JP2001125065A - 蛍光ランプの駆動回路 - Google Patents

蛍光ランプの駆動回路

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JP2001125065A
JP2001125065A JP30580799A JP30580799A JP2001125065A JP 2001125065 A JP2001125065 A JP 2001125065A JP 30580799 A JP30580799 A JP 30580799A JP 30580799 A JP30580799 A JP 30580799A JP 2001125065 A JP2001125065 A JP 2001125065A
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JP
Japan
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pulse
fluorescent lamp
driving circuit
video signal
horizontal
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Application number
JP30580799A
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English (en)
Inventor
Hiroyuki Yagi
裕之 八木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electronic Components Co Ltd
Sanyo Electric Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 液晶表示装置のバックライトとして用いられ
る蛍光ランプにおいて、大きな電力で駆動するためにパ
ルス幅を広げた場合に生じる放電ノイズによる画面表示
の劣化を防止する。 【解決手段】 映像信号に基づいて画面を表示する液晶
表示装置のバックライトに用いられる蛍光ランプの駆動
回路において、映像信号の水平又は垂直同期信号に同期
するパルス電圧を変換するパルス変換部を有し、該パル
ス変換部は変換されたパルス電圧の立ち下がりが前記映
像信号の水平又は垂直ブランキング期間内に生じるよう
に変換することを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、液晶表示装置のバ
ックライトに用いられる蛍光ランプの駆動回路に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】液晶表示装置のバックライトとして用い
られる蛍光ランプには均一な輝度特性が要求され、例え
ば特開昭60−189154号公報等に示されるよう
に、平面型蛍光ランプの構成を工夫することによって輝
度特性の改善が図られている。
【0003】一方、平面型蛍光ランプは、原理的に、放
電時間を数μ秒程度に非常に短くパルス点灯駆動するこ
とによって、均一な輝度特性が得られることが知られて
いる。
【0004】第3図に液晶表示装置等のバックライト用
平面型蛍光ランプをパルス点灯駆動する従来の駆動回路
を示す。
【0005】図3の駆動回路において、先ず(II)に水
平同期信号に同期した、例えば図4(g)のようなパル
ス電圧が印加される。このとき、斯かるパルス電圧
(g)のパルス幅を調節することによって入力電圧を可
変にできる。このパルス電圧からなる信号は、図3の
(D)の部分に示されるバッファ回路を経て、FET
(Q7)のゲートに印加される。即ち、FET(Q7)
は水平同期信号に同期したパルス電圧(g)のオン、オ
フによってスイッチングされる。
【0006】FET(Q7)がオンからオフに反転する
と、一次巻線(l3)の電流が減少し、二次巻線(l
4)に、図4(h)に示すような数百ボルトのフライバ
ック電圧が1〜2μ秒の間発生する。このフライバック
電圧(h)に基づいて蛍光ランプ(L2)は、水平同期
信号に同期したパルス電圧(g)の立ち下がりに同期し
て1〜2μ秒の間だけ放電する。即ち、水平同期信号の
周期約63.5μ秒毎に1〜2μ秒の間だけ放電させる
ことにより、均一な発光を得ている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】近年、液晶表示装置の
大型化に伴うバックライト用平面型蛍光ランプの大型化
や明るい環境下での使用のために輝度を上げることが要
求されており、大きな電力で蛍光ランプの駆動を行う必
要が出てきた。
【0008】大きな電力で蛍光ランプを駆動するには、
パルス電圧(g)のパルス幅を広げなくてはならない。
ところが、蛍光ランプ(L2)は水平同期信号に同期し
たパルス電圧(g)の立ち下がりで放電を開始するた
め、例えば3W以上の電力で駆動する場合、パルス電圧
(g)のパルス幅が広がることによって、その立ち下が
りが水平同期信号のブランキング期間内から外れ、その
結果、フライバック電圧(h)も水平同期信号のブラン
キング期間を超えて蛍光ランプ(L2)を放電させるた
め、放電ノイズが映像に現れるといった画面表示の劣化
が生じる。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するため、映像信号に基づいて画面を表示する液晶表
示装置のバックライトに用いられる蛍光ランプの駆動回
路であって、映像信号の水平又は垂直同期信号に同期す
るパルス電圧を変換するパルス変換部を有し、該パルス
変換部は変換されたパルス電圧の立ち下がりが前記映像
信号の水平又は垂直ブランキング期間内に生じるように
変換することを特徴とする。
【0010】なお、前記パルス変換部には、単安定マル
チバイブレータあるいは遅延回路を用いることができ
る。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明を説
明する。図1は本発明の一実施例を示す回路図であり、
図2は本実施例における各種信号を示すタイミングチャ
ートである。
【0012】先ず、(I)に映像信号の水平同期信号に
同期した、図2(a)に示されるパルス電圧が印加され
る。すると、パルスレベル変換回路として動作する図1
の(A)の部分においてパルス電圧のパルスレベルが1
2Vに変換された後、例えば型番4538のようなロジ
ック集積回路からなる単安定マルチバイブレータ(M
M)の入力端子Bに図2(b)に示されるパルス電圧が
入力される。
【0013】パルス幅調節回路として動作する図1の
(B)の部分では、単安定マルチバイブレータ(MM)
に入力されたパルス電圧(b)の立ち下がりに同期し、
さらに時定数決定用の抵抗(R4)、可変抵抗(VR
1)、コンデンサ(C2)に基づいてパルス幅が所定値
に調整されたパルス電圧が単安定マルチバイブレータ
(MM)の出力端子Q及びQバーから出力される。これ
らのパルス電圧を図2(c)、(d)に示す。
【0014】そして、図1の(C)の部分に示されるF
ETドライブ回路を経て、図2(e)に示されるパルス
電圧がインバータ用のスイッチング素子を形成するFE
T(Q4)のゲートに入力され、このパルス電圧(e)
の立ち下がりに同期して、図2(f)に示されるピーク
電圧900ボルトのパルス電圧が昇圧トランス(T)の
二次巻線(l2)に発生し、蛍光ランプ(L1)が放電
する。
【0015】このとき、単安定マルチバイブレータ(M
M)は同期パルス(a)の立ち上がりによってトリガさ
れるため、本実施例においては、映像信号の水平ブラン
キング期間の前縁に一致する同期パルス(a)の前縁
が、単安定マルチバイブレータ(MM)の出力端子Q及
びQバーから出力されるパルス電圧(c)(d)の後縁
に一致させることができる。そして、時定数決定用の抵
抗(R4)、可変抵抗(VR1)、コンデンサ(C2)
に基づき所望輝度を得るために調整されたパルス幅tの
パルス電圧(e)がFET(Q)のゲートに印加され
る。
【0016】即ち、本実施例では、パルス電圧(e)の
後縁によって生じるフライバック電圧(f)のピーク電
圧が水平ブランキング期間の前縁に同期することとな
る。従って、このフライバック電圧(f)のピーク電圧
は、パルス電圧(e)のパルス幅tに拘わらず1〜2μ
秒であるので、必ず水平ブランキング期間内に納まるこ
とになり、放電ノイズによる画面表示劣化を防止するこ
とが可能となる。
【0017】さらに、斯かる実施例の単安定マルチバイ
ブレータ(MM)の代わりに遅延回路を設け、同期パル
ス(a)の立ち下がりを次の水平ブランキング期間内に
入るように遅延させることによって、この遅延同期パル
ス(a)によって生じるフライバック電圧(h)のピー
ク電圧を水平ブランキング期間内に納まるようにして
も、本実施例と同等の効果が得られる。
【0018】また、本実施例では、フライバック電圧の
ピーク電圧を水平ブランキング期間内に納めることにつ
いて説明したが、垂直ブランキング期間内に納めるよう
にしても同じ効果が得られることは勿論である。
【0019】
【発明の効果】以上の如く、本発明では、平面型蛍光ラ
ンプを大きな電力で駆動する際に、パルス電圧の幅を大
きくしても、フライバック電圧のピーク電圧が必ず水平
ブランキング期間内に納まるので、放電ノイズによる画
面表示の劣化を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す平面型蛍光ランプ駆動
回路の回路図である。
【図2】本発明の一実施例の動作を説明するための各種
信号を示すタイミングチャートである。
【図3】従来の平面型蛍光ランプ駆動回路の回路図であ
る。
【図4】従来の駆動回路の動作を説明するための各種信
号を示すタイミングチャートである。
【符号の説明】
(A) パルスレベル変換回路 (B) パルス幅調節回路 (C) FETドライブ回路 MM 単安定マルチバイブレータ L1 蛍光ランプ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2H093 NC21 NC44 ND40 NE06 3K072 AA01 BA03 BB01 BC07 DD05 GA02 GB04 GC04 HB03 5C006 AA01 AF73 BB11 BB29 BF07 BF29 BF31 BF37 BF46 EA01 FA32 FA33 FA54 5C080 AA10 BB05 DD12 DD17 DD29 EE17 JJ03 JJ04

