JPH11227573A - 蓄光材入りワイパブレード - Google Patents

蓄光材入りワイパブレード

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Publication number
JPH11227573A
JPH11227573A JP10046220A JP4622098A JPH11227573A JP H11227573 A JPH11227573 A JP H11227573A JP 10046220 A JP10046220 A JP 10046220A JP 4622098 A JP4622098 A JP 4622098A JP H11227573 A JPH11227573 A JP H11227573A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wiper blade
light
wiper
silicone rubber
vehicle
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10046220A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuhito Zukoshi
泰仁 図越
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
MITA KK
Original Assignee
MITA KK
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Filing date
Publication date
Application filed by MITA KK filed Critical MITA KK
Priority to JP10046220A priority Critical patent/JPH11227573A/ja
Publication of JPH11227573A publication Critical patent/JPH11227573A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60SSERVICING, CLEANING, REPAIRING, SUPPORTING, LIFTING, OR MANOEUVRING OF VEHICLES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60S1/00Cleaning of vehicles
    • B60S1/02Cleaning windscreens, windows or optical devices
    • B60S1/04Wipers or the like, e.g. scrapers
    • B60S1/32Wipers or the like, e.g. scrapers characterised by constructional features of wiper blade arms or blades
    • B60S1/38Wiper blades
    • B60S2001/3827Wiper blades characterised by the squeegee or blade rubber or wiping element
    • B60S2001/3829Wiper blades characterised by the squeegee or blade rubber or wiping element characterised by the material of the squeegee or coating thereof

Landscapes

  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】ファッション性に富むだけでなく、発光作用に
よって走行あるいは停車時の安全性を向上させることの
できる、ワイパブレードを提供する。 【解決手段】蓄光性夜光顔料をワイパブレードの組成物
に混入する。光照射によって暗所で一時間発光する。こ
のため、明るいところから急に暗いところに移動したと
きに、浮かび上がるように光るリアワイパによって後続
車輌に車間距離を知らせることができ、また、ライトを
消した停車車輌などフロントワイパが同様に光るので、
対向車などにその位置を知らせることができ、走行時あ
るいは停車時における車輌交通の安全性に貢献できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は主としてリアワイパ
として用いられる蓄光材入りのワイパブレードに関する
ものである。
【0002】
【従来技術】ワイパブレードは、その大半のものが天然
ゴムやスチレンブタジエンゴムなどの合成ゴムによって
成形されている。また、最近では、撥水性に富み、紫外
線による劣化が少なく、洗浄用等の各種化学薬品への耐
性を有するシリコーンゴムを利用したワイパブレードも
市販されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】天然ゴムや上記合成ゴ
ム製のワイパブレードは、製品色がゴム材特有の黒っぽ
い色に限定される。また、シリコーンゴム製ワイパブレ
ードの場合、多用な着色が可能であるが、色の選択はも
っぱら意匠性やファッション性の見地から行われる。
【0004】本発明の目的は、ファッション性に富むだ
けでなく、発光作用によって走行あるいは停車時の安全
性を向上させることのできる、ワイパブレードを提供す
ることにある。
【0005】
【課題を達成するための手段】本発明は上記した目的を
達成するために次の構成を備える。すなわち、このワイ
パブレードは、シリコーンゴムを主体とする組成物に蓄
光性夜光顔料を含有させて成る点に特徴がある。蓄光性
夜光顔料は、上記シリコーンゴム組成物に対して10〜
30重量%程度を含有させるのが望ましい。シリコーン
ゴムは、ポリオルガノシロキサンを主成分とするシリコ
ーン重合体が好ましい。また、このワイパブレードはリ
アワイパに適用すると一層効果的である。
【0006】
【実施の最良の形態】以下、本発明を図示した実施例に
基づいて詳説する。図1は本発明の一実施例に係るワイ
パブレードを備えたワイパの斜視図である。図中符号1
はワイパフレーム、2はワイパブレードで、押出し成形
等により所定の断面形状に一体形成されている。このワ
イパブレード2は、加硫のシリコーン重合体、例えばポ
リオルガノシロキサンを主成分とするシリコーンゴムに
加硫剤を混練したものに、シリカなどの充填材と蓄光性
夜光顔料とを分散させ、練り込んで成形してある。
【0006】シリコーンゴムは、天然ゴムと比べて摩擦
係数が高いことから、無機質充填材の種類や量を調整す
ることで、天然ゴムと遜色のない摩擦係数が得られる。
充填材はシリコーン重合体100重量%に対して等量前
後が添加される。これによりびびりや鳴きといった現象
が生じにくくなる。蓄光性夜光顔料は、シリコーンゴム
組成物100重量%に対し、20重量%を混入してあ
る。蓄光性夜光顔料は、種類にもよるが、10重量%以
下であると、蓄光性が十分でなく、良好な発光度を得に
くい。また30重量%以上添加すると、練りの時間によ
っても左右されるが、一般に柔軟性が高まり、ワイパと
しての拭き取り性能などに影響を与える。
【0007】このワイパは、従来のワイパ同様、フロン
ト用あるいはリア用として取付け使用される。自然光や
人工光がワイパブレード2に当てられると、ブレード内
の蓄光性夜光顔料が光を吸収する。吸収された光は、光
量の乏しいところでワイパブレード2を浮かび上がらせ
る。このため、リア用のワイパの場合には、車輌が明る
いところから暗いところに走行移動したとき(例えばト
ンネル内に侵入したときなど)に、後続車は先行する当
該車輌のテールランプの反射板にライトが反射しなくて
も先行する当該車輌の発光するリアワイパによってその
位置を確認することができ、安全走行することができ
る。また、フロント用ワイパの場合には、このワイパブ
レード2に所要時間光を当てておけば、停車時にライト
を消していても他の車(対向車など)は当該停車車輌の
位置を確認できる。
【0008】また、シリコーンゴム製のワイパブレード
に添加される顔料の量は、一般には5%以下のものが多
いが、本発明では上記した量を添加することにより、ワ
イパブレードの柔軟性が高められている。シリコーンゴ
ム製ワイパブレードは上記したようにシリコーン重合体
の高い摩擦係数を無機質充填材の添加量調整によって低
くするが、充填材を多くするとシリコーン重合体の柔軟
性が低下する。本発明では、通常の顔料とは異なる蓄光
性夜光顔料を添加することで、比較的に多い量の充填材
を添加することも可能となる。この結果、摩擦係数を天
然ゴムに近いものとすることができる。シリコーンゴム
は、天然ゴムに比べて低温柔軟性に優れるが、本発明ワ
イパブレードでは更に低温柔軟性が向上する。なお、蓄
光性夜光顔料の種類は、蛍光性のものも含めて様々な種
類のものを適用することができる。
【0009】
【発明の効果】本発明によれば、蓄光性夜光顔料をワイ
パブレードの組成物に混入してあるから、所要時間の光
照射により暗所で一定時間発光する。従って、明るいと
ころから急に暗いところに移動したときに、浮かび上が
るように光るリアワイパによって後続車輌に車間距離を
知らせることができ、また、ライトを消した停車車輌な
どフロントワイパが同様に光るので、対向車などにその
位置を知らせることができ、走行時あるいは停車時にお
ける車輌交通の安全性に大きく貢献することができる。
【0010】また、蓄光性夜光顔料は、従来の色彩付着
用の顔料に比べて多い量をシリコーンゴム組成物中に混
入することになるので、ワイパブレードの低温柔軟性を
向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るワイパブレードを装着
したワイパの斜視図。
【符号の説明】
1・・・・・フレーム 2・・・・・ワイパブレード

