JPH11247122A - アスファルト保温ボックス - Google Patents

アスファルト保温ボックス

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JPH11247122A
JPH11247122A JP4816498A JP4816498A JPH11247122A JP H11247122 A JPH11247122 A JP H11247122A JP 4816498 A JP4816498 A JP 4816498A JP 4816498 A JP4816498 A JP 4816498A JP H11247122 A JPH11247122 A JP H11247122A
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JP
Japan
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asphalt
heat insulation
box
box body
discharge port
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JP4816498A
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English (en)
Inventor
Yoshihide Nakahara
良秀 中原
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NAKAKEN KK
Original Assignee
NAKAKEN KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 加熱アスファルト材料の可使時間の相対的な
延長が可能で、しかも、加熱アスファルト材料(合材)
の排出が従来に比して円滑となるアスファルト保温ボッ
クスを提供すること。 【解決手段】 加熱アスファルト材料を用いて道路舗装
等の工事を行う際に使用するアスファルト保温ボックス
10。ボックス本体12の上面に材料投入口14を備
え、ボックス本体12の下端側側面に材料排出口16を
備えている。投入材料の落下衝撃を緩和させる傾斜面を
備えた山形の衝撃緩和部材42と、該衝撃緩和部材42
から流下した材料の自重硬化を緩和させる傾斜面を備え
た谷形の自重硬化緩和部材44とをボックス本体12内
に備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、加熱アスファルト
材料を用いて道路舗装等の工事を行う際に使用するアス
ファルト保温ボックスに関する。特に、小規模なアスフ
ァルト舗装工事に好適なアスファルト保温ボックスに係
る発明である。
【0002】ここでは、合材(混合物)である加熱アス
ファルト材料を道路舗装に使用する場合を例に採り、説
明するが、合材若しくは合材以外の加熱アスファルト材
料を用いる他の工事、例えば、水利工事、防水工事等の
屋外工事を行う場合にも、本発明のアスファルト保温ボ
ックスは適用可能である。
【0003】
【背景技術】加熱アスファルト材料、例えば、合材の使
用量は、小規模なアスファルト舗装工事では、通常、2
00〜300kgである。一方、合材プラントでのバッ
チは、通常、0.5〜1t(トン)である。
【0004】このため、小規模なアスファルト舗装工事
では200〜700kgの単位で合材が残る。そして、
この残った合材は、時間経過とともに温度が低下して、
使用不可能になり、通常、合材プラントに戻して、再加
熱・攪拌して流動性を回復させる必要があった。
【0005】即ち、合材は、アスファルトの動粘度が1
80±20cSt (×10-6m2/s)(セイボルトフロール
秒85±10)、及び300±30cSt (×10-6m2/
s)(セイボルトフロール秒140±15)になるとき
の温度を、それぞれ、「混合温度」及び「締め固め温
度」と規定されている(「アスファルト舗装要項」発行
日:平5−1−16、日本道路協会、p.90)。
【0006】上記各動粘度がアスファルト(合材)に得
られる換算温度は、混合温度:152〜157℃、締め
固め温度:140〜145℃となる。従って、合材は調
製後、約10℃の温度低下の内に舗装工事(施工)する
ことが、安定した舗装面を得る見地から望ましい。
【0007】そして、離島等、合材プラントからの距離
