JPH11233953A - ユニットのストッパ構造 - Google Patents

ユニットのストッパ構造

Info

Publication number
JPH11233953A
JPH11233953A JP3261698A JP3261698A JPH11233953A JP H11233953 A JPH11233953 A JP H11233953A JP 3261698 A JP3261698 A JP 3261698A JP 3261698 A JP3261698 A JP 3261698A JP H11233953 A JPH11233953 A JP H11233953A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
unit
stopper
receiver
contact
lifting handle
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP3261698A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenji Shimada
健司 嶋田
Fumitaka Ando
文隆 安藤
Kenji Shigeyama
謙二 重山
Kazuhiro Murata
和浩 村田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu I Network Systems Ltd
Original Assignee
Fujitsu I Network Systems Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu I Network Systems Ltd filed Critical Fujitsu I Network Systems Ltd
Priority to JP3261698A priority Critical patent/JPH11233953A/ja
Publication of JPH11233953A publication Critical patent/JPH11233953A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Casings For Electric Apparatus (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 緩い寸法条件で容易に製造でき、ストッパ機
能の動作の確実性、ユニットおよびユニット収容部の小
型化、ユニットの抜き出し操作の容易性を図ったユニッ
トのストッパ構造を提供する。 【解決手段】 ユニット11の上部に垂直方向にスライド
可能に設けた持ち上げ用把手23と、この持ち上げ用把手
23よりも奥側で、該持ち上げ用把手23のスライドに連動
して抜き出し方向と直交する方向にユニット本体から選
択的に突出するユニットストッパ35と、ユニット11を抜
き出す途中において、持ち上げ用把手23がユニット収容
部13から露出した状態で、ユニットストッパ35と選択的
に当接するようにユニット収容部13に設けたストッパ受
け15とを有し、持ち上げ用把手23が下降位置にある状態
でストッパ機能を働かせ、この状態から持ち上げ用把手
23を上昇位置にスライドさせてストッパ機能を解除する
よう構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば電子機器
を構成する挿脱自在なユニットを、機器本体のフレーム
から取り外す際のストッパ構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】電子機器においては、保守点検や機器の
機能を選択するために、電子機器の一部をユニット化し
て、機器本体のフレームに挿脱可能に設ける場合があ
る。この場合、重量の大きいユニットでは、フレームか
ら抜き出す際に落下させる危険があることから、抜き出
しの途中においてユニットをフレームに係止させる脱落
防止用のストッパ構造を設ける必要がある。
【0003】このようなユニットのストッパ構造とし
て、従来、図15に示すようなものが提案されている。
このユニット1は、フレーム2のユニット収容部3に対
してユニット受け板4に沿って挿脱し得るようにしたも
ので、ユニット1の奥側に下方に突出して設けたストッ
パ5と、ユニット受け板4の手前側に上方に突出して設
けたストッパ受け6とによりストッパ構造を構成してい
る。このストッパ構造では、ユニット1をその前面に設
けた把手7を持ってフレーム2から手前側に引き出す途
中で、ストッパ5がストッパ受け6に当接するように
し、この状態で把手7から手を離すと、図16に示すよ
うにユニット1の上面奥側のエッジ1aが、フレーム2
のユニット収容部3の上部に当接して、ユニット1のフ
レーム2からの落下を防止するようにしている。また、
ストッパ5がストッパ受け6に当接した後は、図17に
