JPH11247236A - ブームを備えた作業機械の油圧回路 - Google Patents

ブームを備えた作業機械の油圧回路

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JPH11247236A
JPH11247236A JP6225698A JP6225698A JPH11247236A JP H11247236 A JPH11247236 A JP H11247236A JP 6225698 A JP6225698 A JP 6225698A JP 6225698 A JP6225698 A JP 6225698A JP H11247236 A JPH11247236 A JP H11247236A
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Kazunori Yoshino
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Caterpillar Mitsubishi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ブームを空中降下させるときの圧油の無駄な
供給を無くす一方、土羽打ち作業時等において力強いブ
ームの下げ作業を行えるようにする。 【解決手段】 ブームの下降に抗する力が働いていない
状態でブームを下降させる場合には、第一切換えバルブ
30により第一センタバイパス油路Aを開いて第一油圧
ポンプ14の吐出量を少なくする一方、シリンダ縮小側
油室10bには伸長側油室10aからの排出油が再生回
路35を経由して供給されるようにし、またブームの下
降に抗する力が働いている場合には、前記第一切換えバ
ルブにより第一センタバイパス油路を閉じてポンプ吐出
量を多くするように構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、各種建設作業、土
木作業等に用いられる油圧ショベル等の作業機械の技術
分野に属するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、この種作業機械のなかには、油
圧ショベルのように、機体本体に上下揺動自在に支持さ
れるブームを備えたものがあるが、該ブームは、ブーム
シリンダのシリンダ縮小側油室への圧油供給で下降し、
またシリンダ伸長側油室への圧油供給で上昇するよう構
成されている。ところで、前記油圧ショベルには、ブー
ムシリンダの他に、スティックを揺動せしめるためのス
ティックシリンダ、バケットを揺動せしめるためのバケ
ットシリンダ、上部旋回体を旋回せしめるための旋回用
モータ等の種々の油圧アクチュエータ、およびこれら油
圧アクチュエータに圧油を供給するための油圧ポンプが
設けられている。そして従来、前記油圧ポンプは、何れ
かの油圧アクチュエータが作動している場合には吐出量
を多くし、何れの油圧アクチュエータも作動していない
場合には吐出量を少なくするよう調節制御される構成と
なっており、これによって圧油を効率良く利用できるよ
うになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記ブーム
を上昇させる場合には、ブームにかかっている重さ(作
業部の総自重)に抗してブームシリンダを伸長させるこ
とになるため、シリンダ伸長側油室に高圧の圧油を供給
する必要があるが、ブームを空中で降下させる場合に
は、ブームにかかっている重さがシリンダを縮小させる
力として作用するため、シリンダ縮小側油室に供給され
る圧油は低圧のもので良いことになる。さらにまた、土
羽打ち作業等において、ブームを下降させてバケットで
土を転圧するような場合には、ブームの下降に抗する力
が作用するため、シリンダ縮小側に高圧の圧油を供給す
る必要がある。しかるに前記従来のものにおいて、ブー
ムシリンダの伸縮作動を行う場合、油圧ポンプの吐出量
は多くなるよう調節される。このため、ブームシリンダ
以外の他の油圧アクチュエータを作動させない状態でブ
ームを空中で降下させる場合に、前述したようにブーム
シリンダの縮小側油室には高圧の圧油を供給する必要が
ないにも拘わらず、油圧ポンプの吐出量は多くなるた
め、該圧油が無駄になるという問題がある。そこで、ブ
ームを下降させる場合には油圧ポンプの吐出量を少なく
するように構成することが提唱されるが、このようにし
た場合には、前述した土羽打ち作業時において、シリン
ダ縮小側油室に供給される圧油の圧力が低くなって作業
能率が劣るという新たな問題が生じ、これらを解決すべ
き課題があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の如き実
情に鑑み、これらの課題を解決することを目的として創
作されたものであって、上下揺動自在に支持されるブー
ムを、シリンダ縮小側油室への圧油供給で下降し、シリ
ンダ伸長側油室への圧油供給で上昇させるためのブーム
シリンダと、該ブームシリンダに作動油を供給するため
の油圧ポンプとを備えてなる作業機械の油圧回路に、ブ
ームシリンダへの圧油供給制御を行うブーム用制御バル
ブと、ブームの下降に抗する力が働いているか否かを判
別する判別手段とを設け、前記ブーム用制御バルブを、
ブームの下降操作がなされている場合に、油圧ポンプか
らの圧油をシリンダ縮小側油室へ絞って供給する第一弁
路と、シリンダ伸長側油室からの排出油を油タンクへ絞
って戻す第二弁路と、油圧ポンプからの圧油をリリーフ
弁を介して油タンクに流すセンタバイパス油路を開閉す
る第三弁路とがそれぞれ開く構成にし、前記第一弁路か
らシリンダ縮小側油室に至る油路とシリンダ伸長側油室
から第二弁路に至る油路とのあいだに、シリンダ伸長側
油室から排出される油をシリンダ縮小側油室に供給する
再生回路を設け、前記第三弁路からリリーフ弁に至るセ
ンタバイパス油路に切換えバルブを設け、該切換えバル
ブを、前記判別手段によりブームの下降に抗する力が働
いていないと判別された場合にはセンタバイパス油路を
開くが、働いていると判別された場合にはセンタバイパ
ス油路を閉じるように設定し、さらに油圧ポンプの圧油
吐出量は、前記切換えバルブからリリーフ弁に至るセン
タバイパス油路の油量が多いときには少なくなり、油量
が少ないときには多くなるよう調節される構成になって
