JPH1123638A - Tftアレー検査方法および検査装置 - Google Patents

Tftアレー検査方法および検査装置

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JPH1123638A
JPH1123638A JP9175532A JP17553297A JPH1123638A JP H1123638 A JPH1123638 A JP H1123638A JP 9175532 A JP9175532 A JP 9175532A JP 17553297 A JP17553297 A JP 17553297A JP H1123638 A JPH1123638 A JP H1123638A
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JP
Japan
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tft array
pixel electrode
ito
thin film
pixel
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Pending
Application number
JP9175532A
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English (en)
Inventor
Yutaka Ito
伊藤  豊
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electronics Corp
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Publication date
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Publication of JPH1123638A publication Critical patent/JPH1123638A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 液晶組み込み前にTFTアレーのITO画素
電極と画素トランジスタとの接続不良の検出を可能とす
るTFTアレー検査方法および検査装置を得る。 【解決手段】 TFTアレーチップの外部取り出し電極
パッド6にプローブ針16を接触させ、同時にTFTア
レーチップのITO画素電極5に積層膜17の最表面の
誘電体薄膜11を接触させ、プローブ針16および導電
体薄膜12に電位を与え、画素トランジスタを導通させ
てITO画素電極に電荷を蓄え、画素トランジスタを非
導通とした後、再度画素トランジスタを導通させて蓄え
た電荷を放出させ、電荷が放出された信号線の電位変化
を検出するものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、液晶駆動用TF
Tアレーの検査方法および検査装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】近年、液晶表示装置は、ビデオのファイ
ンダーや液晶テレビあるいは液晶プロジェクタ等に多く
使用され、画素数も平成9年現在、100万画素レベル
の素子もあり、さらに拡大の一途をたどっている。画素
数の増加とともに加工最小寸法ともあいまって、拡散工
程での不良画素の発生も増加している。
【0003】従来、TFTアレー拡散終了後、液晶組立
前のTFTアレー動作確認検査は、電極パッドにプロー
ブカードに付属した針を当て、電極パッドに電位を与え
ることで、導通,短絡や各画素への書き込み,読み出し
等の検査を行い、不良画素を検出していた。以下図面を
参照しながら、従来のTFTアレーの評価方法の一例に
ついて説明する。
【0004】図4は液晶組み込み前のTFTアレーチッ
プの一画素分の断面模式図である。51は透明基板、5
2はITO画素電極、53は画素トランジスタ、54は
付加容量、55はシリコン薄膜、56はゲート絶縁膜、
57はトランジスタゲート線、58は容量ゲート線、5
9は画素電極側コンタクト、60は信号線側コンタク
ト、61は信号線、62は画素電極下配線である。
【0005】図5は液晶組み込み前のTFTアレーチッ
プの等価回路概念図である。71は信号線選択回路、7
2はゲート線選択回路、73は外部取り出し電極パッド
である。従来、外部取り出し電極パッド73にプローブ
カードを用いてプローブ針を当て、電圧を印可し、信号
線選択回路71,ゲート線選択回路72を動作させて特
定の信号線61,トランジスタゲート線57を選択する
ことによりセルの不良検査を行っていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の構成で
は、ITO画素電極52の容量は下層配線とのごく小さ
な寄生容量のみで、ある画素トランジスタ53を導通さ
せて付加容量54に電荷を書き込めても、ITO画素電
