JPH11248145A - 燃焼装置 - Google Patents

燃焼装置

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Publication number
JPH11248145A
JPH11248145A JP10047562A JP4756298A JPH11248145A JP H11248145 A JPH11248145 A JP H11248145A JP 10047562 A JP10047562 A JP 10047562A JP 4756298 A JP4756298 A JP 4756298A JP H11248145 A JPH11248145 A JP H11248145A
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JP
Japan
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plate
combustion
temperature side
primary
metal
Prior art date
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Pending
Application number
JP10047562A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeshi Kashiwase
毅 柏瀬
Tadao Hiroki
忠雄 廣木
Juichi Takada
寿一 高田
Tetsuya Fujita
哲也 藤田
Yoshitsugu Watabe
喜次 渡部
Yoshiaki Kaneko
好章 金子
Teruaki Harada
輝明 原田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Sanyo Denki Gas Kiki KK
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
Sanyo Denki Gas Kiki KK
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Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd, Sanyo Denki Gas Kiki KK filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
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Publication of JPH11248145A publication Critical patent/JPH11248145A/ja
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02BCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
    • Y02B30/00Energy efficient heating, ventilation or air conditioning [HVAC]

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  • Direct Air Heating By Heater Or Combustion Gas (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 燃焼装置の燃焼開始時や消火時に発生するき
しみ音やこすれ音等の金属音の発生を抑制することがで
きる燃焼装置を提供する。 【解決手段】 バーナ本体21の一次炎孔部25に連な
る一次燃焼室27を有する金属製の燃焼箱板29aとバ
ーナ本体21を支持する金属製の支持板23とを一次炎
孔部25の近傍で止め具39を介して結合した燃焼装置
である。結合部での燃焼箱板29aと支持板23との内
の高温側に位置する板材23を低温側に位置する板材2
9よりも熱膨張率の小さい金属材料で形成したものであ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばガスファン
ヒータ、石油ファンヒータ等の温風暖房機に用いられる
燃焼装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、バーナ本体の一次炎孔部に連な
る一次燃焼室を有する金属製の燃焼箱板と前記バーナ本
体を支持する金属製の支持板とを前記バーナ本体の一次
炎孔部の近傍で止め具を介して結合した燃焼装置が知ら
れている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この種のものでは燃焼
熱により材料が膨張、収縮を繰り返す。特に一次炎孔部
の近傍における止め具を用いた結合部では高温側に位置
する板材が約500℃程度の熱に晒されたとすると、低
温側に位置する板材は約300℃程度の熱を受ける。従
って、両者間には約200℃程度の温度差が生じ、高温
側に位置する板材、及び低温側に位置する板材の膨張
量、収縮量に大きな差が発生する。
【0004】この板材間の膨張量、収縮量に大きな差が
発生すると燃焼開始時や消火時にきしみ音やこすれ音等
の金属音が発生するという問題がある。
【0005】そこで、本発明の目的は、上述した従来の
技術が有する課題を解消し、燃焼装置の燃焼開始時や消
火時に発生するきしみ音やこすれ音等の金属音の発生を
