JPH11245388A - インクジェット記録装置 - Google Patents

インクジェット記録装置

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JPH11245388A
JPH11245388A JP5027598A JP5027598A JPH11245388A JP H11245388 A JPH11245388 A JP H11245388A JP 5027598 A JP5027598 A JP 5027598A JP 5027598 A JP5027598 A JP 5027598A JP H11245388 A JPH11245388 A JP H11245388A
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Toshihito Kamei
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 スジ状の濃度ムラが発生して、画像品質が低
下する。 【解決手段】 1回目からn回目までの主走査時には副
走査送り量をL、使用ノズル数を10個(10ノズル)
として記録を行い、用紙がbc間に差し掛かる(n+
1)回目の主走査時からは副走査送り量を(5/10)
Lとし、使用ノズル数を5ノズルにして記録を行い、b
c間を抜けた後(n+k+1)回目の主走査時からは再
び副走査送り量をLとし、使用ノズル数を10ノズルに
戻して記録を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はインクジェット記録
装置に関し、特に主走査と副走査の繰り返しで画像を記
録するインクジェット記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】プリンタ、ファクシミリ、複写装置等の
画像形成装置として用いるインクジェット記録装置にお
いては、インク滴を吐出するための複数のノズルと、各
ノズルが連通する複数の加圧液室と、各加圧液室に対し
てノズルからインク滴を吐出させるためのエネルギーを
与える電気機械変換素子や発熱抵抗体などの複数のエネ
ルギー発生素子とを有するインクジェットヘッドを用い
て、エネルギー発生素子に記録する画像データに応じた
駆動波形を与えてノズルからインク滴を吐出させること
によって記録媒体(「紙」に限らず、インク滴が付着す
るものの意味で用いる。)上に画像を記録する。
【0003】このようなインクジェット記録装置として
は、例えば、副走査方向に配列した複数のノズルを有す
る記録ヘッドを主走査方向に移動させると共に、記録媒
体を主走査方向と直交する副走査方向に移動させなが
ら、記録ヘッドからインク滴を記録媒体に吐出すること
によって画像を記録するシリアルスキャン型記録装置、
或いは、全主走査領域に相当する長さのライン型記録ヘ
ッドを用いて記録媒体を副走査方向に移動させながら、
記録ヘッドからインク滴を記録媒体に吐出することによ
って画像を記録するライン型記録装置が知られている。
【0004】ところで、インクジェット記録装置におい
ては、記録ヘッドのノズルピッチ(ノズル間隔)を小さ
くするにも限界があり、1スキャンの印字のみでは解像
度が粗くなるので、通常、インターレース方式或いはラ
スタフィード方式で記録ヘッドと記録媒体とを相対移動
させてノズルピッチよりも小さい記録ドットピッチで印
写記録するようにしている。
【0005】例えば特公平3−56186号公報に記載
されているように、記録ヘッドの副走査方向のノズルピ
ッチ間を複数回主走査することによって、記録ノズル間
隔より小さい記録ドットピッチ(媒体上のドットの間
隔)で画像を記録するインターレース印写方式を採用す
ることで高密度画像を記録できるようにしている。
【0006】また、このインターレース印写方式で記録
を行なう場合に生じる記録不能領域の解消を目的とし
て、特開平7−242025号公報に記載されているよ
うに、記録素子間隔をk、記録素子数をn+1としたと
きに、n及びkが互いに素である2より大きい正の整数
で、且つn>kなる条件を満足し、記録媒体の記録領域
上端から(n−1)×(k−1)ライン以内に記録デー
タがある場合には、n個の記録素子を用いたk回の微小
送りとn個の記録素子を用いたインターレース印写とを
併用し、記録領域下端からn×kライン以内に記録デー
タがある場合には、n個の記録素子を用いたインターレ
ース印写と(n+1)個或いは下方のn個の記録素子を
用いたk回の微小送り記録とを併用して記録するように