いるものである。そして、この様にすることにより、ブ
ームの下降に抗する力が働いていない状態でブームを下
降させる場合には、油圧ポンプの吐出量が少なくなって
無駄な圧油供給をなくすことができる一方、シリンダ縮
小側油室にはシリンダ伸長側油室からの排出油が再生回
路を経由して供給されることになって再生油を有効に利
用できる。また、ブームの下降に抗する力が働いている
場合には、油圧ポンプの吐出量が多くなって、土羽打ち
作業時等に力強いブームの下げ作業を行うことができ
る。また、本発明は、上下揺動自在に支持されるブーム
を、シリンダ縮小側油室への圧油供給で下降し、シリン
ダ伸長側油室への圧油供給で上昇させるためのブームシ
リンダと、該ブームシリンダとは異なる油圧アクチュエ
ータと、これらに作動油供給をするための油圧ポンプと
を備えてなる作業機械の油圧回路において、該油圧回路
に、ブームシリンダへの圧油供給制御を行うブーム用制
御バルブと、油圧ポンプからの圧油をブーム用制御バル
ブに供給するためのブーム用油路と、該ブーム用油路に
対して並列状に設けられて前記油圧ポンプからの圧油を
油圧アクチュエータに供給するためのアクチュエータ用
油路と、ブームの下降に抗する力が働いているか否かを
判別する判別手段とを設け、前記ブーム用制御バルブ
を、ブームの下降操作がなされている場合に、ブーム用
油路の圧油をシリンダ縮小側油室へ絞って供給する第一
弁路と、シリンダ伸長側油室からの排出油を油タンクへ
絞って戻す第二弁路と、油圧ポンプからの圧油をリリー
フ弁を介して油タンクに流すセンタバイパス油路を開閉
する第三弁路とがそれぞれ開く構成にし、前記第一弁路
からシリンダ縮小側油室に至る油路とシリンダ伸長側油
室から第二弁路に至る油路とのあいだに、シリンダ伸長
側油室から排出される油をシリンダ縮小側油室に供給す
る再生回路を設け、前記第三弁路からリリーフ弁に至る
センタバイパス油路に切換えバルブを設け、該切換えバ
ルブを、油圧アクチュエータの作動操作がなされていな
い場合にはアクチュエータ用油路を閉じるが、油圧アク
チュエータの作動操作があった場合にはアクチュエータ
用油路を開き、また油圧アクチュエータの作動操作がな
されておらずかつ前記判別手段によりブームの下降に抗
する力が働いていないと判別された場合にはセンタバイ
パス油路を開くが、油圧アクチュエータの作動操作があ
った場合またはブームの下降に抗する力が働いていると
判別された場合にはセンタバイパス油路を閉じるように
設定し、さらに油圧ポンプの圧油吐出量は、前記切換え
バルブからリリーフ弁に至るセンタバイパス油路の油量
が多いときには少なくなり、油量が少ないときには多く
なるよう調節される構成になっているものである。そし
て、この様にすることにより、油圧アクチュエータの作
動操作がなされておらずかつブームの下降に抗する力が
働いていない状態でブームを下降させる場合には、油圧
ポンプの吐出量が少なくなって無駄な圧油供給をなくす
ことができる一方、シリンダ縮小側油室にはシリンダ伸
長側油室からの排出油が再生回路を経由して供給される
ことになって再生油を有効に利用できる。また、ブーム
の下降に抗する力が働いている場合には、油圧ポンプの
吐出量が多くなって、土羽打ち作業時等に力強いブーム
の下げ作業を行うことができる。さらに、油圧アクチュ
エータの作動操作があった場合には、油圧ポンプの吐出
量が多くなると共に、該油圧ポンプの圧油を油圧アクチ
ュエータに供給することができる。これらのものにおい
て、ブーム用制御バルブは、ブームの上昇操作がなされ
ている場合に、前記第三弁路を閉じ、かつブーム用油路
の圧油をシリンダ伸長側油室へ供給する第四弁路と、シ
リンダ縮小側油室からの排出油を油タンクへ戻す第五弁
路とがそれぞれ開き、またブームの操作がなされていな
い場合には、第三弁路を開き、かつ第一、第二、第四、
第五弁路をそれぞれ閉じる構成とすることにより、ブー
ムを上昇させるときの油圧ポンプの吐出量は多くなる。
また、判別手段は、シリンダ伸長側油室の圧力を検出す
る圧力検出手段を用いて構成され、そして該圧力手段に
より検出されるシリンダ伸長側油室の圧力が予め設定さ
れる設定圧力以上の場合にはブームの下降に抗する力が
働いていないと判別され、また前記設定圧力未満の場合
にはブームの下降に抗する力が働いていると判別するこ
とができる。そしてこのものは、油圧アクチュエータ
が、ブームの先端部に前後揺動自在に支持されるスティ
ックを揺動させるためのスティックシリンダであるもの
等に実施できる。
【0005】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図面において、1は油圧ショベル
であって、該油圧ショベル1は、クローラ式の下部走行
体2、該下部走行体2に旋回自在に支持される上部旋回
体3、該上部旋回体3に基端部が上下揺動自在に支持さ
れるブーム4、該ブーム4の先端部に前後揺動自在に支
持されるスティック5、該スティック5の先端部に前後
揺動自在に支持されるバケット6等の各部から構成され
ており、さらに油圧ショベル1には、左右の走行用モー
タ7、8、旋回用モータ9、ブームシリンダ10、ステ
ィックシリンダ11、バケットシリンダ12等の各種油
圧アクチュエータが設けられていること等の基本的構成
は従来通りである。
【0006】前記各油圧アクチュエータへの圧油供給制
御について、図2、図3に示す油圧回路図に基づいて説
明すると、図2、図3において、と、と、と
、と、と、と、と、と、と
はそれぞれ接続される。また、14、15は第一、第二
油圧ポンプ、16はパイロットポンプ、17は油タン
ク、18〜23は左右の走行用、旋回用、ブーム用、ス
ティック用、バケット用の各パイロットバルブであっ
て、これらパイロットバルブ18〜23は、対応する操
作具(図示せず)の操作に基づいて後述する左右の走行
用、旋回用、ブーム用、スティック用、バケット用の各
制御バルブ24〜29にパイロット圧油を供給するよう
に構成されている。
【0007】前記左右の走行用、旋回用、ブーム用、ス
ティック用、バケット用の各制御バルブ24〜29は何
れも三位置切換え弁であって、これら制御バルブ24〜
29は、対応する前記パイロットバルブ18〜23から
パイロット圧油が供給されていない状態では中立位置N
に位置しているが、パイロット圧油が供給されることに
基づいて圧油供給位置XまたはYに切換わって、左右の