抑制することができる燃焼装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
バーナ本体の一次炎孔部の近傍で止め具を介して複数の
板材を重ね合せて結合した燃焼装置において、前記結合
部での複数の板材の内の高温側に位置する板材を低温側
に位置する板材よりも熱膨張率の小さい金属材料で形成
したことを特徴とするものである。
【0007】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明において、結合部での複数の板材間に熱伝導率の大き
い金属製板材を介装したことを特徴とするものである。
【0008】請求項3記載の発明は、バーナ本体の一次
炎孔部に連なる一次燃焼室を有する金属製の燃焼箱板と
前記バーナ本体を支持する金属製の支持板とを前記一次
炎孔部の近傍で止め具を介して結合した燃焼装置におい
て、前記結合部での燃焼箱板と支持板との内の高温側に
位置する板材を低温側に位置する板材よりも熱膨張率の
小さい金属材料で形成したことを特徴とするものであ
る。
【0009】請求項4記載の発明は、請求項3記載の発
明において、前記結合部での前記燃焼箱板と前記支持板
との間に熱伝導率の大きい金属製板材を介装したことを
特徴とするものである。
【0010】この発明では、高温側に位置する板材が低
温側に位置する板材よりも熱膨張率の小さい金属材料で
形成されるので、高温側と低温側とで大きな温度差が生
じたとしても各板材間で熱膨張率が異なる分だけ膨張
量、収縮量の差が小さくなる。従って、燃焼装置の燃焼
開始時や消火時に発生するきしみ音やこすれ音等の金属
音の発生が抑制される。
【0011】また、この発明では、金属製板材を通じて
高温側から低温側への熱伝導が促進され、高温側と低温
側との温度差が抑制され、各板材間での膨張量、収縮量
の差が小さくなる。従って、燃焼装置の燃焼開始時や消
火時に発生するきしみ音やこすれ音等の金属音の発生が
抑制される。
【0012】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施形態を添付図
面に従って説明する。
【0013】図1は、本発明に係る燃焼装置が適用され
る温風暖房機を示している。この温風暖房機1は外装ケ
ース3の内側に仕切り板5を有し、この仕切り板5の内
側には燃焼装置7及び送風機9を備えて構成されてい
る。外装ケース3の背面には空気吸込口11が形成さ
れ、前面下部には温風吹出口13が形成されている。
【0014】温風暖房機1の運転時には、空気吸込口1
1から吸い込まれた空気が燃焼装置7での一次空気、二
次空気となって燃料と混合、燃焼された後に通風路15
及び送風機9を経て温風吹出口13から吹き出されると
共に、一部空気は外装ケース3と仕切り板5との間の通
風路17を通って外装ケース3を冷却した後に通風路1
5及び送風機9を経て温風吹出口13から吹き出され
る。
【0015】燃焼装置7は、図2及び図3に示すよう
に、2枚の金属板を結合して構成されたブンゼンバーナ
からなるバーナ本体21を備えている。このバーナ本体
21の上側には炎孔板22がスポット溶接で固着され、
この炎孔板22には多数個のスリット状炎孔24が長手
方向に配列して穿設され、これにより一次炎孔部25が
形成されている。また、燃焼装置7は、バーナ本体21
の一次炎孔部25に連なる一次燃焼室27を有する金属
製の燃焼箱29と、バーナ本体21を支持する金属製の
支持板23とを備えている。燃焼箱29の中央部には整
流板31が設けられ、この整流板31には横長矩形状に
開口した中間炎孔部33が形成されている。この中間炎
孔部33は一次炎孔部25と燃焼箱29の上端の二次炎
孔部35との間に位置し、その幅は一次炎孔部25の幅
よりも狭く形成されている。
【0016】図3に示すように、ノズル36からバーナ
本体21へ噴出された燃料は、その周囲の空気を一次空
気として吸引し、図2に示すように、この燃焼用一次空
気と略均一に混合されて炎孔板22の各スリット状炎孔
24から噴出され、二次空気孔38を通って一次燃焼室
27に導入された二次空気と混合される。
【0017】例えば、約3000kcal/hで強燃焼
させた場合、一次燃焼室27内で一次燃焼が行われ、一
次炎孔部25から中間炎孔部33にかけて大きな一次燃
焼炎が形成されると共に、二次炎孔部35で燃焼箱29
の周囲の空気を二次空気とする二次燃焼が行われ、二次
炎孔部35上に二次燃焼炎が形成される。この場合、一
次燃焼室27を上方に長く延伸すれば、一次燃焼炎が上
下に長く形成され、その分だけ一次燃焼炎の温度が低下
するのでNOxの発生量が抑制される。
【0018】また、例えば、約550kcal/hで弱
燃焼させた場合は、一次炎孔部25上に小さな弱燃焼炎
が形成された状態で燃焼が行われる。この場合には、炎
孔板22の上方に整流板31が位置し、この整流板31
によって二次空気の過流入が抑制されるので同じくNO
xの発生量が抑制される。
【0019】この実施形態では、支持板23と燃焼箱2
9の箱板29aとがバーナ本体21の一次炎孔部25の
近傍でねじ(止め具)39を介して結合されている。
【0020】この結合部では、図4に示すように、支持
板23が折り曲げられて燃焼箱板29aの内側に位置し
た状態でねじ39を介して結合されている。従って、こ
の結合部では支持板23が高温側に位置し、この支持板
23が約500℃程度の熱に晒されるとすると、結合部
での低温側に位置する燃焼箱板29aは約300℃程度
の熱を受ける。従って、両者間には約200℃程度の温
度差が生じ、結合部での支持板23及び燃焼箱板29a
の膨張量、収縮量には大きな差が発生する。
【0021】この実施形態では、高温側に位置する板材