したものがある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特に、
上述したように記録ヘッドを複数回主走査することでノ
ズル間隔よりも小さい記録ドットピッチで画像を記録す
るようにしたインターレース印写方式やラスタフィード
印写方式による場合には、記録媒体搬送経路の抵抗によ
って記録媒体の副走査方向の移動量(送り量)精度が変
化したときに、ノズル列の端部の繋ぎ目などにスジ状、
帯状の濃度むら(バンディング)が発生し易く、画像品
質が低下するという課題がある。
【0008】本発明は上記の点に鑑みてなされたもので
あり、副走査送り量精度の変動に伴う濃度むら(バンデ
ィング)を低減して画像品質を向上することを目的とす
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、請求項1のインクジェット記録装置は、副走査方向
に配列した複数のノズルを有する記録ヘッドと、記録媒
体を副走査方向に移動させる手段とを備え、前記記録ヘ
ッドと記録媒体とを相対移動させ、所要の解像度の画像
を記録するインクジェット記録装置において、1頁内で
前記記録媒体の副走査方向の送り精度に応じて副走査送
り量及び使用するノズル数を異ならせる構成とした。
【0010】請求項2のインクジェット記録装置は、上
記請求項1のインクジェット記録装置において、副走査
方向の送り精度が高い部分では副走査送り量L、使用す
るノズル数Nとし、副走査方向の送り精度が低い部分で
は副走査送り量L未満、使用するノズル数N未満とする
構成とした。
【0011】請求項3のインクジェット記録装置は、上
記請求項1又は2のインクジェット記録装置において、
インターレース方式で記録する構成とした。
【0012】請求項4のインクジェット記録装置は、上
記請求項1又は2のインクジェット記録装置において、
ラスタフィード方式で記録する構成とした。
【0013】請求項5のインクジェット記録装置は、上
記請求項1又は2のインクジェット記録装置において、
記録媒体の先端部及び後端部ではインターレース方式で
記録し、記録媒体の中間部ではラスタフィード方式で記
録する構成とした。
【0014】請求項6のインクジェット記録装置は、上
記請求項3乃至5のいずれかのインクジェット記録装置
において、n回目(nは整数で、n≧1)の主走査時に
記録する領域と(n+k)回目(kは整数で、k≧1)
の主走査時に記録する領域の一部を重ねて、この重ね領
域を前記n回目及び(n+k)回目のいずれかで補完し
て記録する構成とした。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を添付
図面を参照して説明する。図1は本発明に係るインクジ
ェット記録装置の機構部の概略図、図2は記録ヘッドの
概略を示す斜視説明図、図3は同記録ヘッドの要部断面
説明図である。このインクジェット記録装置の機構部
は、両側の側板1,2間に主支持ガイドロッド3及び従
支持ガイドロッド4を略水平な位置関係で横架し、これ
らの主支持ガイドロッド3及び従支持ガイドロッド4で
キャリッジユニット5を主走査方向に摺動自在に支持し
ている。
【0016】キャリッジユニット5には、図2にも示す
ように、それぞれイエロー(Y)インク、マゼンタ
(M)インク、シアン(C)インク、ブラック(Bk)
インクをそれぞれ吐出する4個のヘッド6y,6m,6
c,6kからなる記録ヘッド6を、その吐出面(ノズル
面)を下方に向け、各ヘッドのノズル配列方向を副走査
方向にし、ヘッド配列方向を主走査方向にして搭載し、
また、キャリッジユニット5には記録ヘッド6の上側に
各ヘッド6y,6m,6c,6kに各々インクを供給す
るための各色のインク供給体である4個のインクカート
リッジ7y,7m,7c,7kを交換可能に搭載してい
る。
【0017】なお、記録ヘッド6としては、上記の4色
分のヘッドに代えて、ブラックを除いた3色分のヘッ
ド、或いは、4色に淡いマゼンタ、淡いシアンを加えた
6色分のヘッド、若しくは4色にレッド(R)、グリー
ン(G)、ブルー(B)を加えた7色分のヘッド、その
他の色のヘッドを用いる(ヘッドに応じたインクカート
リッジも用いる。)こともできる。また、記録ヘッド6
としては1つのヘッドに各色のインク滴を吐出するノズ
ルを配列したヘッドを用いることもできる。
【0018】ここで、記録ヘッド6の各ヘッド6y,6
m,6c,6kは、図3に示すように、液室40を形成
する液室形成部材41の前面に複数のノズル42を形成
したノズル形成部材43が設けられ、図示しない圧電素
