JPH11242202A - 液晶表示ユニットの照明装置 - Google Patents

液晶表示ユニットの照明装置

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JPH11242202A
JPH11242202A JP4400898A JP4400898A JPH11242202A JP H11242202 A JPH11242202 A JP H11242202A JP 4400898 A JP4400898 A JP 4400898A JP 4400898 A JP4400898 A JP 4400898A JP H11242202 A JPH11242202 A JP H11242202A
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JP
Japan
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fluorescent tube
signal
liquid crystal
display unit
transformer
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JP4400898A
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Inventor
Toshitake Terada
年武 寺田
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Sony Corp
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  • Discharge-Lamp Control Circuits And Pulse- Feed Circuits (AREA)
  • Liquid Crystal Display Device Control (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 平面蛍光管の調光がスムーズに行なわれ、ト
ランスの鳴きのない輝度低下により消費電力の削減が可
能な液晶表示ユニットの照明装置を提供する。 【解決手段】 VD同期型鋸歯状波発生回路7Aから鋸
歯状波が出力され、コンパレータ6の出力信号は、鋸歯
状波の波高が基準信号Fsに達するまでは“1”基準信
号Fsに達すると“0となる状態が鋸歯ごとに繰り返さ
れ、AND回路5からの駆動信号Fdの出力と出力停止
が、駆動区間T1と休止区間T2に応じて繰り返され、
FET3のON−OFFにより、トランス1の二次側に
接続される平面蛍光管2への高圧バルスの印加と印加停
止とが繰り返され、平面蛍光管2が全面点灯し、基準信
号Fsの信号レベルを変化させる調光操作時に、駆動信
号Fsのパルス幅dとパルス周波数fhとは一定で、広
い調光幅で安定に平面蛍光管2の輝度調整を、トランス
1の鳴きを発生させることなく安定に行なって消費電力
の削減が可能になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ビデオカメラのカ
ラービューファインダなどに使用される液晶表示ユニッ
トの照明装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ビデオカメラのカラービューファインダ
などには、液晶を使用した液晶表示ユニットが使用され
ており、この液晶表示ユニットは、平面蛍光管を備えた
照明装置によって背面から照明されて使用される。この
平面蛍光管による照明では、平面蛍光管にアノードとカ
ソードの全面で、電子が均一に移動するグロー放電を行
なわせ、発光面の全面を輝かせることにより、液晶表示
ユニットを均一に照明することが必要である。このため
に、トランスの一次側には、例えば、図6に示すよう
に、波高値が10Vでパルス幅dが5μsecの駆動パ
ルスFd0を、パルス周波数fh=15.7kHzで印
加することにより、トランスの二次側に接続される平面
蛍光管に、アノードとカソードの全面で、電子が均一に
移動するグロー放電を行なわせ、発光面の全面を輝かせ
て、液晶表示ユニットを均一に照明することが行なわれ
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、この種の照
明装置においては、消費電力を削減するために、平面蛍
光管の放電輝度を低下させようとして、トランスの一次
側の駆動パルスFd0のパルス幅dを小さくして行く
と、かなり早く平面蛍光管の発光面の全面で安定な放電
が行なわれなくなり、平面蛍光管を均一に点灯させるた
