JPH11242998A - 放電灯点灯装置 - Google Patents

放電灯点灯装置

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JPH11242998A
JPH11242998A JP6060898A JP6060898A JPH11242998A JP H11242998 A JPH11242998 A JP H11242998A JP 6060898 A JP6060898 A JP 6060898A JP 6060898 A JP6060898 A JP 6060898A JP H11242998 A JPH11242998 A JP H11242998A
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JP
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discharge lamp
lamp
filament
voltage
preheating
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JP6060898A
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English (en)
Inventor
Masahito Onishi
雅人 大西
Kazuo Yoshida
和雄 吉田
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】外形が略等しく、且つ、定格出力の異なる放電
灯が接続された場合に、放電灯のフィラメントが過熱又
は過冷されて、ランプ寿命が低下したり構成部品に熱ス
トレスがかかるのを防止した放電灯点灯装置を提供す
る。 【解決手段】ランプ種類検出回路5では、電流検出手段
5aが放電灯Laのフィラメント電流If を検出し、電
圧検出手段5bが放電灯Laのフィラメント電圧Vf を
検出する。そして判定手段5cがフィラメント電流If
及びフィラメント電圧Vf の検出値からフィラメント抵
抗を求め、フィラメント抵抗より放電灯Laの種類を検
出する。制御回路6は、放電灯Laに供給するフィラメ
ント電力を、ランプ種類検出回路5の検出結果から安定
器1に接続された放電灯Laに必要なフィラメント電力
に制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、放電灯点灯装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種の放電灯点灯装置に用いられる放
電灯としては、表1及び表2に示すような直管蛍光灯が
従来より提供されている。このような直管蛍光灯は定格
出力に応じて全長が異なっており、一般に定格出力が増
加すると全長が長くなる傾向を有している。直管蛍光灯
を用いる照明器具では、ソケットの間隔が対応する直管
蛍光灯の全長に固定されているので、照明器具によって
使用することのできる直管蛍光灯の全長(即ち定格出
力)が決まり、照明器具に組み込まれた安定器に定格出
力の異なる直管蛍光灯が取り付けられることはない。な
お、省エネ型のものや、始動方法の違いなどによって、
全長が同じであっても定格出力が若干異なるものがある
が、この程度の差であれば直管蛍光灯と安定器との組み
合わせに不都合は生じない。
【0003】
【表1】
【0004】
【表2】
【0005】また、図16(a)(b)に示すような、
略U字状の蛍光灯21と、口金24が設けられた口金台
座22と、蛍光灯21を覆う略球状のカバー23とから
なる所謂コンパクトランプ20では、例えばFGL9型
(定格出力9W)のコンパクトランプとFGL13型
(定格出力13W)のコンパクトランプのように、外形
が略等しく、定格出力が異なるものがあるが、FGL9
型とFGL13型とでは口金台座22にそれぞれ形成し
た切欠部25a、25bの位置(形状)が異なってい
る。一方、照明器具側には、対応する定格出力のコンパ
クトランプ20に形成された切欠部25a又は25bと
係合する係合凸部が形成されているので、定格出力の異
なるコンパクトランプを照明器具に取り付けることはで
きず、コンパクトランプの誤使用を防止している。
【0006】さらに、図17に示すような電球型蛍光灯
20’では、例えばEFT9型(定格出力9W)とEF
T14型(定格出力14W)の電球型蛍光灯20’のよ
うに外形が略等しく、定格出力が異なるものもあるが、
電球型蛍光灯20’では、略U字状の蛍光灯21と、蛍
光灯21の定格出力に対応した安定器26とがカバー2
3の内部に収納されているので、蛍光灯21が定格出力
の異なる安定器と組み合わされて、使用されることはな
い。
【0007】また、ガラス管の外径が約25.5mmの
T8型高周波点灯専用直管蛍光灯では、表3に示すよう
に、同一の直管蛍光灯が2つの定格出力を有しており、
二重定格型となっている。したがって、この直管蛍光灯
をいずれの定格出力に対応した照明器具の安定器にも組
み合わせて使用することができる。また更に、白熱灯で
も外形が同じで、定格出力が異なるものがあるが、安定
器が不要なので、白熱灯に所定電圧の商用電源を印加す
れば、所定の出力を得ることができる。
【0008】
【表3】
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上述した蛍光灯や白熱
灯の内、直管蛍光灯を用いる照明器具では、対応する直
管蛍光灯の定格出力に応じて、ソケットの間隔が固定さ
れていた。従来の直管蛍光灯では定格出力に応じて長さ
が異なっており、一般に定格出力が大きい程、長さが長
くなっているので、定格出力の異なる直管蛍光灯が照明
器具に取り付けられることはなかった。
【0010】しかしながら、表4に示すように、外形
(全長、管径など)が略等しく、且つ、定格出力の異な
る放電灯(イ)(ロ)が近年提供されている。このよう
な放電灯を用いる照明器具では、定格出力の異なる放電
灯と安定器とが組み合わせて使用される虞があった。定
格出力の異なる放電灯と安定器が組み合わせて使用され
ると、ランプ電流やフィラメント電流が放電灯の設計値
と異なるため、フィラメントが過熱または過冷され、フ
ィラメントの温度が適切な温度範囲から外れ、ランプ寿
命が短くなるという問題があった。また、フィラメント
が過熱された場合、構成部品に熱ストレスがかかるとい
う問題もあった。
【0011】
【表4】
【0012】本発明は上記問題点に鑑みて為されたもの
であり、その目的とするところは、誤接続によりランプ
寿命の低下や構成部品にストレスがかかるのを防止した