子、気泡発生用ヒータ等のエネルギー発生手段によって
液室40内のインクに圧力を与えることによって、液室
40内のインクがノズル形成部材43のノズル42から
インク滴44となって飛翔して記録媒体(以下、「用
紙」という。)にドットとして着弾付着する。このと
き、各液室40に圧力を与えるエネルギー発生手段を選
択的に駆動することによって所望の画像を印写すること
ができる。
【0019】そして、キャリッジユニット5は主走査モ
ータ8で回転される駆動プーリ(駆動タイミングプー
リ)9と従動プーリ(アイドラプーリ)10との間に張
装したタイミングベルト11に連結して、主走査モータ
8を駆動制御することによってキャリッジ5、即ち4個
のヘッド6を主走査方向に移動するようにしている。
【0020】また、側板1,2をつなぐ底板12上にサ
ブフレーム13,14を立設し、このサブフレーム1
3,14間に用紙16を主走査方向と直交する副走査方
向に送るための搬送ローラ15を回転自在に保持してい
る。そして、サブフレーム14側方に副走査モータ17
を配設し、この副走査モータ17の回転を搬送ローラ1
5に伝達するために、副走査モータ17の回転軸に固定
したギヤ18と搬送ローラ15の軸に固定したギヤ19
とを備えている。
【0021】さらに、側板1とサブフレーム12との間
には、ヘッド6の信頼性維持回復機構(以下、「サブシ
ステム」という。)21を配置している。サブシステム
21は、各ヘッド6の吐出面をキャッピングする4個の
キャップ手段22をホルダ23で保持し、このホルダ2
3をリンク部材24で揺動可能に保持して、キャリッジ
ユニット5の主走査方向の移動でホルダ23に設けた係
合部25にキャリッジユニット5が当接することで、キ
ャリッジユニット5の移動に従ってホルダ23がリフト
アップしてキャップ手段22でヘッド6の吐出面6aを
キャッピングし、キャリッジユニット5が印写領域側へ
移動することで、キャリッジユニット5の移動に従って
ホルダ23がリフトダウンしてキャップ手段22がヘッ
ド6の吐出面6aから離れるようにしている。
【0022】なお、キャップ手段22は、それぞれ吸引
チューブ26を介して吸引ポンプ27に接続すると共
に、大気開放口を形成して、大気開放チューブ及び大気
開放バルブを介して大気に連通している。また、吸引ポ
ンプ27は吸引した廃液をドレインチューブ等を介して
図示しない廃液貯留槽に排出する。
【0023】さらに、ホルダ23の側方には、ヘッド6
の吐出面6aをワイピングする繊維部材、発泡部材或い
はゴム等の弾性部材からなるワイピング手段であるワイ
パブレード28をブレードアーム29に取付け、このブ
レードアーム29は揺動可能に軸支し、図示しない駆動
手段で回動されるカムの回転によって揺動させるように
している。
【0024】このように構成したこの記録装置では、ヘ
ッド6(キャリッジユニット5)を主走査方向に移動走
査させながら、用紙16を副走査方向に搬送して、各ヘ
ッドのノズルから所要の色のインク滴を吐出させること
によって、用紙16上に所要のカラー画像(モノクロ画
像を含む。)を記録する。
【0025】次に、このインクジェット記録装置の制御
部の概要について図4を参照して説明する。この制御部
は、この記録装置全体の制御を司るマイクロコンピュー
タ(以下、「CPU」と称する。)50と、必要な固定
情報を格納したROM51と、ワーキングメモリ等とし
て使用するRAM52と、ホストから受信した画像デー
タ(画像情報)を必要な色データに分解する等の処理を
する色処理回路53と、画像データを処理したデータを
格納する画像メモリ54と、パラレル入出力(PIO)
ポート55と、入力バッファ56と、ゲートアレー(G
A)或いはパラレル入出力(PIO)ポート57と、ヘ
ッド駆動回路58及びドライバ59等を備えている。
【0026】ここで、ホスト側から受信した画像データ
(画像情報)は入力バッファ56に格納され、受信デー
タである多値のカラー画像データを色処理回路53で処
理し、γ補正、UCR処理、中間調処理等の必要な処理
を行って、2値のカラー画像データを生成して、印写デ
ータとして画像メモリ54に格納し、1走査で印写する
分のデータを読み出してPIOポート57を介してヘッ
ド駆動回路58に与え、対応する色のヘッド6y,6
m,6c,6kを駆動する。
【0027】また、PIOポート55にはホスト側から
の画像情報等の各種データ、図示しない操作パネルから
の各種指示情報、用紙の始端、終端を検知する紙有無セ
ンサからの検知信号、キャリッジ5のホームポジション