が長距離で、運搬中に温度が低下してしまう場合や、早
朝等、時間的に合材が入手できない場合には、アスファ
ルト舗装工事自体が不可能となった。
【0008】このため、従来は、断熱構造を備えたボッ
クスに合材を入れてダンプカートラック等で搬送可能な
断熱構造を備えたボックス、即ち、アスファルト保温ボ
ックス(合材保温ボックス)が各種使用されていた。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかし、これらのアス
ファルト保温ボックスは、施工(舗装)可能な流動性が
維持できる可使時間(保温時間)が4時間程度であっ
た。特に、可使時間限度近くになると、合材が排出口近
くでの流動性が低下して、即ち、硬化して、合材の排出
が円滑に行えないと言うが問題点があった。
【0010】なお、温度低下の予防策として、合材調製
時の混合温度を高くすることも考えられるが、アスファ
ルトの熱劣化を来し易く、また、熱損失も大きくなり望
ましくない。
【0011】本発明は 上記にかんがみて、加熱アスフ
ァルト材料の可使時間の相対的な延長が可能で、しか
も、加熱アスファルト材料(合材)の排出が従来に比し
て円滑となるアスファルト保温ボックスを提供すること
を目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明者(ら)は、上記
課題を解決するために、鋭意開発する過程で、可使時間
が短い理由は、合材硬化の温度以外の原因が、合材投
入時の落下衝撃、上方部合材の荷重(自重)、特に、
ダンプカートラックによる運搬時の振動により見かけ自
重は大きくなる、等に基づく合材の締め固め現象である
ことを見出して、下記構成のアスファルト保温ボックス
に想到した。
【0013】加熱アスファルト材料を用いて道路舗装等
の工事を行う際に使用するアスファルト保温ボックスで
あって、ボックス本体の上面に材料投入口を備え、前記
ボックス本体の下端側一側面に材料排出口を備え、ま
た、前記投入材料の落下衝撃を緩和させる傾斜面を備え
た衝撃緩和部材と、該衝撃緩和部材から流下した材料の
自重・振動硬化を緩和させる傾斜面を備えた自重硬化緩
和部材とを前記ボックス本体内に備えていることを特徴
とする。
【0014】上記において、落下荷重緩和部材は、山形
堰板で形成し、上記自重硬化緩和部材は、中央部開口の
谷形堰板で形成することが望ましい。
【0015】更に、上記山形堰板の傾斜面の下端縁及び
前記谷形堰板の下端縁が共に、前記材料排出方向と平行
であるように、山形堰板及び谷形堰板を配設することが
望ましい。
【0016】また、ボックス本体の材料排出口を備えた
排出口側壁内側が、更に、下端側に向かって内側へ向か
う傾斜面とされていることが、望ましい。
【0017】なお、通常、ボックス本体の内側底面が、
材料排出口に向かって下向きに傾斜して、ダンプカーの
荷台をフル傾斜させずに、材料が円滑に排出可能とされ
ている。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を、図
例に基づいて説明する。
【0019】(1) 本発明のアスファルト保温ボックスB
は、加熱アスファルト材料を用いて道路舗装等の工事を
行う際に使用するものである。
【0020】該保温ボックスBは、ボックス本体12の
上面に材料投入口14を備え、ボックス本体12の下端
側に材料排出口16を備えている(図1〜4参照)。
【0021】図1・2に示す如く、ボックス本体12
は、材料投入口14は、観音開きの投入口蓋18、18
で閉じられ、材料排出口16は排出口蓋体20で閉じれ
らる。該投入口蓋18は、固定用バー19を固定ボ1ル
ト9aで締め付けて固定していた。また、排出口蓋体2
0は、両側フランジ部20aを介してボックス本体12
にボルト21でねじ止め可能となっている。
【0022】上記投入口蓋18、18の合わせ面18
a、18bは、図例の如くテーパ合わせとしておくこと
が望ましい。これにより、完全に合わせ面が密着して、
放熱を防ぐ構造となっている。ゴムなどのシール材を使
用しないため、シール材の劣化(老化)によるメインテ
ナンスの必要がなくなる。
【0023】そして、周璧には、必然的ではないが、通
常、タラップ22や、吊り下げフック24を備えてい
る。図例中、更に、26は排出口蓋体収納台、28はダ
ンプカー等の荷台への装着用シャフト、30は後述の面
ヒータ40制御用ののスイッチボックスである。なお、
装着用シャフト28は、高さ調製できるようにし、複数
