JPH11237323A - 塗抹標本作製方法および装置 - Google Patents
塗抹標本作製方法および装置Info
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- JPH11237323A JPH11237323A JP10078248A JP7824898A JPH11237323A JP H11237323 A JPH11237323 A JP H11237323A JP 10078248 A JP10078248 A JP 10078248A JP 7824898 A JP7824898 A JP 7824898A JP H11237323 A JPH11237323 A JP H11237323A
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01N—INVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
- G01N1/00—Sampling; Preparing specimens for investigation
- G01N1/28—Preparing specimens for investigation including physical details of (bio-)chemical methods covered elsewhere, e.g. G01N33/50, C12Q
- G01N1/2813—Producing thin layers of samples on a substrate, e.g. smearing, spinning-on
-
- G—PHYSICS
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- G01N1/31—Apparatus therefor
- G01N1/312—Apparatus therefor for samples mounted on planar substrates
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 塗抹標本を短時間で安定して染色に適する状
態にすることができる塗抹標本乾燥方法および装置を提
供すること。 【解決手段】 染色処理する前の塗抹標本を、メチルア
ルコールに短時間浸漬したのち引き上げて送風しその塗
抹標本に付着している液体成分を蒸発、乾燥させる。し
かる後、染色処理を行う。
態にすることができる塗抹標本乾燥方法および装置を提
供すること。 【解決手段】 染色処理する前の塗抹標本を、メチルア
ルコールに短時間浸漬したのち引き上げて送風しその塗
抹標本に付着している液体成分を蒸発、乾燥させる。し
かる後、染色処理を行う。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、血球などの被観察
細胞が塗抹された塗抹標本の染色処理前における乾燥処
理部分を改良(時間短縮)した塗抹標本作製方法および
装置に関する。
細胞が塗抹された塗抹標本の染色処理前における乾燥処
理部分を改良(時間短縮)した塗抹標本作製方法および
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】スライドガラスへの血液の塗抹から染色
までを自動した塗抹標本作製装置として、特開平8−2
71390号公報に記載されたものがある。この装置は
スライドガラス及び液体を収容できるカセットを使用す
るものであって、スライドガラスに血液を塗抹して塗抹
標本を作製し、1つずつ送り込まれてきた空の各カセッ
トに各塗抹標本を収納し、各カセットに染色液を分注し
て血球を染色するというものである。
までを自動した塗抹標本作製装置として、特開平8−2
71390号公報に記載されたものがある。この装置は
スライドガラス及び液体を収容できるカセットを使用す
るものであって、スライドガラスに血液を塗抹して塗抹
標本を作製し、1つずつ送り込まれてきた空の各カセッ
トに各塗抹標本を収納し、各カセットに染色液を分注し