示すように、ストッパ5がストッパ受け6を乗り越える
ようにユニット1を持ち上げて手前に引き出すことによ
り、ユニット1をフレーム2から取り出すことができる
ようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のストッ
パ構造においては、図16に示すようにストッパ機能が
働き、かつ図17に示すようにユニット1を持ち上げた
ときにストッパ5がストッパ受け6を乗り越えるための
クリアランスCLを確保するには、図15において、ス
トッパ5の手前側のエッジ5aとユニット1の上面奥側
のエッジ1aとの寸法をA、ユニット収容部3の高さ寸
法をB、ユニット1のストッパ5を有する奥側の高さ寸
法をC、ユニット収容部3のストッパ受け6の上面から
の高さ寸法をDとすると、A>B、でかつ、D>C、と
する必要がある。
【0005】また、図16に示すストッパ機能を確実に
働かせるためには、A≫B、とする必要があり、このた
めには、ストッパ5の奥行き寸法Eを十分大きくする必
要がある。しかし、寸法Eを大きくすると、ストッパ機
能が働いている状態で、図18に示すようにユニット1
の手前側を持ち上げると、寸法Eが大きいために、スト
ッパ5がストッパ受け6を乗り越えてしまい、ストッパ
機能が働かなくなるという問題が生じることになる。
【0006】このような問題を解決するためには、フレ
ーム2の前面からストッパ受け6までの奥行き寸法Fを
大きくして、ユニット1の傾け可能角度を小さくすれば
良いが、このようにすると、ユニット1を引き出せる寸
法に限界が生じ、ユニット1の奥行きや高さによって
は、ストッパ機能が働いた状態で、ユニット1の重心点
がフレーム2から突出しなくなり、特に重量があるユニ
ットの場合には、抜き出しが困難になるという別の問題
が生じることになる。
【0007】このように、従来のストッパ構造にあって
は、ストッパ機能を確実に働かせ、かつ上記のクリアラ
ンスCLを最小限にしてユニット収容部3の小型化を図
り、さらにユニット1の抜き出し操作を容易にするに
は、寸法的条件が厳しくなり、これがため製造が困難に
なるという問題がある。
【0008】この発明は、このような従来の問題点に着
目してなされたもので、緩い寸法条件で容易に製造でき
ると共に、ストッパ機能の動作の確実性、ユニットおよ
びユニット収容部の小型化、ユニットの抜き出し操作の
容易性を図ることができるよう適切に構成したユニット
のストッパ構造を提供することを目的とするものであ
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、この発明は、ユニット収容部に挿脱自在なユニット
を、前記ユニット収容部から抜き出す途中で該ユニット
収容部に係止させて、その脱落を防止するストッパ構造
であって、前記ユニットの上部に垂直方向にスライド可
能に設けた持ち上げ用把手と、この持ち上げ用把手より
も奥側に位置するように前記ユニットに設けられ、前記
持ち上げ用把手のスライドに連動して、前記ユニットの
抜き出し方向と直交する方向にユニット本体から選択的
に突出するユニットストッパと、前記ユニットを前記ユ
ニット収容部から抜き出す途中において、前記持ち上げ
用把手が前記ユニット収容部から露出した状態で、前記
ユニットストッパと選択的に当接するように前記ユニッ
ト収容部に設けたストッパ受けとを有し、前記持ち上げ
用把手が下降位置にある状態で、前記ユニットを前記ユ
ニット収容部から抜き出す途中において前記ユニットス
トッパを前記ストッパ受けに当接させて抜き出しを阻止
し、この状態から前記持ち上げ用把手を上昇位置にスラ
イドさせることにより、前記ユニットストッパの前記ス
トッパ受けに対する当接を解除して、前記ユニットを前
記ユニット収容部から抜き出し得るよう構成したことを
特徴とするものである。
【0010】この発明の一実施形態においては、前記ユ
ニットの前記ユニットストッパよりも手前側に、前記持
ち上げ用把手のスライドに連動して、前記ユニットスト
ッパとは逆方向に変位して前記ユニット本体から選択的
に突出する挿入ストッパを設け、前記持ち上げ用把手が
上昇位置にある状態で、前記挿入ストッパを前記ストッ
パ受けに当接させるようにして、前記ユニットの前記ユ
ニット収容部への挿入を阻止し得るよう構成する。この
ように構成すれば、ユニットの挿入の際に、持ち上げ用
把手を持つ手がユニット収容部のフレームに挟まれるの
を有効に防止することが可能となる。
【0011】さらに、この発明の一実施形態において
は、前記ユニットストッパの前記ストッパ受けに対する
当接面に、前記ユニットの前記ユニット収容部からの抜
き出し方向に対して傾斜する傾斜面と、この傾斜面に連
続して前記抜き出し方向に対して直交する直交面とを、
前記ストッパ受けに順次に当接するように設け、前記ユ
ニットを前記ユニット収容部から抜き出す途中におい
て、前記ユニットストッパの前記傾斜面を前記ストッパ
受けに当接させて抜き出すことにより、前記ユニットス
トッパを変位させて前記持ち上げ用把手を上昇させ、そ
