JPH11244045A - 携帯型化粧用具 - Google Patents

携帯型化粧用具

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JPH11244045A
JPH11244045A JP10060366A JP6036698A JPH11244045A JP H11244045 A JPH11244045 A JP H11244045A JP 10060366 A JP10060366 A JP 10060366A JP 6036698 A JP6036698 A JP 6036698A JP H11244045 A JPH11244045 A JP H11244045A
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JP
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makeup
portable
numerical value
recording medium
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JP10060366A
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English (en)
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Masanori Sakamoto
雅宣 坂本
Hiroshi Fujimoto
浩史 藤本
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PRE STAGE KK
SAKAMOTO BUNGU KK
Original Assignee
PRE STAGE KK
SAKAMOTO BUNGU KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 使用者に、行動条件に合う種々の化粧方法を
提示して化粧の単調化を防止すると共に、化粧をするこ
とに面白みを与えることができる携帯型化粧用具を提供
する。 【解決手段】 本発明の携帯型化粧用具1は、基端部1
20を中心として先端部130,140側が互いに離
間、接近して開閉する2つの蓋体100,110を有
し、いずれかの蓋体(100又は110)に鏡150が
設けられていると共に、化粧方法決定手段等が格納され
た記録媒体と、該化粧方法決定手段の実行結果等を表示
する表示部3と、入力手段4と、を備えていることを特
徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、携帯型化粧用具に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、携帯型化粧用具として、鏡、パ
フ、紅筆、眉書等の化粧用具、ファウンデーション、ま
ゆ墨、口紅、アイシャドウ等の化粧品、又はこれらの化
粧品と化粧用具を入れた鏡付きのコンパクト等がある。
ところで、化粧は、流行性に富み、口紅の色の選択や眉
の書き方等の化粧方法が多種多様である。また、一般
に、外出する場所や、外出の目的等の行動条件によっ
て、化粧方法も異なる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
携帯型化粧用具は、化粧をするための道具でしかなく、
その化粧用具を用いて、行動条件にあわせて、どのよう
な化粧をするかは、使用者の意思のみにより決められて
いる。したがって、化粧が単調となりやすく、また、化
粧をすること自体が特別の面白みのあるものではなかっ
た。
【0004】本発明の課題は、使用者に、行動条件に合
う種々の化粧方法を提示して、化粧の単調化を防止する
と共に、化粧をすることに面白みを与えることができる
携帯型化粧用具を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、請求項1記載の本発明の携帯型化粧用具は、基端部
を中心として先端部側が互いに離間、接近して開閉する
2つの蓋体を有し、いずれかの蓋体に鏡が設けられてい
る携帯型化粧用具において、化粧方法決定手段が格納さ
れた記録媒体と、該化粧方法決定手段の実行結果を表示
する表示部と、入力手段と、を備えていることを特徴と
する。請求項2記載の本発明の携帯型化粧用具は、請求
項1記載の携帯型化粧用具であって、前記記録媒体に格
納された化粧方法決定手段が、化粧タイプ記憶部と、行
動条件記憶部と、該行動条件記憶部から各行動条件を読