走行用モータ7、8、旋回用モータ9、ブームシリンダ
10、スティックシリンダ11、バケットシリンダ12
にそれぞれ圧油を供給する構成となっているが、ブーム
用、スティック用制御バルブ27、28の詳細について
は後述する。
【0008】ここで、基本的な油路について簡単に説明
すると、まず第一油圧ポンプ14からの圧油が供給され
る第一センタバイパス油路Aは、圧油供給位置X、Yの
右走行用制御バルブ25に接続される一方、中立位置N
の右走行用制御バルブ25、中立位置Nのバケット用制
御バルブ29、中立位置Nまたは圧油供給位置Yのブー
ム用制御バルブ27、後述する中立位置Nの第一切換え
バルブ30を通過し、さらに第一シグナルリリーフ弁3
1を経由して、油タンク17に至るタンク油路Tに接続
される。また、前記第一センタバイパス油路Aに並列状
に設けられる第一パラレル油路Bは、圧油供給位置X、
Yのバケット用制御バルブ29、圧油供給位置X、Yの
ブーム用制御バルブ27、後述する合流位置Xの第一切
換えバルブ30にそれぞれ接続される。一方、第二油圧
ポンプ15からの圧油が供給される第二センタバイパス
油路Cは、圧油供給位置X、Yの左走行用制御バルブ2
4に接続される一方、中立位置Nの左走行用制御バルブ
24、中立位置Nの旋回用制御バルブ26、中立位置N
のスティック用制御バルブ28、後述する中立位置Nの
第二切換えバルブ32を通過し、さらに第二シグナルリ
リーフ弁33を経由してタンク油路Tに接続される。ま
た、前記第二センタバイパス油路Cに並列状に設けられ
る第二パラレル油路Dは、圧油供給位置X、Yの旋回用
制御バルブ26、圧油供給位置X、Yのスティック用制
御バルブ28、後述する合流位置Xの第二切換えバルブ
32にそれぞれ接続される。
【0009】一方、図4、図5において、前記ブーム用
制御バルブ27は、第一〜第六ポート27a〜27fお
よび伸長側、縮小側の各パイロットポート27g、27
hを有しており、両パイロットポート27g、27hに
パイロット圧油が供給されていない状態では中立位置N
に位置しているが、前記ブーム用パイロットバルブ21
からのパイロット圧油が伸長側パイロットポート27g
に供給されることに基づいて圧油供給位置Xに切換り、
また縮小側パイロットポート27hに供給されることに
基づいて圧油供給位置Yに切換わる構成となっている。
さらに該ブーム用制御バルブ27の第一ポート27aは
第一センタバイパス油路Aの入力側に、第二ポート27
bはチェック弁34を介して第一パラレル油路Bから分
岐形成される第一ブーム用油路Mに、第三ポート27c
はタンク油路Tに、第四ポート27dは第一センタバイ
パス油路Aの出力側に、第五ポート27eは前記ブーム
シリンダ10の伸長側(ヘッド側)油室10aに、第六
ポート27fはブームシリンダ10の縮小側(ロッド
側)油室10bにそれぞれ接続されている。そしてこの
ブーム用制御バルブ27は、前記中立位置Nに位置して
いる状態では、第二、第三、第五、第六ポート27b、
27c、27e、27fを閉じ、かつ第一ポート27a
から第四ポート27dに至る弁路(本発明の第三弁路に
相当し、以下第三弁路27kと称する)を開いていて、
第一センタバイパス油路Aの圧油を第一切換えバルブ3
0に流すようになっている。また、圧油供給位置Xに位
置している状態では、前記第三弁路27kが閉じ、かつ
第二ポート27bから第五ポート27eに至る弁路(本
発明の第四弁路に相当し、以下第四弁路27mと称す
る)および第六ポート27fから第三ポート27cに至
る弁路(本発明の第五弁路に相当し、以下第五弁路27
nと称する)をそれぞれ開いていて、第一切換えバルブ
30に至る第一センタバイパス油路Aを閉じる一方、第
一ブーム用油路Mの圧油をブームシリンダ伸長側油室1
0aに供給し、またブームシリンダ縮小側油室10bか
らの排出油を油タンク17に戻すようになっており、こ
れによってブームシリンダ10が伸長する(ブーム4が
上昇する)構成となっている。さらに、圧油供給位置Y
に位置している状態では、前記第三弁路27k、第二ポ
ート27bから第六ポート27fに至る弁路(本発明の
第一弁路に相当し、以下第一弁路27iと称する)、お
よび第五ポート27eから第三ポート27cに至る弁路
(本発明の第二弁路に相当し、以下第二弁路27jと称
する)をそれぞれ開いていて、第一センタバイパス油路
Aの圧油を第一切換えバルブ30に流す一方、第一ブー
ム用油路Mの圧油をブームシリンダ縮小側油室10bに
供給し、またブームシリンダ伸長側油室10aからの排
出油を油タンク17に戻すようになっており、これによ
ってブームシリンダ10が縮小する(ブーム4が下降す
る)構成となっているが、上記第三弁路27kは絞られ
ていないが、第一弁路27iおよび第二弁路27jには
それぞれ絞り27p、27qが設けられていて、第一、
第二弁路27i、27jを通過する圧油の流量を規制す
るようになっている。
【0010】またさらに、前記ブーム用制御バルブ第五
ポート27eおよびブームシリンダ伸長側油室10aを
連結するシリンダ伸長側油路Eと、ブーム用制御バルブ
第六ポート27fおよびブームシリンダ縮小側油室10
bを連結するシリンダ縮小側油路Fとのあいだには再生
回路35が設けられているが、該再生回路35は、上記
シリンダ伸長側油路Eとシリンダ縮小側油路Fとを連結
する連結油路G、該連結油路Gに設けられる可変絞り弁
36およびチェック弁37、シリンダ伸長側油路Eに設
けられる一方向絞り弁38を用いて構成されている。こ
こで、上記可変絞り弁36は、ブーム用制御バルブ縮小
側パイロットポート27hに供給されるパイロット圧が
上昇するにつれて開度がゼロから徐々に大きくなるよう
に設定されている。また、上記チェック弁37は、シリ
ンダ伸長側油路Eからシリンダ縮小側油路Fへの油の流
れは許容するが逆方向の流れは阻止するように設定され
ている。さらに、上記一方向絞り弁38は、ブーム用制
御バルブ縮小側パイロットポート27hに供給されるパ
イロット圧が上昇するにつれて開度がゼロから徐々に大
きくなる可変絞りと、ブーム用制御バルブ第五ポート2
7eからブームシリンダ伸長側油室10aへの圧油の流
れは許容するが逆方向の流れは阻止するチェック弁とを
備えている。そしてこの再生回路35により、ブームシ
リンダ10が縮小するとき、伸長側油室10aからの戻
り油を縮小側油室10bに直接供給できるようになって
いる。