の車種のダンプに保温ボックスを搭載可能となってい
る。
【0024】ボックス本体12は、図例では、略立方体
であるが、角筒体、円筒体、更には、横円筒体、球体、
両端細径の両円錐台形であってもよい。
【0025】そして、ボックス本体12の周璧12a及
び底壁12bが、図6に示すような断熱構造とされてい
る。具体的には、外側から、鉄板32、断熱ボード(材
料:セッコウ製)34、グラスウール層36、鉄板3
2、空気層38、及び、鉄板32の各層が形成され、3
重断熱構造とされている。特に、空気層32は、底面及
び周面の全てが連結されており、合材の熱によって暖め
られた高温空気が対流することにより、ボックス内が全
部位にわたり均一に(むらなく)保温できるようになっ
ている。
【0026】ここで、この三重断熱構造の厚み寸法は、
鉄板32:1〜4mmt、断熱ボード34:10mm前後、
グラスウール層36:30〜50mm、空気層38:10
〜30mmとする。特に、空気層38は、熱対流が発生を
期待するため、厚過ぎても薄過ぎても、望ましくない。
【0027】このとき、面ヒータ(抵抗加熱)40を、
合材が硬化し易い、材料排出口16の近傍の空気層38
下面の鉄板(底板)に密着させて配設することが望まし
い。具体的な、面ヒータ40としては、例えば、NAS
A(アメリカ航空宇宙局)によって開発されたとされる
「シリコンラバーヒータ」のうち、仕様が「450mm×
600mm×3mmt、単相100V、1500W」である
ものを好適に使用できる。なお、ダンプカーのエンジン
の排気熱や冷却水の熱源として併用するようにしておく
こともできる。相対的に、面ヒータに使用する電力を節
減でき、かつ、ダンプカー走行中も面ヒータを稼働させ
るための、小型発電機も不要となる。
【0028】なお、材料排出口16を除く側壁の底板都
の継ぎ目部分(隅)Cは、図3〜4に示す如く、角取り
状に隆起(ハンチ)させてある。外部への放熱量を少な
くするとともに合材が隅に詰まるのを防止するためであ
る。
【0029】(2) 本実施形態のアスファルト保温ボック
スは、投入材料の落下衝撃を緩和させる傾斜面を備えた
衝撃緩和部材42と、該衝撃緩和部材42から流下した
材料Mの自重・振動硬化を緩和させる傾斜面を備えた自
重硬化緩和部材44とをボックス本体12内に備えてい
る構成を基本的構成としている。
【0030】具体的には、図3に示す如く、落下衝撃緩
和部材は、山形堰板42で形成し、自重硬化緩和部材
は、中央部開口の谷形堰板44で形成してある。
【0031】ここで、落下衝撃緩和部材の形状は、山形
堰板42に限らず、図4に示す如く、傾斜板42A、4
2Aを交互に形成したり、円錐形状等であったり、さら
には、多段にしてもよい。また、傾斜板42Aなしい山
形堰板42の内側は中実としたり、支持柱を形成しても
よい。
【0032】しかし、山形堰板42で形成することによ
り、投入材料が両側に分配され、投入時の材料落下によ
る衝撃緩和性が相対的に増大する。
【0033】また、谷形堰板44の開口幅Bは、全長に
わたり同一幅である必要はなく、排出口方向で狭まって
いてもよい。
【0034】このときの山形堰板42若しくは傾斜板4
2Aないし谷形堰板44の傾斜角度は水平線に対して、
約30°〜60°、望ましくは、40°〜50°とす
る。傾斜角度が緩すぎると、材料の流下性が劣り、逆に
急すぎると、落下衝撃緩和性や自重硬化緩和性を十分に
発揮し難い。
【0035】そして、投入材料Mの流下性の見地から、
山形堰板42の下端縁及び谷形堰板44の下端縁が共
に、前記材料排出方向と平行である。投入材料Mの流下
性(流動性)が高い場合は、山形堰板42の下端縁及び
谷形堰板44の下端縁の一方及び双方が、材料排出方向
と直交していてもよい。
【0036】なお、上記山形堰板42及び谷形堰板44
は、使用後は、取り外し可能としておくことが、ボック
ス内部の清掃の際、邪魔にならずに望ましい。
【0037】また、ボックス本体12の材料排出口16
を備えた排出口側壁内側12cが、更に、下端側に向か
って内側へ向かう傾斜面とされている。この傾斜面によ
り、排出口16付近で、合材が自重により硬化するこ
と、及び、上方から次々に、合材が流下して、必要以上
に、合材が排出口から流出することを防止する作用を奏
する。このとき、該傾斜面12cの側壁に対する傾斜角
度は、ボックスの大きさ等により異なるが、10°〜2
0°とする。
【0038】該排出口16に接続するボックス本体12
の内側底面12cは、材料排出口16に向かって下向き