(基準位置)を検知するホームポジションセンサ等の各
種センサからの信号等が入力され、またこのPIOポー
ト55を介してホスト側や操作パネル側に対して所要の
情報が送出される。
【0028】また、ヘッド駆動回路58は、PIOポー
ト57を介して与えられる各種データ及び信号に基づい
て、各ヘッド6の各ノズル42に対応するエネルギー発
生手段(圧電素子や気泡発生用ヒータ)の内の画像情報
に応じた駆動ノズル(インク滴を吐出させるノズル)の
エネルギー発生手段に対して駆動波形を印加する。
【0029】さらに、ドライバ59は、PIOポート5
7を介して与えられる駆動データに応じて主走査モータ
8及び副走査モータ17を各々駆動制御することで、キ
ャリッジ5を主走査方向に移動走査し、プラテン15を
回転させて用紙16を所定量副走査方向に搬送させる。
【0030】次に、このように構成したインクジェット
記録装置の作用について図5以降をも参照して説明す
る。なお、上述したインクジェット記録装置では記録ヘ
ッド6を4個のヘッド6y,6m,6c,6bで構成
し、各ヘッドのノズル列が2列ある構成としているが、
この第1実施例においては、理解を容易にするために1
列のノズル列を有する1個の記録ヘッドで説明すること
とする。
【0031】先ず、副走査の送り精度と濃度むらとの関
係について図5乃至図7を参照して説明する。画像の解
像度と記録ノズル解像度が一致した記録ヘッドを用いた
場合のドット記録方法の例を図6に示している。ここで
は、記録ノズル数は10ノズル、副走査方向の送り量を
10ドット分(送り量Lとする。)となり、10ドット
分の主走査を行いながらの記録、10ドット分の送り量
Lの副走査の繰り返しで画像を形成する。
【0032】このような記録方法で記録した400dp
iの画像について、副走査ラインピッチの理論値(6
3.5μm)と実際の副走査ラインピッチとの差を測定
した。そして、副走査ライン数を横軸に、理論値と実際
値との差を縦軸にして表わすと図6に示すようになる。
同図から、副走査ラインのbc間及びde間で実際のラ
インピッチが理想値から大きくずれている(異常が発生
している)ことが分る。
【0033】そこで、用紙の搬送経路との関係を検証し
たところ、図7(a)に示すように用紙Pが送りローラ
Aを通過してからヘッドHによる記録が始まり、同図
(b)に示すように用紙PがローラBに突き当たった
時、搬送経路による僅かな抵抗が加わり、送り量が変化
する。また、同図(c)に示すように用紙PがローラB
を通過した後、同図(d)に示すように用紙Pが次のロ
ーラCに突き当たった時にも同様な現象が発生し、同図
(e)に示すように用紙Pが最後のローラCを通過する
まで、何度か送り量が変化する。ここではローラ数が3
個であるが、いくつでも同様な現象が発生する。また、
搬送経路に抵抗を与える拍車等でも同様に考えられる
し、搬送経路そのものが湾曲しているだけでも抵抗が発
生するため、搬送経路そのものに抵抗を与えるものと考
えられる。
【0034】この用紙搬送経路の検証結果から得られる
送り量の変化と実際のラインピッチの理想値からずれ量
との関係を併せ考えると、図6のbc間でのラインピッ
チの変動は図7(b)に示す用紙PがローラBに突き当
たった状態のときに対応し、図6のde間でのラインピ
ッチの変動は図7(d)に示す用紙PがローラCに突き
当たった状態のときに対応することが分る。このような
送り量精度の変動が発生して副走査送り量が変化する
と、スジ状、帯状の濃度むら(バンディング)が発生す
ることになる。
【0035】そこで、本発明の各種の実施形態について
図8以降をも参照して説明する。本発明の第1実施形態
について図8を参照して説明する。ここでは、1回目か
らn回目までの主走査時には副走査送り量をL、使用ノ
ズル数を10個(10ノズル)として記録を行い、用紙
がbc間に差し掛かる(n+1)回目の主走査時からは
副走査送り量を(5/10)Lとし、使用ノズル数を5
ノズルにして記録を行い、bc間を抜けた後(n+k+
1)回目の主走査時からは再び副走査送り量をLとし、
使用ノズル数を10ノズルに戻して記録を行うようにし
ている。
【0036】このような記録方法で記録した400dp
iの画像について、副走査ラインピッチの理論値(6
3.5μm)と実際の副走査ラインピッチとの差を測定
し、副走査ライン数を横軸に、理論値と実際値との差を
縦軸にして表わすと図9に示すようになる。同図から、
副走査送り量及び使用ノズル数を変更した副走査ライン
のbc間でのラインピッチのずれ(送りむら)が低減
し、その結果すじ状、帯状の濃度むらが低減することが
