JPH11242084A - 飾り振り子 - Google Patents

飾り振り子

Info

Publication number
JPH11242084A
JPH11242084A JP4414898A JP4414898A JPH11242084A JP H11242084 A JPH11242084 A JP H11242084A JP 4414898 A JP4414898 A JP 4414898A JP 4414898 A JP4414898 A JP 4414898A JP H11242084 A JPH11242084 A JP H11242084A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pendulum
decorative
pendulums
ball
balls
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4414898A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Ito
伊藤  博
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Rhythm Watch Co Ltd
Original Assignee
Rhythm Watch Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Rhythm Watch Co Ltd filed Critical Rhythm Watch Co Ltd
Priority to JP4414898A priority Critical patent/JPH11242084A/ja
Publication of JPH11242084A publication Critical patent/JPH11242084A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Toys (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 時計体の外観などに変化を与えて興味を持た
せるため、単純な構造ではあっても、従来と異なる動作
を見せることができる時計体の振り子を提供する。 【解決手段】 各振り子31,35の飾り玉33,37が相互に接
近するように2個の振り子31,35を吊り下げた飾り振り
子20であって、両振り子31,35の揺動面を同一平面とす
ると共に、2個の振り子31,35の各飾り玉33,37には、各
々対向する位置に同極を有する反発磁石45を固着した時
計用の飾り振り子20とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、アナログ式の置き
時計又は掛け時計の振り子に関し、尚詳しくは、飾り振
り子に関するものである。
【0002】
【従来の技術】今日、置き時計や掛け時計などのアナロ
グ式時計体では、水晶発振器やステップモータなどによ
り指針を駆動し、常に正確な時刻を表示することが可能
とされている。このような、水晶発振器を使用する時計
体では、旧来の機械式時計体で使用されていた振り子は
不要である。しかし、置き時計や掛け時計では、装飾体
の一種として振り子などの可動部を設ける時計体も数多
く用いられている。
【0003】この装飾体の一種として使用される飾り振
り子は、図7に示すように、文字板11の下方に装飾窓13
を設けると共に、この装飾窓13を通して見えるように飾
り振り子20としての振り子を設け、旧来の機械式時計と
同様の外観とされるものがある。そして、この飾り振り
子20は、振り子軸21の上端を左右にのみ揺動可能に支持
し、飾り振り子20の飾り玉22に揺動磁石24としての永久
磁石を取り付け、例えば飾り振り子20の背景となる背板
17に揺動コイル25としての電磁石を取り付けるものであ
る。
【0004】更に、図示していない電磁駆動回路を時計
体10に設け、揺動磁石23が揺動コイル25の近くを通過す
るとき、揺動コイル25の発電コイルに誘導電圧を発生さ
せ、この誘導電圧に基づいて電磁駆動回路により揺動コ
イル25の駆動コイルに電流を流し、飾り振り子20の揺動
に合わせて揺動磁石23に吸引反発力を与えるようにして