て血球を染色するというものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】安定してきれいな染色
済標本を作製するには染色前にスライドガラス上の塗抹
を充分乾燥させておく必要がある。処理時間を気にしな
ければ長時間、例えば1時間から数時間自然乾燥させれ
ばよい。しかし、処理スピードを上げようとすれば、こ
の染色前における乾燥工程を時間短縮する必要がある。
済標本を作製するには染色前にスライドガラス上の塗抹
を充分乾燥させておく必要がある。処理時間を気にしな
ければ長時間、例えば1時間から数時間自然乾燥させれ
ばよい。しかし、処理スピードを上げようとすれば、こ
の染色前における乾燥工程を時間短縮する必要がある。
【0004】例えば、ファンで送風し冷風乾燥させる方
法がある。しかし、周囲環境が変化すると乾燥状態も多
少ばらつきが生じる(高温、多湿の場合に乾燥が不十分
になりやすい)。この乾燥状態のばらつきは染色状態の
ばらつきとして現れ、最終的に染色済標本の出来に影響
が出ることになる。乾燥が不充分な塗抹標本に対し染色
処理を行うと発色が不十分で不明瞭な標本になってしま
う。そこで、本発明は、塗抹標本を短時間で乾燥させて
後工程の染色処理に適する状態にすることができる塗抹
標本作製方法および装置を提供することを課題とする。
法がある。しかし、周囲環境が変化すると乾燥状態も多
少ばらつきが生じる(高温、多湿の場合に乾燥が不十分
になりやすい)。この乾燥状態のばらつきは染色状態の
ばらつきとして現れ、最終的に染色済標本の出来に影響
が出ることになる。乾燥が不充分な塗抹標本に対し染色
処理を行うと発色が不十分で不明瞭な標本になってしま
う。そこで、本発明は、塗抹標本を短時間で乾燥させて
後工程の染色処理に適する状態にすることができる塗抹
標本作製方法および装置を提供することを課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の塗抹標本作製方
法は、塗抹標本用部材に被観察粒子を塗抹する塗抹工程
と、塗抹標本用部材に被観察粒子が塗抹された塗抹標本
をアルコールと接触させたのちその塗抹標本上の液を蒸
発、乾燥させる乾燥工程と、塗抹標本上の被観察粒子を
染色する染色工程と、を包含することを特徴とする。
法は、塗抹標本用部材に被観察粒子を塗抹する塗抹工程
と、塗抹標本用部材に被観察粒子が塗抹された塗抹標本
をアルコールと接触させたのちその塗抹標本上の液を蒸
発、乾燥させる乾燥工程と、塗抹標本上の被観察粒子を
染色する染色工程と、を包含することを特徴とする。
【0006】本発明は試行錯誤の中から生まれたもので
あって、細胞に対する脱水のメカニズムは必ずしも正確
にはわからないが、まず塗抹標本をメチルアルコールに
短時間接触させてすぐ塗抹標本上の液体成分を蒸発、乾
燥させると、次の染色工程において好適な結果が安定し
て得られたという知見に基づく。
あって、細胞に対する脱水のメカニズムは必ずしも正確
にはわからないが、まず塗抹標本をメチルアルコールに
短時間接触させてすぐ塗抹標本上の液体成分を蒸発、乾
燥させると、次の染色工程において好適な結果が安定し
て得られたという知見に基づく。
【0007】従来、染色工程において、塗抹標本をメチ
ルアルコール、あるいはメチルアルコールを高濃度に含
むメイグリュンワルド液に浸漬する処理を行うことがあ
るが、それは固定処理であって通常は2、3分以上浸漬
している。ところが、本発明におけるアルコールの接触
はそれらよりも短時間でありしかもその後塗抹標本上の
体液成分を蒸発、乾燥させるため、上記とは細胞に対す
る作用が異なり、本発明の課題の解決手段となるのであ
る。短時間とは30秒以下であり好適には10秒以下で
ある。塗抹標本上の液体成分とはアルコールおよび細胞
の水分である。
ルアルコール、あるいはメチルアルコールを高濃度に含
むメイグリュンワルド液に浸漬する処理を行うことがあ
るが、それは固定処理であって通常は2、3分以上浸漬
している。ところが、本発明におけるアルコールの接触
はそれらよりも短時間でありしかもその後塗抹標本上の
体液成分を蒸発、乾燥させるため、上記とは細胞に対す