分る。
【0037】次に、本発明の第2実施形態について図1
0を参照して説明する。ここでは、1回目からn回目ま
での主走査時には副走査送り量をL、使用ノズル数を1
0ノズルとして記録を行い、用紙がbc間に差し掛かる
(n+1)回目の主走査時からは副走査送り量を(3/
10)Lとし、使用ノズル数を3ノズルとして記録を行
い、bc間を抜けた後(n+k+1)回目の主走査時か
らは再び副走査送り量をLとし、使用ノズル数を10ノ
ズルに戻して記録を行うようにしている。
【0038】このような記録方法で記録した400dp
iの画像について、副走査ラインピッチの理論値(6
3.5μm)と実際の副走査ラインピッチとの差を測定
し、副走査ライン数を横軸に、理論値と実際値との差を
縦軸にして表わすと図11に示すようになる。同図か
ら、副走査送り量及び使用ノズル数を変更した副走査ラ
インのbc間でのラインピッチのずれ(送りむら)がな
くなっていることが分る。
【0039】このように、1頁内で副走査方向の送り精
度が良好な部分は副走査送り量をL、使用ノズル数をN
ノズル(N個)とし、副走査方向の送り精度が比較的良
くない部分は副走査送り量をL未満にし、使用ノズル数
もN個未満にして記録を行うことで、スジ状、帯状の濃
度むら(バンディング)を拡散できて、濃度むらの少な
い高画質画像を得ることができる。
【0040】次に、本発明の第3実施形態について図1
2を参照して説明する。ここでは、1回目からn回目ま
での主走査時には副走査送り量をL、使用ノズル数を1
0ノズルとして記録を行い、用紙がbc間に差し掛かる
(n+1)回目の主走査時からは副走査送り量を(3/
10)Lとし、使用ノズル数を3ノズルとして記録を行
い、bc間を抜けた(n+k+1)回目から(n+k+
l)回目までの主走査時には再び副走査送り量をLと
し、使用ノズル数を10ノズルに戻して記録を行い、更
に、用紙がde間に差し掛かる(n+k+l+1)回目
の主走査時からは副走査送り量を(5/10)Lとし、
使用ノズル数を5ノズルとして記録を行い、de間を抜
けた後(n+k+l+n+1)回目の主走査時からは再
び副走査送り量をLとし、使用ノズル数を10ノズルに
戻して記録を行うようしている。
【0041】このような記録方法で記録した400dp
iの画像について、副走査ラインピッチの理論値(6
3.5μm)と実際の副走査ラインピッチとの差を測定
し、副走査ライン数を横軸に、理論値と実際値との差を
縦軸にして表わすと図13に示すようになる。同図か
ら、副走査送り量及び使用ノズル数を変更した副走査ラ
インのbc間及びde間でのラインピッチのずれ(送り
むら)がなくなっていることが分る。
【0042】このように、1頁内で副走査方向の送り精
度に応じた副走査送り量、使用ノズル数で記録を行うこ
とで、スジ状、帯状の濃度むら(バンディング)を拡散
できて、濃度むらの少ない高画質画像を得ることができ
る。
【0043】次に、本発明の第4実施形態について図1
4を参照して説明する。ここでは、副走査送り量をLl
(L)、Ls(Lの3/10)、それぞれの使用ノズル
数を10ノズル、3ノズルと2段階に固定した場合の例
を示している。すなわち、1回目からn回目までの主走
査時には副走査送り量をLl、使用ノズル数を10ノズ
ルとして記録を行い、用紙がbc間に差し掛かる(n+
1)回目の主走査時からは副走査送り量をLsとし、使
用ノズル数を3ノズルとして記録を行い、bc間を抜け
た後(n+k+1)回目から(n+k+l)回目までの
主走査時には再び副走査送り量をLlとし、使用ノズル
数を10ノズルに戻して記録を行い、更に、用紙がde
間に差し掛かる(n+k+l+1)回目の主走査時から
は副走査送り量をLsとし、使用ノズル数を3ノズルと
して記録を行い、de間を抜けた後(n+k+l+n+
1)回目の主走査時からは再び副走査送り量をLlと
し、使用ノズル数を10ノズルに戻して記録を行うよう
している。
【0044】このような記録方法で記録した400dp
iの画像について、副走査ラインピッチの理論値(6
3.5μm)と実際の副走査ラインピッチとの差を測定
し、副走査ライン数を横軸に、理論値と実際値との差を
縦軸にして表わすと前述した第3実施形態と同じく図1
3に示すようになる。同図から、副走査送り量及び使用
ノズル数を変更した副走査ラインのbc間及びde間で
のラインピッチのずれ(送りむら)がなくなっているこ
とが分る。
【0045】このように、1頁内で副走査方向の送り精
度に複数段階に区分し、各レベルに応じた副走査送り量
レベル、使用ノズル数で記録を行うことで、スジ状、帯