いる。
【0005】このように、揺動コイル25によって僅かな
吸引反発力を揺動磁石23に与え、飾り振り子20の揺動が
減衰することを防止して飾り振り子20の揺動を持続させ
ているものである。尚、揺動磁石24は、飾り玉22に取り
付ける場合に限るものでなく、振り子軸などの飾り振り
子20の適宜箇所に取り付け、揺動磁石24の位置に合わせ
て揺動コイル25を背板17などに取り付けるものである。
【0006】又、装飾体の動きをより面白く見せるた
め、単一の振り子ではなく、2個の振り子を揺動させる
ものもある。この2個の振り子により構成される飾り振
り子20は、図8及び図9に示すように、装飾窓13の内部
に同一形状の飾り玉33,37を有する2個の振り子31,35を
僅かに前後にずらせて吊り下げ、第1振り子31と第2振
り子35とを半周期ずらせて左右に揺動させるものである
(例えば実開昭61−46494号)。
【0007】このように、2個の振り子31,35を半周期
ずらせて揺動させる飾り振り子20は、第1振り子31が右
に揺れるときに第2振り子35が左に揺れ、2つの振り子
31,35が中央で交差するように揺動するものであり、両
振り子31,35の前後差を小さく設定しているため、面白
味のある動きとしてみせることができるものである。更
に、2個の振り子を用いた時計用装飾体としては、図1
0に示すように、2個の重錘27を衝突させるように吊り
下げるものがある。
【0008】この飾り振り子20は、透明なケース29など
の内部に重錘27を吊り下げるように支持し、又、重錘27
の揺動を持続させるためには磁石を用いずに、ケース29
内に組み込んだ電極28によって高電圧の静電気を重錘27
に帯電させることとし、重錘27が衝突する際に静電気に
よる吸引力を2つの重錘27の間に生じさせ、衝突により
両重錘27の静電気を中和させることを繰り返すものもあ
る(例えば実公昭61−39990号)。
【0009】尚、この2つの重錘27を衝突させる飾り振
り子20は、一定周期の単調な衝突音を発音させるもので
ある。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】前述のように、水晶発
振器やステップモータを用いるアナログ式の時計体は、
飾り振り子などの動きのある装飾体を設け、この装飾体
を作動させることにより時計体が作動していることを明
示すると共に、その動作を見せて安心感と面白味とを与
えることとしている。
【0011】又、デジタル表示式の時計体においても、
単に時刻を表示するだけでなく、装飾体を作動させて面
白味を与えている。しかし、飾り振り子による左右への
単調な揺動だけでは、装飾体の動きとして面白味が不足
することがある。又、時計用の装飾体としては、時計体
の外観及び装飾体の動作などに変化を与えて興味を持た
せるため、単純な構造ではあっても、従来にない装飾体
の動きなどが要望されている。
【0012】本発明は、このような要望に答え、装飾体
である飾り振り子の動きとして、従来と異なる動作を見
せることができるアナログ式時計体に適した飾り振り子
を提供するものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は、各振り子の飾
り玉が相互に接近するように2個の振り子を吊り下げた
飾り振り子であって、両振り子の揺動面を同一平面とす
ると共に、各飾り玉には、各々対向する位置に同極を有
する反発磁石を固着した時計用の飾り振り子とするもの
である。
【0014】このように、飾り玉を接近するように且つ
両振り子の揺動面を同一平面として2個の振り子を吊り
下げた飾り振り子は、両振り子を揺らすに際し、左方に
揺れた一方の振り子が鉛直位置に達したとき、他方の振
り子を右方に弾き出して停止し、右方に揺れた振り子が
鉛直位置に戻ったとき、停止していた振り子を左方に弾
き出すようにして停止させることができる。
【0015】従って、振り子を1つづつ揺らすことによ
り2つの振り子で左右への連続した揺動をさせることが
できる。又、両飾り玉の接近して対向する位置には反発
磁石を固着しているから、各振り子の飾り玉が機械的に
衝突することを防止し、動作としては両振り子の飾り玉
が衝突するように見せつつ、磁石の反発力により相互に
衝突させることなく動きを伝達することができ、飾り玉
の衝突音の発生を防止し、無音で左右への揺動を行う飾