る作用が異なり、本発明の課題の解決手段となるのであ
る。短時間とは30秒以下であり好適には10秒以下で
ある。塗抹標本上の液体成分とはアルコールおよび細胞
の水分である。
【0008】また、本発明の塗抹標本作製装置では、染
色部における染色処理の前段階部分に、塗抹標本をアル
コールと接触させたのちその塗抹標本上の液体成分を蒸
発、乾燥させる塗抹標本乾燥機構を包含することを特徴
とする。
色部における染色処理の前段階部分に、塗抹標本をアル
コールと接触させたのちその塗抹標本上の液体成分を蒸
発、乾燥させる塗抹標本乾燥機構を包含することを特徴
とする。
【0009】
【発明の実施の形態】被観察細胞が塗抹される塗抹標本
用部材としては顕微鏡用スライドガラスが一般的に使用
されるが、それとは材質や形態が異なるものであっても
本発明を適用することは可能である。
用部材としては顕微鏡用スライドガラスが一般的に使用
されるが、それとは材質や形態が異なるものであっても
本発明を適用することは可能である。
【0010】アルコールと塗抹標本との接触について
は、塗抹標本に直接アルコールを吹き付けたり滴下する
ことも可能ではあるが、実験の上からはアルコールの中
に塗抹標本を静かに浸漬し静かに引き上げる方法の方が
適していた(染色処理における染色の出来がよかっ
た)。塗抹標本は1枚ずつあるいは複数枚同時にアルコ
ールに浸漬してよい。
は、塗抹標本に直接アルコールを吹き付けたり滴下する
ことも可能ではあるが、実験の上からはアルコールの中
に塗抹標本を静かに浸漬し静かに引き上げる方法の方が
適していた(染色処理における染色の出来がよかっ
た)。塗抹標本は1枚ずつあるいは複数枚同時にアルコ
ールに浸漬してよい。
【0011】アルコールに接触させる時間は30秒以下
の短時間で充分であり、例えば1分以上になると細胞の
固定化が始まってしまい、本乾燥処理を行う意味がなく
なってしまう。またあまり短時間すぎると本乾燥処理の
効果が不充分となるので、アルコールに接触させる時間
はより好適には2秒から8秒である。
の短時間で充分であり、例えば1分以上になると細胞の
固定化が始まってしまい、本乾燥処理を行う意味がなく
なってしまう。またあまり短時間すぎると本乾燥処理の
効果が不充分となるので、アルコールに接触させる時間
はより好適には2秒から8秒である。
【0012】アルコール接触後に行われる蒸発、乾燥の
処理については自然蒸発乾燥でもよいが、より速く乾燥
させようと思えば送風により例えば5秒から10秒程度
蒸発、乾燥を行えばよい。
処理については自然蒸発乾燥でもよいが、より速く乾燥
させようと思えば送風により例えば5秒から10秒程度
蒸発、乾燥を行えばよい。
【0013】ここでいうアルコールとは高アルコール濃
度の液を意味し、濃度95%以上のメチルアルコールで
あれば使用可能である。そして、純粋なメチルアルコー
ルでなくてもメチルアルコールを主成分とし他の物質が
含有されているものでも使用可能である。例えばライト
液あるいはメイグリュンワルド液をその代用とすること
ができる。
度の液を意味し、濃度95%以上のメチルアルコールで
あれば使用可能である。そして、純粋なメチルアルコー
ルでなくてもメチルアルコールを主成分とし他の物質が
含有されているものでも使用可能である。例えばライト
液あるいはメイグリュンワルド液をその代用とすること
ができる。
【0014】このような塗抹標本乾燥技術を塗抹標本乾
燥機構として構成するとすれば、カセット内にアルコー
ルを分注する分注手段と、塗抹標本を保持して上下移動
させる保持手段とで構成することができる。さらに具体
的には上下移動するアーム部と、アーム部に保持されア
ルコールをカセット内に分注するノズル部と、アーム部
に取り付けられ塗抹標本を挟持可能な挟持部とで構成す
ることができる。ノズル部は分注専用のノズル部と排出
専用のノズル部とから構成されていてもよく、兼用のノ
ズル部で構成されていてもよい。また、挟持部に挟持さ
れカセットから引き上げられた塗抹標本に送風する送風
手段を備えることが乾燥時間の短縮の観点から好まし
い。
燥機構として構成するとすれば、カセット内にアルコー
ルを分注する分注手段と、塗抹標本を保持して上下移動