【0011】一方、前記第一切換えバルブ30は、第一
〜第四ポート30a〜30dおよびパイロットポート3
0eを有しており、パイロットポート30eにパイロッ
ト圧油が供給されていない状態では中立位置Nに位置し
ているが、パイロットポート30eにパイロット圧油が
供給されることに基づいて合流位置Xに切換わる構成と
なっている。さらに該第一切換えバルブ30の第一ポー
ト30aは第一センタバイパス油路Aの入力側に接続さ
れ、第二ポート30bは前記第一パラレル油路Bから第
一ブーム用油路Mに対して並列する状態で延設される第
一スティック用油路Pに接続され、第三ポート30cは
第一センタバイパス油路Aの出力側に接続され、また第
四ポート30dは、チェック弁39を経由してスティッ
ク用制御バルブ28に至るスティック用合流油路Hに接
続されている。そしてこの第一切換えバルブ30は、前
記中立位置Nに位置している状態では、第一ポート30
aから第三ポート30cに至る弁路を開いて、第一セン
タバイパス油路Aの圧油を第一シグナルリリーフ弁31
を経由してタンク油路Tに流す一方で、第二、第四ポー
ト30b、30dを閉じて、第一スティック用油路Pの
圧油をスティック用合流油路Hに流さないようになって
いる。また、合流位置Xに位置している状態では、第
一、第三ポート30a、30cを閉じて、第一シグナル
リリーフ弁31に至る第一センタバイパス油路Aを閉じ
る一方で、第二ポート30bから第四ポート30dに至
る弁路を開いて、第一スティック用油路Pの圧油をステ
ィック用合流油路Hに供給するようになっているが、上
記第二ポート30bから第四ポート30dに至る弁路に
は絞り30fが設けられている。
【0012】さらに、前記ブーム用制御バルブ第四ポー
ト27dから第一切換えバルブ30に至る第一センタバ
イパス油路Aからは、前記スティック用合流油路Hに合
流するタンデム油路Kが分岐形成されている。これによ
り、スティック用合流油路Hには、タンデム油路Kを経
由した第一センタバイパス油路Aの圧油も供給されるよ
うになっている。ここで、40は上記タンデム油路Kに
設けられるチェック弁である。
【0013】一方、前記第一切換えバルブ30のパイロ
ットポート30eは、第一シャトル弁41を介して後述
する第一電磁弁43の第三ポート43cに接続される一
方、第一、第二シャトル弁41、42を介してスティッ
ク用パイロットバルブ22に接続されている。そして、
上記第一電磁弁43の第三ポート43cまたはスティッ
ク用パイロットバルブ22からパイロット圧油が出力さ
れると、これに伴い第一切換えバルブ30のパイロット
ポート30eにパイロット圧油が供給され、これにより
前述したように第一切換えバルブ30が合流位置Xに切
換るようになっている。
【0014】前記第一電磁弁43は、ソレノイド43d
を有する二位置切換え弁であって、このものの第一ポー
ト43aはブーム用パイロットバルブ21の縮小側出力
ポート21bに、第二ポート43bは油タンク17にそ
れぞれ接続され、さらに第三ポート43cは前述したよ
うに第一切換えバルブ30のパイロットポート30eに
接続されている。この第一電磁弁43は、ソレノイド4
3dが励磁していない状態では、第一ポート43aを閉
じ、かつ第三ポート43cから第二ポート43bに至る
弁路を開く第一位置Xに位置しているが、後述する制御
部44からの制御指令に基づいてソレノイド43dが励
磁することにより、第二ポート43bを閉じ、かつ第一
ポート43aから第三ポート43cに至る弁路を開く第
二位置Yに切換るようになっている。そして、該第一電
磁弁43が第一位置Xに位置している状態では、第三ポ
ート43cからパイロット圧油の出力はないが、第二位
置Yに位置している状態で、ブーム用操作具を縮小側に
操作したことに基づいてブーム用パイロットバルブ21
の縮小側出力ポート21bからパイロット圧油が供給さ
れると、これに伴い第三ポート43cからパイロット圧
油が出力されて、該パイロット圧油が第一シャトル弁4
1を経て第一切換えバルブ30のパイロットポート30
eに供給されるようになっている。
【0015】一方、前記第一切換えバルブ30の第三ポ
ート30cから第一シグナルリリーフ弁31に至る第一
センタバイパス油路Aの流量は、ネガティブ油路Jを介
して、第一油圧ポンプ14の吐出量を調節する吐出量調
節手段45に信号圧として導かれる。そして、該吐出量
調節手段45は、上記信号圧が高いとき、つまり第一セ
ンタバイパス油路Aの流量が多いときには第一油圧ポン
プ14の吐出量を少なくし、また信号圧が低いとき、つ
まり第一センタバイパス油路Aの流量が少ないときには
第一油圧ポンプ14の吐出量を多くするよう吐出量調節
を行う構成になっている。
【0016】また、前記スティック用制御バルブ28
は、第一〜第六ポート28a〜28fおよび伸長側、縮
小側の各パイロットポート28g、28hを有してお
り、両パイロットポート28g、28hにパイロット圧
油が供給されていない状態では中立位置Nに位置してい
るが、前記スティック用パイロットバルブ22からのパ
イロット圧油が伸長側パイロットポート28gに供給さ
れることに基づいて圧油供給位置Xに切換り、また縮小
側パイロットポート28hに供給されることに基づいて
圧油供給位置Yに切換わる構成となっている。さらに該
スティック用制御バルブ28の第一ポート28aはタン
ク油路Tに、第二ポート28bはチェック弁49を介し
て第二センタバイパス油路Cの入力側と、第二パラレル
油路Dから分岐形成される第二スティック用油路Qと、
前記スティック用合流油路Hとに、第三ポート28cは
第二センタバイパス油路Cの入力側に、第四ポート28
dはスティックシリンダ11の縮小側(ロッド側)油室
11bに、第五ポート28eはスティックシリンダ11
の伸長側(ヘッド側)油室11aに、第六ポート28f
は第二センタバイパス油路Cの出力側にそれぞれ接続さ
れている。そしてこのスティック用制御バルブ28は、
前記中立位置Nに位置している状態では、第一、第二、
第四、第五ポート28a、28b、28d、28eを閉
じ、かつ第三ポート28cから第六ポート28fに至る
弁路を開いていて、第二センタバイパス油路Cの圧油を
第二切換えバルブ32に流すようになっている。また、
圧油供給位置Xに位置している状態では、第三、第六ポ
ート28c、28fを閉じ、かつ第二ポート28bから
第五ポート28eに至る弁路および第四ポート28dか