の後、前記ユニットストッパの前記直交面が前記ストッ
パ受けに当接することにより、抜き出しを阻止するよう
構成する。このように構成すれば、ユニットの抜き出し
が阻止された状態で、持ち上げ用把手が上昇しているの
で、手で持ち易くなる。したがって、一連の抜き出し操
作をスムーズに行うことが可能になる。
【0012】さらに、この発明の一実施形態において
は、前記ユニットストッパの前記ストッパ受けに対する
当接部を、該当接部が前記ユニットの抜き出しの際に前
記ストッパ受けに当接したときは回動せず、挿入の際に
前記ストッパ受けに当接したときは、挿入に連動して該
ストッパ受けに当接しながら回動して該ストッパ受けを
通過するように構成する。このように構成すれば、ユニ
ットを挿入する際にユニットストッパが突出していて
も、挿入動作に連動してユニットストッパがストッパ受
けに当接しながら回動して該ストッパ受けを通過するの
で、挿入操作をスムーズに行うことが可能となる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態につ
いて、図面を参照して説明する。図1は、この発明の第
1実施形態を示すもので、ユニット11をフレーム12
のユニット収容部に挿入した状態を示している。フレー
ム12には、図2(a)に斜視図を、図2(b)に図2
(a)のI−I線断面図を示すように、ユニット収容部
13の両側に、ユニット11の挿脱方向に延在してユニ
ット11を支持するためのユニット受け板14をそれぞ
れ設け、これら各ユニット受け板14の手前側には、幅
方向寸法を大きくしたストッパ受け15を形成する。こ
こで、ユニット収容部13の高さ寸法は、ユニット11
の収容部分の高さ寸法に、挿脱のためのクリアランスを
付加した大きさとする。
【0014】また、ユニット11には、図3(a)に斜
視図を示すように、前面に引き出し用把手21を設け、
ユニット収容部13内に収容される収容部分の上部中央
部、好ましくはユニット11の重心が位置する上部中央
部に、幅方向に亘って凹部22を形成し、この凹部22
にコ字状の持ち上げ用把手23を、その両脚部をユニッ
ト11内に侵入させて設ける。持ち上げ用把手23は、
図3(b)に図3(a)のII−II線断面図を示すよう
に、その脚部24をユニット内側面に設けたスライドレ
ール25によって案内して上下方向にスライド可能に設
けると共に、脚部24にはスライドレール25に当接し
て、持ち上げ用把手23の上昇位置を規制するためのス
ライドストッパ26を形成する。なお、この持ち上げ用
把手23は、その最下降位置において、上面がユニット
11の収容部分の上面より突出しないように設ける。
【0015】脚部24には、ユニット内側面に軸31を
中心に回動可能に設けたリンク板32の回動先端部を結
合し、脚部24の上下方向のスライドに連動して、リン
ク板32を軸31を中心に正逆方向に回動させるように
する。なお、リンク板32は、その回動先端部にスライ
ド長穴を形成し、このスライド長穴を通してガイドピン
により脚部24に結合する。
【0016】リンク板32には、軸31と回動先端部と
の間に、リンク板32の回動に連動して上下方向にスラ
イド可能にユニットストッパ35の上端部を結合する。
なお、ユニットストッパ35も、リンク板32にスライ
ド長穴を形成し、このスライド長穴を通してガイドピン
によりリンク板32に結合する。ユニットストッパ35
は、持ち上げ用把手23よりも奥側においてユニット内
側面に設けたスライドレール36によって上下方向にス
ライド可能に案内し、その下端部はスライドに応じてユ
ニット底面から選択的に突出させるようにする。この実
施形態では、図3(a)および(b)に示すように、持
ち上げ用把手23が下降位置にある状態で、ユニットス
トッパ35の下端部がユニット底面から突出し、最上昇
位置、すなわち持ち上げ用把手23の脚部24に形成し
たスライドストッパ26がスライドレール25に当接す
る位置にあるときには、ユニットストッパ35の下端部
がユニット底面から突出せず、ユニット11内に位置す
るようにする。また、ユニットストッパ35は、図3
(c)に図3(b)のIII-III 線断面図を示すように、
その下端部を内側にクランク状に折り曲げて、図2
(b)に示すように、ユニット受け板14には当接せ
ず、ストッパ受け15には当接する位置において選択的
にユニット底面から突出させるようにする。
【0017】この実施形態では、ユニットストッパ35
の下端部の手前側の端面、すなわちストッパ受け15と
当接する当接面を、ユニット11の抜き出し方向にみて
手前側から奥側に下降する傾斜面37aと、この傾斜面
37aに連続する垂直面37bとをもって構成して、こ
れら傾斜面37aおよび垂直面37bが、ユニット11
の抜き出しの際にストッパ受け15に順次に当接するよ
うにする。また、ユニットストッパ35の下端部の奥前
側の端面は、手前側から奥側に上昇する傾斜面37cと
する。
【0018】さらに、この実施形態では、ユニット内側