み出すと共に、使用者が入力手段を用いて選択した行動
条件に基づき、化粧タイプ記憶部から、選択した行動条
件に合致する化粧タイプを各化粧部位ごとに決定し、該
化粧タイプを表示部に表示させる実行プログラムと、を
備えていることを特徴とする。
【0006】請求項3記載の本発明の携帯型化粧用具
は、請求項1又は2記載の携帯型化粧用具であって、前
記記録媒体に、さらに、数値表示手段と、該数値表示手
段により表示される数値に応じたメッセージが記憶され
たメッセージ記憶部と、が格納されていると共に、計時
手段を備え、該数値表示手段により表示される数値が、
計時手段により測定される不使用時間が長くなるに従っ
て低下することを特徴とする。請求項4記載の本発明の
携帯型化粧用具は、請求項3記載の携帯型化粧用具であ
って、前記記録媒体に、さらに、身だしなみチェック項
目記憶部と、該身だしなみチェック項目記憶部から読み
出したチェック項目に従って使用者が入力手段から入力
した情報に基づき、前記数値表示手段の数値を変化させ
るプログラムと、を備えた身だしなみチェック手段が格
納されていることを特徴とする。
【0007】請求項5記載の本発明の携帯型化粧用具
は、請求項3又は4記載の携帯型化粧用具であって、前
記記録媒体に、さらに、前記数値表示手段により表示さ
れる数値が所定値以下となった場合に実行可能なゲーム
プログラムが格納されていることを特徴とする。請求項
6記載の本発明の携帯型化粧用具は、請求項1〜5のい
ずれか1に記載の携帯型化粧用具であって、鏡と表示部
が異なる蓋体に設けられていることを特徴とする。請求
項7記載の本発明の携帯型化粧用具は、請求項1〜5の
いずれか1に記載の携帯型化粧用具であって、鏡と表示
部が同じ蓋体に設けられていると共に、表示部の前面に
ハーフミラー型の鏡が配置されていることを特徴とす
る。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、図面に示した実施の形態に
基づき本発明をさらに詳細に説明する。まず、本発明の
携帯型化粧用具が備える化粧をするための道具としての
機能について説明する。図1は、本実施の形態に係る携
帯型化粧用具1の開蓋時の状態を示す平面図であり、図
2は、携帯型化粧用具1の閉蓋時の状態を示す右側面図
である。これらの図に示すように、携帯型化粧用具1
は、基端部120を中心として先端部130,140側
が互いに離間、近接して開閉する2つの蓋体100,1
10を有し、2つの蓋体100,110のうち、一方の
蓋体100の内面100aには鏡150が設けられてい
る。また、他方の蓋体110には、その内部110a
に、化粧方法決定手段20等が格納された記録媒体2等
が配設されると共に、該蓋体110の内面110bに、
化粧方法決定手段20の実行結果等を表示する表示部3
と、押しボタンである入力手段4が設けられている。な
お、入力手段4は、表示部3の画面にタッチセンサを配
設し、画面上の所定部位を指等で押すことにより入力可
能とすることもできる。
【0009】また、2つの蓋体100,110のうち、
一方の蓋体100に記録媒体2、表示部3及び入力手段
4等を配設し、他方の蓋体110に鏡150を設けても
良い。また、同じ蓋体、すなわち2つの蓋体100,1
10のうち、いずれか一の蓋体に、鏡150と表示部3
を設けることもできる。この場合、鏡150として、背
面側から光を受けない場合には、正面側が光を反射して
前方にある容姿等をうつし出し、背面側から光を受けた
場合には、正面側が光を反射することなく、前方にある
容姿等をうつし出さないハーフミラー型の鏡を用いて、
該ハーフミラー型の鏡が表示部3の前面に配置されるよ
うにすることができる。液晶表示部である表示部3に何
も表示されない場合には、表示部3からハーフミラー型
の鏡である鏡150の背面側に光が照射されないため、
使用者は、通常の鏡として使用することができる。一
方、表示部3に化粧方法決定手段20の実行結果等が表
示がされた場合には、その表示(光)がハーフミラー型
の鏡150の背面側に照射されるため、鏡150は鏡と
しては機能せず、その表示(光)が鏡150を透過す
る。したがって、使用者は、鏡150を介して、表示部
3に表示された化粧方法決定手段20の実行結果等を見
ることができる。
【0010】なお、本実施の形態の携帯型化粧用具1
は、例えば、2つの蓋体100,110を平面略長方形
として、一方の蓋体100に鏡150を設けると共に、
他方の蓋体110の半分のスペースにファウンデーショ
ン等の化粧品とパフ等の化粧用具を入れ、残りの半分の
スペースに記録媒体2、表示部3及び入力手段4等を配
