JPH11245188A - 容器保持装置 - Google Patents

容器保持装置

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JPH11245188A
JPH11245188A JP6393898A JP6393898A JPH11245188A JP H11245188 A JPH11245188 A JP H11245188A JP 6393898 A JP6393898 A JP 6393898A JP 6393898 A JP6393898 A JP 6393898A JP H11245188 A JPH11245188 A JP H11245188A
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JP
Japan
Prior art keywords
container
belt
holding
gripping
peripheral surface
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP6393898A
Other languages
English (en)
Inventor
Seiji Osano
誠司 小佐野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kao Corp
Original Assignee
Kao Corp
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Filing date
Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 同一の把持部材により各種形状の容器を確実
に保持すること。 【解決手段】 一対の把持部材20により容器1を挟ん
で保持する容器保持装置10において、少なくとも 1個
の把持部材20が把持ベルト21からなり、把持ベルト
21は引張状態で容器1の外周面に沿うように撓み変形
しつつ圧接せしめられるもの。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、容器にキャップを
締め付ける如くの容器処理設備において、容器を保持す
る容器保持装置に関する。
【0002】
【従来の技術】特開平6-31675 号公報に記載の如く、容
器処理設備に関して、一対の把持部材により容器を挟ん
で保持する容器保持装置が知られているが、容器の確実
な把持を図るため、把持部材は、容器の外周面と同一曲
率の把持面を有する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来技術は、把持部材
の把持面の曲率が固定化されているため、容器の品種替
えにより、容器の外周面の形状が変わる度に、容器保持
装置では、その把持部材を、新たな容器の外周面に対応
し得る把持面を備えたものに交換する必要がある。従っ
て、容器の品種替えの度に把持部材の交換作業を伴い、
生産性を低下するとともに、交換部品の保管スペースを
要する。
【0004】本発明の課題は、同一の把持部材により各
種形状の容器を確実に保持することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の本発明
は、一対の把持部材により容器を挟んで保持する容器保
持装置において、少なくとも 1個の把持部材が把持ベル
トからなり、把持ベルトは引張り状態で容器の外周面に
沿うように撓み変形しつつ圧接せしめられるようにした
ものである。
【0006】請求項2に記載の本発明は、請求項1に記
載の本発明において更に、前記一対の把持部材のそれぞ
れが前記把持ベルトからなるとともに、容器保持センタ
ーの周囲に互いに対象配置され、それらの把持ベルトが
ベルト移動装置により容器保持センターを挟んで互いに
同期的に対向移動せしめられるようにしたものである。
【0007】請求項3に記載の本発明は、請求項1又は
2に記載の本発明において更に、前記把持ベルトが、ベ
ルト支持ベースに設けた複数のベルト支持体に巻き回さ
れ、少なくとも 1個のベルト支持体がスプリングにより
弾発されて把持ベルトの外方に移動可能とされてなるよ
うにしたものである。
【0008】
【作用】請求項1に記載の本発明によれば下記の作用
がある。 把持部材を構成する把持ベルトが引張り状態で容器の
外周面に沿うように撓み変形しつつ圧接される。即ち、
把持ベルトは容器の外周面に沿うように撓み変形しつつ
圧接せしめられるから、各種形状の容器に自在に対応で
きる。また、把持ベルトは引張り状態で、容器の外周面
に沿うように撓み変形しつつ圧接されるから、広い面積
で容器と接触する結果、比較的小さな引張力付与状態で
も、容器を確実に保持できる。
【0009】従って、同一の把持部材により各種形状の
容器を確実に保持することができ、容器の品種替えの度
に把持部材の交換作業を要せず、生産性を向上できる。
【0010】請求項2に記載の本発明によれば下記の
作用がある。 一対の把持ベルトがベルト移動装置により容器保持セ
ンターを挟んで互いに同期的に対向移動される。従っ
て、容器は、一対の把持ベルトにより保持され、且つ、
容器保持センターに芯出し位置決めされる。
【0011】請求項3に記載の本発明によれば下記の
作用がある。 少なくとも 1個のベルト支持体がスプリングにより弾
発されて把持ベルトの外方に移動可能とされる。従っ
て、把持ベルトは、スプリングのばね力をそのベルト支
持体から付与され、ひいては所望の引張力を付与される
ものとなる。
【0012】
【発明の実施の形態】容器保持装置10は、例えば、容
器1にキャップ2をキャップ締付機3により締付けるに
際し、容器1を回転等させずに容器保持センター1Aに
保持するものである。
【0013】容器保持装置10は、テーブル11の上の
容器保持センター1Aの背面側にボルト結合したシリン
ダ取付台11Aに左右一対のベルト移動シリンダ12
(ベルト移動装置)をボルト結合しており、各シリンダ
12のピストンロッド12Aに設けた取付板13にボル
ト14Aにより支持アーム15を取付け、この支持アー
ム15にボルト16により略三角形状のベルト支持ベー
ス17を取付けてある。尚、各シリンダ12は、 2本の
ピストンロッド12Aを並列的に備え、取付板13の回
り止めを図っている。また、ボルト14Aが挿通される
