JPH1123708A - 水中情報表示装置 - Google Patents

水中情報表示装置

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JPH1123708A
JPH1123708A JP18199497A JP18199497A JPH1123708A JP H1123708 A JPH1123708 A JP H1123708A JP 18199497 A JP18199497 A JP 18199497A JP 18199497 A JP18199497 A JP 18199497A JP H1123708 A JPH1123708 A JP H1123708A
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JP
Japan
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fish
school
display
display device
data
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JP18199497A
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English (en)
Inventor
Hiroyasu Fujimoto
博康 藤本
Genji Mori
源次 森
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Furuno Electric Co Ltd
Original Assignee
Furuno Electric Co Ltd
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Publication date
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  • Measurement Of Velocity Or Position Using Acoustic Or Ultrasonic Waves (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 携帯性を損なうことなく遠くの目標位置に高
い精度で送受波器を投げ込むことを可能にする。 【解決手段】 水面に浮遊しながら水中の魚探情報を超
音波信号9の送受波で獲得し、魚探情報を無線信号の形
態で送信する送受波器1と、魚探情報を受信し、該魚探
情報を基にして魚群反応を検出して表示する表示器2と
を有している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、水中の状態を検出
する水中情報表示装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、漁船やレジャーボート等には、
魚を効率良く捕獲することができるように、水中や水底
の状態を検出する魚群探知機が備えられているが、近年
においては、堤防沿い等の岸の近辺で個人的に魚釣りを
する場合においても、水中の状態を把握しながら魚釣り
が行えるように、魚群探知機と同様の機能を有した携帯
型の水中情報表示装置の需要が高まっている。
【0003】そこで、従来は、漁船等に搭載される魚群
探知機を基にして、基本的な機能および性能に絞り込ん
だ携帯型の水中情報表示装置が開発されている。即ち、
一般的な魚群探知機は、船内に設置された表示装置と船
底に設置された送受信装置とを信号ケーブルを介して接
続し、送受信装置における超音波信号の送受波の内容を
信号ケーブルを介して表示装置に伝達し、この送受波の
内容を基にして水中の状況を画面表示するように構成さ
れている。そして、従来の水中情報表示装置は、図14
に示すように、このような魚群探知機の表示装置および
送受信装置を可能な限り小型化および軽量化した表示器
71と送受波器72とを有し、魚群探知機と同様にこれ
ら両機器71・72を信号ケーブル73を介して接続し
た構成にされている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、水中情
報表示装置は、釣り人74が送受波器72を魚釣りの目
標位置に投げ込むことにより使用されるのに対し、魚群
探知機は、漁船等の船自身が魚群探知機を目標位置に運
搬して使用される点で異なっている。従って、従来の水
中情報表示装置は、このような使用形態の相違する魚群
探知機を小型化および軽量化して携帯性を持たせたもの
であるため、下記のような不具合が生じている。
【0005】即ち、従来のように表示器71と送受波器
72とを信号ケーブル73を介して接続して構成された
水中情報表示装置では、表示器71を釣り人74の近辺
に設置した後、送受波器72を魚釣りの目標位置に投げ
込もうとしたときに、釣り人74の位置から目標位置ま
での距離が信号ケーブル73の長さまでに制限される。
そこで、長い釣り竿75を用いた場合の目標位置までの
距離よりも信号ケーブル73を長くすることが考えられ
るが、このように構成すると、信号ケーブル73による
重量増により携帯性が損なわれることになる。また、信
号ケーブル73を長くして遠くの目標位置に投入するこ
とが可能になっても、送受波器72を目標位置に投げ込
むときに信号ケーブル73が邪魔になり、目標位置が遠
くになる程、送受波器72の投入位置が目標位置から大
きく外れ易いものになる。
【0006】従って、本発明は、携帯性を損なうことな