設することにより、いわゆるコンパクトとしても機能さ
せることができる。
【0011】次に、本発明の携帯型化粧用具が備える化
粧方法を提示する機能について説明する。図3は、携帯
型化粧用具1の化粧方法提示機能の構成図である。図に
示すように、この化粧方法提示機能は、コンピュータを
利用することによって果たされる。具体的な構成として
は、表示部3、入力手段4、CPU5、RAM6、画像
処理部7、計時手段8及び記録媒体2が、バス線9に接
続されている。なお、表示部3及び入力手段4以外の構
成部材であるCPU5、RAM6等は、記録媒体2と共
に、上記した2つの蓋体100,110のうち、いずれ
か一の蓋体内に配設される。
【0012】CPU5は、記録媒体2に格納された実行
プログラム23を実行して表示部3に表示すべき画像デ
ータの指示、使用者が入力手段4を用いて入力した情報
に基づき、それに対応する記録媒体2に格納された各種
データの検索等を行う。RAM6は、表示部3に表示さ
れる画像データを一旦格納するものであり、画像処理部
7は、CPU5からの指示に従って、必要な画像データ
を生成して表示部3に画像を表示する。計時手段8は、
表示部3に時刻を表示すると共に、不使用時間、すなわ
ち、記録媒体2に格納された実行プログラム23の非動
作時間を測定する。
【0013】記録媒体2は、コンピュータ読み取り可能
な記録媒体であって、この記録媒体2には、化粧方法決
定手段20が格納されている。化粧方法決定手段20
は、化粧タイプ記憶部21と、行動条件記憶部22と、
実行プログラム23とを備えている。化粧タイプ記憶部
21には、「まゆ」、「まぶた」、「目のふち」、「く
ち」等の化粧部位に関するデータと、各化粧部位データ
と対応する、「まゆの形」、「口紅の色」等の化粧タイ
プに関するデータが記憶されている(図5参照)。行動
条件記憶部22には、「学校に行く」、「デパートに行
く」、「会社に行く」、「デートに行く」等の使用者の
行動条件に関するデータが記憶されている(図5参
照)。
【0014】実行プログラム23は、行動条件記憶部2
2から各行動条件を読み出すと共に、使用者が入力手段
4を用いて選択した行動条件に基づき、化粧タイプ記憶
部21から、選択した行動条件に合致する化粧タイプを
各化粧部位ごとに決定し、該化粧タイプを表示部3に表
示させる。なお、実行プログラム23の動作については
後述する。
【0015】また、記録媒体2には、化粧タイプ記憶部
21や行動条件記憶部22等に記憶されている各データ
と対応する画像データが記憶された画像データファイル
24と、乱数表25が格納されている。
【0016】また、記録媒体2には、さらに、数値表示
手段26と、該数値表示手段26により表示される数値
に応じたメッセージが記憶されたメッセージ記憶部27
が格納されている。数値表示手段26は、図3及び図6
に示すように、化粧タイプ記憶部21に記憶された各化
粧タイプデータの組み合わせに対して得点データを関連
付けで記憶した第一の得点データテーブル26aを備え
ていて、各化粧部位ごとに決定された化粧タイプデータ
の組み合わせに対する得点データを、第一の得点データ
テーブル26aから抽出し、抽出された得点(得点A)
を表示部3に表示させる。
【0017】なお、数値表示手段26により表示される
数値、すなわち、得点Aは、計時手段8により測定され
る不使用時間が長くなるに従って、低下するようになっ
ている。ここで、「不使用時間」とは、前述したよう
に、実行プログラム23の非動作時間を意味するが、よ
り詳細には、第一ステージ(化粧方法決定手段20によ
り提供される化粧方法の提示)の終了から第二ステージ
(後述する身だしなみチェック手段28により提供され
る身だしなみチェック)の開始までの間と、第二ステー
ジの終了から第一ステージの開始までの間の時間をい
う。但し、記録媒体2に化粧方法決定手段20のみが格
納され、身だしなみチェック手段28が格納されていな
い場合における「不使用時間」は、第一ステージの終了
から、次に、第一ステージを開始するまでの間の時間を
いう。得点Aは、この不使用時間の長さに応じて徐々に
減点されるように設定されている。例えば、不使用時間
が1分経過する毎に1点減点されるように設定されてい
る場合は、第一ステージ終了時の得点Aが「120点」
であっても、その後、第二ステージ開始までの時間が
「1時間」であれば、第二ステージ開始時の得点Aは
「60点」となる。
【0018】メッセージ記憶部27には、数値表示手段
26により表示される数値(得点A)と対応するメッセ
ージデータが記憶されている。このメッセージデータ