めの駆動パルスFd0のパルス幅dの範囲は狭く、消費
電力の充分な削減効果は得られない。また、トランスの
一次側の駆動パルスFd0のパルス周波数fhを低下さ
せる方法を取ると、平面蛍光管の輝度低下の調光はスム
ーズに行なわれ、消費電力の削減は可能であるが、駆動
パルスFd0のパルス周波数fhが、ほぼ12kHz以
下になると、トランスの一次巻線と二次巻線間での共鳴
振動が可聴状態となり、所謂トランスの鳴きの問題が発
生する。
【0004】本発明は、前述したようなこの種の照明装
置の動作の現状に鑑みてなされたものであり、その目的
は、平面蛍光管の調光がスムーズに行なわれ、トランス
に鳴きを発生させることなく安定に輝度を低下させて消
費電力の削減が可能な液晶表示ユニットの照明装置を提
供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、請求項1記載の発明は、トランスの二次巻線側に平
面蛍光管が接続され、該平面蛍光管によって、液晶表示
ユニットを照明する液晶表示ユニットの照明装置であ
り、 前記トランスの一次巻線側に接続され、前記平面
蛍光管を点灯させる一定周波数のパルス駆動信号を、所
定の駆動区間と所定の休止区間とを順次繰り返して、前
記一次巻線に入力するパルス駆動信号供給手段と、前記
駆動区間及び前記休止区間を調整設定する区間設定手段
とを有することを特徴とするものである。
【0006】同様に前記目的を達成するために、請求項
2記載の発明は、トランスの二次巻線側に平面蛍光管が
接続され、該平面蛍光管によって、液晶表示ユニットを
照明する液晶表示ユニットの照明装置であり、 前記ト
ランスの一次巻線側に接続され、前記平面蛍光管を点灯
させる一定周波数のパルス駆動信号を、所定の駆動区間
と所定の休止区間とを順次繰り返して、前記一次巻線に
入力するパルス駆動信号供給手段と、前記駆動区間及び
前記休止区間を調整設定する区間設定手段と、前記平面
蛍光管の管電流が一定となるように、前記区間設定手段
の動作を制御する制御手段とを有することを特徴とする
ものである。
【0007】
【発明の実施の形態】[第1の実施の形態]本発明の第
1の実施の形態を、図1及び図5を参照して説明する。
図1は本実施の形態の構成を示す回路図、図5は本実施
の形態における駆動信号のタイムチャートである。
【0008】本実施の形態では、図1に示すように、電
源端子t1から電源信号Vinが印加されるトランス1
の一次巻線1aの一端にFET3のソースが接続され、
FET3のドレインはアースされ、FET3のゲートに
は、駆動信号Fdを出力する駆動信号発生回路8の出力
端子が接続され、トランス1の二次巻線1bの一端はア
ースされ、二次巻線1bの他端とアース間には、図示せ
ぬ液晶表示ユニットを照明する平面蛍光管2が接続され
ている。ところで、出力端子がFET3のゲートに接続
される駆動信号発生回路8には、垂直同期信号Fvdが
入力される垂直同期端子t3を備えたVD同期型鋸歯状
波発生回路7Aが設けられ、このVD同期型鋸歯状波発
生回路7Aの出力端子は、コンパレータ6の反転入力端
子に接続され、コンパレータ6の非反転入力端子には、
基準信号Fsが入力されている。このコンパレータ6の
出力端子は、AND回路5の一方の入力端子に接続さ
れ、AND回路5の他方の入力端子は、水平同期端子t
2とされ、この水平同期端子t2には、水平同期信号F
hdが入力され、AND回路5の出力端子がFET3の
ゲートに接続されている。
【0009】このような構成の本実施の形態の動作を説
明する。本実施の形態では、電源端子t1に5Vの電源
信号Vinが印加され、水平同期端子t2から水平同期
信号Fhdが、AND回路5の一方の入力端子に入力さ
れ、同時に垂直同期信号Fvdに同期して、VD同期型
鋸歯状波発生回路7Aが駆動され、VD同期型鋸歯状波
発生回路7Aから、鋸歯状波が出力されてコンパレータ
6の反転入力端子に入力される。このコンパレータ6の
非反転入力端子には、基準信号Vsが入力されているの
で、コンパレータ6の出力端子の信号の論理値は、鋸歯
状波の波高値が基準信号Fsに達するまでは“1”を維
持するが、鋸歯状波の波高値が基準信号Fsに達する
と、コンパレータ6の出力端子の信号の論理値は“0”
となる。この状態が、鋸歯状波の各歯ごとに繰り返され
るので、コンパレータ6の出力端子の信号は、一定時間
の論理値“1”の状態と、一定時間の論理値“0”の状
態とを交互に繰り返す。
【0010】従って、AND回路5の一方の入力端子の
信号の論理値が、一定時間の論理値“1”の状態と、一
定時間の論理値“0”の状態とを交互に繰り返し、水平
同期端子t2に印加されるパルス周波数水平同期信号F