り振り子とすることができる。
【0016】そして、本発明としては、2つの振り子は
同形色違いの飾り玉又は異形の飾り玉を有し、鉛直静止
位置では遮蔽部の裏に各振り子が位置する飾り振り子と
することがある。従って、衝突音を発することなく2つ
の振り子の間で動作が伝達されて遮蔽部から弾き出され
る両振り子の動作が一連に連続することにより、1つの
振り子が遮蔽部を通過するように見せることができ、同
形色違いの飾り玉の場合は、遮蔽部を通過する瞬間に振
り子の色が変化したように見せることができる。又、異
形の飾り玉の場合は、遮蔽部を通過する瞬間に振り子の
形が変化したように見せることができる。
【0017】
【発明の実施の形態】本発明に係る飾り振り子の実施の
形態は、図1に示すように、文字板11の下方に装飾窓13
を設けて2個の振り子31,35を吊り下げた飾り振り子20
とするものである。この2個の振り子31,35とされる第
1振り子31と第2振り子35は、図1及び図2に示すよう
に、同一外観を有する形状とするものである。又、第1
振り子31及び第2振り子35は、各々第1振り子軸31と第
2振り子軸36とをもって支持ピン41に取り付け、第1振
り子31の飾り玉である第1飾り玉33と第2振り子35の飾
り玉である第2飾り玉37とを各々支持ピン41の鉛直下方
に垂下させたとき、第1飾り玉33と第2飾り玉37とが接
触するように接近させて支持ピン41に第1振り子31と第
2振り子35とを取り付けるものである。
【0018】更に、各支持ピン41により第1振り子31と
第2振り子35とを支持するに際し、各振り子31,35を各
々左右にのみ容易に揺動するように支持すると共に、第
1振り子31の揺動面と第2振り子35の揺動面とが同一平
面となるように支持するものである。尚、第1飾り玉33
及び第2飾り玉37は、球形状とする場合や厚肉円板形状
とする場合がある。
【0019】このように、第1振り子31と第2振り子35
とを左右に揺動可能としつつ単一の揺動平面を有するよ
うに第1振り子31と第2振り子35とを支持すると共に、
各振り子31,35の各振り子軸32,36を各々略鉛直とする状
態で両振り子31,35の飾り玉33,37が相互に接触するよう
に各振り子31,35を接近させて支持しているから、第1
振り子31を一旦傾けて自由振動を生じさせると、図3に
模式的に示すように、第1飾り玉33が支持ピン41である
支持点42の真下に達して第2飾り玉37に衝突すると、第
1飾り玉33の運動が停止して第2飾り玉37が第1飾り玉
33の衝突直前の速度と略同一の速度で弾き出されること
になる。
【0020】そして、第2飾り玉37が自由振動により支
持ピン41である支持点42の真下に戻って第1飾り玉33に
衝突すると、第2飾り玉37の運動が停止して第1飾り玉
33が第2飾り玉37の衝突直前の速度と略同一の速度で弾
き出されることになる。又、この実施の形態では、相互
に両飾り玉33,37が接触するように2個の振り子31,35を
吊り下げると共に、各飾り玉33,37には、相互に接触す
る対向位置に各々反発磁石45を埋設しているものであ
る。
【0021】この反発磁石45は、第1飾り玉33に埋設さ
れる反発磁石45と第2飾り玉37に埋設される反発磁石45
との相互に近接する端面を同極として各々永久磁石を各
飾り玉33,37に固定するものである。このため、第1振
り子31と第2振り子35とは、静止状態では第1飾り玉33
と第2飾り玉37との間に間隙を生じさせるように第1飾
り玉33と第2飾り玉37とを僅かに離し、両振り子軸32,3
6を傾斜させた状態で支持ピン41から吊り下がるように
して支持ピン41に支持されるものである。
【0022】又、一方の飾り玉である第2飾り玉37に
は、反発磁石45の他に揺動磁石24も取り付け、第2振り
子35を静止位置に静止させたとき、この揺動磁石24の近
接位置に揺動コイル25を設けている。従って、この飾り
振り子20では、第1振り子31が揺動して第1振り子31の
第1飾り玉33が第2振り子35の第2飾り玉37に衝突しよ
うとしたとき、対向する位置に同極を有するようにして
第1飾り玉33に埋設した永久磁石である反発磁石45と第
2飾り玉37に埋設した永久磁石である反発磁石45との間
に反発力が生じ、第1飾り玉33と第2飾り玉37とが機械