面に軸41を中心に回動可能にリンク板42を設け、こ
のリンク板42の一端部を、持ち上げ用把手23の脚部
24の下端部に結合し、軸41を介した他端部には挿入
ストッパ43の上端部を結合して、脚部24の上下方向
のスライドに連動して、リンク板42を軸41を中心に
正逆方向に回動させて、挿入ストッパ43を上下方向に
スライドさせるようにする。なお、リンク板42および
脚部24は、リンク板32の結合と同様に、リンク板4
2にスライド長穴を形成し、このスライド長穴を通して
脚部24にガイドピンを取り付けて両者を結合し、リン
ク板42および挿入ストッパ43は、挿入ストッパ43
の上端部にすき間穴を形成し、このすき間穴にリンク板
42に取り付けたガイドピンを係合させて結合する。
【0019】挿入ストッパ43は、持ち上げ用把手23
よりも奥側で、かつユニットストッパ35よりも手前側
においてユニット内側面に設けたスライドレール44に
よって上下方向にスライド可能に案内し、その下端部は
スライドに応じてユニット底面から選択的に突出させる
ようにする。この実施形態では、図3(a)および
(b)に示すように、持ち上げ用把手23が下降位置に
ある状態で、挿入ストッパ43の下端部がユニット底面
から突出せず、ユニット11内に位置し、最上昇位置に
あるときには、挿入ストッパ43の下端部がユニット底
面から突出するようにする。また、挿入ストッパ43
は、図3(d)に図3(b)のIV-IV 線断面図を示すよ
うに、その下端部を折り曲げることなく下方に延在させ
て、図2(b)に示すように、ユニット受け板14およ
びストッパ受け15に当接する位置において選択的にユ
ニット底面から突出させるようにする。なお、挿入スト
ッパ43には、スライドレール44に当接して、最下降
位置を規制するためのスライドストッパ45を形成す
る。
【0020】ここで、ユニット11の奥行き方向におけ
るユニットストッパ35と挿入ストッパ43との間隔
は、フレーム12のストッパ受け15の奥行き寸法より
も大きくする。すなわち、図2(b)において、寸法G
を寸法Hよりも大きくする。以上、持ち上げ用把手23
の一方の脚部24に関連する構成を説明したが、他方の
脚部についても同様に構成する。
【0021】以下、この実施形態の動作について説明す
る。先ず、ユニット11をフレーム12のユニット収容
部13から抜き出す場合の動作について説明する。図1
に示すように、ユニット11がフレーム12のユニット
収容部に収納されている状態では、持ち上げ用把手23
は最下降位置にあり、ユニットストッパ35はユニット
底面から突出し、挿入ストッパ43はユニット底面から
突出することなく、ユニット11内に位置している。し
たがって、この状態から、引き出し用把手21を把持し
て、ユニット11の抜き出しを開始すると、先ず、図4
(a)に示すように、持ち上げ用把手23がフレーム1
2から露出し、次に、図4(b)に示すように、挿入ス
トッパ43がフレーム12から外に出てから、ユニット
ストッパ35の傾斜面37aがストッパ受け15に当接
する。
【0022】この状態から、更にユニット11を抜き出
すと、図4(c)に部分拡大図を示すように、傾斜面3
7aがストッパ受け15に当接しながら移動するので、
ユニットストッパ35は垂直面37bがストッパ受け1
5に当接するまで上方に変位し、これによりリンク板3
2が、図4(b)において反時計方向に所定角度回動
し、その回動に連動して脚部24が上方に所定量スライ
ドする。この脚部24の上方へのスライドにより、持ち
上げ用把手23は、図5(a)に示すように、その上面
がユニット11の収容部分上面から突出し、また、挿入
ストッパ43は、図5(b)に示すように、リンク板4
2が反時計方向に回動することから、スライドストッパ
45がスライドレール44の上面に当接するまで下降し
て、その下端部がユニット底面から突出することにな
る。その後、ユニットストッパ35の垂直面37bがス
トッパ受け15に当接すると、ユニット11の抜き出し
は阻止される。
【0023】したがって、この状態で引き出し用把手2
1から手を離しても、ユニット収容部13の高さ寸法
は、ユニット11の収容部分の高さ寸法よりもクリアラ
ンス分だけしか大きくないので、ユニット11の収容部
分奥側の上端部がユニット収容部13内の上面に有効に
当接することになり、ユニット11のフレーム12から
の落下を有効に防止することができる。また、持ち上げ
用把手23が、ユニット11の収容部分上面から突出す
ることにより、この把手23を持ち易くなる。
【0024】その後、持ち上げ用把手23を把持して、
図6(a)に示すように、更に上方に持ち上げて、図6
(b)に示すように、脚部24のスライドストッパ26
がスライドレール25の下面に当接する最上昇位置まで
脚部24を上方にスライドさせると、そのスライドに連
動してリンク板32を介してユニットストッパ35が上
方にスライドして下端部がユニット11内に位置するこ
とになる。したがって、持ち上げ用把手23を把持し
て、ユニット11を持ち上げるようにして、ユニット収