極52には電荷を書き込むことはできなかった。したが
って、ITO画素電極52と画素トランジスタ53が電
気的に接続しているかどうかの検査が不可能で、液晶組
み込み前にITO画素電極52と画素トランジスタ53
との接続不良を検出できないという課題を有していた。
【0007】この発明は上記課題に鑑み、液晶組み込み
前にTFTアレーのITO画素電極と画素トランジスタ
との接続不良の検出を可能とするTFTアレー検査方法
および検査装置を提供するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1記載のTFTア
レー検査方法は、ITO画素電極とともにキャパシタを
形成するための導電体をITO画素電極に接近させた状
態で電位を与え、画素トランジスタを導通させてITO
画素電極に電荷を与え、画素トランジスタを非導通とし
た後に画素トランジスタを導通させて画素トランジスタ
を通して電荷を放出させ、この放出電荷を検出すること
を特徴とするものである。
【0009】請求項2記載のTFTアレー検査装置は、
TFTアレーチップの外部取り出し電極パッドに接触し
て電流電圧を印可および測定するプローブ針と、プロー
ブ針と外部取り出し電極パッドとの接触時にTFTアレ
ーチップのITO画素電極と接触する積層膜とを備え、
積層膜は最表面の誘電体薄膜と、その下層の電位を与え
ることが可能な導電体薄膜とからなることを特徴とする
ものである。
【0010】この発明のTFTアレー検査方法および検
査装置によると、TFTアレーのITO画素電極と導電
体とでキャパシタを形成してITO画素電極に電荷を書
き込み蓄積することが可能となり、ITO画素電極に蓄
積した電荷の放出による信号線の電位変化の有無の検出
により、液晶組み込み前の画素トランジスタとITO画
素電極の接続不良の判定が行える。
【0011】
【発明の実施の形態】この発明の一実施の形態を図1な
いし図3に基づいて説明する。図1は、TFTアレー検
査装置の断面模式図を示している。図1において、1は
石英やガラス等からなる透明基板、2はTFTの一チッ
プ領域、3は画素セルアレー領域、4は周辺回路領域、
5はITO画素電極、6はアルミニウムやアルミニウム
合金等からなる外部取り出し電極パッドである。また、
10はプローブカード、11はポリエステルやポリエチ
レン等からなり厚みが0.1μm〜5μm程度の誘電体
薄膜、12はAl,Cu,Au等あるいはそれらの合金
からなり厚みが0.5μm〜10μm程度の導電体薄
膜、13はスポンジやゴム等からなる弾性体、14は裏
打ち板、15は固定アーム、16はタングステン等から
なるプローブ針である。なお、誘電体薄膜11,導電体
薄膜12にて積層膜17が構成されている。
【0012】図2は、TFTアレー検査装置適用時の液
晶組み込み前のTFTアレーチップの一画素分の断面模
式図である。21は画素トランジスタ、22は付加容
量、23はシリコン薄膜、24はゲート絶縁膜、25は
トランジスタゲート線、26は容量ゲート線、27は画
素電極側コンタクト、28は信号線側コンタクト、29
は信号線、30は画素電極下配線である。
【0013】図2から解るように、導電体薄膜12が存
在しなければITO画素電極5は下層における信号線2
9等との間のわずかな寄生容量しか持たない。そこで、
図1に示すように、プローブカード10に誘電体薄膜1
1,導電体薄膜12の積層膜17を具備し、プローブ針
16が透明基板1上の外部取り出し電極パッド6に接触
する時に、誘電体薄膜11の表面がITO画素電極5に
接触するように構成する。導電体薄膜12の裏側に弾性
体13を設けることにより、TFTアレー基板表面の凹
凸に合わせて誘電体薄膜11の表面が自由に変形し、誘
電体薄膜11とITO画素電極5の接触面積を大きくす
ることができるが、TFTアレー表面の凹凸が小さけれ
ば弾性体13は必ずしも必要ではない。なお、ここでは
誘電体薄膜11,導電体薄膜12の積層膜17をプロー
ブカード10に具備したが、プローブカード10とは切
り離した構造としてもよい。
【0014】図2に示すように、誘電体薄膜11とIT
O画素電極5が接触した時、導電体薄膜12とITO画
素電極5とでキャパシタが形成される。以下、このキャ
パシタの容量をITO画素電極容量と称する。TFTア
レー検査装置の適用時におけるTFTアレーの等価回路
概念図を図3に示す。31はゲート線選択回路、32は
信号線選択回路、33a,33b,33c,33dは付
加された第1,第2,第3,第4のITO画素電極容
量、21a,21b,21c,21dは第1,第2,第
3,第4の画素トランジスタである。図3においては図
面の都合上、画素は4画素しか示されていないが実際の
素子では数十万画素を有するものである。TFTアレー
検査装置の導電体薄膜12には電位が与えられる構造と
なっており、導電体薄膜12を接地し容量ゲート線26
をフローティング状態とし、各画素トランジスタ21a
〜21dを導通させることで、各ITO画素電極容量3
3a〜33dに電荷を蓄積することが可能となる。
【0015】次に、このTFTアレー検査装置を使っ