hdに基づいて、図5に示すように、AND回路5の一
方の入力端子の信号の論理値が“1”の駆動区間T1
で、AND回路5の出力端子から駆動信号Fdとして出
力され、AND回路5の一方の入力端子の信号の論理値
が“0”の次の休止区間T2で、駆動信号Fdの出力は
停止される。このようにして、駆動信号発生回路8から
は、駆動区間T1での駆動信号Fdの出力と、休止区間
T2での駆動区間T2の出力停止とが、図5に示すよう
に、繰り返され、この駆動信号FdがFET3のゲート
に印加され、トランス1の一次巻線1aには、駆動信号
Fdに対応する信号が印加される。そして、トランス1
の二次巻線1bに接続される平面蛍光管2のアノード
に、例えば1kvの高圧パルスが、パルス周波数fh=
15.7kHzで駆動区間T1の間印加され、休止区間
T2の間印加が停止され、この高圧パルスの平面蛍光管
2への印加と印加の停止とが繰り返され、平面蛍光管2
が全面点灯し、液晶表示ユニットの快適な照明が行なわ
れる。
【0011】本実施の形態では、基準信号Fsの信号レ
ベルを高くすると、駆動区間T1が長くなって休止区間
T2が短くなり、逆に基準信号Fsの信号レベルを低下
させると、駆動区間T1が短くなって休止区間T2が長
くなる。従って、基準信号Fsの信号レベルを高くする
ことにより、平面蛍光管2の輝度を高めて高輝度の照明
光で液晶表示ユニットが照射され、液晶表示ユニットの
表示が高輝度で行なわれ、基準信号Fsの信号レベルを
低下させることにより、平面蛍光管2の輝度を低下させ
て、低輝度の照明光で液晶表示ユニットが照射され、液
晶表示ユニットの表示が低輝度で行なわれる。
【0012】このように、本実施の形態での基準信号F
sの信号レベルの変化による調光操作時には、駆動信号
Fsのパルス幅dとパルス周波数fhとは一定で変化し
ないので、本実施の形態によると、広い調光幅で安定に
平面蛍光管2の輝度調整を、トランス1の鳴きを発生さ
せることなく安定に行なって消費電力の削減を行なうこ
とが可能になる。
【0013】なお、本実施の形態には、図1のVD同期
型鋸歯状波発生回路7Aに代えて、図2に示すように、
垂直同期信号Fvdに非同期に動作する鋸歯状波発生回
路7Bを使用することも可能である。
【0014】[第2の実施の形態]本発明の第2の実施
の形態を、図3及び図5を参照して説明する。図3は本
実施の形態の要部の構成を示す回路図、図5は本実施の
形態における駆動信号のタイムチャートである。
【0015】本実施の形態の駆動信号発生回路8Aは、
図3に示すように、カウンタ10を使用した構成となっ
ていて、カウンタ10には、水平同期信号Fhdが印加
される水平同期端子t2が設けられ、また、カウンタ1
0の各カウント値のカウント信号が出力されるカウント
端子と、これらのカウント端子を切換選択するセットス
イッチ14とが設けられている。そして、カウンタ10
には、セットスイッチ14の切換を制御する垂直同期信
号Fvdが印加される垂直同期端子t3が設けられてい
る。カウンタ10のフルカウント値のカウント信号の出
力端子は、NAND回路11の一方の入力端子に接続さ
れ、NAND回路11の出力端子は、NAND回路12
の一方の入力端子に接続され、NAND回路12の他方
の入力端子には、セットスイッチ14のコモン端子が接
続されている。また、NAND回路12の出力端子は、
NAND回路11の他方の入力端子と、AND回路5の
一方の入力端子に接続され、AND回路5の他方の入力
端子には、水平同期信号Fhdが入力される水平同期端
子t2が接続されている。本実施の形態のその他の部分
の構成は、すでに図1を参照して説明した第1の実施の
構成と同一なので、重複する説明は行なわない。
【0016】このような構成の本実施の形態の動作を説
明する。本実施の形態では、垂直同期端子t3への垂直
同期信号Fvdの印加によつて、セットスイッチ14が
切換選択され、駆動信号Fdが出力される駆動区間T1
と駆動信号Fdの出力が停止される休止区間T2とが設
定される。この状態で、水平同期端子t2に水平同期信
号Fhdが入力されると、カウンタ10がカウントを開
始するが、カウンタ10がフルカウントをカウントする
までは、NAND回路11の一方の入力端子の信号の論
理値は“0”であり、NAND回路11の出力端子の信
号の論理値は“1”となっている。このために、NAN
D回路12の一方の入力端子の信号の論理値は“1”と
なり、NAND回路12の他方の入力端子の信号の論理
値は、カウンタ10がセットカウント値をカウントし、
垂直同期信号Fvdにより設定されたセットスイッチ1
4が選択するカウント端子からカウント信号が出力され
るまでは“0”となっている。