容部13から抜き出すことができる。なお、挿入ストッ
パ43は、そのスライドストッパ45が既にスライドレ
ール44の上面に当接しているので、持ち上げ用把手2
3の持ち上げによる脚部24の上昇により、リンク板4
2が反時計方向にさらに回動するだけで、その突出位置
は変化しない。
【0025】このようにして、フレーム12から抜き出
したユニット11は、図7に示す状態で、机や床等の平
坦面51上に載置することができる。ここで、挿入スト
ッパ43は、リンク板42にすき間穴を介して結合さ
れ、フリーの状態にあるので、ユニット11が平坦面5
1に載置されることにより、平坦面51に押されて上方
にスライドし、ユニット1内に位置するようになる。し
たがって、ユニット11を平坦面51上に安定して載置
することができる。
【0026】次に、ユニット11をフレーム12のユニ
ット収容部13に挿入する場合の動作について説明す
る。先ず、図8(a)に示すように、持ち上げ用把手2
3を把持してユニット11を持ち上げながら、その収容
部分奥側をフレーム12のユニット収容部13に挿入す
る。この状態では、持ち上げ用把手23が最上昇位置に
あるので、ユニットストッパ35はユニット11内に入
り込み、挿入ストッパ43はユニット底面から突出して
いる。したがって、ユニット11は、図8(b)に示す
ように、ユニットストッパ35がストッパ受け15を通
過し、挿入ストッパ43がストッパ受け15の前面に当
接した時点で、その挿入が阻止されることになるので、
持ち上げ用把手23を把持している手をフレーム12と
持ち上げ用把手23との間に挟むこともない。
【0027】その後、図8(b)に示す状態から、持ち
上げ用把手23を下降させて、凹部22内に収納し、こ
れにより挿入ストッパ43をユニット11内にスライド
させてから、図8(c)に示すように、ユニット11を
押し込んで、ユニット収容部13に収容する。ここで、
持ち上げ用把手23を下降させるにあたって、持ち上げ
用把手23から手を離しても、上述したように、ユニッ
ト収容部13の高さ寸法は、ユニット11の収容部分の
高さ寸法よりもクリアランス分だけしか大きくないの
で、ユニット11の収容部分奥側の上端部がユニット収
容部13内の上面に有効に当接することになり、ユニッ
ト11のフレーム12からの落下を有効に防止すること
ができる。
【0028】なお、以上の説明では、持ち上げ用把手2
3によりユニット11を持ち上げながら挿入するように
したが、持ち上げ用把手23を最下降位置に押し下げて
凹部22内に収納した状態で挿入することもできる。こ
の場合、図9に示すように、ユニットストッパ35はユ
ニット底面から突出していることになるが、挿入の際に
ストッパ受け15に当接するユニットストッパ35の面
は、奥側に向かって上昇する傾斜面37cとなっている
ので、この傾斜面37cがストッパ受け15の手前側エ
ッジに当接した後、更にユニット11を押し込むと、ユ
ニットストッパ35は上方にスライドしてユニット11
内に押し込まれ、これに連動して持ち上げ用把手23が
上昇して、挿入ストッパ43がユニット底面から突出す
ることになる。したがって、挿入ストッパ43がストッ
パ受け15に当接する図8(b)に示す状態まで、ユニ
ット11を挿入できるので、この状態で、持ち上げ用把
手23を下降させて挿入ストッパ43をユニット11内
にスライドさせてから、ユニット11を更に押し込んで
ユニット収容部13に収容すればよい。
【0029】なお、ユニット11のユニット収容部13
への挿入をより容易にするために、図10(a)に示す
ように、ユニット11の底面奥側に挿入用ガイド部材5
5を突出して設けたり、図10(b)に示すように、ユ
ニット11の収容部分の奥側上端部に切り欠き部56を
形成したり、図10(c)に示すように、ユニット収容
部13の手前側上部に間口が広くなるように段差部57
を形成することもできる。
【0030】図11は、この発明の第2実施形態を示す
ものである。この実施形態は、第1実施形態において、
ユニットストッパ35のストッパ受け15に対する当接
面を垂直面のみをもって構成した点が大きくことなるも
ので、その他の構成は第1実施形態とほぼ同様であるの
で、第1実施形態と同様の作用を成す部材には、同一参
照番号を付してその説明を省略する。この場合、ユニッ
ト11の抜き出しにおいては、ユニットストッパ35が
ストッパ受け15に当接した時点で、抜き出しが阻止さ
れることになるので、この状態で持ち上げ用把手23を
持ち上げ、ユニットストッパ35をユニット11内にス
ライドさせて、ユニット11を抜き出すことができる。
また、ユニット11の挿入にあたっては、持ち上げ用把
手23を持ち上げて、第1実施形態と同様にして挿入す
ることができる。なお、この実施形態では、特に、ユニ
ット11の抜き出しにおいて、ユニットストッパ35が
ストッパ受け15に当接した状態で、持ち上げ用把手2
3を容易に把持できるようにするため、持ち上げ用把手
23を設けるユニット11の収容部分の上部の凹部22