放電灯点灯装置を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1の発明では、所定の定格出力を有する第1
の放電灯に電力を供給する安定器を備えた放電灯点灯装
置において、放電灯に高周波電力を供給して放電灯を高
周波点灯させる点灯手段と、点灯手段が放電灯に供給す
る電力を制御する制御手段と、安定器に接続される放電
灯の種類を検出するランプ種類検出手段とを備え、第1
の放電灯と外形が略等しく、且つ、定格出力の異なる第
2の放電灯が安定器に接続されていることをランプ種類
検出手段が検出すると、制御手段はランプ種類検出手段
の検出結果に応じてフィラメント電力を安定器に接続さ
れた放電灯に必要なフィラメント電力と略同じに制御し
ており、安定器に接続されたフィラメントから略必要な
熱電子放出を得ることができるので、フィラメントが過
熱或いは過冷されることはなく、ランプ寿命が短くなる
のを防止でき、しかもフィラメントの過熱を防止するこ
とによって構成部品にかかる熱ストレスを低減できる。
【0014】請求項2の発明では、請求項1の発明にお
いて、第1の放電灯よりも定格出力の小さい第2の放電
灯が安定器に接続されると、制御手段が少なくとも予熱
時間を減少させ、請求項3の発明では、第1の放電灯よ
りも定格出力の小さい第2の放電灯が安定器に接続され
ると、制御手段が少なくとも予熱電流をパルス的に変化
させ、請求項4の発明では、第1の放電灯よりも定格出
力の大きい第2の放電灯が安定器に接続されると、制御
手段が少なくとも予熱時間を増加させており、安定器に
接続された放電灯に応じた予熱電流を与えることができ
るので、請求項1の発明と同様にフィラメントが過熱或
いは過冷されるのを防止できる。
【0015】請求項5の発明では、請求項1の発明にお
いて、放電灯のフィラメント電圧を検出するフィラメン
ト電圧検出手段を安定器に設け、予熱時にフィラメント
電圧検出手段によって検出されたフィラメント電圧が安
定すると、制御手段が放電灯を始動させるモードにして
おり、熱電子放出が発生するとフィラメント電圧が安定
するので、フィラメント電圧が安定するのを検出するこ
とにより、放電灯に適切な予熱電流を印加することがで
き、請求項1の発明と同様にフィラメントが過熱或いは
過冷されるのを防止できる。
【0016】請求項6の発明では、請求項1の発明にお
いて、放電灯のランプ電圧を検出するランプ電圧検出手
段を設け、予熱時においてランプ電圧の許容値とランプ
電圧検出手段の検出値とが略一致するように、制御手段
が点灯手段の動作周波数を制御しており、請求項7の発
明では、放電灯のランプ電圧を検出するランプ電圧検出
手段と、予熱時においてランプ電圧の許容値とランプ電
圧検出手段の検出値とが略一致するように点灯手段の電
源電圧を制御する電源電圧制御手段とを設けているの
で、点灯手段の動作周波数或いは電源電圧を制御するこ
とによってランプ電圧を許容値に略一致させることがで
き、請求項1の発明と同様にフィラメントが過熱又は過
冷されるのを防止できる。
【0017】請求項8の発明では、請求項1の発明にお
いて、放電灯のフィラメントを予熱する定電流的な特性
を有する予熱回路を設け、第1の放電灯よりも定格出力
の小さい第2の放電灯が安定器に接続されると、制御手
段が少なくとも予熱時間を減少させ、請求項9の発明で
は、第1の放電灯よりも定格出力の大きい第2の放電灯
が安定器に接続されると、制御手段が少なくとも予熱時
間を増加させており、安定器に接続された放電灯に応じ
た予熱電流を与えることができるので、請求項1の発明
と同様にフィラメントが過熱或いは過冷されるのを防止
できる。
【0018】請求項10の発明では、請求項1の発明に
おいて、放電灯のフィラメントを予熱する定電圧的な特
性を有する予熱回路を設け、第1の放電灯よりも定格出
力の小さい第2の放電灯が安定器に接続されると、制御
手段が少なくとも予熱時間を増加させ、請求項11の発
明では、第1の放電灯よりも定格出力の大きい第2の放
電灯が安定器に接続されると、制御手段が少なくとも予
熱時間を減少させており、安定器に接続された放電灯に
応じた予熱電流を与えることができるので、請求項1の
発明と同様にフィラメントが過熱或いは過冷されるのを
防止できる。
【0019】請求項12の発明では、請求項8乃至11
の発明において、上記予熱回路の特性は、定電流的な特
性と定電圧的な特性とに選択的に切り換えられており、
安定器に接続された放電灯に応じた予熱電流を与えるこ
とができるので、請求項1の発明と同様にフィラメント
が過熱或いは過冷されるのを防止できる。請求項13の
発明では、請求項1乃至12の発明において、ランプ種
類検出手段は、ランプ電力、ランプ電圧、ランプ電流、
フィラメント電流の内の少なくとも1つの特性値から安
定器に接続された放電灯の種類を検出しているので、ラ
ンプ種類検出手段が幅広い検出を行って、放電灯の種類
を確実に検出することができる。
【0020】請求項14の発明では、請求項1乃至13
の発明において、上記安定器が照明器具に組み込まれて
いるので、動作が安定した照明器具を提供することがで
きる。
【0021】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図面を参照
して説明する。 (実施形態1)本実施形態の放電灯点灯装置の回路図を
図1に示す。この放電灯点灯装置は、ローパスフィルタ
Fを介して入力された商用電源VACを整流する整流器D
Bと整流器DBの出力電圧を平滑する平滑用のコンデン
サC1 とからなる直流電源部2と、コンデンサC1 の両
端間に直列接続されたMOSFETからなるスイッチン
グ素子Q1 ,Q2 を交互にオンオフすることにより直流
電源部2の直流電圧を高周波電圧に変換して負荷回路4
に供給するインバータ回路3と、安定器1に接続された
放電灯Laの種類を検出するランプ種類検出手段たるラ
ンプ種類検出回路5と、スイッチング素子Q1 ,Q2
オンオフを制御する制御手段たる制御回路6と、制御回
路6の出力信号によりスイッチング素子Q1 ,Q2 を駆
動するドライバ回路7とから構成される安定器1を備え
ており、制御回路6がスイッチング素子Q1 ,Q2 の動
作周波数やオンデューティを変化させることによって放
電灯Laに供給する電力を制御することができる。な
お、インバータ回路3と負荷回路4とで点灯手段が構成
されている。
【0022】ここで、負荷回路4は、ローサイドのスイ
ッチング素子Q2 の両端間にインダクタL1 及び直流カ
ット用のコンデンサC2 からなる直列回路を介して両フ
ィラメントf1 ,f2 の電源側端子が接続された放電灯
