JPH11232119A - 文字コード変換方法 - Google Patents

文字コード変換方法

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JPH11232119A
JPH11232119A JP2808498A JP2808498A JPH11232119A JP H11232119 A JPH11232119 A JP H11232119A JP 2808498 A JP2808498 A JP 2808498A JP 2808498 A JP2808498 A JP 2808498A JP H11232119 A JPH11232119 A JP H11232119A
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JP
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character
character string
identifier
string
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JP2808498A
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English (en)
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Masaaki Hosouchi
昌明 細内
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Hitachi Ltd
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Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】実行時にコード変換することなく、見やすく作
成しやすい、自己計算機の文字コードと異なるコードの
文字列定数を扱うプログラムの記述方法を提供する。 【解決手段】翻訳時に文字コードを変換し、変換後の文
字列をオブジェクトに埋め込むとともに、文字列変数の
文字コードを指定した識別子により、文字列定数をスキ
ャンするときに文字列変数のコード変換も行い、変換後
の文字を、直接作成後の文字列を格納するバッファに代
入する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一般に計算機間の
移植性に関し、特に自計算機と異なる文字コードの文字
列を扱うプログラムの作成支援方法に関する。
【0002】
【従来の技術】まず、ある文字列Aが特定の文字列定数
Bと同じ内容であるか判別するソースコードを記述する
場合を考える。ソースコード中の文字列は、コンパイラ
によって、翻訳した計算機(クロスコンパイラの場合は
オブジェクトを実行する計算機)が通常扱う文字コード
でオブジェクトに出力される。このため、文字列A内の
各文字の文字コードが、自己計算機で通常扱う文字コー
ドと異なる場合は、文字列定数Bと一致するか判別する
ために、いずれか一方のコードを変換し、文字コードを
同一にする必要がある。変換方法として、以下の3つが
考えられている。
【0003】第1の方法は、コード変換関数を呼び出す
方法である。ソースコード中に文字コード変換関数を追
加する。実行時にコード変換を呼び内部バッファに変換
後の文字列を出力したのち、バッファ中の文字列と比較
する。
【0004】第2の方法は、8進拡張表記や16進拡張
表記により文字列内に文字を文字コードで埋め込む方法
である。例えば、C言語では、"\057"と記述すると、8
進数057の文字コード(ASCIIコードで'A')を、
計算機の文字コードに関係なく埋め込むことができるこ
とが、文献1:HITACマニュアル「最適化C」など
に記載されている。
【0005】第3の方法は、コードを指定してコンパイ
ルする方法である。例えば、文献1では、コンパイルオ
プションにてEBCDIKコードとEBCDICコード
とを選択し、ソースコード中の文字列中の文字を、すべ
て選択した文字コードとして扱うことが記載されてい
る。
【0006】次に、出力メッセージ等を作成するため、
文字列定数と文字列変数内の文字列からひとつのメッセ
ージを作成するプログラムを記述する場合を考える。こ
の場合、C言語では、オペランドに文字列変数の埋込場
所を指定した書式コードを含んだ書式付文字列と文字列
変数を指定してsprintf()関数を呼び出すか、strcat()
を呼び出して文字列を連結することで、ひとつの文字列
を作成する。
【0007】文献1では、sprintf()およびstrcat()の
仕様が記載されている。ここで、文字列変数内の文字列
の文字コードが、作成したい出力メッセージの文字列の
文字コードと異なる場合は、コード変換関数を呼び出し
て文字列変数内の文字コードを変換した文字列を生成し
てからひとつの文字列を作成する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ファイル等に格納され
