JPH112417A - 暖房機 - Google Patents
暖房機Info
- Publication number
- JPH112417A JPH112417A JP16786797A JP16786797A JPH112417A JP H112417 A JPH112417 A JP H112417A JP 16786797 A JP16786797 A JP 16786797A JP 16786797 A JP16786797 A JP 16786797A JP H112417 A JPH112417 A JP H112417A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tube
- panel
- heat
- temperature
- heater
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02B—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
- Y02B30/00—Energy efficient heating, ventilation or air conditioning [HVAC]
- Y02B30/12—Hot water central heating systems using heat pumps
Landscapes
- Central Heating Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 安全性が高くかつ輻射パネルの温度の立上り
の早い輻射式の暖房機を提供する。 【解決手段】 ヒートチューブ１１で構成したパネル３
を基部内蔵の小型バーナー１５で加熱し、パネル全体を
所定の温度まで昇温させて輻射により室内を暖房する。
燃焼ガスはパネル３と温度交換をして危険のない温度ま
で低下した後パネル背面上部の排気出口９から排出され
る。
の早い輻射式の暖房機を提供する。 【解決手段】 ヒートチューブ１１で構成したパネル３
を基部内蔵の小型バーナー１５で加熱し、パネル全体を
所定の温度まで昇温させて輻射により室内を暖房する。
燃焼ガスはパネル３と温度交換をして危険のない温度ま
で低下した後パネル背面上部の排気出口９から排出され
る。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、輻射式の暖房機に
関する。特には、安全性が高くかつ輻射パネルの温度の
立上りの早い暖房機に関する。
関する。特には、安全性が高くかつ輻射パネルの温度の
立上りの早い暖房機に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来より一般的に使用されてきた家庭用
ガス暖房器具としては、以下のようなものがある。 （１）赤外線ストーブ：セラミック製のシュバンクバー
ナーでガスを燃焼させ、バーナー表面からの輻射と対流
で暖房を行うものである。この赤外線ストーブの一般的
な輻射変換効率は約２０％である。
ガス暖房器具としては、以下のようなものがある。 （１）赤外線ストーブ：セラミック製のシュバンクバー
ナーでガスを燃焼させ、バーナー表面からの輻射と対流
で暖房を行うものである。この赤外線ストーブの一般的
な輻射変換効率は約２０％である。
【０００３】（２）ガスファンヒーター：機内にファン
を有するガス暖房器具であって、ブンゼンバーナーでガ
スを燃焼させ、高温の燃焼ガスを室内空気で希釈させて
所定の温度の温風を作り室内に送り出す方式を取ってい
る。 （３）パネル型の輻射式暖房機：パネル型の輻射式暖房
機としては温水循環式（セントラルヒーティング）や電
気または石油式のパネルヒーターがある。
を有するガス暖房器具であって、ブンゼンバーナーでガ
スを燃焼させ、高温の燃焼ガスを室内空気で希釈させて
所定の温度の温風を作り室内に送り出す方式を取ってい
る。 （３）パネル型の輻射式暖房機：パネル型の輻射式暖房
機としては温水循環式（セントラルヒーティング）や電
気または石油式のパネルヒーターがある。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】上述の暖房機には、そ
れぞれ次のような問題点があった。 （１）赤外線ストーブ：バーナーが表面に出ているた
め、使用者が不用意にバーナーに触れた場合に火傷の危
険がある。 （２）ファンヒーター：ある程度早い流速の温風が室内
に吹き出して使用者に当たるので、温風を嫌う人にとっ
ては快適性が低い。
れぞれ次のような問題点があった。 （１）赤外線ストーブ：バーナーが表面に出ているた
め、使用者が不用意にバーナーに触れた場合に火傷の危
険がある。 （２）ファンヒーター：ある程度早い流速の温風が室内
に吹き出して使用者に当たるので、温風を嫌う人にとっ
ては快適性が低い。
【０００５】（３）セントラルヒーティング式のパネル
ヒーター：暖房開始時の温度の立ち上りが遅く、かつ施
工コストが高いため既築住宅への導入は難しい。さら
に、一部の部屋のみを暖房するにはエネルギーロスが多
い。 （４）電気式および石油式パネルヒーター：ランニング
コストが高く、燃焼時に臭いが出る。
ヒーター：暖房開始時の温度の立ち上りが遅く、かつ施
工コストが高いため既築住宅への導入は難しい。さら
に、一部の部屋のみを暖房するにはエネルギーロスが多
い。 （４）電気式および石油式パネルヒーター：ランニング
コストが高く、燃焼時に臭いが出る。