く釣り人74の位置から遠くの目標位置に高い精度で送
受波器72を投げ込むことができる水中情報表示装置を
提供しようとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1の発明は、水面に浮遊しながら水中の魚探
情報を超音波信号の送受波で獲得し、該魚探情報を無線
信号の形態で送信する送受波手段と、前記魚探情報を受
信し、該魚探情報を基にして魚群反応を検出して表示す
る表示手段とを有し、前記送受波手段は、釣り竿の先端
から繰り出される釣り糸に接続可能に形成されているこ
とを特徴としている。これにより、送受波手段からの魚
探情報を無線信号の形態で表示手段に伝達させることに
よって、送受波手段と表示手段とを空間的に分離させて
いるため、従来のような信号ケーブルで送受波手段と表
示手段とを接続していた場合のように、目標位置が信号
ケーブルの長さに制限されることがなく、無線信号の出
力の増減により目標位置を任意の距離まで拡大すること
ができる。そして、このような無線信号の出力の増減で
あれば、信号ケーブルを増減する場合のような携帯性を
損なう重量の増大を生じることがない。また、信号ケー
ブルが存在しないため、送受波手段の投げ込みが容易と
なり、比較的遠くの目標位置であっても正確に送受波手
段を投げ込むことができる。さらに、釣り糸が繰り出さ
れる釣り竿の先端を支点として送受波手段を目標位置に
投げ込むことによって、釣り人の位置から目標位置に直
接投げ込む場合よりも、目標位置に近づいた位置から投
げ込む状態になるため、目標位置に一層正確に投入する
ことができる。
【0008】請求項2の発明は、請求項1記載の水中情
報表示装置であって、前記送受波手段は、センサーとし
て使用されるように、糸等のリーダー上を移動自在に接
続され、所定位置で固定可能にされていることを特徴と
している。これにより、送受波手段を浮きとは別に接続
しておくことによって、魚が釣れる直前の微妙な状態を
浮きにより確認することができる。
【0009】請求項3の発明は、請求項1または2記載
の水中情報表示装置であって、前記表示手段は、前記魚
群反応の反応レベルに応じた色で点灯する発光部材を有
していることを特徴としている。これにより、釣り人が
発光部材を視認することによって、送受波手段を投げ込
んだ目標位置における魚群の規模を容易に知ることがで
きる。
【0010】請求項4の発明は、請求項1または2記載
の水中情報表示装置であって、前記表示手段は、前記魚
探情報を基にして水中の状態を画面表示する画面表示部
を有していることを特徴としている。これにより、釣り
人が画面表示部を視認することによって、送受波手段を
投げ込んだ目標位置における魚群の規模やしまり具合、
深度を容易に知ることができる。
【0011】請求項5の発明は、請求項1ないし4のい
ずれか1項に記載の水中情報表示装置であって、前記表
示手段は、前記魚群反応の反応レベルに応じた可聴信号
を出力する可聴信号出力手段を有していることを特徴と
している。これにより、表示手段を常に視認しなくて
も、可聴信号により魚群の規模を知ることができるた
め、浮きから目を離さすことなく魚釣りに専念すること
ができる。
【0012】請求項6の発明は、請求項1ないし5のい
ずれか1項に記載の水中情報表示装置であって、前記表
示手段は、前記釣り竿または腕に取り付け可能にされて
いることを特徴としている。これにより、表示手段を釣
り竿や腕に取り付けることによって、表示手段の設置や
設置場所の選定に手間取ることがないと共に、釣り人の
手元となる釣り竿や腕に表示手段を設置することによっ
て、極めて容易に魚群の状態を知ることができる。
【0013】請求項7の発明は、請求項1ないし6のい
ずれか1項に記載の水中情報表示装置であって、前記表
示手段は、前記魚探情報としきい値との比較結果を基に
して魚群反応を検出するものであり、前記しきい値を任
意に変更可能なしきい値変更手段を有していることを特
徴としている。これにより、釣り上げる魚の種類や大き
さに応じてしきい値を変更することによって、目的とす
る種類や大きさの魚を魚群反応の検出により容易に見つ
け出して釣り上げることが可能になる。
【0014】請求項8の発明は、水面に浮遊しながら浮
きとして使用されるように釣り糸を固定可能な収容ケー
スと、水面上に位置するように前記収容ケースに設けら
れた発光部材と、前記収容ケース内に設けられ、前記超
音波信号を送受波する送受波手段と、前記収容ケース内
に設けられ、送受波された超音波信号を基にして魚群反
応を検出し、該魚群反応の反応レベルが所定値以上であ
るときに前記発光部材を発光させる魚群報知手段とを有
していることを特徴としている。これにより、収容ケー
スの単体で水中情報表示装置を構成することによって、
重量を極めて低減させることが可能になると共に、信号
ケーブルが存在しないため、収容ケースの投げ込みが容
易となり、比較的遠くの目標位置であっても正確に投げ
込むことができる。また、送受波手段および魚群検知手
段を内蔵した収容ケースを水面に浮遊させて浮きとして
使用しながら、収容ケースに設けられた発光部材により
魚群反応の反応レベルを知ることができる。従って、通
常の浮きを取り扱う場合と同様の形態で水中情報表示装
置を取り扱うことができるため、極めて良好な操作性を
得ることができる。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図1ないし
図13に基づいて以下に説明する。本実施形態に係る水
中情報表示装置は、図1に示すように、海や河川、湖、
池、沼等の水中に対して超音波信号を送受信する送受波