ていたり、他の計算機から転送されてきた、自己計算機
で通常扱う文字コードと異なる文字列Aを、ある文字列
定数Bと比較する場合、従来技術で述べた方法のよう
に、文字コードを一致させてから比較する必要がある。
【0009】しかし、従来技術で述べた第1の方法で
は、文字コードが複数想定される不特定の文字列では有
効であるが、文字列定数の場合は、実行時に毎回コード
変換を行ってしまうため、CPUオーバヘッドが問題と
なる。
【0010】また、第2の方法では、文字コードが固定
できる場合は、その文字コードのコードを記述すればよ
いので、CPUオーバヘッドはかからない。しかし、文
字列を8進数に変換してソースコード中に埋め込む手間
がかかってしまう。また、ソースコード中に8進数で文
字列が記述されるため、ソースコードが非常に見にくく
理解しにくいものとなる。なお、Cなどの言語では、前
処理によりコードの置き換えが可能であるが、文字列は
置換対象外となっている。
【0011】第3の方法では、一部だけを別の文字コー
ドとすることができないので、出力メッセージなどその
計算機の文字コードで表現したい文字コードまで変換さ
れてしまう。
【0012】また、コードの異なる文字列定数と文字列
変数とからひとつの文字列を生成する場合、コード変換
関数を呼び出して変換してから行うのでは、変換時の文
字列ポインタの移動が、コード変換時と文字列生成時の
双方に必要となり、CPUオーバヘッドが大きい。ま
た、もとの文字列変数を保持しておく必要がある場合
は、コードを変換した後のバッファと、ひとつの文字列
にしたあとのバッファとの双方が必要になり、メモリオ
ーバヘッドも大きくなってしまう。
【0013】本発明の目的は、実行時にコード変換する
ことなく、見やすく作成しやすい、自己計算機の文字コ
ードと異なるコードの文字列定数を扱うプログラムの記
述方法を提供することと、少ないCPUやメモリオーバ
ヘッドで、コードの異なる文字列定数と文字列変数とか
ら文字列を生成する方法を提供することになる。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記目的達成のため、本
発明の文字コード変換方法では、ソースコード中に記述
された文字列定数の文字コードを識別する識別子Aを文
字列ごとにソースコード中に指定するステップと、前記
識別子Aを識別しながらソースコードを翻訳するステッ
プと、前記文字列定数を、前記識別子Aに対応した文字
コードに変換するステップと、変換後の文字コードをオ
ブジェクトに埋め込むステップと、を有する。
【0015】または、ソースコード中に記述された文字
列定数の文字コードのデフォルト値を識別する識別子B
をソースコード中に指定するステップと、前記識別子B
を識別しながらソースコードを翻訳するステップと、前
記識別子Aが付加されない前記文字列定数を、前記識別
子Bに対応した文字コードに変換するステップと、変換
後の文字コードを、オブジェクトに埋め込むステップ
と、を有する。
【0016】または、ソースコード中に記述された文字
列定数中に、文字コードの切替を識別する識別子Cを指
定するステップと、前記識別子Cを識別しながらソース
コードを翻訳するステップと、前記文字列定数中の前記
識別子C以降の文字を、前記識別子Cに対応した文字コ
ードに変換するステップと、変換後の文字コードをオブ
ジェクトに埋め込むステップと、を有する。
【0017】上記いずれかの方法により、文字列、ソー
スコードの一定範囲、文字のいずれかの単位で、コンパ
イル時にコードを変換し、指定された文字コードの文字
列をオブジェクト中に生成するので、実行時に、コード
変換のオーバヘッドなしに同一の文字コードで文字列を
比較することができる。
【0018】また、ソースコード中に記述された文字列
定数中に、前記文字列定数中に埋め込むひとつないし複
数の文字列変数の位置と前記文字列変数中の文字の文字
コードとを識別する識別子Dを指定するステップと、前
記オブジェクト実行時に、前記文字列定数をスキャンす
るステップと、前記文字列定数を、前記識別子Dに対応
した文字コードに変換するステップと、変換後の文字列
を前記文字列定数内の前記識別子Dの位置に埋め込んだ
文字列を作成するステップと、を有する。
【0019】これにより、コードの異なる文字列定数と
文字列変数とからそれぞれ一回ずつのみ文字列をスキャ
ンするだけで、バッファを別途用意することなく単一文
字コードからなる文字列を生成することができる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を説明す
る。図1は本発明の文字コード変換方法の一例を示すも
のである。図において、100は、実行したいプログラ
ムの命令を含んだソースコードである。ソースコード1
00は、例えばC言語など計算機が理解可能な言語で記
述され、翻訳する計算機が理解可能な文字コードで記述
されている。ソースコード100には、変換前の文字
列、変換を指示する命令、文字列の比較などの処理の呼
出命令が記述されている。