状の濃度むら(バンディング)を拡散できて、濃度むら
の少ない高画質画像を得ることができる。
【0046】次に、インターレース印写方式で記録する
インクジェット記録装置に本発明を適用した実施態様に
ついて図15乃至図17をも参照して説明する。先ず、
インターレース印写方式の一例について図15を参照し
て説明する。この例では、20ノズルのヘッドを使用し
て、1回目の主走査では6ノズルを使用して印写し、送
り量Lで2回目の位置へヘッドを移動してその主走査で
は13ノズルを使用して印写し、送り量Lで3回目の位
置へヘッドを移動してその主走査では20ノズルを使用
して印写し、以後、送り量L、使用するノズル数20ノ
ズルとして印写を繰り返すことで、ノズルピッチの間を
3回主走査することによって(ノズルピッチ/3)の記
録ドットピッチで画像を記録している。なお、記録不可
領域のノズルは使用しない。
【0047】そこで、これに本発明を適用した第5実施
形態について図16を参照して説明する。ここでは、記
録可能領域において、副走査送り量を20ライン、使用
ノズル数を20ノズルとして記録を行っている状態か
ら、副走査送り精度の変動に対応して、副走査送り量を
11ライン、使用ノズル数を11ノズルに変化させて記
録するようにしている。なお、同図中の「×」を付した
ノズルは、使用ノズル数に含まれるが、実際にはそれ以
前のラインとの関係でインク滴を吐出させないノズルを
示している。
【0048】また、本発明の第6実施形態について図1
7を参照して説明する。ここでは、副走査送り量を11
ライン、使用ノズル数を11ノズルとして記録を行って
いる状態から、副走査送り精度の変動に対応して、副走
査送り量を11ライン、使用ノズル数を20ノズルに変
更し、更に、副走査送り量を20ライン、使用ノズル数
を20ノズルに変更して記録するようにしている。な
お、ここでも、同図中の「×」を付したノズルは、使用
ノズル数に含まれるが、実際にはそれ以前のラインとの
関係でインク滴を吐出させないノズルを示している。
【0049】このように、インターレース印写方式で記
録する場合にも本発明を適用することができ、1頁内で
副走査方向の送り精度に応じた副走査送り量レベル、使
用ノズル数で記録を行うことによって、スジ状、帯状の
濃度むら(バンディング)を拡散できて、濃度むらの少
ない高画質画像を得ることができる。
【0050】次に、インターレース印写方式にバンディ
ング処理を適用した印写方式に本発明を適用した実施態
様について図18乃至図20をも参照して説明する。先
ず、インターレース印写方式にバンディング処理を適用
した印写方式の一例について図18を参照して説明す
る。この例では23ノズルのヘッドを使用して、送り量
Lでノズルピッチの間を3回主走査することによって
(ノズルピッチ/3)の記録ドットピッチで画像を記録
するが、このとき、オーバーラップノズル数を3ノズル
(図中に「●」で示すノズル)とし、n回目と(n+
k)回目で印写する領域を重ね(オーバーラップさ
せ)、この重ね領域をn回目と(n+k)回目のいずれ
かで補完して印写する。
【0051】そこで、これに本発明を適用した第7実施
形態について図19を参照して説明する。ここでは、副
走査送り量を20ライン、使用ノズル数を20ノズルと
して記録している状態から、副走査送り精度の変動に対
応して、副走査送り量を11ライン、使用ノズル数を1
1ノズルに変更して記録するようにしている。なお、こ
こでも、同図中の「×」を付したノズルは、使用ノズル
数に含まれるが、実際にはそれ以前のラインとの関係で
インク滴を吐出させないノズルを示している。
【0052】また、本発明の第8実施形態について図2
0を参照して説明する。ここでは、副走査送り量を11
ライン、使用ノズル数を11ノズルとして記録を行って
いる状態から、副走査送り精度の変動に対応して、副走
査送り量を11ライン、使用ノズル数を20ノズルに変
更し、更に、副走査送り量を20ライン、使用ノズル数
を20ノズルに変更して記録するようにしている。な
お、ここでも、同図中の「×」を付したノズルは、使用
ノズル数に含まれるが、実際にはそれ以前のラインとの
関係でインク滴を吐出させないノズルを示している。
【0053】このように、インターレース印写方式にバ
ンディング処理を適用した印写方式に本発明を適用した
場合でも、1頁内で副走査方向の送り精度に応じた副走
査送り量レベル、使用ノズル数で記録を行うことによっ
て、スジ状、帯状の濃度むら、バンディングを拡散でき
て、濃度むらの少ない高画質画像を得ることができる。