させる保持手段とで構成することができる。さらに具体
的には上下移動するアーム部と、アーム部に保持されア
ルコールをカセット内に分注するノズル部と、アーム部
に取り付けられ塗抹標本を挟持可能な挟持部とで構成す
ることができる。ノズル部は分注専用のノズル部と排出
専用のノズル部とから構成されていてもよく、兼用のノ
ズル部で構成されていてもよい。また、挟持部に挟持さ
れカセットから引き上げられた塗抹標本に送風する送風
手段を備えることが乾燥時間の短縮の観点から好まし
い。
【0015】動作を説明すると、まずアームが下降し挟
持部がカセットに収納されている塗抹標本を挟持する。
アームが上昇し塗抹標本がカセットから引き上げられ
る。ノズル部からカセット内にアルコールが分注され
る。アームが下降し塗抹標本がそのカセット内に戻され
アルコールに浸漬される(ここまでの工程において、時
間短縮のため塗抹標本が収容された状態においてカセッ
ト内にアルコールが分注される形式でも実施可能であ
る)。数秒間アルコールに浸漬された後、アームが上昇
し塗抹標本がカセットから引き上げられ、数秒間、送風
手段により風が送られ塗抹標本上の液体成分を蒸発、乾
燥させ、染色に適する塗抹標本を得る。
持部がカセットに収納されている塗抹標本を挟持する。
アームが上昇し塗抹標本がカセットから引き上げられ
る。ノズル部からカセット内にアルコールが分注され
る。アームが下降し塗抹標本がそのカセット内に戻され
アルコールに浸漬される(ここまでの工程において、時
間短縮のため塗抹標本が収容された状態においてカセッ
ト内にアルコールが分注される形式でも実施可能であ
る)。数秒間アルコールに浸漬された後、アームが上昇
し塗抹標本がカセットから引き上げられ、数秒間、送風
手段により風が送られ塗抹標本上の液体成分を蒸発、乾
燥させ、染色に適する塗抹標本を得る。
【0016】アームが下降して乾燥処理された塗抹標本
がカセット内に戻されて染色工程が開始される。アルコ
ールがアルコールのみの場合には、カセットからそのア
ルコールを排出したのちカセット内に染色処理のための
液が分注されることになる。
がカセット内に戻されて染色工程が開始される。アルコ
ールがアルコールのみの場合には、カセットからそのア
ルコールを排出したのちカセット内に染色処理のための
液が分注されることになる。
【0017】
【実施例】図1は塗抹標本作製装置Dの概略平面図であ
る。塗抹標本作製装置Dは、スライドガラス10aに血
液を塗抹するための塗抹部1と、スライドガラス収納用
のカセット2と、そのカセット2を着脱可能にセットし
て搬送するための搬送部3(3a,3b)と、塗抹済ス
ライドガラス10bを1枚ずつカセット2に収納するた
めの収納操作部4と、塗抹済スライドガラスを収容した
カセット2に染色液を供給し染色を施すための染色部5
と、染色済スライドガラスが収納されたカセットを保管
する保管部6と、を備えている。
る。塗抹標本作製装置Dは、スライドガラス10aに血
液を塗抹するための塗抹部1と、スライドガラス収納用
のカセット2と、そのカセット2を着脱可能にセットし
て搬送するための搬送部3(3a,3b)と、塗抹済ス
ライドガラス10bを1枚ずつカセット2に収納するた
めの収納操作部4と、塗抹済スライドガラスを収容した
カセット2に染色液を供給し染色を施すための染色部5
と、染色済スライドガラスが収納されたカセットを保管
する保管部6と、を備えている。
【0018】塗抹部1において、複数枚のスライドガラ
スがセットされたターンテーブル12からスライドガラ
ス10aが1枚ずつ取り出され、順次第1所定位置にて
血液分注機構14によりスライドガラス上に血液が滴下
され塗抹機構16により塗抹される。血液が塗抹された
スライドガラス10bは、第2所定位置にてプリンタ1
8によりフロスト部に検体番号などの必要な情報が印字
され、第3、第4位置にてファン20,22により冷風
乾燥される。
スがセットされたターンテーブル12からスライドガラ
ス10aが1枚ずつ取り出され、順次第1所定位置にて
血液分注機構14によりスライドガラス上に血液が滴下
され塗抹機構16により塗抹される。血液が塗抹された