器1と、送受波器1からの送受波の内容を基にして水中
状況を表示する表示器2とを有している。送受波器1
は、図2に示すように、楕円体形状に形成された中空状
の収容ケース3と、収容ケース3の軸心に一致するよう
に、収容ケース3の上端および下端にそれぞれ設けられ
た上部突設部材4および下部突設部材5とを有してい
る。下部突設部材5には、ゴム管6が密嵌されるように
なっており、ゴム管6は、釣り糸7を下部突設部材5に
固定させるようになっている。そして、送受波器1は、
全体として水よりも軽い比重となるように形成されてお
り、釣り糸7と下部突設部材5とがゴム管6により固定
された状態で水面に投げ込まれたときに、下部突設部材
5を水底方向として立設しながら浮遊することによっ
て、浮きとしての機能を発揮するようになっている。
【0016】また、収容ケース3の内部には、超音波信
号9を送受信する振動子8が設けられている。振動子8
は、送受波器1が水面で立設されたときに送受波器1を
中心として水底方向の状況を放射状に検知するように、
超音波信号9の送受信面8aが収容ケース3の軸心に対
して垂直面となるように配置されている。振動子8に
は、通信部材11が接続されており、これらの振動子8
および通信部材11には、送受波器1が自律的に作動す
るように電池10が接続されている。
【0017】上記の通信部材11は、送受信部12とコ
ード化処理部13と無線送信部14とを有している。送
受信部12は、図3に示すように、振動子8から超音波
信号9を送信させる送信部12aと、振動子8による超
音波信号9の受信量を検出する受信部12bとを有して
いる。送信部12aおよび受信部12bは、CPUやP
ALで構成されたコード化処理部13に接続されてお
り、コード化処理部13は、受信部12bからの受信量
に比例した魚探信号を送信の開始から時系列的にアスキ
ー変換して1KPのデータ列に変換して無線送信部14
に出力するようになっている。そして、無線送信部14
は、図2に示すように、収容ケース3の上端に設けられ
た上部突設部材4に接続されており、魚探信号のデータ
列(魚探データ信号)をAM変調やFM変調して上部突
設部材4をアンテナとして用いながら電波による無線信
号の形態で送信するようになっている。
【0018】上記のように構成された送受波器1から送
信される魚探データ信号は、図1に示すように、表示器
2に受信されるようになっている。表示器2は、釣り人
16による視認性が良好なものとなるように、図5に示
すように、取付け具17や図示しない固定バンド等によ
り釣り竿15に取り付け可能にされている。表示器2
は、箱型形状に形成された表示用ケース19を有してい
る。表示用ケース19の表面には、魚群表示部23と深
度表示部24とが配置されている。魚群表示部23に
は、赤色、黄色、および緑色のLED23a〜23cが
前面側からこの順に配置されており、LED23a〜2
3cは、魚群反応の反応レベルが増大するのに従って赤
色から緑色に順次切り換えながら点灯するようになって
いる。一方、深度表示部24には、魚群の深度および水
深を切り換え可能に表示するように、LEDやLCD等
で形成された数値表示器24aが備えられている。
【0019】また、表示用ケース19には、図1の送受
波器1からの魚探データ信号を受信する無線受信部18
と、可聴信号を出力するイヤホンジャック20と、魚群
の検出感度を増減させる感度データをデジタル出力する
感度ダイヤル21と、深度表示部24における魚群の深
度と水深との表示を切り換える表示切換スイッチ22と
が送受波器1側の前面、釣り人16側の背面、左側面、
および右側面にそれぞれ配置されている。
【0020】上記の無線受信部18は、図6に示すよう
に、AM変調やFM変調された魚探データ信号を復調す
る復調部25に接続されている。復調部25は、信号バ
ス26に接続されており、信号バス26には、復調部2
5の他、CPU部27、I/O部28、可聴信号出力部
29、記憶部30、および深度表示部24が接続されて
いる。I/O部28には、上述の表示切換スイッチ2
2、感度ダイヤル21、および魚群表示部23が接続さ
れていると共に、振動部31が接続されている。そし
て、振動部31は、図5の表示用ケース19の内壁面に
固定されており、任意の周波数で表示用ケース19を振
動させるようになっている。また、可聴信号出力部29
は、上述のイヤホンジャック20に接続されており、魚
群反応の反応レベルに応じた出力間隔の可聴信号をイヤ
ホンジャック20に出力するようになっている。尚、可
聴信号は、魚群反応の反応レベルに応じた周波数や音量
であっても良い。
【0021】また、記憶部30は、ROM32およびR
AM33を備えており、ROM32には、後述のLED
表示ルーチン等の各種のプログラムやデータが記憶され
ている。一方、RAM33には、魚探データを記憶する
魚探データ領域33aや、魚探データから抽出された魚
群データ(魚群反応)のデータ量(反応レベル)に対応
した強度データを記憶する強度データ領域33b、水深
データを記憶する水深データ領域33c、魚群の深度デ
ータを記憶する魚群深度データ領域33gが形成されて
いる。そして、CPU部27は、ROM32に記憶され
たLED表示ルーチンを実行したときに、感度ダイヤル
21で設定されたしきい値以上の魚探データを抽出した
後、この魚群データのデータ量を基にして魚群表示部2
3におけるLED23a〜23cの点灯、可聴信号の出
力、および振動部31の振動を行うようになっていると
共に、魚群の深度や水深を表示するようになっている。