は、得点Aと共に、メッセージ記憶部27から読み出さ
れ、表示部3に表示される。
【0019】また、記録媒体2には、さらに、身だしな
みチェック項目記憶部28aと、プログラム28bとを
備えた身だしなみチェック手段28が格納されている。
身だしなみチェック項目記憶部28aには、図7に示す
ように、(1)「歯」、「鼻」、「唇」等のチェック部
位に関するデータと、(2)各チェック部位データと対
応する、「歯に付着した食べかすの数」、「鼻頭や小鼻
から分泌した鼻脂の量」、「唇の荒れ具合」等のチェッ
ク項目に関するデータと、(3)各チェック項目データ
と対応する使用者が各チェック項目について回答するた
めの選択肢に関するデータが記憶されている。選択肢デ
ータとしては、例えば、「歯に付着した食べかすの数」
というチェック項目に対して、「0個」、「1〜2
個」、「3〜4個」、「5個以上」等、「鼻頭や小鼻か
ら分泌した鼻脂の量」というチェック項目に対して、
「多い」、「ふつう」、「少ない」等の選択肢が記憶さ
れている。
【0020】プログラム28bは、身だしなみチェック
項目記憶部28aから読み出したチェック項目に従って
使用者が入力手段4から入力した情報、すなわち、使用
者が各チェック項目に対応する各選択肢データの中から
選択した選択肢データの組み合わせに基づき、上記した
数値表示手段26の数値(得点A)を変化させる。
【0021】具体的には、図6に示すように、数値表示
手段26に、身だしなみチェック項目記憶部28aから
読み出したチェック項目に従って使用者が入力手段4か
ら入力した情報に対して得点データを関連付けで記憶し
た第二の得点データテーブル26bを設け、プログラム
28bに従って、使用者が入力した情報と対応する得点
データを、第二の得点データテーブル26bから抽出
し、抽出された得点(得点B)と、得点Aとの合計を計
算し、その合計得点を表示部3に表示させる。その結
果、数値表示手段26の数値(得点A)に変化が生じ
る。
【0022】なお、ここで表示される得点Aと得点Bの
合計得点も、計時手段8により測定される不使用時間が
長くなるに従って低下するように設定することができ
る。
【0023】また、本実施の形態では、図3に示すよう
に、プログラム28bは、実行プログラム23に組み込
まれているが、プログラム28bを、実行プログラム2
3とは独立したプログラムとして身だしなみチェック手
段28内に格納しても良いことは勿論である。
【0024】また、記録媒体2には、さらに、ゲームプ
ログラム29が格納されている。ゲームプログラム29
は、数値表示手段26により表示される数値(得点A又
は得点Aと得点Bの合計得点)が所定値以下となった場
合に実行可能となっている。すなわち、得点A又は得点
Aと得点Bの合計得点が所定値以下となった場合には、
実行プログラム23に従って、ゲームプログラム29が
起動し、その後は、ゲームプログラム29に従って、ゲ
ームが展開される。ゲームが終了すれば、実行プログラ
ム23に戻る。なお、ゲームプログラム29は、公知の
ゲームプログラムを用いることができる。
【0025】図4のフローチャートに従って、実行プロ
グラム23による動作の一例を説明する。実行プログラ
ム23が開始されると、(S1)では、表示部3に、計
時手段8による時刻が表示される。(S2)では、使用
者からの入力を待ち、使用者が入力手段4である押しボ
タンを押すと、第一ステージ(化粧方法決定手段20に
より提供される化粧方法の提示)が開始される。
【0026】(S3)では、実行プログラム23に従っ
て、乱数表25を利用して、複数種類、例えば、2種類
の化粧形式のうち、いずれか1の化粧形式が選択され、
選択された化粧形式が表示部3に表示される。なお、化
粧形式は、その化粧形式をあらわすキャラクタ画像とし
て表示部3に表示される。「化粧形式」とは、使用者が
携帯型化粧用具1を用いて化粧をした後の顔から受ける
印象により予め設定した形式であり、本実施の形態で
は、図5に示すように、イメージ「AA」(例えば、清
純なイメージ)と、イメージ「BB」(例えば、清純で
ないイメージ)の2種類の化粧形式が設定されている。
また、ここで選択される化粧形式(「AA」又は「B
B」)によって、行動条件記憶部22に記憶されている
行動条件データ、化粧タイプ記憶部21に記憶されてい
る化粧タイプデータ等が大別されている。
【0027】(S4)では、表示された化粧形式、例え
ば「AA」に対応する行動条件データを行動条件記憶部
22から検索して読み出す。(S5)では、読み出され
た複数の行動条件「AA01」〜「AA04」が表示部
3に表示される。使用者は、表示された複数の行動条件