に傾斜して、ダンプカーの荷台をフル傾斜させずに、材
料が円滑に排出可能とされている。ここで、フル傾斜の
角度は、通常、30〜45°であり、内側底面12dの
傾斜角度は、10〜20°とする。ダンプカーの荷台を
フル傾斜させると、荷台の傾斜がきつくなり、ボックス
本体12や発電機等の落下防止手段を強固なものにする
必要がある。
【0039】そして排出口蓋体の形状は、図例の如く、
合材との接触側、即ち、内側に下側拡大の傾斜面とされ
た略直角台形断面を備えた棒状体である。この形状によ
り、合材を部分排出後、排出口近くに、合材が残った場
合、相対的に小さな力で、再び、排出口蓋を閉めること
ができる。
【0040】ボックス本体12の大きさは、例えば、
1.5tの合材を投入(充填)できるもので、外径寸
法、長さ160cm、幅170cm、高さ140cmとする。
この大きさにおける、山形堰板42の幅b1 :約42c
m、高さh1 :約21cm、また、谷形堰板44の一方の
幅b2 :約20cm、高さh2 :約20cm、及び、開口幅
B:約42cm、更には、山形堰板42と谷川堰板44と
のスパンは、約40cmとする。
【0041】また、材料排出口16の大きさは、高さ:
約24cm、幅:約75cmとする。
【0042】(3) 次に、上記実施形態のアスファルト保
温ボックスBの使用態様を説明する。 この保温ボック
ス10は、通常、ダンプカーに取り付けて使用する。
【0043】まず、面ヒータ40を通電させて、保温ボ
ックス10を予熱しておく。当然、材料投入口14及び
材料排出口16は、投入口蓋18及び排出口蓋体20で
閉じれられいる。
【0044】次に、合材プラントで調製した流動性を有
する合材Mを上側から投入する。すると、投入された合
材Mは、山形堰板42及び谷形堰板44で、特に山形堰
板44で、その落下衝撃エネルギーが横方向に分散され
垂直方向のエネルギーが減衰する。このため、材料投入
時の、落下衝撃が緩和される。
【0045】また、排出口16の上方側壁壁面12cが
傾斜面とされていることにより、合材が排出口近傍に集
中せず、結果的に自重により合材が硬化するのが緩和さ
れる。
【0046】また、合材Mは、通常、下側の谷形堰板4
4を越えて投入(充填)されるが、該谷形堰板44の存
在により、放置時は勿論、ダンプカー走行時の振動が加
わっても、谷形堰板44の上にある合材Mは、谷形堰板
44の下側にある合材に直接作用しない、又は、横方向
に荷重が分散されて作用する。このため、合材の自重に
よる硬化が緩和される。
【0047】そして、使用時には、材料排出口16を開
いて、ダンプカーの荷台を適宜角度に傾斜させて、舗装
工事位置(施工部位)に合材を流下させる。このとき、
排出口16近傍は、ヒータ40近傍で相対的に雰囲気温
度が高く、しかも、いわゆる自重硬化も発生し難い構成
になっているので、抵抗が一番大きい初期流出が円滑に
行われる。そして、内側よりの合材も相対的に硬化が進
んでいないため、後続排出が続き、円滑に合材が排出さ
れる。
【0048】所定量の合材の排出したら、ダンプカーの
荷台の傾斜を平行にし、排出口蓋体で排出口を閉じる。
そして、合材を保温ボックスで保温して保管する。この
保管途中においても、保温ボックス内は、高温に維持さ
れ、しかも、ダンプカー等で運搬中に振動を受けても、
前記の如く、自重硬化が促進されない。
【0049】そして、合材を使用して工事を行う場所
で、上記と同様にして合材を排出して合材を使用する。
【0050】なお、従来のアスファルト保温ボックスの
保温時間が、4時間程度であったのが、ヒータを補助的
に所要したが、本実施形態の保温ボックスでは、24時
間以上可能となったことを確認している。
【0051】
【発明の作用・効果】本発明のアスファルト保温ボック
スは、上記の如く、投入材料の落下衝撃を緩和させる傾
斜面を備えた衝撃緩和部材と、該衝撃緩和堰板から流下
した材料の自重を緩和させる傾斜面を備えた自重硬化緩
和部材とをボックス本体内に備えている構成により、下
記のような作用・効果を奏するものである。
【0052】即ち、材料投入に際して、材料流下エネル
ギー(衝撃)が緩和されるとともに、材料投入後も、自
重硬化緩和部材で材料が部分的に支持され、しかも、落
下エネルギーが横方向に分散される。
【0053】従って、材料投入時ないし材料投入後及び
運搬中において、下方の合材に作用する自重エネルギー
が減衰される。よって、自重に伴う合材の締め固め(硬
化)が発生しない。
【0054】よって、加熱アスファルト材料の可使時間