Laと、放電灯Laの両フィラメントf1 ,f2 の非電
源側端子間に接続された予熱用のコンデンサC3 とを備
え、インダクタL1 とコンデンサC3 とで共振回路が形
成される。
【0023】ランプ種類検出回路5は、放電灯Laに流
れるフィラメント電流If を検出する電流検出手段5a
と、放電灯Laのフィラメント電圧Vf を検出するフィ
ラメント電圧検出手段たる電圧検出手段5bと、電流検
出手段5a及び電圧検出手段5bの検出値から放電灯L
aの種類を判定する判定手段5cとで構成される。電流
検出手段5aは、コンデンサC3 とフィラメントf2
の間に設けられたカレントトランスCTと可変抵抗器V
1 とバッファアンプA1 とからなり、バッファアンプ
1 はフィラメント電流If に比例した電圧V1 を出力
する。
【0024】電圧検出手段5bは、放電灯Laのフィラ
メントf2 の電源側端子と非電源側端子との間に接続さ
れた可変抵抗器VR2 と、バッファアンプA2 とからな
り、バッファアンプA2 はフィラメントf2 に発生する
フィラメント電圧Vf に比例した電圧V2 を出力する。
判定手段5cは、電圧検出手段5bの出力電圧V2 を電
流検出手段5aの出力電圧V1 で除算して、フィラメン
ト抵抗Rf (=Vf /If )に比例した電圧V3 を出力
する除算器8と、除算器8の出力電圧V3 とスレショル
ド電圧Vshとの大小を比較するコンパレータCPとから
構成される。ここで、図2に示すように、除算器8の出
力電圧V3 がスレショルド電圧Vshよりも小さい場合、
コンパレータCPの出力V4 はハイ(H)となり、除算
器8の出力電圧V3 がスレショルド電圧Vshよりも大き
い場合、コンパレータCPの出力V4 はロー(L)とな
る。ところで、放電灯Laのフィラメント抵抗Rf は放
電灯Laの種類(定格出力)に応じて変化し、一般に定
格出力が大きいほど、フィラメント抵抗Rf は小さくな
るので、放電灯Laの種類に応じて判定手段5cの出力
が変化する。而して、ランプ種類検出回路5は、フィラ
メント電流If とフィラメント電圧Vf の2つの検出値
からフィラメント抵抗Rf を求めており、外形が略等し
く、且つ、定格出力(即ちフィラメント抵抗Rf )が異
なる放電灯が複数種類ある場合、フィラメント抵抗Rf
の検出値から放電灯Laの種類を検出することができ
る。なお、スレショルド電圧Vshを複数設けることによ
って、2種類以上の放電灯Laを検出することもでき
る。
【0025】本回路の動作を図3を参照して説明する。
尚、図3は安定器1が対応する第1の放電灯La1 より
も定格出力の大きい第2の放電灯La2 が安定器1に接
続された場合の動作を示しており、図3中のRf1,Rf2
はそれぞれ第1及び第2の放電灯La1 ,La2 のフィ
ラメント抵抗を示している。安定器1が動作を開始する
時刻t0 から時刻t1 までの間、制御回路6はインバー
タ回路3の動作周波数fを周波数fa に設定し、この間
にランプ種類検出回路5が、フィラメント抵抗Rf を検
出して、定格出力が小さい第1の放電灯La1 又は定格
出力の大きい第2の放電灯La2 のいずれの放電灯が安
定器1に接続されているかを検出する。いま、安定器1
には第1の放電灯La1 よりも定格出力の大きい、即
ち、フィラメント抵抗Rf の小さい第2の放電灯La2
が接続されているので、判定手段5cの出力V4 はハイ
になり、第1の放電灯La1 よりもフィラメント抵抗R
f が小さく、且つ、定格出力の大きい第2の放電灯La
2が安定器1に接続されたことをランプ種類検出回路5
が検出する。
【0026】次に時刻t1 〜t3 では、制御回路6がイ
ンバータ回路3の動作周波数fをfa からfb (fa <
fb )に下げて、放電灯Laを予熱する。ここで、コン
デンサC3 からなる予熱回路9が定電流的な特性を有し
ている場合、安定器1に適合する第1の放電灯La1
定格出力の異なる第2の放電灯La2 が安定器1に接続
されたとしても、第2の放電灯La2 に流れるフィラメ
ント電流If は、第1の放電灯La1 が安定器1に接続
された場合のフィラメント電流If と略同じ電流値にな
るので、予熱時間をT1 からT2 に増加して予熱を行う
(T1 <T2 )。ここで、T1 は安定器1に適合した第
1の放電灯La1 が安定器1に接続された場合の予熱時
間であり、T2 は第1の放電灯La1 よりも定格出力の
大きい第2の放電灯La2 が安定器1に接続された場合
の予熱時間である。
【0027】このように、安定器1に、適合する第1の
放電灯La1 よりも定格出力の大きい第2の放電灯La
2 が接続された場合でも、予熱時間を増加することによ
って、第2の放電灯La2 を始動させるのに必要なフィ
ラメント電力を第2の放電灯La2 に印加することがで
き、第2の放電灯La2 のフィラメントから略必要とす
る熱電子放出が得られ、フィラメントが過熱或いは過冷
させることはなく、誤接続によって第2の放電灯La2
や構成部品に発生するストレスを低減することができ
る。
【0028】一方、安定器1に対応する第1の放電灯L
1 よりも、定格出力の小さい第2の放電灯La2 が安
定器1に接続された場合の回路の動作を図4を参照して
説明する。尚、図4中のRf3は第1の放電灯La1 より
も定格出力が小さい第2の放電灯La2 のフィラメント
抵抗を示している。安定器1が動作を開始する時刻t0
から時刻t1 までの間、制御回路6はインバータ回路3
の動作周波数fを周波数fa に設定し、この間にランプ
種類検出回路5がフィラメント抵抗Rf を検出して、フ
ィラメント抵抗Rf の検出値から安定器1に接続された
放電灯Laの種類を検出する。いま、安定器1には第1
の放電灯La1 よりも定格出力の小さい、即ち、フィラ
メント抵抗Rf の大きい第2の放電灯La2 が接続され
ているので、判定手段5cの出力V4 はローになり、第
1の放電灯La1 よりもフィラメント抵抗Rf が大き
く、且つ、定格出力の小さい第2の放電灯La2 が安定
器1に接続されたことをランプ種類検出回路5が検出す
る。
【0029】次に時刻t1 では、制御回路6がインバー
タ回路3の動作周波数fをfa からfb (fa <fb )
に下げて、放電灯Laを予熱する。ここで、コンデンサ
3からなる予熱回路9が定電流的な特性を持っている
場合は、安定器1に適合する第1の放電灯La1 が安定
器1に接続された場合よりも予熱電流が大きくなり、予
熱時間をT1 からT3 に減少させて予熱を行い(T1
3 )、時刻t4 において制御回路6が放電灯Laを始
動させる。ここで、T3 は第1の放電灯La1よりも定
格出力の小さい第2の放電灯La2 が安定器1に接続さ