の中から自己の行動条件と合致する行動条件、例えば
「AA01」を入力手段4を用いて選択する(図5参
照)。
【0028】(S6)では、使用者からの行動条件の入
力を待ち、(S7)では、行動条件が入力された場合
に、その行動条件に対応する化粧部位データを化粧タイ
プ記憶部21から検索して読み出す。(S8)では、読
み出された複数の化粧部位「AA011」〜「AA01
4」が表示部3に表示される。使用者は、表示された複
数の化粧部位の中から一つの化粧部位、例えば「AA0
11」を入力手段4を用いて選択する(図5参照)。
【0029】(S9)では、使用者からの化粧部位の入
力を待ち、(S10)では、化粧部位が入力された場合
に、その化粧部位に対応する化粧タイプデータを、化粧
タイプ記憶部21に記憶されている各化粧タイプデータ
「AA0111」〜「AA0114」の中から、乱数表
25を利用して、一つの化粧タイプデータ、例えば「A
A0111」を検索して読み出す(図5参照)。
【0030】なお、本実施の形態では、乱数表25を利
用することにより、使用者が化粧タイプを任意に選択す
ることはできないようになっているが、乱数表25を利
用しないで、化粧タイプ記憶部21から化粧部位に対応
する複数の化粧タイプデータを読み出して、その中から
好みの化粧タイプを使用者が任意に選択できるようにし
ても良い。
【0031】(S11)では、読み出された化粧タイプ
が表示部3に表示される。(S12)では、各化粧部位
「AA011」〜「AA014」のすべてについて、化
粧タイプが決定されたか否かを調べ、決定されている場
合は(S13)に進み、決定されていない場合は(S
8)に戻る。
【0032】以上により、使用者が選択した行動条件に
合う化粧タイプ(化粧方法)が各化粧部位ごとに提示さ
れる。そして、以下のプログラムを実行することによ
り、提示された化粧方法により化粧をした結果を数値化
して、その得点が表示部3に表示される。
【0032】(S13)では、化粧方法の提示が終了し
たことを伝えるメッセージが表示部3に表示されると共
に、使用者からの次の入力を待つ。使用者が入力手段4
である押しボタンを押すと、第一ステージが終了し、
(S14)では、各化粧部位「AA011」〜「AA0
14」について決定された各化粧タイプの組み合わせ、
例えば「AA0111」+「AA0121」+「AA0
131」+「AA0141」に対応する得点データを、
数値表示手段26に備えられた第一の得点データテーブ
ル26aを検索して読み出す(図5及び図6参照)。
【0033】(S15)では、読み出された得点(得点
A)に対応するメッセージデータを、メッセージ記憶部
27を検索して読み出し、(S16)では、読み出され
たメッセージが得点Aと共に表示部3に表示される。
【0034】(S17)では、(S14)で読み出され
た得点Aが所定値以下であるか否かを調べ、得点Aが所
定値以下の場合は(S18)に進み、そうでない場合は
(S20)に進む。(S18)では、ゲームプログラム
29が開始され、ゲームプログラム29に従って、ゲー
ムが展開される。(S19)では、ゲームプログラム2
9によるゲームが終了したか否かを調べ、終了している
場合は(S20)に進む。
【0035】(S20)では、使用者からの次の入力を
待つ。使用者が入力手段4である押しボタンを押すと、
第二ステージ(身だしなみチェック手段28により提供
される身だしなみチェック)が開始される。なお、前述
したように、(S16)で表示された得点Aは、計時手
段8により測定される、(S13)で第一ステージが終
了してから、ここで第二ステージが開始されるまでの間
の不使用時間に応じて減点される。
【0036】(S21)では、実行プログラム23に組
み込まれたプログラム28bが開始される。(S22)
では、チェック項目記憶部28aからチェック部位デー
タを検索して読み出し、(S23)では、読み出された
複数のチェック部位、例えば「aa」〜「cc」が表示
部3に表示される。使用者は、表示された複数のチェッ
ク部位「aa」〜「cc」の中から一つのチェック部
位、例えば「aa」を入力手段4を用いて選択する(図
7参照)。
【0037】(S24)では、使用者からのチェック部
位の入力を待ち、(S25)では、チェック部位が入力
された場合に、そのチェック部位に対応するチェック項
目データと、使用者がチェック項目について回答するた
めの選択肢データを身だしなみチェック項目記憶部28
aから検索して読み出す。(S26)では、読み出され
たチェック項目及びチェック項目に対応する選択肢が表
示部3に表示される。使用者は、表示されたチェック項