【0022】上記の構成において、水中情報表示装置の
動作を説明する。先ず、水中情報表示装置を使用する場
合には、図5に示すように、表示器2を取付け具17を
介して釣り竿15に固定すると共に、図2に示すよう
に、下部突設部材5にゴム管6を密嵌することによっ
て、下部突設部材5に釣り糸7を取り付ける。そして、
図示しないスイッチ等により電池10から振動子8およ
び通信部材11に電力を供給させることによって、送受
波器1を作動状態にする。この後、図1に示すように、
釣り竿15を操作し、釣り竿15の先端から繰り出され
た釣り糸7により送受波器1を所定の目標位置に到達す
るように投げ込む。この際、送受波器1は、釣り竿15
の先端を支点として目標位置に投げ込まれる。また、送
受波器1には、釣り糸7のみが接続されており、従来の
ような信号ケーブルは接続されていない。従って、送受
波器1は、釣り人16の位置から目標位置に直接投げ込
まれる場合よりも、目標位置に近づいた位置(釣り竿1
5の先端位置)から信号ケーブルに邪魔されることなく
投げ込まれるため、目標位置の近辺に正確に投入される
ことになる。
【0023】上記のようにして送受波器1が投げ込まれ
ると、送受波器1は、下部突設部材5が水中に沈む釣り
糸7により引っ張られることによって、上部突設部材4
を水上に突出させながら立設し、浮きとして使用され
る。また、送受波器1は、図2に示すように、水底方向
に放射状に超音波信号9を送受波し、受信量に比例した
魚探信号を送信の開始から時系列的にアスキー変換して
魚探データ信号を形成した後、この魚探データ信号をA
M変調やFM変調して上部突設部材4から送信する。
【0024】一方、釣り竿15に固定された表示器2
は、電源の投入と同時に図7のLED表示ルーチンを実
行しており、図1の送受波器1からの魚探データ信号を
受信可能な状態として待機している。そして、図6に示
すように、魚探データ信号を無線受信部18により受信
し、復調部25により魚探データを得ると、魚探データ
信号中に含まれたスタートコードの検出タイミングで魚
探データの取り込みを開始し、取り込んだ魚探データを
記憶部30の魚探データ領域33aに順次格納しながら
収集する(S1)。
【0025】この後、魚探データ中に含まれたエンドコ
ードの検出タイミングで魚探データの収集を終了し、感
度ダイヤル21で指示された感度データをI/O部28
を介して取得する(S2)。そして、感度データを基に
してしきい値を設定し、このしきい値と魚探データとを
比較することによって、水底に至るまでの魚探データ中
にしきい値以上の反射波で検出された魚探データを魚群
データとして検出する(S3)。
【0026】次に、魚群データ(魚群反応)として検出
されたデータ量(反応レベル)が予め設定された第1か
ら第3のいずれの強度範囲に存在するのかを求め、求め
た強度データを強度データ領域33bに格納する(S
4)。この後、強度データに対応したLED選択データ
をI/O部28を介して魚群表示部23に出力すること
によって、図5のLED23a〜23cを点灯させる。
即ち、少ないデータ量を示す第1強度領域の強度データ
が格納されていれば、魚群反応が低レベルであることを
示す緑色のLED23cを点灯させ、第2強度領域の強
度データが格納されていれば、魚群反応が中レベルであ
ることを示す黄色のLED23bを点灯させ、第3強度
領域の強度データが格納されていれば、魚群反応が高レ
ベルであることを示す赤色のLED23aを点灯させる
(S5)。
【0027】この後、上記の強度データに対応した時間
データを可聴信号出力部29に出力し、可聴信号出力部
29において時間データに基づいた出力間隔で可聴信号
を形成させてイヤホンジャック20に出力する。これに
より、釣り人16がイヤホンをイヤホンジャック20に
接続していれば、可聴信号の出力間隔により魚群反応の
反応レベルの高低を認識することができる(S6)。ま
た、上記の強度データに対応した周波数データをI/O
部28を介して振動部31に出力することによって、振
動部31を周波数データに対応した振動周波数で振動さ
せる。これにより、図5に示すように、振動部31の振
動が表示用ケース19および取付け具17を介して釣り
竿15に伝達されるため、釣り人16が釣り竿15に触
れていれば、釣り竿15の振動状態により魚群反応の反
応レベルの高低を認識することができる(S7)。
【0028】次に、図6に示すように、表示切換スイッ
チ22の設定状態をI/O部28を介して読み取り、表
示切換スイッチ22が魚群を指示しているか否かを判定
する(S8)。魚群を指示している場合には(S8,Y
ES)、魚探データ領域33aに格納された魚探データ
と、魚探データから得られた魚群データとの関係から魚
群データの深度を求め、魚群深度データとして魚群深度
データ領域33gに格納し(S9)、図5の深度表示部
24に魚群の深度を数値表示させる(S10)。一方、
魚群を指示していない場合には(S8,NO)、魚探デ
ータ領域33aに格納された魚探データから水底の平均
深度を求め、水深データとして水深データ領域33cに
格納し(S11)、図5の数値表示器24aに水深を数
値表示させる(S12)。そして、S10やS12を実
行すると、S1を再実行し、S1〜S12までの一連の
動作を繰り返すことによって、魚群反応や魚群深度、水
深を所定時間毎に更新しながら可聴信号や振動として出
力すると共に数値表示する。
【0029】以上のように、本実施形態の水中情報表示
装置は、図1に示すように、水面に浮遊しながら水中の
魚探データ(魚探情報)を超音波信号の送受波で獲得
し、該魚探データをAM変調やFM変調した電波による