れた場合の予熱時間である。
【0030】このように、適合する第1の放電灯La1
よりも定格出力の大きい第2の放電灯La2 が安定器1
に接続された場合でも、予熱時間を低減することによっ
て、第2の放電灯La2 を始動させるのに必要なフィラ
メント電力を第2の放電灯La2 に印加することができ
る。したがって、第2の放電灯La2 のフィラメントか
ら略必要とする熱電子放出が得られ、フィラメントが過
熱或いは過冷されることはなく、誤接続によって第2の
放電灯La2 や構成部品に発生するストレスを低減する
ことができる。
【0031】ところで、第1の放電灯La1 よりも定格
出力の小さい第2の放電灯La1 が安定器に接続された
場合、上述の実施形態では予熱時間をT1 からT3 に短
縮することによって、予熱電流を低減しているが、フィ
ラメントに流れる予熱電流をパルス的(断続的)に変化
させることによって、予熱電流を低減しても良い。図5
に示すように、安定器1に接続された放電灯Laの種類
を検出した後の時刻t1 〜t2 において、制御回路6
が、インバータ回路3の動作周波数fを予熱電流の少な
い周波数fb と本来の設定値fa とでパルス的(断続
的)に切り換えることによって、予熱電流がパルス状と
なり、一定時間当たりの熱電子放出が低減される。その
後、時刻t2 において制御回路6がインバータ回路3の
動作周波数fをfb からfc に下げて、インバータ回路
3を始動点灯モードに移行させる。
【0032】このように、適合する第1の放電灯La1
よりも定格出力の小さい第2の放電灯La2 が安定器1
に接続された場合でも、予熱電流をパルス的(断続的)
に変化させることによって予熱電流を低減し、第2の放
電灯La2 を始動させるのに必要なフィラメント電力を
第2の放電灯La2 に印加しているので、放電灯La2
のフィラメントから略必要とする熱電子放出が得られ、
誤接続によって第2の放電灯La2 や構成部品に発生す
るストレスを低減することができる。
【0033】(実施形態2)ところで、熱電子放出が発
生するとフィラメント電圧Vf が略一定となるので、フ
ィラメント電圧Vf 或いはフィラメント電圧Vf の微分
値を検出することにより、熱電子放出の開始を検出する
ことができる。本実施形態の放電灯点灯装置の回路図を
図6に示す。尚、基本的な回路構成及び動作は実施形態
1の放電灯点灯装置と同様であるので、同一の構成要素
には同一の符号を付して、その説明を省略する。
【0034】本回路では、図1に示す回路において、フ
ィラメント電圧Vf が略一定となり、熱電子放出が開始
されたことを検出する検出回路10を設けている。検出
回路10は、フィラメント電圧検出手段5bの出力端子
間に接続されたコンデンサC4 及び抵抗R1 からなる直
列回路と、抵抗R1 に逆並列接続されたダイオードD1
と、制御電圧VCCが抵抗R2 を介してコレクタ−エミッ
タ間に印加されるとともに、抵抗R1 とコンデンサC4
の接続点にベースが接続されたNPN型トランジスタQ
3 とからなり、トランジスタQ3 及び抵抗R2 の接続点
の電圧V5 を制御回路6に出力している。
【0035】図7に示すように、ランプ種類検出回路5
が放電灯Laの種類を検出した後の時刻t1 〜t5
は、フィラメント抵抗Rf2が増加するとともに、フィラ
メント抵抗Rf2に応じてフィラメント電圧Vf が増加し
ており、コンデンサC4 が充電され続けているので、ト
ランジスタQ3 がオンし、電圧V5 はローになる。ここ
で、制御回路6はランプ種類検出回路5と検出回路10
の出力に応じてインバータ回路3の動作を制御してお
り、インバータ回路3の動作周波数fをfb に設定す
る。
【0036】時刻t5 においてフィラメントからの熱電
子放出が開始すると、フィラメント抵抗Rf2すなわちフ
ィラメント電圧Vf が略一定となるので、トランジスタ
3がオフして、電圧V5 がハイになる。而して、制御
回路6は、検出回路10の出力がハイになったことか
ら、熱電子放出が開始されたことを検出し、インバータ
回路3の動作周波数fをfb からfc に下げて(fb >
fc )、放電灯Laを始動するモードに移行する。
【0037】したがって、安定器1に適合する第1の放
電灯La1 と、第1の放電灯La1と外形が略等しく、
且つ、定格出力の異なる第2の放電灯La2 とで、熱電
子放出に必要なフィラメント電流が異なる場合でも、上
述のように熱電子放出が開始されたことを検出回路10
で検出し、制御回路6が、検出回路10の検出結果に応
じて、インバータ回路3を始動点灯モードに移行させて
いるので、フィラメントからの熱電子放出を略必要な量
にすることができ、第2の放電灯La2 や構成部品にか
かるストレスを低減することができる。
【0038】(実施形態3)本実施形態の放電灯点灯装
置の回路図を図8に示す。尚、基本的な回路構成及び動
作は実施形態1の放電灯点灯装置と同様であるので、同
一の構成要素には同一の符号を付して、その説明を省略
する。本回路では、図1に示す回路において、放電灯L
aに印加されるランプ電圧を検出するランプ電圧検出手
段たるランプ電圧検出回路11を設けており、制御回路
5がランプ電圧検出回路11の検出値とランプ種類検出
回路5の検出値に応じてインバータ回路3の動作周波数
fを制御している。ここで、安定器1に対応する第1の
放電灯La1 と定格出力の異なる第2の放電灯La2
安定器1に接続された場合、制御回路6が、ランプ電圧
検出回路11の検出値に基づいて、インバータ回路3の
動作周波数fを除々に低減し、第2の放電灯La2 に印
加するランプ電圧VLaの絶対値を、第2の放電灯La2
の許容値内で最も高い電圧に維持しながら、第2の放電
灯La2 を予熱する。
【0039】本回路の動作を図9に基づいて説明する。
時刻t0 〜t1 では、実施形態1と同様にして、ランプ
種類検出回路5がフィラメント抵抗Rf の検出値から安
定器1に接続された放電灯Laの種類を検出する。次
に、時刻t1 〜t6 では、ランプ電圧VLaの絶対値|V
La|が、第2の放電灯La2 の許容値の最大値Vmと略
一致するように、制御回路6がインバータ回路3の動作
周波数fをfb からfd へ除々に低下させる。時刻t6
〜t2 では、制御回路6が予め設定された周波数でイン
バータ回路3を動作させるか、又は、フィラメント抵抗
Rf の検出値に基づいてインバータ回路3を動作させ、
第2の放電灯La2 に適した予熱を行う。その後、時刻
2 において制御回路6がインバータ回路3の動作周波
数fをfd からfc にさらに低下させて、放電灯Laを
始動点灯させる。
【0040】このように、制御回路6が、ランプ電圧V