目「aa01」に対応する選択肢「aa011」〜「a
a014」の中から一つの選択肢、例えば「aa01
1」を入力手段4を用いて選択する(図7参照)。
【0038】(S27)では、各チェック部位「aa」
〜「cc」のすべてについて、使用者にチェックされた
か否かを調べ、チェックされている場合は(S28)に
進み、チェックされていない場合は(S23)に戻る。
以上により、使用者の身だしなみがチェックされる。そ
して、以下のプログラムを実行することにより、上記の
身だしなみチェックの結果を数値化して、その得点が表
示部3に表示される。
【0039】(S28)では、身だしなみチェックが終
了したことを伝えるメッセージが表示部3に表示される
と共に、使用者からの次の入力を待つ。使用者が入力手
段4である押しボタンを押すと、第二ステージが終了
し、(S29)では、各チェック項目「aa01」〜
「cc01」について選択された各選択肢の組み合わ
せ、例えば「aa011」+「bb011」+「cc0
11」に対応する得点データを、数値表示手段26に備
えられた第二の得点データテーブル26bを検索して読
み出す(図6参照)。
【0040】(S30)では、(S15)で読み出され
た得点Aと、(S29)で読み出された得点(得点B)
の合計を計算し、(S31)では、計算された合計得点
に対応するメッセージデータを、メッセージ記憶部27
を検索して読み出す。(S32)では、読み出されたメ
ッセージが合計得点と共に表示部3に表示される。
【0041】(S33)では、(S30)で計算された
合計得点が所定値以下であるか否かを調べ、その合計得
点が所定値以下の場合は(S18)に戻り、そうでない
場合は(S1)に戻る。
【0042】なお、(S32)で表示された得点Aと得
点Bの合計得点は、次回において、(S14)で読み出
される得点Aに加算される。但し、前述したように、
(S32)で表示された得点Aと得点Bの合計得点は、
計時手段8により測定される、(S28)で第二ステー
ジが終了してから、次に(S2)で第一ステージが開始
されるまでの間の不使用時間に応じて減点される。
【0043】また、本実施の形態における実行プログラ
ム23は、携帯型化粧用具1の電源がONの場合は、
(S1)から(S33)までの動作を繰り返し行うよう
にプログラムされているが、(S20)において、表示
部3に実行プログラム23を続行するか否かを尋ねるメ
ッセージを表示し、続行すると選択された場合は(S1
4)に進み、そうでない場合は実行プログラム23を終
了させるようにしても良い。
【0044】
【発明の効果】本発明によれば、基端部を中心として先
端部側が互いに離間、接近して開閉する2つの蓋体を有
し、いずれかの蓋体に鏡が設けられている携帯型化粧用
具において、化粧方法決定手段が格納された記録媒体
と、該化粧方法決定手段の実行結果を表示する表示部
と、入力手段とを備えることにより、化粧用具として使
用可能なことは勿論のこと、使用者の行動条件に合う種
々の化粧方法を提示することができるので、化粧の単調
化を防止することができる。また、化粧をすることに面
白みを与えることができる。
【0045】また、前記記録媒体に、さらに、数値表示
手段と、該数値表示手段により表示される数値に応じた
メッセージが記憶されたメッセージ記憶部とが格納され
ることにより、各化粧部位について決定された各化粧タ
イプ(化粧方法)の組み合わせに対応する得点を表示す
ることができるので、使用者は、ゲーム感覚で本発明の
携帯型化粧用具を使用することができる。また、計時手
段を備えることにより、時計として用いることが可能な
ことは勿論のこと、上記の決定された化粧方法の組み合
わせに対応する得点が、この計時手段により測定される
不使用時間に応じて徐々に低下することから、使用する
ごとに、使用者の遊び心が高められる。
【0046】また、前記記録媒体に、さらに、身だしな
みチェック項目記憶部と、該身だしなみチェック項目記
憶部から読み出したチェック項目に従って使用者が入力
手段から入力した情報に基づき、前記数値表示手段の数
値を変化させるプログラムとを備えた身だしなみチェッ
ク手段が格納されることにより、使用者の身だしなみチ
ェックに供することができる。また、チェック項目に対
する使用者の回答によって得点が変化するので、使用者
にさらなる楽しみを与えることができる。
【0047】また、前記記録媒体に、さらに、前記数値
表示手段により表示される数値が所定値以下となった場
合に実行可能なゲームプログラムが格納されていること
により、使用者は、さらに、このゲームプログラムに従
