
【考案の効果】
本考案の携帯用電話装置によれば送話器の内蔵されたサブ筐体を開いて送受信 状態にすれば、アンテナが筐体から突出して自動的に送受信可能状態となり、非 送受信時にサブ筐体を折り畳めばアンテナ6は筐体内に収納出来て、コンパクト なものが得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の携帯用電話装置の折り畳み時の外観斜
視図である。
【図2】本考案の携帯用電話装置の送受信状態の外観斜
視図である。
【図3】本考案の携帯用電話装置のアンテナ突出機構の
要部側断面図である。
【図4】本考案の携帯用電話装置のアンテナ突出機構の
組立斜視図である。
【図5】本考案の携帯用電話装置のアンテナ突入出機構
の略線図である。
【図6】本考案の携帯用電話装置のアンテナ突入出機構
の他の斜視図である。
【図7】従来の携帯用電話装置の外観図である。
【符号の説明】
1 筐体 6 アンテナ 7 受話器 8 送話器 10 サブ筐体

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 送受話器及びアンテナを有する筐体と、
    上記筐体の下端部に回動自在に取り付けられた上記送話
    器と、上記筐体内に収納し得ると共に該筐体外に延設自
    在となしたアンテナとを具備し、上記送話器を上記筐体
    から回動させたとき上記アンテナを上記筐体外に突出さ
    せるようにしたことを特徴とする携帯用電話装置。
JP906291U 1991-02-26 1991-02-26 携帯用電話装置 Pending JPH04105742U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP906291U JPH04105742U (ja) 1991-02-26 1991-02-26 携帯用電話装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP906291U JPH04105742U (ja) 1991-02-26 1991-02-26 携帯用電話装置

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Publication Number Publication Date
JPH04105742U true JPH04105742U (ja) 1992-09-11

Family

ID=31899785

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP906291U Pending JPH04105742U (ja) 1991-02-26 1991-02-26 携帯用電話装置

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JP (1) JPH04105742U (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06303295A (ja) * 1993-04-16 1994-10-28 Nec Corp アンテナ・イヤホン付無線装置
JPH0774807A (ja) * 1993-09-03 1995-03-17 Nec Corp 携帯電話機
JPH0897891A (ja) * 1994-09-22 1996-04-12 Nec Corp 自動オープン式折り畳み携帯電話機

Cited By (3)

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