【0054】次に、ラスタフィード印写方式(又は、ラ
スタ印写方式ともいう。)に本発明を適用した実施態様
について図21及び図22をも参照して説明する。先
ず、ラスタフィード印写方式の一例について図20を参
照して説明する。この例では、10ノズルのヘッドを用
いてノズルピッチの間を3回主走査するものとして、使
用ノズル数を10ノズルとして1回目の主走査で印写
し、次に副走査送り量を1ラインとしてヘッド位置を移
動(用紙を副走査送り)し、この位置で2回目の主走査
を行って印写し、更に副走査送り量を1ラインとしてヘ
ッド位置を移動(用紙を副走査送り)し、この位置で3
回目の主走査を行なって印写し、その後、残りの副走査
送り量26ライン分を送る動作を繰り返す。
【0055】そこで、これに本発明を適用した第9実施
形態について図22を参照して説明する。ここでは、1
回目の主走査(副走査送り量1ライン、ノズル数3ノズ
ル)、2回目の主走査(副走査送り量1ライン、ノズル
数3ノズル)、3回目の主走査(副走査送り量7ライ
ン、ノズル数3ノズル)で記録を行っている状態から、
副走査送り精度に対応して、1回目の主走査(副走査送
り量1ライン、ノズル数3ノズル)、2回目の主走査
(副走査送り量1ライン、ノズル数3ノズル)、3回目
の主走査(副走査送り量30ライン、ノズル数10ノズ
ル)に変更して記録を行うようにしている。
【0056】このように、ラスタフィード印写方式に本
発明を適用した場合でも、1頁内で副走査方向の送り精
度に応じた副走査送り量レベル、使用ノズル数で記録を
行うことによって、スジ状、帯状の濃度むら(バンディ
ング)を拡散できて、濃度むらの少ない高画質画像を得
ることができる。
【0057】なお、このラスタフィード印写方式にバン
ディング処理を行った印写方式で記録する場合にも本発
明を同様に適用することができる。また、用紙先端余
白、後端余白を小さくするために、用紙先端部及び用紙
後端部ではラスタフィード印写方式で、その他の中間部
分ではインターレース印写方式で記録する混成記録方式
を採用する場合にも本発明を同様に適用することができ
る。さらに、混成記録方式に上述したバンディング処理
を適用した印写方式で記録する場合にも本発明を同様に
適用することができる。
【0058】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1のインク
ジェット記録装置によれば、記録ヘッドと記録媒体とを
相対移動させ、所要の解像度の画像を記録するインクジ
ェット記録装置において、1頁内で記録媒体の副走査方
向の送り精度に応じて副走査送り量及び使用するノズル
数を異ならせる構成としたので、スジ状、帯状の濃度む
ら(バンディング)を拡散できて、濃度むらの少ない高
画質画像を得ることができる。
【0059】請求項2のインクジェット記録装置によれ
ば、上記請求項1のインクジェット記録装置において、
副走査方向の送り精度が高い部分では副走査送り量L、
使用するノズル数Nとし、副走査方向の送り精度が低い
部分では副走査送り量L未満、使用するノズル数N未満
とする構成としたので、簡単な構成で、スジ状、帯状の
濃度むら(バンディング)を拡散できて、濃度むらの少
ない高画質画像を得ることができる。
【0060】請求項3のインクジェット記録装置によれ
ば、上記請求項1又は2のインクジェット記録装置にお
いて、インターレース印写方式で記録する構成としたの
で、スジ状、帯状の濃度むら(バンディング)を拡散で
きて、濃度むらの少ない高画質画像を得ることができ、
しかもノズルピッチよりも小さな記録ドット密度で記録
を行うことができる。
【0061】請求項4のインクジェット記録装置によれ
ば、上記請求項1又は2のインクジェット記録装置にお
いて、ラスタフィード印写方式で記録する構成としたの
で、スジ状、帯状の濃度むら(バンディング)を拡散で
きて、濃度むらの少ない高画質画像を得ることができ、
しかもノズルピッチよりも小さな記録ドット密度で記録
を行うことができる。
【0062】請求項5のインクジェット記録装置によれ
ば、上記請求項1又は2のインクジェット記録装置にお
いて、記録媒体の先端部及び後端部ではインターレース
印写方式で記録し、記録媒体の中間部ではラスタフィー
ド印写方式で記録する構成としたので、先端余白及び後
端余白を小さくしながら、スジ状、帯状の濃度むら(バ
ンディング)を拡散できて、濃度むらの少ない高画質画
像を得ることができ、しかもノズルピッチよりも小さな
記録ドット密度で記録を行うことができる。
【0063】請求項6のインクジェット記録装置によれ