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】シリコーンゴムを主体とする組成物に蓄光
    性夜光顔料を含有させて成る、 ことを特徴とする蓄光材入りワイパブレード
  2. 【請求項2】前記蓄光性夜光顔料を前記シリコーンゴム
    組成物に対して10〜30重量%含有させた、 請求項1記載の蓄光材入りワイパブレード。
  3. 【請求項3】前記ワイパブレードがリアワイパである、 請求項1もしくは2記載のワイパブレード。
  4. 【請求項4】前記シリコーンゴムがポリオルガノシロキ
    サンを主成分とするシリコーン重合体である、 請求項1から3のいずれかに記載の蓄光材入りワイパブ
    レード。
JP10046220A 1998-02-11 1998-02-11 蓄光材入りワイパブレード Pending JPH11227573A (ja)

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JP10046220A JPH11227573A (ja) 1998-02-11 1998-02-11 蓄光材入りワイパブレード

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JPH11227573A true JPH11227573A (ja) 1999-08-24

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ID=12741037

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004002791A1 (en) * 2002-06-24 2004-01-08 Bruno Zeni Elastomeric material profile for wiper blade
DE102007043482A1 (de) * 2007-09-12 2009-03-19 Robert Bosch Gmbh Gummimaterial
WO2013029421A1 (zh) * 2011-08-30 2013-03-07 Fu Jun 一种加强型多功能雨刮器
JP2016155479A (ja) * 2015-02-25 2016-09-01 信越ポリマー株式会社 ワイパーラバー

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WO2013029421A1 (zh) * 2011-08-30 2013-03-07 Fu Jun 一种加强型多功能雨刮器
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