的な直接衝突をすることなく、第1飾り玉33が第2飾り
玉37の直近まで接近したときに第2飾り玉37が弾かれ、
第1飾り玉33を支持ピン41の鉛直下方に位置させるよう
にして第1振り子31の揺動を停止させると共に、第2振
り子35を弾き出して揺らすことができる。
【0023】又、第2振り子35の飾り玉が支持ピン41の
真下に戻ってくるとき、同様に両反発磁石45の反発力に
より、相互に機械的な直接衝突をすることなく第1飾り
玉33を弾き出し、第2振り子35を停止させて第1振り子
31を揺らすことができる。このため、第1振り子31と第
2振り子35との2つの振り子が、機械的な衝突音を発生
することなく他方の振り子を弾き出すようにして、2つ
の振り子31,35で一連の揺動を行うことになる。
【0024】従って、この飾り振り子20では、一定周期
の雑音となる衝突音を生じさせず、従来にない面白味の
ある飾り振り子20の動作を見せることができる。そし
て、この第1振り子31と第2振り子35による飾り振り子
20の運動を持続させるため、第2飾り玉37が弾き出され
たとき、揺動コイル25の内の駆動コイルに電流を流して
揺動磁石24に反発力を追加したり、又、第2飾り玉37が
支持ピン41の下に戻ってくるときに揺動コイル25の内の
駆動コイルに電流を流して揺動磁石24に吸引力を与える
ことにより第2飾り玉37の戻り速度を加速させることに
より、第1振り子31や第2振り子35の揺動が減衰して停
止することを防止している。
【0025】尚、揺動コイル25の内の駆動コイルに電流
を流して揺動磁石24に吸引及び反発力を与えることによ
り、第1振り子31や第2振り子35の揺動が減衰停止する
ことを防止することもある。このように、この飾り振り
子20では、第1振り子31の飾り玉33と第2振り子35の飾
り玉37とが直接に衝突することなく、機械的な衝突音を
発することなしに2つの振り子31,35が衝突したときと
同様に作動し、第1振り子31が左方に、第2振り子35が
右方に揺動し、両振り子31,35による一連の連続した揺
動を減衰停止させることなく維持することができるもの
である。
【0026】従って、機械的な衝突音を発生させない飾
り振り子20であるから、アナログ式時計の振り子として
違和感を与えることがなく、反発磁石45を取り付けた2
つの振り子31,35を接触させるように取り付ける単純な
構造であっても、従来にない面白味のある動きを見せる
ことができる飾り振り子20とすることができるものであ
る。
【0027】又、他の実施の形態としては、図4に示す
ように、一つの球形状又は円板形状を略2等分する第1
飾り玉33と第2飾り玉37とした第1振り子31及び第2振
り子35による飾り振り子20とするものである。このよう
に、第1飾り玉33と第2飾り玉37とを合わせて一つの球
形状又は円板形状とし、両飾り玉33,37の接触部分を広
げたときは、反発磁石45の取付位置を両飾り玉33,37の
接触部分にして各飾り玉33,37の最下点とすることがで
きる。
【0028】従って、この反発磁石45の運動軌跡の近く
に揺動コイル25を設け、一方の飾り玉に設けた反発磁石
45を揺動磁石24として利用することにより、飾り振り子
20の運動を停止させることなく持続させるようにするこ
とができる。尚、反発磁石45と揺動磁石24とを個別の永
久磁石として一方の振り子に取り付ける場合は、揺動磁
石24の取付位置は飾り玉に取り付ける場合のみでなく、
振り子軸など、第1振り子31又は第2振り子35の適宜位
置に取り付ければ足りるものである。
【0029】又、両飾り玉33,37の形状は、球形状や円
板形状に限るものでなく、図5に示すように、各々振り
子軸32,36と直交する軸線を有する円柱形状とする場合
の他、厚肉平板状の矩形又は多角形などとすることもあ
る。そして、この飾り振り子20を時計体10に組み込むに
際しては、図1に示したように、第1振り子31と第2振
り子35とが常に見えるように時計体10に組み込む場合の
みでなく、第1振り子31と第2振り子35とを同形としつ
つ色違いの飾り玉とし、図6に示すように、遮蔽部15を
設けて装飾窓を2分し、2つの装飾窓13,14を設けて支
持ピン41から垂下した静止位置の第1振り子31や第2振
り子35が時計体10の正面からは見えないように隠して第