を、第1実施形態におけるよりも大きくしてある。
【0031】図12は、この発明の第3実施形態を示す
ものである。この実施形態は、第2実施形態において、
挿入ストッパの構成部分を省略したもので、その他の構
成は第2実施形態と同様である。この場合、ユニット1
1の抜き出しについては、第2実施形態と同様である
が、挿入の場合には、挿入ストッパが無いので、持ち上
げ用把手23を持ち上げた状態で、ユニットストッパ3
5がストッパ受け15を通過するまでユニット11を挿
入し、その後、持ち上げ用把手23を下降させて更に挿
入すればよい。
【0032】なお、この発明は、上述した実施形態にの
み限定されるものではなく、幾多の変形または変更が可
能である。例えば、第3実施形態においては、ユニット
ストッパ35のストッパ受け15に対する当接面を第1
実施形態と同様に構成することもできる。このようにす
れば、抜き出しにおいては、その抜き出し動作に連動し
て、第1実施形態と同様に、持ち上げ用把手23を途中
位置まで上昇させることができ、持ち上げ用把手23を
容易に把持することが可能となる。また、挿入において
は、持ち上げ用把手23を下降させたまま、すなわちユ
ニットストッパ35をユニット底面から突出したまま
で、ユニット11を連続して挿入することができる。な
お、この場合、好ましくは、持ち上げ用把手23をばね
等により下降方向に附勢しておく。
【0033】また、図13(a)に示すように、ユニッ
トストッパ35の下端部に、ストッパ受け15に当接す
る垂直面37bを形成すると共に、その手前側に小ロー
ラ61を、奥側に大ローラ62をそれぞれ回転自在に設
けて、ユニット11の抜き出しの際には、図13(b)
に示すように、抜き出し動作に連動して小ローラ61を
ストッパ受け15上に乗り上げるようにしてユニットス
トッパ35を上方にスライドさせ、その後、垂直面37
bがストッパ受け15に当接することにより抜き出しを
阻止するようにし、また、ユニット11の挿入の際に
は、図13(c)および(d)に示すように、挿入動作
に連動して大ローラ62をストッパ受け15上に乗り上
げるようにして、ユニットストッパ35がストッパ受け
15を通過するように構成することもできる。
【0034】さらに、図14(a)〜(e)に示すよう
に、ユニットストッパ35のストッパ受け15に対する
当接部分35aを、ユニット11の抜き出しの際には回
動せず、挿入の際には挿入動作に連動して回動するよう
構成することもできる。ここで、図14(a)に示す状
態で、当接部分35aのストッパ受け15と当接する手
前側の当接面は、ユニット11の抜き出し方向にみて手
前側から奥側に下降する傾斜面37aと、この傾斜面3
7aに連続する垂直面37bとをもって構成し、奥側の
当接面は垂直面37dをもって構成する。このようにし
て、ユニット11の抜き出しにおいては、図14(a)
および(b)に示すように、当接部分35aの回動を規
制して、その抜き出し動作に連動してストッパ受け15
と傾斜面37aとの作用によりユニットストッパ35を
途中位置まで自動的に上昇させ、挿入においては、図1
4(c)〜(e)に示すように、その挿入動作に連動し
てストッパ受け15と垂直面37dとの作用により当接
部分35aを回動させて、ストッパ受け15を自動的に
乗り越えるようにすることもできる。
【0035】なお、この発明は、上述した実施形態にの
み限定されるものではなく、幾多の変形または変更が可
能である。例えば、ユニットストッパ35や挿入ストッ
パ43は、ユニット底面から選択的に突出させる構成に
限らず、ユニット側面やユニット上面から選択的に突出
するよう構成し、それに応じてストッパ受けをユニット
収容部13に設けるようにすることもできる。
【0036】
【発明の効果】この発明によれば、ユニットと、このユ
ニットを挿脱するユニット収容部との寸法条件を、挿脱
のクリアランスを考慮するだけの緩い寸法条件とするこ
とができるので、ストッパ構造を容易に製造できると共
に、ユニットおよびユニット収容部の小型化を図ること
ができる。また、ユニットの抜き出しにおいて、持ち上
げ用把手が下降位置にある状態で、ユニットストッパを
ユニットから突出させることによりストッパ受けに当接
させて抜き出しを阻止するようにしたので、ストッパ機
能を確実に動作させることができると共に、このストッ
パ機能を持ち上げ用把手を上昇位置にスライドさせるこ
とにより解除するようにしたので、ユニットの抜き出し
操作も容易にできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1実施形態を説明するための図で
ある。
【図2】図1に示すフレームの構成を説明するための図
である。
【図3】図1に示すユニットの構成を説明するための図
である。
【図4】第1実施形態におけるユニットの抜き出し動作
を説明するための図である。
【図5】同じく、抜き出し動作を説明するための図であ
る。
【図6】同じく、抜き出し動作を説明するための図であ
る。