て、実際のTFTアレーの検査方法について説明する。
図3において導電体薄膜12の電位を例えば0Vとし、
容量ゲート線26a,26bはフローティング状態とす
る。そして、信号線選択回路32を用いて例えば第2の
信号線29bのみ10Vとし他の信号線29は0Vとす
る。そして、ゲート線選択回路31で例えば第2のトラ
ンジスタゲート線25bの電位を14Vとする。すると
第4の画素トランジスタ21dが導通して第4のITO
画素電極容量33dに電荷が書き込まれる。次に、第2
のトランジスタゲート線25bの電位をしきい値以下に
下げ第4の画素トランジスタ21dを非導通とした後、
第2の信号線29bの電位を例えば0Vとし、再び第2
のトランジスタゲート線25bを例えば14Vに引き上
げ第4の画素トランジスタ21dを導通状態とし、第4
のITO画素電極容量33dに書き込まれた電荷を第2
の信号線29bに放出させる。
【0016】この時、第2の信号線29bの電位変化を
検出する。もし、図2に示す画素電極側コンタクト27
が導通していない、あるいは画素電極下配線30が断線
している等の不良があれば、図3における第4のITO
画素電極33dには電荷は書き込まれていないため、電
荷の放出による第2の信号線29bの電位変化は検出さ
れず、不良画素として判定することが可能である。この
ように、液晶組み込み前の画素トランジスタ21とIT
O画素電極5の接続不良の判定が可能となる。
【0017】
【発明の効果】この発明のTFTアレー検査方法および
検査装置によると、TFTアレーのITO画素電極と導
電体とでキャパシタを形成してITO画素電極に電荷を
書き込み蓄積することが可能となり、ITO画素電極に
蓄積した電荷の放出による信号線の電位変化の有無の検
出により、液晶組み込み前の画素トランジスタとITO
画素電極の接続不良の判定が行える。よって、接続不良
を有する不良チップに液晶を組み込むという大きなコス
トロスを避けることができ、生産コストの低減が図れる
という効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施の形態におけるTFTアレー
検査装置の断面模式図である。
【図2】この発明の一実施の形態におけるTFTアレー
の一画素分の断面模式図である。
【図3】この発明の一実施の形態におけるTFTアレー
の等価回路図である。
【図4】従来例のTFTアレーの一画素分の断面模式図
である。
【図5】従来例のTFTアレーの等価回路図である。
【符号の説明】
1 透明基板 2 TFTの一チップ領域 3 画素セルアレー領域 4 周辺回路領域 5 ITO画素電極 6 外部取り出し電極パッド 10 プローブカード 11 誘電体薄膜 12 導電体薄膜 13 弾性体 14 裏打ち板 15 固定アーム 16 プローブ針 17 積層膜 21 画素トランジスタ 22 付加容量 23 シリコン薄膜 24 ゲート絶縁膜 25 トランジスタゲート線 26 容量ゲート線 27 画素電極側コンタクト 28 信号線側コンタクト 29 信号線 30 画素電極下配線 31 ゲート線選択回路 32 信号線選択回路 33 ITO画素電極容量
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H01L 29/786 H01L 29/78 624

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ITO画素電極とともにキャパシタを形
    成するための導電体を前記ITO画素電極に接近させた
    状態で電位を与え、画素トランジスタを導通させて前記
    ITO画素電極に電荷を与え、前記画素トランジスタを
    非導通とした後に前記画素トランジスタを導通させて前
    記画素トランジスタを通して前記電荷を放出させ、この
    放出電荷を検出することを特徴とするTFTアレー検査
    方法。
  2. 【請求項2】 TFTアレーチップの外部取り出し電極
    パッドに接触して電流電圧を印可および測定するプロー
    ブ針と、前記プローブ針と前記外部取り出し電極パッド
    との接触時にTFTアレーチップのITO画素電極と接
    触する積層膜とを備え、前記積層膜は最表面の誘電体薄
    膜と、その下層の電位を与えることが可能な導電体薄膜
    とからなることを特徴とするTFTアレー検査装置。
JP9175532A 1997-07-01 1997-07-01 Tftアレー検査方法および検査装置 Pending JPH1123638A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004094245A (ja) * 2002-08-19 2004-03-25 Photon Dynamics Inc 視覚画像形成および電子感知による総合検査システム

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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