ら第一ポート28aに至る弁路をそれぞれ開いていて、
第二切換えバルブ32に至る第二センタバイパス油路C
を閉じる一方、第二センタバイパス油路C、第二スティ
ック用油路Qおよびスティック用合流油路Hからの圧油
をスティックシリンダ伸長側油室11aに供給し、また
スティックシリンダ縮小側油室11bからの排出油を油
タンク17に戻すようになっており、これによってステ
ィックシリンダ11が伸長する構成となっている。さら
に、圧油供給位置Yに位置している状態では、第三、第
六ポート28c、28fを閉じ、かつ第二ポート28b
から第四ポート28dに至る弁路および第五ポート28
eから第一ポート28aに至る弁路をそれぞれ開いてい
て、第二切換えバルブ32に至る第二センタバイパス油
路Cを閉じる一方で、第二センタバイパス油路C、第二
スティック用油路Qおよびスティック用合流油路Hから
の圧油をスティックシリンダ縮小側油室11bに供給
し、またスティックシリンダ伸長側油室11aからの油
を油タンク17に戻すようになっており、これによって
スティックシリンダ11が縮小する構成となっている。
【0017】さらに、前記第二切換えバルブ32は、第
一〜第四ポート32a〜32dおよびパイロットポート
32eを有しており、パイロットポート32eにパイロ
ット圧油が供給されていない状態では中立位置Nに位置
しているが、パイロットポート32eにパイロット圧油
が供給されることに基づいて合流位置Xに切換わる構成
となっている。さらに該第二切換えバルブ32の第一ポ
ート32aは、前記第二パラレル油路Dから第二スティ
ック用油路Qに対して並列する状態で延設される第二ブ
ーム用油路Rに接続され、第二ポート32bは第二セン
タバイパス油路Cの入力側に接続され、第三ポート32
cは、チェック弁50を経由して前記ブームシリンダ伸
長側油路Eに合流するブーム用合流油路Lに接続され、
また第四ポート32dは第二センタバイパス油路Cの出
力側に接続されている。そしてこの第二切換えバルブ3
2は、前記中立位置Nに位置している状態では、第二ポ
ート32bから第四ポート32dに至る弁路を開いて、
第二センタバイパス油路Cの圧油を第二シグナルリリー
フ弁33を経由してタンク油路Tに流す一方で、第一、
第三ポート32a、32cを閉じて、第二ブーム用油路
Rの圧油をブーム用合流油路Lに流さないようになって
いる。また、合流位置Xに位置している状態では、第
二、第四ポート32b、32dを閉じて、第二シグナル
リリーフ弁33に至る第二センタバイパス油路Cを閉じ
ると共に、第一ポート32aから第三ポート32cに至
る弁路を開いて、第二ブーム用油路Rの圧油をブーム用
合流油路Lに供給するようになっている。
【0018】さらに、前記第二切換えバルブ32のパイ
ロットポート32eは、第二電磁弁46の第三ポート4
6cに接続されている。上記第二電磁弁46は、ソレノ
イド46dを有する二位置切換え弁であって、このもの
の第一ポート46aはブーム用パイロットバルブ21の
伸長側出力ポート21aに、第二ポート46bは油タン
ク17にそれぞれ接続され、さらに第三ポート46cは
前述したように第二切換えバルブ32のパイロットポー
ト32eに接続されている。この第二電磁弁46は、ソ
レノイド46dが励磁していない状態では、第二ポート
46bを閉じ、かつ第一ポート46aから第三ポート4
6cに至る弁路を開く第一位置Xに位置しているが、制
御部44からの制御指令に基づいてソレノイド46dが
励磁することにより、第一ポート46aを閉じ、かつ第
三ポート46cから第二ポート46bに至る弁路を開く
第二位置Yに切換るようになっている。そして、該第二
電磁弁46が第一位置Xに位置している状態では、ブー
ム用操作具を伸長側に操作したことに基づいてブーム用
パイロットバルブ21の伸長側出力ポート21aからパ
イロット圧油が出力されると、該パイロット圧油は第一
位置Xの第二電磁弁46を経由して第二切換えバルブ3
2のパイロットポート32eに供給され、これにより前
述したように第二切換えバルブ32が合流位置Xに切換
るようになっている。また、第二電磁弁46が第二位置
Yに位置している状態では、第二切換えバルブ32のパ
イロットポート32eへのパイロット圧油の供給が断た
れるようになっている。
【0019】また、前記制御部44は、マイクロコンピ
ュータ等を用いて構成されるものであって、このもの
は、後述するモード選択スイッチ47、圧力センサ48
等の各種スイッチ手段、センサ手段等からの信号を入力
し、該入力信号に基づいて前記第一、第二電磁弁43、
46等に制御指令を出力するように構成されている。
【0020】前記圧力センサ48は、ブームシリンダ1
0の伸長側油室10aの圧力を検知するものであって、
該圧力センサ48により検知される伸長側油室10aの
圧力が、ブーム4の下降に抗する力が作用しているとし
て予め設定される設定圧力まで低下した場合、制御部4
4は、第一電磁弁43のソレノイド43dに対し励磁す
るよう制御指令を出力する。つまり、ブーム4の下降に
抗する力が作用している状態でブーム4を下降させる場
合、例えば土羽打ち作業時においてブーム4を下降させ
てバケット6で土を転圧するような場合、ブームシリン
ダ10の縮小側油室10bに圧力が立つ一方、伸長側油
室10aの圧力は、ブーム4を空中下降させる場合と比
べて低下する。そこで制御部44は、ブームシリンダ伸
長側油室10aの圧力が前記設定圧力まで低下した場合
に、ブーム4の下降に抗する力が作用しているとみなし
て、前述したように第一電磁弁43に励磁指令を出力
し、これにより該第一電磁弁43が第二位置Yに切換わ
って、ブーム用パイロットバルブ21の縮小側出力ポー
ト21bからのパイロット圧油を第一切換えバルブ30
のパイロットポート30eに供給する構成となってい
る。
【0021】また、前記モード選択スイッチ47は、作
業モードを選択するためのスイッチであって、本実施の
形態では、作業モードとして、「標準モード」、「スロ
ーモード」、「旋回優先モード」、「土羽打ちモード」
の四つのモードが設定されており、各作業モードに対応
して前記各油圧アクチュエータへの圧油供給制御が行わ
れるように構成されているが、ここでは「標準モード」
および「土羽打ちモード」について説明する。
【0022】まず、前記モード選択スイッチ47により
「標準モード」が選択されている場合、制御部44は第