【図7】図1に示すユニットを平坦面上に載置した状態
を説明するための図である。
【図8】第1実施形態におけるユニットの挿入動作の一
例を説明するための図である。
【図9】同じく、他の例を説明するための図である。
【図10】この発明の変形例を説明するための図であ
る。
【図11】この発明の第2実施形態を説明するための図
である。
【図12】同じく、第3実施形態を説明するための図で
ある。
【図13】この発明に係るストッパ構造を構成するユニ
ットストッパの変形例を説明するための図である。
【図14】同じく、他の変形例を説明するための図であ
る。
【図15】従来の技術を説明するための図である。
【図16】その動作を説明するための図である。
【図17】同じく、動作を説明するための図である。
【図18】従来の問題点を説明するための図である。
【符号の説明】
11 ユニット 12 フレーム 13 ユニット収容部 14 ユニット受け板 15 ストッパ受け 21 引き出し用把手 22 凹部 23 持ち上げ用把手 24 脚部 25 スライドレール 26 スライドストッパ 31 軸 32 リンク板 35 ユニットストッパ 36 スライドレール 37a,37c 傾斜面 37b 垂直面 41 軸 42 リンク板 43 挿入ストッパ 44 スライドレール 45 スライドストッパ 51 平坦面 55 挿入用ガイド部材 56 切り欠き部 57 段差部 61 小ローラ 62 大ローラ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 重山 謙二 東京都新宿区西新宿6丁目12番1号 富士 通アイ・ネットワークシステムズ株式会社 内 (72)発明者 村田 和浩 東京都新宿区西新宿6丁目12番1号 富士 通アイ・ネットワークシステムズ株式会社 内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ユニット収容部に挿脱自在なユニット
    を、前記ユニット収容部から抜き出す途中で該ユニット
    収容部に係止させて、その脱落を防止するストッパ構造
    であって、 前記ユニットの上部に垂直方向にスライド可能に設けた
    持ち上げ用把手と、 この持ち上げ用把手よりも奥側に位置するように前記ユ
    ニットに設けられ、前記持ち上げ用把手のスライドに連
    動して、前記ユニットの抜き出し方向と直交する方向に
    ユニット本体から選択的に突出するユニットストッパ
    と、 前記ユニットを前記ユニット収容部から抜き出す途中に
    おいて、前記持ち上げ用把手が前記ユニット収容部から
    露出した状態で、前記ユニットストッパと選択的に当接
    するように前記ユニット収容部に設けたストッパ受けと
    を有し、 前記持ち上げ用把手が下降位置にある状態で、前記ユニ
    ットを前記ユニット収容部から抜き出す途中において前
    記ユニットストッパを前記ストッパ受けに当接させて抜
    き出しを阻止し、 この状態から前記持ち上げ用把手を上昇位置にスライド
    させることにより、前記ユニットストッパの前記ストッ
    パ受けに対する当接を解除して、前記ユニットを前記ユ
    ニット収容部から抜き出し得るよう構成したことを特徴
    とするユニットのストッパ構造。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のユニットのストッパ構造
    において、 前記ユニットの前記ユニットストッパよりも手前側に、
    前記持ち上げ用把手のスライドに連動して、前記ユニッ
    トストッパとは逆方向に変位して前記ユニット本体から
    選択的に突出する挿入ストッパを設け、 前記持ち上げ用把手が上昇位置にある状態で、前記挿入
    ストッパを前記ストッパ受けに当接させるようにして、
    前記ユニットの前記ユニット収容部への挿入を阻止し得
    るよう構成したことを特徴とするユニットのストッパ構
    造。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載のユニットのスト
    ッパ構造において、 前記ユニットストッパの前記ストッパ受けに対する当接
    面に、前記ユニットの前記ユニット収容部からの抜き出
    し方向に対して傾斜する傾斜面と、この傾斜面に連続し
    て前記抜き出し方向に対して直交する直交面とを、前記
    ストッパ受けに順次に当接するように設け、 前記ユニットを前記ユニット収容部から抜き出す途中に
    おいて、前記ユニットストッパの前記傾斜面を前記スト
    ッパ受けに当接させて抜き出すことにより、前記ユニッ
    トストッパを変位させて前記持ち上げ用把手を上昇さ
    せ、その後、前記ユニットストッパの前記直交面が前記
    ストッパ受けに当接することにより、抜き出しを阻止す
    るよう構成したことを特徴とするユニットのストッパ構
    造。
  4. 【請求項4】 請求項1、2または3記載のユニットの