支持アーム15のボルト孔14Bは上下方向の長孔をな
し、取付板13に対する支持アーム15の取付位置をこ
の長孔14Bの範囲で上下方向に調整し、後述する把持
ベルト21の容器1に対する設定高さ位置を調整可能と
している。
【0014】容器保持装置10は、左右一対の把持部材
20のそれぞれを把持ベルト21にて構成し、それらの
把持ベルト21を、各ベルト支持ベース17に設けた 2
個のベルト支持プーリ23、24(ベルト支持体)と 1
個のベルト支持ブロック25(ベルト支持体)に巻き掛
けてある。このとき、ベルト支持ブロック25はベルト
支持ベース17に設けたスライド溝26にスライド自在
に嵌込んであるスライドブロック27にボルト28にて
固定されている。そして、ベルト支持ベース17に止め
ねじ31で固定してあるスプリング受け32とベルト支
持ブロック25との間に圧縮スプリング33を介装して
ある。これにより、ベルト支持ブロック25はスプリン
グ33のばね力により弾発されて把持ベルト21の外方
に移動可能とされ、結果として把持ベルト21に所望の
引張力を付与可能としている。
【0015】容器保持装置10は、一対の把持部材20
のそれぞれを把持ベルト21にて構成し、且つ、それら
の把持ベルト21を容器保持センター1Aの両側に対象
配置するものである。そして、それらの把持ベルト21
は、両シリンダ12の作動により容器保持センター1A
を挟んで互いに同期的に対向移動され、前述したスプリ
ング33のばね力に基づく引張状態でテーブル11上の
容器1の両側それぞれの外周面に沿うように撓み変形し
つつ圧接される。これにより、両把持ベルト21は、容
器1を容器保持センター1Aに対し左右方向で芯出し位
置決めし、且つ、該容器1を挟んで保持する。
【0016】ここで、把持ベルト21は、平ベルト(タ
イニングベルト等)にて構成され、該平ベルトの平坦面
で容器1の外周面に圧接可能とされている。
【0017】尚、容器保持装置10は、前述のシリンダ
取付台11Aにボルト結合したスライドガイド34にス
ライドバー35の長孔36Bをボルト36Aにより固定
可能とし、スライドバー35の先端にV字状ハンド37
を固定してある。ハンド37は、スライドガイド34に
対するスライドバー35の固定位置を長孔36Bの範囲
で前後方向に調整した状態で、容器1の側面に衝合し、
該容器1の容器保持センター1Aに対する前後方向位置
を芯出し位置決め可能とする。
【0018】容器保持装置10は以下の如く用いられ
る。 (1) ベルト移動シリンダ12の取付板13に対する支持
アーム15の取付位置を長孔14Bの範囲で上下方向に
調整し、把持ベルト21の容器1に対する高さ方向設定
位置を調整する。また、スライドガイド34に対するス
ライドバー35の固定位置を長孔36Bの範囲で前後方
向に調整し、V字状ハンド37の容器保持センター1A
に対する前後方向設定位置を調整する。
【0019】(2) テーブル11の上で、容器1をV字状
ハンド37に押付け配置した状態で、左右のシリンダ1
2を作動する。これにより、左右の把持ベルト21が互
いに同期的に接近移動し、スプリング33のばね力に基
づく引張状態でテーブル11上の容器1の外周面に撓み
変形しつつ圧接し、容器1を容器保持センター1Aに芯
出し位置決めするとともに該容器1を挟んで保持する。
【0020】従って、本実施形態によれば、以下の作用
がある。 把持部材20を構成する把持ベルト21が引張り状態
で容器1の外周面に沿うように撓み変形しつつ圧接され
る。即ち、把持ベルト21は容器1の外周面に沿うよう
に撓み変形しつつ圧接されるから、各種形状の容器1に
自在に対応できる。また、把持ベルト21は引張り状態
で、容器1の外周面に沿うように撓み変形しつつ圧接せ
しめられるから、広い面積で容器1と接触する結果、比
較的小さな引張力付与状態でも、容器1を確実に保持で
きる。
【0021】従って、同一の把持部材20により各種形
状の容器1を確実に保持することができ、容器1の品種
替えの度に把持部材20の交換作業を要せず生産性を向
上できる。
【0022】一対の把持ベルト21がベルト移動シリ
ンダ12により容器保持センター1Aを挟んで互いに同
期的に対向移動される。従って、容器1は、一対の把持
ベルト21により保持され、且つ、容器保持センター1
Aに芯出し位置決めされる。
【0023】ベルト支持ブロック25がスプリング3
3により弾発されて把持ベルト21の外方に移動可能と
される。従って、把持ベルト21は、スプリング33の
ばね力をそのベルト支持ブロック25から付与され、ひ
いては所望の引張力を付与される。
【0024】把持ベルト21が平ベルトからなるもの
とすることにより、丸ベルト等に比べて、容器1との接
触面積が広くなり、容器1を確実に保持できる。
【0025】以上、本発明の実施の形態を図面により詳
述したが、本発明の具体的な構成はこの実施の形態に限
られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の
設計の変更等があっても本発明に含まれる。例えば、本
発明は以下の如くの変形を採用できる。
【0026】(1) 一対の把持部材は、容器保持センター
の両側に 2個配置されるものに限らず、容器保持センタ
ーの周囲に 3個以上配置されるものであっても良い。
【0027】(2) 一対の把持部材を構成する複数の把持
部材のうちの 1個以上のものを把持ベルトとすれば良
く、他の把持部材は例えばV字状ハンド等の他の形態で
あっても良い。
【0028】(3) 把持ベルトに引張状態を発生させる手
段は、周回状把持ベルトの切断中間部にスプリングを介
装するもの、非周回状把持ベルトの少なくとも一端部に
スプリングを結合するもの、把持ベルト自身が持つ弾性
引張力によるもの等を採用できる。
【0029】
【発明の効果】本発明は、同一の把持部材により各種形
状の容器を確実に保持することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は容器保持装置を示す平面図である。
【図2】図2は図1の正面図である。
【図3】図3は図1の側面図である。
【符号の説明】
1 容器 1A 容器保持センター 10 容器保持装置 12 ベルト移動シリンダ(ベルト移動装置) 17 ベルト支持ベース 20 把持部材 21 把持ベルト 23、24 ベルト支持プーリ(ベルト支持体) 25 ベルト支持ブロック(ベルト支持体) 33 スプリング