無線信号の形態で送信する送受波器1(送受波手段)
と、魚探データを受信し、該魚探データを基にして魚群
データ(魚群反応)を検出して表示する表示器2(表示
手段)とを有しており、送受波器1は、釣り竿15の先
端から繰り出される釣り糸7を固定可能に形成された構
成にされている。
【0030】尚、上記の魚探データ(魚探情報)には、
魚群情報の他、海底の情報も含まれる。また、本実施形
態においては、魚探データの送信が電波による無線信号
の形態で行われているが、赤外線による無線信号の形態
で行われるようになっていても良い。また、本実施形態
においては、デジタル信号化された魚探データをAM変
調やFM変調して電波により送信するようになっている
が、これに限定されることもなく、デジタル信号化する
前のアナログ信号を送信するようになっていても良い。
即ち、水中情報表示装置は、図4に示すように、コード
化処理部13を省略し、受信部12bにおける検出出力
(アナログ信号)を無線送信部14から送信する送受波
器1と、図6に示すように、検出出力(アナログ信号)
をデジタル信号に変換するA/D変換部34を備えた表
示器2とで構成されていても良い。
【0031】これにより、図1に示すように、送受波器
1からの魚群データを無線信号の形態で表示器2に伝達
させることによって、送受波器1と表示器2とを空間的
に分離させているため、従来のような信号ケーブルで送
受波器1と表示器2とを接続していた場合のように、目
標位置が信号ケーブルの長さに制限されることがなく、
無線信号の出力の増減により目標位置を任意の距離まで
拡大することができる。そして、このような無線信号の
出力の増減であれば、信号ケーブルを増減する場合のよ
うな重量の増大を生じることがない。また、信号ケーブ
ルが存在しないため、送受波器1の投げ込みが容易とな
り、比較的遠くの目標位置であっても正確に送受波器1
を投げ込むことができる。さらに、釣り糸7が繰り出さ
れる釣り竿15の先端を支点として送受波器1を目標位
置に投げ込むことによって、釣り人16の位置から目標
位置に直接投げ込む場合よりも、目標位置に近づいた位
置から投げ込む状態になるため、目標位置に一層正確に
投入することができる。
【0032】尚、上記の送受波器1(送受波手段)は、
図8に示すように、浮き55の近辺に位置したセンサー
として使用されるように、釣り糸7等のリーダー上を移
動自在に接続され、所定位置で固定可能にされた構成に
されていても良い。具体的には、図9に示すように、取
付け穴56aと導通穴56bとを並列配置して有した接
続部材56を用意し、取付け穴56aを下部突設部材5
に密嵌させると共に、釣り糸7を導通穴56bに通す。
そして、釣り糸7にストッパ部材57を取り付け、この
先の釣り糸7に図8の浮き55を取り付けるように構成
されていても良い。そして、この構成よれば、送受波器
1を浮き55とは別に接続しておくことによって、魚が
釣れる直前の微妙な状態を浮きにより確認することがで
きる。
【0033】また、本実施形態において、図5に示すよ
うに、表示器2は、魚群反応の反応レベルに応じて点灯
する3個(複数)のLED23a〜23c(発光部材)
を有した構成にされている。これにより、釣り人16が
LED23a〜23cを視認することによって、送受波
器1を投げ込んだ目標位置における魚群の規模を容易に
知ることができる。尚、LED23a〜23cの個数
は、3個に限定されるものではなく、複数個であれば良
い。また、表示器2は、魚群反応の反応レベルに応じた
色で点灯する発光部材であれば、3個(複数)のLED
23a〜23c(発光部材)の他、発光色を複数の異な
る色に切り替え可能な1個のLEDで構成されていても
良い。
【0034】また、本実施形態において、表示器2は、
魚群反応の得られた深度を示す深度表示部24(深度表
示手段)を有した構成にされている。これにより、魚群
の深度を容易に知ることができるため、釣針の投入深さ
を容易に決定することができる。
【0035】また、本実施形態において、表示器2は、
図6に示すように、魚群反応の反応レベルに応じた可聴
信号を出力する可聴信号出力部29(可聴信号出力手
段)を有した構成にされている。これにより、表示器2
を常に視認しなくても、イヤホンジャック20やスピー
カ47等を介して可聴信号により魚群の規模を知ること
ができるため、浮きから目を離さすことなく魚釣りに専
念することができる。尚、本実施形態においては、可聴
信号出力部29が魚群反応の反応レベルに応じた出力間
隔の可聴信号を出力するようになっているが、反応レベ
ルに応じた周波数(音色)や出力(音量)、或いはこれ
らの組み合わせからなる可聴信号を出力するようになっ
ていても良い。
【0036】また、本実施形態において、表示器2は、
魚群反応の反応レベルに応じて振動する振動部31(振
動手段)を有した構成にされている。これにより、表示
器2を常に視認しなくても、振動により魚群の規模を知
ることができるため、浮きから目を離さすことなく魚釣
りに専念することができる。また、強風や波音により周
囲が騒がしくても、確実に魚群の規模を知ることができ
る。尚、本実施形態のおいては、振動部31が魚群反応
の反応レベルに応じた周波数で振動するようになってい
るが、反応レベルに応じた出力間隔(振動間隔)や振動
出力(振動量)、或いはこれらの組み合わせからなる振
動を行うようになっていても良い。
【0037】また、本実施形態において、表示器2は、
図5に示すように、釣り竿15に取り付け可能にされた
構成にされている。尚、表示器2は、釣り人16の腕に