【0017】従って、カウンタ10が予め設定されたセ
ットカウント値をカウントするまでは、NAND回路1
2の出力端子の信号の論理値は“1”となっていて、A
ND回路5の一方の入力端子の信号の論理値は“1”で
あり、AND回路5の出力端子には、水平同期端子t2
に入力される水平同期信号Fhdに基づいて、駆動信号
Fdが出力される。この状態から、カウンタ10がセッ
トカウント値をカウントし、セツトスイッチ14が選択
するカウント端子からカウント信号が出力されると、N
AND回路12の他方の入力端子の信号の論理値が
“1”となり、この時にはNAND回路12の一方の入
力端子の信号の論理値は“1”となっているので、NA
ND回路12の出力端子の信号の論理値は“0”とな
る。このために、AND回路5の一方の入力端子の信号
の論理値が“0”となり、休止区間T2に入って、AN
D回路5の出力端子からの駆動信号Fdの出力は停止さ
れる。
【0018】この状態から、カウンタ10がフルカウン
トをカウントするまでが休止区間T2となり、カウンタ
10がフルカウントをカウンすると、カウンタ10がリ
セットされて、NAND回路11の一方の入力端子の信
号の論理値が“0”にリセットされ、セットスイッチ1
4によって、予め設定されたセットカウント値が設定さ
れ、NAND回路12の一方の入力端子の信号の論理値
が“0”にリセットされる。このために、NAND回路
12の出力端子の信号の論理値は“1”となり、次の駆
動区間に入って、AND回路5の出力端子からは、水平
同期端子t2に入力される水平同期信号Fhdに基づい
て、駆動信号Fdが出力されるようになる。
【0019】このようにして、本実施の形態の駆動信号
発生回路8Aからは、駆動区間T1での駆動信号Fdの
出力と、休止区間T2での駆動区間T2の出力停止と
が、図5に示すように繰り返され、この駆動信号Fdに
対応する信号が、図示せぬトランスの一次巻線に印加さ
れ、トランスの二次巻線に接続される図示せぬ平面蛍光
管のアノードに、例えば1kvの高圧パルスが、パルス
周波数fh=15.7kHzで駆動区間T1に印加さ
れ、休止区間T2で印加が停止され、この高圧パルスの
平面蛍光管2への印加と印加の停止とが繰り返され、平
面蛍光管が全面点灯し、図示せぬ液晶表示ユニットの快
適な照明が行なわれる。
【0020】また、本実施の形態では、垂直同期信号F
vdにより、セットカウント値を高カウント値側に設定
すると、駆動区間T1が長くなって休止区間T2が短く
なり、逆にセットカウント値を低カウント値側に設定す
ると、駆動区間T1が短くくなって休止区間T2が長く
なる。従って、セットカウント値を高カウント値側に設
定することにより、平面蛍光管の輝度を高めて高輝度の
照明光で液晶表示ユニットが照射され、液晶表示ユニッ
トの表示が高輝度で行なわれ、セットカウント値を低カ
ウント値側に設定することにより、平面蛍光管の輝度を
低下させて、低輝度の照明光で液晶表示ユニットが照射
され、液晶表示ユニットの表示が低輝度で行なわれる。
【0021】本実施の形態でのセットカウント値の設定
による調光操作時には、駆動信号Fsのパルス幅dとパ
ルス周波数fhとは一定で変化しないので、本実施の形
態によると、広い調光幅で安定に平面蛍光管の輝度調整
を、トランスの鳴きを発生させることなく安定に行なっ
て消費電力の削減を行なうことが可能になる。
【0022】[第3の実施の形態]本発明の第3の実施
の形態を、図4を参照して説明する。図4は本実施の形
態の構成を示す回路図である。
【0023】本実施の形態では、図4に示すように、す
でに図1を参照して説明した第1の実施の形態に対し
て、平面蛍光管2のカソードとアース間に、新に平面蛍
光管2の管電流を測定する管電流検出回路16が接続さ
れ、この管電流検出回路16の出力端子には、新に設け
られたレベル変換器15の一方の入力端子が接続され、
レベル変換器15の他方の入力端子には、基準信号Fs
が入力され、レベル変換器15の出力端子が、コンパレ
ータ6の非反転入力端子に接続されている。そして、本
実施の形態では、第1の実施の形態でのVD同期型鋸歯
状波発生回路7Aに代えて、鋸歯状波発生回路7Cが設
けられ、この鋸歯状波発生回路7Cには、垂直駆動信号
Fvdの入力をON/OFFするスイッチ13が接続さ
れている。本実施の形態のその他の部分の構成は、すで
に説明した第1の実施の形態と同一なので、重複する説
明は行なわない。
【0024】本実施の形態では、平面蛍光管2の管電流
が、管電流検出回路16で検出され、レベル変換器15
によつて、管電流が一定になるように、駆動期間T1と
休止区間T2とが調整制御される。このために、本実施
の形態では、電源信号Vinが変動しても、常に平面蛍