(支持板23)が低温側に位置する板材(燃焼箱板29
a)よりも熱膨張率の小さい金属材料で形成されてい
る。
【0022】例えば、支持板23がステンレス鋼板等の
熱伝導率の低い板材で形成されている場合には、燃焼箱
板29aがアルミメッキ鋼板等の支持板23よりも熱膨
張率の大きい金属材料で形成されている。これによれ
ば、高温側と低温側とで約200℃程度の大きな温度差
が生じたとしても各板材間で熱膨張率が異なる分だけ膨
張量、収縮量の差が小さくなる。従って、燃焼装置7の
燃焼開始時や消火時に発生するきしみ音やこすれ音等の
金属音の発生が抑制される。
【0023】図5は別の実施形態を示している。この場
合には、結合部での支持板23と燃焼箱板29aとの間
に熱伝導率の大きい金属製板材41が介装されている。
【0024】例えば、前記実施形態と同様に支持板23
がステンレス鋼板等の熱伝導率の低い板材で形成され、
燃焼箱板29aがアルミメッキ鋼板等の金属材料で形成
されている場合、金属製板材41には支持板23と燃焼
箱板29aの熱伝導率よりも大きい熱伝導率を有するア
ルミニウムや銅等の金属製板材が用いられる。
【0025】この金属製板材41が介装されることで、
金属製板材41を通じて高温側から低温側への熱伝導が
促進されるので、高温側と低温側との温度差が抑制さ
れ、各板材間での膨張量、収縮量の差が小さくなる。従
って、燃焼開始時や消火時に発生するきしみ音やこすれ
音等の金属音の発生が抑制される。
【0026】以上の構成は、図6に示すように、燃焼箱
29の下部に一次燃焼室27よりも前後幅の狭いバーナ
収容室43を形成し、このバーナ収容室43にバーナ本
体21を収容した燃焼装置7にも適用が可能である。こ
の場合、支持板23が折り曲げられて燃焼箱板29aの
内側に位置した状態でねじ39を介して支持板23と燃
焼箱板29aとが結合されている。
【0027】また、以上の構成は、支持板23と燃焼箱
板29aとの結合部に限定されるものではない。その
他、バーナ本体21の一次炎孔部25の近傍で止め具を
介して結合される全ての板材間に適用が可能である。
【0028】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、この発
明では、高温側に位置する板材が低温側に位置する板材
よりも熱膨張率の小さい金属材料で形成されるので、高
温側と低温側とで大きな温度差が生じたとしても各板材
間で熱膨張率が異なる分だけ膨張量、収縮量の差が小さ
くなる。従って、燃焼装置の燃焼開始時や消火時に発生
するきしみ音やこすれ音等の金属音の発生が抑制され
る。
【0029】また、この発明では、結合部での板材間に
熱伝導率の大きい金属製板材が介装されるので、この金
属製板材を通じて高温側から低温側への熱伝導が促進さ
れ、高温側と低温側との温度差が抑制され、各板材間で
の膨張量、収縮量の差が小さくなる。従って、燃焼装置
の燃焼開始時や消火時に発生するきしみ音やこすれ音等
の金属音の発生が抑制される。
【図面の簡単な説明】
【図1】温風暖房機の断面図である。
【図2】本発明による燃焼装置の一実施形態を示す断面
図である。
【図3】同じく正面図である。
【図4】結合部の断面図である。
【図5】別の実施形態を示す断面図である。
【図6】別の実施形態を示す図2相当図である。
【符号の説明】
1 温風暖房機 3 外装ケース 7 燃焼装置 9 送風機 21 バーナ本体 22 炎孔板 23 支持板 25 一次炎孔部 27 一次燃焼室 29 燃焼箱板 29a 燃焼箱板 39 ねじ(止め具) 41 金属製板材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 高田 寿一 大阪府守口市大日東町1番1号 三洋電機 ガス機器株式会社内 (72)発明者 藤田 哲也 大阪府守口市大日東町1番1号 三洋電機 ガス機器株式会社内 (72)発明者 渡部 喜次 大阪府守口市大日東町1番1号 三洋電機 ガス機器株式会社内 (72)発明者 金子 好章 大阪府守口市大日東町1番1号 三洋電機 ガス機器株式会社内 (72)発明者 原田 輝明 大阪府守口市大日東町1番1号 三洋電機 ガス機器株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バーナ本体の一次炎孔部の近傍で止め具
    を介して複数の板材を重ね合せて結合した燃焼装置にお
    いて、前記結合部での複数の板材の内の高温側に位置す
    る板材を低温側に位置する板材よりも熱膨張率の小さい
    金属材料で形成したことを特徴とする燃焼装置。
  2. 【請求項2】 前記結合部での複数の板材間に熱伝導率
    の大きい金属製板材を介装したことを特徴とする請求項
    1記載の燃焼装置。
  3. 【請求項3】 バーナ本体の一次炎孔部に連なる一次燃
    焼室を有する金属製の燃焼箱板と前記バーナ本体を支持
    する金属製の支持板とを前記一次炎孔部の近傍で止め具
    を介して結合した燃焼装置において、前記結合部での燃
    焼箱板と支持板との内の高温側に位置する板材を低温側
    に位置する板材よりも熱膨張率の小さい金属材料で形成
    したことを特徴とする燃焼装置。
  4. 【請求項4】 前記結合部での燃焼箱板と支持板との間
    に熱伝導率の大きい金属製板材を介装したことを特徴と
    する請求項3記載の燃焼装置。
JP10047562A 1998-02-27 1998-02-27 燃焼装置 Pending JPH11248145A (ja)

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