取り付け可能にされていても良い。これにより、表示器
2を釣り竿15や腕に取り付けることによって、表示器
2の設置や設置場所の選定に手間取ることがないと共
に、釣り人16の手元となる釣り竿15や腕に表示器2
を設置することによって、容易に魚群の状態を知ること
ができる。
【0038】また、本実施形態において、表示器2は、
魚群データとしきい値との比較結果を基にして魚群デー
タ(魚群反応)を検出するものであり、しきい値を任意
に変更可能な感度ダイヤル21(しきい値変更手段)を
有した構成にされている。これにより、釣り上げる魚の
種類や大きさに応じてしきい値を変更することによっ
て、目的とする種類や大きさの魚を魚群反応の検出によ
り容易に見つけ出して釣り上げることが可能になる。
【0039】また、本実施形態において、表示器2は、
LED23a〜23cの点灯により魚群データ(魚群反
応)のデータ量(反応レベル)を報知するように構成さ
れているが、これに限定されることはなく、図10に示
すように、LCD等の画面表示器を備えることによっ
て、魚探データを基にして魚群の状態も含めた水中の状
態を画面表示するように構成されていても良い。
【0040】即ち、水中の状態を画面表示する表示器4
1は、以下のように構成されている。尚、以下の説明に
おいて、上述のLED23a〜23cを備えた表示器2
と同一の構成部材には同一の符号を付記してその説明を
省略する。
【0041】図11に示すように、表示器41は、信号
バス26を介して接続されたCPU部27やI/O部2
8、可聴信号出力部29、復調部25、記憶部30、画
面表示部42を有している。画面表示部42は、図10
に示すように、例えばカラー表示可能なLCD表示器か
らなっている。また、記憶部30のROM32には、後
述の図12のLCD表示ルーチンが記憶されている一
方、RAM33には、魚探データを格納する魚探データ
領域33aや、上記の画面表示部42において画面表示
される魚探データを格納する表示画面データ領域33
d、魚探データの全体や一部等の表示エリアを設定する
表示エリア設定領域33e、水深データを格納する水深
データ領域33fが形成されている。また、I/O部2
8には、魚群の検出感度を増加させる感度増加スイッチ
43と、魚群の検出感度を減少させる感度減少スイッチ
44と、メニュー選択スイッチ45と、振動部31とが
接続されている。また、可聴信号出力部29には、イヤ
ホンジャック20とスピーカ47とが接続されている。
【0042】上記の構成によれば、送受波器1が目標位
置に投げ込まれ、魚探データ信号をAM変調やFM変調
して送信すると、電源の投入と同時に図12のLCD表
示ルーチンを実行している表示器2は、魚探データ信号
を無線受信部18により受信する。そして、復調部25
により魚探データを獲得し、魚探データ信号中に含まれ
たスタートコードの検出タイミングで魚探データの取り
込みを開始し、取り込んだ魚探データを記憶部30の魚
探データ領域33aに順次格納しながら収集する(S2
1)。
【0043】この後、魚探データ中に含まれたエンドコ
ードの検出タイミングで魚探データの収集を終了し、メ
ニュー選択スイッチ45が押圧されていれば、検出仕様
の設定を行うようにメニュー選択画面を表示する。そし
て、メニュー選択スイッチ45の指示方向にカーソルを
上下左右に移動させ、カーソル位置の設定メニューの入
力モードとなる。例えば感度設定の入力モードであれ
ば、感度増加スイッチ43や感度減少スイッチ44の押
圧状態を検出することによって、しきい値を増減する。
また、表示エリア設定の入力モードであれば、メニュー
選択スイッチ45等の押圧状態から表示エリアデータを
求め、この表示エリアデータを表示エリアデータ領域3
3eに格納する(S22)。そして、魚探データを基に
して水底の深度を示す水深データを求めて水深データ領
域33fに格納した後(S23)、表示エリアデータに
対応する魚探データを魚探データ領域33aから読み出
して表示画面データ領域33dに格納する(S24)。
【0044】この後、表示画面データ領域33dの魚探
データを画面表示部42に転送し、画面表示部42にお
いて各魚探データに対応した各種の色で画面表示させ
る。また、水深データ領域33fの水深データを画面表
示部42に転送し、画面表示部42に水深を数値表示さ
せる。尚、表示画面データ領域33dに格納した魚探デ
ータとしきい値とを比較し、しきい値以上の魚群や水底
の魚探データと、しきい値未満の魚探データとに区分し
て2色表示するようになっていても良い。また、設定メ
ニューの入力モードにおいて、水深の表示と魚群深度の
表示とが選択可能にされていても良い。これにより、釣
り人16は、図10に示すように、画面表示部42の表
示画面を視認することによって、水底と魚群46との位
置関係から魚群46の深度を確認することができる(S
25)。
【0045】次に、表示画面データ領域33dから魚探
データを読み出し、上述のS22において設定された所
定のしきい値と比較することにより魚群データを検出す
る。そして、表示エリアにおける魚探データのデータ量
と魚群データのデータ量との関係を基にして魚群反応の
反応レベルを求め(S26)、反応レベルに応じた出力
間隔で可聴信号を可聴信号出力部29から出力させると
共に、反応レベルに応じた周波数で振動部31を振動さ
せる(S27)。そして、S21を再実行し、S21〜
S27までの一連の動作を繰り返すことによって、画面
表示を所定時間毎に更新しながら魚群反応の反応レベル
を可聴信号や振動として出力する。
【0046】以上のように構成された水中情報表示装置