1振り子31や第2振り子35を支持ピン41に取り付けるこ
ともある。
【0030】この遮蔽部15を時計体10に設ける時計用の
飾り振り子20では、静止位置から弾き出された第1振り
子31を一方の装飾窓13から見せ、又、第2振り子35の動
きを他方の装飾窓14から見せることができ、飾り振り子
20の動きとしては、第1振り子31の動きと第2振り子35
の動きとが連続しているように見え、一つの振り子が2
つの装飾窓13,14に現れているように見せることがで
き、両装飾窓13,14の中間である遮蔽部15を通過した瞬
間に振り子の色が変化したような錯覚を起こさせること
ができる。
【0031】又、第1振り子31と第2振り子35とには、
重量が略同じであって形状の異なる第1飾り玉33と第2
飾り玉37とを設け、遮蔽部15により支持ピン41から垂下
した静止位置の第1振り子31や第2振り子35が時計体10
の正面からは見えないように隠して第1振り子31や第2
振り子35を支持ピン41に取り付けることもある。この場
合は、静止位置から弾き出された第1振り子31を一方の
装飾窓13から見せ、又、第2振り子35の動きを他方の装
飾窓14から見せることができ、飾り振り子20の動きとし
ては、第1振り子31の動きと第2振り子35の動きとが連
続しているように見え、両装飾窓13,14の中間である遮
蔽部15を通過した瞬間に振り子の形が変化したような錯
覚を起こさせることができる。
【0032】尚、第1振り子31の第1飾り玉33と第2振
り子35の第2飾り玉37とを異形とするに際し、第1振り
子31の重心位置と第2振り子35の重心位置とは合わせて
おけば、第1振り子31の揺動幅や揺動速度と第2振り子
35の揺動幅や揺動速度とが一致し、連続した動きに見え
易く、第1振り子31の重心位置と第2振り子35の重心位
置とを合わせておくことが好ましい。
【0033】尤も、重さや重心位置を変化させ、第1振
り子31と第2振り子35との揺動幅や揺動速度を変化させ
ることもある。又、第1飾り玉33と第2飾り玉37とを異
形とするに際し、合わせて色も換えることがある。
【0034】
【発明の効果】請求項1に係る本発明は、飾り玉が相互
に接近するように2個の振り子を吊り下げた飾り振り子
であって、両振り子の揺動面を同一平面とすると共に、
2個の振り子の各飾り玉には、各々対向する位置に同極
を有する反発磁石を固着した時計用の飾り振り子とする
ものである。
【0035】従って、機械的な衝突音を発することなく
2つの振り子で連続した一連の動きをする時計体の飾り
振り子であって、従来に無い振り子の動きを見せること
ができる。又、請求項2に係る本発明は、2つの振り子
は、各々同形にして色違いの飾り玉を又は異形の飾り玉
を有し、鉛直静止位置では遮蔽部の裏に各振り子が位置
する請求項1に記載した時計用の飾り振り子とするもの
である。
【0036】従って、色違いの飾り玉では遮蔽部を通過
した瞬間に振り子の色が変化したような錯覚を生じさ
せ、又、異形の飾り玉では遮蔽部を通過した瞬間に振り
子の形が変化したような錯覚を生じさせ、従来にない面
白味のある振り子の動きを見せることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る飾り振り子を備えた時計体を示す
正面図。
【図2】本発明に係る飾り振り子の第1の実施の形態を
示す図。
【図3】本発明に係る飾り振り子の動作を示す模式図。
【図4】本発明に係る飾り振り子の第2の実施の形態を
示す図。
【図5】本発明に係る飾り振り子の第3の実施の形態を
示す図。
【図6】本発明に係る飾り振り子を備えた時計体の他の
例を示す正面図。
【図7】従来の飾り振り子を備えた時計体の一例を示す
正面図。
【図8】従来の飾り振り子を備えた時計体の第2例を示
す正面図。
【図9】従来の飾り振り子を備えた時計体の第2例を示
す正面図。
【図10】従来の飾り振り子を備えた時計体の第3例を
示す正面図。
【符号の説明】
10 時計体 11 文字板 13,14 装飾窓 15 遮蔽部 17 背板 20 飾り振り子 21 振り子軸 22 飾り玉 24 揺動磁石 25 揺動コイル 27 重錘 28 電極 29 ケース 31 第1振り子 32 第1振り子軸 33 第1飾り玉 35 第2振り子 36 第2振り子軸 37 第2飾り玉 41 支持ピン 42 支持点 45 反発磁石