スライドガラス10bは、第2所定位置にてプリンタ1
8によりフロスト部に検体番号などの必要な情報が印字
され、第3、第4位置にてファン20,22により冷風
乾燥される。
【0019】空のカセット2が搬送部3aにより搬送さ
れて来る。血液が塗抹されたスライドガラス10bは収
納操作部4により1枚ずつ空のカセット2に収納され
る。収納後カセット2は搬送部3bにより搬送され、送
り機構26により染色部5に送り込まれる。血液の塗抹
から染色部5に到達するまでの時間はここでは30秒で
ある。なお、24は搬送部3bによるカセットの搬送と
は別に、染色処理に供する塗抹済スライドガラスを収納
したカセットを割り込み的に搬送ラインに供給できるよ
う設けられたカセット割り込み供給部である。
れて来る。血液が塗抹されたスライドガラス10bは収
納操作部4により1枚ずつ空のカセット2に収納され
る。収納後カセット2は搬送部3bにより搬送され、送
り機構26により染色部5に送り込まれる。血液の塗抹
から染色部5に到達するまでの時間はここでは30秒で
ある。なお、24は搬送部3bによるカセットの搬送と
は別に、染色処理に供する塗抹済スライドガラスを収納
したカセットを割り込み的に搬送ラインに供給できるよ
う設けられたカセット割り込み供給部である。
【0020】染色部5の最前部分に、塗抹済スライドガ
ラスを短時間で乾燥処理するための塗抹標本乾燥機構7
が備えられている。図2は図1において矢印Aの方向か
ら見た塗抹標本乾燥機構7の正面図である。図3は図2
において矢印Bの方向から見た主要部の側面図である。
ラスを短時間で乾燥処理するための塗抹標本乾燥機構7
が備えられている。図2は図1において矢印Aの方向か
ら見た塗抹標本乾燥機構7の正面図である。図3は図2
において矢印Bの方向から見た主要部の側面図である。
【0021】水平に伸びたアーム30の一端部側はモー
タ(不図示)により上下にスライドする軸40に取り付
けられ、アーム30は上下に往復移動する。アーム30
の他端部側にはメイグリュンワルド液を分注するノズル
32と塗抹済スライドガラス10bを挟持する挟持部3
4とが取り付けられている。メイグリュンワルド液はメ
タノールを主成分とする(約99%)。
タ(不図示)により上下にスライドする軸40に取り付
けられ、アーム30は上下に往復移動する。アーム30
の他端部側にはメイグリュンワルド液を分注するノズル
32と塗抹済スライドガラス10bを挟持する挟持部3
4とが取り付けられている。メイグリュンワルド液はメ
タノールを主成分とする(約99%)。
【0022】挟持部34は通称、エアーハンドを使用す
ることができ、エアーの供給により2つの挟持片36,
38の間隔が狭まり間に物を挟持できる構成となってい
る。挟持片のスライドガラス10bのフロスト部と接触
する方の挟持片36の内面側には滑り止めの軟質性部材
(ゴム材や塩化ビニルシートなど)が設けられている。
他方の挟持片38の内面側にはスライドガラス10bと
の固着を防止するために微少な凹凸(溝)が複数設けら
れている。
ることができ、エアーの供給により2つの挟持片36,
38の間隔が狭まり間に物を挟持できる構成となってい
る。挟持片のスライドガラス10bのフロスト部と接触
する方の挟持片36の内面側には滑り止めの軟質性部材
(ゴム材や塩化ビニルシートなど)が設けられている。
他方の挟持片38の内面側にはスライドガラス10bと
の固着を防止するために微少な凹凸(溝)が複数設けら
れている。
【0023】次に塗抹標本乾燥機構7の具体的動作につ
いて説明する。染色部5に送り込まれたカセット2は、
塗抹標本乾燥機構7の下で一旦停止させられる。そのた
めここではカセット2の前側にピン(不図示)を突出さ
せてカセット2を所定位置に停止させている。停止して
いるカセット2に対し次のような動作が順次なされる。 〔1〕.アーム下降 アーム30が最上位(30)から最下位(30a)まで
下降する。 〔2〕.スライドガラス挟持 挟持部34が動作しスライドガラス10bを挟持する。 〔3〕.スライドガラス引上げ アーム30が中間地点(30b)まで上昇しスライドガ