ば、上記請求項3乃至5のいずれかのインクジェット記
録装置において、n回目(nは整数で、n≧1)の主走
査時に記録する領域と(n+k)回目(kは整数で、k
≧1)の主走査時に記録する領域の一部を重ねて、この
重ね領域をn回目及び(n+k)回目のいずれかで補完
して記録する構成としたので、一層バンディングを拡散
することができて画像品質が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るインクジェット記録装置の機構部
の概略図
【図2】記録ヘッドの概略を示す斜視説明図
【図3】同記録ヘッドの要部断面説明図
【図4】同記録装置の制御部を示す概略ブロック図
【図5】副走査の送り精度と濃度むらとの関係の説明に
供するドット記録方式の一例の説明に供する説明図
【図6】図5の記録方式によるラインピッチの理想値と
実際値の差と副走査ラインとの関係の説明に供する説明
【図7】用紙搬送経路と副走査送り精度の変動の説明に
供する説明図
【図8】本発明の第1実施態様の説明に供する説明図
【図9】第1実施態様によるラインピッチの理想値と実
際値の差と副走査ラインとの関係の説明に供する説明図
【図10】本発明の第2実施態様の説明に供する説明図
【図11】第2実施態様によるラインピッチの理想値と
実際値の差と副走査ラインとの関係の説明に供する説明
【図12】本発明の第3実施態様の説明に供する説明図
【図13】第3実施態様によるラインピッチの理想値と
実際値の差と副走査ラインとの関係の説明に供する説明
【図14】本発明の第4実施態様の説明に供する説明図
【図15】インターレース印写方式の説明に供する説明
【図16】本発明の第5実施態様の説明に供する説明図
【図17】本発明の第6実施態様の説明に供する説明図
【図18】インターレース印写方式にバンディング処理
を適用した印写方式の説明に供する説明図
【図19】本発明の第7実施態様の説明に供する説明図
【図20】本発明の第8実施態様の説明に供する説明図
【図21】ラスタフィード印写方式の説明に供する説明
【図22】本発明の第9実施態様の説明に供する説明図
【符号の説明】
5…キャリッジユニット、6…ヘッド、8…主走査モー
タ、15…搬送ローラ、16…用紙、17…副走査モー
タ。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 副走査方向に配列した複数のノズルを有
    する記録ヘッドと、記録媒体を副走査方向に移動させる
    手段とを備え、前記記録ヘッドと記録媒体とを相対移動
    させ、所要の解像度の画像を記録するインクジェット記
    録装置において、1頁内で前記記録媒体の副走査方向の
    送り精度に応じて副走査送り量及び使用するノズル数を
    異ならせることを特徴とするインクジェット記録装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のインクジェット記録装
    置において、副走査方向の送り精度が高い部分では副走
    査送り量L、使用するノズル数Nとし、副走査方向の送
    り精度が低い部分では副走査送り量L未満、使用するノ
    ズル数N未満とすることを特徴とするインクジェット記
    録装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2に記載のインクジェット
    記録装置において、インターレース方式で記録すること
    を特徴とするインクジェット記録装置。
  4. 【請求項4】 請求項1又は2に記載のインクジェット
    記録装置において、ラスタフィード方式で記録すること
    を特徴とするインクジェット記録装置。
  5. 【請求項5】 請求項1又は2に記載のインクジェット
    記録装置において、記録媒体の先端部及び後端部ではイ
    ンターレース方式で記録し、記録媒体の中間部ではラス
    タフィード方式で記録することを特徴とするインクジェ
    ット記録装置。
  6. 【請求項6】 請求項3乃至5のいずれかに記載のイン
    クジェット記録装置において、n回目(nは整数で、n
    ≧1)の主走査時に記録する領域と(n+k)回目(k
    は整数で、k≧1)の主走査時に記録する領域の一部を
    重ねて、この重ね領域を前記n回目及び(n+k)回目
    のいずれかで補完して記録することを特徴とするインク
    ジェット記録装置。
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