であれば、釣り人16が画面表示部42を視認すること
によって、送受波器1を投げ込んだ目標位置における魚
群の規模やしまり具合、深度を容易に知ることができ
る。
【0047】また、本実施形態における水中情報表示装
置は、図1に示すように、送受波器1と表示器2とを有
した構成にされているが、これに限定されることもな
い。即ち、水中情報表示装置は、図13に示すように、
水面に浮遊しながら浮きとして使用されるように釣り糸
7を固定可能な収容ケース3と、水面上に位置するよう
に収容ケース3に設けられたLED等の発光部材51
と、収容ケース3内に設けられ、超音波信号9を送受波
する振動子8および送受信部12(送受波手段)と、収
容ケース3内に設けられ、送受波された超音波信号9を
基にして魚群データ(魚群反応)を検出し、魚群データ
のデータ量がしきい値以上となって魚群反応の反応レベ
ルが所定値以上であると判定されたときに、発光部材5
1を発光させる魚群報知部52(魚群報知手段)とを有
した構成にされていても良い。
【0048】そして、このような構成であれば、収容ケ
ース3の単体で水中情報表示装置が構成されるため、重
量を極めて低減させることが可能になると共に、信号ケ
ーブルが存在しないため、収容ケース3の投げ込みが容
易となり、比較的遠くの目標位置であっても正確に投げ
込むことができる。また、収容ケース3を水面に浮遊さ
せて浮きとして使用しながら、収容ケース3に設けられ
た発光部材4により魚群反応の反応レベルを知ることが
できる。従って、通常の浮きを取り扱う場合と同様の形
態で水中情報表示装置を取り扱うことができるため、極
めて良好な操作性を得ることができる。
【0049】
【発明の効果】請求項1の発明は、水面に浮遊しながら
水中の魚探情報を超音波信号の送受波で獲得し、該魚探
情報を無線信号の形態で送信する送受波手段と、前記魚
探情報を受信し、該魚探情報を基にして魚群反応を検出
して表示する表示手段とを有し、前記送受波手段は、釣
り竿の先端から繰り出される釣り糸に接続可能に形成さ
れている構成である。これにより、送受波手段からの魚
探情報を無線信号の形態で表示手段に伝達させることに
よって、送受波手段と表示手段とを空間的に分離させて
いるため、従来のような信号ケーブルで送受波手段と表
示手段とを接続していた場合のように、目標位置が信号
ケーブルの長さに制限されることがなく、無線信号の出
力の増減により目標位置を任意の距離まで拡大すること
ができる。そして、このような無線信号の出力の増減で
あれば、信号ケーブルを増減する場合のような携帯性を
損なう重量の増大を生じることがない。また、信号ケー
ブルが存在しないため、送受波手段の投げ込みが容易と
なり、比較的遠くの目標位置であっても正確に送受波手
段を投げ込むことができる。さらに、釣り糸が繰り出さ
れる釣り竿の先端を支点として送受波手段を目標位置に
投げ込むことによって、釣り人の位置から目標位置に直
接投げ込む場合よりも、目標位置に近づいた位置から投
げ込む状態になるため、目標位置に一層正確に投入する
ことができるという効果を奏する。
【0050】請求項2の発明は、請求項1記載の水中情
報表示装置であって、前記送受波手段は、センサーとし
て使用されるように、糸等のリーダー上を移動自在に接
続され、所定位置で固定可能にされている構成である。
これにより、送受波手段を浮きとは別に接続しておくこ
とによって、魚が釣れる直前の微妙な状態を浮きにより
確認することができるという効果を奏する。
【0051】請求項3の発明は、請求項1または2記載
の水中情報表示装置であって、前記表示手段は、前記魚
群反応の反応レベルに応じた色で点灯する発光部材を有
している構成である。これにより、釣り人が発光部材を
視認することによって、送受波手段を投げ込んだ目標位
置における魚群の規模を容易に知ることができるという
効果を奏する。
【0052】請求項4の発明は、請求項1または2記載
の水中情報表示装置であって、前記表示手段は、前記魚
探情報を基にして水中の状態を画面表示する画面表示部
を有している構成である。これにより、釣り人が画面表
示部を視認することによって、送受波手段を投げ込んだ
目標位置における魚群の規模や方向、深度を容易に知る
ことができるという効果を奏する。
【0053】請求項5の発明は、請求項1ないし4のい
ずれか1項に記載の水中情報表示装置であって、前記表
示手段は、前記魚群反応の反応レベルに応じた可聴信号
を出力する可聴信号出力手段を有している構成である。
これにより、表示手段を常に視認しなくても、可聴信号
により魚群の規模を知ることができるため、浮きから目
を離さすことなく魚釣りに専念することができるという
効果を奏する。
【0054】請求項6の発明は、請求項1ないし5のい
ずれか1項に記載の水中情報表示装置であって、前記表
示手段は、前記釣り竿または腕に取り付け可能にされて
いる構成である。これにより、表示手段を釣り竿や腕に
取り付けることによって、表示手段の設置や設置場所の
選定に手間取ることがないと共に、釣り人の手元となる
釣り竿や腕に表示手段を設置することによって、極めて
容易に魚群の状態を知ることができるという効果を奏す
る。
【0055】請求項7の発明は、請求項1ないし6のい
ずれか1項に記載の水中情報表示装置であって、前記表
示手段は、前記魚探情報としきい値との比較結果を基に
して魚群反応を検出するものであり、前記しきい値を任
意に変更可能なしきい値変更手段を有している構成であ
る。これにより、釣り上げる魚の種類や大きさに応じて
しきい値を変更することによって、目的とする種類や大