二電磁弁46に対してソレノイド励磁の制御指令を出力
せず、このため第二電磁弁46は第一位置Xに位置して
いて、ブーム用パイロットバルブ伸長側出力ポート21
aからのパイロット圧油を第二切換えバルブ32のパイ
ロットポート32eに供給できるようになっている。こ
の「標準モード」において、ブーム用操作具を上昇側
(伸長側)に操作すると、ブーム用パイロットバルブ伸
長側出力ポート21aからパイロット圧油が出力される
が、該パイロット圧油は、ブーム用制御バルブ27の伸
長側パイロットポート27gに供給されてブーム用制御
バルブ27を圧油供給位置Xに切換えると共に、第一位
置Xの第二電磁弁46を経由して第二切換えバルブ32
のパイロットポート32eに供給されて第二切換えバル
ブ32を合流位置Xに切換える。これにより、ブームシ
リンダ10の伸長側油路Eには、第一油圧ポンプ14か
らの圧油が第一パラレル油路B、第一ブーム用油路M、
圧油供給位置Xのブーム用制御バルブ27を経由して供
給されると共に、第二油圧ポンプ15からの圧油が第二
パラレル油路D、第二ブーム用油路R、合流位置Xの第
二切換えバルブ32、ブーム用合流油路Lを経由して供
給される。而してブームシリンダ伸長側油路Eには、第
一、第二の両方の油圧ポンプ14、15からの圧油が供
給されることになって、素早いブーム4の上昇作動を行
うことができる。
【0023】一方、前記「標準モード」において、ブー
ム用操作具を下降側(縮小側)に操作するにあたり、ブ
ーム4を単独で空中下降させる場合や、スティック用操
作具等のブーム用操作具以外の他の操作具も同時に操作
しながらブーム4を下降させる場合等があるが、何れの
場合においても、ブーム用操作具の操作に基づいてブー
ム用パイロットバルブ縮小側ポート21bからのパイロ
ット圧油がブーム用制御バルブ縮小側パイロットバルブ
27hに供給され、これによりブーム用制御バルブ27
は圧油供給位置Yに切換わる。さらに、ブーム4を単独
で空中下降させる場合には、圧力センサ48によるブー
ムシリンダ伸長側油室10aの圧力低下の検知がないた
め、制御部44から第一電磁弁43に対して励磁指令が
出力されず、このため第一電磁弁43は第一位置Xに位
置していて、ブーム用パイロットバルブ縮小側ポート2
1bからのパイロット圧油は第一切換えバルブ30のパ
イロットポート30eに供給されない。さらに、スティ
ック用操作具が操作されていないためスティック用パイ
ロットバルブ22から第一切換えバルブパイロットポー
ト30eへのパイロット圧油の供給もなく、而して第一
切換えバルブ30は中立位置Nに位置している。この状
態では、第一センタバイパス油路Aの圧油は、中立位置
Nの右走行用制御バルブ25、中立位置Nのバケット用
制御バルブ29、圧油供給位置Yのブーム用制御バルブ
27、中立位置Nの第一切換えバルブ30を経由して第
一シグナルリリーフ弁31に多量に供給されるため、吐
出量調節手段45に導かれる信号圧が上昇して、第一油
圧ポンプ14は最小吐出量になると共に、アンロード状
態となって吐出圧も低くなる。一方、前記ブーム用制御
バルブ27が圧油供給位置Yに位置している状態では、
ブームシリンダ10の縮小側油路Fには、ブーム用制御
バルブ27の第一弁路27iを経由する第一ブーム用油
路Mの圧油、および再生回路35を経由するブームシリ
ンダ伸長側油路Eからの圧油が供給されるが、上記ブー
ム用制御バルブ27の第一弁路27iには絞り27pが
設けられており、前述したように第一油圧ポンプ14が
アンロード状態となって吐出圧が低くなっている状態で
は、第一ブーム用油路Mの圧油は上記絞り27pを通過
することができず、このため縮小側油路Fには専ら再生
回路35を経由した伸長側油路Eからの圧油のみが供給
されるようになっている。
【0024】また、「標準モード」においてスティック
用操作具を操作しながらブーム4を下降させる場合、ス
ティック用操作具の操作に基づいてスティック用パイロ
ットバルブ22から出力されるパイロット圧油は、ステ
ィック用制御バルブ28のパイロットポート28gまた
は28hに供給されてスティック用制御バルブ28が圧
油供給位置XまたはYに切換わると共に、第二、第一シ
ャトル弁42、41を経由して第一切換えバルブ30の
パイロットポート30eに供給されて第一切換えバルブ
30を合流位置Xに切換える。これにより、前記圧油供
給位置XまたはYのスティック用制御バルブ28には、
第二油圧ポンプ15からの圧油が第二パラレル油路D、
第二スティック用油路Qを経由して供給されると共に、
第一油圧ポンプ14からの圧油が第一パラレル油路B、
第一スティック用油路P、合流位置Xの第一切換えバル
ブ30、スティック用合流油路Hを経由して供給され
る。さらに、第一油圧ポンプ14から供給されて圧油供
給位置Yのブーム用制御バルブ27を通過する第一セン
タバイパス油路Aの圧油も、タンデム回路Kを経由して
スティック用合流油路Hに合流し、前記圧油供給位置X
またはYのスティック用制御バルブ28に供給される。
而してスティックシリンダ11には、第一、第二の両方
の油圧ポンプ14、15からの圧油が供給される。ま
た、前述したように第一切換えバルブ30が合流位置X
に位置しているため、該第一切換えバルブ30によって
第一センタバイパス油路Aが閉鎖されて第一シグナルリ
リーフ弁31に油が供給されず、これにより吐出量調節
手段45に導かれる信号圧が低くなって、第一油圧ポン
プ14の吐出量が増大する。さらにこの場合、ブーム用
制御バルブ27は、圧油供給位置Yに位置していて第一
油圧ポンプ14からの圧油を縮小側油路Fに供給する第
一弁路27iが開いているが、該第一弁路27iには前
述したように絞り27pが設けられているため、該絞り
27pを通過する圧油はあまり無く、前記大吐出量の第
一油圧ポンプ14から圧油は殆ど前記スティック用合流
油路Hを経由してスティックシリンダ11に供給され、
これによって、スティック5の作動スピードを速くでき
る。またブームシリンダ10の縮小側油路Fには、前述
したように第一油圧ポンプ14からの圧油はあまり供給
されないが、再生回路35を経由した伸長側油路Eから
の油が充分に供給される。尚、前述のブーム用操作具が
上昇側に操作された場合、および右走行用操作具、バケ
ット用操作具が操作された場合には、圧油供給位置Xの
ブーム用制御バルブ27、圧油供給位置X、Yの右走行