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 映像信号に基づいて画面を表示する液晶
    表示装置のバックライトに用いられる蛍光ランプの駆動
    回路において、映像信号の水平又は垂直同期信号に同期
    するパルス電圧を変換するパルス変換部を有し、該パル
    ス変換部は変換されたパルス電圧の立ち下がりが前記映
    像信号の水平又は垂直ブランキング期間内に生じるよう
    に変換することを特徴とする蛍光ランプの駆動回路。
  2. 【請求項2】 前記パルス変換部は単安定マルチバイブ
    レータを含むことを特徴とする請求項1記載の蛍光ラン
    プの駆動回路。
  3. 【請求項3】 前記パルス変換部は遅延回路を含むこと
    を特徴とする請求項1記載の蛍光ランプの駆動回路。
  4. 【請求項4】 前記パルス変換部は、前記映像信号の水
    平又は垂直同期信号に同期するパルス電圧のパルス幅を
    も変換することを特徴とする請求項1乃至3記載の蛍光
    ランプの駆動回路。
  5. 【請求項5】 映像信号に基づいて画面を表示する液晶
    表示装置のバックライトに用いられる蛍光ランプの駆動
    回路において、映像信号の水平又は垂直ブランキング期
    間の前縁に同期して立ち下がるパルス電圧を発生させ、
    且つ当該パルス電圧のパルス幅を調整して出力するパル
    ス調整部と、該パルス調整部の出力パルスによって駆動
    されるスイッチング素子と、蛍光ランプと、前記スイッ
    チング素子が一次回路側に接続され、前記蛍光ランプが
    二次回路側に接続された昇圧トランスとを有することを
    特徴とする蛍光ランプの駆動回路。
JP30580799A 1999-10-27 1999-10-27 蛍光ランプの駆動回路 Pending JP2001125065A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100363819C (zh) * 2001-06-25 2008-01-23 乙全科技股份有限公司 使用外电极荧光灯的背光单元
KR100890023B1 (ko) * 2002-09-04 2009-03-25 삼성전자주식회사 액정 표시 장치용 인버터 장치

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Legal Events

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Effective date: 20040406