Laの検出値に基づいて、適切なランプ電圧VLaを第2の
放電灯La2 に印加しており、フィラメントから略必要
な熱電子放出を得ることができるので、フィラメントが
過熱或いは過冷されることはなく、第2の放電灯La2
や構成部品にかかるストレスを低減できる。 (実施形態4)本実施形態の放電灯点灯装置の回路図を
図10に示す。尚、基本的な回路構成及び動作は実施形
態1の放電灯点灯装置と同様であるので、同一の構成要
素には同一の符号を付して、その説明を省略する。
【0041】本回路では、図1に示す回路において、ラ
ンプ電圧VLaを検出するランプ電圧検出回路11と、イ
ンバータ回路3に電源電圧を供給するPFC回路(力率
改善回路)12と、ランプ電圧検出回路11の検出値に
応じてPFC回路12の出力電圧VDCを制御する電源電
圧制御手段たるPFC制御回路13とを設けている。P
FC回路12は、交流電源VACを整流する整流器DBの
直流出力端子間に接続されたインダクタL2 及びスイッ
チング素子Q4 の直列回路と、スイッチング素子Q4
両端間に接続されたダイオードD2 及び平滑用のコンデ
ンサC1 の直列回路より構成される昇圧型のチョッパ回
路からなり、スイッチング素子Q4 はPFC制御回路1
3によってオンオフされる。ここで、スイッチング素子
4 がオンすると、整流器DB→インダクタL2 →スイ
ッチング素子Q4 →整流器DBの経路で電流が流れ、イ
ンダクタL2 にエネルギが蓄積される。次に、スイッチ
ング素子Q4 がオフすると、スイッチング素子Q4 のオ
ン時にインダクタL2 に蓄積されたエネルギが放出さ
れ、インダクタL2 →ダイオードD2 →コンデンサC1
→整流器DB→インダクタL2 の経路で電流が流れ、コ
ンデンサC1 が充電される。したがって、PFC制御回
路13がスイッチング素子Q4 のオンデューティを変化
させることによって、PFE回路12の出力電圧、すな
わち、インバータ回路3の電源電圧を制御することがで
きる。
【0042】ここで、安定器1に適合する第1の放電灯
La1 と定格出力の異なる第2の放電灯La2 が安定器
1に接続された場合、PFC制御回路13は、ランプ電
圧検出回路11によって検出されたランプ電圧VLaの検
出値に応じて、スイッチング素子Q4 のオンデューティ
を変化させ、PFC回路13の出力電圧VDCを上昇さ
せ、インバータ回路3の電源電圧を上昇させる。而し
て、PFC制御回路13は、第2の放電灯La2 に印加
するランプ電圧が、第2の放電灯La2 の許容値内で最
も高いランプ電圧に一致するように、PFC回路12の
出力電圧VDCを維持しながら、第2の放電灯La2 を予
熱する。
【0043】このように、PFC制御回路13が、ラン
プ電圧VLaの検出値に基づいて、適切なランプ電圧VLa
を放電灯Laに印加しているので、フィラメントから略
必要な熱電子放出が得られ、フィラメントが過熱或いは
過冷されることはなく、放電灯Laや構成部品にかかる
ストレスを低減することができる。 (実施形態5)本実施形態の放電灯点灯装置の一部省略
せる回路図を図11に示す。尚、放電灯Laの予熱を行
う予熱回路9以外の構成及び動作は実施形態1と同様で
あるので、同一の構成要素には同一の符号を付して、そ
の説明を省略する。また、図11では直流電源部2、ラ
ンプ種類検出回路5、制御回路6及びドライバ回路7を
省略して図示している。
【0044】本回路では、放電灯Laの両フィラメント
1 ,f2 の電源側端子間に、トランスT1 の一次巻線
1 及びコンデンサC5 からなる予熱共振回路を接続
し、フィラメントf1 ,f2 の電源側端子と非電源側端
子との間に、それぞれ、インピーダンス素子としてのコ
ンデンサC7 ,C8 を介してトランスT1 の二次側巻線
2 ,n3 を接続して予熱回路9を構成している。ここ
で、トランスT1 の一次巻線n1 とコンデンサC5 とで
構成される予熱共振回路は、負荷回路4の共振回路を構
成するインダクタL1 に対して放電灯La側に設けられ
ているので、インダクタL1 により予熱電流は略一定電
流となり、予熱回路9は定電流特性を有している。
【0045】安定器1に適合する第1の放電灯La1
りも定格出力の小さい第2の放電灯La2 が安定器1に
接続された場合、予熱回路9は定電流特性を有している
ので、制御回路6が少なくともインバータ回路3の動作
周波数fを高くして予熱電流を低減させることにより、
フィラメントf1 ,f2 から略必要とする熱電子放出を
得ることができ、フィラメントf1 ,f2 が過熱或いは
過冷されるのを防止して、第2の放電灯La2 や構成部
品にかかるストレスを低減することができる。なお、制
御回路6が予熱時間を減少させることによって、フィラ
メントf1 ,f2 から略必要とする熱電子放出を得るよ
うにしても良い。
【0046】また、安定器1に適合する第1の放電灯L
1 よりも定格出力の大きい第2の放電灯La2 が安定
器1に接続された場合、制御回路6が少なくとも予熱時
間を増加させることによって、フィラメントf1 ,f2
から略必要とする熱電子放出を得ることができ、フィラ
メントf1 ,f2 が過熱或いは過冷されるのを防止し
て、第2の放電灯La2 や構成部品にかかるストレスを
低減できる。
【0047】尚、本実施形態の予熱回路9を実施形態2
乃至4の放電灯点灯装置に適用しても良いことは言うま
でもない。 (実施形態6)本実施形態の放電灯点灯装置の一部省略
せる回路図を図12に示す。尚、放電灯Laの予熱を行
う予熱回路9以外の構成及び動作は実施形態1と同様で
あるので、同一の構成要素には同一の符号を付して、そ
の説明を省略する。また、図12では直流電源部2、ラ
ンプ種類検出回路5、制御回路6及びドライバ回路7を
省略して図示している。
【0048】本回路では、インダクタL1 及び放電灯L
aからなる直列回路と並列に、トランスT1 の一次巻線
1 及びコンデンサC5 からなる予熱共振回路を接続
し、フィラメントf1 ,f2 の電源側端子と非電源側端
子との間に、それぞれ、インピーダンス素子としてのコ
ンデンサC7 ,C8 を介してトランスT1 の二次側巻線
2 ,n3 を接続して予熱回路9を構成している。トラ
ンスT1 の一次巻線n1とコンデンサC5 とで構成され
る予熱共振回路は、負荷回路4の共振回路を構成するイ
ンダクタL1 に対してスイッチング素子Q1 ,Q2 側に
設けられているので、放電灯Laの両フィラメント
1 ,f2 にはコンデンサC7 ,C8 を介して略一定電
圧が印加され、予熱回路9は定電圧特性を有しており、
フィラメントf1 ,f2 には定電圧源が接続されたもの
として予熱電流が流れる。
【0049】ここで、安定器1に適合する第1の放電灯