【０００６】本発明は、このような問題点に鑑みてなさ
れたもので、安全性が高くかつ輻射パネルの温度の立上
りの早い輻射式の暖房機を提供することを目的とする。
れたもので、安全性が高くかつ輻射パネルの温度の立上
りの早い輻射式の暖房機を提供することを目的とする。
【０００７】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明の暖房機は、ヒートチューブの付設された輻
射パネルと、ヒートチューブの一部を加熱する手段と、
を具備することを特徴とする。
め、本発明の暖房機は、ヒートチューブの付設された輻
射パネルと、ヒートチューブの一部を加熱する手段と、
を具備することを特徴とする。
【０００８】ヒートチューブは、高温側の熱を低温側に
伝達する熱輸送体である。周知のように、このヒートチ
ューブは密閉された中空管内部にアルコールや水等の作
動流体を封入したものであり、この作動流体の蒸発と凝
縮によって高温側の熱を低温側に伝達するものである。
通常、ヒートチューブでは、凝縮した作動流体の高温側
への還流は重力によって行われている。本発明では、こ
のヒートチューブを用いて効率的に暖房を行う。
伝達する熱輸送体である。周知のように、このヒートチ
ューブは密閉された中空管内部にアルコールや水等の作
動流体を封入したものであり、この作動流体の蒸発と凝
縮によって高温側の熱を低温側に伝達するものである。
通常、ヒートチューブでは、凝縮した作動流体の高温側
への還流は重力によって行われている。本発明では、こ
のヒートチューブを用いて効率的に暖房を行う。
【０００９】
【発明の実施の形態】本発明においては、上記加熱手段
が、小型ガスバーナーであり、上記輻射パネルが暖房機
の本体を兼ねており、上記ガスバーナーの排気を放出す
る排気口が輻射パネルの背面上部に設けられていること
が好ましい。
が、小型ガスバーナーであり、上記輻射パネルが暖房機
の本体を兼ねており、上記ガスバーナーの排気を放出す
る排気口が輻射パネルの背面上部に設けられていること
が好ましい。
【００１０】このような暖房機では、ヒートチューブで
構成されたパネルを、基部に内蔵した小型バーナーで加
熱し、パネル全体を所定の温度まで昇温させて輻射によ
り室内を暖房する。燃焼ガスはパネルと温度交換をして
危険のない温度まで低下した後、パネル背面上部の排気
出口から排出される。
構成されたパネルを、基部に内蔵した小型バーナーで加
熱し、パネル全体を所定の温度まで昇温させて輻射によ
り室内を暖房する。燃焼ガスはパネルと温度交換をして
危険のない温度まで低下した後、パネル背面上部の排気
出口から排出される。
【００１１】以下、図面を参照つつ説明する。図１は、
本発明の１実施例に係る開放型輻射式の暖房機の外観を
示す図である。（Ａ）は正面図、（Ｂ）は側面図であ
る。図２は、図１の暖房機の内部構造を示す断面図であ
る。（Ａ）は正面断面図、（Ｂ）は側面断面図である。
本発明の１実施例に係る開放型輻射式の暖房機の外観を
示す図である。（Ａ）は正面図、（Ｂ）は側面図であ
る。図２は、図１の暖房機の内部構造を示す断面図であ
る。（Ａ）は正面断面図、（Ｂ）は側面断面図である。
【００１２】この暖房機１の正面は、垂直面において広
がる輻射パネル３となっている。輻射パネル３の内側に
は、多数のヒートチューブ１１が敷設されている。ヒー
トチューブ１１内の加熱された媒体の熱は、輻射パネル
３を介して室内に放出され、室内を暖房する。輻射パネ
ル３の下は、暖房機のベース構造体である基部７となっ
ている。基部７内には、後述するガスバーナー１５等が
納められている。
がる輻射パネル３となっている。輻射パネル３の内側に
は、多数のヒートチューブ１１が敷設されている。ヒー
トチューブ１１内の加熱された媒体の熱は、輻射パネル
３を介して室内に放出され、室内を暖房する。輻射パネ
ル３の下は、暖房機のベース構造体である基部７となっ
ている。基部７内には、後述するガスバーナー１５等が
納められている。
【００１３】ヒートチューブ１１は、暖房機１内の底部
を横に延びる横行管１１ｂと、この横行管から上に立上
る多数の立上り管１１ａとからなる。ヒートチューブ
は、高温側の熱を低温側に伝達する熱輸送体である。こ
のヒートチューブは密閉された中空管内部にアルコール
や水等の作動流体を封入したものであり、この作動流体
の蒸発と凝縮によって高温側の熱を低温側に伝達するも
のである。本実施例の暖房機においては、凝縮した作動
流体の高温側への還流は重力によって行われている。
を横に延びる横行管１１ｂと、この横行管から上に立上
る多数の立上り管１１ａとからなる。ヒートチューブ
は、高温側の熱を低温側に伝達する熱輸送体である。こ
のヒートチューブは密閉された中空管内部にアルコール
や水等の作動流体を封入したものであり、この作動流体
の蒸発と凝縮によって高温側の熱を低温側に伝達するも
のである。本実施例の暖房機においては、凝縮した作動
流体の高温側への還流は重力によって行われている。
【００１４】ヒートチューブ横行管の一端部の下には、
ガスバーナー１５が配置されている。このガスバーナー
１５には、ガスチューブ５が接続されている。ガスバー
ナー１５の火炎１３及び燃焼ガスによりヒートチューブ
横行管１１ｂ及び立上り管１１ａの裏側が加熱される。
つまり、ヒートチューブ１１で構成したパネル３を基部
内蔵の小型バーナー１５で加熱し、パネル全体を所定の
温度まで昇温させて輻射により室内を暖房する。燃焼ガ
スはパネル３と温度交換をして危険のない温度まで低下