    ストッパ構造において、 前記ユニットストッパの前記ストッパ受けに対する当接
    部を、該当接部が前記ユニットの抜き出しの際に前記ス
    トッパ受けに当接したときは回動せず、挿入の際に前記
    ストッパ受けに当接したときは、挿入に連動して該スト
    ッパ受けに当接しながら回動して該ストッパ受けを通過
    するように構成したことを特徴とするユニットのストッ
    パ構造。
JP3261698A 1998-02-16 1998-02-16 ユニットのストッパ構造 Withdrawn JPH11233953A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3261698A JPH11233953A (ja) 1998-02-16 1998-02-16 ユニットのストッパ構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3261698A JPH11233953A (ja) 1998-02-16 1998-02-16 ユニットのストッパ構造

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11233953A true JPH11233953A (ja) 1999-08-27

Family

ID=12363797

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3261698A Withdrawn JPH11233953A (ja) 1998-02-16 1998-02-16 ユニットのストッパ構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH11233953A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006084958A (ja) * 2004-09-17 2006-03-30 Ricoh Co Ltd 画像形成装置
JP6442811B1 (ja) * 2018-04-13 2018-12-26 広州騰耐計算机科技有限公司 新型の交通信号指示装置
JP6442812B1 (ja) * 2018-04-13 2018-12-26 広州騰耐計算机科技有限公司 交通信号指示装置

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006084958A (ja) * 2004-09-17 2006-03-30 Ricoh Co Ltd 画像形成装置
JP4547217B2 (ja) * 2004-09-17 2010-09-22 株式会社リコー 画像形成装置
JP6442811B1 (ja) * 2018-04-13 2018-12-26 広州騰耐計算机科技有限公司 新型の交通信号指示装置
JP6442812B1 (ja) * 2018-04-13 2018-12-26 広州騰耐計算机科技有限公司 交通信号指示装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5014628A (en) Latch mechanism
EP1166675B1 (en) Slider for slide fastener with locking device
JP4629052B2 (ja) コンテナ連結具
CN108461985B (zh) 插头连接器
DE10332131A1 (de) Verbinder
JP4098057B2 (ja) 車両用シートスライド装置
JPH11233953A (ja) ユニットのストッパ構造
CN209266668U (zh) 一种互锁连接器的锁紧机构
CN104868302B (zh) 用于电子卡连接器的推杆
JP3742407B2 (ja) 棚板等の受け具の基部構造
KR200277539Y1 (ko) 호스릴
CN2439218Y (zh) 柜体的抽屉锁固装置
CN209266712U (zh) 一种互锁连接器的插头壳体锁紧机构
JP3155932B2 (ja) キヤビネットにおける抽斗のロック装置
JP2501038Y2 (ja) Icカ―ド装着装置
TW201533986A (zh) 電子卡連接器
CN217754542U (zh) 一种印刷电路板生产用储存架
JP2606189Y2 (ja) 紙束の穿孔綴じ装置
CN219626919U (zh) 一种sim卡座及移动终端
CN2408493Y (zh) 可升降高度以导引携带式电脑的外接扩展装置
CN211919484U (zh) 带引导滑条的周转箱
CN210539965U (zh) 滑轨装置及售货机
JP2003159136A (ja) 棚の物品落下防止装置
KR20120093711A (ko) 카드 형상의 유에스비 장치
JPH0137074Y2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20050510