ったゲームをも楽しむことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、携帯型化粧用具の開蓋時の状態を示す
平面図である。
【図2】図2は、携帯型化粧用具の閉蓋時の状態を示す
右側面図である。
【図3】図3は、携帯型化粧用具の化粧方法提示機能の
構成図である。
【図4】図4は、実行プログラムの動作の一例を示すフ
ローチャートである。
【図5】図5は、行動条件データ、化粧部位データ及び
化粧タイプデータの例を示す図である。
【図6】図6は、数値表示手段を示す図である。
【図7】図7は、チェック部位データ、チェック項目デ
ータ及び選択肢データの例を示す図である。
【符号の説明】
1 携帯型化粧用具 2 記録媒体 3 表示部 4 入力手段 5 CPU 6 RAM 7 画像処理部 8 計時手段 9 バス線 20 化粧方法決定手段 21 化粧タイプ記憶部 22 行動条件記憶部 23 実行プログラム 24 画像データファイル 25 乱数表 26 数値表示手段 26a 第一の得点データテーブル 26b 第二の得点データテーブル 27 メッセージ記憶部 28 身だしなみチェック手段 28a 身だしなみチェック項目記憶部 28b プログラム 29 ゲームプログラム 100,110 蓋体 120 基端部 130,140 先端部 150 鏡

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基端部を中心として先端部側が互いに離
    間、接近して開閉する2つの蓋体を有し、いずれかの蓋
    体に鏡が設けられている携帯型化粧用具において、化粧
    方法決定手段が格納された記録媒体と、該化粧方法決定
    手段の実行結果を表示する表示部と、入力手段と、を備
    えていることを特徴とする携帯型化粧用具。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の携帯型化粧用具であっ
    て、前記記録媒体に格納された化粧方法決定手段が、化
    粧タイプ記憶部と、行動条件記憶部と、該行動条件記憶
    部から各行動条件を読み出すと共に、使用者が入力手段
    を用いて選択した行動条件に基づき、化粧タイプ記憶部
    から、選択した行動条件に合致する化粧タイプを各化粧
    部位ごとに決定し、該化粧タイプを表示部に表示させる
    実行プログラムと、を備えていることを特徴とする携帯
    型化粧用具。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2記載の携帯型化粧用具で
    あって、前記記録媒体に、さらに、数値表示手段と、該
    数値表示手段により表示される数値に応じたメッセージ
    が記憶されたメッセージ記憶部と、が格納されていると
    共に、計時手段を備え、該数値表示手段により表示され
    る数値が、計時手段により測定される不使用時間が長く
    なるに従って低下することを特徴とする携帯型化粧用
    具。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の携帯型化粧用具であっ
    て、前記記録媒体に、さらに、身だしなみチェック項目
    記憶部と、該身だしなみチェック項目記憶部から読み出
    したチェック項目に従って使用者が入力手段から入力し
    た情報に基づき、前記数値表示手段の数値を変化させる
    プログラムと、を備えた身だしなみチェック手段が格納
    されていることを特徴とする携帯型化粧用具。
  5. 【請求項5】 請求項3又は4記載の携帯型化粧用具で
    あって、前記記録媒体に、さらに、前記数値表示手段に
    より表示される数値が所定値以下となった場合に実行可
    能なゲームプログラムが格納されていることを特徴とす
    る携帯型化粧用具。
  6. 【請求項6】 請求項1〜5のいずれか1に記載の携帯
    型化粧用具であって、鏡と表示部が異なる蓋体に設けら
    れていることを特徴とする携帯型化粧用具。
  7. 【請求項7】 請求項1〜5のいずれか1に記載の携帯
    型化粧用具であって、鏡と表示部が同じ蓋体に設けられ
    ていると共に、表示部の前面にハーフミラー型の鏡が配
    置されていることを特徴とする携帯型化粧用具。
JP10060366A 1998-02-26 1998-02-26 携帯型化粧用具 Pending JPH11244045A (ja)

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