した後パネル背面上部の排気出口９から排出される。
ガスバーナー１５が配置されている。このガスバーナー
１５には、ガスチューブ５が接続されている。ガスバー
ナー１５の火炎１３及び燃焼ガスによりヒートチューブ
横行管１１ｂ及び立上り管１１ａの裏側が加熱される。
つまり、ヒートチューブ１１で構成したパネル３を基部
内蔵の小型バーナー１５で加熱し、パネル全体を所定の
温度まで昇温させて輻射により室内を暖房する。燃焼ガ
スはパネル３と温度交換をして危険のない温度まで低下
した後パネル背面上部の排気出口９から排出される。
【００１５】本実施例の暖房機は、上述のように構成さ
れており輻射式のため、マイルドな暖房感が得られ、快
適性が高い。また、ヒートチューブ式のため、パネルの
温度の立ち上がりが速く、さらにデザインの自由度も高
い。また、排気ガスはヒートチューブと温度交換するた
め低い温度に抑えられ、安全性が高い。さらに、部品点
数が少なく、可動部分がほとんど無いため、耐久性・信
頼性が高い。
れており輻射式のため、マイルドな暖房感が得られ、快
適性が高い。また、ヒートチューブ式のため、パネルの
温度の立ち上がりが速く、さらにデザインの自由度も高
い。また、排気ガスはヒートチューブと温度交換するた
め低い温度に抑えられ、安全性が高い。さらに、部品点
数が少なく、可動部分がほとんど無いため、耐久性・信
頼性が高い。
【００１６】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の暖房機は、ヒートチューブの付設された輻射パネル
と、ヒートチューブの一部を加熱する手段とを具備する
ので、開放型の簡易な輻射暖房を実現し、室内の温熱環
境の快適性を向上でき、開放型ガス暖房器具の安全性・
信頼性の一層の向上を図ることができる。
の暖房機は、ヒートチューブの付設された輻射パネル
と、ヒートチューブの一部を加熱する手段とを具備する
ので、開放型の簡易な輻射暖房を実現し、室内の温熱環
境の快適性を向上でき、開放型ガス暖房器具の安全性・
信頼性の一層の向上を図ることができる。
【図１】本発明の１実施例に係る開放型輻射式の暖房機
の外観を示す図である。（Ａ）は正面図、（Ｂ）は側面
図である。
の外観を示す図である。（Ａ）は正面図、（Ｂ）は側面
図である。
【図２】図１の暖房機の内部構造を示す断面図である。
（Ａ）は正面断面図、（Ｂ）は側面断面図である。
（Ａ）は正面断面図、（Ｂ）は側面断面図である。
１ 暖房機 ３ 輻射パネル ５ ガスチューブ ７ 基部 ９ 排気出口 １１ ヒートチュー
ブ １３ 火炎 １５ ガスバーナ
ー
ブ １３ 火炎 １５ ガスバーナ
ー
Claims (4)
- 【請求項１】 ヒートチューブの付設された輻射パネル
と、 ヒートチューブの一部を加熱する手段と、 を具備することを特徴とする暖房機。 - 【請求項２】 上記加熱手段が、小型ガスバーナーであ
ることを特徴とする請求項１記載の暖房機。 - 【請求項３】 上記輻射パネルが暖房機の本体を兼ねて
いることを特徴とする請求項１記載の暖房機。 - 【請求項４】 上記ガスバーナーの排気を放出する排気
口が輻射パネルの背面上部に設けられていることを特徴
とする請求項２記載の暖房機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16786797A JPH112417A (ja) | 1997-06-11 | 1997-06-11 | 暖房機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16786797A JPH112417A (ja) | 1997-06-11 | 1997-06-11 | 暖房機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH112417A true JPH112417A (ja) | 1999-01-06 |
Family
ID=15857560
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16786797A Pending JPH112417A (ja) | 1997-06-11 | 1997-06-11 | 暖房機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH112417A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US10502104B2 (en) | 2014-05-21 | 2019-12-10 | Castrol Limited | Fluid system |
-
1997
- 1997-06-11 JP JP16786797A patent/JPH112417A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US10502104B2 (en) | 2014-05-21 | 2019-12-10 | Castrol Limited | Fluid system |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20040325 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040420 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040817 |