ラス10bを引き上げる。 〔4〕.メイグリュンワルド液分注 ノズル32がカセット2内にメイグリュンワルド液を6
ml分注する。 〔5〕.スライドガラス浸漬 アーム30が最下位まで下降しスライドガラス10bを
メイグリュンワルド液に浸漬させる。所定時間(1秒か
ら60秒の間で任意に設定可能であるが、ここでは5秒
間)そのままにされる。 〔6〕.スライドガラス引上げ アーム30が中間地点まで上昇しスライドガラス10b
を引き上げる。 〔7〕.送風による蒸発、乾燥 ファン28が所定時間(1秒から60秒の間で任意に設
定可能であるが、ここでは5秒間)動作しスライドガラ
ス10bの塗抹面に向けて送風し、塗抹面上の液体成分
を蒸発させ塗抹面を乾燥させる。ここまでの工程で乾燥
処理が終了したことになる。
いて説明する。染色部5に送り込まれたカセット2は、
塗抹標本乾燥機構7の下で一旦停止させられる。そのた
めここではカセット2の前側にピン(不図示)を突出さ
せてカセット2を所定位置に停止させている。停止して
いるカセット2に対し次のような動作が順次なされる。 〔1〕.アーム下降 アーム30が最上位(30)から最下位(30a)まで
下降する。 〔2〕.スライドガラス挟持 挟持部34が動作しスライドガラス10bを挟持する。 〔3〕.スライドガラス引上げ アーム30が中間地点(30b)まで上昇しスライドガ
ラス10bを引き上げる。 〔4〕.メイグリュンワルド液分注 ノズル32がカセット2内にメイグリュンワルド液を6
ml分注する。 〔5〕.スライドガラス浸漬 アーム30が最下位まで下降しスライドガラス10bを
メイグリュンワルド液に浸漬させる。所定時間(1秒か
ら60秒の間で任意に設定可能であるが、ここでは5秒
間)そのままにされる。 〔6〕.スライドガラス引上げ アーム30が中間地点まで上昇しスライドガラス10b
を引き上げる。 〔7〕.送風による蒸発、乾燥 ファン28が所定時間(1秒から60秒の間で任意に設
定可能であるが、ここでは5秒間)動作しスライドガラ
ス10bの塗抹面に向けて送風し、塗抹面上の液体成分
を蒸発させ塗抹面を乾燥させる。ここまでの工程で乾燥
処理が終了したことになる。
【0024】続けて染色処理(ここではメイグリュンワ
ルド・ギムザ二重染色)がなされる。以降はその染色処
理の説明である。 〔8〕.メイグリュンワルド液への浸漬 アーム30が最下位まで下降しスライドガラス10bを
再度メイグリュンワルド液に浸けることをもって、メイ
グリュンワルド・ギムザニ重染色工程が開始される。す
なわち、挟持部34はスライドガラス10bを開放しア
ーム30は最上位まで上昇する。カセット2は搬送され
ながら所定時間(1〜5分の間で設定可能)染色処理と
してメイグリュンワルド液に浸漬される。
ルド・ギムザ二重染色)がなされる。以降はその染色処
理の説明である。 〔8〕.メイグリュンワルド液への浸漬 アーム30が最下位まで下降しスライドガラス10bを
再度メイグリュンワルド液に浸けることをもって、メイ
グリュンワルド・ギムザニ重染色工程が開始される。す
なわち、挟持部34はスライドガラス10bを開放しア
ーム30は最上位まで上昇する。カセット2は搬送され
ながら所定時間(1〜5分の間で設定可能)染色処理と
してメイグリュンワルド液に浸漬される。
〔9〕.メイグリュンワルド希釈液への浸漬 吸排装置42においてカセット2内のメイグリュンワル
ド液が排出され次にメイグリュンワルド希釈液が分注さ
れる。カセット2は搬送されながら所定時間(1〜5分
の間で設定可能)メイグリュンワルド希釈液に浸漬され
る。 〔10〕.ギムザ液への浸漬 吸排装置44においてカセット2内のメイグリュンワル
ド希釈液が排出され次にギムザ液が分注される。カセッ
ト2は搬送されながら所定時間(1〜20分の間で設定
可能)ギムザ液に浸漬される。 〔11〕.水洗 吸排装置46においてカセット2内のギムザ液が排出さ
れ、洗浄水が分注、排出されてスライドガラスが水洗さ
れる。 〔12〕.送風乾燥 染色済スライドガラスはファン48により送風され乾燥
される。 〔13〕.保管 染色済スライドガラスを収納したカセット2は送り機構
50により順次、保管部6に送り込まれ蓄積され保管さ
れる。