用制御バルブ25、圧油供給位置X、Yのバケット用制
御バルブ29によって第一センタバイパス油路Aが閉鎖
されるため、第一切換えバルブ30が中立位置Nに位置
していても、第一油圧ポンプ14の吐出量は増大する。
【0025】一方、前記「土羽打ちモード」は、ブーム
4を上下動させる土羽打ち作業(土壌の締固め作業)の
とき等に選択されるが、該「土羽打ちモード」にセット
されている場合、制御部44は、第二電磁弁46に対し
てソレノイド励磁の制御指令を出力する。これにより第
二電磁弁46は第二位置Yに切換って、ブーム用パイロ
ットバルブ伸長側出力ポート21aからのパイロット圧
油を第二切換えバルブ32のパイロットポート32eに
供給しないようになっている。このためブーム用操作具
を上昇側に操作しても、第二切換えバルブ32が合流位
置Xに切換ることはなく、而してブームシリンダ伸長側
油路Eには第二油圧ポンプ15からの圧油は供給され
ず、第一油圧ポンプ14からの圧油のみが供給され、こ
れにより土羽作業時において適度なスピードでブーム4
の上げ作業を行えるようになっている。一方、土羽打ち
作業においてブーム4を下降させるとき、ブーム4が着
地した以降はブーム4の下降に抗する力が作用すること
になるが、この場合には前述したようにブームシリンダ
10の伸長側油室10aの圧力が低下し、該圧力低下が
圧力センサ48により検知されて、制御部44から第一
電磁弁43に対してソレノイド励磁の制御指令が出力さ
れる。これにより第一電磁弁43が第二位置Yに切換わ
って、ブーム用パイロットバルブ縮小側出力ポート21
bからのパイロット圧油が第一切換えバルブ30のパイ
ロットポート30eに供給され、第一切換えバルブ30
が合流位置Xに切換わる。そして該第一切換えバルブ3
0が合流位置Xに位置している状態では、前述したよう
に第一油圧ポンプ14の吐出量が増大し、該大吐出量の
圧油がブームシリンダ10の縮小側油路Fに供給される
ようになっており、而して力強いブーム4の下げ作業を
行えるようになっている。因みに、土羽打ち作業ではス
ティックシリンダ11への圧油供給はなされないため、
第一切換えバルブ30が合流位置Xに位置していても、
前記大吐出量の第一油圧ポンプ14の圧油は専らブーム
シリンダ10に供給される。
【0026】尚、前記「スローモード」においては、ブ
ーム4およびスティック5の微操作を正確かつスムーズ
におこなうことができる圧油供給制御が、「旋回優先モ
ード」においては旋回作動が優先される圧油供給制御が
行われるが、これら制御についての説明、さらに前記
「標準モード」において旋回を行う場合の制御について
の説明等は省略すると共に、これらの制御に必要な油
路、バルブ、その他の油圧機器等は図2、図3の油圧回
路図において省略してある。
【0027】叙述の如く構成されたものにおいて、ブー
ム4を単独で空中下降させる場合、前述したように、圧
力センサ48によるブームシリンダ伸長側油室10aの
圧力低下の検知がないため、第一切換えバルブ30は、
第一センタバイパス油路Aの圧油を第一シグナルリリー
フ弁31に流す中立位置Nに位置している。これによ
り、第一油圧ポンプ14が最小吐出量になる一方、ブー
ムシリンダ10の縮小側油路Fには、シリンダ伸長側油
路Eからの排出油が再生回路35を経由して供給される
ことになる。この結果、第一油圧ポンプ14の無駄な圧
油供給をなくすことができると共に、再生油を有効に利
用できる。
【0028】一方、ブーム4の下降に抗する力が作用し
ている状態でブーム4を下降させる場合、例えば土羽打
ち作業時においてブーム4を下降させてバケット6で土
を転圧するような場合には、ブームシリンダ10の伸長
側油室10aの圧力が低下するが、該圧力低下が圧力セ
ンサ48により検知されることに基づき、前述したよう
に第一切換え弁30が合流位置Xに切換わって、第一セ
ンタバイパス油路Aを閉じることになる。これにより第
一ポンプ14の吐出量が増大し、該大吐出量の圧油がブ
ームシリンダ10の縮小側油路Fに供給されることにな
って、力強いブーム4の下げ作業を行うことができる。
【0029】さらに、スティック5を作動させながらブ
ーム4を空中下降させる場合においても、第一切換えバ
ルブ30が合流位置Xに切換わって、第一センタバイパ
ス油路Aを閉じると共に、第一油圧ポンプ14からの圧
油をスティック用制御バルブ28に供給することにな
る。これにより、第一油圧ポンプ14の大吐出量の圧油
が第一切換え弁30を経由してスティックシリンダ11
に供給されることになり、ブーム4を空中降下させなが
らスティック5の素早い作動を行うことができる。
【0030】しかもこのものにおいて、前記第一切換え
バルブ30は、ブーム4に加わる負荷に基づいて第一油
圧ポンプ14の吐出量を調節すべく油路を切換える機能
と、第一油圧ポンプ14の圧油を他の油圧アクチュエー
タ(本実施の形態においてはスティックシリンダ)に供
給するための油路を切換える機能との両方の機能を有し
ているから、部材の兼用化が計れるという利点がある。
【0031】ところで、本発明の有効性を検討するた
め、ブーム4を単独で空中下降させる場合のシミュレー
ションを行い、その結果を図7に示す。図7において、
(A)はブーム4の下降速度、(B)は第一油圧ポンプ
14の吐出圧、(C)は第一油圧ポンプ14の吐出量、
(D)は第一油圧ポンプ14の動力損失、(E)は再生
回路35による再生油量を示し、また本発明が実施され
たものを実線で、従来例を点線で示したが、この場合、
従来例としてブームを単独で空中下降させるときに第一
センタバイパス油路が閉じるものが採用されている。そ
して、このシミュレーション結果から、本発明のもの
は、従来例と比べてブーム4の下降速度が僅かに遅くな
るものの、第一油圧ポンプ14の効率アップ、再生油の
有効利用が計られていることが判明する。
【図面の簡単な説明】
【図1】油圧ショベルの斜視図である。
【図2】油圧ショベルの油圧回路図である。
【図3】油圧ショベルの油圧回路図である。
【図4】ブームを単独で空中下降させるときの要部回路
図である。
【図5】ブームの下降に抗する力が作用している状態で
ブームを下降させるときの要部回路図である。
【図6】制御部の入出力を示すブロック図である。
【図7】シミュレーション結果を示すグラフ図である。
【符号の説明】