【0021】ソースコード100は、中央処理装置10
2にロードされた翻訳処理110、すなわちコンパイラ
により翻訳され、中央処理装置102にて実行可能な命
令コードを含んだオブジェクトコード120aに変換さ
れる。オブジェクトコード120aは、ユーザからまた
は処理装置からの命令により、オブジェクトコード12
0bとして中央処理装置102にロードされ実行され
る。ここで、オブジェクトコード120bは、リンケー
ジエディタにより複数のオブジェクトコード120aが
1つにまとめられたものでもよい。
【0022】翻訳処理110には、コード変換処理11
1が含まれ、文字コード変換テーブル101を用いてコ
ード変換を行う。変換後の文字コードはひとつとは限ら
ないので、文字コード変換テーブル101は、変換後の
文字コード別に複数存在する場合もある。
【0023】コード変換処理111によって変換された
文字列定数105aは、オブジェクトコード120aに
格納され、コード120bの一部としてロードされる。
コード120に出力された比較処理121、すなわち文
字列の比較命令により、文字列定数105aは、ファイ
ル103内に埋め込まれた文字列105bまたは他の計
算機からの転送などによりメモリ104上に存在するメ
ッセージ内の文字列105cと比較される。
【0024】また、コード120に出力された書式付文
字列変換処理またはその呼出処理により、オペランドに
指定された書式付文字列と変数の内容から、文字列を作
成し、オペランドに指定された領域やファイルなどに文
字列を出力する。
【0025】次に、ソースコード100における文字列
の文字コードの記述方法を図2から図4に示す。
【0026】図2は、ソースコードの連続した複数の行
または単一の行内のすべての文字列に対する文字コード
を指定する方法のソースコード記述例である。本方法
は、文字定数のテーブルを作成するときなど同一文字コ
ードの文字列を複数の記述する場合などに有効である。
前処理指令である識別子"#pragma code()"が記述されて
いると、それ以降の行で識別子"#pragma code()"が出現
するまでの行に記述された文字列は、code()内に指定さ
れた文字コードに変換する。
【0027】ここで、"pragma code()以外の識別子でも
よい。文字列の前に一度も"#pragmacode()"が指定され
ていない場合は、通常その計算機が使用する文字コード
例えばEBCDIKが仮定される。
【0028】ソースコード100aにおいては、"#prag
ma code(ASCII)"と"#pragma code(EBCDIK)"の間に記述
されている文字列"ASCII string"は、ASCIIコード
に変換された文字列がオブジェクトに出力される。"EBC
DIK string"は、"#pragma code(EBCDIK)"の後に記述さ
れているので、EBCDIK文字コードで出力される。
【0029】図3は、単一の文字列に対して文字コード
を指定する方法のソースコード記述例である。本方法
は、文字列比較関数のオペランドに文字列を記述する場
合などに有効である。文字列であることを示すダブルコ
ーテーションマーク(”)の前に、文字列がASCII
コードであることを示す識別子Aを付加すると、その文
字列はASCIIコードに変換し、オブジェクトに出力
する。識別子の付加されていない文字列は、通常その計
算機が使用する文字コードが仮定される。ソースコード
100Bにおいては、文字列"ASCI string"はASCI
Iコードで、文字列"EBCDIK string"はEBCDIKコ
ードで出力する。ここで、文字列を"ASCII()"で囲むな
ど他の識別子を用いてもよい。
【0030】また、図3における"ASCII string2"や"AS
CII string3"のように、文字列に特定の文字コードの文
字列であることを示す型の変数への代入や型変換(キャ
スト)が指定された場合に、その文字列をその型の文字
列に変換する方法でもよい。なお、広角文字列であるこ
とを示すL""形式とは、文字の格納サイズでなくコード
変換方法を指定する点で異なる。
【0031】図4は、文字列内の連続した複数の文字ま
たは単一の文字に対して文字コードを指定する方法のソ
ースコード記述例である。C言語などで制御コードなど
の不可視文字の記述方法として用いられている拡張表記
文字列(バックスラッシュ文字(’\’または’¥’)
ではじまる文字列)に、拡張表記文字列の次の文字、ま
たは次の拡張表記文字列までの間の文字の翻訳後の文字
の文字コードを指定させる拡張表記文字列を追加する。
【0032】例えば、ソースコード100cでは、AS
CII文字コードへの切替拡張表記文字列"\>A"と、E
BCDIK文字コードへの切替拡張表記文字列"\>E"と
の間の文字列"ASCII string"は、ASCIIコードに変
換され、オブジェクトに出力される。なお、エスケープ
シーケンスにより1バイトコードと2バイトコード(例
えばASCIIとJIS)のモード切替を行う方法とは、翻訳時
に変換してしまう点で異なる。
【0033】ソースコード100a,100b,100