ド液が排出され次にメイグリュンワルド希釈液が分注さ
れる。カセット2は搬送されながら所定時間(1〜5分
の間で設定可能)メイグリュンワルド希釈液に浸漬され
る。 〔10〕.ギムザ液への浸漬 吸排装置44においてカセット2内のメイグリュンワル
ド希釈液が排出され次にギムザ液が分注される。カセッ
ト2は搬送されながら所定時間(1〜20分の間で設定
可能)ギムザ液に浸漬される。 〔11〕.水洗 吸排装置46においてカセット2内のギムザ液が排出さ
れ、洗浄水が分注、排出されてスライドガラスが水洗さ
れる。 〔12〕.送風乾燥 染色済スライドガラスはファン48により送風され乾燥
される。 〔13〕.保管 染色済スライドガラスを収納したカセット2は送り機構
50により順次、保管部6に送り込まれ蓄積され保管さ
れる。
【0025】操作者は保管部6からカセットを取り出
し、スライドガラスを顕微鏡にセットし血球を観察す
る。
し、スライドガラスを顕微鏡にセットし血球を観察す
る。
【0026】
【発明の効果】本発明の塗抹標本乾燥方法は、塗抹標本
を短時間で染色に適する状態に乾燥することができる。
この技術を自動塗抹標本作製装置に適用すれば、温度や
湿度などの環境条件の変化に関わらず、乾燥に多くの時
間を要することなく安定して染色状態良好な標本を得る
ことができる。
を短時間で染色に適する状態に乾燥することができる。
この技術を自動塗抹標本作製装置に適用すれば、温度や
湿度などの環境条件の変化に関わらず、乾燥に多くの時
間を要することなく安定して染色状態良好な標本を得る
ことができる。
【図1】本発明の塗抹標本作製装置の一例の概略平面図
である。
である。
【図2】本発明における塗抹標本乾燥機構の一例の正面
図である。
図である。
【図3】スライドガラスを保持した状態の塗抹標本乾燥
機構の要部側面図である。
機構の要部側面図である。
D 塗抹標本作製装置 1 塗抹部 2 カセット 3 搬送部 4 収納操作部 5 染色部 6 保管部 7 塗抹標本乾燥機構 10a,10b スライドガラス 28 ファン 30 アーム 32 ノズル 34 挟持部
Claims (5)
- 【請求項1】 塗抹標本用部材に被観察細胞を塗抹する
塗抹工程と、塗抹標本用部材に被観察細胞が塗抹された
塗抹標本をアルコールと接触させたのちその塗抹標本上
の液体成分を蒸発、乾燥させる乾燥工程と、塗抹標本上
の被観察細胞を染色する染色工程と、を包含することを
特徴とする塗抹標本作製方法。 - 【請求項2】 乾燥工程において、塗抹標本をアルコー
ルに浸漬したのち引き上げる工程を包含することを特徴
とする請求項1記載の塗抹標本作製方法。 - 【請求項3】 塗抹標本用部材に被観察細胞を塗抹する
塗抹部と、塗抹標本用部材を収納することができるカセ
ットと、カセットを搬送する搬送部と、塗抹標本用部材
に被観察細胞が塗抹された塗抹標本をカセットに収納す
る収納部と、カセット内に染色液を分注し塗抹標本上の
被観察細胞を染色する染色部と、を備える塗抹標本作製
装置において、 染色部における染色処理の前段階部分に、 塗抹標本をアルコールと接触させたのちその塗抹標本上
の液体成分を蒸発、乾燥させる塗抹標本乾燥機構を備え
ることを特徴とする塗抹標本作製装置。 - 【請求項4】 塗抹標本乾燥機構が、カセット内にアル
コールを分注する分注手段と、塗抹標本を保持して上下
に移動させる保持手段と、を包含することを特徴とする
請求項3記載の塗抹標本作製装置。 - 【請求項5】 塗抹標本乾燥機構が、上下移動するアー
ム部と、アーム部に保持されアルコールをカセット内に
分注するノズル部と、アーム部に取り付けられ塗抹標本
を挟持可能な挟持部と、挟持部により挟持されカセット
から引き上げられた塗抹標本に送風する送風手段と、を
含むことを特徴とする請求項3記載の塗抹標本作製装
置。
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---|---|---|---|
JP07824898A JP3357600B2 (ja) | 1998-02-18 | 1998-02-18 | 塗抹標本作製方法および装置 |