4 ブーム 10 ブームシリンダ 11 スティックシリンダ 10a 伸長側油室 10b 縮小側油室 14 第一油圧ポンプ 17 油タンク 27 ブーム用制御バルブ 27i 第一弁路 27j 第二弁路 27k 第三弁路 27m 第四弁路 27n 第五弁路 30 第一切換えバルブ 31 第一シグナルリリーフ弁 35 再生回路 48 圧力センサ A 第一センタバイパス油路 E シリンダ伸長側油路 F シリンダ縮小側油路 H スティック用合流油路 M 第一ブーム用油路 P 第一スティック用油路

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上下揺動自在に支持されるブームを、シ
    リンダ縮小側油室への圧油供給で下降し、シリンダ伸長
    側油室への圧油供給で上昇させるためのブームシリンダ
    と、該ブームシリンダに作動油を供給するための油圧ポ
    ンプとを備えてなる作業機械の油圧回路に、ブームシリ
    ンダへの圧油供給制御を行うブーム用制御バルブと、ブ
    ームの下降に抗する力が働いているか否かを判別する判
    別手段とを設け、 前記ブーム用制御バルブを、ブームの下降操作がなされ
    ている場合に、油圧ポンプからの圧油をシリンダ縮小側
    油室へ絞って供給する第一弁路と、シリンダ伸長側油室
    からの排出油を油タンクへ絞って戻す第二弁路と、油圧
    ポンプからの圧油をリリーフ弁を介して油タンクに流す
    センタバイパス油路を開閉する第三弁路とがそれぞれ開
    く構成にし、 前記第一弁路からシリンダ縮小側油室に至る油路とシリ
    ンダ伸長側油室から第二弁路に至る油路とのあいだに、
    シリンダ伸長側油室から排出される油をシリンダ縮小側
    油室に供給する再生回路を設け、 前記第三弁路からリリーフ弁に至るセンタバイパス油路
    に切換えバルブを設け、該切換えバルブを、前記判別手
    段によりブームの下降に抗する力が働いていないと判別
    された場合にはセンタバイパス油路を開くが、働いてい
    ると判別された場合にはセンタバイパス油路を閉じるよ
    うに設定し、 さらに油圧ポンプの圧油吐出量は、前記切換えバルブか
    らリリーフ弁に至るセンタバイパス油路の油量が多いと
    きには少なくなり、油量が少ないときには多くなるよう
    調節される構成になっているブームを備えた作業機械の
    油圧回路。
  2. 【請求項2】 上下揺動自在に支持されるブームを、シ
    リンダ縮小側油室への圧油供給で下降し、シリンダ伸長
    側油室への圧油供給で上昇させるためのブームシリンダ
    と、該ブームシリンダとは異なる油圧アクチュエータ
    と、これらに作動油供給をするための油圧ポンプとを備
    えてなる作業機械の油圧回路において、 該油圧回路に、ブームシリンダへの圧油供給制御を行う
    ブーム用制御バルブと、油圧ポンプからの圧油をブーム
    用制御バルブに供給するためのブーム用油路と、該ブー
    ム用油路に対して並列状に設けられて前記油圧ポンプか
    らの圧油を油圧アクチュエータに供給するためのアクチ
    ュエータ用油路と、ブームの下降に抗する力が働いてい
    るか否かを判別する判別手段とを設け、 前記ブーム用制御バルブを、ブームの下降操作がなされ
    ている場合に、ブーム用油路の圧油をシリンダ縮小側油
    室へ絞って供給する第一弁路と、シリンダ伸長側油室か
    らの排出油を油タンクへ絞って戻す第二弁路と、油圧ポ
    ンプからの圧油をリリーフ弁を介して油タンクに流すセ
    ンタバイパス油路を開閉する第三弁路とがそれぞれ開く
    構成にし、 前記第一弁路からシリンダ縮小側油室に至る油路とシリ
    ンダ伸長側油室から第二弁路に至る油路とのあいだに、
    シリンダ伸長側油室から排出される油をシリンダ縮小側
    油室に供給する再生回路を設け、 前記第三弁路からリリーフ弁に至るセンタバイパス油路
    に切換えバルブを設け、該切換えバルブを、油圧アクチ
    ュエータの作動操作がなされていない場合にはアクチュ
    エータ用油路を閉じるが、油圧アクチュエータの作動操
    作があった場合にはアクチュエータ用油路を開き、また
    油圧アクチュエータの作動操作がなされておらずかつ前
    記判別手段によりブームの下降に抗する力が働いていな
    いと判別された場合にはセンタバイパス油路を開くが、
    油圧アクチュエータの作動操作があった場合またはブー
    ムの下降に抗する力が働いていると判別された場合には
    センタバイパス油路を閉じるように設定し、 さらに油圧ポンプの圧油吐出量は、前記切換えバルブか
    らリリーフ弁に至るセンタバイパス油路の油量が多いと
    きには少なくなり、油量が少ないときには多くなるよう
    調節される構成になっているブームを備えた作業機械の
    油圧回路。
  3. 【請求項3】 請求項1または2において、ブーム用制
    御バルブは、ブームの上昇操作がなされている場合に、
    前記第三弁路を閉じ、かつブーム用油路の圧油をシリン
    ダ伸長側油室へ供給する第四弁路と、シリンダ縮小側油
    室からの排出油を油タンクへ戻す第五弁路とがそれぞれ
    開き、またブームの操作がなされていない場合には、第
    三弁路を開き、かつ第一、第二、第四、第五弁路をそれ
    ぞれ閉じる構成であるブームを備えた作業機械の油圧回
    路。
  4. 【請求項4】 請求項1、2または3において、判別手
    段は、シリンダ伸長側油室の圧力を検出する圧力検出手
    段を用いて構成され、そして該圧力手段により検出され
    るシリンダ伸長側油室の圧力が予め設定される設定圧力
    以上の場合にはブームの下降に抗する力が働いていない
    と判別され、また前記設定圧力未満の場合にはブームの
    下降に抗する力が働いていると判別されるものであるブ
    ームを備えた作業機械の油圧回路。
  5. 【請求項5】 請求項1、2、3または4において、油
    圧アクチュエータは、ブームの先端部に前後揺動自在に
    支持されるスティックを揺動させるためのスティックシ
    リンダであるブームを備えた作業機械の油圧回路。
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