きさの魚を魚群反応の検出により容易に見つけ出して釣
り上げることが可能になるという効果を奏する。
【0056】請求項8の発明は、水面に浮遊しながら浮
きとして使用されるように釣り糸を固定可能な収容ケー
スと、水面上に位置するように前記収容ケースに設けら
れた発光部材と、前記収容ケース内に設けられ、前記超
音波信号を送受波する送受波手段と、前記収容ケース内
に設けられ、送受波された超音波信号を基にして魚群反
応を検出し、該魚群反応の反応レベルが所定値以上であ
るときに前記発光部材を発光させる魚群報知手段とを有
している構成である。これにより、収容ケースの単体で
水中情報表示装置を構成することによって、重量を極め
て低減させることが可能になると共に、信号ケーブルが
存在しないため、収容ケースの投げ込みが容易となり、
比較的遠くの目標位置であっても正確に投げ込むことが
できる。また、送受波手段および魚群検知手段を内蔵し
た収容ケースを水面に浮遊させて浮きとして使用しなが
ら、収容ケースに設けられた発光部材により魚群反応の
反応レベルを知ることができる。従って、通常の浮きを
取り扱う場合と同様の形態で水中情報表示装置を取り扱
うことができるため、極めて良好な操作性を得ることが
できるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】水中情報表示装置の使用状態を示す説明図であ
る。
【図2】送受波器の概略構成図である。
【図3】送受波器のブロック図である。
【図4】送受波器のブロック図である。
【図5】表示器の使用状態を示す説明図である。
【図6】表示器のブロック図である。
【図7】LED表示ルーチンのフローチャートである。
【図8】送受波器の概略構成図である。
【図9】水中情報表示装置の使用状態を示す説明図であ
る。
【図10】表示器の正面図である。
【図11】表示器のブロック図である。
【図12】LCD表示ルーチンのフローチャートであ
る。
【図13】送受波器の概略構成図である。
【図14】従来の水中情報表示装置の使用状態を示す説
明図である。
【符号の説明】
1 送受波器 2 表示器 3 収容ケース 4 上部突設部材 5 下部突設部材 6 ゴム管 7 釣り糸 8 振動子 9 超音波信号 10 電池 11 通信部材 12 送受信部 13 コード化処理部 14 無線送信部 15 釣り竿 16 釣り人 17 取付け具 18 無線受信部 19 表示用ケース 20 イヤホンジャック 21 感度ダイヤル 22 表示切換スイッチ 23 魚群表示部 24 深度表示部 25 復調部 26 信号バス 27 CPU部 28 I/O部 29 可聴信号出力部 30 記憶部 31 振動部 32 ROM 33 RAM 41 表示器 42 画面表示部 43 感度増加スイッチ 44 感度減少スイッチ 45 メニュー選択スイッチ 46 魚群 47 スピーカ 51 発光部材 52 魚群報知部 55 浮き 56 接続部材 57 ストッパ部材

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水面に浮遊しながら水中の魚探情報を超
    音波信号の送受波で獲得し、該魚探情報を無線信号の形
    態で送信する送受波手段と、 前記魚探情報を受信し、該魚探情報を基にして魚群反応
    を検出して表示する表示手段とを有し、 前記送受波手段は、 釣り竿の先端から繰り出される釣り糸に接続可能に形成
    されていることを特徴とする水中情報表示装置。
  2. 【請求項2】 前記送受波手段は、 センサーとして使用されるように、糸等のリーダー上を
    移動自在に接続され、所定位置で固定可能にされている
    ことを特徴とする請求項1記載の水中情報表示装置。
  3. 【請求項3】 前記表示手段は、 前記魚群反応の反応レベルに応じた色で点灯する発光部
    材を有していることを特徴とする請求項1または2記載
    の水中情報表示装置。
  4. 【請求項4】 前記表示手段は、 前記魚探情報を基にして水中の状態を画面表示する画面
    表示部を有していることを特徴とする請求項1または2
    記載の水中情報表示装置。
  5. 【請求項5】 前記表示手段は、 前記魚群反応の反応レベルに応じた可聴信号を出力する
    可聴信号出力手段を有していることを特徴とする請求項
    1ないし4のいずれか1項に記載の水中情報表示装置。
  6. 【請求項6】 前記表示手段は、 前記釣り竿または腕に取り付け可能にされていることを
    特徴とする請求項1ないし5のいずれか1項に記載の水
    中情報表示装置。
  7. 【請求項7】 前記表示手段は、 前記魚探情報としきい値との比較結果を基にして魚群反
    応を検出するものであり、 前記しきい値を任意に変更可能なしきい値変更手段を有
    していることを特徴とする請求項1ないし6のいずれか
    1項に記載の水中情報表示装置。
  8. 【請求項8】 水面に浮遊しながら浮きとして使用され
    るように釣り糸を固定可能な収容ケースと、 水面上に位置するように前記収容ケースに設けられた発
    光部材と、 前記収容ケース内に設けられ、前記超音波信号を送受波
    する送受波手段と、 前記収容ケース内に設けられ、送受波された超音波信号
    を基にして魚群反応を検出し、該魚群反応の反応レベル
    が所定値以上であるときに前記発光部材を発光させる魚
    群報知手段とを有していることを特徴とする水中情報表
    示装置。
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