光管2の管電流が一定に制御されて、平面蛍光管2から
安定した照明光が液晶表示ユニットに照射され、液晶表
示ユニットが背面から快適に照明される。また、本実施
の形態では、スイッチ13をONすることにより、鋸歯
状波発生回路7Cは、VD同期型鋸歯状波発生回路とし
て作動し、スイッチ13をOFFすることにより、鋸歯
状波発生回路7Cは非同期型鋸歯状波発生回路として作
動する。本実施の形態のその他の動作は、すでに説明し
た第1の実施の形態と同一なので、重複する説明は行な
わない。
【0025】本実施の形態によると、すでに説明した第
1の実施の形態で得られる効果に加えて、管電流検出回
路16によつて、常に平面蛍光管2の管電流が一定にな
るように、駆動信号Fdが出力される駆動区間T1と、
駆動信号Fdの出力が停止される休止区間T2とが制御
されるので、電源信号Vinに変動が許容され、D−D
コンバータが不要になる。
【0026】
【発明の効果】請求項1記載の発明によると、トランス
の一次巻線側にパルス駆動信号供給手段が接続され、こ
のパルス駆動信号供給手段によつて、一定周波数のパル
ス駆動信号が、所定の駆動区間と所定の休止区間とを順
次繰り返して一次巻線に入力され、区間設定手段によっ
て、駆動区間と休止区間とが調整設定され、このパルス
駆動信号に基づいて、トランスの二次側に接続される平
面蛍光管が点灯され、調光操作時にパルス駆動信号のパ
ルス幅とパルス周波数とは一定に保持されるので、平面
蛍光管の広範囲の調光を、トランスの鳴きを発生させる
ことなく安定に行なって消費電力の削減を行なうことが
可能になる。
【0027】請求項2記載の発明によると、請求項1記
載の発明で得られる効果に加えて、制御手段によつて、
平面蛍光管の管電流が一定となるように、区間設定手段
の動作が制御されるので、トランスの一次側に印加され
る電源信号が変動しても、常に平面蛍光管の輝度は一定
に制御され、安定した照明光で液晶表示ユニットが照明
される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の構成を示す回路図
である。
【図2】同実施の形態の駆動信号発生回路の他の例を示
す回路図である。
【図3】本発明の第2の実施の形態の要部の構成を示す
回路図である。
【図4】本発明の第3の実施の形態の構成を示す回路図
である。
【図5】本発明の各実施の形態における駆動信号のタイ
ムチャートである。
【図6】従来の液晶表示ユニットの照明装置の駆動信号
のタイムチャートである。
【符号の説明】
1…トランス、2…平面蛍光管、3…FET、5…AN
D回路、6…コンパレータ、7A…VD同期型鋸歯状波
発生装置、7B、7C…鋸歯状波発生装置、8…駆動信
号発生回路、10…カウンタ、11、12…NAND回
路、14…セットスイッチ、15…レベル変換器、16
…管電流検出回路。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トランスの二次巻線側に平面蛍光管が接
    続され、該平面蛍光管によって、液晶表示ユニットを照
    明する液晶表示ユニットの照明装置であり、 前記トランスの一次巻線側に接続され、前記平面蛍光管
    を点灯させる一定周波数のパルス駆動信号を、所定の駆
    動区間と所定の休止区間とを順次繰り返して、前記一次
    巻線に入力するパルス駆動信号供給手段と、 前記駆動区間及び前記休止区間を調整設定する区間設定
    手段とを有することを特徴とする液晶表示ユニットの照
    明装置。
  2. 【請求項2】 トランスの二次巻線側に平面蛍光管が接
    続され、該平面蛍光管によって、液晶表示ユニットを照
    明する液晶表示ユニットの照明装置であり、 前記トランスの一次巻線側に接続され、前記平面蛍光管
    を点灯させる一定周波数のパルス駆動信号を、所定の駆
    動区間と所定の休止区間とを順次繰り返して、前記一次
    巻線に入力するパルス駆動信号供給手段と、 前記駆動区間及び前記休止区間を調整設定する区間設定
    手段と、 前記平面蛍光管の管電流が一定となるように、前記区間
    設定手段の動作を制御する制御手段とを有することを特
    徴とする液晶表示ユニットの照明装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2004126567A (ja) * 2002-09-04 2004-04-22 Samsung Electronics Co Ltd 液晶表示装置用インバータ
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