US09/251,459 US6268208B1 (en) | 1998-02-18 | 1999-02-17 | Drying configuration and method in smear specimen preparation system |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP07824898A JP3357600B2 (ja) | 1998-02-18 | 1998-02-18 | 塗抹標本作製方法および装置 |
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---|---|
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WO2020017451A1 (ja) * | 2018-07-18 | 2020-01-23 | 国立研究開発法人産業技術総合研究所 | 単離細胞標本、単離細胞標本の製造方法、及び目的細胞の検出方法 |
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US7297311B2 (en) * | 2001-06-29 | 2007-11-20 | Sysmex Corporation | Automatic smear preparing apparatus and automatic sample analysis system having the same |
US20050094258A1 (en) * | 2003-10-31 | 2005-05-05 | Hamamatsu Photonics K.K. | Solid immersion lens moving device and microscope using the same |
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JP5378271B2 (ja) | 2010-03-11 | 2013-12-25 | シスメックス株式会社 | 塗抹標本染色装置、塗抹標本作製装置、塗抹標本処理システム、及び染色条件の決定方法 |
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JP6243965B2 (ja) | 2016-05-26 | 2017-12-06 | シスメックス株式会社 | 塗抹標本作製装置および塗抹標本作成方法 |
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DE2826363C2 (de) * | 1978-06-16 | 1984-08-16 | Merck Patent Gmbh, 6100 Darmstadt | Deckfolie zur Verwendung in mikroskopischen Färbeverfahren und Verfahren zu ihrer Herstellung |
JP3976356B2 (ja) * | 1995-03-31 | 2007-09-19 | シスメックス株式会社 | 自動標本作製装置 |
-
1998
- 1998-02-18 JP JP07824898A patent/JP3357600B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1999
- 1999-02-17 US US09/251,459 patent/US6268208B1/en not_active Expired - Lifetime
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Publication number | Publication date |
---|---|
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US6268208B1 (en) | 2001-07-31 |
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