La1 よりも定格出力の大きい第2の放電灯La2 が安
定器1に接続された場合、第2の放電灯La2 のフィラ
メント抵抗が第1の放電灯La1 に比べて小さいため
に、第2の放電灯La2 のフィラメントには大きなフィ
ラメント電流が流れる。したがって、制御回路6が少な
くともインバータ回路3の動作周波数fを高くして、予
熱電流を低減させることにより、フィラメントf1 ,f
2 から略必要な熱電子放出を得ることができ、第2の放
電灯La2 や構成部品にかかるストレスを低減すること
ができる。なお、制御回路6が予熱時間を減少させるこ
とによって、フィラメントf1 ,f2 から略必要とする
熱電子放出を得るようにしても良い。
【0050】また、安定器1に適合する第1の放電灯L
1 よりも定格出力の小さい第2の放電灯La2 が安定
器1に接続された場合、第2の放電灯La2 のフィラメ
ント抵抗が第1の放電灯La1 に比べて大きいために、
第2の放電灯La2 のフィラメントに流れるフィラメン
ト電流が小さくなる。したがって、制御回路6が少なく
とも予熱時間を増加させることによって、フィラメント
1 ,f2 から略必要とする熱電子放出を得ることがで
き、第2の放電灯La2 や構成部品にかかるストレスを
低減することができる。
【0051】尚、本実施形態の予熱回路9を実施形態2
乃至4の放電灯点灯装置に適用しても良いことは言うま
でもない。 (実施形態7)本実施形態の放電灯点灯装置の一部省略
せる回路図を図13に示す。尚、放電灯Laの予熱を行
う予熱回路9以外の構成及び動作は実施形態1と同様で
あるので、同一の構成要素には同一の符号を付して、そ
の説明を省略する。また、図13では直流電源部2、ラ
ンプ種類検出回路5、制御回路6及びドライバ回路7を
省略して図示している。
【0052】本回路では、インダクタL1 及び放電灯L
aからなる直列回路と並列に、スイッチS1 とトランス
1 の一次巻線n1 とコンデンサC5 の直列回路を接続
し、インダクタL1 及び放電灯Laの接続点とスイッチ
1 及びトランスT1 の接続点との間にスイッチS2
接続し、フィラメントf1 ,f2 の電源側端子と非電源
側端子との間に、それぞれ、インピーダンス素子として
のコンデンサC7 ,C8 を介してトランスT1 の二次側
巻線n2 ,n3 を接続して予熱回路9を構成している。
スイッチS1 ,S2 は制御回路6によって相補的にオン
オフされ、トランスT1 の一次巻線n1 とコンデンサC
5 とで構成される予熱共振回路を、負荷回路4の共振回
路を構成するインダクタL1 に対してスイッチング素子
1 ,Q2 側に接続するか、又は、放電灯La側に接続
するか、すなわち、予熱回路9が定電圧的特性を有する
か、又は、定電流特性を有するかを選択することができ
る。なお、予熱回路9は、定電圧特性を有する場合、又
は、定電流特性を有する場合のいずれの場合でも、対象
とする放電灯Laに対して適切な予熱電流を流すように
設計されている。
【0053】ここで、安定器1に適合する第1の放電灯
La1 よりも定格出力の大きい第2の放電灯La2 が安
定器1に接続された際に、スイッチS1 がオフ、スイッ
チS2 がオンされて、予熱回路9が定電流特性を有して
いる場合、少なくともスイッチS2 をオンのままにして
予熱回路9の特性を定電流特性とし、さらに予熱時間を
長くすることによって、フィラメントf1 ,f2 から略
必要とする熱電子放出を得ることができ、第2の放電灯
La2 や構成部品にかかるストレスを低減することがで
きる。
【0054】また、安定器1に適合する第1の放電灯L
1 よりも定格出力の大きい第2の放電灯La2 が安定
器1に接続された際に、スイッチS1 がオン、スイッチ
2がオフされて、予熱回路9が定電圧特性を有してい
る場合、スイッチS1 をオフ、スイッチS2 をオンし
て、予熱回路9の特性を定電流特性に切り換え、さらに
予熱時間を長くすることによって、フィラメントf1
2 から略必要とする熱電子放出を得ることができ、第
2の放電灯La2 や構成部品にかかるストレスを低減す
ることができる。
【0055】一方、安定器1に適合する第1の放電灯L
1 よりも定格出力の小さい第2の放電灯La2 が安定
器1に接続された際に、スイッチS1 がオフ、スイッチ
2がオンされて、予熱回路9が定電流特性を有してい
る場合、スイッチS1 をオン、スイッチS2 をオフし
て、予熱回路9の特性を定電圧特性に切り換える。ここ
で、第2の放電灯La2 のフィラメント抵抗が第1の放
電灯La1 に比べて大きいため、第2の放電灯La2
流れるフィラメント電流が小さくなるので、制御回路6
が更に予熱時間を長くすることによって、フィラメント
1 ,f2 から略必要とする熱電子放出を得ることがで
き、第2の放電灯La2 や構成部品にかかるストレスを
低減することができる。
【0056】また、安定器1に適合する第1の放電灯L
1 よりも定格出力の小さい第2の放電灯La2 が安定
器1に接続された際に、スイッチS1 がオン、スイッチ
2がオフされて、予熱回路9が定電圧特性を有してい
る場合、スイッチS1 をオンのままにして、予熱回路9
の特性を定電圧特性とし、さらに予熱時間を長くするこ
とによって、フィラメントf1 ,f2 から略必要とする
熱電子放出を得ることができ、第2の放電灯La2 や構
成部品にかかるストレスを低減することができる。
【0057】尚、本実施形態の予熱回路9を実施形態2
乃至4の放電灯点灯装置に適用しても良いことは言うま
でもない。 (実施形態8)本実施形態の放電灯点灯装置の一部省略
せる回路図を図14に示す。本回路では、トランスT1
の一次巻線n1 とコンデンサC5 とで構成される予熱共
振回路が、インバータ回路3の共振回路を構成するイン
ダクタL1 に対して放電灯La側に設けられている。
尚、基本的な構成は実施形態5の放電灯点灯装置と同様
であるので、同一の構成要素には同一の符号を付して、
その説明を省略する。また、図14では直流電源部2、
ランプ種類検出回路5、制御回路6及びドライバ回路7
を省略して図示している。
【0058】ここに、トランスT1 の一次巻線n1 とコ
ンデンサC5 とで構成される予熱共振回路の共振周波数
T は、負荷回路4のインダクタL1 とコンデンサC3
とで構成される共振回路の共振周波数よりも高い値に設
定されており、図15に示すように、スイッチング素子
1 ,Q2 の駆動周波数aは共振周波数fT よりも高い
値に、駆動周波数bは共振周波数fT よりも低い値にそ
れぞれ設定されているので、駆動周波数をa,bに切り
換えることによって、予熱共振回路は進相又は遅相で動
作する。スイッチング素子Q1 ,Q2 の駆動周波数が周