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 各振り子の飾り玉が相互に接近するよう
    に2個の振り子を吊り下げた飾り振り子であって、両振
    り子の揺動面を同一平面とすると共に、2個の振り子の
    各飾り玉には、各々対向する位置に同極を有する反発磁
    石を固着したことを特徴とする時計用の飾り振り子。
  2. 【請求項2】 2個の振り子は、各々同形にして色違い
    の飾り玉又は各々異形の飾り玉を有し、両振り子の鉛直
    静止位置では遮蔽部の裏に各振り子が位置することを特
    徴とする請求項1に記載した時計用の飾り振り子。
JP4414898A 1998-02-26 1998-02-26 飾り振り子 Pending JPH11242084A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4414898A JPH11242084A (ja) 1998-02-26 1998-02-26 飾り振り子

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4414898A JPH11242084A (ja) 1998-02-26 1998-02-26 飾り振り子

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11242084A true JPH11242084A (ja) 1999-09-07

Family

ID=12683558

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4414898A Pending JPH11242084A (ja) 1998-02-26 1998-02-26 飾り振り子

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH11242084A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2022191179A (ja) * 2021-06-15 2022-12-27 モントレー ブレゲ・エス アー 特に計時器のための、打撃アクチュエートシステムを備えるマイクロメカニカル機構

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2022191179A (ja) * 2021-06-15 2022-12-27 モントレー ブレゲ・エス アー 特に計時器のための、打撃アクチュエートシステムを備えるマイクロメカニカル機構

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2000284730A (ja) 振り子駆動装置
US4613236A (en) Double pendulum clock
JPH11242084A (ja) 飾り振り子
US5377433A (en) Dynamic artwork display
EP1125618A1 (en) Toy with movement means
JP3389458B2 (ja) 飾り振り子装置及び飾り振り子装置付き時計
US5822277A (en) Long period pendulum apparatus
JP3231678U (ja) ペア人形
KR830001583Y1 (ko) 광고 장식용 율동장치
US3762155A (en) Simulated pendulum clock
JPH073355Y2 (ja) 時計などの可動飾り装置
JPH11242082A (ja) 飾り振り子
JPH11188184A (ja) 装飾装置
JPS628546Y2 (ja)
JPS5826717Y2 (ja) エイキユウジシヤクニヨルガングブランコノ オオフクユウドウソウチ
JPS6157880A (ja) 二連振子時計
CN211123638U (zh) 一种动感磁粉装饰时钟
JPS61274288A (ja) 振り子時計
JP3203511U (ja) 装身具、およびそれを備えた装身具セット
JP2506132Y2 (ja) からくり時計用人形
JPH019030Y2 (ja)
JPS628550Y2 (ja)
JPS6231901Y2 (ja)
US5197044A (en) Low energy animated time piece
JP3203511U7 (ja)