cを翻訳し、複数の文字コードを含む文字列定数を生成
する処理のフローチャート図を図5に示す。まず、文字
列全体や文字列内で明示的に文字コードが指定されてい
ない場合のデフォルトの文字コードを計算機が通常使用
する文字コードに設定する(ステップ501)。このと
き、コンパイラオプションなどに指定された文字コード
を設定してもよい。次に、ソースコードを読み込み、解
析する(ステップ502)。ソースコードに"pragma co
de()"などの文字コードを指定する前処理指令が指定さ
れていれば(ステップ503)、デフォルトの文字コー
ドを前処理指令に指定された文字コードに変更する(ス
テップ504)。
【0034】ソースコードに文字列が記載されている場
合は、文字列をオブジェクトに出力する(ステップ60
0)。その他、ソースコードを最後まで解析し、ソース
コードの内容に従ってオブジェクトを作成する(ステッ
プ506)。
【0035】図6に、ソースコード内の文字列をオブジ
ェクトに出力する処理600のフローチャート図を示
す。文字列に対して文字コードを指定する識別子が指定
されているかを調べ(ステップ601)、指定されてい
れば変換後の文字コードを指定された文字コードとし
(ステップ602)、指定されてなければ、デフォルト
の文字コードとする(ステップ603)。
【0036】次に、文字列を先頭から順次読み込んで
(ステップ604)、変換後の文字コードが通常計算機
が使用する文字コードでなければ、文字コード変換テー
ブル101を用いて、通常計算機が使用する文字コード
から変換後の文字コードに変換する(ステップ60
7)。
【0037】このとき、文字コードの切替を指定する拡
張表記文字列であれば(ステップ605)、文字コード
を拡張表記文字列に指定された文字コードに変更し、拡
張表記文字はオブジェクトに出力しないので読み飛ばす
(ステップ606)。ここで、文字コード変換テーブル
101は、システムで固定のものでも、コンパイルオプ
ションで指定した変更可能なものでもよい。
【0038】ステップ604からステップ607の処理
を文字列内のすべての文字に対して実行し(ステップ6
08)、変換後の文字列をオブジェクト120に出力す
る(ステップ609)。出力されたオブジェクト120
は、実行時にローダによってメモリ104や中央処理装
置102に読み込まれ、オブジェクト120内に生成さ
れた命令が解釈実行され、比較処理121などの処理が
呼び出され実行される。比較処理121では、文字コー
ドが一致しているので、同一のビット列であるか比較す
るだけでよい。
【0039】次に、生成されたオブジェクト120を実
行するときの書式付文字列変換処理における文字コード
変換方法について説明する。図7に、実行時に書式付文
字列変換処理を呼び出すためのC言語における記述例の
ソースコード100dを示す。書式付文字列変換処理の
関数名であるprintf,fprintf,sprintfの第2オペランド
に書式付文字列(図7では"str1=%>as"または"str1=%>*
s")を指定し、第2オペランド以降に、書式付文字列内
に埋め込んで出力したい変数(図7ではasciistr)を、
埋め込む順に記述する。書式付文字列内に、識別子"%>"
を記述することで、文字コードを変換して出力すること
を指示する。
【0040】また、"%>"に続く文字'a'によって、ASCII
コードへの変換であることを指示し、それに続く文字'
s'によって、変数(図7ではasciistr)を文字列とみな
すことを指示する。"str1=%>*s"では識別子"%>"の後に'
*'を指定することで、第2オペランドの変数の内容'a'
によって、ASCIIコードへの変換であることを指示し、
実行時に動的に文字コードを指定可能にしている。
【0041】図8に、書式付文字列変換処理のフローチ
ャート図を示す。図7のソースコード100dを翻訳し
て生成したオブジェクトコード120bを実行して書式
付文字列変換処理を呼び出すと、まず、オペランドに指
定された書式付文字列を読み込んで(ステップ80
1)、先頭の文字から順に、書式指定の文字'%'である
かどうか調べる(ステップ802)。書式指定の文字で
なければ、その文字をオペランドに指定された領域やフ
ァイルの入出力バッファに複写する(ステップ80
3)。
【0042】書式指定の文字であれば、その文字に続く
文字が文字コード変換付文字列出力指定の文字'>'であ
るかを調べ(ステップ804)、そうでなければ、その
文字の指定に従って、整数や浮動小数点数などの変数の
内容を文字列に変換し、オペランドに指定された領域や
ファイルの入出力バッファに出力する(ステップ80
5)。
【0043】文字コード変換付文字列出力指定の文字で
あれば、次の文字を読み込んで変換後の文字コードを決
定し、通常計算機が使用する文字コードから変換後の文
字コードへの文字コード変換テーブル101を用いて文
字コードを変換し(ステップ806)、変換後の文字を
オペランドに指定された領域やファイルの入出力バッフ
ァに出力する(ステップ807)。以上ステップ801
からステップ807の処理を書式付文字列を全部読むま