波数aに設定された場合、予熱共振回路は定電流特性を
有し、略定電流供給回路として動作し、スイッチング素
子Q1 ,Q2 の駆動周波数が周波数bに設定された場
合、予熱共振回路は定電圧特性を有し、略定電圧供給回
路として動作する。
【0059】したがって、安定器1と放電灯Laとの組
み合わせに応じて、スイッチS1 ,S2 をオンオフする
かわりに、スイッチング素子Q1 ,Q2 の動作周波数を
周波数a,bに切り換えることによって、予熱共振回路
の特性を定電流特性と定電圧特性とに切り換えることが
でき、さらに実施形態7と同様の制御を行うことによっ
て、フィラメントf1 ,f2 から略必要とする熱電子放
出を得ることができ、第2の放電灯La2 や構成部品に
かかるストレスを低減することができる。尚、本実施形
態の予熱回路9を実施形態2乃至4の放電灯点灯装置に
適用しても良いことは言うまでもない。
【0060】また、上述した各実施形態の放電灯点灯装
置を照明器具に組み込むことにより、安定した動作の照
明器具を実現することができる。
【0061】
【発明の効果】上述のように、請求項1の発明は、所定
の定格出力を有する第1の放電灯に電力を供給する安定
器を備えた放電灯点灯装置において、放電灯に高周波電
力を供給して放電灯を高周波点灯させる点灯手段と、点
灯手段が放電灯に供給する電力を制御する制御手段と、
安定器に接続される放電灯の種類を検出するランプ種類
検出手段とを備え、第1の放電灯と外形が略等しく、且
つ、定格出力の異なる第2の放電灯が安定器に接続され
ていることをランプ種類検出手段が検出すると、制御手
段はランプ種類検出手段の検出結果に応じてフィラメン
ト電力を安定器に接続された放電灯に必要なフィラメン
ト電力と略同じに制御しており、安定器に接続されたフ
ィラメントから略必要な熱電子放出を得ることができる
ので、フィラメントが過熱或いは過冷されることはな
く、ランプ寿命が短くなるのを防止でき、しかもフィラ
メントの過熱を防止することによって構成部品にかかる
熱ストレスを低減できるという効果がある。
【0062】請求項2の発明は、第1の放電灯よりも定
格出力の小さい第2の放電灯が安定器に接続されると、
制御手段が少なくとも予熱時間を減少させ、請求項3の
発明は、第1の放電灯よりも定格出力の小さい第2の放
電灯が安定器に接続されると、制御手段が少なくとも予
熱電流をパルス的に変化させ、請求項4の発明は、第1
の放電灯よりも定格出力の大きい第2の放電灯が安定器
に接続されると、制御手段が少なくとも予熱時間を増加
させており、安定器に接続された放電灯に応じた予熱電
流を与えることができるので、請求項1の発明と同様、
フィラメントが過熱或いは過冷されることはなく、放電
灯の寿命が短くなるのを防止でき、且つ、構成部品にか
かる熱ストレスを低減できるという効果がある。
【0063】請求項5の発明は、放電灯のフィラメント
電圧を検出するフィラメント電圧検出手段を安定器に設
け、予熱時にフィラメント電圧検出手段によって検出さ
れたフィラメント電圧が安定すると、制御手段が放電灯
を始動させるモードにしており、熱電子放出が発生する
とフィラメント電圧が安定するので、フィラメント電圧
が安定するのを検出することにより、放電灯に適切な予
熱電流を印加することができ、請求項1の発明と同様、
フィラメントが過熱或いは過冷されることはなく、放電
灯の寿命が短くなるのを防止でき、且つ、構成部品にか
かる熱ストレスを低減できるという効果がある。
【0064】請求項6の発明は、放電灯のランプ電圧を
検出するランプ電圧検出手段を設け、予熱時においてラ
ンプ電圧の許容値とランプ電圧検出手段の検出値とが略
一致するように、制御手段が点灯手段の動作周波数を制
御しており、請求項7の発明は、放電灯のランプ電圧を
検出するランプ電圧検出手段と、予熱時においてランプ
電圧の許容値とランプ電圧検出手段の検出値とが略一致
するように点灯手段の電源電圧を制御する電源電圧制御
手段とを設けているので、点灯手段の動作周波数或いは
電源電圧を制御することによってランプ電圧を許容値に
略一致させることができ、請求項1の発明と同様、フィ
ラメントが過熱或いは過冷されることはなく、放電灯の
寿命が短くなるのを防止でき、且つ、構成部品にかかる
熱ストレスを低減できるという効果がある。
【0065】請求項8の発明は、放電灯のフィラメント
を予熱する定電流的な特性を有する予熱回路を設け、第
1の放電灯よりも定格出力の小さい第2の放電灯が安定
器に接続されると、制御手段が少なくとも予熱時間を減
少させ、請求項9の発明は、第1の放電灯よりも定格出
力の大きい第2の放電灯が安定器に接続されると、制御
手段が少なくとも予熱時間を増加させており、安定器に
接続された放電灯に応じた予熱電流を与えることができ
るので、請求項1の発明と同様、フィラメントが過熱或
いは過冷されることはなく、放電灯の寿命が短くなるの
を防止でき、且つ、構成部品にかかる熱ストレスを低減
できるという効果がある。
【0066】請求項10の発明は、放電灯のフィラメン
トを予熱する定電圧的な特性を有する予熱回路を設け、
第1の放電灯よりも定格出力の小さい第2の放電灯が安
定器に接続されると、制御手段が少なくとも予熱時間を
増加させ、請求項11の発明は、第1の放電灯よりも定
格出力の大きい第2の放電灯が安定器に接続されると、
制御手段が少なくとも予熱時間を減少させており、安定
器に接続された放電灯に応じた予熱電流を与えることが
できるので、請求項1の発明と同様、フィラメントが過
熱或いは過冷されることはなく、放電灯の寿命が短くな
るのを防止でき、且つ、構成部品にかかる熱ストレスを
低減できるという効果がある。
【0067】請求項12の発明は、上記予熱回路の特性
は、定電流的な特性と定電圧的な特性とに選択的に切り
換えられており、安定器に接続された放電灯に応じた予
熱電流を与えることができるので、請求項1の発明と同
様、フィラメントが過熱或いは過冷されることはなく、
放電灯の寿命が短くなるのを防止でき、且つ、構成部品
にかかる熱ストレスを低減できるという効果がある。
【0068】請求項13の発明は、ランプ種類検出手段
は、ランプ電力、ランプ電圧、ランプ電流、フィラメン
ト電流の内の少なくとも1つの特性値から安定器に接続
された放電灯の種類を検出しているので、ランプ種類検
出手段が幅広い検出を行って、放電灯の種類を確実に検
出できるという効果がある。請求項14の発明は、上記
安定器が照明器具に組み込まれているので、動作が安定
した照明器具を提供できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態1の放電灯点灯装置を示す回路図であ