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一対の把持部材により容器を挟んで保持
    する容器保持装置において、 少なくとも 1個の把持部材が把持ベルトからなり、把持
    ベルトは引張り状態で容器の外周面に沿うように撓み変
    形しつつ圧接せしめられることを特徴とする容器保持装
    置。
  2. 【請求項2】 前記一対の把持部材のそれぞれが前記把
    持ベルトからなるとともに、容器保持センターの周囲に
    互いに対象配置され、 それらの把持ベルトがベルト移動装置により容器保持セ
    ンターを挟んで互いに同期的に対向移動せしめられる請
    求項1記載の容器保持装置。
  3. 【請求項3】 前記把持ベルトが、ベルト支持ベースに
    設けた複数のベルト支持体に巻き回され、少なくとも 1
    個のベルト支持体がスプリングにより弾発されて把持ベ
    ルトの外方に移動可能とされてなる請求項1又は2記載
    の容器保持装置。
JP6393898A 1998-03-02 1998-03-02 容器保持装置 Withdrawn JPH11245188A (ja)

Priority Applications (1)

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JP6393898A JPH11245188A (ja) 1998-03-02 1998-03-02 容器保持装置

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JP6393898A JPH11245188A (ja) 1998-03-02 1998-03-02 容器保持装置

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JPH11245188A true JPH11245188A (ja) 1999-09-14

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ID=13243801

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JP6393898A Withdrawn JPH11245188A (ja) 1998-03-02 1998-03-02 容器保持装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003011536A1 (en) * 2001-07-30 2003-02-13 Silsoe Research Institute Gripping apparatus with two fingers covered by a moveable film

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003011536A1 (en) * 2001-07-30 2003-02-13 Silsoe Research Institute Gripping apparatus with two fingers covered by a moveable film
GB2378432B (en) * 2001-07-30 2004-10-13 Silsoe Res Inst Gripping apparatus for pick and place handling of articled

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Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20050510