の相対的な延長が可能で、しかも、加熱アスファルト材
料の排出が従来に比して円滑となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態における保温ボックスの一
形態を示す全体側面図
【図2】同じく正面図
【図3】図2の3−3線概略断面図
【図4】図3の4−4線概略断面図
【図5】図4の別の実施形態を示す断面図
【図6】図3の5部拡大断面図
【符号の説明】
10 アスファルト保温ボックス 12 ボックス本体 12c 排出口側壁面内側 14 材料投入口 16 材料排出口 18 投入口蓋 20 排出口蓋体 38 空気層 40 面ヒータ 42 衝撃緩和部材(山形堰板) 42A 衝撃緩和部材(傾斜板) 44 硬化緩和部材(谷形堰板)

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 加熱アスファルト材料を用いて道路舗装
    等の工事を行う際に使用するアスファルト保温ボックス
    であって、 ボックス本体の上面に材料投入口を備え、前記ボックス
    本体の下端側一側面に材料排出口を備え、また、 前記投入材料の落下衝撃を緩和させる傾斜面を備えた衝
    撃緩和部材と、該衝撃緩和部材から流下した材料の自重
    硬化を緩和させる傾斜面を備えた自重硬化緩和部材とを
    前記ボックス本体内に備えていることを特徴とするアス
    ファルト保温ボックス。
  2. 【請求項2】 前記ボックス本体の材料排出口を備えた
    排出口側壁内側が、更に、下端側に向かって内側へ向か
    う傾斜面とされていることを特徴とする請求項1記載の
    アスファルト保温ボックス。
  3. 【請求項3】 前記ボックス本体の内側底面が、材料排
    出口に向かって下向きに傾斜して、ダンプカーの荷台を
    フル傾斜させずに、材料が円滑に排出可能とされている
    ことを特徴とする請求項1又は2記載のアスファルト保
    温ボックス。
  4. 【請求項4】 アスファルトを用いた道路舗装等の工事
    を行う際に使用するアスファルト保温ボックスであっ
    て、 ボックス本体の上面に材料投入口を備え、前記ボックス
    本体の下端側一側面に材料排出口を備え、 前記投入口側に山形堰板と、該山形堰板から流下した材
    料を受け可能な中央部開口の谷形堰板とを前記ボックス
    本体内に備えていることを特徴とするアスファルト保温
    ボックス。
  5. 【請求項5】 前記山形堰板の傾斜面の下端縁及び前記
    谷形堰板の下端縁が共に、前記材料排出方向と平行であ
    ることを特徴とする請求項4記載のアスファルト保温ボ
    ックス。
  6. 【請求項6】 前記ボックス本体の材料排出口を備えた
    排出口側壁内側が、更に、下端側に向かって内側へ向か
    う傾斜面とされていることを特徴とする請求項5記載の
    アスファルト保温ボックス。
  7. 【請求項7】 前記ボックス本体の材料排出口を備えた
    排出口側壁内側が、更に、下端側に向かって内側へ向か
    う傾斜面とされていることを特徴とする請求項4記載の
    アスファルト保温ボックス。
  8. 【請求項8】 前記ボックス本体の内側底面が、材料排
    出口に向かって下向きに傾斜して、ダンプカーの荷台を
    フル傾斜させずに、材料が円滑に排出可能とされている
    ていることを特徴とする請求項4〜7のいずれかに記載
    のアスファルト保温ボックス。
JP4816498A 1998-02-27 1998-02-27 アスファルト保温ボックス Pending JPH11247122A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013064268A (ja) * 2011-09-16 2013-04-11 Nakaken:Kk 合材保温ボックス
JP2013064267A (ja) * 2011-09-16 2013-04-11 Nakaken:Kk 合材保温ボックス
KR20190021036A (ko) * 2017-08-22 2019-03-05 홍기철 아스콘 보온박스
WO2023075068A1 (ko) * 2021-10-28 2023-05-04 ㈜리팔트코리아 아스콘 보온 박스

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