る。
【図2】同上のランプ種類検出回路の動作を説明する図
である。
【図3】同上の動作を示す波形図である。
【図4】同上の別の動作を示す波形図である。
【図5】同上のまた別の動作を示す波形図である。
【図6】実施形態2の放電灯点灯装置を示す回路図であ
る。
【図7】同上の動作を示す波形図である。
【図8】実施形態3の放電灯点灯装置を示す回路図であ
る。
【図9】同上の動作を示す波形図である。
【図10】実施形態4の放電灯点灯装置を示す回路図で
ある。
【図11】実施形態5の放電灯点灯装置を示す一部省略
せる回路図である。
【図12】実施形態6の放電灯点灯装置を示す一部省略
せる回路図である。
【図13】実施形態7の放電灯点灯装置を示す一部省略
せる回路図である。
【図14】実施形態8の放電灯点灯装置を示す一部省略
せる回路図である。
【図15】同上の動作を説明する図である。
【図16】従来の放電灯点灯装置に用いるコンパクトラ
ンプを示し、(a)は一部破断せる正面図、(b)は上
面図である。
【図17】同上に用いる電球形蛍光灯を示す正面図であ
る。
【符号の説明】
1 安定器 5 ランプ種類検出回路 5a 電流検出手段 5b 電圧検出手段 5c 判定手段 6 制御回路 La 放電灯 If フィラメント電流 Vf フィラメント電圧

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】所定の定格出力を有する第1の放電灯に電
    力を供給する安定器を備えた放電灯点灯装置において、
    放電灯に高周波電力を供給して放電灯を高周波点灯させ
    る点灯手段と、点灯手段が放電灯に供給する電力を制御
    する制御手段と、安定器に接続される放電灯の種類を検
    出するランプ種類検出手段とを備え、第1の放電灯と外
    形が略等しく、且つ、定格出力の異なる第2の放電灯が
    安定器に接続されるていることをランプ種類検出手段が
    検出すると、制御手段はランプ種類検出手段の検出結果
    に応じてフィラメント電力を安定器に接続された放電灯
    に必要なフィラメント電力と略同じに制御することを特
    徴とする放電灯点灯装置。
  2. 【請求項2】第1の放電灯よりも定格出力の小さい第2
    の放電灯が安定器に接続されると、制御手段が少なくと
    も予熱時間を減少させることを特徴とする請求項1記載
    の放電灯点灯装置。
  3. 【請求項3】第1の放電灯よりも定格出力の小さい第2
    の放電灯が安定器に接続されると、制御手段が少なくと
    も予熱電流をパルス的に変化させることを特徴とする請
    求項1記載の放電灯点灯装置。
  4. 【請求項4】第1の放電灯よりも定格出力の大きい第2
    の放電灯が安定器に接続されると、制御手段が少なくと
    も予熱時間を増加させることを特徴とする請求項1記載
    の放電灯点灯装置。
  5. 【請求項5】放電灯のフィラメント電圧を検出するフィ
    ラメント電圧検出手段を設け、予熱時にフィラメント電
    圧検出手段によって検出されたフィラメント電圧が安定
    すると、制御手段が放電灯を始動させるモードに移行す
    ることを特徴とする請求項1記載の放電灯点灯装置。
  6. 【請求項6】放電灯のランプ電圧を検出するランプ電圧
    検出手段を設け、予熱時においてランプ電圧の許容値と
    ランプ電圧検出手段の検出値とが略一致するように、制
    御手段が点灯手段の動作周波数を制御することを特徴と
    する請求項1記載の放電灯点灯装置。
  7. 【請求項7】放電灯のランプ電圧を検出するランプ電圧
    検出手段と、予熱時においてランプ電圧の許容値とラン
    プ電圧検出手段の検出値とが略一致するように点灯手段
    の電源電圧を制御する電源電圧制御手段とを設けること
    を特徴とする請求項1記載の放電灯点灯装置。
  8. 【請求項8】放電灯のフィラメントを予熱する定電流的
    な特性を有する予熱回路を設け、第1の放電灯よりも定
    格出力の小さい第2の放電灯が安定器に接続されると、
    制御手段が少なくとも予熱時間を減少させることを特徴
    とする請求項1記載の放電灯点灯装置。
  9. 【請求項9】放電灯のフィラメントを予熱する定電流的
    な特性を有する予熱回路を設け、第1の放電灯よりも定
    格出力の大きい第2の放電灯が安定器に接続されると、
    制御手段が少なくとも予熱時間を増加させることを特徴
    とする請求項1記載の放電灯点灯装置。
  10. 【請求項10】放電灯のフィラメントを予熱する定電圧
    的な特性を有する予熱回路を設け、第1の放電灯よりも
    定格出力の小さい第2の放電灯が安定器に接続される
    と、制御手段が少なくとも予熱時間を増加させることを
    特徴とする請求項1記載の放電灯点灯装置。
  11. 【請求項11】放電灯のフィラメントを予熱する定電圧
    的な特性を有する予熱回路を設け、第1の放電灯よりも
    定格出力の大きい第2の放電灯が安定器に接続される
    と、制御手段が少なくとも予熱時間を減少させることを
    特徴とする請求項1記載の放電灯点灯装置。
  12. 【請求項12】上記予熱回路の特性は、定電流的な特性
    と定電圧的な特性とに選択的に切り換えられることを特
    徴とする請求項8乃至11記載の放電灯点灯装置。
  13. 【請求項13】ランプ種類検出手段は、ランプ電力、ラ
    ンプ電圧、ランプ電流、フィラメント電流の内の少なく
    とも1つの特性値から安定器に接続された放電灯の種類
    を検出することを特徴とする請求項1乃至12記載の放
    電灯点灯装置。
  14. 【請求項14】上記安定器が照明器具に組み込まれるこ
    とを特徴とする請求項1乃至13記載の放電灯点灯装
    置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2009158334A3 (en) * 2008-06-26 2010-03-25 Osram Sylvania, Inc. Ballast with lamp-diagnostic filament heating, and method therefor
US8247997B2 (en) 2008-06-26 2012-08-21 Osram Sylvania Inc. Ballast with lamp filament detection

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