で繰り返す(ステップ808)。
【0044】
【発明の効果】本発明の文字コード変換方法によれば、
文字列、ソースコードの一定範囲、文字のいずれかの単
位で、コンパイル時にコードを変換し、指定された文字
コードの文字列をオブジェクト中に生成するので、実行
時に、コード変換するオーバヘッドなしに、同一の文字
コードで文字列を比較することができる。また、通常計
算機が使用する文字で文字列をそのまま記述できるの
で、8進拡張表記のようにソースコードがわかりにくく
なることもない。
【0045】また、文字コード変換関数を呼ばずに、書
式付文字列をスキャンするときに文字コードを変換して
しまうので、コードの異なる文字列定数と文字列変数を
それぞれ一回ずつのみ文字列をスキャンするだけで、バ
ッファを別途用意することなく単一文字コードからなる
文字列を生成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の文字コード変換方法の一例を示した
図。
【図2】複数行内の文字列に対する文字コードの指定例
を示した図。
【図3】ひとつの文字列に対する文字コードの指定例を
示した図。
【図4】文字列内の複数の文字に対する文字コードの指
定例を示した図。
【図5】ソースコード翻訳処理のフローチャート図。
【図6】文字列のオブジェクトへの出力処理のフローチ
ャート図。
【図7】書式付文字列変換処理を呼び出すための記述例
を示した図。
【図8】書式付文字列変換処理ののフローチャート図。
【符号の説明】
100…ソースコード、 101…文字コード変換テーブル、 102…中央処理装置、 103…ファイル、 104…メモリ、 105…文字列定数、 110…翻訳処理、 111…コード変換処理、 120…オブジェクトコード、 121…比較処理、 122…書式付文字列変換処理。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】計算機システムにおいて文字列を含むソー
    スコードを翻訳し、オブジェクトを生成し、実行する際
    の文字コード変換方法において、ソースコード中に記述
    された文字列定数の文字コードを識別する識別子Aを文
    字列ごとにソースコード中に指定するステップと、前記
    識別子Aを識別しながらソースコードを翻訳するステッ
    プと、前記文字列定数の文字を前記識別子Aに対応した
    文字コードに変換するステップと、変換後の文字列をオ
    ブジェクトに埋め込むステップとを含むことを特徴とす
    る文字コード変換方法。
  2. 【請求項2】計算機システムにおいて文字列を含むソー
    スコードを翻訳し、オブジェクトを生成し、実行する際
    の文字コード変換方法において、ソースコード中に記述
    された文字列定数の文字コードのデフォルト値を識別す
    る識別子Bをソースコード中に指定するステップと、前
    記識別子Bを識別しながらソースコードを翻訳するステ
    ップと、前記識別子Aが付加されない前記文字列定数
    を、前記識別子Bに対応した文字コードに変換するステ
    ップと、変換後の文字列をオブジェクトに埋め込むステ
    ップとを含むことを特徴とする文字コード変換方法。
  3. 【請求項3】計算機システムにおいて文字列を含むソー
    スコードを翻訳し、オブジェクトを生成し、実行する際
    の文字コード変換方法において、ソースコード中に記述
    された文字列定数中に文字コードの切替を識別する識別
    子Cを指定するステップと、前記識別子Cを識別しなが
    らソースコードを翻訳するステップと、前記文字列定数
    中の前記識別子C以降の文字を前記識別子Cに対応した
    文字コードに変換するステップと、変換後の文字コード
    をオブジェクトに埋め込むステップとを含むことを特徴
    とする文字コード変換方法。
  4. 【請求項4】計算機システムにおいて文字列を含むソー
    スコードを翻訳し、オブジェクトを生成し、実行する際
    の文字コード変換方法において、ソースコード中に記述
    された文字列定数中に、前記文字列定数中に埋め込むひ
    とつないし複数の文字列変数の位置と前記文字列変数中
    の文字の文字コードとを識別する識別子Dを指定するス
    テップと、前記オブジェクト実行時に前記文字列定数に
    前記するステップと、前記文字列定数を前記識別子Dに
    対応した文字コードに変換するステップと、変換後の文
    字列を前記文字列定数内の前記識別子Dの位置に埋め込
    んだ文字列を作成するステップとを含むことを特徴とす
    る文字コード変換方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2002083755A (ja) * 2000-06-21 2002-03-22 Canon Inc データ出力制御方法およびデータ出力制御装置
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